JP2020109906A - フィルタ回路及び増幅回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路構成を変更することなくフィルタ特性を切り替えることが可能なフィルタ回路及び増幅回路を提供する。【解決手段】フィルタ回路は、入力ノードと出力ノードとの間に接続される第1抵抗と、出力ノードと基準電位ノードとの間に接続される第2抵抗と、入力ノードと出力ノードとの間に直列接続される第1キャパシタ及び第2キャパシタと、第1キャパシタ及び第2キャパシタの接続ノードと、基準電位ノードとの間に接続される可変容量部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、フィルタ回路及び増幅回路に関する。
従前のフィルタ回路は、信号を通過させることができる周波数帯域が固定であり、周波数帯域を自由に切り替えられないという問題がある。例えば、ローパスフィルタを回路構成の変更なしにハイパスフィルタに変えることはできないし、ハイパスフィルタを回路構成の変更なしにローパスフィルタに変えることもできなかった。
また、フィルタ回路を通過する信号のゲインや位相を連続的に変化させることもできなかった。
しかしながら、種々の回路を設計する際に、その回路の中に含まれるフィルタ回路の通過周波数帯域等のフィルタ特性を切り替えることができれば、回路設計が容易になるだけでなく、フィルタ特性がそれぞれ異なる複数のフィルタ回路を設けなくて済むため、回路規模を縮小できる。
特開平7−99425号公報
本発明の一態様は、回路構成を変更することなくフィルタ特性を切り替えることが可能なフィルタ回路及び増幅回路を提供するものである。
本実施形態によれば、入力ノードと出力ノードとの間に接続される第1抵抗と、
前記出力ノードと基準電位ノードとの間に接続される第2抵抗と、
前記入力ノードと前記出力ノードとの間に直列接続される第1キャパシタ及び第2キャパシタと、
前記第1キャパシタ及び前記第2キャパシタの接続ノードと、前記基準電位ノードとの間に接続される可変容量部と、を備えるフィルタ回路が提供される。
一実施形態によるフィルタ回路の回路構成を示す回路図。 図1のフィルタ回路1の動作をシミュレーションした波形図。 (a)、(b)、(c)はバイアス回路を備えたフィルタ回路の具体例を示す図。 一変形例によるフィルタ回路の回路構成を示す回路図。 本実施形態によるフィルタ回路を有する増幅回路の概略構成を示すブロック図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の実施形態では、フィルタ回路及び増幅回路内の特徴的な構成および動作を主に説明するが、フィルタ回路及び増幅回路には以下の説明で省略した構成および動作が存在しうる。
図1は一実施形態によるフィルタ回路1の回路構成を示す回路図である。図1のフィルタ回路1は、通過周波数帯域等のフィルタ特性を連続的又は断続的に切り替えることができることを特徴としている。図1のフィルタ回路1の用途は特に問わない。フィルタ回路1を必要とする種々の回路に汎用的に用いることができる。
図1のフィルタ回路1は、入力ノード2に入力された信号をフィルタリングして出力ノード3から出力する。フィルタリングとは、所定の通過周波数帯域内の信号を主に通過させることを意味する。図1のフィルタ回路1は、第1抵抗4と、第2抵抗5と、第1キャパシタ6と、第2キャパシタ7と、可変容量部8とを備えている。
第1抵抗4は、入力ノード2と出力ノード3との間に接続されている。第2抵抗5は、出力ノード3と基準電位ノード9との間に接続されている。基準電位ノード9は例えば接地ノードである。このように、入力ノード2に直流の入力信号が入力された場合には、出力ノード3から出力される出力信号は、入力信号を第1抵抗4と第2抵抗5で抵抗分圧した信号になる。例えば、第1抵抗4と第2抵抗5が同じ抵抗値の場合、直流の入力信号の1/2の信号レベルの出力信号が出力ノード3から出力される。これは、出力信号は入力信号に対して信号レベルが6dB下がることを意味する。
第1キャパシタ6及び第2キャパシタ7は、入力ノード2と出力ノード3との間に直列接続されている。すなわち、第1キャパシタ6及び第2キャパシタ7からなる直列回路は、第1抵抗4に並列接続されている。
可変容量部8は、第1キャパシタ6及び第2キャパシタ7の接続ノードと、基準電位ノード9との間に接続されている。可変容量部8は、キャパシタンスを連続的又は断続的に切替可能である。可変容量部8は、後述するように、バリキャップ、ダイオード、MOSトランジスタ等により構成可能である。可変容量部8のキャパシタンスの制御により、入力ノード2に入力された交流の入力信号に対して出力ノード3から出力される出力信号の周波数帯域が切り替えられる。図1では、第1キャパシタ6のキャパシタンスをC1、第2キャパシタ7のキャパシタンスをC2、可変容量部8のキャパシタンスをCvとしている。
次に、図1のフィルタ回路1の動作を説明する。入力ノード2に直流の入力信号が入力されると、この入力信号は第1キャパシタ6と第2キャパシタ7には流れないため、入力信号を第1抵抗4と第2抵抗5で抵抗分圧した出力信号が出力ノード3から出力される。第1抵抗4の抵抗値をR1、第2抵抗5の抵抗値をR2とすると、出力信号は、入力信号を減衰比R1/(R1+R2)で減衰させた信号レベルになる。
このように、入力ノード2に直流の入力信号を入力する場合には、可変容量部8のキャパシタには無関係で、第1抵抗4と第2抵抗5の抵抗値に応じた減衰比で入力信号を減衰した出力信号が出力ノード3から出力される。
次に、入力ノード2に交流の入力信号を入力する場合を考える。可変容量部8のキャパシタンスCvが所定値未満のとき、可変容量部8のキャパシタンスCvが小さいほど、かつ入力ノード2に入力される交流の入力信号の周波数が高いほど、入力信号は第1抵抗4よりも第1キャパシタ6及び第2キャパシタ7をより流れやすくなってハイパスフィルタとして動作する。ここで、所定値とは、例えば第2キャパシタ7のキャパシタンスC2である。
入力信号の周波数が高くなるに従って、入力信号は第1抵抗4よりも第1キャパシタ6に流れやすくなる。可変容量部8のキャパシタンスCvが第2キャパシタ7のキャパシタンスC2よりも小さい場合、第1キャパシタ6を流れる入力信号は、可変容量部8に流れずに、第2キャパシタ7に流れて出力ノード3に到達する。可変容量部8のキャパシタンスCvがより小さいほど、第1キャパシタ6を通過した入力信号はより第2キャパシタ7に流れやすくなる。
このように、可変容量部8のキャパシタンスCvが所定値未満の場合は、可変容量部8のキャパシタンスCvが小さいほど、かつ入力信号の周波数が高いほど、第1キャパシタ6及び第2キャパシタ7を通過しやすくなるため、ハイパスフィルタとして動作する。
一方、可変容量部8のキャパシタンスCvが所定値以上のとき、入力ノード2から入力されて第1キャパシタ6に流れる入力信号は、第2キャパシタ7よりも可変容量部8に流れやすくなる。可変容量部8のキャパシタンスCvが第2キャパシタ7のキャパシタンスC2よりも大きいほど、第1キャパシタ6を通過した入力信号はより可変容量部8に流れやすくなる。
可変容量部8に流れた信号は基準電位ノード9に流れるため、入力信号が遮断されたことになる。可変容量部8のキャパシタンスCvが大きいほど、かつ入力信号の周波数が高いほど、入力信号は第1キャパシタ6から可変容量部8に流れやすくなるため、ローパスフィルタとして動作する。
図2は図1のフィルタ回路1の動作をシミュレーションした波形図であり、出力信号の波形を示している。図2のフィルタ回路1の動作をシミュレーションするにあたって、第1抵抗4と第2抵抗5の抵抗値を同一とし、第1キャパシタ6と第2キャパシタ7のキャパシタンスC1,C2も同一とした。また、可変容量部8のキャパシタンスCvを所定の範囲(例えば10pF〜10nF)まで断続的に変化させた。図2の横軸は周波数、左端の縦軸は信号レベル、右端の縦軸は位相である。
−6dBの直線波形w1は、直流の入力信号に対応する出力信号の波形である。この場合の出力信号は、入力信号の信号レベルを1/2にした信号レベルになる。
この直線波形w1よりも上側の各波形w2〜w4はハイパスフィルタの特性を示し、下側の各波形w5,w6はローパスフィルタの特性を示している。より具体的には、可変容量部8のキャパシタンスCvが所定値未満の場合は、可変容量部8のキャパシタンスCvがより小さく、かつ入力信号の周波数が高いほど、第1キャパシタ6と第2キャパシタ7は入力信号をより通しやすくなり、出力信号の信号レベルはより高くなる。よって、−6dBの直線波形w1よりも上側の各波形w2〜w4のうち、より上側の波形ほど、可変容量部8のキャパシタンスCvがより小さいことを示している。
また、可変容量部8のキャパシタンスCvが所定値以上の場合は、可変容量部8のキャパシタンスCvがより大きく、かつ入力信号の周波数が高いほど、第1キャパシタ6と可変容量部8は入力信号をより通しやすくなり、入力信号が遮断される。よって、−6dBの直線波形w1よりも下側の各波形w5,w6のうち、より下側の波形ほど、可変容量部8のキャパシタンスCvがより大きいことを示している。
図2の破線波形w7〜w12は出力信号の位相を示している。直流の入力信号が入力ノード2に入力された場合の位相は、直線波形w7になる。この直線波形w7よりも上側の各波形w8〜w10は、可変容量部8のキャパシタンスCvが所定値未満の場合の出力信号の位相を示している。可変容量部8のキャパシタンスCvがより小さく、かつ入力信号の周波数が高いほど、位相がより大きく進む。
直線波形w7よりも下側の各波形w11,w12は、可変容量部8のキャパシタンスCvが所定値以上の場合の出力信号の位相を示している。可変容量部8のキャパシタンスCvがより大きく、かつ入力信号の周波数が高いほど、位相がより大きく遅れる。
可変容量部8のキャパシタンスCvの制御は、例えばバイアス回路にて行われる。図3(a)、図3(b)及び図3(c)はそれぞれ、バイアス回路10を備えたフィルタ回路1の具体例を示す図である。
図3(a)のフィルタ回路1は、可変容量部8としてダイオード8aを有する。ダイオード8aのアノードは基準電位ノード9に接続され、カソードは、バイアス回路10の出力ノードと、第1キャパシタ6及び第2キャパシタ7の接続ノードとに接続されている。
バイアス回路10は、基準電位ノード9と、第1キャパシタ6及び第2キャパシタ7の接続ノードとの間に直列接続された、直流可変電圧源11と、第3抵抗12と、インダクタ13とを有する。インダクタ13を通過した直流バイアス電圧が可変容量部8に印加される。
インダクタ13を設けている理由は、第1キャパシタ6を通過して可変容量部8に向かう交流の入力信号の一部がバイアス回路10側に流れ込まないようにするためである。インダクタ13は、直流信号は通すが、交流信号は通さないため、インダクタ13を設けることで、第1キャパシタ6を通過して可変容量部8に向かう交流の入力信号がバイアス回路10に流れ込まなくなる。
図3(b)は、図3(a)のダイオード8aをバリキャップ8bに変えたものである。ダイオード8aとバリキャップ8bはいずれも、カソードにアノードよりも高い電圧(直流バイアス電圧)を印加することにより、直流バイアス電圧の電圧レベルに応じたキャパシタンスになる。
図3(c)は、図3(a)のダイオード8aをMOSトランジスタ8cに変えたものである。このMOSトランジスタ8cのドレインに直流バイアス電圧が印加されている。また、MOSトランジスタ8cのソースとゲートは短絡されており、等価的にはダイオード8aとして動作する。
図3(a)〜図3(c)に図示した可変容量素子は一例であり、MEMS(Micro Electronic Mechanical System)可変容量素子や、スイッチを利用した多段容量可変回路を用いてもよい。
図4は一変形例によるフィルタ回路1の回路構成を示す回路図である。図4のフィルタ回路1は、可変容量部8としてMOSトランジスタ8cを用いるとともに、交流遮断制御部14を備えている。MOSトランジスタ8cのドレインにはバイアス回路10からの直流バイアス電圧が印加され、ソースは基準電位ノード9に接続されている。
交流遮断制御部14は、MOSトランジスタ8cのオン又はオフを切り替える信号をMOSトランジスタ8cのゲートに入力する。この信号がハイレベル信号のときに、MOSトランジスタ8cはオンし、入力信号は、第2キャパシタ7側には伝達されなくなる。この場合、フィルタ回路1はローパスフィルタとして動作する。
本実施形態によるフィルタ回路1は、フィルタ回路1を内蔵する種々の回路で用いることができる。例えば、PLL(Phased Locked Loop)回路等を用いた発振回路や、信号処理回路や、増幅器の発振制御を行う位相補償回路や、位相差回路や、同調回路などに用いることができる。
図5は本実施形態によるフィルタ回路1を有する増幅回路21の概略構成を示すブロック図である。図5の増幅回路21は、本実施形態によるフィルタ回路1と、増幅器22と、発振検出部23と、制御部24とを備えている。
増幅器22は、入力信号と、フィルタ回路1の出力信号との差分信号を増幅する。増幅器22は、オペアンプなどの差動増幅器である。図5の増幅回路21は、増幅器22から出力された増幅信号を、フィルタ回路1を用いて帰還制御することにより、自動的に発振を抑制するものである。
発振検出部23は、増幅器22から出力された増幅信号が発振しているか否かを検出する。発振検出部23は、増幅信号が発振している状態と、発振していない状態の2状態を検出してもよいし、増幅信号の発振の大きさに応じた信号を例えばアナログ値として出力してもよい。
制御部24は、発振検出部23の検出結果に基づいて、可変容量部8のキャパシタンスCvを制御するための制御信号を生成する。制御部24は、増幅信号の発振の大きさと、制御信号との対応関係をテーブル化して所持していてもよい。
フィルタ回路1内の可変容量部8は、制御部24から出力された制御信号に応じて、キャパシタンスを調整する。フィルタ回路1の入力ノード2には、増幅器22で増幅された増幅信号が入力される。フィルタ回路1の出力ノード3からは、増幅信号を可変容量部8のキャパシタンスCvに応じた周波数特性でフィルタリングした出力信号が出力される。
図5の増幅回路21によれば、フィルタ回路1の通過周波数帯域を任意に切り替えることができるため、増幅器22から出力される増幅信号が発振していたとしても、フィルタ回路1の通過周波数帯域を切り替えることで、その発振を迅速に抑制できる。
このように、本実施形態によるフィルタ回路1は、第1キャパシタ6及び第2キャパシタ7の接続ノードと、基準電位ノード9との間に接続される可変容量部8を備えるため、可変容量部8のキャパシタンスCvを制御することで、フィルタ回路1の通過周波数帯域を任意に切り替えることができる。よって、本実施形態によれば、同一のフィルタ回路1でありながら、必要に応じて、ハイパスフィルタ、ローパスフィルタ又はバンドパスフィルタとして用いることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 フィルタ回路、2 入力ノード、3 出力ノード、4 第1抵抗、5 第2抵抗、6 第1キャパシタ、7 第2キャパシタ、8 可変容量部、9 基準電位ノード、10 バイアス回路、11 直流可変電圧源、12 第3抵抗、13 インダクタ、21 増幅回路、22 増幅器、23 発振検出部、24 制御部

Claims (10)

  1. 入力ノードと出力ノードとの間に接続される第1抵抗と、
    前記出力ノードと基準電位ノードとの間に接続される第2抵抗と、
    前記入力ノードと前記出力ノードとの間に直列接続される第1キャパシタ及び第2キャパシタと、
    前記第1キャパシタ及び前記第2キャパシタの接続ノードと、前記基準電位ノードとの間に接続される可変容量部と、を備えるフィルタ回路。
  2. 前記可変容量部のキャパシタンスの制御により、前記入力ノードに入力された交流の入力信号に対して前記出力ノードから出力される出力信号の周波数帯域が切り替えられる、請求項1に記載のフィルタ回路。
  3. 前記可変容量部のキャパシタンスが所定値未満のとき、前記可変容量部のキャパシタンスが小さいほど、かつ前記入力ノードに入力される交流の入力信号の周波数が高いほど、前記交流の入力信号は前記第1抵抗よりも前記第1キャパシタ及び前記第2キャパシタをより流れやすくなってハイパスフィルタとして動作する、請求項1又は2に記載のフィルタ回路。
  4. 前記可変容量部のキャパシタンスが所定値以上とき、前記可変容量部のキャパシタンスが大きいほど、かつ前記入力ノードに入力される交流の入力信号の周波数が高いほど、前記交流の入力信号は前記第1キャパシタから前記可変容量部を通って前記基準電位ノードにより流れやすくなってローパスフィルタとして動作する、請求項1又は2に記載のフィルタ回路。
  5. 前記可変容量部に直流バイアス電圧を印加するバイアス回路を備える、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のフィルタ回路。
  6. 前記バイアス回路は、前記基準電位ノードと前記接続ノードとの間に直列接続される、直流電圧レベルが可変される直流可変電圧源と、第3抵抗と、インダクタとを有し、前記インダクタを通過した前記直流バイアス電圧が前記接続ノードに印加される、請求項5に記載のフィルタ回路。
  7. 前記可変容量部は、前記直流バイアス電圧が印加されるカソードと、前記基準電位ノードに接続されるアノードとを有するダイオード又はバリキャップを有する、請求項5又は6に記載のフィルタ回路。
  8. 前記可変容量部は、前記直流バイアス電圧が印加されるドレインと、前記基準電位ノードに接続されるゲート及びソースとを有するトランジスタを有する、請求項5又は6に記載のフィルタ回路。
  9. 前記可変容量部は、前記直流バイアス電圧が印加されるドレインと、前記基準電位ノードに接続されるソースとを有するトランジスタと、
    前記トランジスタのオン又はオフを切り替える信号を前記トランジスタのゲートに入力する交流遮断制御部と、を有する、請求項5又は6に記載のフィルタ回路。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載のフィルタ回路と、
    入力信号と、前記フィルタ回路の出力信号との差分信号を増幅する増幅器と、
    前記増幅器から出力された増幅信号が発振しているか否かを検出する発振検出部と、
    前記発振検出部の検出結果に基づいて、前記可変容量部のキャパシタンスを制御するための制御信号を生成する制御部と、を備え、
    前記フィルタ回路は、前記制御信号に応じて前記可変容量部のキャパシタンスを調整した状態で、前記入力ノードに入力された前記増幅信号に対応する前記出力信号を前記出力ノードから出力して前記増幅器に入力する、増幅回路。
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