JP2020106190A - レンジフード - Google Patents

レンジフード Download PDF

Info

Publication number
JP2020106190A
JP2020106190A JP2018244478A JP2018244478A JP2020106190A JP 2020106190 A JP2020106190 A JP 2020106190A JP 2018244478 A JP2018244478 A JP 2018244478A JP 2018244478 A JP2018244478 A JP 2018244478A JP 2020106190 A JP2020106190 A JP 2020106190A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
top plate
main body
fan
body case
range hood
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018244478A
Other languages
English (en)
Inventor
伸二 山東
Shinji Santo
伸二 山東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Harman Co Ltd
Original Assignee
Harman Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Harman Co Ltd filed Critical Harman Co Ltd
Priority to JP2018244478A priority Critical patent/JP2020106190A/ja
Publication of JP2020106190A publication Critical patent/JP2020106190A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ventilation (AREA)

Abstract

【課題】排気口の位置をあわせる作業が容易となるレンジフードを提供する。【解決手段】レンジフード1は、フード10と、本体ケース20と、天板セット30とを備えている。吸込口11がフード10の下面10bに設けられている。本体ケース20は、壁部21と、開口部22とを含んでいる。壁部21は、フード10の上面10aから上方に突き出している。開口部22は、吸込口11と向かい合うように壁部21に設けられている。天板セット30は、天板31と、ファンケース32と、ファン33とを含んでいる。天板31は、排気口31aが設けられかつ本体ケース20の開口部22に重なるように壁部21に着脱可能に取り付けられる。ファンケース32およびファン33が開口部22から壁部21内に収容されるように天板31が壁部21に着脱可能に取り付けられることにより、天板セット30は本体ケース20に着脱可能に取り付けられる。【選択図】図4

Description

本発明はレンジフードに関するものである。
従来、レンジフードが設置される際、建物の壁に設けられた排気ダクト接続孔の位置にレンジフードの排気口の位置をあわせる作業が行われている。建物の壁に設けられた排気ダクト接続孔の位置に応じて排気口の位置を選択可能なレンジフードは、たとえば特開2016−205758号公報(特許文献1)に記載されている。
この公報に記載されたレンジフードでは、排気口を有する本体部がフードに着脱可能に取り付けられている。本体部にはファンなどが収容されている。本体部の壁部および天板は、一体的に構成されている。
特開2016−205758号公報
上記公報に記載されたレンジフードでは、本体部の重量が重いため、フードに本外部を着脱する作業が難しい。したがって、排気ダクト接続孔の位置に応じて本体部の排気口の位置をあわせる作業が難しい。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、排気口の位置をあわせる作業が容易となるレンジフードを提供することである。
本発明のレンジフードは、フードと、本体ケースと、天板セットとを備えている。フードは上面および下面を有している。吸込口が下面に設けられている。本体ケースは、壁部と、開口部とを含んでいる。壁部は、フードの上面から上方に突き出している。開口部は、吸込口と向かい合うように壁部に設けられている。天板セットは、天板と、ファンケースと、ファンとを含んでいる。天板は、排気口が設けられかつ本体ケースの開口部に重なるように壁部に着脱可能に取り付けられる。ファンケースは、天板に取り付けられかつ吸込口および排気口に連通する。ファンは、ファンケースに収容されている。ファンが開口部から壁部内に収容されるように天板が壁部に着脱可能に取り付けられることにより、天板セットは本体ケースに着脱可能に取り付けられる。
本発明のレンジフードによれば、天板セットは本体ケースに着脱可能に取り付けられる。このため、天板セットの重量が軽くなるため、天板セットを本体ケースに取り付ける作業が容易となる。したがって、排気口の位置をあわせる作業が容易となる。
上記レンジフードにおいて、吸込口に開口部が向かい合う方向と交差する交差方向に、排気口はファンとずれて配置されている。天板セットは、交差方向に排気口とファンとの位置を入れ替えて本体ケースに取り付け可能に構成されている。このため、天板セットを排気口とファンとの位置を入れ替えて本体ケース20に取り付けることができる。
上記レンジフードにおいて、天板セットは、取っ手を含んでいる。取っ手は、天板から上方に突き出している。このため、作業者が取っ手を掴んで天板セットを本体ケースに着脱することができる。これにより、作業性を向上させることができる。
上記レンジフードにおいて、本体ケースは、建物の壁に固定するための固定部材を含んでいる。固定部材は、建物の壁に固定されるように構成されている。このため、固定部材が建物の壁に固定されることにより、本体ケースを建物の壁に固定することができる。
上記レンジフードにおいて、壁部は角部を含んでいる。固定部材は、角部に沿って壁部から上方に突出している。固定部材は、互いに交差するように配置された第1部材および第2部材を含んでいる。天板は、互いに交差するように配置された第1辺部および第2辺部を含んでいる。第1辺部は、第1部材の内面に沿うように構成されている。第2辺部は、第2部材の内面に沿うように構成されている。このため、天板の第1辺部を固定部材の第1部材の内面に沿わせるとともに、天板の第2辺部を固定部材の第2部材の内面に沿わせることにより本体ケースに対する天板の位置を決めることができる。
上記レンジフードにおいて、天板は、天井部と、天井部から下方に突出する突出部とを含んでいる。突出部は、壁部の外面に沿うように構成されている。このため、突出部を壁部の外面に沿わせることにより、本体ケースに対する天板の位置を決めることができる。
上記レンジフードは、排気口を排気ダクトに接続するための排気ダクト接続具をさらに備えている。排気ダクト接続具は、排気口に連通する第1開口と、排気ダクトに連通する第2開口とを含んでいる。第1開口と第2開口とは互いに交差する方向に開口している。排気ダクト接続具は、天板に着脱可能に取り付けられ、かつ第1状態および第1状態から天板に沿って回転した第2状態のいずれかで天板に取り付けられる。
このため、排気ダクト接続具により排気口と排気ダクトとを互いに交差する方向に接続することができる。したがって、排気ダクト接続具により排気口の位置をあわせる作業の自由度を向上させることができる。
本発明の実施の形態1に係るレンジフードの構成を上方から示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るレンジフードの構成を下方から示す斜視図である。 図2に示されるレンジフードの整流板が取り外された状態を示す斜視図である。 図1に示されるレンジフードが建物の壁に固定された状態での図1のIV−IV線に沿う断面図である。 本発明の実施の形態1に係るレンジフードの天板セットの構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るレンジフードのフードおよび本体ケースの構成を上方から示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るレンジフードのフードおよび本体ケースの構成を下方から示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るレンジフードの天板セットのネジが外された状態を示す斜視図である。 図8に示されるレンジフードの天板セットが本体ケースから取り外された状態を示す斜視図である。 図9に示されるレンジフードの天板セットの左右が入れ替えられた状態を示す斜視図である。 図10に示されるレンジフードの天板セットが本体ケースに取り付けられた状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係るレンジフードの構成を上方から示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係るレンジフードの排気ダクト接続具を示す正面図である。 図13のXIV−XIV線に沿う断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。なお、以下の図においては、同一または相当する部分に同一の符号を伏すものとし、重複する説明は繰り返さない。
(実施の形態1)
図1〜図7を参照して、本発明の実施の形態1に係るレンジフード1の構成について説明する。本発明の実施の形態1では、レンジフード1が設置された状態に基づいて説明する。レンジフード1が設置された状態では、レンジフード1の下部にフード10が配置される。
図1に示されるように、本発明の実施の形態1に係るレンジフード1は、たとえばコンロ(図示せず)の上方に配置されるものである。本発明の実施の形態1に係るレンジフード1は、フード10と、本体ケース20と、天板セット30とを備えている。
図1および図2に示されるように、フード10は、上面10a、下面10b、前面10c、後面10d、右側面10e、左側面10fを有している。フード10の下面10bには吸込口11が設けられている。フード10の吸込口11の内側には、整流板12と、内装パネル13とが装着されている。整流板12は、吸込口11の中央を覆うように配置されており、吸込口11の外縁部には配置されていない。整流板12と、内装パネルとの間に隙間14が設けられている。整流板12と、内装パネル13との間の隙間14は、吸込口11の外縁部に配置されている。
図2および図3に示されるように、吸込口11および整流板12は、平面視において略長方形状を有している。整流板12と、内装パネル13との間の隙間14は、平面視において環状に設けられている。整流板12と、内装パネル13との間の隙間14は、本体ケース20の内部に通じている。
図4に示されるように、本体ケース20の内部空間20aには、天板セット30のファンケース32、ファン33、スピンナー34およびモータ35などが配置されている。なお、ファンケース32の下端の一部はフード10の内部に配置されている。
本体ケース20は、フード10の上面10aに接続されている。本体ケース20は、フード10の前面10cよりも後面10dの近くに配置されている。本体ケース20は、前後方向において中心よりも後側に配置されている。本体ケース20は、右側面10eと左側面10fとの間の中央に配置されている。本体ケース20は、左右方向において中央に配置されている。本体ケース20は、枠状に構成されている。本体ケース20は、平面視において矩形の形状を有している。本発明の実施の形態1では、本体ケース20は、平面視において略長方形状を有している。
本体ケース20は、壁部21と、開口部22とを含んでいる。壁部21は、フード10の上面10aから上方に突き出している。壁部21は、本体ケース20の内部空間20aを周方向に取り囲むように構成されている。壁部21は、略角筒形状を有している。壁部21の上下方向の寸法は、フード10の上下方向の寸法よりも大きい。開口部22は、吸込口11と向かい合うように壁部21に設けられている。開口部22は、壁部21の上端21aに設けられている。開口部22は、平面視において略長方形状を有している。
図4および図5に示されるように、天板セット30は、天板31、ファンケース32、ファン33、スピンナー34、モータ35、化粧板36、制御装置37および取っ手HPなどを含んでいる。
天板31は、上面および下面を含んでいる。天板31には排気口31aが設けられている。排気口31aは、天板31の上面および下面を貫通するように設けられている。排気口31aは、平面視において略砲弾形状を有している。
図4および図6に示されるように、天板31は、本体ケース20の開口部22に重なるように壁部21に着脱可能に取り付けられる。本発明の実施の形態1では、天板31は、壁部21の上端21aに載置された状態で、ビスなどにより壁部21に着脱可能に取り付けられている。
図4および図5に示されるように、ファンケース32は、天板31に取り付けられている。具体的には、ファンケース32は、天板31の下面に固定されている。ファンケース32は、吸込口11および排気口31aに連通するように構成されている。ファンケース32は、流入口32aと、流出口32bと、流入口32aから流出口32bに至る内部空間32cとを含んでいる。
図3および図4に示されるように、ファンケース32の底面に流入口32aが設けられている。ファンケース32の流入口32aは、フード10の吸込口11に連通するように構成されている。ファンケース32の内部空間32cは、流入口32aを通って、整流板12と、内装パネル13との間の隙間14に通じている。
図4および図5に示されるように、ファンケース32の天面に流出口32bが設けられている。ファンケース32の流出口32bは、天板31の排気口31aに連通するように構成されている。ファンケース32の内部空間32cは、流出口32bおよび天板31の排気口31aを通じて、排気ダクト(図示せず)に接続されている。
ファン33は、ファンケース32に収容されている。ファン33は、ファンケース32の流入口32aから内部空間32cを通って流出口32bに空気を流すように構成されている。ファン33は、ファンケース32の内部空間32cにおいて流入口32aの上方に配置されている。ファン33は、フード10の吸込口11から流入口32aを通じて内部空間32cに空気を吸込み、流出口32bを通じて天板31の排気口31aから空気を吹き出すように構成されている。
フード10の吸込口11に本体ケース20の開口部22が向かい合う方向D1と交差する交差方向D2に、天板31の排気口31aはファン33とずれて配置されている。天板31の排気口31aおよびファン33は、平面視における天板31の中心Oに対してずれるように配置されている。天板31の排気口31aおよびファン33は、平面視において天板31の中心Oに対して偏心した位置に配置されている。天板31の排気口31aおよびファン33は交差方向D2に並んで配置されている。
ファン33は、排気用ファン33aと、支持部材33bとを含んでいる。排気用ファン33aは、たとえばシロッコファンである。排気用ファン33aは、複数のブレード33a1を含んでいる。複数のブレード33a1は、排気用ファン33aの周方向に一定のピッチで配置されている。支持部材33bは、排気用ファン33aを支持している。具体的には、支持部材33bは、複数のブレード33a1の上端を支持している。支持部材33bは、円環形状を有している。
スピンナー34は、排気用ファン33aの支持部材33bの下方に配置されている。スピンナー34は、ファン33をモータ35に接続可能に構成されている。ファン33は、スピンナー34によってモータ35に着脱可能に取り付けられている。
モータ35は、たとえばAC(Alternating Current)モータである。モータ35は、ファンケース32に固定されている。モータ35の一部はファンケース32の内部空間32cに配置されている。モータ35は、モータ本体35aと、回転軸35bとを含んでいる。回転軸35bは、ファンケース32の内部空間32cにおいてモータ本体35aの下端から下方に延びている。モータ35の回転軸35bにファン33およびスピンナー34が取り付けられている。
図3および図5に示されるように、化粧板36は、内装パネル13に設けられた開口13aとファンケース32の流入口32aとの間の領域を覆うように構成されている。内装パネル13の開口13aは、平面視において前後方向の寸法よりも左右方向の寸法が大きくなるように構成されている。ファンケース32の流入口32aは、平面視において内装パネル13の開口13aの内側に配置されている。
図5および図7に示されるように、天板セット30が本体ケース20から取り外されることにより、天板セット30の化粧板36などが内装パネル13から取り外される。これにより、内装パネル13の開口13aの全体が開放される。
制御装置37は、レンジフード1を制御するように構成されている。制御装置37は、演算、指示等を行ってレンジフード1の各手段、機器等を制御するように構成されている。制御装置37は、モータ35および操作スイッチ(図示せず)などに電気的に接続されており、これらの動作を制御するように構成されている。
図1および図4に示されるように、天板セット30の天板31には取っ手HPが接続されている。取っ手HPは、天板31から上方に突き出している。取っ手HPは、天板31の上面に取り付けられている。取っ手HPは、ファン33の上方に配置されている。取っ手HPは、略U字形状を有している。
本体ケース20は、建物の壁WPに固定するための固定部材FPを含んでいる。固定部材FPは、建物の壁WPに固定されるように構成されている。本発明の実施の形態1では、固定部材FPには複数の取付孔THが設けられている。複数の取付孔THを通してネジが建物の壁WPに固定されることにより、固定部材FPは建物の壁WPに固定される。
本体ケース20の壁部21は、角部CPを含んでいる。角部CPは、平面視において本体ケース20の壁部21の角に位置している。固定部材FPは、角部CPに沿って本体ケース20の壁部21から上方に突出している。固定部材FPは、互いに交差するように配置された第1部材F1および第2部材F2を含んでいる。第1部材F1は、平面視において、壁部21の長辺に沿って配置されている。第2部材F2は、平面視において、壁部21の短辺に沿って配置されている。本実施の形態では、2つの第2部材F2が設けられている。2つの第2部材F2は、交差方向D2に互いに向かい合うように配置されている。天板セット30の天板31は、互いに交差するように配置された第1辺部E1および第2辺部E2を含んでいる。第1辺部E1は、平面視において、壁部21の長辺に沿って配置されている。第2辺部E2は、平面視において、壁部21の短辺に沿って配置されている。第1辺部E1は、第1部材F1の内面に沿うように構成されている。第2辺部E2は、第2部材F2の内面に沿うように構成されている。
天板31は、天井部31bと、突出部31cとを含んでいる。天井部31bは、本体ケース20の壁部21に載置されている。突出部31cは、天井部31bから下方に突出するように構成されている。突出部31cは、本体ケース20の壁部21の上部に配置されている。突出部31cは、本体ケース20の壁部21の外面に沿うように構成されている。本発明の実施の形態1では、天板31は、2つの突出部31cを含んでいる。2つの突出部31cは、交差方向D2に互いに向かい合うように配置されている。
図5および図6に示されるように、天板セット30は、全体として本体ケース20に着脱可能に取り付けられるように構成されている。天板セット30のファン33が本体ケース20の開口部22から壁部21内に収容されるように天板31が壁部21に着脱可能に取り付けられることにより、天板セット30は本体ケース20に着脱可能に取り付けられる。また、天板セット30が本体ケース20に取り付けられる際には、天板セット30のファンケース32、ファン33、スピンナー34、モータ35、化粧板36および制御装置37が一体として本体ケース20の開口部22から壁部21内に収容される。天板セット30は、天板セット30が本体ケース20に取り付けられる際に、天板31の排気口31aの位置を本体ケース20に対して変化可能に構成されている。
本発明の実施の形態1では、天板セット30は、フード10の吸込口11に本体ケース20の開口部22が向かい合う方向D1と交差する交差方向D2に排気口31aとファン33との位置を入れ替えて本体ケース20に取り付け可能に構成されている。天板セット30は、左右を入れ替えて本体ケース20に取り付け可能に構成されている。天板セット30は、天板31の中心Oを通りかつ天板31に対して垂直な中心軸CAを中心にして180度回転して本体ケース20に取り付け可能に構成されている。
図8〜図11を参照して、本発明の実施の形態1に係るレンジフード1において、本体ケース20に対して天板セット30が入れ替えられる手順について説明する。入れ替え作業は、レンジフード1が建物の壁WP(図4参照)に設置される前でも設置された後でも実施可能である。
図8に示されるように、本体ケース20の壁部21に天板31を固定しているネジが取り外されることにより、本体ケース20の壁部21に対する天板31の固定が解除される。これにより、天板セット30は、本体ケース20から分離可能となる。
続いて、図9に示されるように、作業者が取っ手HPを掴み、天板セット30を上方に持ち上げることで、本体ケース20の開口部22を通って壁部21内から天板セット30のファンケース32およびファン33などが抜き取られる。これにより、本体ケース20から天板セット30が取り外される。
図10に示されるように、本体ケース20から天板セット30が取り外された状態で、天板セット30が天板31の中心軸CAを中心にして180度回転される。つまり、天板セット30の左右が入れ替えられる。
図11に示されるように、天板セット30が天板31の中心軸CAを中心にして180度回転された状態で、天板セット30のファンケース32およびファン33などが本体ケース20の開口部22から壁部21内に収容される。そして、天板セット30のファンケース32およびファン33などが本体ケース20に収容された状態で、天板31が本体ケース20の壁部21にネジで固定される。これにより、天板セット30が本体ケース20に取り付けられる。このようにして、天板セット30の左右の入れ替え作業が実施される。
次に、本発明の実施の形態1に係るレンジフード1の作用効果について説明する。
本発明の実施の形態1に係るレンジフード1によれば、天板セット30は本体ケース20に着脱可能に取り付けられる。このため、天板セット30の重量が軽くなるため、天板セット30を本体ケース20に取り付ける作業が容易となる。したがって、排気口31aの位置をあわせる作業が容易となる。
また、本体ケース20の壁部21がフード10の上面10aから上方に突き出しているため、天板セット30のファン33を本体ケース20の開口部22から壁部21内に収容することが容易となる。
本発明の実施の形態1に係るレンジフード1において、天板セット30は、交差方向D2に排気口31aとファン33との位置を入れ替えて本体ケース20に取り付け可能に構成されている。このため、天板セット30を排気口31aとファン33との位置を入れ替えて本体ケース20に取り付けることができる。
これにより、施工環境およびオーダーミスなどにより左右排気方向を入れ替える必要が生じた場合に、天板セット30の左右を入れ替えて天板セット30を本体ケース20に取り付けることができる。したがって、左右排気方向のそれぞれについて在庫を持つ必要が無いため、在庫を半減させることができる。また、左右排気方向のそれぞれについて専用の部品を用いる必要が無いため、部品を共通化することができるとともに組み間違いを防止することができる。さらに、天板セット30とともに本体ケース20の左右を入れ替える場合に比べて少ない工数で左右排気方向の入れ替えが可能となる。
本発明の実施の形態1に係るレンジフード1において、取っ手HPは、天板31から上方に突き出している。このため、作業者が取っ手HPを掴んで天板セット30を本体ケース20に着脱することができる。これにより、作業性を向上させることができる。
本発明の実施の形態1に係るレンジフード1において、固定部材FPは、建物の壁WPに固定されるように構成されている。このため、固定部材FPが建物の壁WPに固定されることにより、本体ケース20を建物の壁WPに固定することができる。また、固定部材FPにより本体ケース20が建物の壁WPに固定された状態で、天板セット30を本体ケース20に着脱することができる。
本発明の実施の形態1に係るレンジフード1において、天板31の第1辺部E1は、固定部材FPの第1部材F1の内面に沿うように構成されている。天板31の第2辺部E2は、固定部材FPの第2部材F2の内面に沿うように構成されている。このため、天板31の第1辺部E1を固定部材FPの第1部材F1の内面に沿わせるとともに、天板31の第2辺部E2を固定部材FPの第2部材F2の内面に沿わせることにより本体ケース20に対する天板31の位置を決めることができる。
本発明の実施の形態1に係るレンジフード1において、天板31は天井部31bから下方に突出する突出部31cを含んでおり、突出部31cは壁部21の外面に沿うように構成されている。このため、突出部31cを壁部21の外面に沿わせることにより、本体ケース20に対する天板31の位置を決めることができる。
(実施の形態2)
図12〜図14を参照して、本発明の実施の形態2に係るレンジフード1の構成について説明する。本発明の実施の形態2に係るレンジフード1の構成は、実施の形態1に係るレンジフード1の構成と比較して、排気ダクト接続具50を備えている点で異なっている。
図12に示されるように、本発明の実施の形態2に係るレンジフード1は、排気ダクト接続具50を備えている。排気ダクト接続具50は、天板31の排気口31aを排気ダクト(図示せず)に接続するためのものである。排気ダクト接続具50は、継手部材である。排気ダクト接続具50は、天板31に着脱可能に取り付けられる。
図13および図14に示されるように、排気ダクト接続具50は、接続具本体51と、フランジ部52と、ダクト接続部53と、シャッター部材54とを含んでいる。接続具本体51は、管形状を有している。接続具本体51の一方端にフランジ部52が接続されており、接続具本体51の他方端にダクト接続部53が接続されている。
フランジ部52は、接続具本体51の外周面から外方に張り出している。フランジ部52は、天板31に着脱可能に取り付けられる。フランジ部52は、平面視において略正方形状を有している。ダクト接続部53は、排気ダクト(図示せず)に接続される。ダクト接続部53は、略円筒形状を有している。ダクト接続部53は、接続具本体51に接続された根元から先端に向けて径が小さくなるように構成されている。
シャッター部材54は、排気ダクト(図示せず)から排気ダクト接続具50を通って排気口31aへ流れる逆風を抑制するためのものである。シャッター部材54は、ダクト接続部53の流路に配置されている。シャッター部材54には、ダクト接続部53の流路に連通する貫通孔54aが設けられている。
シャッター部材54は、ダクト接続部53に設けられた軸部53aに回転可能に取り付けられている。シャッター部材54は、排気ダクト(図示せず)から排気口31aへ向けて風が流れる場合には、ダクト接続部53の流路を覆うように構成されている。また、シャッター部材54は、排気口31aから排気ダクト(図示せず)へ向けて風が流れる場合には、軸部53aを中心にして回転することでダクト接続部53の流路を開くように構成されている。ダクト接続部53には、シャッター部材54の回転角度が大きくなり過ぎることを防ぐためのストッパー部材53bが設けられている。
排気ダクト接続具50は、第1開口OP1と、第2開口OP2とを含んでいる。第1開口OP1は、天板31の排気口31aに連通するように構成されている。第1開口OP1は、接続具本体51の一方端に設けられている。第1開口OP1は、略正方形状を有している。第2開口OP2は、排気ダクト(図示せず)に連通するように構成されている。第2開口OP2は、ダクト接続部53の先端に設けられている。第2開口OP2は、略円形状を有している。
排気ダクト接続具50の第1開口OP1と第2開口OP2とは互いに交差する方向に開口している。つまり、排気ダクト接続具50の第1開口OP1と第2開口OP2とは互いに異なる方向に開口している。本発明の実施の形態2では、排気ダクト接続具50の第1開口OP1と第2開口OP2とは互いに90度異なる方向に開口している。
排気ダクト接続具50は、複数の状態で天板セット30の天板31に取り付けられるように構成されている。排気ダクト接続具50は、第1状態と、第2状態とで天板31に取り付けられる。第1状態は、たとえば図12に示される状態である。第2状態は、第1状態から天板31に沿って回転した状態である。第2状態は、たとえば第1状態から天板31に沿って第1開口OP1の中心軸DPを中心にして90度または180度回転した状態である。
次に、本発明の実施の形態2に係るレンジフード1の作用効果について説明する。
本発明の実施の形態2に係るレンジフード1によれば、排気ダクト接続具50により排気口31aと排気ダクト(図示せず)とを互いに交差する方向に接続することができる。したがって、排気ダクト接続具50により排気口31aの位置をあわせる作業の自由度を向上させることができる。
なお、上記の本発明の実施の形態1および2では、本体ケース20は平面視において長方形状を有している場合について説明したが、本体ケース20の形状はこれに限定されない。本体ケース20は、たとえば、平面視において略正方形状を有していてもよい。この場合には、天板セット30は、天板31の中心軸CAを中心にして90度回転させて、本体ケース20に着脱可能に取り付けられてもよい。これにより、天板セット30の左右を入れ替えるだけでなく、天板セット30の前後を入れ替えるなど、天板セット30の配置の自由度を向上させることができる。したがって、天板セット30の排気口31aの位置をあわせる自由度を向上させることができる。よって、天板セット30の排気口31aの位置をあわせる作業がさらに容易となる。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 レンジフード、10 フード、10a 上面、10b 下面、11 吸込口、12 整流板、13 内装パネル、13a 開口、14 隙間、20 本体ケース、21 壁部、21a 上端、22 開口部、30 天板セット、31 天板、31a 排気口、31b 天井部、31c 突出部、32 ファンケース、32a 流入口、32b 流出口、33 ファン、33a 排気用ファン、33b 支持部材、34 スピンナー、35 モータ、35a モータ本体、35b 回転軸、36 化粧板、37 制御装置、50 排気ダクト接続具、51 接続具本体、52 フランジ部、53 ダクト接続部、53a 軸部、53b ストッパー部材、54 シャッター部材、54a 貫通孔、AP 隅部、CP 角部、D1 吸込口に開口部が向かい合う方向、D2 交差方向、E1 第1辺部、E2 第2辺部、FP 固定部材、F1 第1部材、F2 第2部材、HP 取っ手、OP1 第1開口、OP2 第2開口、WP 建物の壁。

Claims (7)

  1. 上面および下面を有し、吸込口が前記下面に設けられたフードと、
    前記フードの前記上面から上方に突き出した壁部と、前記吸込口と向かい合うように前記壁部に設けられた開口部とを含む本体ケースと、
    排気口が設けられかつ前記本体ケースの前記開口部に重なるように前記壁部に着脱可能に取り付けられる天板と、前記天板に取り付けられかつ前記吸込口および前記排気口に連通するファンケースと、前記ファンケースに収容されたファンとを含む天板セットとを備え、
    前記ファンが前記開口部から前記壁部内に収容されるように前記天板が前記壁部に着脱可能に取り付けられることにより、前記天板セットは前記本体ケースに着脱可能に取り付けられる、レンジフード。
  2. 前記吸込口に前記開口部が向かい合う方向と交差する交差方向に、前記排気口は前記ファンとずれて配置されており、
    前記天板セットは、前記交差方向に前記排気口と前記ファンとの位置を入れ替えて前記本体ケースに取り付け可能に構成されている、請求項1に記載のレンジフード。
  3. 前記天板セットは、取っ手を含み、
    前記取っ手は、前記天板から上方に突き出している、請求項1または2に記載のレンジフード。
  4. 前記本体ケースは、建物の壁に固定するための固定部材を含み、
    前記固定部材は、前記建物の前記壁に固定されるように構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のレンジフード。
  5. 前記壁部は角部を含み、
    前記固定部材は、前記角部に沿って前記壁部から上方に突出しており、かつ互いに交差するように配置された第1部材および第2部材を含み、
    前記天板は、互いに交差するように配置された第1辺部および第2辺部を含み、
    前記第1辺部は、前記第1部材の内面に沿うように構成されており、
    前記第2辺部は、前記第2部材の内面に沿うように構成されている、請求項4に記載のレンジフード。
  6. 前記天板は、天井部と、前記天井部から下方に突出する突出部とを含み、
    前記突出部は、前記壁部の外面に沿うように構成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載のレンジフード。
  7. 前記排気口を排気ダクトに接続するための排気ダクト接続具をさらに備え、
    前記排気ダクト接続具は、前記排気口に連通する第1開口と、前記排気ダクトに連通する第2開口とを含み、
    前記第1開口と前記第2開口とは互いに交差する方向に開口しており、
    前記排気ダクト接続具は、前記天板に着脱可能に取り付けられ、かつ、第1状態および前記第1状態から前記天板に沿って回転した第2状態のいずれかで前記天板に取り付けられる、請求項1〜6のいずれか1項に記載のレンジフード。
JP2018244478A 2018-12-27 2018-12-27 レンジフード Pending JP2020106190A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018244478A JP2020106190A (ja) 2018-12-27 2018-12-27 レンジフード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018244478A JP2020106190A (ja) 2018-12-27 2018-12-27 レンジフード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020106190A true JP2020106190A (ja) 2020-07-09

Family

ID=71448739

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018244478A Pending JP2020106190A (ja) 2018-12-27 2018-12-27 レンジフード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020106190A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS495256U (ja) * 1972-04-11 1974-01-17
JPS5714723U (ja) * 1980-06-30 1982-01-26
JPH0684241U (ja) * 1993-04-28 1994-12-02 富士工業株式会社 レンジフードファン
JP2012207815A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Fuji Industrial Co Ltd ダクト接続継手
JP2016205758A (ja) * 2015-04-28 2016-12-08 富士工業株式会社 レンジフード
JP2017009137A (ja) * 2015-06-17 2017-01-12 株式会社ハーマン レンジフード及びその設置方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS495256U (ja) * 1972-04-11 1974-01-17
JPS5714723U (ja) * 1980-06-30 1982-01-26
JPH0684241U (ja) * 1993-04-28 1994-12-02 富士工業株式会社 レンジフードファン
JP2012207815A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Fuji Industrial Co Ltd ダクト接続継手
JP2016205758A (ja) * 2015-04-28 2016-12-08 富士工業株式会社 レンジフード
JP2017009137A (ja) * 2015-06-17 2017-01-12 株式会社ハーマン レンジフード及びその設置方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN112204315B (zh) 空调机的天花板式室内机
EP3279573A1 (en) Indoor unit of air conditioner
JP6094570B2 (ja) 空調室内機
EP2947397B1 (en) Wind direction adjusting device of air-conditioning apparatus and air-conditioning apparatus
JPH07145955A (ja) 空気調和装置の電装箱
JP2020106190A (ja) レンジフード
JP2009052767A (ja) 設備機器
JP6927302B2 (ja) 空調室内機
JP6650303B2 (ja) 天井埋込型空気調和機
JP2012112546A (ja) 空気調和機
JPS62218747A (ja) 天井内埋込形換気装置
JP4935304B2 (ja) 空気調和装置の電装品ユニット、およびこれを備えた空気調和装置の室外ユニット
JP3223371U (ja) サーキュレータ
JP6971619B2 (ja) 空気調和装置の室内機
JP2018076787A (ja) 送風装置
KR100471437B1 (ko) 덕트형 공기 조화기의 팬 하우징 착탈구조
JP3122054U (ja) 送風機
JP6785561B2 (ja) 空気調和機
KR102268850B1 (ko) 360도 회전식 공기청정기
CN217002417U (zh) 一种吸油烟机的离心风机安装结构及应用其的吸油烟机
JP7489574B2 (ja) チャンバー装置
JP4282435B2 (ja) 空気調和機
JPH0320664Y2 (ja)
JP3225182U (ja) 溶接用手持ちシールド面
JP2018105284A (ja) 送風機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220726

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230131