JP2020110619A5 - - Google Patents

Claims (16)

1. 患者にガスを提供し、および／または患者からガスを除去するための医療用回路で使用するための複合チューブであって、
   らせん状に巻回されて、長手方向軸と、前記長手方向軸に沿って延在する内腔と、前記内腔を包囲する中空壁とを有する細長いチューブを少なくとも部分的に形成する中空体を備えた、第１細長部材と、
   らせん状に巻回されかつ前記第１細長部材の隣接する巻きの間で接合された第２細長部材であって、前記細長いチューブの前記内腔の少なくとも一部を形成する第２細長部材と、
   を具備し、
   前記第１細長部材が、前記長手方向に沿った断面において、内腔のところの平坦な面と、前記内腔から遠い側の曲率とを形成している、複合チューブ。
2. 前記第１細長部材および前記第２細長部材は、滑らかな内腔表面を有する内腔を提供する、請求項１に記載の複合チューブ。
3. 前記第２細長部材が単一の材料から形成されている、請求項１または請求項２に記載の複合チューブ。
4. 前記第２細長部材が三角形である縦断面を有する、請求項１から請求項３のうちのいずれか一項に記載の複合チューブ。
5. 前記第２細長部材は、前記第１細長部材よりも可撓性が低い、請求項１から請求項４のうちのいずれか一項に記載の複合チューブ。
6. らせん状に巻かれて互いに接合された前記第１細長部材および前記第２細長部材が、ＩＳＯ ５３６７：２０００（Ｅ）に従って、キンク、閉塞または潰れ無しに短半径曲げを可能とするに十分に可撓性でありながら、耐破砕性を提供する、請求項１に記載の複合チューブ。
7. 前記第１細長部材の一部が、前記第２細長部材の隣接する巻きとオーバーラップする、請求項１から請求項６のうちのいずれか一項に記載の複合チューブ。
8. 前記第２細長部材が中実または実質的に中実である、請求項１から請求項７のうちのいずれか一項に記載の複合チューブ。
9. 前記第１細長部材が、縦断面において、前記内腔のところに平坦な表面を有する複数の半球状体を形成する、請求項１から請求項８のうちのいずれか一項に記載の複合チューブ。
10. 隣接する半球状体が、前記第２細長部材の上方の間隙によって分離されている、請求項９に記載の複合チューブ。
11. 前記間隙は、より短い半径の曲げを可能にする、請求項１０に記載の複合チューブ。
12. 前記半球状体が穿孔を有している、請求項９から請求項１１のうちのいずれか一項に記載の複合チューブ。
13. 前記第２細長部材が、前記内腔の近くで幅が広くなり、前記内腔から半径方向に離れると幅が狭くなる縦断面を有している、請求項１から請求項１２のうちのいずれか一項に記載の複合チューブ。
14. 医療用回路構成要素、吸気チューブ、呼気チューブ、ＰＡＰ構成要素、送気構成要素、診察構成要素、および外科手術構成要素のうちの１つまたは複数である、請求項１から請求項１３のうちのいずれか一項に記載の複合チューブ。
15. 前記第１細長部材は光学的に実質的に透明である、請求項１から請求項１４のうちのいずれか一項に記載の複合チューブ。
16. 患者にガスを提供し、および/または患者からガスを除去するための医療用回路で使用するための複合チューブを製造する方法であって、
    中空体を含む第１第１細長部材と、第２細長部材とを提供することと、
    前記第２細長部材の反対側にある側縁部分が隣接する巻きで互いに離間するように、前記第２細長部材をマンドレルの周りに螺旋状に巻き付けて、これにより前記第２細長部材の螺旋を形成することと、
    第１細長部材の部分が第２細長部材の螺旋の隣接する巻きとオーバーラップし、かつ、前記第１細長部材の一部が、前記第２細長部材の螺旋の巻きの間の間隙内において前記マンドレルに隣接して配置されるように、前記第１細長部材を前記第２細長部材の螺旋の周りに螺旋状に巻き付け、これにより前記第１細長部材の螺旋を形成することと、
    を備え、
    前記第１細長部材が、縦断面において、内腔のところの平坦な面と、前記内腔から遠い側の曲率とを形成している、方法。