JP2020101211A - 車両用駆動装置 - Google Patents

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広明 三治
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克将 日隈
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光広 市岡
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Abstract

【課題】組み立てが容易で、軸方向の寸法を小さく抑えた車両用駆動装置を提供する。【解決手段】車両用駆動装置は、ロータ軸23を有する回転電機2と、減速装置3と、差動歯車装置と、それらを収容するケース1と、を備え、減速装置3及び差動歯車装置が、回転電機2と同軸に配置され、ケース1は、回転電機2と減速装置3との間に配置される壁部11を有し、減速装置3は、リングギヤR31を有する遊星歯車機構31を含み、リングギヤR31は、ギヤ支持部材6を介して、壁部11に支持され、ロータ軸23は、ロータ軸受5を介して、壁部11に回転可能に支持され、壁部11は、軸方向Lに延在するスプライン溝11aを有し、ギヤ支持部材6は、スプライン溝11aに係合する係合溝6aを有し、スプライン溝11aは、ロータ軸受5よりも径方向外側R1であって、径方向R視でロータ軸受5と重複する位置に配置されている。【選択図】図2

Description

本発明は、複数の車輪の駆動力源となる回転電機と、回転電機の側から伝達された回転を減速して複数の車輪の側へ伝達する減速装置と、回転電機からの駆動力を複数の車輪に分配する差動歯車装置と、それらを収容するケースと、を備えた車両用駆動装置に関する。
このような車両用駆動装置の一例が、下記の特許文献1に開示されている。以下、この背景技術の説明では、特許文献1における符号を括弧内に引用する。
特許文献1の車両用駆動装置(10)では、ケース(11)が、回転電機(MG)と減速装置(20)との間に配置された壁部(12a)を有している。そして、減速装置(20)における遊星歯車機構のリングギヤ(22)が、ギヤ支持部材(25)を介して、壁部(12a)に支持されている。
ギヤ支持部材(25)は、径方向に延在する円環板状に形成され、リングギヤ(22)の径方向内側においてリングギヤ(22)と連結されている。そして、ピン(30)やアンカーボルト(31)等の回り止め部材が、壁部(12a)とギヤ支持部材(25)とに挿通されている。こうして、リングギヤ(22)が、ギヤ支持部材(25)を介して、壁部(12a)に対して周方向に回転不能に支持されている。
特開2013−64454号公報
上記のように、特許文献1の車両用駆動装置(10)では、リングギヤ(22)の周方向への回り止めとして、ピン(30)やアンカーボルト(31)等の回り止め部材が用いられている。そのため、車両用駆動装置(10)の部品点数が多くなり易い。その結果、車両用駆動装置(10)の組み立て作業が煩雑になり易いという課題があった。
また、特許文献1の車両用駆動装置(10)では、ギヤ支持部材(25)の芯出しのために、ギヤ支持部材(25)にボス部(25a)を設けている。このボス部(25a)は、ギヤ支持部材(25)の径方向内側の端部において軸方向に延在するように形成されている。そのため、ボス部(25a)によって車両用駆動装置(10)の軸方向の寸法が大きくなり易いという課題もあった。
そこで、組み立てが容易で、軸方向の寸法を小さく抑えた車両用駆動装置の実現が望まれる。
上記に鑑みた、車両用駆動装置の特徴構成は、
ロータ軸を有し、複数の車輪の駆動力源となる回転電機と、
前記回転電機の側から伝達された回転を減速して複数の前記車輪の側へ伝達する減速装置と、
前記回転電機からの駆動力を複数の前記車輪に分配する差動歯車装置と、
前記回転電機、前記減速装置、及び前記差動歯車装置を収容するケースと、を備え、
前記減速装置及び前記差動歯車装置が、前記回転電機と同軸に配置され、
前記ケースは、前記回転電機と前記減速装置との間に配置される壁部を有し、
前記減速装置は、リングギヤを有する遊星歯車機構を含み、
前記リングギヤは、ギヤ支持部材を介して、前記壁部に支持され、
前記ロータ軸は、ロータ軸受を介して、前記壁部に回転可能に支持され、
前記壁部は、軸方向に延在するスプライン溝を有し、
前記ギヤ支持部材は、前記スプライン溝に係合する係合溝を有し、
前記スプライン溝は、前記ロータ軸受よりも径方向の外側であって、前記径方向視で前記ロータ軸受と重複する位置に配置されている点にある。
この特徴構成によれば、壁部が軸方向に延在するスプライン溝を有し、ギヤ支持部材がスプライン溝に係合する係合溝を有している。つまり、壁部とギヤ支持部材とが、ピンやボルト等の連結部材を用いることなく、スプライン係合によって連結されている。そのため、車両用駆動装置の部品点数を少なく抑えることができる。
また、本構成によれば、ロータ軸受よりも径方向の外側において径方向視でロータ軸受と重複するスペースを利用して、スプライン溝が配置されている。これにより、スプライン溝の配置による車両用駆動装置の軸方向への大型化を抑制することができる。
以上のように、本構成によれば、車両用駆動装置の組み立て作業を容易することができると共に、車両用駆動装置の軸方向の寸法を小さく抑えることができる。
実施形態に係る車両用駆動装置のスケルトン図 実施形態に係る車両用駆動装置の要部を示す軸方向に沿う断面図
以下では、実施形態に係る車両用駆動装置100について図面を参照して説明する。車両用駆動装置100は、例えば、内燃機関及び回転電機を複数の車輪の駆動力源とするハイブリッド自動車、又は回転電機を複数の車輪の駆動力源とする電気自動車に搭載される。図1に示すように、車両用駆動装置100は、第1車輪W1及び第2車輪W2の駆動力源として回転電機2のみを備えている。2輪駆動の4輪車の場合には、これによって電気自動車が実現できる。また、4輪駆動の4輪車の場合には、他の2輪を内燃機関の駆動力によって駆動することでハイブリッド車両が実現できる。当然ながら、4輪駆動の4輪車の場合には、本実施形態の車両用駆動装置100を他の2輪にも適用することで、4輪駆動の電気自動車を実現することもできる。
ここで、本願において「回転電機」は、モータ(電動機)、ジェネレータ(発電機)、及び必要に応じてモータ及びジェネレータの双方の機能を果たすモータ・ジェネレータのいずれをも含む概念として用いている。
図1及び図2に示すように、車両用駆動装置100は、ケース1と、回転電機2と、減速装置3と、差動歯車装置4と、を備えている。
ケース1は、回転電機2、減速装置3、及び差動歯車装置4を収容する。ケース1の内部には、動力伝達経路の上流側から下流側に向けて、回転電機2、減速装置3、及び差動歯車装置4が記載の順で配置されている。図2に示すように、ケース1は、回転電機2と減速装置3との間に配置される壁部11を有している。壁部11は、径方向Rに沿って延在するように形成されている。
図1に示すように、車両用駆動装置100においては、減速装置3及び差動歯車装置4が、回転電機2と同軸に配置されている。そのため、回転電機2の軸方向は、車両用駆動装置100の回転軸の軸方向と等価であり、回転電機2の径方向は、車両用駆動装置100の回転軸の径方向と等価である。したがって、回転電機2の軸方向を車両用駆動装置100の「軸方向L」とし、回転電機2の径方向を車両用駆動装置100の「径方向R」とする。また、軸方向Lにおいて、減速装置3に対して回転電機2側を「軸方向第1側L1」とし、減速装置3に対して差動歯車装置4側を「軸方向第2側L2」とする。更に、径方向Rにおいて、回転電機2の軸心とは反対側を「径方向外側R1」とし、回転電機2の軸心側を「径方向内側R2」とする。
回転電機2は、第1車輪W1及び第2車輪W2の駆動力源である。回転電機2は、ステータ21と、当該ステータ21に対して回転自在に支持されたロータ22と、ロータ22に連結されたロータ軸23と、を備えている。
ステータ21は、ケース1に支持されたステータコア211と、当該ステータコア211に巻装されたコイル212と、を有している。コイル212は、ステータコア211から軸方向Lの外側(ここでは、軸方向Lにおける減速装置3側(軸方向第2側L2))に突出するコイルエンド部212a(図2参照)が形成されるように、ステータコア211に巻装されている。
ロータ22は、ステータコア211に対して回転可能なロータコア221と、当該ロータコア221内に配置された永久磁石(図示を省略)と、を有している。本実施形態では、ロータコア221は、ステータコア211に対して径方向内側R2に配置されている。そして、ロータコア221の内周面に、ロータ軸23が連結されている。
図2に示すように、ロータ軸23は、軸方向Lに沿って延在する円筒状に形成されている。ロータ軸23は、ロータ軸受5を介して、ケース1の壁部11に回転可能に支持されている。具体的には、ロータ軸23は、ロータコア221の軸方向第2側L2の端面から突出するように配置されている。そして、ロータ軸23におけるロータコア221よりも軸方向第2側L2に突出した部分の外周面と、壁部11の径方向内側R2の端部との間に、ロータ軸受5が配置されている。
図1に示すように、減速装置3は、回転電機2の側から伝達された回転を減速して第1車輪W1及び第2車輪W2の側へ伝達する。本実施形態では、減速装置3は、回転電機2の回転を減速して差動歯車装置4に伝達する。また、本実施形態では、減速装置3は、第1遊星歯車機構31と、第2遊星歯車機構32と、を含んでいる。
図1及び図2に示すように、第1遊星歯車機構31は、第1サンギヤS31と、第1リングギヤR31と、第1キャリヤC31と、を有している。
第1サンギヤS31は、第1遊星歯車機構31の入力要素であり、回転電機2のロータ軸23と一体的に回転するように連結されている。第1リングギヤR31は、ケース1に対して周方向へ回転不能に支持されている。具体的には、第1リングギヤR31は、ギヤ支持部材6を介して、ケース1の壁部11に支持されている。ギヤ支持部材6の構成については後述する。第1キャリヤC31は、第1遊星歯車機構31の出力要素であり、第1遊星歯車機構31の軸心(第1サンギヤS31)を中心として回転する。
また、図2に示すように、第1遊星歯車機構31は、第1キャリヤC31に支持されて公転するピニオンギヤP31と、ピニオンギヤP31を第1キャリヤC31に対して回転可能に支持するピニオン軸A31と、を有している。
ピニオンギヤP31は、第1サンギヤS31と第1リングギヤR31とに噛み合うように配置されている。ピニオンギヤP31は、ピニオン軸A31の軸心回りに回転(自転)すると共に、第1キャリヤC31と共に第1サンギヤS31を中心として回転(公転)する。なお、図示は省略するが、ピニオンギヤP31は、その公転軌跡に沿って、互いに間隔を空けて複数設けられている。ピニオン軸A31は、軸方向Lに延在している。ピニオン軸A31は、第1キャリヤC31に連結されている。
図1に示すように、第2遊星歯車機構32は、第1遊星歯車機構31に対して軸方向第2側L2に隣接して配置されている。第2遊星歯車機構32は、第2サンギヤS32と、第2リングギヤR32と、第2キャリヤC32と、を有している。
第2サンギヤS32は、第2遊星歯車機構32の入力要素である。本実施形態では、第2サンギヤS32は、第1遊星歯車機構31の第1キャリヤC31と一体的に連結されている。第2リングギヤR32は、ケース1に対して周方向へ回転不能に支持されている。第2キャリヤC32は、第2遊星歯車機構32の出力要素であり、差動歯車装置4に駆動連結されている。
ここで、本願において、「駆動連結」とは、2つの回転要素が駆動力を伝達可能に連結された状態を指し、当該2つの回転要素が一体的に回転するように連結された状態、或いは当該2つの回転要素が1つ又は2つ以上の伝動部材を介して駆動力を伝達可能に連結された状態を含む。このような伝動部材としては、回転を同速で又は変速して伝達する各種の部材、例えば、軸、歯車機構、ベルト、チェーン等が含まれる。なお、伝動部材として、回転及び駆動力を選択的に伝達する係合装置、例えば、摩擦係合装置、噛み合い式係合装置等が含まれていても良い。ただし、減速装置3及び差動歯車装置4において、各回転要素について「駆動連結」という場合には、当該装置が備える3つ以上の回転要素に関して互いに他の回転要素を介することなく駆動連結されている状態を指すものとする。
差動歯車装置4は、回転電機2からの駆動力を第1車輪W1及び第2車輪W2に分配する。本実施形態では、差動歯車装置4は、ロータ軸23の径方向内側R2に配置された中間軸7を介して第1車輪W1に駆動連結された第1ドライブシャフトDS1と、第2車輪W2に駆動連結された第2ドライブシャフトDS2とに、減速装置3から伝達される駆動力を分配する。
以下では、図2を参照して、第1遊星歯車機構31の第1リングギヤR31の支持構造について説明する。図2に示すように、第1リングギヤR31は、ギヤ支持部材6を介して、ケース1の壁部11に支持されている。
ギヤ支持部材6は、径方向Rに延在する円環板状に形成されている。ギヤ支持部材6は、回転電機2と同軸に配置されている。ギヤ支持部材6は、第1リングギヤR31に対して径方向内側R2に配置され、第1リングギヤR31に連結されている。また、ギヤ支持部材6は、壁部11に対してスプライン係合によって連結されている。具体的には、壁部11は、軸方向Lに延在するスプライン溝11aを有し、ギヤ支持部材6は、スプライン溝11aに係合する係合溝6aを有している。スプライン溝11aは、ロータ軸受5よりも径方向外側R1であって、径方向R視でロータ軸受5と重複する位置に配置されている。また、係合溝6aもロータ軸受5よりも径方向外側R1であって、径方向R視でロータ軸受5と重複する位置に配置されている。
ここで、2つの要素の配置に関して、「特定方向視で重複する」とは、その視線方向に平行な仮想直線を当該仮想直線と直交する各方向に移動させた場合に、当該仮想直線が2つの部材の双方に交わる領域が少なくとも一部に存在することを指す。
本実施形態では、スプライン溝11aは、第1リングギヤR31の歯面よりも径方向内側R2に配置されている。図示の例では、スプライン溝11aは、軸方向L視で第1キャリヤC31の径方向外側R1の端部と重複する位置に配置されている。また、本実施形態では、スプライン溝11aは、回転電機2のコイルエンド部212aよりも径方向内側R2であって、径方向R視でコイルエンド部212aと重複する位置に配置されている。
本実施形態では、ギヤ支持部材6は、軸方向Lにおける回転電機2の側(軸方向第1側L1)に突出する突出部61を有している。突出部61は、回転電機2と同軸の円筒状に形成されている。突出部61の外周面(径方向外側R1の表面)には、係合溝6aが形成されている。そのため、突出部61は、径方向R視でロータ軸受5と重複している。
本実施形態では、壁部11は、ギヤ支持部材6の突出部61に対して径方向外側R1に配置される筒状部12を有している。筒状部12は、回転電機2と同軸の円筒状に形成されている。筒状部12の内周面(径方向内側R2の表面)には、スプライン溝11aが形成されている。そのため、筒状部12は、径方向R視でロータ軸受5と重複している。
また、本実施形態では、壁部11は、筒状部12に加えて、外側板状部13と、内側板状部14と、径方向支持部15と、軸方向支持部16と、を有している。
外側板状部13及び内側板状部14のそれぞれは、径方向Rに沿って延在する円環板状に形成されている。外側板状部13は、筒状部12の軸方向第2側L2の端部から径方向外側R1に延出するように形成されている。本実施形態では、回転電機2のコイルエンド部212aと第1遊星歯車機構31の第1リングギヤR31とが、軸方向L視で重複するように配置されており、外側板状部13は、それらの間に配置されている。内側板状部14は、筒状部12の軸方向第1側L1の端部から径方向内側R2に延出するように形成されている。内側板状部14の径方向内側R2の端部は、径方向内側R2に向かうに従って次第に軸方向第2側L2に位置するように傾斜している。
径方向支持部15は、ロータ軸受5を径方向外側R1から支持する。具体的には、径方向支持部15は、ロータ軸受5の外周面に沿う円筒状に形成され、径方向支持部15の内周面とロータ軸23の外周面との間に、ロータ軸受5が配置されている。径方向支持部15は、内側板状部14の径方向内側R2の端部に連続して形成されている。
軸方向支持部16は、ロータ軸受5を軸方向第2側L2から支持する。具体的には、軸方向支持部16は、ロータ軸受5の軸方向第2側L2の側面に沿う円環板状に形成され、ロータ軸23の外周面に径方向外側R1に突出するように形成された段差部23aと軸方向支持部16との間に、ロータ軸受5が配置されている。軸方向支持部16は、径方向支持部15の軸方向第2側L2の端部に連続して形成されている。
本実施形態では、ギヤ支持部材6は、突出部61に加えて、外側径方向延在部62と、接続部63と、内側径方向延在部64と、を有している。なお、本実施形態では、突出部61と外側径方向延在部62と接続部63と内側径方向延在部64とは、例えばプレス成形等によって一体的に形成されている。
外側径方向延在部62は、径方向Rに沿って延在する円環板状に形成されている。具体的には、外側径方向延在部62の径方向外側R1の部分は、径方向Rに対して平行であり、外側径方向延在部62の径方向内側R2の部分は、径方向内側R2に向かうに従って次第に軸方向第1側L1に位置するように傾斜している。外側径方向延在部62は、突出部61の軸方向第2側L2の端部から径方向外側R1に突出するように形成されている。外側径方向延在部62は、ロータ軸受5よりも軸方向第2側L2に配置されている。図示の例では、外側径方向延在部62は、径方向R視で第1遊星歯車機構31のピニオン軸A31と重複する位置に配置されている。
外側径方向延在部62は、第1リングギヤR31の軸方向第1側L1の端部に設けられた連結部R31aと連結されている。図示の例では、外側径方向延在部62は、径方向外側R1に突出するように周方向に複数形成された径方向係合歯を有している。また、第1リングギヤR31の連結部R31aは、軸方向第1側L1に突出するように周方向に複数形成された軸方向係合歯を有している。そして、それらの係合歯同士が係合することで、周方向の相対回転が規制された状態となる。更に、第1リングギヤR31の連結部R31aに対して、径方向内側R2からスナップリング等の規制部材8が係合されている。これにより、外側径方向延在部62は、第1リングギヤR31の連結部R31aに対して軸方向Lに移動することを規制されている。こうして、ギヤ支持部材6と第1リングギヤR31とが連結されている。
接続部63は、突出部61の軸方向第1側L1の端部と、内側径方向延在部64の径方向外側R1の端部とを接続するように形成されている。接続部63は、突出部61の軸方向第1側L1の端部から径方向内側R2に延在するように形成されている。接続部63の径方向外側R1の部分は、径方向Rに沿って延在する円環板状に形成されている。また、接続部63の径方向内側R2の部分は、径方向内側R2に向かうに従って次第に軸方向第2側L2に位置するように傾斜している。
内側径方向延在部64は、径方向Rに沿って延在する円環板状に形成されている。内側径方向延在部64は、接続部63の径方向内側R2の端部から径方向内側R2に延出するように形成されている。内側径方向延在部64は、「ギヤ支持部材6における径方向内側R2の端部」に相当する。内側径方向延在部64は、ロータ軸受5に対して軸方向Lにおける減速装置3の側(軸方向第2側L2)に配置されている。
本実施形態では、内側径方向延在部64は、ロータ軸受5よりも軸方向第2側L2であって、軸方向L視でロータ軸受5と重複する位置に配置されている。そして、内側径方向延在部64は、ケース1における壁部11の軸方向支持部16に対して軸方向第2側L2から接触するように配置されている。また、本実施形態では、軸方向Lにおける内側径方向延在部64と第1サンギヤS31との間に、スラスト軸受9が配置されている。こうして、内側径方向延在部64は、軸方向支持部16及びスラスト軸受9によって挟持される。これにより、ギヤ支持部材6の軸方向Lの移動が規制される。つまり、ギヤ支持部材6は、第1リングギヤR31を軸方向Lにも支持している。
〔その他の実施形態〕
(1)上記の実施形態では、スプライン溝11aが第1リングギヤR31の歯面よりも径方向内側R2に配置された構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、スプライン溝11aが、軸方向L視で第1リングギヤR31の歯面と重複する位置に配置されても良いし、第1リングギヤR31の歯面よりも径方向外側R1に配置されても良い。
(2)上記の実施形態では、スプライン溝11aが、回転電機2のコイルエンド部212aよりも径方向内側R2であって、径方向R視でコイルエンド部212aと重複する位置に配置された構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されない。例えば、コイルエンド部212aが径方向R視でロータ軸受5と重複しない構成においては、スプライン溝11aが径方向R視でコイルエンド部212aと重複しない位置に配置されていても良い。
(3)上記の実施形態では、ギヤ支持部材6の突出部61の外周面に係合溝6aが形成されると共に、壁部11の筒状部12の内周面にスプライン溝11aが形成された構成、つまり、スプライン溝11aに対して係合溝6aが径方向内側R2に位置した状態で、それらが互いに係合する構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、壁部11及びギヤ支持部材6を上記とは異なる形状とし、スプライン溝11aに対して係合溝6aが径方向外側R1に位置した状態で、それらが互いに係合する構成としても良い。
(4)上記の実施形態では、減速装置3として、2つの遊星歯車機構31,32が設けられた構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、減速装置3として、1つ又は3つ以上の遊星歯車機構が設けられた構成としても良い。
(5)なお、上述した各実施形態で開示された構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示された構成と組み合わせて適用することも可能である。その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で単なる例示に過ぎない。従って、本開示の趣旨を逸脱しない範囲内で、適宜、種々の改変を行うことが可能である。
〔上記実施形態の概要〕
以下では、上記において説明した車両用駆動装置(100)の概要について説明する。
車両用駆動装置(100)は、
ロータ軸(23)を有し、複数の車輪(W1,W2)の駆動力源となる回転電機(2)と、
前記回転電機(2)の側から伝達された回転を減速して複数の前記車輪(W1,W2)の側へ伝達する減速装置(3)と、
前記回転電機(2)からの駆動力を複数の前記車輪(W1,W2)に分配する差動歯車装置(4)と、
前記回転電機(2)、前記減速装置(3)、及び前記差動歯車装置(4)を収容するケース(1)と、を備え、
前記減速装置(3)及び前記差動歯車装置(4)が、前記回転電機(2)と同軸に配置され、
前記ケース(1)は、前記回転電機(2)と前記減速装置(3)との間に配置される壁部(11)を有し、
前記減速装置(3)は、リングギヤ(R31)を有する遊星歯車機構(31)を含み、
前記リングギヤ(R31)は、ギヤ支持部材(6)を介して、前記壁部(11)に支持され、
前記ロータ軸(23)は、ロータ軸受(5)を介して、前記壁部(11)に回転可能に支持され、
前記壁部(11)は、軸方向(L)に延在するスプライン溝(11a)を有し、
前記ギヤ支持部材(6)は、前記スプライン溝(11a)に係合する係合溝(6a)を有し、
前記スプライン溝(11a)は、前記ロータ軸受(5)よりも径方向(R)の外側(R1)であって、前記径方向(R)視で前記ロータ軸受(5)と重複する位置に配置されている。
この構成によれば、壁部(11)が軸方向(L)に延在するスプライン溝(11a)を有し、ギヤ支持部材(6)がスプライン溝(11a)に係合する係合溝(6a)を有している。つまり、壁部(11)とギヤ支持部材(6)とが、ピンやボルト等の連結部材を用いることなく、スプライン係合によって連結されている。そのため、車両用駆動装置(100)の部品点数を少なく抑えることができる。
また、本構成によれば、ロータ軸受(5)よりも径方向(R)の外側(R1)において径方向(R)視でロータ軸受(5)と重複するスペースを利用して、スプライン溝(11a)が配置されている。これにより、スプライン溝(11a)の配置による車両用駆動装置(100)の軸方向(L)への大型化を抑制することができる。
以上のように、本構成によれば、車両用駆動装置(100)の組み立て作業を容易することができると共に、車両用駆動装置(100)の軸方向(L)の寸法を小さく抑えることができる。
ここで、前記スプライン溝(11a)は、前記リングギヤ(R31)の歯面よりも前記径方向(R)の内側(R2)に配置されていると好適である。
この構成によれば、スプライン溝(11a)よりも径方向(R)の外側(R1)であって、径方向(R)視でスプライン溝(11a)と重複する位置にスペースを確保し易い。これにより、ケース(1)の内部における部材の配置の自由度を高めることができる。
また、前記回転電機(2)は、ステータ(21)と、前記ステータ(21)に対して回転自在に支持されたロータ(22)と、を備え、
前記ステータ(21)は、ステータコア(211)と、前記ステータコア(211)から前記軸方向(L)における前記減速装置(3)の側に突出するコイルエンド部(212a)が形成されるように前記ステータコア(211)に巻装されたコイル(212)と、を有し、
前記スプライン溝(11a)は、前記コイルエンド部(212a)よりも前記径方向(R)の内側(R2)であって、前記径方向(R)視で前記コイルエンド部(212a)と重複する位置に配置されていると好適である。
この構成によれば、コイルエンド部(212a)よりも径方向(R)の内側(R2)において径方向(R)視でコイルエンド部(212a)と重複するスペースを利用して、スプライン溝(11a)が配置されている。これにより、スプライン溝(11a)の配置による車両用駆動装置(100)の軸方向(L)への大型化を抑制することができる。
また、前記ギヤ支持部材(6)は、前記軸方向(L)における前記回転電機(2)の側に突出する突出部(61)を有し、
前記突出部(61)の外周面に前記係合溝(6a)が形成され、
前記壁部(11)は、前記突出部(61)に対して前記径方向(R)の外側(R1)に配置される筒状部(12)を有し、
前記筒状部(12)の内周面に前記スプライン溝(11a)が形成され、
前記ギヤ支持部材(6)における前記径方向(R)の内側(R2)の端部(64)は、前記ロータ軸受(5)に対して前記軸方向(L)における前記減速装置(3)の側に配置されていると好適である。
この構成によれば、ロータ軸受(5)よりも径方向(R)の外側(R1)において径方向(R)視でロータ軸受(5)と重複するスペースを利用して、ギヤ支持部材(6)の突出部(61)を配置することができる。更に、ロータ軸受(5)よりも軸方向(L)における減速装置(3)の側において軸方向(L)視でロータ軸受(5)と重複するスペースを利用して、ギヤ支持部材(6)における径方向(R)の内側(R2)の端部(64)を配置することができる。このように、本構成によれば、ケース(1)内のスペースを効率良く利用して、ギヤ支持部材(6)を配置することができる。したがって、ギヤ支持部材(6)の配置による車両用駆動装置の大型化を抑制することができる。
本開示に係る技術は、複数の車輪の駆動力源となる回転電機と、回転電機の側から伝達された回転を減速して複数の車輪の側へ伝達する減速装置と、回転電機からの駆動力を複数の車輪に分配する差動歯車装置と、それらを収容するケースと、を備えた車両用駆動装置に利用することができる。
100 :車両用駆動装置
1 :ケース
11 :壁部
11a :スプライン溝
12 :筒状部
2 :回転電機
23 :ロータ軸
3 :減速装置
31 :第1遊星歯車機構(遊星歯車機構)
R31 :第1リングギヤ(リングギヤ)
4 :差動歯車装置
5 :ロータ軸受
6 :ギヤ支持部材
6a :係合溝
61 :突出部
W1 :第1車輪
W2 :第2車輪
L :軸方向
R :径方向
R1 :径方向外側
R2 :径方向内側

Claims (4)

  1. ロータ軸を有し、複数の車輪の駆動力源となる回転電機と、
    前記回転電機の側から伝達された回転を減速して複数の前記車輪の側へ伝達する減速装置と、
    前記回転電機からの駆動力を複数の前記車輪に分配する差動歯車装置と、
    前記回転電機、前記減速装置、及び前記差動歯車装置を収容するケースと、を備え、
    前記減速装置及び前記差動歯車装置が、前記回転電機と同軸に配置され、
    前記ケースは、前記回転電機と前記減速装置との間に配置される壁部を有し、
    前記減速装置は、リングギヤを有する遊星歯車機構を含み、
    前記リングギヤは、ギヤ支持部材を介して、前記壁部に支持され、
    前記ロータ軸は、ロータ軸受を介して、前記壁部に回転可能に支持され、
    前記壁部は、軸方向に延在するスプライン溝を有し、
    前記ギヤ支持部材は、前記スプライン溝に係合する係合溝を有し、
    前記スプライン溝は、前記ロータ軸受よりも径方向の外側であって、前記径方向視で前記ロータ軸受と重複する位置に配置されている、車両用駆動装置。
  2. 前記スプライン溝は、前記リングギヤの歯面よりも前記径方向の内側に配置されている、請求項1に記載の車両用駆動装置。
  3. 前記回転電機は、ステータと、前記ステータに対して回転自在に支持されたロータと、を備え、
    前記ステータは、ステータコアと、前記ステータコアから前記軸方向における前記減速装置の側に突出するコイルエンド部が形成されるように前記ステータコアに巻装されたコイルと、を有し、
    前記スプライン溝は、前記コイルエンド部よりも前記径方向の内側であって、前記径方向視で前記コイルエンド部と重複する位置に配置されている、請求項1又は2に記載の車両用駆動装置。
  4. 前記ギヤ支持部材は、前記軸方向における前記回転電機の側に突出する突出部を有し、
    前記突出部の外周面に前記係合溝が形成され、
    前記壁部は、前記突出部に対して前記径方向の外側に配置される筒状部を有し、
    前記筒状部の内周面に前記スプライン溝が形成され、
    前記ギヤ支持部材における前記径方向の内側の端部は、前記ロータ軸受に対して前記軸方向における前記減速装置の側に配置されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用駆動装置。
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