JP2020098502A - 情報処理方法、情報処理装置、及びプログラム - Google Patents

情報処理方法、情報処理装置、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】適切な決済上限額を設定する。【解決手段】情報処理装置に、ユーザによる決済の支払い先とする事業者を特定する処理と、前記特定された事業者の信用度に応じて、前記ユーザの決済上限額を設定する処理と、を実行させる。【選択図】図16

Description

本開示は、情報処理方法、情報処理装置、及びプログラムに関する。
近年、インターネット上で様々な電子商取引が行われている。特許文献1では、電子商取引において、購入者から購入代金を預かり、購入者に商品が配達されたことを確認し、その後購入代金を販売者に送金することで、購入者と販売者とを仲介するサービスが開示されている。また、特許文献2では、仲介業者事業体が、そのサーバを通して、支払人が選択した資金源および支払人が選択した実口座を受取人に明かすことなく、受取人に支払を行うことが開示されている。
特開2002−352170号公報 特開2018−120619号公報
しかしながら、従来技術では、商品を販売する販売者側の信用度については考慮されていない。例えば、信用度が低い販売者のウェブサイトでは、購入者への商品の配送の遅滞などが発生する可能性があり、購入者に高額の決済を行わせることは好ましくない。
本開示は、適切な決済上限額を設定することを可能とする技術を提供することを目的とする。
本開示の一実施形態に係る情報処理装置は、情報処理装置に、ユーザによる決済の支払い先とする事業者を特定する処理と、前記特定された事業者の信用度に応じて、前記ユーザの決済上限額を設定する処理と、を実行させる。
図1は、実施形態の一態様に係る通信システムの構成を示す。 図2は、本開示に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す。 図3は、第1実施形態に係る情報処理装置の機能的な構成を示すブロック図の一例を示す。 図4は、第1実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す。 図5は、第1実施形態に係る通信システムの処理のシーケンスの一例を示す。 図6は、第1実施形態に係る決済方式を選択する際の端末の、表示態様の一例を示す。 図7は、第1実施形態に係る商品情報と配送料とを表示する際の端末の、表示態様の一例を示す。 図8は、第1実施形態に係る決済要求を行う際の端末の、表示態様の一例を示す。 図9は、第1実施形態に係る、使用する決済方法を選択させる際の端末の、表示態様の一例を示す。 図10は、第1実施形態に係る、決済の承認を受ける際の端末の、表示態様の一例を示す。 図11は、第1実施形態に係る、決済完了の通知を受ける際の端末の、表示態様の一例を示す。 図12は、第2実施例のサーバおよび端末の機能構成を示す。 図13は、第2実施例に係る通信システムの処理のシーケンスの一例を示す。 図14は、第2実施形態のサーバおよび端末の機能構成を示す。 図15は、第2実施形態のサイト情報記憶部の一例を示す図である。 図16は、第2実施形態の借入限度額を設定する処理のフローチャートを示す。
<法令遵守>
本明細書に記載の開示は、実施される場合、本開示を実施する各国の法令を遵守のうえで実施される。また、本明細書に記載の開示は、各国の法令を遵守するために必要な、当業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、および修正をもって実施される。
本開示に係る決済を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
<システム構成>
図1は、本開示の一実施形態に係る通信システム1の構成を示す。図1に開示されるように、通信システム1では、ネットワーク130を介してサーバ110A、サーバ110Bと、端末120A、端末120B、端末120Cと、外部サーバ140と、が接続される。
本開示において、サーバ110Aと、サーバ110Bとをそれぞれ区別する必要がない場合は、サーバ110Aとサーバ110Bとは、それぞれサーバ110と表現されてもよい。
本開示において、端末120Aと、端末120Bと、端末120Cとをそれぞれ区別する必要がない場合は、端末120Aと端末120Bと端末120Cとは、それぞれ端末120と表現されてもよい。
本開示において、サーバ110と、端末120とをそれぞれ区別する必要がない場合は、サーバ110と端末120とは、それぞれ情報処理装置200と表現されてもよい。なお、ネットワーク130に接続される情報処理装置200の数は限定されない。
サーバ110は、ネットワーク130を介してユーザが利用する端末120に、所定のサービスを提供する。所定のサービスは、限定でなく例として、決済サービス、金融サービス、電子商取引サービス、インスタントメッセンジャーを代表とするSNS(Social Networking Service)、楽曲・動画・書籍などのコンテンツ提供サービスなどを含む。ユーザが端末120を介して所定のサービスを利用することで、サーバ110は1以上の端末120に所定のサービスを提供することができる。
本開示において、決済サービスとは1以上のユーザが金銭または金銭相当物の授受ができるサービスを意味する。限定でなく例として、一次元コード(バーコードなど)、二次元コード(QRコード(登録商標)など)(以下で、一次元コードおよび二次元コードをまとめて「二次元コードなど」と総称する。)、近距離無線通信(NFC (Near Field Communication)、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)、Wi-Fi(登録商標)、超音波通信、赤外線通信など)を利用して決済を行うサービスを含む。また、代金の支払いを行うユーザ(支払者)の端末120が二次元コードなどを読み取ることで決済を行うことを「ユーザ読取型コード決済」または「MPM(Merchant Presented Mode)」と表現し、支払いを行うユーザの端末120が二次元コードなどを表示し、表示された二次元コードなどを、代金を請求する店舗側などのユーザ(販売者、請求者)の端末120が読み取ることで決済を行うことを「店舗読取型コード決済」または「CPM(Consumer Presented Mode)」と表現する。なお、MPMおよびCPMは、動的であってもよいし、静的であってもよい。
必要に応じて、ユーザXが利用する端末を端末120Xと表現し、ユーザXまたは端末120Xに対応づけられた、所定のサービスにおけるユーザ情報をユーザ情報Xと表現する。なお、ユーザ情報とは、所定のサービスにおいてユーザが利用するアカウントに対応付けられたユーザの情報である。ユーザ情報は、限定でなく例として、ユーザにより入力される、または、所定のサービスにより付与される、ユーザの名前、ユーザのアイコン画像、ユーザの年齢、ユーザの性別、ユーザの住所、ユーザの趣味趣向、ユーザの識別子などのユーザに対応づけられた情報、ユーザに対応付けられた電子バリュー(電子マネー)の残高情報、ユーザに対応付けられたクレジットカード情報(クレジットカード番号など)を含み、これらのいずれか一つまたは、組み合わせであってもよい。
ネットワーク130は、2以上の情報処理装置200を接続する役割を担う。ネットワーク130は、端末120がサーバ110に接続した後、データを送受信することができるように接続経路を提供する通信網を意味する。
ネットワーク130のうちの1つまたは複数の部分は、有線ネットワークや無線ネットワークであってもよい。ネットワーク130は、限定でなく例として、アドホック・ネットワーク(Ad Hoc Network)、イントラネット、エクストラネット、仮想プライベート・ネットワーク(Virtual Private Network:VPN)、ローカル・エリア・ネットワーク(Local Area Network:LAN)、ワイヤレスLAN(Wireless LAN:WLAN)、広域ネットワーク(Wide Area Network:WAN)、ワイヤレスWAN(Wireless WAN:WWAN)、大都市圏ネットワーク(Metropolitan Area Network:MAN)、インターネットの一部、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)の一部、携帯電話網、ISDNs(Integrated Service Digital Networks)、無線LANs、LTE(Long Term Evolution)、CDMA(Code Division Multiple Access)、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、衛星通信など、または、これらの2つ以上の組合せを含むことができる。ネットワーク130は、1つまたは複数のネットワーク130を含むことができる。
情報処理装置200は、本開示に記載される機能および方法を実現できる情報処理装置であればどのような情報処理装置であってもよい。
情報処理装置200は、限定ではなく例として、スマートフォン、携帯電話(フィーチャーフォン)、コンピュータ(限定でなく例として、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、サーバ装置、メディアコンピュータプラットホーム(限定でなく例として、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダなど)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(限定でなく例として、PDA(Personal Digital Assistant)、電子メールクライアントなど)、ウェアラブル端末(限定でなく例として、メガネ型デバイス、時計型デバイスなど)、他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。
外部サーバ140は、例えば、電子商取引によって商品を販売する事業者と対応付けられたサーバである。外部サーバ140は、事業者毎に設けられるものであり、ネットワーク130には、複数の外部サーバ140が接続されてよい。外部サーバ140は、外部サーバ140にアクセスした端末120に対して、EC(Electronic Commerce)サイトを提供する。
<ハードウェア構成>
図2を用いて、通信システム1に含まれる情報処理装置200のハードウェア構成について説明する。
情報処理装置200は、プロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力インタフェース(入出力I/F)204と、通信インタフェース(通信I/F)205とを含む。情報処理装置200のハードウェアの各構成要素は、限定でなく例として、バスBを介して相互に接続される。
情報処理装置200は、プロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力I/F204と、通信I/F205との協働により、本開示に記載される機能、および/または、方法を実現する。
プロセッサ201は、ストレージ203に記憶されるプログラムに含まれるコードまたは命令によって実現する機能および方法を実行する。プロセッサ201は、限定でなく例として、中央処理装置(CPU)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、マイクロプロセッサ(microprocessor)、プロセッサコア(processor core)、マルチプロセッサ(multiprocessor)、ASIC(Application-Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などを含み、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))などに形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって各実施形態に開示される各処理を実現してもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により実現されてよく、各実施形態に示す複数の処理を1つの集積回路により実現されることとしてもよい。また、LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIなどと呼称されることもある。
メモリ202は、ストレージ203からロードしたプログラムを一時的に記憶し、プロセッサ201に対して作業領域を提供する。メモリ202には、プロセッサ201がプログラムを実行している間に生成される各種データも一時的に格納される。メモリ202は、限定でなく例として、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などを含む。
ストレージ203は、プログラムを記憶する。ストレージ203は、限定でなく例として、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリなどを含む。
通信I/F205は、ネットワーク130を介して各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F205は、ネットワーク130を介して、他の情報処理装置との通信を実行する機能を有する。通信I/F205は、各種データをプロセッサ201からの指示に従って、他の情報処理装置に送信する。また、通信I/F205は、他の情報処理装置から送信された各種データを受信し、プロセッサ201に伝達する。
入出力I/F204は、情報処理装置200に対する各種操作を入力する入力装置、および、情報処理装置200で処理された処理結果を出力する出力装置を含む。入出力I/F204は、入力装置と出力装置が一体化していてもよいし、入力装置と出力装置とに分離していてもよい。
入力装置は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報をプロセッサ201に伝達できる全ての種類の装置のいずれか、または、その組み合わせにより実現される。入力装置は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、キーボードなどのハードウェアキーや、マウスなどのポインティングデバイス、カメラ(画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)を含む。
出力装置は、プロセッサ201で処理された処理結果を出力することができる全ての種類の装置のいずれか、または、その組み合わせにより実現される。当該処理結果を映像または動画像として出力する場合、出力装置は、フレームバッファに書き込まれた表示データに従って、当該表示データを表示することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。出力装置は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、モニタ(限定でなく例として、液晶ディスプレイ、OELD(Organic Electroluminescence Display)など)、ヘッドマウントディスプレイ(HDM:Head Mounted Display)、プロジェクションマッピング、ホログラム、空気中など(真空であってもよい)に画像やテキスト情報などを表示可能な装置、スピーカ(音声出力)、プリンターなどを含む。なお、これらの出力装置は、3Dで表示データを表示可能であってもよい。
本開示の各実施形態のプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよい。 記憶媒体は、「一時的でない有形の媒体」に、プログラムを記憶可能である。プログラムは、限定でなく例として、ソフトウェアプログラムやコンピュータプログラムを含む。
記憶媒体は適切な場合、1つまたは複数の半導体ベースの、または他の集積回路(IC)(限定でなく例として、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、特定用途向けIC(ASIC)など)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、ハイブリッド・ハード・ドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスクドライブ(ODD)、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピィ・ディスケット、フロッピィ・ディスク・ドライブ(FDD)、磁気テープ、固体ドライブ(SSD)、RAMドライブ、セキュア・デジタル・カードもしくはドライブ、任意の他の適切な記憶媒体、またはこれらの2つ以上の適切な組合せを含むことができる。記憶媒体は、適切な場合、揮発性、不揮発性、または揮発性と不揮発性の組合せでよい。
また、本開示のプログラムは、当該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波など)を介して、情報処理装置200に提供されてもよい。
また、本開示の各実施形態は、プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
なお、本開示のプログラムは、限定でなく例として、JavaScript(登録商標)、Pythonなどのスクリプト言語、C言語、Go言語、Swift Kotlin、Java(登録商標)などを用いて実装される。
情報処理装置200における処理の少なくとも一部は、1以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよい。
情報処理装置200における処理の少なくとも一部を、他の情報処理装置により行う構成としてもよい。この場合、プロセッサ201により実現される各機能部の処理のうち少なくとも一部の処理を、他の情報処理装置で行う構成としてもよい。
<その他>
明示的な言及のない限り、本開示の実施形態における判定の構成は必須でなく、判定条件を満たした場合に所定の処理が動作されたり、判定条件を満たさない場合に所定の処理がされたりしてもよい。
本開示では、明記されていない限り、または文脈によって示されない限り、「AおよびBの少なくとも一方」は、「A、B、またはその両方」を意味する。さらに、明記されない限り、または文脈によって示されない限り、「a」、「an」、または「the」は「1つまたは複数」を意味するものとする。したがって、本明細書では、別段に明記されない限り、または文脈によって示されない限り、「an A」または「the A」は「1つまたは複数のA」を意味する。
本開示は、本開示の実施形態および実施例に対して、当業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、または修正を包含する。また、添付の特許請求の範囲は、本開示の実施形態および実施例に対して、当業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、または修正を包含する。さらに、本開示は、当業者が成し得る、本開示における実施形態または実施例の1以上の特徴と、本開示における他の実施形態または実施例の1以上の特徴との任意の組合せを包含する。
加えて、特定の機能を実施するように適合される、配置される、能力を有する、構成される、使用可能である、動作可能である、または動作できる装置またはシステムあるいは装置またはシステムの構成要素に対する添付の特許請求の範囲での参照は、その装置、システム、または構成要素がそのように適合される、配置される、能力を有する、構成される、使用可能にされる、動作可能にされる、または動作できる限り、その装置、システム、構成要素またはその特定の機能がアクティベートされ、オンにされ、またはロック解除されているか否かに関わらず、その装置、システム、構成要素を包含する。
本開示は、明示されない限り、いずれの実施形態または実施例を実施するに際して、事前に、または、実施の直前にユーザからの同意を取得してもよい。また、取得する同意は、包括的なものでもよく、都度取得するものでもよい。
<第1実施形態>
第1実施形態は、外部サーバ140に、ユーザの住所を示す情報を提供する実施形態である。
第1実施形態により、外部サーバ140によって実現される商品の販売サイトにおいて、ユーザに住所を入力させることなく、ユーザと対応する商品の配送料を提示することができる、という効果が得られる。
<第1実施形態の機能構成>
図3を用いてサーバ110および端末120の機能構成を説明する。図3に開示の機能部は、情報処理装置200が備えるプロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力I/F204と、通信I/F205との協働により実現される。
(1)サーバの機能構成
サーバ110は、送受信部312と、制御部313と、記憶部314と、を有する。なお、各機能部の機能または処理は、実現可能な範囲において、機械学習またはAI(Artifical Intelligence)により実現されてもよい。
送受信部312は、制御部313の指示に従い、端末120などとのデータの送受信を行う。なお、送受信部312は、例えば、端末120からのログイン要求に含まれるユーザID、及びパスワードにより端末120のユーザが認証された際、端末120とのHTTPSなどを用いた通信用のセッションを接続する。そして、接続した通信用のセッションのIDに対応付けて、端末120の通信用のアドレス、及びユーザIDなどを記憶しておく。そして、接続した通信用のセッションを用いて、端末120にデータを送信する。
制御部313は、決済サービス、金融サービス、及び電子商取引サービスなどのサービスを、端末120のユーザに提供する処理を行う。制御部313の詳細は後述する。
記憶部314は、ユーザ情報記憶部3141を有し、端末120のユーザ情報を記憶する。ユーザ情報記憶部3141の詳細は後述する。また、記憶部314は、サーバ110において実行されるプログラムなどが格納される。
本実施形態の制御部313は、ユーザ情報特定部315、情報出力部316、決済部317、ブラウザ認識部318を有する。
ユーザ情報特定部315は、端末120からのログイン要求に含まれるユーザIDに基づき、記憶部314から、ユーザIDを含むユーザ情報を特定する。
情報出力部316は、ユーザ情報特定部315によって特定されたユーザ情報に含まれる、ユーザの住所を示す情報を、送受信部312を介して外部サーバ140へ出力する。
決済部317は、端末120からの支払い代金の決済要求に応じて、決済を行う。
ブラウザ認識部318は、端末120において、決済要求が行われる前に起動していたブラウザを認識し、決済部317による決済が完了した後に、認識したブラウザによる表示を端末120に指示する。
(2)端末の機能構成
端末120は、受付部321と、送受信部322と、制御部323と、記憶部324と、を有する。なお、各機能部の機能または処理は、実現可能な範囲において、機械学習またはAI(Artificial Intelligence)により実現されてもよい。
受付部321は、端末120のユーザからの各種の操作などを受け付ける。
送受信部322は、制御部323の指示に従い、サーバ110などとのデータの送受信を行う。なお、送受信部322は、例えば、サーバ110にログインした際、サーバ110とのHTTPSなどを用いた通信用のセッションを接続する。そして、接続した通信用のセッションのIDに対応付けて、サーバ110の通信用のアドレスなどを記憶しておく。そして、接続した通信用のセッションを用いて、サーバ110にデータを送信する。
制御部323は、サーバ110により提供される決済サービス、金融サービス、及び電子商取引サービスなどのサービスを利用する処理を行う。
記憶部324は、端末120で実行されるプログラムなどが格納される。
(3)ユーザ情報記憶部の例
以下に、図4を参照して、本実施形態のユーザ情報記憶部3141について説明する。図4は、第1の実施形態のユーザ情報記憶部の一例を示す図である。
本実施形態のユーザ情報記憶部3141は、情報の項目として、ユーザID、ユーザ名、住所、残高、借入限度額、決済履歴、決済方法、属性、信用度などを有する。ユーザ情報記憶部3141において、項目「ユーザID」と、その他の項目とは対応付けられている。
項目「ユーザID」の値は、サーバ110が提供する決済サービスのユーザを特定するためのユーザ識別情報を示す。項目「ユーザ名」の値は、ユーザの名称を示す。項目「住所」の値は、ユーザの住所を示す。
項目「残高」の値は、ユーザが決済に利用可能な金額の残高を示す。具体的には、項目「残高」は、項目「保有残高」、「借入可能残高」と対応付けられている。項目「保有残高」の値は、ユーザがサーバ110に入金している金額である。ユーザがサーバ110に入金している金額には、例えば、当該ユーザがサーバ110により提供される電子商取引サービスを用いて商品などを販売した際の当該商品などの代金が含まれてもよい。また、例えば、銀行、クレジットカード、及び店舗のレジなどを用いてチャージされた金額が含まれてもよい。項目「借入可能残高」の値は、借入限度額から借入額を減算した金額である。
項目「借入限度額」の値は、所定期間(例えば、1か月)において当該ユーザが決済に用いるためにサーバ110の運用者から借り入れ可能な金額の上限額である。言い換えれば、借入限度額とは、ユーザが所定期間においてサーバ110の運用者から借り入れによって決済することができる決済上限額である。
項目「借入額」の値は、当該所定期間において当該ユーザが各決済に用いるためにサーバ110の運用者から借り入れた金額の総額である。なお、借り入れた金額の総額は毎月に決済されてもよい。
項目「ポイント」の値は、例えば、当該ユーザがサーバ110から付与された、代金の支払いに利用可能なポイントである。なお、1ポイントで1円分の支払いができるようにしてもよい。
項目「決済履歴」の値は、対応するユーザの決済履歴を示す。具体的には、項目「決済履歴」の値は、例えば、対応するユーザが、サーバ110が提供する決済サービスを用いて決済を行ったWebサイトを特定する情報や、決済サービスを用いてユーザが購入した商品に関する情報が含まれてもよい。
項目「決済方法」の値は、サーバ110が提供する決済サービスにおいて、ユーザが使用した決済方法を示す。具体的には、決済方法とは、例えば、後払いサービスによって代金を支払う方法や、チャージ払いサービスによって代金を支払う方法などがある。
後払いサービスは、サーバ110により提供される決済サービスでの後払いサービスであり、例えば、サーバ110により提供される取引サービスで商品を購入した代金等とまとめて、翌月末まで等の所定期間内に一括して支払うことができるサービスでもよい。また、後払いサービスによって、一括で支払うことができる金額の上限額は、借入限度額であってもよい。
チャージ払いサービスとは、例えば、銀行、クレジットカード、及び店舗のレジなどをから、保有残高に入金(チャージ)し、入金した金額から代金を支払う方法である。
項目「属性」の値は、ユーザの属性を示す。具体的には、項目「属性」は、項目「年齢」、「職業」などと対応付けられている。項目「年齢」の値は、ユーザの年齢を示し、項目「職業」は、ユーザの職業を示す。
項目「信用度」の値は、例えば、ユーザの行動履歴や決済履歴などを含む個人情報から得られる値であり、信用度が大きい値であるほど、優良なユーザであることを示す。
図4の例では、例えば、ユーザID「001」であり、名称が「ユーザA」のユーザは、住所が××県○○市・・・であり、保有残高が200円であり、借入可能残高が10000円であり、借入限度額が10000であり、借入額は0円であり、100ポイントを保有している。
つまり、ユーザAは、10000円を借り入れることができるため、ユーザAの支払い可能額は、100ポイントを含めると、10300円であることがわかる。
<第1実施形態の動作処理>
図5を参照し、実施形態に係る通信システム1の処理について説明する。図5は、実施形態に係る通信システム1の処理のシーケンスの一例を示す。
通信システム1において、外部サーバ140は、端末120に、支払い方法の選択画面を表示させる(ステップS501)。
なお、外部サーバ140は、例えば、端末120が外部サーバ140にアクセスすると、端末120にECサイトを表示させる。そして、外部サーバ140は、端末120から、代金の決済方式の選択画面の表示要求を受信すると、決済方式の選択画面を端末120に表示させてもよい。
端末120は、支払い方法の選択画面において、サーバ110が提供する決済サービスが決済方式として選択されると(ステップS502)、外部サーバ140に対して、サーバ110が提供する決済サービスが、商品の代金の決済方式に選択されたことを示す通知を送信する(ステップS503)。このとき、端末120には、予め、サーバ110が提供する決済サービスと対応付けられたユーザIDが保持されており、保持されたユーザIDを、決済方式に選択されたことを示す通知と共に外部サーバ140へ送信してもよい。
また、本実施形態では、端末120にユーザIDが保持されていない場合には、ステップS503において、外部サーバ140に決済方式に選択されたことを示す通知のみが送信される。この場合、外部サーバ140は、この通知をサーバ110に送信し、サーバ110は、端末120に対して、ユーザIDとパスワードなどを入力させる画面を表示させてもよい。
外部サーバ140は、通知とユーザIDとを端末120から受信すると、この通知とユーザIDとを、サーバ110へ送信する(ステップS504)。
サーバ110は、送受信部312により、サーバ110が商品の代金の決済方式に選択されたことを示す通知と、ユーザIDとを受信すると、制御部313のユーザ情報特定部315により、ユーザ情報記憶部3141を参照し、受信したユーザIDと対応付けられたユーザ情報を特定する(ステップS505)。つまり、本実施形態の送受信部312は、サーバ110が商品の代金の決済方式に選択されたことを示す通知を受信する第1受信部の一例である。
続いて、サーバ110は、ユーザ情報を特定すると、制御部313の情報出力部316により、特定されたユーザ情報に含まれるユーザの住所を示す情報を、外部サーバ140へ出力する(ステップS506)。以下の説明では、ユーザの住所を示す情報を住所情報と呼ぶ。
なお、サーバ110は、ユーザIDと対応付けられたユーザ情報に含まれる信用度が、所定の値以下である場合には、住所情報の代わりに、サーバ110が提供する決済サービスの利用が許可されないことを示す通知を、外部サーバ140を介して端末120に送信してもよい。
外部サーバ140は、端末120から、商品一覧の表示要求を受信すると(ステップS507)、商品一覧画面を端末120に表示させる(ステップS508)。
続いて、外部サーバ140は、端末120において、商品が選択されると(ステップS509)、選択された商品の商品情報と、ステップS506で受信した住所情報に基づき、選択された商品の配送料を算出する(ステップS510)。そして、外部サーバ140は、算出された配送料と、商品の代金とを含む商品画面を端末120に表示させる(ステップS511)。
なお、ステップS507〜ステップS509は、このタイミングに限定されずステップS501よりも前に処理されてもよい。
なお、本実施形態の商品情報とは、外部サーバ140が有する商品データベースなどに格納された情報であり、例えば、商品を識別するための商品ID、商品の名称、商品の代金、商品の大きさ、重量、用途などを説明するための商品説明情報、商品の画像データを含む。
また、配送料の計算の方法は、外部サーバ140によって予め決められてよい。
例えば、配送料の計算の方法は、外部サーバ140と対応付けられた事業者と提携している配送業者に応じて、決められていてもよい。
具体的には、例えば、外部サーバ140において、商品を梱包した状態の体積に応じた、各地域への配送料が予め決められていてもよい。この場合、外部サーバ140は、選択された商品を梱包したときの体積と住所情報に応じて、配送料を算出すればよい。
また、例えば、外部サーバ140では、配送対象となる商品の総重量に応じた、各地域への配送料が予め決められていてもよい。この場合、外部サーバ140は、選択された商品の重量と住所情報に応じて、配送料を算出すればよい。
また、例えば、外部サーバ140では、商品代金の合計が一定以上の金額となった場合には、配送料を無料とするように設定されていてもよい。
さらに、例えば、外部サーバ140では、予め、特定の地域(離島など)と対応付けられた配送料が設定されており、住所情報が示す地域が特定の地域であった場合には、この地域と対応付けられた配送料を、商品の配送料としてもよい。
端末120は、商品情報と配送料とが共に表示された商品画面を表示させる(ステップS512)。つまり、商品画面は、商品代金と、配送料とを含む画面である。また、商品画面には、商品代金と配送料とを合計した支払い額が表示さてれもよい。
端末120において、商品画面において商品が選択されると、商品の注文を行うための注文確認画面が表示される(ステップS513)。端末120は、注文確認画面において、決済の指示を受け付けると、外部サーバ140に対して決済要求を送信する(ステップS514)。外部サーバ140は、決済要求をサーバ110へ送信する(ステップS515)。
サーバ110は、送受信部312により、決済要求を受信すると、決済画面を端末120に表示させる(ステップS516)。つまり、送受信部312は、決済要求を受信する第2受信部の一例である。
このとき、サーバ110は、サーバ110が提供する複数の決済方法から、使用する決済方法を選択させる決済画面を表示させてもよい。サーバ110が提供する複数の決済方法とは、保有残高から代金を支払う方法や、ポイントを利用して代金を支払う方法や、後払いサービスによって代金を支払う方法などがある。
端末120において、支払い代金を確認したことを示す操作が成されると(ステップS517)、端末120は、サーバ110に対して、支払い金額が確認されたことを示す通知を送信する(ステップS518)。
サーバ110は、この通知を受信すると、端末120に対して、決済の承認を受けるための承認画面を端末120に表示させる(ステップS519)。
端末120は、承認画面において、決済の承認を示す操作を受け付けると(ステップS520)、端末120は、サーバ110に対して決済を承認したことを示す通知を送信する(ステップS521)。
サーバ110は、この通知を受けて、制御部313の決済部317により、支払い額の決済を行い(ステップS522)、決済が完了すると、決済の完了通知を端末120へ送信する(ステップS523)。なお、サーバ110は、決済の完了通知を外部サーバ140にも送信してもよい。続いて、サーバ110は、制御部313のブラウザ認識部318により、決済を行う直前に端末120で起動していたブラウザを認識し、認識したブラウザに、決済画面を表示させる直前に画面を表示させる(ステップS524)。
<第1実施形態の端末120の表示態様>
以下に、図6乃至図11を参照して、端末120の表示態様について説明する。図6は、第1実施形態に係る決済方式を選択する際の端末の、表示態様の一例を示す。
図6に示す画面61は、図5のステップS501において、端末120に表示される決済方式の選択画面の一例を示す。
画面61では、決済方式の一覧として、サーバ110が提供する決済サービスの他に、クレジットカードによる決済方式、コンビニで支払いを行う決済方式などが選択可能となっている。図6の画面61では、サーバ110が提供する決済サービスの選択欄62が選択されている。
図7は、第1実施形態に係る商品情報と配送料とを表示する際の端末の、表示態様の一例を示す。図7に示す画面71は、図5のステップS512で表示される商品画面の一例を示す。
画面71では、表示欄72に商品の画像が表示され、表示欄73に商品に関する説明が表示されている。また、画面71では、表示欄74には、商品の代金(商品価格)が表示され、表示欄75には、この商品を注文した場合の配送料が表示され、表示欄76には、商品の代金と配送料との合計である支払い金額が表示されている。また、画面71には、商品の注文をする際に操作される操作ボタン77が表示されている。
本実施形態では、画面71に示すように、商品を注文する前の段階で、商品の代金と共に、この商品を購入した際に加算される配送料とが対応付けられて表示される。
また、配送料は、外部サーバ140によって、サーバ110が、サーバ110が提供する決済サービスが商品の決済方式に選択されたことを示す通知の受信に応じて出力した、ユーザの住所情報に基づき算出される。したがって、本実施形態によれば、商品毎の配送料は、ユーザが外部サーバ140に対して住所情報を入力する必要がない。
以上のことから、本実施形態では、ユーザは、商品を注文する前であり、且つ、住所情報を入力していない場合であっても、商品の代金と配送料との合計である支払い額を把握することができる。
よって、本実施形態では、例えば、一度、商品を選択して住所などの情報を入力した際に、配送料がユーザの予想以上に高額であるためにこの商品の注文を取り消したり、より配送料が安い別の商品を探したりする、といった事柄の発生を抑制できる。したがって、本実施形態によれば、商品の購入の際のユーザの利便性を向上させることができる。
なお、図7では、商品一覧から選択された商品の商品画面において、商品代金と配送料とが表示されるものとしたが、これに限定されない。通信システム1では、例えば、端末120に商品一覧画面を表示させる際に、各商品に対応した配送料が、商品毎に表示されてもよいし、複数の商品を注文後、まとめて決済を行うためのページにて配送料を表示してもよい。
図8は、第1実施形態に係る決済要求を行う際の端末120の、表示態様の一例を示す。図8に示す画面81は、図5のステップS513で表示される注文確認画面の一例を示す。
画面81では、表示欄82に、商品の説明と商品代金を含む商品情報が表示され、表示欄83には、商品代金と配送料と、両者の合計金額とが表示されている。
また、画面81では、合計金額が示す金額の決済を指示するための操作ボタン84が表示されている。
端末120は、画面81において操作ボタン84が操作されると、サーバ110に対して決済要求を送信する。
図9は、第1実施形態に係る、使用する決済方法を選択させる際の端末の、表示態様の一例を示す。図9に示す画面91は、図5のステップS517で表示される決済画面の一例を示す。
決済画面91では、表示欄92に、外部サーバ140が提供するECサイトの名称が表示され、表示欄93には、商品代金と配送料の合計金額、つまり、決済金額が表示されている。
また、表示欄94には、ポイントと保有残高について、それぞれを使用するか否かを選択させる選択欄が表示されており、表示欄95には、選択された決済方法が表示されている。なお、画面91では、表示欄95に表示された操作部品95aが操作されると、決済方法の一覧が表示されて、一覧から選択された決済方法が表示欄95に表示されてもよい。図9の例では、後払いサービスが選択されている。
また、表示欄95には、予め決められた優先順位に応じた決済方法が表示されてもよい。具体的には、例えば、表示欄95には、ユーザが最後に選択した決済方法が優先的に表示されてもよい。
また、表示欄95には、例えば、ユーザと属性が近い他のユーザが用いている決済方法を優先的に表示させてもよい。この場合、サーバ110は、ユーザ情報記憶部3141を参照し、属性が、端末120のユーザIDと対応する属性と一致するユーザの決済方法を特定し、特定した決済方法を画面91の表示欄95に表示させてもよい。例えば、ユーザの属性である「職業」が「学生」である場合には、属性が「学生」である他のユーザが多く利用する決済方法を優先的に表示させてもよい。
さらに、決済方法の優先順位は、外部サーバ140が提供するECサイトの運営者などによって設定されていてもよいし、外部サーバ140が提供するECサイトで多く利用される決済方法順で設定されてもよいし、ECサイトにおける平均決済金額や平均決済単価などに応じて変更されてもよし、決済金額とユーザの残高状況とに基づいて設定されてもよい。言い換えれば、決済方法の優先順位は、ユーザによる決済の支払い先となるECサイト(事業者)に応じて設定されてもよい。
具体的には、例えば、商品の価格が全て100円であるECサイトなどのように、少額の商品のみを販売しているECサイトの場合には、ポイントによる決済、保有残高による決済、後払いサービスによるなどの順などに、決済方法の優先順位が決められていてもよい。また、決済方法の優先順位が、決済金額とユーザの残高状況とに基づいて設定される場合であって、決済金額が1000円の場合には、1000円以上を決済可能な決済方法の優先順位を高くしてもよい。
表示欄96には、ポイント、保有残高の使用の有無と、決済金額とに基づき、算出される支払い金額が表示される。
図9の例では、商品代金と配送料との合計額である決済金額は、10600円である。これに対し、ユーザが保有しているポイントは100ポイントであり、保有残高が200円であり、ポイントと保有残高の使用が選択されている。
したがって、この場合、ユーザが支払う支払金額は、決済金額10600円からもポイント分の100円と、保有残高200円とを減算した金額である10300円となる。
また、図9の例では、決済方法として、後払いサービスが選択されている。したがって、支払金額10300円は、後払いサービスによって決済される。
また、画面91には、注文内容を確認したことを示す通知をサーバ110へ送信させるための操作ボタン97が表示される。
画面91において、操作ボタン97が操作されると、端末120は、サーバ110に、支払い金額が確認されたことを示す通知を送信する。
図10は、第1実施形態に係る、決済の承認を受ける際の端末の、表示態様の一例を示す。図10に示す画面101は、図5のステップS519で表示される承認画面の一例を示す。
画面101には、決済の内容が表示欄102に表示される。表示欄102は、商品代金と配送料との合計金額(決済金額)と、支払に使用されるポイントと、支払に使用される保有残高と、支払金額と、支払方法とが表示される。また、表示欄102には、表示欄102に表示された内容に対する決済を承認したことを示す通知をサーバ110へ送信するための操作ボタン103が表示されている。
操作ボタン103が操作されると、端末120は、決済を承認したことを示す通知をサーバ110へ送信する。
図11は、第1実施形態に係る、決済完了の通知を受ける際の端末の、表示態様の一例を示す。図11に示す画面111は、図5のステップS523において、決済の完了通知を受け付けた際に、端末120に表示される画面の一例である。
サーバ110は、画面111を端末120に表示させると、ブラウザ認識部318により、画面91より前にECサイトの画面を表示させていた端末120のブラウザを認識し、認識したブラウザに、例えば、図7に示す商品画面71を表示させる。
このように、サーバ110は、端末120で起動していたブラウザを認識しておき、決済が完了すると、このブラウザに決済が完了したことを通知する。したがって、本実施形態では、決済が完了した後に、決済を行う前にユーザが使用していたブラウザと別のブラウザが立ち上がる、といったことがなく、決済前の画面に戻すことができる。
<<第1実施例>>
第1実施例は、商品の配送料をサーバ110で算出し、配送料を外部サーバ140へ送信する実施例である。
<<第1実施例の効果>>
第1実施例によれば、サーバ110で配送料を算出することで、外部サーバ140で配送料を計算しなくても、ユーザと対応する商品の配送料を提示することができる。また、住所情報を外部に送信しないため、ユーザは外部サーバ140を運用する事業者に住所を知られることなく配送手続きを行うことができる。また、外部サーバ140を運用するそれぞれの事業者が自身で配送料計算の設計を行う必要がないという効果が得られる。
<<第1実施例の機能構成>>
図12を用いてサーバ110Aおよび端末120の機能構成を説明する。図12は、第2実施例のサーバおよび端末の機能構成を示す。図12に開示の機能部は、情報処理装置200が備えるプロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力I/F204と、通信I/F205との協働により実現される。
(1)サーバの機能構成
サーバ110Aは、送受信部312と、制御部313Aと、記憶部314と、を有する。なお、各機能部の機能または処理は、実現可能な範囲において、機械学習またはAI(Artificail Intelligence)により実現されてもよい。
以下の説明では、第一の実施形態の説明と同様の機能を有するものには、第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
本実施形態の制御部313Aは、ユーザ情報特定部315、配送料算出部319、支払い額出力部320、決済部317、ブラウザ認識部318を有する。
配送料算出部319は、外部サーバ140から、商品情報を受信すると、ユーザ情報特定部315によって特定されたユーザ情報に含まれるユーザの住所情報と、商品情報とに基づき、商品の配送料を算出する。支払い額出力部320は、算出された配送料と、商品情報に含まれる商品の代金との合計である支払い額を、送受信部312を介して外部サーバ140へ出力する。
(2)端末の機能構成
端末120の機能構成は、第一の実施形態で説明した端末120と同様であるから説明を省略する。
<<第1実施例の動作処理>>
図13を参照し、実施例に係る通信システム1の処理について説明する。図13は、第1実施例に係る通信システム1の処理のシーケンスの一例を示す。
図13のステップS1301からステップS1305までの処理は、図5のステップS501からステップS505までの処理と同様であるから、説明を省略する。
外部サーバ140は、端末120から、商品一覧の表示要求を受信すると(ステップS1306)、商品一覧画面を端末120に表示させる(ステップS1307)。続いて、外部サーバ140は、端末120において、商品が選択されると(ステップS1308)、選択された商品の商品情報を、サーバ110Aに送信する(ステップS1309)。なお、このとき、商品情報には、外部サーバ140が提供するECサイトで販売されている商品の発送元となる住所を示す情報が含まれてもよい。商品の発送元となる住所とは、例えば、商品が保管されている倉庫の所在地などであってもよい。
サーバ110Aは、商品情報を受信すると、配送料算出部319により、商品情報に含まれる商品代金と、特定されたユーザ情報に含まれる住所情報とに基づき、商品の配送料を算出する(ステップS1310)。
続いて、サーバ110Aは、支払い額出力部320により、算出した配送料と、商品代金との合計である支払い金額を算出し(ステップS1311)、支払い額を外部サーバ140へ送信する(ステップS1312)。なお、サーバ110Aは、配送料算出部319によって算出された配送料のみを外部サーバ140へ送信し、外部サーバ140において、配送料と商品の代金との合計である支払い額を求めてもよい。
また、このとき、サーバ110Aは、ユーザ情報記憶部3141を参照し、受信した商品情報によって特定される商品を示す情報が、決済履歴に含まれるユーザの数を抽出し、その人数を外部サーバ140に送信してもよい。言い換えれば、サーバ110Aは、端末120で選択されている商品と同様の商品を、サーバ110Aが提供する決済サービスを用いて購入したユーザの数を抽出し、外部サーバ140へ送信する。
また、サーバ110Aは、端末120で選択された商品が、他の端末120で選択されている場合に、他の端末120の数を取得し、外部サーバ140へ送信してもよい。言い換えれば、サーバ110Aは、端末120で選択された商品と同様の商品を選択している他のユーザの数を抽出し、外部サーバ140へ送信してもよい。ユーザ数を抽出する処理は、機械学習やAIの処理により実現されてもよい。
外部サーバ140は、支払い金額を受信すると、商品情報と支払い金額とを含む商品画面を端末120に表示させる(ステップS1313)。このとき、外部サーバ140は、商品代金と、配送料と、支払い金額と、を含む商品画面を端末120に表示させる。
また、外部サーバ140は、端末120で選択された商品と同様の商品を購入しているユーザの数を、商品画面に表示させてもよい。
また、外部サーバ140は、端末120で選択された商品と同様の商品を選択している他のユーザが、一定数以上である場合には、この商品の商品代金を割引し、割引後の商品代金を商品画面に表示させてもよい。
図13のステップS1314からステップS1326までの処理は、図5のステップS512からステップS524までの処理と同様であるため、説明を省略する。
本実施例では、サーバ110Aは、商品の決済が完了すると、ステップS1305で特定されたユーザ情報に含まれる住所情報を二次元コードとして、外部サーバ140に送信してもよい。
本実施形態では、例えば、ステップS1302において、端末120により、住所情報を二次元コードとして外部サーバ140に送信する設定の要求がなされてもよい。この設定の要求は、決済方式及びユーザIDと共に、サーバ110Aに送信される。
サーバ110Aは、この設定がなされていた場合には、配送料算出部319により算出された配送料を一定額増額させても良い。
ECサイト側では、商品をユーザに発送する際に、ユーザの住所情報が含まれる二次元コードを発送伝票に印刷してもよい。この場合、配送業者は、この二次元コードを読み取って、ユーザの住所情報を取得してもよい。
このように、サーバ110Aが、ユーザの住所情報を二次元コードなどとして外部サーバ140に出力することで、ユーザは、ECサイト側に、個人情報である住所や氏名を知らせずに、ECサイトから商品を購入することができる。
<第2実施形態>
第2実施形態は、後払いサービスで支払うことができる金額の上限額を、ECサイトの信用度に応じて設定する形態である。
第2実施形態により、適切な決済上限額を設定できるという効果が得られる。
<第2実施形態の機能構成>
図14を用いてサーバ110Bおよび端末120の機能構成を説明する。図14は、第2実施形態のサーバおよび端末の機能構成を示す。図14に開示の機能部は、情報処理装置200が備えるプロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力I/F204と、通信I/F205との協働により実現される。
(1)サーバの機能構成
サーバ110Bは、送受信部312と、制御部313Bと、記憶部314Aと、を有する。なお、各機能部の機能または処理は、実現可能な範囲において、機械学習またはAI(Artificial Intelligence)により実現されてもよい。
以下の説明では、第一の実施形態の説明と同様の機能を有するものには、第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
本実施形態の制御部313Bは、ユーザ情報特定部315、情報出力部316、決済部317、ブラウザ認識部318、信用度設定部331、限度額設定部332を有する。記憶部314Aは、ユーザ情報記憶部3141と、ECサイトに関する情報を示すサイト情報を格納するサイト情報記憶部3142とを有する。サイト情報記憶部3142の詳細は後述する。
本実施形態の信用度設定部331は、サイト情報に含まれるECサイト毎の信用度を算出し、設定する。また、本実施形態の信用度設定部331は、ユーザの信用度の算出と設定を行ってもよい。
本実施形態の限度額設定部332は、ユーザ情報に含まれるユーザの信用度と、サイト情報に含まれるECサイト毎の信用度とに基づき、ユーザの借入限度額を算出し、設定する。ユーザの借入限度額とは、例えば、110Bが提供する決済サービスのうち、後払いサービスによって、一括で支払うことができる金額の上限額である。
(2)端末の機能構成
端末120の機能構成は、第一の実施形態で説明した端末120と同様であるから説明を省略する。
(3)サイト情報記憶部の例
以下に、図15を参照して、本実施形態のサイト情報記憶部3142について説明する。図15は、第2実施形態のサイト情報記憶部の一例を示す図である。
本実施形態のサイト情報記憶部3142は、情報の項目として、サイトID、URL、平均決済金額、商品価格平均値、最高値、最安値、中央値、信用度などを含む。
項目「サイト情報」の値は、ECサイトを特定するための識別情報を示す。項目「URL」の値は、ECサイトのURLを示す。なお、ECサイト毎のURLが、サイトIDとして用いられてもよい。
項目「平均決済金額」の値は、ECサイト毎の決済金額の平均値を示す。項目「商品価格平均値」の値は、ECサイトで取り扱っている商品価格の平均値を示し、項目「最高値」の値は、ECサイトで取り扱っている商品の価格のうち、最も高い価格を示し、項目「最安値」の値は、ECサイトで取り扱っている商品の価格のうち、最も安い価格を示す。項目「中央値」の値は、ECサイトで取り扱っている商品価格の中央値を示す。
項目「信用度」の値は、ECサイトの信用度を示す。ECサイトの信用度とは、ECサイトで商品を購入するユーザの信用度や、ECサイトに対して寄せられたクレームの数、ECサイトで取り扱っている商品の種類や価格、所定期間におけるECサイトでの取引数、ECサイトの運営期間などに応じて決められる値であり、この値が大きいECサイトほど、社会的な信用があることを示す。
本実施形態の信用度設定部331は、例えば、ECサイトにおいて商品を購入したユーザのうち、信用度が所定値よりも低いユーザの割合が一定以上である場合には、ECサイトの信用度を下げてもよいし、信用度が一定値以上であるユーザの割合が一定以上である場合には、ECサイトの信用度を上げてもよい。
また、信用度設定部331は、例えば、決済方法に後払いサービスが選択されているにも関わらず、銀行口座などの残高が借入限度額未満であり、一括の支払が行われていないユーザが一定数以上存在するECサイトについては、信用度を下げてもよい。また、信用度設定部331は、一括の支払が行われていないユーザの信用度を下げてもよい。
また、信用度設定部331は、例えば、平均決済金額が一定の金額以上であるECサイトや、商品価格平均値が所定の金額以上であるECサイトについては、信用度を上げてもよい。また、信用度設定部331は、商品を購入したユーザからの評価が一定値以下である場合には、このECサイトの信用度を下げてもよい。
また、信用度設定部331は、例えば、ECサイトの信用度が所定値以下のECサイトから商品を購入する頻度が高いユーザの信用度を下げてもよい。また、信用度設定部331は、平均の決済金額が一定の金額以上であるユーザの信用度を上げてもよい。
<第2実施形態の借入限度額の設定の処理>
以下に、図16を参照して、本実施形態のサーバ110Bの限度額設定部332の処理について説明する。図16は、第2実施形態の借入限度額を設定する処理のフローチャートを示す。図16の処理は、サーバ110Bにおいて、定期的に実行されてもよいし、ユーザが、サーバ110Bが提供する決済サービスを用いて商品を購入する度に実行されてもよい。
サーバ110Bにおいて、限度額設定部332は、ユーザ情報記憶部3141を参照し、借入限度額を設定する対象のユーザの信用度を取得する(ステップS1601)。続いて、限度額設定部332は、ユーザ情報記憶部3141を参照し、借入限度額を設定する対象のユーザの決済履歴などから、ユーザが決済を行ったことがあるECサイトを特定する(ステップS1602)。言い換えれば、限度額設定部332は、ユーザが決済の支払い先としたECサイトを特定する。続いて、限度額設定部332は、ユーザ情報記憶部3141を参照し、ユーザの借入限度額を特定する(ステップS1603)。
続いて、限度額設定部332は、サイト情報記憶部3142を参照し、特定されたECサイトの信用度を取得し、ユーザの信用度とサイトの信用度に応じて、ユーザの借入限度額を増額又は減額させる(ステップS1604)。なお、ステップS1604において、ユーザの借入限度額は、増減しなくてもよい。
つまり、本実施形態の限度額設定部332は、ユーザが決済の支払い先とするECサイトを特定する特定部の機能と、ユーザの借入限度額を設定する設定部の機能と、を含む。
限度額設定部332は、ユーザに対して、一律に借入限度額を設定してもよい。この場合には、限度額設定部332は、サイト情報記憶部3142に含まれる全てのECサイトの信用度の平均値などに応じて、ユーザに一律に設定される借入限度額を算出してもよい。
また、限度額設定部332は、ユーザ毎に、借入限度額を設定してもよい。この場合には、各ユーザと信用度と、このユーザの決済履歴に含まれるECサイトの信用度とに基づき、各ユーザの信用度が算出されてもよい。
例えば、借入限度額が1万円に設定されたユーザAと、借入限度額が2万円に設定されたユーザBと、が商品を購入したECサイトの平均決済価格が2000円であったとする。
この場合、例えば、ユーザA、Bのそれぞれの借入限度額をN円増額させてもよいし、ユーザA、Bのそれぞれの借入限度額をN%増額させてもよい。
また、例えば、ユーザA、Bが頻繁に商品を購入しているECサイトの平均決済価格が12000円である場合、限度額設定部332は、ユーザAの借入限度額のみ、2000円増額し、12000円に設定してもよい。
また、限度額設定部332は、ユーザA、Bが過去に商品を複数回購入しているECサイトの信用度が一定値以上であり、商品価格平均値が30000円であり、さらにユーザA、Bそれぞれの信用度も一定値以上である場合には、ユーザA、Bのそれぞれの借入限度額を一律に30000円以上の額としてもよい。
このように、本実施形態によれば、ECサイトのサイト情報を考慮して、ユーザの借入限度額を設定するため、適切な借入限度額を設定することができる。
なお、本実施形態では、所定期間(例えば、1か月)において当該ユーザが決済に用いるためにサーバ110の運用者から借り入れ可能な金額の上限額(借入限度額)を決済限度額とし、この決済限度額をECサイトの信用度に応じて設定するものとしたが、これに限定されない。
本実施形態では、例えば、サーバ110Bが提供する決済サービスによって決済が可能な上限額を決済限度額とし、上述した方法と同様に、ECサイトの信用度に応じて、決済限度額を設定してもよい。この場合も、決済限度額は、ユーザ毎に設定されてもよいし、全てのユーザに一律に設定されてもよい。さらに、決済限度額は、ECサイト毎に設定されてもよい。
また、本実施形態の限度額設定部332は、ユーザ情報記憶部3141を参照し、ECサイトに対するユーザの決済金額に応じて、ユーザの決済限度額を設定しても良い。例えば、限度額設定部332は、信用度が一定値以上の信用度の高いECサイトに対して、平均決済金額以上の金額で決済を行った履歴があるユーザについては、決済限度額を増額させてもよい。
また、限度額設定部332は、例えば、ECサイトに対して、ユーザが、サーバ110Bが提供する決済サービスを用いた決済を行う頻度に応じて、ユーザの決済限度額を設定してもよい。具体的には、例えば、限度額設定部332は、決済の頻度が高いユーザの決済限度額が、決済の頻度が低いユーザの決済限度額よりも低くなるように、設定してもよい。このようにすれば、例えば、月に1度しか決済サービスを利用しないユーザの決済限度額よりも、毎週決済サービスを利用するユーザの決済限度額を高額とすることができる。
また、本実施形態の限度額設定部332は、ECサイトの信用度に応じて、決済サービスをECサイトの運営者に提供するか否かを判定してもよい。例えば、限度額設定部332は、ECサイトの信用度が所定値以下である場合には、ユーザまたはECサイトの運営者に、サーバ110Bが提供する決済サービスが利用できないことを通知してもよい。
このように、決済限度額を設定することで、ECサイトの信用度に応じて適切な決済限度額を設定することができる。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
情報処理装置に、
商品の代金の決済方式に選択されたことを示す通知を受信する処理と、
前記商品の配送に関する情報を送信する処理と、
前記商品の配送に関する情報と、前記商品の代金を含む情報とに基づいて求められた金額の決済要求を受信する処理と、を実行させる、情報処理方法。
(付記2)
前記通知を受信する処理は、
前記商品の代金の決済方式に選択されたことを示す通知と、前記決済方式を選択したユーザのユーザ識別情報を受信し、
前記送信する処理は、
前記ユーザ識別情報と対応付けて記憶されている住所情報を、前記商品の配送に関する情報として、前記商品を販売する事業者と対応付けられた他の情報処理装置へ送信する、
付記1記載の情報処理方法。
(付記3)
前記通知を受信する処理は、
前記商品の代金の決済方式に選択されたことを示す通知と、前記決済方式を選択したユーザのユーザ識別情報と、前記商品の代金を含む商品情報を受信し、
前記送信する処理は、
前記ユーザ識別情報と対応付けて記憶されている住所情報に基づいて算出された前記商品の配送料を、前記商品の配送に関する情報として、前記商品を販売する事業者と対応付けられた他の情報処理装置へ送信する、
付記1記載の情報処理方法。
(付記4)
前記情報処理装置に、
前記商品の配送料と、前記商品の代金とに基づく支払い額を算出する処理と、
前記支払い額を、前記商品の配送に関する情報に含める処理と、をさらに実行させる、
付記3記載の情報処理方法。
(付記5)
前記情報処理装置に、
前記商品を選択しているユーザが一定数以上存在する場合に、前記商品を選択しているユーザの数を示す通知と、前記商品の代金の割り引きの指示とを、前記他の情報処理装置へ送信する処理をさらに実行させる、
付記3又は4記載の情報処理方法。
(付記6)
前記決済方式において利用可能な決済方法のそれぞれに優先順位が付与されており、
前記情報処理装置は、
前記決済要求を受信すると、優先順位に応じて、ユーザと対応付けられた第1情報処理装置に前記決済方法を表示させる処理を実行させる、
付記1から5のいずれか一項に記載の情報処理方法。
(付記7)
前記優先順位は、
前記ユーザによる決済の支払い先となる事業者に応じて設定される、
付記6記載の情報処理方法。
(付記8)
前記情報処理装置は、
第1情報処理装置において、前記商品に関する情報を表示していたブラウザを認識する処理と、
前記決済要求に応じた決済が完了した後に、認識した前記ブラウザに、前記商品に関する情報を表示させる指示を送信する処理と、をさらに実行させる、
付記1から7のいずれか一項に記載の情報処理方法。
(付記9)
商品の代金の決済方式に選択されたことを示す通知を受信する第1受信部と、
前記商品の配送に関する情報を送信する送信部と、
前記商品の配送に関する情報と、前記商品の代金を含む情報とに基づいて求められた金額の決済要求を受信する第2受信部と、を有する情報処理装置。
(付記10)
情報処理装置に、
商品の代金の決済方式に選択されたことを示す通知を受信する処理と、
前記商品の配送に関する情報を送信する処理と、
前記商品の配送に関する情報と、前記商品の代金を含む情報とに基づいて求められた金額の決済要求を受信する処理と、を実行させる、プログラム。
(付記11)
情報処理装置に、
第1情報処理装置から、商品の代金の決済方式を選択したことを示す通知を受信して、前記通知を、選択された前記決済方式による決済を行う他の情報処理装置に送信する処理と、
前記他の情報処理装置から、前記商品の配送に関する情報を受信する処理と、
前記商品の配送に関する情報に基づき取得された前記商品の配送料と、前記商品の代金とを含む画面を、前記第1情報処理装置に表示させる処理と、を実行させるプログラム。
(付記12)
情報処理装置に、
ユーザによる決済の支払い先とする事業者を特定する処理と、
前記特定された事業者の信用度に応じて、前記ユーザの決済上限額を設定する処理と、を実行させる情報処理方法。
(付記13)
前記事業者の信用度を、
前記事業者を支払い先とするユーザの信用度に応じて変更する処理を実行する、
付記12記載の情報処理方法。
(付記14)
前記事業者の信用度を、
前記事業者における平均決済金額、取り扱い商品の代金の平均値、中央値、最高値、最安値の少なくともいずれかを用いて設定する、処理を実行する、
付記12又は13記載の情報処理方法。
(付記15)
前記ユーザの決済上限額は、
所定期間において、前記ユーザが、前記情報処理装置の運用者から借り入れて決済に用いることができる借入限度額である、
付記12乃至14の何れか一項に記載の情報処理方法。
(付記16)
前記設定する処理は、
前記事業者に対する前記ユーザの決済総額に基づいて、前記ユーザの決済上限額を変更する、付記12乃至15の何れか一項に記載の情報処理方法。
(付記17)
前記設定する処理は、
前記事業者に対する前記ユーザの決済頻度に基づいて、前記ユーザの決済上限額を変更する、付記12乃至16の何れか一項に記載の情報処理方法。
(付記18)
前記事業者を支払い先とする前記ユーザは、2以上のユーザである、付記12に記載の情報処理方法。
(付記19)
前記事業者を支払い先とする前記ユーザは、2以上のユーザであって、当該2以上のユーザは相互に類似の属性である、付記13に記載の情報処理方法。
(付記20)
前記特定された事業者の信用度が所定以下である場合に、当該事業者への決済が行えない旨の通知を、前記ユーザが利用する他の情報処理端末に送信する処理をさらに実行する、付記12から19のいずれか一項に記載の情報処理方法。
(付記21)
ユーザによる決済の支払い先とする事業者を特定する特定部と、
前記特定された事業者の信用度に応じて、前記ユーザの決済上限額を設定する設定部と、を有する情報処理装置。
(付記22)
情報処理装置に、
ユーザによる決済の支払い先とする事業者を特定する処理と、
前記特定された事業者の信用度に応じて、前記ユーザの決済上限額を設定する処理と、を実行させるプログラム。
100 通信システム
110 サーバ
120 端末
313 制御部
314 記憶部
315 ユーザ情報特定部
316 情報出力部
317 決済部
318 ブラウザ認識部
319 配送料算出部
320 支払い額出力部
331 信用度設定部
332 限度額設定部
3141 ユーザ情報記憶部
3142 サイト情報記憶部
321 受付部
322 送受信部
323 制御部

Claims (11)

  1. 情報処理装置に、
    ユーザによる決済の支払い先とする事業者を特定する処理と、
    前記特定された事業者の信用度に応じて、前記ユーザの決済上限額を設定する処理と、を実行させる情報処理方法。
  2. 前記事業者の信用度を、
    前記事業者を支払い先とするユーザの信用度に応じて変更する処理を実行する、
    請求項1記載の情報処理方法。
  3. 前記事業者の信用度を、
    前記事業者における平均決済金額、取り扱い商品の代金の平均値、中央値、最高値、最安値の少なくとも何れかを用いて設定する、処理を実行する、
    請求項1又は2記載の情報処理方法。
  4. 前記ユーザの決済上限額は、
    所定期間において、前記ユーザが、前記情報処理装置の運用者から借り入れて決済に用いることができる借入限度額である、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  5. 前記設定する処理は、
    前記事業者に対する前記ユーザの決済総額に基づいて、前記ユーザの決済上限額を変更する、請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  6. 前記設定する処理は、
    前記事業者に対する前記ユーザの決済頻度に基づいて、前記ユーザの決済上限額を変更する、請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  7. 前記事業者を支払い先とする前記ユーザは、2以上のユーザである、請求項2に記載の情報処理方法。
  8. 前記事業者を支払い先とする前記ユーザは、2以上のユーザであって、当該2以上のユーザは相互に類似の属性である、請求項2に記載の情報処理方法。
  9. 前記特定された事業者の信用度が所定以下である場合に、当該事業者への決済が行えない旨の通知を、前記ユーザが利用する他の情報処理端末に送信する処理をさらに実行する、請求項1から8のいずれか一項に記載の情報処理方法。
  10. ユーザによる決済の支払い先とする事業者を特定する特定部と、
    前記特定された事業者の信用度に応じて、前記ユーザの決済上限額を設定する設定部と、を有する情報処理装置。
  11. 情報処理装置に、
    ユーザによる決済の支払い先とする事業者を特定する処理と、
    前記特定された事業者の信用度に応じて、前記ユーザの決済上限額を設定する処理と、を実行させるプログラム。
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