JP3223371U - サーキュレータ - Google Patents

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林裕隆
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合一電器(深▲せん▼)有限公司
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Abstract

【課題】風向調節が容易で、構造配置が簡単で、カバーの着脱が容易で、随時の清掃やメンテナンスに有利である新規なサーキュレータを提供する。【解決手段】駆動モータと、羽根とを備えるサーキュレータに関し、前記サーキュレータは、支持用の底部を有するベースを備え、前記底部の両側には、上方に延びる支持アーム2がそれぞれ設けられ、前記両支持アームの間にモータホルダが取り付けられ、前記モータホルダの両端それぞれが対応する前記支持アームに回転可能に取り付けられ、前記駆動モータが前記モータホルダの中部に取り付けられ、前記駆動モータの出力軸に前記羽根が取り付けられ、前記モータホルダの回転により前記羽根の上下動作が達成され、前記モータホルダには、前記駆動モータ、羽根の外周を覆うカバーが取り付けられている。【選択図】図1

Description

本考案はサーキュレータに関するものである。
サーキュレータは、強力で直進性のある風により室内の空気を撹拌し、対流を形成して新風を発生させるものであり、より遠くまで送風することで、自然風のような効果を生じさせ、室内空気の循環を促進するものである。サーキュレータは、主に室内空気の循環に用いられるものであり、風向調節が必要であるが、一般的な扇風機のようにモータ制御により頻繁に首振り運転する必要がないため、その風向調節構造を改良する必要がある。また、サーキュレータは、日常の使用に際して清掃やメンテナンスが必要となる場合が多いため、着脱が容易な構造とする必要がある。
本考案が解決しようとする技術的課題は、改良されたサーキュレータを提供することである。
本考案は、技術的課題を解決するために以下の技術的手段を採用する。
駆動モータと、羽根とを備えるサーキュレータであって、前記サーキュレータは、支持用の底部を有するベースを備え、前記底部の両側には、上方に延びる支持アームがそれぞれ設けられ、前記両支持アームの間にモータホルダが取り付けられ、前記モータホルダの両端それぞれが対応する前記支持アームに回転可能に取り付けられ、前記駆動モータが前記モータホルダの中部に取り付けられ、前記駆動モータの出力軸に前記羽根が取り付けられ、前記モータホルダの回転により前記羽根の上下動作が達成され、前記モータホルダには、前記駆動モータ、羽根の外周を覆うカバーが取り付けられている。
上述のサーキュレータにおいて、前記カバーは、係止構造により組み付けられた前カバーと後カバーとを備える。
上述のサーキュレータにおいて、前記係止構造は、前記前カバーの後端縁に設けられ、底面に係止突起が設けられた係合片と、前記係合片が係合するように前記後カバーの前端縁に設けられ、底面に前記係止突起と係合する係止溝が設けられた係合室と、を備える。
上述のサーキュレータにおいて、前記係止構造は、前カバー及び後カバーにそれぞれ設けられた係合溝及び可動係合具を備え、前記可動係合具が操作により前記係合溝と係脱可能であり、前記可動係合具がフックを有し、前記係合溝が前記フックと係合する開口部を有する。
上述のサーキュレータにおいて、前記モータホルダの両端に凹状の環状溝が設けられ、前記前カバーと後カバーとが接合により前記環状溝に対応する取付孔が形成されている。
上述のサーキュレータにおいて、前記モータホルダの中部には、前記駆動モータが内部に取り付けられた収容室が形成され、前記収容室の前壁面に貫通孔が設けられ、前記駆動モータの出力軸が前記貫通孔を貫通する。
上述のサーキュレータにおいて、前記収容室の後側の外壁面にネジ部が設けられ、前記後カバーには、前記ネジ部が貫通するための孔部が設けられ、前記ネジ部に前記後カバーをロックするためのナット部材が螺合されている。
上述のサーキュレータにおいて、前記環状溝の少なくとも1つに軸方向ストッパが設けられ、前記取付孔には、前記軸方向ストッパに係合する位置規制口が対応して設けられる。
改良されたサーキュレータは、合理的な構造により風向調節の要求が満たされ、構造全体が簡単で実現しやすい。
本考案の概略図である。 本考案の分解概略図である。 本考案の可動係合具の概略図である。 本考案の部分構造概略図である。
以下、図面を参照しながら例示的で非制限的な方式で本考案の一部の具体的な実施例を詳細に説明し、図面における同じ符号は同様または類似する部材または部分を示す。当業者は、これらの図面が必ずしも寸法通りに描かれているわけではないことを理解するであろう。
本考案の実施例の目的、技術的手段及びメリットをより明確にするために、以下本考案の実施例の図面を参照しながら、本考案の実施例の技術的手段について明確で完全な説明を行う。説明した実施例はすべての実施例ではなく、本考案の一部の実施例であることは言うまでもない。
説明される本考案の実施例に基づき、当業者が創作的な労力を伴うことなく得られるすべてのその他実施例は、いずれも本考案の保護範囲に属するものである。別の定義がない限り、本考案で用いた技術用語又は科学用語は、本考案が属する分野において通常の知識を有する者が理解し得る通常の意味である。
本考案で用いる「第1」、「第2」及び類似用語は順番、数量又は重要性を示すものではなく、異なる構成部分を区別するためのものである。同様に、「一つ」、「一」又は「該」などの類似用語は、数量の制限を示すものではなく、少なくとも一つ存在することを示すものである。「備える」又は「含む」などの類似用語は、当該用語が現れた前の要素又はモノが、当該用語が現れた後に挙げられた要素又はモノ及び同等物を包含することを指し、その他要素又はモノは排除する意味ではない。「連結」又は「接続」などの類似用語は、物理的又は機械的な連結に限定するのではなく、直接か間接かを関係なしに、電気的接続を含んでもよい。「上」、「下」、「左」、「右」などは、相対的位置関係を示すためのものであり、説明対象の絶対位置が変更されると、その相対的位置関係も対応的に変更することになる。
図1〜4に示された新規なサーキュレータは、駆動モータと、羽根7とを備えるサーキュレータであって、前記サーキュレータは、支持用の底部を有するベースを備え、前記底部の両側には、上方に延びる支持アーム2がそれぞれ設けられ、前記両支持アーム2の間にモータホルダ3が取り付けられ、前記モータホルダ3の両端のそれぞれが対応する前記支持アーム2に回転可能に取り付けられ、前記駆動モータが前記モータホルダ3の中部に取り付けられ、前記駆動モータの出力軸に前記羽根7が取り付けられ、前記モータホルダ3の回転により前記羽根7の上下動作が達成され、前記モータホルダ3には、前記駆動モータ、羽根7の外周を覆うカバーが取り付けられている。サーキュレータのコントロールユニットがベース内に取り付けられてもよく、配線がベースの内部に沿って支持アーム、モータホルダの内部を通して設けられてもよく、風向調節時に、カバーに力を加えるだけで、カバーによりモータホルダ3及び羽根7を連動させることができ、操作が容易で、構造配置が簡単である。
サーキュレータは、特に後カバーに、使用時にほこりがたまりやすく、清掃やメンテナンスが必要となるので、カバーの着脱を容易にしないと、よりよくニーズを満たすことができない。本実施例において、カバーは、係止構造6により組み付けられた前カバー1と後カバー4とを備え、係止構造は複数の配置方式を有し、単一種類の係止構造を採用してもよいし、2種類の係止構造を組み合わせて前カバー1、後カバー4を固定してもよい。
第1種類の係止構造としては、前記前カバーの後端縁に設けられ、底面に係止突起が設けられた係合片60と、前記係合片60が係合するように前記後カバーの前端縁に設けられ、底面に前記係止突起と係合する係止溝が設けられた係合室61と、を備える。
第2種類の係止構造としては、前カバー及び後カバーにそれぞれ設けられた係合溝及び可動係合具62を備え、前記可動係合具62が操作により前記係合溝と係脱可能であり、前記可動係合具62がフックを有し、前記係合溝が前記フックと係合する開口部を有する。
本考案の図面において、前カバー及び後カバーは前記2種類の係止構造を採用しており、前カバーを後カバーに向かって接合する際に、動作方向が一致するため、係合片60が勢いよく係合室61に入り込み、係止突起が係止溝に係合されてロックされ、取り外しの際に反対方向にやや力を加えるだけで係合片60を係合室61から抜脱することができる。可動係合具62が回転軸を介して後カバーに回転可能に取り付けられ、回転軸に沿って回転させるように可動係合具62に力を加えると、可動係合具62が係合溝から離れ、フックも開口部から離れ、係合具が解除され、回転させて係合溝に係合するように可動係合具62に力を加えると、フックが開口部に引っかけられて連結ロックが達成される。
前カバー及び後カバーを取り外す際には、可動係合具62を開くように力を加えて前カバー、後カバーを取り外す力付与位置を形成した後、係合片60と係合室61との係合を勢いよく解除して、カバーを分離した後に羽根7を清掃することができ、その後前カバー1及び後カバー4を再び組み付けるだけで済む。単一種類の係止構造を採用した場合に、前カバー1及び後カバー4を取り外す際に、全体として受力方向が一致しているため、容易に取り外せないことがある。2種類の係止構造を組み合わせて前カバー1及び後カバー4を取り付ける場合に、可動係合具62を開くことで前カバー1と後カバー4との接合箇所に分離するための力付与開口を生じさせるので、操作が容易になる。
カバーの位置を規制し、取り付けるに際して正確に案内して位置決めするために、モータホルダ3の両端に凹状の環状溝8が設けられ、前記前カバー1と後カバー4とが接合により前記環状溝8に対応する取付孔が形成されている。風向調節時に、カバーに力を加えると、カバーが力をモータホルダ3に伝達し、モータホルダ3が回転して羽根の向きを調節する目的が達成され、カバーの取付孔と環状溝8との嵌合は、締嵌めであってもよいが、この力をよりよく伝達するために、環状溝8の少なくとも1つに軸方向ストッパが設けられてもよく、取付孔には、該軸方向ストッパに係合する位置規制口が設けられる。従って、カバーに力を加えた後、位置規制口と軸方向ストッパとの係合により、カバーへの力がより正確にモータホルダ3に伝達することができる。
いくつかの実施例において、モータホルダ3の中部には、前記駆動モータが内部に取り付けられた収容室が形成され、前記収容室の前壁面に貫通孔が設けられ、前記駆動モータの出力軸が前記貫通孔を貫通する。収容室の後側の外壁面にネジ部9が設けられ、前記後カバーには、前記ネジ部9が貫通するための孔部が設けられ、前記ネジ部9に前記後カバーをロックするためのナット部材5が螺合されている。これにより、カバーとモータホルダ3との確実な組付を可能にするとともに、取り外しも容易に行える。
要約すると、改良されたサーキュレータは、風向調節が容易で、構造配置が簡単で、カバーの着脱が容易で、随時の清掃やメンテナンスに有利である。
以上の記載は本考案の好ましい実施形態であって、本考案を限定するためのものではない。当業者にとって、本考案には様々な変更、組み合わせ及び変形があってもよい。本考案の精神や原則内でなされたすべての修正、同等な置換、改良などは、いずれも本考案の請求の範囲に含まれるものである。
1 前カバー
2 支持アーム
3 モータホルダ
4 後カバー
5 ナット部材
6 係止構造
60 係合片
61 係合室
62 可動係合具
7 羽根
8 環状溝
9 ネジ部

Claims (8)

  1. 駆動モータと、羽根とを備えるサーキュレータであって、
    前記サーキュレータは、支持用の底部を有するベースを備え、前記底部の両側には、上方に延びる支持アームがそれぞれ設けられ、前記両支持アームの間にモータホルダが取り付けられ、前記モータホルダの両端のそれぞれが対応する前記支持アームに回転可能に取り付けられ、前記駆動モータが前記モータホルダの中部に取り付けられ、前記駆動モータの出力軸に前記羽根が取り付けられ、前記モータホルダの回転により前記羽根の上下動作が達成され、前記モータホルダには、前記駆動モータ、羽根の外周を覆うカバーが取り付けられていることを特徴とするサーキュレータ。
  2. 前記カバーは、係止構造により組み付けられた前カバーと後カバーとを備えることを特徴とする請求項1に記載のサーキュレータ。
  3. 前記係止構造は、前記前カバーの後端縁に設けられ、底面に係止突起が設けられた係合片と、前記係合片が係合するように前記後カバーの前端縁に設けられ、底面に前記係止突起と係合する係止溝が設けられた係合室と、を備えることを特徴とする請求項2に記載のサーキュレータ。
  4. 前記係止構造は、前カバー及び後カバーにそれぞれ設けられた係合溝及び可動係合具を備え、前記可動係合具が操作により前記係合溝と係脱可能であり、前記可動係合具がフックを有し、前記係合溝が前記フックと係合する開口部を有することを特徴とする請求項2に記載のサーキュレータ。
  5. 前記モータホルダの両端に環状溝が設けられ、前記前カバーと後カバーとが接合により前記環状溝に対応する取付孔が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のサーキュレータ。
  6. 前記モータホルダの中部には、前記駆動モータが内部に取り付けられた収容室が形成され、前記収容室の前壁面に貫通孔が設けられ、前記駆動モータの出力軸が前記貫通孔を貫通することを特徴とする請求項5に記載のサーキュレータ。
  7. 前記収容室の後側の外壁面にネジ部が設けられ、前記後カバーには、前記ネジ部が貫通するための孔部が設けられ、前記ネジ部に前記後カバーをロックするためのナット部材が螺合されていることを特徴とする請求項6に記載のサーキュレータ。
  8. 前記環状溝の少なくとも1つに軸方向ストッパが設けられ、前記取付孔には、前記軸方向ストッパに係合する位置規制口が対応して設けられることを特徴とする請求項5に記載のサーキュレータ。
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