JP6847906B2 - 情報処理方法、情報処理装置、及びプログラム - Google Patents

情報処理方法、情報処理装置、及びプログラム Download PDF

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Description

本開示は、情報処理方法、情報処理装置、及びプログラムに関する。
従来、例えば、コンビニエンスストア等の店舗で、顧客の電子マネーの残高に入金(チャージ)できるシステムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。このシステムでは、まず、顧客は、所定の決済サービスの残高に入金したい旨を店員に口頭で伝え、入金したい金額の現金を店員に渡し、当該決済サービスに対応しているスマートフォンまたはカードを、店舗に設置されたカードライタ等の上に置く。そして、店員が、店舗に設置された専用端末を操作すると、当該金額が入金される。
特開2009−237831号公報
しかしながら、従来技術では、店舗で入金する場合、店舗に専用端末を設置する必要がある。本開示は、容易に入金ができるようにする技術を提供することを目的とする。
本開示の一実施形態に係る情報処理方法は、情報処理装置が、ユーザの残高を記憶する処理と、前記ユーザにより指定された入金額の情報をPOS端末から受信する処理と、前記POS端末に出力させるコードの情報と前記入金額とを関連付けて記憶する処理と、前記コードの情報を前記POS端末に送信する処理と、前記POS端末に送信されたコードの情報を携帯端末から受信した場合、前記コードの情報に関連付けられた前記入金額を、前記情報処理装置に記憶されている前記ユーザの残高に入金する処理と、を実行する。


本開示の一実施形態に係る通信システムの構成を示す図である。 実施形態に係るサーバ、及び端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 実施形態に係るサーバ、及び端末の機能的な構成を示すブロック図の一例を示す図である。 第1実施形態に係る通信システムの処理のシーケンスの一例を示す図である。 第1実施形態に係るコード情報記憶部が記憶するコード情報の一例について説明する図である。 実施形態に係るユーザ情報記憶部が記憶するユーザ情報の一例について説明する図である。 実施形態に係る事業者ユーザ情報記憶部が記憶する事業者ユーザ情報の一例について説明する図である。 第1実施形態に係る店舗の端末の入金画面の一例を示す図である。 第1実施形態に係る店舗の端末のコード表示画面の一例を示す図である。 実施形態に係る顧客の端末の入金完了画面の一例を示す図である。 実施形態に係る店舗の端末の出金完了画面の一例を示す図である。 第2実施形態に係る通信システムの処理のシーケンスの一例を示す図である。 第2実施形態に係るコード情報記憶部が記憶するコード情報の一例について説明する図である。 第2実施形態に係る顧客の端末の入金画面の一例を示す図である。 第2実施形態に係る顧客の端末のコード表示画面の一例を示す図である。 第1実施例に係る通信システムの処理のシーケンスの一例を示す図である。 実施形態に係る顧客の端末の検索入力画面の一例を示す図である。 実施形態に係る顧客の端末の検索結果画面の一例を示す図である。
<法令遵守>
本明細書に記載の開示は、実施される場合、本開示を実施する各国の法令を遵守のうえで実施される。また、本明細書に記載の開示は、各国の法令を遵守するために必要な、当業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、および修正をもって実施される。
本開示に係るコード決済を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
<システム構成>
図1は、本開示の一実施形態に係る通信システム1の構成を示す図である。図1に開示されるように、通信システム1では、ネットワーク130を介してサーバ110A、サーバ110Bと、端末120A、端末120B、端末120Cとが接続される。
本開示において、サーバ110Aと、サーバ110Bとをそれぞれ区別する必要がない場合は、サーバ110Aとサーバ110Bとは、それぞれサーバ110と表現されてもよい。
本開示において、端末120Aと、端末120Bと、端末120Cとをそれぞれ区別する必要がない場合は、端末120Aと端末120Bと端末120Cとは、それぞれ端末120(「情報処理端末」の一例。)と表現されてもよい。
本開示において、サーバ110と、端末120とをそれぞれ区別する必要がない場合は、サーバ110と端末120とは、それぞれ情報処理装置200と表現されてもよい。なお、ネットワーク130に接続される情報処理装置200の数は図1の例に限定されない。
サーバ110は、ネットワーク130を介してユーザが利用する端末120に、所定のサービスを提供する。所定のサービスは、限定でなく例として、決済サービス、金融サービス、電子商取引サービス、インスタントメッセンジャーを代表とするSNS(Social Networking Service)、楽曲・動画・書籍などのコンテンツ提供サービス等を含む。ユーザが端末120を介して所定のサービスを利用することで、サーバ110は1以上の端末120に所定のサービスを提供することができる。
本開示において、決済サービスとは1以上のユーザが金銭または金銭相当物の授受ができるサービスを意味する。限定でなく例として、一次元コード(バーコードなど)、二次元コード(QRコード(登録商標)など)(以下で、一次元コードおよび二次元コードをまとめて「二次元コード等」と総称する。)、近距離無線通信(NFC (Near Field Communication)、BLE (Bluetooth(登録商標) Low Energy)、Wi-Fi(登録商標)、超音波通信、赤外線通信など)を利用して決済を行うサービスを含む。また、支払いを行うユーザ(支払者)の端末120Aが二次元コード等を読み取ることで入金を行うことを「ユーザ読取型コード入金」または「MPM(Merchant Presented Mode)」と表現し、入金を行うユーザの端末120Aが二次元コード等を表示し、表示された二次元コード等を、店舗側等のユーザの端末120Bが読み取ることで入金を行うことを「店舗読取型コード入金」または「CPM(Consumer Presented Mode)」と表現する。
必要に応じて、ユーザX(顧客のユーザ、及び店舗の事業者であるユーザを含む)が利用する端末を端末120Xと表現する。以下の例では、端末120Aは、商品等を購入するための代金を予め入金しておく顧客であるユーザAの端末であり、端末120Bは、入金のサービスを顧客に提供する店舗の事業者であるユーザBの端末であるとする。なお、ユーザBのアカウントは、事業者用のアカウントであり、サーバ110の運用者から事業者用の認証を予め受けていてもよい。
また、ユーザXまたは端末120Xに対応づけられた、所定のサービスにおけるユーザ情報をユーザ情報Xと表現する。なお、ユーザ情報とは、所定のサービスにおいてユーザが利用するアカウントに対応付けられたユーザの情報である。ユーザ情報は、限定でなく例として、ユーザにより入力される、または、所定のサービスにより付与される、ユーザの名前、ユーザのアイコン画像、ユーザの年齢、ユーザの性別、ユーザの住所、ユーザの趣味趣向、ユーザの識別子などのユーザに対応づけられた情報、ユーザに対応付けられた電子バリュー(電子マネー)の残高情報、ユーザに対応付けられたクレジットカード情報(クレジットカード番号など)を含み、これらのいずれか一つまたは、組み合わせであってもよい。
ネットワーク130は、2以上の情報処理装置200を接続する役割を担う。ネットワーク130は、端末120がサーバ110に接続した後、データを送受信することができるように接続経路を提供する通信網を意味する。
ネットワーク130のうちの1つまたは複数の部分は、有線ネットワークや無線ネットワークであってもよい。ネットワーク130は、限定でなく例として、アドホック・ネットワーク(Ad Hoc Network)、イントラネット、エクストラネット、仮想プライベート・ネットワーク(Virtual Private Network:VPN)、ローカル・エリア・ネットワーク(Local Area Network:LAN)、ワイヤレスLAN(Wireless LAN:WLAN)、広域ネットワーク(Wide Area Network:WAN)、ワイヤレスWAN(Wireless WAN:WWAN)、大都市圏ネットワーク(Metropolitan Area Network:MAN)、インターネットの一部、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)の一部、携帯電話網、ISDNs(Integrated Service Digital Networks)、無線LANs、LTE(Long Term Evolution)、CDMA(Code Division Multiple Access)、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、衛星通信など、または、これらの2つ以上の組合せを含むことができる。ネットワーク130は、1つまたは複数のネットワーク130を含むことができる。
情報処理装置200は、本開示に記載される機能、および/または、方法を実現できる情報処理装置であればどのような情報処理装置であってもよい。
情報処理装置200は、限定ではなく例として、スマートフォン、携帯電話(フィーチャーフォン)、コンピュータ(限定でなく例として、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、サーバ装置、メディアコンピュータプラットホーム(限定でなく例として、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダなど)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(限定でなく例として、PDA(Personal Digital Assistant)、電子メールクライアントなど)、ウェアラブル端末(限定でなく例として、メガネ型デバイス、時計型デバイスなど)、他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。
なお、商品等を販売するユーザBの端末120Bは、店舗等に設置されるPOS(Point of sale system)端末でもよい。この場合、POS端末である端末120Bは、商品等の一次元コードに加え、商品等を購入するユーザ(顧客)Aの端末120Aが提示する二次元コードを読み取る機能を有してもよい。
<ハードウェア(HW)構成>
図2を用いて、通信システム1に含まれる情報処理装置200のHW構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。
情報処理装置200は、プロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力インタフェース(入出力I/F)204と、通信インタフェース(通信I/F)205とを含む。情報処理装置200のHWの各構成要素は、限定でなく例として、バスBを介して相互に接続される。
情報処理装置200は、プロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力I/F204と、通信I/F205との協働により、本開示に記載される機能、および/または、方法を実現する。
プロセッサ201は、ストレージ203に記憶されるプログラムに含まれるコードまたは命令によって実現する機能、および/または、方法を実行する。プロセッサ201は、限定でなく例として、中央処理装置(CPU)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphic s Processing Unit)、マイクロプロセッサ(microprocessor)、プロセッサコア(processor core)、マルチプロセッサ(multiprocessor)、ASIC(Application-Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等を含み、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって各実施形態に開示される各処理を実現してもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により実現されてよく、各実施形態に示す複数の処理を1つの集積回路により実現されることとしてもよい。また、LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIなどと呼称されることもある。
メモリ202は、ストレージ203からロードしたプログラムを一時的に記憶し、プロセッサ201に対して作業領域を提供する。メモリ202には、プロセッサ201がプログラムを実行している間に生成される各種データも一時的に格納される。メモリ202は、限定でなく例として、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などを含む。
ストレージ203は、プログラムを記憶する。ストレージ203は、限定でなく例として、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリなどを含む。
通信I/F205は、ネットワーク130を介して各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F205は、ネットワーク130を介して、他の情報処理装置との通信を実行する機能を有する。通信I/F205は、各種データをプロセッサ201からの指示に従って、他の情報処理装置に送信する。また、通信I/F205は、他の情報処理装置から送信された各種データを受信し、プロセッサ201に伝達する。
入出力I/F204は、情報処理装置200に対する各種操作を入力する入力装置、および、情報処理装置200で処理された処理結果を出力する出力装置を含む。入出力I/F204は、入力装置と出力装置が一体化していてもよいし、入力装置と出力装置とに分離していてもよい。
入力装置は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報をプロセッサ201に伝達できる全ての種類の装置のいずれか、または、その組み合わせにより実現される。入力装置は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、キーボード等のハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイス、カメラ(画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)を含む。
出力装置は、プロセッサ201で処理された処理結果を出力することができる全ての種類の装置のいずれか、または、その組み合わせにより実現される。当該処理結果を映像、および/または、動画像として出力する場合、出力装置は、フレームバッファに書き込まれた表示データに従って、当該表示データを表示することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。出力装置は、限定でなく例として、タッチパネル、タッチディスプレイ、モニタ(限定でなく例として、液晶ディスプレイ、OELD(Organic Electroluminescence Display)など)、ヘッドマウントディスプレイ(HDM:Head Mounted Display)、プロジェクションマッピング、ホログラム、空気中など(真空であってもよい)に画像やテキスト情報等を表示可能な装置、スピーカ(音声出力)、プリンターなどを含む。なお、これらの出力装置は、3Dで表示データを表示可能であってもよい。
本開示の各実施形態のプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよい。 記憶媒体は、「一時的でない有形の媒体」に、プログラムを記憶可能である。プログラムは、限定でなく例として、ソフトウェアプログラムやコンピュータプログラムを含む。
記憶媒体は適切な場合、1つまたは複数の半導体ベースの、または他の集積回路(IC)(限定でなく例として、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、特定用途向けIC(ASIC)など)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、ハイブリッド・ハード・ドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスクドライブ(ODD)、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピィ・ディスケット、フロッピィ・ディスク・ドライブ(FDD)、磁気テープ、固体ドライブ(SSD)、RAMドライブ、セキュア・デジタル・カードもしくはドライブ、任意の他の適切な記憶媒体、またはこれらの2つ以上の適切な組合せを含むことができる。記憶媒体は、適切な場合、揮発性、不揮発性、または揮発性と不揮発性の組合せでよい。
また、本開示のプログラムは、当該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して、情報処理装置200に提供されてもよい。
また、本開示の各実施形態は、プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
なお、本開示のプログラムは、限定でなく例として、JavaScript(登録商標)、Pythonなどのスクリプト言語、C言語、Go言語、Swift、Koltin、Java(登録商標)などを用いて実装される。
情報処理装置200における処理の少なくとも一部は、1以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよい。
情報処理装置200における処理の少なくとも一部を、他の情報処理装置により行う構成としてもよい。この場合、プロセッサ201により実現される各機能部の処理のうち少なくとも一部の処理を、他の情報処理装置で行う構成としてもよい。
<その他>
明示的な言及のない限り、本開示の実施形態における判定の構成は必須でなく、判定条件を満たした場合に所定の処理が動作されたり、判定条件を満たさない場合に所定の処理がされたりしてもよい。
本開示では、「AおよびBの少なくとも一方」は、「A、B、またはその両方」を意味する。さらに、明記されない限り、または文脈によって示されない限り、「a」、「an」、または「the」は「1つまたは複数」を意味するものとする。したがって、本明細書では、別段に明記されない限り、または文脈によって示されない限り、「an A」または「the A」は「1つまたは複数のA」を意味する。
本開示は、本開示の実施形態、および/または、実施例に対して、当業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、および修正を包含する。同様に、適切な場合、添付の特許請求の範囲は、本開示の実施形態、および/または、実施例に対して、当業者が成し得る全ての変更、置換、変形、改変、および修正を包含する。さらに、本開示は、当業者が成し得る、本開示における実施形態、および/または、実施例の1つまたは複数の特徴と、本開示における他の実施形態、および/または、実施例の1つまたは複数の特徴との任意の組合せを包含する。
加えて、特定の機能を実施するように適合される、配置される、能力を有する、構成される、使用可能である、動作可能である、または動作できる装置またはシステムあるいは装置またはシステムの構成要素に対する添付の特許請求の範囲での参照は、その装置、システム、または構成要素がそのように適合される、配置される、能力を有する、構成される、使用可能にされる、動作可能にされる、または動作できる限り、その装置、システム、構成要素またはその特定の機能がアクティベートされ、オンにされ、またはロック解除されているか否かに関わらず、その装置、システム、構成要素を包含する。
本開示は、明示されない限り、いずれの実施形態または実施例を実施するに際して、事前に、または、実施の直前にユーザからの同意を取得してもよい。また、取得する同意は、包括的なものでもよく、都度取得するものでもよい。
<第1実施形態>
第1実施形態は、店舗等の事業者の端末120Bで二次元コード等を表示(出力)し、表示された二次元コード等を、顧客の端末120Aが読み取る(入力する)ことで入金を実行する実施形態である。
第1実施形態により、より容易に入金ができるようにすることができる。例えば、店舗の事業者は、カードリーダ等を備える専用端末を導入しなくとも、入金のサービスを顧客に提供することができる。これは、例えば、商店街等で八百屋や鮮魚店を経営する個人事業主等を含む中小企業(SMB、Small and Medium Business)の事業者にとって特に効果が大きい。
また、顧客が、オンラインで決済サービスの残高に入金可能な銀行口座やクレジットカードを保有していない場合等であっても、実店舗にて容易に入金することができる。また、入金が容易に行えるため、結果的に端末120Aやサーバ110の負荷、及び端末120Aとサーバ110間のネットワーク130の負荷を軽減できるという効果が得られる。
<第1実施形態の機能構成>
図3を用いてサーバ110、および/または、端末120の機能構成を説明する。図3は、実施形態に係るサーバ110、及び端末120の機能的な構成を示すブロック図の一例を示す図である。図3に開示の機能部は、情報処理装置200が備えるプロセッサ201と、メモリ202と、ストレージ203と、入出力I/F204と、通信I/F205との協働により実現される。
(1)サーバの機能構成
サーバ110は、受付部311と、送受信部312と、制御部313と、記憶部314とを有する。
受付部311は、サーバ110の事業者からの各種の設定操作等を受け付ける。
送受信部312は、制御部313の指示に従い、端末120等とのデータの送受信を行う。なお、送受信部312は、例えば、端末120からのログイン要求に含まれるユーザID、及びパスワードにより端末120のユーザが認証された際、端末120とのHTTPS等を用いた通信用のセッションを確立する。そして、確立した通信用のセッションのIDに対応付けて、端末120の通信用のアドレス、及びユーザID等を記憶しておく。そして、確立した通信用のセッションを用いて、端末120にデータを送信する。
制御部313は、決済サービス、金融サービス、及び電子商取引サービス等のサービスを、端末120のユーザに提供する処理を行う。
記憶部314は、二次元コード等の情報を含むコード情報を記憶するコード情報記憶部3141、端末120A等のユーザの情報を含むユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶部3142、店舗の事業者の情報を含む事業者ユーザ情報を記憶する事業者ユーザ情報記憶部3143等を有する。
(2)端末の機能構成
端末120は、受付部321と、送受信部322と、制御部323と、記憶部324とを有する。
受付部321は、端末120のユーザからの各種の操作等を受け付ける。
送受信部322は、制御部323の指示に従い、サーバ110等とのデータの送受信を行う。なお、送受信部322は、例えば、サーバ110にログインした際、サーバ110とのHTTPS等を用いた通信用のセッションを確立する。そして、確立した通信用のセッションのIDに対応付けて、サーバ110の通信用のアドレス等を記憶しておく。そして、確立した通信用のセッションを用いて、サーバ110にデータを送信する。
制御部323は、サーバ110により提供される決済サービス、金融サービス、及び電子商取引サービス等のサービスを利用する処理を行う。
記憶部324は、サーバ110により提供される決済サービス等を利用するための情報を記憶する。
<第1実施形態の処理>
図4から図6Dを参照し、第1実施形態に係る通信システム1の処理について説明する。図4は、第1実施形態に係る通信システム1の処理のシーケンスの一例を示す図である。図5Aは、第1実施形態に係るコード情報記憶部3141が記憶するコード情報の一例について説明する図である。図5Bは、実施形態に係るユーザ情報記憶部3142が記憶するユーザ情報の一例について説明する図である。図5Cは、実施形態に係る事業者ユーザ情報記憶部3143が記憶する事業者ユーザ情報の一例について説明する図である。図6Aは、第1実施形態に係る店舗の端末120Bの入金画面の一例を示す図である。図6Bは、第1実施形態に係る店舗の端末120Bのコード表示画面の一例を示す図である。図6Cは、第1実施形態に係る顧客の端末120Aの入金完了画面の一例を示す図である。図6Dは、第1実施形態に係る店舗の端末120Bの出金完了画面の一例を示す図である。
なお、端末120A、及び端末120Bは、サーバ110との通信を行う際、ユーザA、及びユーザBのアカウントをそれぞれ用いてサーバ110の認証を受けているものとする。
以下の処理は、例えば、顧客であるユーザAが、店舗の店員等であるユーザBに口頭でチャージをしたい旨を伝達し、現金等をユーザBに渡した際に実行されてもよい。
ステップS1において、端末120Bは、入金(チャージ)操作をユーザBから受け付ける。ここで、端末120Bは、例えば、サーバ110の決済サービスを利用するためのアプリケーションプログラムを起動させる操作を受け付ける。
続いて、端末120Bは、入金する金額(入金額)を入力するための表示画面(入金画面)を表示する(ステップS2)。続いて、端末120Bは、入金額の指定操作をユーザBから受け付ける(ステップS3)。端末120Bは、図6Aの例では、入金額の表示画面601において、入金額の入力欄602、数字入力用のソフトウェアキーボード603、及び「売り上げ等から出金する」ボタン604を表示させている。ユーザBは、ソフトウェアキーボード603での押下操作により、ユーザAにより指定された入金額を入力欄602に設定する。図6Aの例では3千円が設定されている。「売り上げ等から出金する」ボタン604が押下されると、端末120Bは、以下の処理に進む。
続いて、端末120Bは、コード生成要求をサーバ110に送信する(ステップS4)。ここで、コード生成要求には、入金額の情報等が含まれる。
続いて、サーバ110は、入金の可否を判定する(ステップS5)。なお、この処理の詳細は後述する。以下では、サーバ110が入金を許可すると判定した場合について説明する。
続いて、サーバ110は、今回の入金を行うための二次元コード等の情報を生成(決定)する(ステップS6)。ここで、サーバ110は、二次元コード等の識別情報(QRID、以下で「コードID」とも称する。)等の情報を含む二次元コード等の画像を生成してもよいし、二次元コード等に含めるためのコードID等の情報を生成してもよい。サーバ110は、例えば、現在時刻、及びユーザBの事業者ユーザID等に基づいて生成した値を含むコードIDを生成してもよい。
続いて、サーバ110は、生成した二次元コード等の情報に対応付けて、ユーザBの事業者ユーザID、及び受信した入金額をコード情報記憶部3141に記憶する(ステップS7)。
(コード情報記憶部3141)
図5Aの例では、コード情報記憶部3141には、コードIDに対応付けて、事業者ユーザID、及び入金額が記憶されている。事業者ユーザIDは、商品やサービスを実店舗で販売する事業者であるユーザの識別情報である。
続いて、サーバ110は、生成した二次元コード等の情報を端末120Bに送信する(ステップS8)。ここで、当該二次元コード等の情報には、上述したコードID等の情報が含まれてもよい。
続いて、端末120Bは、受信した二次元コード等の情報に基づいて、二次元コード等を表示する(ステップS9)。ここで、端末120Bは、図6Bのコード表示画面611を表示させる。端末120Bは、図6Bの例では、入金額612、及び顧客への入金額の確認を促すメッセージ613、及び二次元コード614を同時に表示している。図6Bのように、二次元コード等と入金額とを同時に表示させることにより、入金額の設定操作を行っていないユーザAが、ユーザBにより設定された入金額を確認した上で読み取り操作を行うことができる。
続いて、端末120Aは、ユーザAの操作に応答して、カメラを起動し、端末120Bの画面に表示されている二次元コード等を読み取る(ステップS10)。ここで、端末120Aは、表示されている二次元コード等から、コードIDを認識する。
続いて、端末120Aは、入金要求をサーバ110に送信する(ステップS11)。ここで、当該入金要求には、二次元コード等から読み取ったコードID等の情報が含まれる。
続いて、サーバ110は、受信した入金要求に基づいて、ユーザAに対する入金処理を行う(ステップS12)。ここで、サーバ110は、コード情報記憶部3141を参照し、受信した入金要求に含まれるコードIDに対応付けられた入金額を取得する。そして、サーバ110は、図5Bのユーザ情報記憶部3142において、ユーザAの残高に、取得した入金額を加算する。
(ユーザ情報記憶部3142)
図5Bの例では、ユーザ情報記憶部3142には、ユーザIDに対応付けて、ユーザ名、残高、行動履歴、及び個人情報等が記憶されている。ユーザIDは、ユーザの識別情報である。ユーザ名は、当該ユーザの名称である。残高は、当該ユーザが決済に利用可能な金額の残高である。なお、残高には、例えば、当該ユーザがサーバ110により提供される電子商取引サービスを用いて商品等を販売した際の当該商品等の代金が含まれてもよい。また、例えば、銀行、クレジットカード、及び店舗のレジ等を用いてチャージされた金額が含まれてもよい。
行動履歴は、当該ユーザの行動履歴である。行動履歴には、例えば、当該ユーザがサーバ110により提供される決済サービスを用いて入金、及び決済をした履歴等が含まれてもよい。また、行動履歴には、例えば、当該ユーザがサーバ110により提供される電子商取引サービスを用いて商品等を売買した履歴等が含まれてもよい。個人情報は、当該ユーザの個人情報である。個人情報には、当該ユーザが保有する金融資産額、及び年収等が含まれてもよい。
続いて、サーバ110は、受信した入金要求に基づいて、ユーザBに対する出金処理を行う(ステップS13)。ここで、サーバ110は、コード情報記憶部3141を参照し、受信した入金要求に含まれるコードIDに対応付けられた事業者ユーザIDを取得する。そして、サーバ110は、図5Cの事業者ユーザ情報記憶部3143において、ユーザBの残高から、取得した入金額を減算する。ここで、サーバ110は、今回のユーザAの入金に対する手数料(例えば、入金額の1%)を、ユーザBの残高に加算してもよい。この場合、例えば、ユーザBがユーザAによる3千円の入金を取り扱うと、ユーザBはサーバ110を運営する事業者から30円分の残高またはポイント等を受け取ることができる。
また、サーバ110は、今回のユーザAの入金によるユーザBの出金に対する手数料(例えば、入金額の0.1%)を、ユーザBの残高から減算してもよい。この場合、例えば、ユーザBがユーザAによる3千円の入金を取り扱うと、ユーザBが3千円の現金を受け取れたことに対する手数料として、ユーザBはサーバ110を運営する事業者に3円分の残高またはポイント等を支払うことになる。この場合、サーバ110が当該手数料を、ATM(Automated/Automatic Teller Machine, 現金自動預け払い機)等を用いた出金の手数料よりも低く設定すれば、ユーザBはより安価な手数料で出金できることとなる。
(事業者ユーザ情報記憶部3143)
図5Cの例では、事業者ユーザ情報記憶部3143には、事業者ユーザIDに対応付けて、事業者ユーザ名、決済口座、残高、借入限度額、借入額、売上履歴、返済履歴、及び住所等が記憶されている。事業者ユーザ名は、事業者ユーザIDに係る事業者であるユーザの名称である。決済口座は、例えば、商品等の購入者により支払われた代金が、サーバ110を運営する事業者によって送金された場合に、当該送金が着金するための銀行口座でもよい。
図5Cの例では、残高には、保有残高、及び借入可能残高(借り入れ可能な残高)が含まれている。保有残高は、当該事業者がサーバ110に入金している金額である。当該事業者がサーバ110に入金している金額には、例えば、当該事業者がサーバ110により提供される電子商取引サービスを用いて商品等を販売した際の当該商品等の代金(売上金)が含まれてもよい。また、例えば、銀行、クレジットカード、及び店舗のレジ等を用いてチャージされた金額が含まれてもよい。また、借入可能残高は、借入限度額から借入額を減算した金額である。
借入限度額は、所定期間(例えば、1か月)において当該事業者が顧客の入金のためにサーバ110を運営する事業者(決済サービスの運営者)から借り入れ可能な金額の上限額である。借入額は、当該所定期間において当該事業者が各入金のためにサーバ110の運用者から借り入れた金額の総額である。売上履歴は、当該事業者がサーバ110により提供される電子商取引サービスを用いて商品等を販売したことによる月次等の売り上げの履歴である。返済履歴は、当該事業者が顧客の入金のためにサーバ110の運用者から借り入れた金額に対する月次等の返済の履歴である。住所は、事業者ユーザIDに係る事業者の店舗等の住所である。
なお、サーバ110は、当該事業者の売上履歴、及び返済履歴等を用いて当該事業者の信用度を算出し、算出した信用度に応じて当該事業者の借入限度額を決定してもよい。
続いて、サーバ110は、入金が完了した旨の通知を端末120Aに送信する(ステップS14)。ここで、サーバ110は、ユーザ情報記憶部3142、及び事業者ユーザ情報記憶部3143にそれぞれ記憶されている、ユーザA、及びユーザBに関する情報を、当該通知に含めて送信してもよい。
続いて、端末120Aは、受信した通知に基づき、入金が完了した旨を通知する表示画面(入金完了画面)を表示する(ステップS15)。ここで、端末120Aは、例えば、OSにより提供される通知機能を用いて、バナー等によりサーバ110からの通知を受信したことを示すメッセージを表示してもよい。そして、端末120Aは、通知の表示領域をユーザAにより押下されると、図6Cの入金完了画面621を表示させてもよい。端末120Aは、図6Cの例では、入金が完了した旨を示すメッセージ622、今回の入金額623、入金を行った店舗の事業者であるユーザBの事業者ユーザ名624、及びユーザAの残高625を表示している。
続いて、サーバ110は、出金が完了した旨の通知を端末120Bに送信する(ステップS16)。ここで、サーバ110は、ユーザ情報記憶部3142、及び事業者ユーザ情報記憶部3143にそれぞれ記憶されている、ユーザA、及びユーザBに関する情報を、当該通知に含めて送信してもよい。
続いて、端末120Bは、受信した通知に基づき、出金が完了した旨を通知する表示画面(出金完了画面)を表示する(ステップS17)。ここで、端末120Bは、例えば、OSにより提供される通知機能を用いて、バナー等によりサーバ110からの通知を受信したことを示すメッセージを表示してもよい。そして、端末120Bは、通知の表示領域をユーザBにより押下されると、図6Dの出金完了画面631を表示させてもよい。端末120Bは、図6Dの例では、入金が完了した旨を示すメッセージ632、今回の入金額633、今回のユーザAに対する入金によりユーザBの残高が減額されたことを示すメッセージ634、ユーザBの残高635、ユーザBの保有残高636、及びユーザBの借入可能残高637を表示している。
これにより、ユーザAは、入金後の残高を用いて、例えば、サーバ110が提供するオンライン上のフリーマーケット等のサービスを含む電子商取引サービスで商品を購入することができる。なお、サーバ110は、ATM等により、ユーザAが残高を現金で出金できるようにしてもよい。
<店舗の事業者に対する入金可否判定処理>
次に、図4のステップS5の、サーバ110における入金の可否を判定する処理の一例について説明する。
サーバ110は、図4のステップS4の処理により端末120Bから受信した入金額が、図5Cの事業者ユーザ情報記憶部3143に記憶されているユーザBの残高以下であるか否かを判定する。
そして、入金額がユーザBの残高以下でない場合、サーバ110は、入金を拒否すると判定する。この場合、サーバ110は、入金を拒否する旨を端末120Bに通知し、端末120Bに入金を拒否する旨のメッセージ等を表示させる。この場合、当該メッセージには、入金を拒否する理由を示すメッセージが含まれてもよい。一方、入金額がユーザBの残高以下である場合、サーバ110は、入金を許可すると判定する。
<顧客に対する入金判定処理>
次に、図4のステップS12の、サーバ110における入金処理の一例について説明する。サーバ110は、ステップS12の、受信した入金要求に基づいて、ユーザAに対する入金処理を行う際、ユーザAに対する以下の判定処理(以下で「顧客に対する入金判定処理」と称する。)を行うようにしてもよい。
サーバ110は、ユーザ情報記憶部3142を参照し、所定期間(例えば、1か月間)におけるユーザAの入金回数が所定の閾値(上限値)以上である場合は入金を拒否すると判定し、閾値以上でない場合は入金を許可すると判定してもよい。
また、サーバ110は、ユーザ情報記憶部3142を参照し、所定期間(例えば、1か月間)におけるユーザAの入金額の総額が所定の閾値(上限値)以上である場合は入金を拒否すると判定し、閾値以上でない場合は入金を許可すると判定してもよい。これにより、例えば、マネーロンダリング(資金洗浄)等を目的とした不正な入金を防止することができる。
なお、入金を拒否すると判定した場合、サーバ110は、入金を拒否する旨を端末120A、及び端末120Bに通知し、端末120A、及び端末120Bに入金を拒否する旨のメッセージ等を表示させる。この場合、当該メッセージには、入金を拒否する理由を示すメッセージが含まれてもよい。
サーバ110は、ユーザAに対する入金回数の上限値、及び入金額の総額の上限値を、ユーザ情報記憶部3142に記憶されているユーザAの行動履歴、及び個人情報に基づいて決定してもよい。この場合、サーバ110は、例えば、ユーザAがサーバ110により提供される電子商取引サービスを用いて購入した商品等の代金の総額が大きいほど、ユーザAに対する入金回数の上限値、及び入金額の総額の上限値を大きくしてもよい。
<第2実施形態>
第2実施形態は、顧客の端末120Aで二次元コード等を表示(出力)し、表示された二次元コード等を、店舗等の事業者の端末120Bが読み取る(入力する)ことで入金を実行する実施形態である。
第2実施形態により、上述した第1実施形態と同様の効果が得られる。
なお、第1実施形態に係るサーバ110、及び端末120の機能と、第2実施形態に係るサーバ110、及び端末120の機能は、適宜組み合わせて用いることができる。例えば、本開示のサーバ110、及び端末120は、第1実施形態で説明した機能と、第2実施形態で説明する機能の両方を有するようにしてもよい。
<第2実施形態の機能構成>
第2実施形態に係るサーバ110、及び端末120の機能構成は、図3に示す第1実施形態に係るサーバ110、及び端末120の機能構成と同様でもよい。第2実施形態では、サーバ110は、第1実施形態のコード情報記憶部3141の代わりに、図8に示すコード情報記憶部3141Aを記憶する点等が異なる。
<第2実施形態の処理>
図7から図9Bを参照し、第2実施形態に係る通信システム1の処理について説明する。図7は、第2実施形態に係る通信システム1の処理のシーケンスの一例を示す図である。図8は、第2実施形態に係るコード情報記憶部3141Aが記憶するコード情報の一例について説明する図である。図9Aは、第2実施形態に係る顧客の端末120Aの入金画面の一例を示す図である。図9Bは、第2実施形態に係る顧客の端末120Aのコード表示画面の一例を示す図である。
以下の処理は、例えば、顧客であるユーザAは、店舗の店員等であるユーザBに口頭でチャージをしたい旨を伝達し、現金等をユーザBに渡した際に実行されてもよい。または、以下のステップS109の処理を行うまでの間の任意のタイミングで、顧客であるユーザAは、店舗の店員等であるユーザBに口頭でチャージをしたい旨を伝達し、現金等をユーザBに渡すようにしてもよい。
ステップS101において、端末120Aは、入金(チャージ)操作をユーザAから受け付ける。
続いて、端末120Aは、入金する金額(入金額)を入力するための表示画面(入金画面)を表示する(ステップS102)。続いて、端末120Aは、入金額の指定操作をユーザAから受け付ける(ステップS103)。端末120Aは、図9Aの例では、入金額の表示画面901において、入金額の入力欄902、数字入力用のソフトウェアキーボード903、及び「入金する」ボタン904を表示させている。端末120Aは、ソフトウェアキーボード903での押下操作により入力された数値を入金額の入力欄902に設定する。図9Aの例では3千円が設定されている。「入金する」ボタン904が押下されると、端末120Aは、以下の処理に進む。
続いて、端末120Aは、コード生成要求をサーバ110に送信する(ステップS104)。ここで、コード生成要求には、入金額の情報等が含まれる。
続いて、サーバ110は、今回の入金を行うための二次元コード等の情報を生成(決定)する(ステップS105)。なお、サーバ110は、ステップS105の処理を行う際、第1実施形態で説明した「顧客に対する入金判定処理」を実行してもよい。
続いて、サーバ110は、生成した二次元コード等の情報に対応付けて、ユーザAのユーザID、及び受信した入金額をコード情報記憶部3141Aに記憶する(ステップS106)。
(コード情報記憶部3141A)
図8の例では、コード情報記憶部3141Aには、コードIDに対応付けて、ユーザID、及び入金額が記憶されている。
続いて、サーバ110は、生成した二次元コード等の情報を端末120Bに送信する(ステップS107)。ここで、当該二次元コード等の情報には、上述したコードID等の情報が含まれてもよい。
続いて、端末120Aは、受信した二次元コード等の情報に基づいて、二次元コード等を表示する(ステップS108)。ここで、端末120Aは、図9Bのコード表示画面911を表示させる。端末120Aは、図9Bの例では、入金額912、及び店員への入金額の確認を促すメッセージ913、及び二次元コード914を同時に表示している。図9Bのように、二次元コード等と入金額とを同時に表示させることにより、入金額の設定操作を行っていないユーザBが、ユーザAにより設定された入金額を確認した上で読み取り操作を行うことができる。
続いて、端末120Bは、ユーザBの操作に応答して、カメラを起動し、端末120Aの画面に表示されている二次元コード等を読み取る(ステップS109)。
続いて、端末120Bは、入金要求をサーバ110に送信する(ステップS110)。ここで、当該入金要求には、二次元コード等から読み取ったコードID等の情報が含まれる。
続いて、サーバ110は、入金の可否を判定する(ステップS111)。なお、ステップS111の処理は、図4のステップS5の処理と同様でもよい。以下では、サーバ110が入金を許可すると判定した場合について説明する。
続いて、サーバ110は、受信した入金要求に基づいて、ユーザAに対する入金処理を行う(ステップS112)。ここで、サーバ110は、コード情報記憶部3141Aを参照し、受信した入金要求に含まれるコードIDに対応付けられた入金額を取得する。そして、サーバ110は、図5Bのユーザ情報記憶部3142において、ユーザAの残高に、取得した入金額を加算する。
続いて、サーバ110は、受信した入金要求に基づいて、ユーザBに対する出金処理を行う(ステップS113)。なお、この処理は、図4のステップS13の処理と同様でもよい。
続いて、サーバ110は、入金が完了した旨の通知を端末120Aに送信する(ステップS114)。続いて、端末120Aは、受信した通知に基づき、入金が完了した旨を通知する表示画面(入金完了画面)を表示する(ステップS115)。続いて、サーバ110は、出金が完了した旨の通知を端末120Bに送信する(ステップS16)。続いて、端末120Bは、受信した通知に基づき、出金が完了した旨を通知する表示画面(出金完了画面)を表示する(ステップS17)。なお、ステップS114からステップS117の各処理は、図4のステップS14からステップS17の各処理とそれぞれ同様でもよい。
以下で、上述した第1実施形態、及び第2実施形態における処理の一例について説明する。
<<第1実施例>>
第1実施例は、第1実施形態、または第2実施形態において、顧客が希望する入金額を入金可能な店舗等をユーザが検索できるようにする実施例である。第1実施例により、例えば、顧客が希望する入金額を入金可能な店舗等をユーザに表示することができる。
<<第1実施例の処理>>
図10から図11Bを参照し、第1実施例の処理について説明する。図10は、第1実施例に係る通信システム1の処理のシーケンスの一例を示す図である。図11Aは、実施形態に係る顧客の端末120Aの検索入力画面の一例を示す図である。図11Bは、実施形態に係る顧客の端末120Aの検索結果画面の一例を示す図である。
端末120Aは、ユーザAから、入金を行える店舗を検索する操作を受け付ける(ステップS201)。ここで、端末120Aは、例えば、図11Aの表示画面において、ユーザAが希望する入金額の入力操作と、検索ボタンの押下操作等の操作をユーザAから受け付ける。端末120Aは、図11Aの例では、検索入力画面1101において、入金額の入力欄1102と、検索ボタン1103を表示している。
続いて、端末120Aは、検索要求をサーバ110に送信する(ステップS202)。ここで、当該検索要求には、例えば、入金額と、GPS(Global Positioning System)等を用いて取得された端末120Aの現在の位置情報が含まれてもよい。
続いて、サーバ110は、事業者ユーザ情報記憶部3143を参照し、端末120Aの現在位置から所定範囲内に店舗を有する事業者ユーザIDを抽出する(ステップS203)。
続いて、サーバ110は、事業者ユーザ情報記憶部3143を参照し、ステップS203で抽出した事業者ユーザIDのうち、指定された入金額を入金可能な事業者ユーザIDを抽出する(ステップS204)。ここで、サーバ110は、図5Cの事業者ユーザ情報記憶部3143に記憶されている残高が、受信した入金額以上である事業者ユーザの事業者ユーザIDを抽出する。
続いて、サーバ110は、ステップS204で抽出した各事業者の情報を検索結果として端末120Aに送信する(ステップS205)。ここで、サーバ110は、各事業者の事業者ユーザ名、住所、及び残高等の情報を送信する。
続いて、端末120Aは、受信した各事業者の情報を表示する(ステップS206)。ここで、端末120Aは、例えば、図11Bのように、地図画面上で、各事業者の事業者ユーザ名、住所、及び残高等の情報を表示する。端末120Aは、図11Bの例では、検索結果画面1111において、地図1112、端末120Aの現在位置1113、検索された第1事業者の店舗等の位置1114、名前1114A、住所1114B、残高(入金可能な上限額)1114Cを表示している。また、第2事業者の店舗等の位置1115、名前1115A、住所1115B、残高1115Cを表示している。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
情報処理装置が、
ユーザにより指定された入金額の情報を第1情報処理端末から受信する処理と、
前記第1情報処理端末から第2情報処理端末に出力させるコードの情報と前記入金額とを関連付けて記憶する処理と、
前記コードの情報を前記第1情報処理端末に送信する処理と、
前記コードの情報を前記第2情報処理端末から受信した場合、前記コードの情報に関連付けられた前記入金額を、前記ユーザの残高に入金する処理と、を実行する情報処理方法。
(付記2)
前記入金する処理は、
前記コードの情報を前記ユーザの前記第2情報処理端末から受信した場合、前記コードの情報に関連付けられた前記入金額を、前記第1情報処理端末に関連付けられた店舗の事業者の残高から減算し、前記ユーザの残高に加算する、
付記1に記載の情報処理方法。
(付記3)
前記入金する処理は、
前記コードの情報を前記ユーザの前記第1情報処理端末から受信した場合、前記コードの情報に関連付けられた前記入金額を、前記第2情報処理端末に関連付けられた店舗の事業者の残高から減算し、前記ユーザの残高に加算する、
付記1に記載の情報処理方法。
(付記4)
前記事業者の残高は、前記事業者が電子商取引サービスを用いて販売した商品の代金、前記情報処理装置により提供される決済サービスの運営者から前記事業者が借り入れ可能な残高、及び前記事業者が前記決済サービスに入金している残高の少なくとも一つを含む、
付記2または3に記載の情報処理方法。
(付記5)
前記ユーザにより指定された入金額の情報と、店舗の事業者の残高とに基づいて、前記ユーザに対する入金が可能な店舗を検索し、検索結果を前記ユーザに表示させる情報を送信する、
付記2から4のいずれか一項に記載の情報処理方法。
(付記6)
前記入金する処理は、
前記入金額が減算された後の、前記事業者の残高の情報を含む通知を前記事業者に表示させる情報を送信する、
付記2から5のいずれか一項に記載の情報処理方法。
(付記7)
前記入金する処理は、
入金が完了した旨、及び入金を行った店舗の事業者の情報を含む通知を前記ユーザに表示させる情報を送信する、
付記1から6のいずれか一項に記載の情報処理方法。
(付記8)
前記送信する処理は、
前記コードと前記入金額とを同時に表示させる情報を前記第1情報処理端末に送信する、
付記1から7のいずれか一項に記載の情報処理方法。
(付記9)
情報処理装置が、
ユーザにより指定された入金額の情報を第1情報処理端末から受信する受信部と、
前記第1情報処理端末から第2情報処理端末に出力させる、前記入金額と関連付けられたコードの情報を前記第1情報処理端末に送信する送信部と、
前記コードの情報を前記第2情報処理端末から受信した場合、前記コードの情報に関連付けられた前記入金額を、前記ユーザの残高に入金する制御部と、を有する情報処理装置。
(付記10)
情報処理装置に、
ユーザにより指定された入金額の情報を第1情報処理端末から受信する処理と、
前記第1情報処理端末から第2情報処理端末に出力させるコードの情報と前記入金額とを関連付けて記憶する処理と、
前記コードの情報を前記第1情報処理端末に送信する処理と、
前記コードの情報を前記第2情報処理端末から受信した場合、前記コードの情報に関連付けられた前記入金額を、前記ユーザの残高に入金する処理と、を実行させるプログラム。
100 通信システム
110 サーバ
311 受付部
312 送受信部
313 制御部
314 記憶部
3141 コード情報記憶部
3141A コード情報記憶部
3142 ユーザ情報記憶部
3143 事業者ユーザ情報記憶部
120 端末
321 受付部
322 送受信部
323 制御部
324 記憶部

Claims (9)

  1. 情報処理装置が、
    ユーザの残高を記憶する処理と、
    前記ユーザにより指定された入金額の情報をPOS端末から受信する処理と、
    前記POS端末に出力させるコードの情報と前記入金額とを関連付けて記憶する処理と、
    前記コードの情報を前記POS端末に送信する処理と、
    前記POS端末に送信されたコードの情報を携帯端末から受信した場合、前記コードの情報に関連付けられた前記入金額を、前記情報処理装置に記憶されている前記ユーザの残高に入金する処理と、を実行する情報処理方法。
  2. 前記入金する処理は、
    前記コードの情報を前記ユーザの前記携帯端末から受信した場合、前記コードの情報に関連付けられた前記入金額を、前記POS端末に関連付けられた店舗の事業者の残高から減算し、前記ユーザの残高に加算する、
    請求項1に記載の情報処理方法。
  3. 前記事業者の残高は、前記事業者が電子商取引サービスを用いて販売した商品の代金、前記情報処理装置により提供される決済サービスの運営者から前記事業者が借り入れ可能な残高、及び前記事業者が前記決済サービスに入金している残高の少なくとも一つを含む、
    請求項に記載の情報処理方法。
  4. 前記ユーザにより指定された入金額の情報と、店舗の事業者の残高とに基づいて、前記ユーザに対する入金が可能な店舗を検索し、検索結果を前記ユーザに表示させる情報を送信する、
    請求項2または3に記載の情報処理方法。
  5. 前記入金する処理は、
    前記入金額が減算された後の、前記事業者の残高の情報を含む通知を前記事業者に表示させる情報を送信する、
    請求項2からのいずれか一項に記載の情報処理方法。
  6. 前記入金する処理は、
    入金が完了した旨、及び入金を行った店舗の事業者の情報を含む通知を前記ユーザに表示させる情報を送信する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理方法。
  7. 前記送信する処理は、
    前記コードと前記入金額とを同時に表示させる情報を前記POS端末に送信する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の情報処理方法。
  8. ユーザの残高を記憶する記憶部と、
    前記ユーザにより指定された入金額の情報をPOS端末から受信する受信部と、
    前記POS端末に出力させる、前記入金額と関連付けられたコードの情報を前記POS端末に送信する送信部と、
    前記POS端末に送信されたコードの情報を携帯端末から受信した場合、前記コードの情報に関連付けられた前記入金額を、前記記憶部に記憶されている前記ユーザの残高に入金する制御部と、を有する情報処理装置。
  9. 情報処理装置に、
    ユーザの残高を記憶する処理と、
    前記ユーザにより指定された入金額の情報をPOS端末から受信する処理と、
    前記POS端末に出力させるコードの情報と前記入金額とを関連付けて記憶する処理と、
    前記コードの情報を前記POS端末に送信する処理と、
    前記POS端末に送信されたコードの情報を携帯端末から受信した場合、前記コードの情報に関連付けられた前記入金額を、前記情報処理装置に記憶されている前記ユーザの残高に入金する処理と、を実行させるプログラム。
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