JP2020098294A - 羽根駆動装置及び電子機器 - Google Patents

羽根駆動装置及び電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2020098294A
JP2020098294A JP2018237107A JP2018237107A JP2020098294A JP 2020098294 A JP2020098294 A JP 2020098294A JP 2018237107 A JP2018237107 A JP 2018237107A JP 2018237107 A JP2018237107 A JP 2018237107A JP 2020098294 A JP2020098294 A JP 2020098294A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable member
motor
opening
blade
drive device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018237107A
Other languages
English (en)
Inventor
謙三 今井
Kenzo Imai
謙三 今井
大介 掛水
Daisuke Kakemizu
大介 掛水
泰三 滝口
Taizo Takiguchi
泰三 滝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Precision Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Copal Corp filed Critical Nidec Copal Corp
Priority to JP2018237107A priority Critical patent/JP2020098294A/ja
Priority to US16/718,118 priority patent/US10942421B2/en
Publication of JP2020098294A publication Critical patent/JP2020098294A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Blocking Light For Cameras (AREA)

Abstract

【課題】撮像装置用の開口を塞ぐ羽根部の操作をモータの駆動及びユーザの手作業のいずれによっても実現することができる羽根駆動装置を提供する。【解決手段】羽根駆動装置2は、撮像装置用の開口12が形成されたベース部材10と、ベース部材10に対してX方向に移動可能な可動部材60とを備える。可動部材60は、ベース部材10上でX方向に移動可能に保持されるスライダ61と、スライダ61に連結される羽根部62と、ベース部材10を挟んでスライダ61とは反対側で羽根部62の移動操作を行うための把手63とを含む。羽根駆動装置2は、羽根部62がベース部材10の開口12を塞ぐまで又はベース部材10の開口12を開放するまで可動部材60をX方向に移動させるモータ30と、可動部材60の位置に応じて可動部材60を−X方向又は+X方向に付勢するねじりバネ67とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、羽根駆動装置及び電子機器に係り、特に撮像装置を備えた電子機器に関するものである。
近年、スマートフォンやドローンをはじめとして様々な電子機器にカメラ(撮像装置)が組み込まれている。このような電子機器に内蔵されたカメラは、一般的に、モータの駆動により開閉する羽根を備えており、カメラを使用していないときには羽根を閉じることにより外部からの光が撮像素子に入射しないようになっている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このような羽根は電子機器の内部に設けられているため、羽根を駆動するモータが誤動作や第三者の操作によって作動して羽根が開いてしまうと、ユーザが直接羽根を操作して閉じることができない。そのような場合には、カメラによって意図しない画像や映像が取得されてしまうおそれがある。
特に、最近では、カメラを内蔵した電子機器がインターネットなどのネットワークに接続されることが多くなっているが、ネットワークに接続された電子機器は、悪意のあるプログラムによってユーザの知らない間に遠隔操作される可能性がある。電子機器が遠隔操作されると、ユーザの知らない間に羽根が開かれ、カメラにより画像や映像が取得されて外部に送信されるおそれがある。このように、ユーザのプライバシー保護の観点からも、ユーザが羽根を直接操作して閉じられることが求められている。
特開2006−242994号公報
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、撮像装置用の開口を塞ぐ羽根部の操作をモータの駆動及びユーザの手作業のいずれによっても実現することができる羽根駆動装置を提供することを第1の目的とする。
また、本発明は、撮像装置による意図しない撮像を防ぐことができる電子機器を提供することを第2の目的とする。
本発明の第1の態様によれば、撮像装置用の開口を塞ぐ羽根部の操作をモータの駆動及びユーザの手作業のいずれによっても実現することができる羽根駆動装置が提供される。この羽根駆動装置は、撮像装置用の開口が形成されたベース部材と、上記ベース部材に対して開方向及び該開方向とは反対の閉方向に移動可能な可動部材とを備える。上記可動部材は、上記ベース部材上で上記開方向及び上記閉方向に移動可能に保持されるスライダと、上記スライダに連結される羽根部と、上記ベース部材を挟んで上記スライダとは反対側で上記羽根部の移動操作を行うための操作部とを含んでいる。上記羽根駆動装置は、上記可動部材の上記羽根部が上記ベース部材の上記開口を塞ぐまで上記可動部材を上記閉方向に移動させるとともに、上記可動部材の上記羽根部が上記ベース部材の上記開口を開放するまで上記可動部材を上記開方向に移動させるためのモータと、上記可動部材の上記スライダとの係合により上記モータの回転を上記可動部材に伝達するギア機構と、上記可動部材が付勢基準位置に対して上記開方向側に位置しているときに上記可動部材を上記開方向に付勢し、上記可動部材が上記付勢基準位置に対して上記閉方向側に位置しているときに上記可動部材を上記閉方向に付勢する付勢部材とを備える。
本発明に係る羽根駆動装置によれば、モータの駆動によって可動部材を閉方向に移動させて可動部材の羽根部でベース部材の開口を塞ぐことができ、また、モータの駆動によって可動部材を開方向に移動させて羽根部がベース部材の開口を開放することができる。さらに、羽根駆動装置の可動部材には操作部が設けられているので、羽根駆動装置の外側からユーザが操作部を介して直接羽根部を閉方向又は開方向に移動させることができる。したがって、撮像装置用の開口を塞ぐ羽根部の操作をモータの駆動及びユーザの手作業のいずれによっても実現することができる。
また、ユーザが可動部材の操作部を開方向又は閉方向に移動させて、可動部材を付勢基準位置よりも開方向側又は閉方向側に移動させてしまえば、付勢部材が可動部材を開方向又は閉方向に付勢することとなる。このため、ユーザが操作部に加える必要のある力が小さくなり、ユーザの操作が容易になるとともに、可動部材の開方向又は閉方向におけるガタつきを抑えることができる。
上記モータは、上記開方向又は上記閉方向に沿って延びるモータシャフトを有していてもよい。この場合において、上記ギア機構は、上記モータの回転を上記開方向又は上記閉方向に沿った運動に変換する傘歯車を含むことが好ましい。また、上記ギア機構は、上記モータの回転を減速する歯車を含むことが好ましい。
本発明の第2の態様によれば、撮像装置による意図しない撮像を防ぐことができる電子機器が提供される。この電子機器は、撮像素子を有する撮像装置と、上述した羽根駆動装置と、上記羽根駆動装置の上記モータの駆動を制御する制御部とを備える。上記羽根駆動装置の上記ベース部材の上記開口を通じて外部からの光が上記撮像装置の上記撮像素子に入射するように構成される。
このような構成によれば、撮像装置用の開口を塞ぐ羽根駆動装置の羽根部の操作をモータの駆動及びユーザの手作業のいずれによっても実現することができる。したがって、例えば、羽根駆動装置のモータが誤動作や第三者の操作によって駆動されて撮像装置用の開口が開いてしまっても、電子機器の外側からユーザが直接羽根部を操作して撮像装置用の開口を羽根部で塞ぐことができる。これにより、撮像装置による意図しない撮像を防ぐことができる。
上記羽根駆動装置は、上記可動部材が上記開方向に沿って必要な距離だけ移動したことを検出する第1のセンサを含んでいてもよい。この場合において、上記制御部は、上記羽根駆動装置の上記モータを第1の方向に回転させて上記可動部材を上記開方向に移動し、上記第1のセンサにより上記可動部材が上記開方向に沿って必要な距離だけ移動したことが検出されると、上記モータの上記第1の方向への回転を停止するように構成されていてもよい。このような構成によれば、第1のセンサの検出信号を用いてモータの駆動を制御することによって、可動部材を所望の距離だけ開方向に移動させことができる。
また、上記羽根駆動装置は、上記可動部材が上記閉方向に沿って必要な距離だけ移動したことを検出する第2のセンサを含んでいてもよい。この場合において、上記制御部は、上記羽根駆動装置の上記モータを第2の方向に回転させて上記可動部材を上記閉方向に移動し、上記第2のセンサにより上記可動部材が上記閉方向に沿って必要な距離だけ移動したことが検出されると、上記モータの上記第2の方向への回転を停止するように構成されていてもよい。このような構成によれば、第2のセンサの検出信号を用いてモータの駆動を制御することによって、可動部材を所望の距離だけ閉方向に移動させことができる。
上記電子機器は、ネットワークに接続するための通信インタフェイスをさらに備えていてもよい。このような通信インタフェイスを介して上記電子機器がネットワークに接続されている場合には、悪意のあるプログラムによってユーザの知らない間に遠隔操作される可能性があるが、本発明に係る電子機器によれば、上述したように、電子機器の外側からユーザが直接羽根部を操作することにより撮像装置用の開口を羽根部で塞ぐことができるので、ユーザのプライバシーを確保することができる。
本発明によれば、撮像装置用の開口を塞ぐ羽根部の操作をモータの駆動及びユーザの手作業のいずれによっても実現することができ、撮像装置による意図しない撮像を防ぐことができる。
図1は、本発明の一実施形態における電子機器を示す斜視図である。 図2は、図1の電子機器における羽根駆動装置を示す後方斜視図である。 図3は、図2の羽根駆動装置の分解斜視図である。 図4は、図2の羽根駆動装置におけるベース部材を示す斜視図である。 図5は、図4のベース部材の背面図である。 図6は、図2に示す羽根駆動装置からケーシングを取り外した状態を示す背面図である。 図7は、図2の羽根駆動装置における可動部材の斜視図である。 図8は、図7の可動部材の平面図である。 図9は、図7の可動部材の背面図である。 図10は、図7の可動部材の分解斜視図である。 図11Aは、図2に示す状態における羽根駆動装置の一部を示す背面図である。 図11Bは、図11Aに示す閉状態から可動部材を開方向に移動させた状態を示す背面図である。 図11Cは、図11Bに示す状態から可動部材がねじりバネの付勢力により開方向に移動した状態を示す背面図である。 図12は、図2に示す羽根駆動装置においてモータを駆動して可動部材を移動する際の制御シーケンスを示すタイミングチャートである。 図13は、図2に示す羽根駆動装置においてモータを駆動して可動部材を開方向に移動する際のモータの制御を示すフローチャートである。 図14は、図2に示す羽根駆動装置においてモータを駆動して可動部材を閉方向に移動する際のモータの制御を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る電子機器の実施形態について図1から図14を参照して詳細に説明する。なお、図1から図14において、同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。また、図1から図14においては、各構成要素の縮尺や寸法が誇張されて示されている場合や一部の構成要素が省略されている場合がある。
図1は、本発明の一実施形態における電子機器1を示す斜視図である。この電子機器1は、内部に通信インタフェイス(図示せず)を備えるネットワーク機器であり、この通信インタフェイスを介して例えばインターネットなどのネットワークに接続可能となっている。また、この電子機器1は、内部に撮像装置4を含んでいる。このような電子機器1の例としてはスマートフォンやタブレット、コンピュータ、セキュリティカメラ、ドローン、AIスピーカなどが挙げられる。
図1に示すように、電子機器1は、撮像装置4と、撮像装置4の撮像素子(図示せず)に入射する光を妨げるための羽根駆動装置2と、羽根駆動装置2の動作を制御する制御部3とを含んでいる。なお、本実施形態では、便宜的に、図1における+Z方向を「上」又は「上方」、−Z方向を「下」又は「下方」、+Y方向を「前」又は「前方」、−Y方向を「後」又は「後方」ということとする。
図2は、羽根駆動装置2を示す後方斜視図、図3は、図2の羽根駆動装置2の分解斜視図である。図2及び図3に示すように、羽根駆動装置2は、略矩形板状のベース部材10と、ベース部材10の後面側に取り付けられるケーシング20と、ケーシング20に取り付けられるモータ30とを備えている。本実施形態におけるベース部材10には円形の開口12が形成されている。この開口12の中心軸と撮像装置4の光軸とは略一致しており、電子機器1の外部からの光はこの開口12を通じて電子機器1内の撮像装置4の撮像素子に入射するようになっている。
図4は、ベース部材10の斜視図、図5は背面図である。図4及び図5に示すように、ベース部材10の後面には−Y方向に突出した枠部14が形成されている。この枠部14には、−Y方向に突出する突起17,18と、−Y方向に延びるモータ軸11,13とが形成されている。図3に示すように、この枠部14には、上述したケーシング20がネジ22を介して取り付けられる。なお、枠部14に形成された突起17とケーシング20に形成された位置決め孔20Aとの係合によって枠部14とケーシング20とのXZ平面での位置決めがなされる。
また、図3に示すように、ケーシング20の−Y方向側の側壁20Cには、第1のセンサ51及び第2のセンサ52が埋設されている。これらのセンサ51,52は、図示しない信号線を介して制御部3(図1参照)に接続されており、センサ51,52からのセンサ出力が制御部3に入力されるようになっている。これらのセンサ51,52としては、検出対象物の存在を検出できるものであれば任意の形態のセンサを用いることができ、このようなセンサ51,52の例としては光センサや近接センサ(例えば渦電流、静電容量、磁力などを用いたもの)などが挙げられる。
モータ30は、ネジ32によってケーシング20に取り付けられている。このモータ30は、図示しない信号線を介して制御部3(図1参照)に接続されており、制御部3からの信号により駆動されるようになっている。図3に示すように、モータ30は、X方向に延びるモータシャフトを有しており、このモータシャフトには傘歯車40が連結されている。この傘歯車40は、ケーシング20に形成された開口24からケーシング20の内部に挿入されている。
また、ケーシング20の内部には、傘歯車41と平歯車42とを有する二段歯車43と、平歯車44とピニオンギア45とを有する二段歯車46とが収容されている。二段歯車43はベース部材10のモータ軸11に回転可能に取り付けられており、二段歯車46はベース部材10のモータ軸13に回転可能に取り付けられる。二段歯車43の傘歯車41はモータ30の傘歯車40と噛合しており、二段歯車43の平歯車42は、二段歯車46の平歯車44と噛合している。したがって、モータ30のモータシャフトの回転に伴って、傘歯車41及び二段歯車43を介して二段歯車46が回転するようになっている。
図6は、図2に示す羽根駆動装置2からケーシング20を取り外した状態を示す背面図である。図6に示すように、ケーシング20の内部には、ベース部材10に対してX方向に移動可能な可動部材60が収容されている。図7は、可動部材60の斜視図、図8は平面図、図9は背面図、図10は分解斜視図である。図7から図10に示すように、可動部材60は、略板状のスライダ61と、略円板状の羽根部62と、羽根部62から+Y方向に延びる把手63と、羽根部62とスライダ61とを連結する連結部64とを含んでいる。連結部64は、接着材などにより羽根部62に固定されるとともに、ネジ65によりスライダ61に固定される。なお、図10に示すように、スライダ61には、連結部64の脚部64Aが嵌入される2本の溝61Aが形成されており、連結部64がスライダ61に取り付けられる際には、連結部64の脚部64Aがスライダ61の溝61Aに嵌入される。また、スライダ61には、後述するねじりバネ67がネジ65に接触することを防止する凸部68が形成されており、連結部64にはこの凸部68が挿通される挿通孔64Cが形成されている。
図7から図10に示すように、スライダ61は、+Z方向に突出する円筒状のガイド部611,612と、−Z方向に突出する円筒状のガイド部613,614と、−Y方向に延びる突起615とを有している。また、スライダ61の+Z方向の縁部近傍には、第1のセンサ51及び第2のセンサ52の検出対象となる検出片616が形成されている。本実施形態では、スライダ61の検出片616は、第1のセンサ51及び第2のセンサ52のそれぞれに形成された溝の内部を通過できるようになっており、第1のセンサ51及び第2のセンサ52は、この溝の内部にスライダ61の検出片616が存在するか否かを検出することでスライダ61の位置を検出する。
また、図7、図9、及び図10に示すように、スライダ61は、多数の歯がX方向に並んで形成されるラックギア69を有している。このラックギア69は、二段歯車46のピニオンギア45に噛合している。このラックギア69と二段歯車46のピニオンギア45との噛合により、二段歯車46の回転に伴いスライダ61がX方向に移動するようになっている。
図4に戻って、ベース部材10の枠部14の側面には、X方向に延びるガイド溝151,152が形成されている。ベース部材10のガイド溝151内には、上述したスライダ61のガイド部611,612が収容され、ガイド溝152内には、スライダ61のガイド部613,614が収容される。スライダ61のガイド部611,612は、ベース部材10のガイド溝151内をX方向に移動可能であり、スライダ61のガイド部613,614は、ベース部材10のガイド溝152内をX方向に移動可能となっている。このような構成により、スライダ61は、ベース部材10の枠部14の内側に保持されつつ、X方向に移動できるようになっている。
図4及び図5に示すように、ベース部材10の枠部14の内側には、X方向に延びる2本の溝16が形成されている。この溝16は、ベース部材10を貫通しており、この溝16には可動部材60の連結部64の中間部64B(図8及び図10参照)が挿通される。このような構成により、ベース部材10を挟んでスライダ61とは反対側(ベース部材10の前方)に連結部64に連結された羽根部62及びこの羽根部62に形成された把手63を位置させることができる。したがって、可動部材60は、羽根部62及び把手63がベース部材10の前方に位置した状態でX方向に移動可能となっている。なお、本実施形態においては、図1に示すように、ベース部材10の前面が電子機器1の前面の一部を構成している。
図3に示すように、ケーシング20の内部にはねじりバネ67が配置されている。このねじりバネ67の一端はスライダ61の突起615に係合しており、ねじりバネ67の他端はベース部材10の枠部14の突起18に係合している。このようなねじりバネ67によって、スライダ61(すなわち可動部材60)は、ベース部材10に対してX方向(+X方向又は−X方向)に付勢されることとなる。後述するように、このねじりバネ67が可動部材60を付勢する方向はスライダ61の位置によって変化する。図6に示す状態では、ねじりバネ67は、可動部材60を+X方向に付勢している。
図11Aは、図2に示す状態における羽根駆動装置2の一部を示す背面図である。図11Aに示すように、この状態では、可動部材60の羽根部62が、ベース部材10の開口12と重なっており開口12を塞いでいる。この状態を羽根駆動装置2の「閉状態」ということとする。この閉状態においては、ベース部材10の開口12が、可動部材60の羽根部62と撮像装置4の撮像素子との間に位置しており、可動部材60の羽根部62は電子機器1の外部に露出した状態となっている。このような構成により、ユーザは外部に露出した羽根部62を任意に操作することができる。
ここで、可動部材60の羽根部62は、電子機器1の外部から電子機器1内の撮像装置4の撮像素子に入射する光を何らかの形で妨げる機能を有するものであり、例えば、外部からの光を完全に遮断する遮光板のようなもの、光を散乱させる磨りガラスのようなもの、所定の波長の光のみを透過させるフィルタのようなものなどを羽根部62として用いることができる。本実施形態における羽根部62は、外部からの光を完全に遮断する遮光板として構成されている。したがって、電子機器1の外部の光は羽根部62で阻止されて電子機器1内の撮像装置4の撮像素子に入射しない。例えば、電子機器1内の撮像装置4を使用していない場合に、羽根駆動装置2を閉状態とすることで、外部の光が電子機器1内の撮像装置4の撮像素子に入射することを防止することができる。
この可動部材60の羽根部62は、羽根駆動装置2が閉状態にあるときに手動で−X方向に移動することが可能である。すなわち、ユーザは、電子機器1の前面に配置された可動部材60の把手63(図1参照)をつまんで、把手63を−X方向に移動させることで羽根部62(可動部材60)を−X方向に移動させることができる。
羽根駆動装置2が図11Aに示す閉状態にあるときは、ねじりバネ67は可動部材60を+X方向に付勢しているが、可動部材60のスライダ61の突起615のX方向の位置がベース部材10の枠部14の突起18のX方向の位置よりも−X方向側に位置するまで可動部材60を移動させると、ねじりバネ67は可動部材60を−X方向に付勢するようになる。図11Bは、図11Aに示す状態から可動部材60を−X方向に移動させて、可動部材60のスライダ61の突起615のX方向の位置とベース部材10の枠部14の突起18のX方向の位置とを一致させた状態(このときの可動部材60の位置を付勢基準位置ということとする)を示している。可動部材60がこの付勢基準位置を境にして+X方向側にあるか−X方向側にあるかによって、ねじりバネ67が可動部材60を付勢する方向が反転する。すなわち、可動部材60が付勢基準位置よりも+X方向側に位置しているときには、ねじりバネ67は可動部材60を+X方向に付勢し、可動部材60が付勢基準位置よりも−X方向側に位置しているときには、ねじりバネ67は可動部材60を−X方向に付勢する。
このように、本実施形態におけるねじりバネ67は、可動部材60が付勢基準位置に対して−X方向側に位置しているときに可動部材60を−X方向に付勢し、可動部材60が付勢基準位置に対して+X方向側に位置しているときに可動部材60を+X方向に付勢する付勢部材として機能する。このような付勢部材を設けることによって、以下に述べるようにユーザの操作が容易になるとともに、可動部材の開方向又は閉方向におけるガタつきを抑えることができる。なお、このような付勢部材は、図示したねじりバネ67に限られるものではないことは言うまでもない。
このような付勢部材としてのねじりバネ67を設けることによって、ユーザが可動部材60の把手63を−X方向に移動させて、可動部材60を付勢基準位置よりも−X方向側に移動させてしまえば、ねじりバネ67が可動部材60を−X方向に付勢することとなるので、ユーザが把手63に加える必要のある力が小さくなる。最終的には、図11Cに示すように、スライダ61の端面61B(図7参照)がベース部材10の枠部14の側面14B(図5参照)に当接するまで可動部材60を−X方向に移動させる。これにより、可動部材60の羽根部62がベース部材10の開口12を離れ、ベース部材10の開口12が開放される。
また、図11Cに示す状態で、ユーザが、可動部材60の把手63をつまんで、この把手63を+X方向に移動させることで羽根部62(可動部材60)を+X方向に移動させることができる。この場合に、可動部材60を付勢基準位置よりも+X方向側に移動させてしまえば、ねじりバネ67が可動部材60を+X方向に付勢することとなるので、ユーザが把手63に加える必要のある力が小さくなる。最終的には、図11Aに示すように、スライダ61の端面61C(図7参照)がベース部材10の枠部14の側面14C(図5参照)に当接するまで可動部材60を+X方向に移動させる。これにより、可動部材60の羽根部62がベース部材10の開口12の位置まで移動して、ベース部材10の開口12を羽根部62で塞ぐことができる。
このように、本実施形態における可動部材60の把手63は、ベース部材10を挟んでスライダ61とは反対側で羽根部62の移動操作を行うための操作部としての機能を有する。本実施形態における羽根駆動装置2は、このような操作部を有しているので、電子機器1の外側からユーザが操作部を介して直接羽根部を移動させることができる。このような操作部は、図示した把手63のようなものに限られるものではなく、例えば羽根部62の表面に凹部を形成して操作部としてもよい。
また、可動部材60の羽根部62はモータ30の駆動によってもX方向に移動することが可能である。図12は、モータ30を駆動して可動部材60の羽根部62をX方向に移動する際の制御シーケンスを示すタイミングチャートである。
例えば、羽根駆動装置2が図11Aに示す閉状態にあるときにモータ30を駆動することで、可動部材60を−X方向に移動してベース部材10の開口12を開放することができる。図13は、このときのモータ30の制御を示すフローチャートである。以下、この制御についてより詳しく説明する。
まず、制御部3がモータ30に駆動信号を送り、モータ30に例えば正の電圧を印加してモータ30を順方向(第1の方向)に回転させる(ステップS11)。このモータ30の回転が傘歯車40、二段歯車43、二段歯車46、及びラックギア69を介してスライダ61に伝達され、スライダ61(可動部材60)が−X方向(開方向)に移動する。このとき、制御部3は、第1のセンサ51によってスライダ61の検出片616が検出されたか否かをモニタリングしている(ステップS12)。本実施形態では、第1のセンサ51は、可動部材60が図11Bに示す付勢基準位置から所定の距離だけ−X方向に移動したことを検出するものであり、図11Bにおけるスライダ61の検出片616よりも−X方向側に配置されている。したがって、第1のセンサ51がスライダ61の検出片616を検出していない場合には、制御部3は、可動部材60がまだ必要な距離だけ−X方向に移動していないと判断し、モータ30を順方向に回転させ続ける。
上述のようにしてモータ30を順方向に回転させることによりスライダ61が−X方向に移動して、スライダ61の検出片616が第1のセンサ51の位置まで移動すると、第1のセンサ51がスライダ61の検出片616を検出する。スライダ61の検出片616の検出信号を受けた制御部3は、モータ30への電圧の印加を止めてモータ30を停止する(ステップS13)。このとき、可動部材60のスライダ61は、上述した付勢基準位置よりも−X方向側に位置しているため、ねじりバネ67によって−X方向に付勢されており、スライダ61の端面61B(図7参照)がベース部材10の枠部14の側面14B(図5参照)に当接している。このようにして、図12に示す開動作が完了する。このときの状態は、図11Cに示す状態と同一であり、この状態を羽根駆動装置2の「開状態」ということとする。
また、羽根駆動装置2が図11Cに示す開状態にあるときにモータ30を駆動することで、可動部材60を+X方向に移動してベース部材10の開口12を羽根部62で塞ぐことができる。図14は、このときのモータ30の制御を示すフローチャートである。以下、この制御についてより詳しく説明する。
まず、制御部3がモータ30に駆動信号を送り、モータ30に例えば負の電圧を印加してモータ30を逆方向(第2の方向)に回転させる(ステップS21)。このモータ30の回転が傘歯車40、二段歯車43、二段歯車46、及びラックギア69を介してスライダ61に伝達され、スライダ61(可動部材60)が+X方向(閉方向)に移動する。このとき、制御部3は、第2のセンサ52によってスライダ61の検出片616が検出されたか否かをモニタリングしている(ステップS22)。本実施形態では、第2のセンサ52は、可動部材60が図11Bに示す付勢基準位置から所定の距離だけ+X方向に移動したことを検出するものであり、図11Bにおけるスライダ61の検出片616よりも+X方向側に配置されている。したがって、第2のセンサ52がスライダ61の検出片616を検出していない場合には、制御部3は、可動部材60がまだ必要な距離だけ+X方向に移動していないと判断し、モータ30を逆方向に回転させ続ける。
上述のようにしてモータ30を逆方向に回転させることによりスライダ61が+X方向に移動して、スライダ61の検出片616が第2のセンサ52の位置まで移動すると、第2のセンサ52がスライダ61の検出片616を検出する。スライダ61の検出片616の検出信号を受けた制御部3は、モータ30への電圧の印加を止めてモータ30を停止する(ステップS23)。このとき、可動部材60のスライダ61は、上述した付勢基準位置よりも+X方向側に位置しているため、ねじりバネ67によって+X方向に付勢されており、スライダ61の端面61C(図7参照)がベース部材10の枠部14の側面14C(図4参照)に当接している。このようにして、図12に示す閉動作が完了する。このときの状態は、図11Aに示す開状態となる。
上述したように、本実施形態では、モータ30のモータシャフトに取り付けられた傘歯車40、二段歯車43、及び二段歯車46は、スライダ61のラックギア69に係合してモータ30の回転をスライダ61に伝達するギア機構を構成している。また、本実施形態における二段歯車43,46は、モータ30の回転を減速する役割を有している。このようなギア機構は、図示の例に限られるものではなく、他の動力伝達要素を組み合わせてこれらの機構を構成することもできる。
本実施形態における羽根駆動装置2は、モータ30の駆動によって可動部材60を+X方向(閉方向)に移動させて可動部材60の羽根部62でベース部材10の開口12を塞ぐことができ、また、モータ30の駆動によって可動部材60の羽根部62を−X方向(開方向)に移動させてベース部材10の開口12を開放することができる。さらに、上述したように、本実施形態における羽根駆動装置2の可動部材60は操作部としての把手63を有しているので、電子機器1の外側からユーザが操作部を介して直接羽根部62を+X方向(閉方向)又は−X方向(開方向)に移動させることができる。このように、本実施形態における羽根駆動装置2によれば、撮像装置4用の開口12を塞ぐ羽根部62の操作をモータ30の駆動及びユーザの手作業のいずれによっても実現することができる。
上述した実施形態では、図1から分かるように、羽根駆動装置2のベース部材10は、電子機器1の外部から視認される筐体(外装)の一部となっているおり、羽根駆動装置2の羽根部62が電子機器1の外部に露出した状態となっている。しかしながら、他の実施形態においては、ベース部材10が電子機器1の筐体の内部に隠れるように配置されてもよい。
したがって、このような羽根駆動装置2を備えた電子機器1では、例えば、羽根駆動装置2のモータ30が誤動作や第三者の操作によって駆動されて開口12が開いてしまっても、電子機器1の外側からユーザが直接羽根部62を操作して開口12を羽根部62で塞ぐことができる。これにより、撮像装置4による意図しない撮像を防ぐことができる。特に、通信インタフェイスを介して電子機器1がインターネットのようなネットワークに接続されている場合には、悪意のあるプログラムによってユーザの知らない間に遠隔操作される可能性があるが、上述したように、電子機器1の外側からユーザが直接羽根部62を操作することにより撮像装置4用の開口12を羽根部62で塞ぐことができるので、ユーザのプライバシーを確保することができる。
上述したモータ30に印加する電圧の正負やモータ30の回転方向(順方向及び逆方向)は、これらが互いに反対であることを示すための例示にすぎず、本発明が適用される実施形態に応じて変化し得ることは言うまでもない。
これまで本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
1 電子機器
2 羽根駆動装置
3 制御部
4 撮像装置
10 ベース部材
12 開口
14 枠部
16 溝
17 突起
18 突起
20 ケーシング
30 モータ
40 傘歯車
43 二段歯車
46 二段歯車
51 第1のセンサ
52 第2のセンサ
60 可動部材
61 スライダ
62 羽根部
63 把手(操作部)
64 連結部
67 ねじりバネ(付勢部材)
69 ラックギア
615 突起
616 検出片

Claims (8)

  1. 撮像装置用の開口が形成されたベース部材と、
    前記ベース部材に対して開方向及び該開方向とは反対の閉方向に移動可能な可動部材であって、
    前記ベース部材上で前記開方向及び前記閉方向に移動可能に保持されるスライダと、
    前記スライダに連結される羽根部と、
    前記ベース部材を挟んで前記スライダとは反対側で前記羽根部の移動操作を行うための操作部と
    を含む可動部材と、
    前記可動部材の前記羽根部が前記ベース部材の前記開口を塞ぐまで前記可動部材を前記閉方向に移動させるとともに、前記可動部材の前記羽根部が前記ベース部材の前記開口を開放するまで前記可動部材を前記開方向に移動させるためのモータと、
    前記可動部材の前記スライダとの係合により前記モータの回転を前記可動部材に伝達するギア機構と、
    前記可動部材が付勢基準位置に対して前記開方向側に位置しているときに前記可動部材を前記開方向に付勢し、前記可動部材が前記付勢基準位置に対して前記閉方向側に位置しているときに前記可動部材を前記閉方向に付勢する付勢部材と
    を備える、羽根駆動装置。
  2. 前記モータは、前記開方向又は前記閉方向に沿って延びるモータシャフトを有する、請求項1に記載の羽根駆動装置。
  3. 前記ギア機構は、前記モータの回転を前記開方向又は前記閉方向に沿った運動に変換する傘歯車を含む、請求項2に記載の羽根駆動装置。
  4. 前記ギア機構は、前記モータの回転を減速する歯車を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の羽根駆動装置。
  5. 撮像素子を有する撮像装置と、
    請求項1から4のいずれか一項に記載された羽根駆動装置と
    前記羽根駆動装置の前記モータの駆動を制御する制御部と
    を備え、
    前記羽根駆動装置の前記ベース部材の前記開口を通じて外部からの光が前記撮像装置の前記撮像素子に入射するように構成される、
    電子機器。
  6. 前記羽根駆動装置は、前記可動部材が前記開方向に沿って必要な距離だけ移動したことを検出する第1のセンサを含み、
    前記制御部は、
    前記羽根駆動装置の前記モータを第1の方向に回転させて前記可動部材を前記開方向に移動し、
    前記第1のセンサにより前記可動部材が前記開方向に沿って必要な距離だけ移動したことが検出されると、前記モータの前記第1の方向への回転を停止する
    ように構成される、
    請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記羽根駆動装置は、前記可動部材が前記閉方向に沿って必要な距離だけ移動したことを検出する第2のセンサを含み、
    前記制御部は、
    前記羽根駆動装置の前記モータを第2の方向に回転させて前記可動部材を前記閉方向に移動し、
    前記第2のセンサにより前記可動部材が前記閉方向に沿って必要な距離だけ移動したことが検出されると、前記モータの前記第2の方向への回転を停止する
    ように構成される、
    請求項5又は6に記載の電子機器。
  8. ネットワークに接続するための通信インタフェイスをさらに備える、請求項5から7のいずれか一項に記載の電子機器。
JP2018237107A 2018-12-19 2018-12-19 羽根駆動装置及び電子機器 Pending JP2020098294A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018237107A JP2020098294A (ja) 2018-12-19 2018-12-19 羽根駆動装置及び電子機器
US16/718,118 US10942421B2 (en) 2018-12-19 2019-12-17 Blade driving device and electronic device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018237107A JP2020098294A (ja) 2018-12-19 2018-12-19 羽根駆動装置及び電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020098294A true JP2020098294A (ja) 2020-06-25

Family

ID=71106998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018237107A Pending JP2020098294A (ja) 2018-12-19 2018-12-19 羽根駆動装置及び電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020098294A (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05216092A (ja) * 1992-01-31 1993-08-27 Canon Inc カメラのバリア装置
JPH0564820U (ja) * 1992-02-06 1993-08-27 リズム時計工業株式会社 車載用カメラの防塵構造
JP2005147862A (ja) * 2003-11-17 2005-06-09 Arkray Inc 分析装置
JP2005321654A (ja) * 2004-05-10 2005-11-17 Sony Corp 撮像装置
JP2008203547A (ja) * 2007-02-20 2008-09-04 Canon Inc 駆動装置および撮像装置
JP2009537855A (ja) * 2006-05-15 2009-10-29 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー レンズクリーナ
JP2012003253A (ja) * 2010-05-20 2012-01-05 Sigma Corp オートフォーカス機構を備えた撮像装置
US20130163083A1 (en) * 2011-12-23 2013-06-27 Asia Optical Co., Inc. Lens cover module

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05216092A (ja) * 1992-01-31 1993-08-27 Canon Inc カメラのバリア装置
JPH0564820U (ja) * 1992-02-06 1993-08-27 リズム時計工業株式会社 車載用カメラの防塵構造
JP2005147862A (ja) * 2003-11-17 2005-06-09 Arkray Inc 分析装置
JP2005321654A (ja) * 2004-05-10 2005-11-17 Sony Corp 撮像装置
JP2009537855A (ja) * 2006-05-15 2009-10-29 ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー レンズクリーナ
JP2008203547A (ja) * 2007-02-20 2008-09-04 Canon Inc 駆動装置および撮像装置
JP2012003253A (ja) * 2010-05-20 2012-01-05 Sigma Corp オートフォーカス機構を備えた撮像装置
US20130163083A1 (en) * 2011-12-23 2013-06-27 Asia Optical Co., Inc. Lens cover module

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10942421B2 (en) Blade driving device and electronic device
JP4499026B2 (ja) 蓋の開閉機構
TWI701495B (zh) 相機模組以及電子裝置
TW200720810A (en) Portable electron apparatus having an image capture unit
KR102460763B1 (ko) 카메라 모듈
JP4239967B2 (ja) 撮像装置
US11143935B2 (en) Blade operating device and blade operating method
WO2019105263A1 (zh) 电子设备及电子设备的控制方法
WO2020108373A1 (zh) 移动终端
JP6436727B2 (ja) レンズフード及びそれを有するレンズ装置
US8331046B2 (en) Focusing device for beam projector
JP2020098303A (ja) 羽根駆動装置及び電子機器
JP2005130073A (ja) 携帯端末用ヒンジ
CN110933283A (zh) 一种摄像头遮挡装置及具有该遮挡装置的电子设备
JP2020098294A (ja) 羽根駆動装置及び電子機器
WO2024083025A1 (zh) 电子设备
JP2007334245A (ja) レンズバリヤ機構及び撮像装置
KR100675083B1 (ko) 휴대 단말기용 카메라 보호장치
JP5316314B2 (ja) レンズバリア装置
CN210578874U (zh) 一种摄像头遮挡装置及具有该遮挡装置的电子设备
JP2015144361A (ja) 電子機器
JP2005308810A (ja) レンズ鏡筒および撮像装置
KR20050106913A (ko) 다방향 촬영이 가능한 카메라모듈을 구비한 이동통신 단말기
KR100677416B1 (ko) 회전 가능한 카메라를 구비한 휴대용 단말기
JP2009284082A (ja) 電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221108

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230425