JP5316314B2 - レンズバリア装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮影レンズを保護する一対のレンズバリアを正逆転可能なリングに連動して開閉させる際に、リングにレンズバリア開閉用のカム溝を形成することなく一対のレンズバリアを確実に開閉させることができるレンズバリア装置に関するものである。
一般的に、カメラとかビデオカメラなどの前面側には撮影レンズを保護するためのレンズバリア装置が取り付けられている。
この種のレンズバリア装置は各種の構造形態があるものの、一例として、撮影レンズを保護する一対のレンズバリアを開閉する際に、一対のレンズバリアに形成した一対の係合ピンを正逆転可能な操作リングに形成したレンズバリア開閉用の一対のカム溝にそれぞれ係合させて、操作リングを所定の角度に亘って正逆転させる動作に伴って一対のカム溝の形状に応じて一対のレンズバリアを開閉させるレンズバリア装置がある(例えば、特許文献1参照)。
上記した特許文献1に開示された従来のレンズバリア装置では、ここでの図示を省略するが、一対の係合ピンを有する一対のレンズバリアと、一対のレンズバリを開閉可能に軸支させるレンズバリア支持用フレームと、所定の角度範囲に亘って正逆転可能に設けられ且つ一対のレンズバリアに形成した一対の係合ピンを内部に形成した一対のカム溝にそれぞれ係合させて、正逆転動作に伴って一対のレンズバリアを開閉させる操作リングと、レンズバリア支持用フレームに形成したトグルバネ掛止部と操作リングに形成したトグルバネ掛止部との間に取り付けられて、操作リングをレンズバリア閉じ位置側とレンズバリア開き位置側とにクリック感を持って付勢するトグルバネとを備えることにより、操作感が良いという効果が得られる旨が記載されている。
特開2007−322872号公報
ところで、特許文献1に開示された従来のレンズバリア装置では、一対のレンズバリアに形成した一対の係合ピンを正逆転可能な操作リングに形成したレンズバリア開閉用の一対のカム溝に係合させることで、操作リングを正逆転させたときに一対のカム溝の形状に応じて一対のレンズバリアを開閉できるものの、一対のカム溝の寸法ばらつきにより、一対のレンズバリアが完全に開ききらないとか、完全に閉まりきらないという問題が発生する可能性がある。
また、特許文献1に開示された従来のレンズバリア装置では、操作リングを手動により正逆転させて一対のレンズバリアを開閉しているが、一対のレンズバリアを自動的に開閉したい場合に対応できない構造である。
また、特許文献1に開示された従来のレンズバリア装置が何等かの理由により故障したときでも被写体を撮影しなければならない場合に、一対のレンズバリを手動で強制的に開こうとしても一対のカム溝の形状により開くことができず、緊急対応ができないという問題がある。
更に、特許文献1に開示された従来のレンズバリア装置とは異なる構造形態を適用した不図示のレンズバリア装置において、一対のレンズバリを手動で強制的に開くことができるものがあるが、この場合に一対のレンズバリは一般的に一対のバネにより閉じ方向に付勢されているために、一対のバネの付勢力により一対のレンズバリを開いた状態に保持できないので、この構造形態でも緊急対応ができないという問題がある。
そこで、撮影レンズを保護する一対のレンズバリアを正逆転可能なリングに連動して開閉させる際に、リングにレンズバリア開閉用のカム溝を形成することなく一対のレンズバリアを確実に開閉させて品質向上及び信頼性向上を図ることができ、更に、何等かの理由により故障したときでも一対のレンズバリアを開閉させることができるレンズバリア装置を提供することを目的とする。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、第1の発明は、撮影レンズを保護するレンズバリア装置であって、
一端側に形成された羽根部と、他端側に形成されたトグルレバー係合用ボス部と、中間部に形成された第1の軸孔とを有して、前記第1の軸孔の軸まわりに回動可能とされた一対のレンズバリアと、
第1の光通過孔を有し、前記一対のレンズバリアを前記第1の光通過孔を挟んで外周部に互に対向して前記第1の光通過孔に対して開閉可能に支持するレンズバリア支持枠と、
第2の光通過孔を有して前記レンズバリア支持枠と対向して配置され、且つ、前記一対のレンズバリアに形成した一対のトグルレバー係合用ボス部を遊嵌させた一対の凹状切欠部を前記第2の光通過孔を挟んで外周部に有し、レンズバリア閉じ位置とレンズバリア開き位置との間を正逆転するリングと、
第2の軸孔と、前記一対の凹状切欠部内に遊嵌させた前記一対のトグルレバー係合用ボス部が摺動する三角状カム部とを有して、前記第2の軸孔の軸まわりに回動可能とされた一対のトグルレバーと、
前記一対のトグルレバーを付勢する一対のバネと、
第3の光通過孔を有し、前記一対のトグルレバーを前記一対のバネで前記第3の光通過孔側に付勢しながら前記リングと対向する面の外周部上に前記第3の光通過孔を挟んで互に対向して回動可能に支持するベース枠と、備え、
前記一対のトグルレバー係合用ボス部を前記リングの正逆転に伴って前記一対の凹状切欠部内の各端部で押しながら前記一対の三角状カム部に沿って摺動させることで、前記一対のレンズバリアを、前記一対のトグルレバーと前記一対のバネとにより閉じた状態又は開いた状態に保持させることを特徴とするレンズバリア装置である。
また、第2の発明は、上記した第1の発明のレンズバリア装置において、
前記一対のトグルレバー係合用ボス部を前記一対の三角状カム部のうちの一方の斜面側に位置させたときに、前記一対のレンズバリアを前記一対のトグルレバーを介して前記一対のバネで閉じ方向に付勢すると共に、前記一対のトグルレバー係合用ボス部を前記一対の三角状カム部のうちの他方の斜面側に位置させたときに、前記一対のレンズバリアを前記一対のトグルレバーを介して前記一対のバネで開き方向に付勢することを特徴とするレンズバリア装置である。
また、第3の発明は、上記した第1又は第2の発明のレンズバリア装置において、
前記リングをモータ駆動源により正逆転させることを特徴とするである。
また、第4の発明は、上記した第3の発明のレンズバリア装置において、
前記モータ駆動源により前記リングを回転させて少なくとも前記一対のレンズバリアが閉じ状態に至ったときに、前記リングを前記レンズバリア閉じ位置と前記レンズバリア開き位置との間に設定した中間位置に待機させることを特徴とするレンズバリア装置である。
更に、第5の発明は、上記した第3又は第4の発明のレンズバリア装置において、
前記リングに形成したリング駆動用ボス部と、前記モータ駆動源と連結した減速用歯車列と、前記減速用歯車列中で所定の角度に亘って正逆転する最終段の歯車に一体的に掛止させた二股状ネジリバネとを備え、前記最終段の歯車と一体に正逆転する前記二股状ネジリバネの二股間に前記リング駆動用ボス部を係合させたことを特徴とするレンズバリア装置である。
上記した第1の発明のレンズバリア装置によると、品質向上及び信頼性向上を図ることができる。
また、上記した第2の発明のレンズバリア装置によると、一対のレンズバリアを確実に開閉できる。
また、上記した第3の発明のレンズバリア装置によると、一対のレンズバリアの開閉動作を自動化することができる。
また、上記した第4の発明のレンズバリア装置によると、少なくとも一対のレンズバリアを手動で開くことができるので、緊急対応が可能となる。
更に、上記した第5の発明のレンズバリア装置によると、二股状ネジリバネの二股間にリングのリング駆動用ボス部を係合させて組立てたときに、組立ての位相がないので、位相ずれが発生せず、且つ、リングを所定の角度範囲内でオーバーストロークなく確実に正逆転させることができる。
本発明に係るレンズバリア装置を取り付けたビデオカメラを示した図であり、(a)は一対のレンズバリアがレンズバリア閉じ位置に至った状態を示し、(b)は一対のレンズバリアがレンズバリア開き位置に至った状態を示し、(c)はビデオカメラの全体構成を示した図である。 本発明に係るレンズバリア装置を分解して示した分解斜視図である。 本発明に係るレンズバリア装置において、レンズバリアのうちでメインレンズバリアを説明するための図であり、(a)は側面図,(b)は平面図,(c)は上下一対のメインレンズバリアを示した平面図、(d)は(c)中のア部断面図である。 本発明に係るレンズバリア装置において、レンズバリアのうちでサブレンズバリアを説明するための図であり、(a)は側面図,(b)は平面図,(c)は上下一対のサブレンズバリアを示した平面図である。 本発明に係るレンズバリア装置において、一対のメインレンズバリア上に一対のサブレンズバリアを搭載した状態を拡大して示した平面図であり、(a)は閉じた状態を示し、(b)は開いた状態を示した図である。 本発明に係るレンズバリア装置において、ベース枠の外周部左右に一対のトグルレバーと一対のネジリバネとを上下左右対称に取り付けた状態を示した平面図である。 図6に示したトグルレバーとネジリバネとを拡大して示した平面図である。 本発明に係るレンズバリア装置において、ベース枠のボックス部に取り付けたリング駆動機構部を拡大して示した平面図である。 図8に示したリング駆動用欠歯歯車と、このリング駆動用欠歯歯車に掛止した二股状ネジリバネとを裏面側から見た平面図である。 本発明に係るレンズバリア装置において、ベース枠のボックス部内に取り付けた第1,第2光センサをリング駆動用欠歯歯車に形成した第1,第2光センサ遮蔽部で検出したときに、リングの回転位置を模式的に示した図である。 本発明に係るレンズバリア装置の動作を説明するための図であり、(a),(b)はレンズバリアが閉じられてリングが中間位置で待機している状態を示した図である。 レンズバリアが閉じられてリングが中間位置で待機している状態において、(a)はレンズバリアを手動で開く動作を示し、(b)はリングを自動でレンズバリア開き位置方向に回転させる動作を示した図である。 本発明に係るレンズバリア装置の動作を説明するための図であり、(a),(b)はレンズバリアが略半分開いた状態を示した図である。 本発明に係るレンズバリア装置の動作を説明するための図であり、(a),(b)はレンズバリアが完全に開かれる状態を示した図である。 本発明に係るレンズバリア装置の動作を説明するための図であり、(a),(b)はレンズバリアが開かれてリングが中間位置で待機している状態を示した図である。 レンズバリアが開かれてリングが中間位置で待機している状態において、(a)はレンズバリアを手動で開く動作を示し、(b)はリングを自動でレンズバリア閉じ位置方向に回転させる動作を示した図である。 本発明に係るレンズバリア装置の動作を説明するための図であり、(a),(b)はレンズバリアが完全に閉じられる状態を示した図である。
以下に本発明に係るレンズバリア装置の一実施例について図1〜図17を参照して詳細に説明する。
図1(a)〜(c)に示した如く、本発明に係るレンズバリア装置10は、例えば、ビデオカメラ1のカメラ筺体2内に設けた撮影レンズ3を保護するために、撮影レンズ3の光軸に合わせてカメラ筺体2の前面2a側に取り付けられている。また、カメラ筺体2の側面2bには、撮影レンズ3で撮影した被写体像や再生画像を表示する液晶パネル部4がヒンジ5により開閉可能に取り付けられている。
尚、この実施例において、レンズバリア装置10をビデオカメラ1に取り付けているが、これに限ることなく、不図示のカメラやレンズ装置などに取り付けることも可能である。
上記したレンズバリア装置10は、前面カバー枠11の裏面側に上下一対のレンズバリア12,12が互に対向してそれぞれ上下方向に向かって開閉可能に設けられている。
この実施例において、上下一対のレンズバリア12,12は、同じ部品を上下左右対称に向きを変えて互いに対向するように取り付けられており、且つ、上下一対のメインレンズバリア12A,12Aと、上下一対のメインレンズバリア12A,12A上に搭載されて上下一対のメインレンズバリア12A,12Aに連動する上下一対のサブレンズバリア12B,12Bとにより4枚羽根で構成されている。
尚、上下一対のレンズバリア12,12として、メインレンズバリアとサブレンズバリアとを一体にして4枚羽根構成の場合よりも大きく形成すれば2枚羽根構成も可能である。
そして、図1(a)に示したように、前面カバー枠11に形成した略矩形状の光通過孔11aが上下一対のレンズバリア12,12によって閉じられているときに、ビデオカメラ1のカメラ筺体2内に設けた撮影レンズ3が保護されている。
一方、図1(b)に示したように、ユーザが被写体を撮影するために液晶パネル部4を開き、この液晶パネル部4が開いたことを不図示のセンサにより検出したときに、レンズバリア装置10内に設けたリング駆動機構部20のDCモータ21を動作させることで、上下一対のレンズバリア12,12が自動的に開き、前面カバー枠11に形成した光通過孔11aが開蓋されるので、被写体を撮影レンズ3で撮影することができる。
ここで、本発明に係るレンズバリア装置10の全体構成について図2を用いて説明する。
図2に分解して示した如く、本発明に係るレンズバリア装置10では、被写体側となる前方からカメラ筺体2(図1)側に向かって、前面カバー枠11と、上下一対のレンズバリア12(12A,12B),12(12A,12B)と、上下一対のレンズバリア12,12を開閉自在に支持するレンズバリア支持枠13と、上下一対のレンズバリア12,12に形成した一対のトグルレバー係合用ボス部12e,12e(図3)を外周部左右に形成した一対の凹状切欠部14d,14d内に遊嵌させながらレンズバリア閉じ位置とレンズバリア開き位置との間に亘る所定の角度範囲内を正逆転するリング14と、一対のレンズバリア12,12に形成した一対のトグルレバー係合用ボス部12e,12eをリング14の正逆転に伴ってリング14に形成した一対の凹状切欠部14d,14d内の各端部で押しながら一対のトグルレバー係合用ボス部12e,12eが摺動する一対のトグルレバー15,15と、一対のトグルレバー15,15を付勢する一対のネジリバネ16,16と、一対のトグルレバー15,15を一対のネジリバネ16,16で付勢しながらリング14と対向する面の外周部上に互に対向して回動可能に支持するベース枠17とで構成されている。
この際、前面カバー枠11の後面11cに一対のレンズバリア12,12を支持したレンズバリア支持枠13を固着させると共に、レンズバリア支持枠13とベース枠17との間にリング14を正逆転可能に介装させた状態で前面カバー枠11をベース枠17に着脱可能に取り付けることで、レンズバリア装置10が組み立てられている。
ここで、各部材を具体的に説明すると、前面カバー枠11は、黒色樹脂材を用いて枠状に一体成形されており、撮影レンズ3(図1)に対して光軸を合わせて光通過孔11aが前面11bと後面11cとの間を貫通して略中央部位に略矩形状に穿設され、且つ、光通過孔11aの外周部に沿って複数のレンズバリア支持枠取付け用丸孔11dが貫通して穿設されていると共に、外周部側面に沿う適宜な位置に係合孔11e1(但し、図2中では1箇所のみ図示)を有するベース枠取付け片11eがベース枠17に向かって弾性変位可能に複数突出形成されている。
次に、上下一対のレンズバリア12,12は、前述したように、上下一対のメインレンズバリア12A,12Aと、上下一対のサブレンズバリア12A,12Bとにより4枚羽根で構成されている。
この際、図3(a),(b)に拡大して示した如く、レンズバリア12のうちでメインレンズバリア12Aは黒色樹脂材を用いて一体成形されており、一端側に羽根部12aが厚さTで形成され、この羽根部12の付け根に軸孔12bを有するサブバリア支持用ボス部12cが前方となる側に向かって突出されていると共に、軸孔12b及びサブバリア支持用ボス部12cを介した他端側にストッパ用突出片12dが前方となる側に向かって突出され且つこの実施例の要部となるトグルレバー係合用ボス部12eが後方となる側に向かって突出されている。
この際、メインレンズバリア12Aの羽根部12aは、上下に対向させて突き合せる突き合せ部位が略三角波状に形成されており、突き合せ部位のうちで左側前方端面に第1テーパ一面12a1が後面側に向かって形成され、且つ、右側前方端面に第2テーパ一面12a2が前面側に向かって形成されている。
そして、同一の金型により成形された2つのメインレンズバリア12A,12Aを上下左右対称に向きを変えて互いに対向させると、図3(c)に拡大して示した如くとなり、上下で同一部品を用いることができるので、レンズバリア装置10を安価に製作できる。
この際、同一部品による上下一対のメインレンズバリア12A,12Aの羽根部12a,12aの突き合せ部位同士を互に対向させたときに、一方のメインレンズバリア12Aに形成した第1テーパ一面12a1と、他方のメインレンズバリア12Aに形成した第2テーパ一面12a2とが図3(c),(d)に示したように互いに重なり合うので、上下一対のメインレンズバリア12,12が閉じた時に、光の漏れがなく、且つ、塵埃などが内部に侵入しないようになっている。
一方、図4(a),(b)に拡大して示した如く、レンズバリア12のうちでサブレンズバリア12Bも黒色樹脂材を用いて一体成形されており、一端側に羽根部12fが厚さTで形成され、この羽根部12fの付け根に軸孔12gがメインレンズバリア12Aのサブバリア支持用ボス部12c(図3)に嵌合して回動可能に穿設されている。
また、サブレンズバリア12Bの羽根部12fの一端にストッパ片12hが突出形成され、且つ、軸孔12gを介した他端側にストッパ片12iと凹状切欠部12jとが形成され、この凹状切欠部12j内にメインレンズバリア12Aのストッパ用突出片12e(図3)が臨むことで、メインレンズバリア12Aと連動してサブレンズバリア12Bが開閉できるようになっている。
そして、同一の金型により成形された2つのサブレンズバリア12B,12Bを上下左右対称に向きを変えて互いに対向させると、図4(c)に拡大して示した如くとなり、上下で同一部品を用いることができるので、レンズバリア装置10を安価に製作できる。
更に、図5(a)に示した如く、上下一対のメインレンズバリア12A,12Aの羽部12a,12a同士を突き合わせた状態で上下一対のメインレンズバリア12A,12Aの前面側に突出させたサブバリア支持用ボス部12c,12cに上下一対のサブレンズバリア12B,12Bに穿設した軸孔12g,12gを嵌合させて、各メインレンズバリア12Aの羽根部12a上に各サブレンズバリア12Bの羽根部12fの一部を重ね合わせると、上下一対のメインレンズバリア12A,12Aが閉じた状態となる。
一方、図5(b)に示した如く、後述するレンズバリア開蓋動作により、上下一対のメインレンズバリア12A,12Aの軸孔12b,12bを中心にして各メインレンズバリア12Aを開くと、各メインレンズバリア12Aに連動して各サブレンズバリア12Bも各メインレンズバリア12Aのサブバリア支持用ボス部12cを中心にして開くので、各メインレンズバリア12Aの羽根部12aと各サブインレンズバリア12Bの羽根部12fとが互に重なり合って開いた状態に至る。
図2に戻り、レンズバリア支持枠13は、黒色樹脂材を用いて枠状に一体成形されており、撮影レンズ3(図1)に対して光軸を合わせて光通過孔13aが前面13bと後面13cとの間を貫通して略中央部位に略矩形状に穿設されていると共に、光通過孔13aを挟んで前面13b側の外周部左右に上下一対のメインレンズバリア12A,12Aに形成した一対の軸孔12b,12bを回動自在に支持する一対のバリア支持軸13d,13dが突出形成されていると共に、前面13b側の外周部左右に前面カバー枠11に形成した複数のレンズバリア支持枠取付け丸11dに嵌合して取り付けられる複数の取り付け用ボス部13eが突出形成されている。
また、レンズバリア支持枠13の外周部左右に一対の凹状切欠部13f,13fが凹状に形成されており、これら一対の凹状切欠部13f,13f内に上下一対のメインレンズバリア12A,12Aに形成した一対のトグルレバー係合用ボス部12e,12eが臨んでいる。
尚、この実施例では、上下一対のレンズバリア12,12に形成した一対の軸孔12b,12bをレンズバリア支持枠13に形成した一対のバリア支持軸13d,13dに開閉自在に嵌合させているが、レンズバリア12側に支持軸、レンズバリア支持枠13側に軸孔を有するボス部を形成して両者の関係を入れ換えることも可能である。
尚更に、レンズバリア支持枠13の外周部左右に一対の凹状切欠部13f,13fを形成することなく外周部左右間を狭めて、上下一対のメインレンズバリア12A,12Aに形成した一対のトグルレバー係合用ボス部12e,12eがリング14側に臨めるようにしてもよい。
次に、正逆転可能とされるリング14は、黒色樹脂材を用いて略円環状に一体成形されており、撮影レンズ3(図1)に対して光軸を合わせて光通過孔14aが前面14bと後面14cとの間を貫通して略中央部位に丸孔状に穿設されていると共に、光通過孔14aを挟んで外周部左右に上下一対のメインレンズバリア12A,12Aに形成した一対のトグルレバー係合用ボス部12e,12eが遊嵌可能に進入する一対の凹状切欠部14d,14dが円周方向に沿ってそれぞれ所定の角度に亘って凹状に形成されている。
また、リング14の外周部位で一対の凹状切欠部14d,14d間には、前面14bよりも一段低く形成した段差部14eの中央部位にリング駆動用ボス部14fが突出形成されており、このリング駆動用ボス部14fに後述するリング駆動機構部20内に設けたリング駆動用欠歯歯車25に掛止された二股状ネジリバネ26が係合している。
そして、リング14は、レンズバリア支持枠13と対向して後述するようにレンズバリア閉じ位置とレンズバリア開き位置との間を正逆転可能になっている。
次に、ベース枠17は、黒色樹脂材を用いて枠状に一体成形されており、撮影レンズ3(図1)に対して光軸を合わせて光通過孔17aが前面17bと後面17cとの間を貫通して略中央部位に丸孔状に穿設され、且つ、光通過孔17aの外周部に沿う適宜な位置に前面カバー枠11に弾性変位可能に形成したベース枠取付け片11dの係合孔11e1(図2)に係合する係合突起(図示せず)を有する側壁部17dが前面カバー枠11側に向かって複数突出形成されている。
また、ベース枠17の前面17b上の外周部には、図6にも拡大して示した如く、図示左上方部位と図示右下方部位とに一対のトグルレバー支持軸17e,17eがリング14(図2)側に向かって突出形成されており、これら一対のトグルレバー支持軸17e,17eに一対のトグルレバー15,15に形成した一対の軸孔15a,15aが嵌合して一対のトグルレバー15,15が一対のネジリバネ16,16によって内周側の光通過孔17a側に向かって付勢されている。
尚、この実施例では、一対のトグルレバー15,15に形成した一対の軸孔15a,15aをベース枠17に形成した一対のトグルレバー支持軸17e,17eに回動自在に嵌合させているが、トグルレバー15側に支持軸、ベース枠17側に軸孔を有するボス部を形成して両者の関係を入れ換えることも可能である。
上記したトグルレバー15は、図7に拡大して示した如く、耐摩耗性を有するデルリン(登録商標)を用いて一体成形されており、軸孔15aを介した一端側にレバー部15bが平坦に形成されていると共に、側壁部15cが軸孔15a側からレバー部15bの側面に沿って突出形成され、更に、側壁部15cに続いてこの実施例の要部となる三角状カム部15dもレバー部15bの側面に沿って突出形成されて、この三角状カム部15dにレンズバリア12に形成したトグルレバー係合用ボス部12eが摺動可能になっている。
また、トグルレバー15の軸孔15aを介した他端側にバネ掛止部15eが形成され、このバネ掛止部15eにネジリジネ16のリング部16aから延出させた一端部16bが掛止されていると共に、リング部16aから延出させた他端部16cはベース枠17の前面17b上に形成したバネ掛止部17f(図6)に掛止されるようになっている。
この際、ネジリジネ16は、後述するように、レンズバリア12が閉じているときにトグルレバー15を介してレンズバリア12を閉じ方向に付勢する一方、レンズバリア12が開いているときにトグルレバー15を介してレンズバリア12を開き方向に付勢する機能を有している。
そして、同一の金型により成形された2つのトグルレバー15,15を上下左右対称に向きを変えて互いに対向させてベース枠17の前面17b上の外周部左右に取り付けた際に、図6に示したように、一対のトグルレバー15,15は、各側壁部15c及び各三角状カム部15dが内周側の光通過孔17a側に向かように配置されている。
更に、ベース枠17の外周部でリング14に形成した段差部14e(図2)と対向する部位にボックス部17gが枠状に形成されており、このボックス部17g内には、図6に拡大して示したように、モータウォーム用ニゲ孔17hが貫通して穿設されていると共に、第1,第2歯車支持軸17i,17jが間隔を離して立設されている。
そして、図8に拡大して示した如く、ベース枠17のボックス部17gには、リング14(図2)を自動で正逆転させるリング駆動機構部20が取り付けられている。
上記したリング駆動機構部20は、モータ駆動源となる正逆転可能なDCモータ21がベース枠17に形成したボックス部17gの裏面側に取り付けられて、このDCモータ21のモータ軸に固着したモータウォーム22がボックス部17g内に臨んでいると共に、プリント配線基板30(図2)に半田付けした第1,第2光センサ31,32がボックス部17gの裏面側からボックス部17g内に臨んでいる。
また、ボックス部17内には、モータウォーム22の近傍に平歯車とウォームとを左右に一体化した複合歯車23が回転可能に横設されていると共に、複合歯車23のウォームを挟んだ一方側に立設した第1歯車支持軸17iに小径平歯車と大径平歯車とを積層した2段平歯車24が回転可能に支持され、且つ、他方側に立設した第2歯車支持軸17jにリング駆動用欠歯歯車25が回転可能に支持されている。
従って、リング駆動機構部20において、DCモータ21のモータ軸に固着させたモータウォーム22を正転又は逆転させると、このモータウォーム22の回転がこれと噛合した複合歯車23の平歯車から一体に回転するウォームに伝達され、且つ、複合歯車23のウォームに噛合した2段平歯車24の小径平歯車からこれと一体な大径平歯車に伝達され、更に2段平歯車24の大径平歯車がリング駆動用欠歯歯車25に噛合することで減速用歯車列21〜25が構成され、この減速用歯車列21〜25中の最終段のリング駆動用欠歯歯車25が所定の角度範囲内に亘って正転又は逆転するようになっている。
尚、リング駆動機構部20内に設けた減速用歯車列21〜25は一例であって、DCモータ21に代えてモータ駆動源としてギアードモータ(図示せず)を用いてリング駆動用欠歯歯車25を駆動することも可能である。
ここで、上記したリング駆動用欠歯歯車25の裏面側を図9に拡大して示すと、このリング駆動用欠歯歯車25は、軸孔25aと同心的に一対の外周壁25b,25bが外周部25cの左右に沿って突出形成されており、且つ、一対の外周壁25b,25b間に欠歯歯車部25dが所定の角度に亘って形成され、更に、欠歯歯車部25dの両側外周部に第1,第2光センサ遮蔽部25e,25fが径方向に突出形成されている。
また、リング駆動用欠歯歯車25の裏面内部には二股状ネジリバネ26が掛止されており、且つ、この二股状ネジリバネ26がリング駆動用欠歯歯車25と一体になって正逆転するようになっている。
上記した二股状ネジリバネ26は、リング駆動用欠歯歯車25の一対の外周壁25b,25bの各内壁に略沿って取り付けられ且つリング駆動用欠歯歯車25の欠歯歯車部25dの内側に形成したバネ掛止部25gに掛止されるリング部26aと、このリング部26aから二股状に分かれてリング駆動用欠歯歯車25の欠歯歯車部25dと軸孔25aを介した反対側の外周部25cの外側に向かって延出される二股部26bとを有している。
そして、図8に示したように、リング駆動用欠歯歯車25の裏面側に掛止させた二股状ネジリバネ26の二股間となる二股部26bに、リング14の段差部14e上に突出形成させたリング駆動用ボス部14fを係合させると、リング駆動用欠歯歯車25が所定の角度範囲に亘って正転又は逆転する動作に伴って二股状ネジリバネ26を介してリング14も所定の角度範囲に亘って正転又は逆転するようになっている。
この際、リング駆動用欠歯歯車25でリング14を直接回転駆動させると、リング駆動用欠歯歯車25の回転時にDCモータ21を含めた減速用歯車列21〜25の慣性力によりオーバーストロークが発生する。そこで、リング駆動用欠歯歯車25に掛止してこれと一体に回転する二股状ネジリバネ26を撓ませることで上記したオーバーストローク分を吸収しながらリング14を回転させているので、リング14を所定の角度範囲内でオーバーストロークなく確実に正逆転させることができる。
また、DCモータ21と連結した減速用歯車列21〜25中で所定の角度に亘って正逆転する最終段のリング駆動用欠歯歯車25に一体的に掛止させた二股状ネジリバネ26の二股間に、リング14のリング駆動用ボス部14fを係合させて組立てたときに、組立ての位相がないので、位相ずれが発生しない。この際、部品の向きなどを精密に合わせることなく組立てができるので、組立て性が向上する。
更に、ベース枠17のボックス部17g内に取り付けた第1,第2光センサ31,32を、リング駆動用欠歯歯車25の左右に形成した第1,第2光センサ遮蔽部25e,25fで検出することで、図10に示したように、第1,第2光センサ31,32の各出力の組み合わせにより、リング14が所定の角度範囲に亘って正逆転した時の回転位置を検出している。
具体的には、第1,第2光センサ31,32の各出力がL(ロー),H(ハイ)の場合に、上下一対のレンズバリア12,12を閉じるようにリング14がレンズバリア閉じ位置に至る。一方、第1,第2光センサ31,32の各出力がH,Lの場合に、上下一対のレンズバリア12,12を開くようにリング14がレンズバリア開き位置に至る。また、第1,第2光センサ31,32の各出力がH,Hの場合に、レンズバリア閉じ位置とレンズバリア開き位置の中間位置に至り、この中間位置は上下一対のレンズバリア12,12が開閉する途中に通過する位置であり、更に、後述するように上下一対のレンズバリア12,12が完全に開閉したときにリング14を待機させる位置でもある。
ここで、上記のように構成した本発明に係るレンズバリア装置10の動作について図11〜図17を用いて順を追って説明する。
まず、図11(a),(b)に示した状態は、レンズバリア12が閉じられてリング14が中間位置で待機している状態である。従って、この状態は、ビデオカメラ1(図1)を使用しないときに、レンズバリア装置10が初期状態に保持されている状態でもある。
即ち、図11(a)に拡大して示した如く、レンズバリア12はこの軸孔12bがレンズバリア支持枠13のバリア支持軸13dに回動可能に支持され、且つ、トグルレバー15はこの軸孔15aがベース枠17のトグルレバー支持軸17eに回動可能に支持されている。そして、レンズバリア12の軸孔12bを介した他端側に形成したトグルレバー係合用ボス部12eが、トグルレバー15に形成した三角状カム部15dのうちで側壁部15c側に位置する一方の斜面側に入り込んでおり、レンズバリア12がトグルレバー15を介してネジリバネ16により閉じ方向に付勢されている。
一方、リング駆動用欠歯歯車25は、ここに形成した第1,第2光センサ遮蔽部25e,25fが第1,第2光センサ31,32を遮蔽し、且つ、リング駆動用欠歯歯車25に掛止された二股状ネジリバネ26が、リング14の段差部14eの中央部位に形成したリング駆動用ボス部14fに係合しているが、リング駆動用欠歯歯車25が停止しているので、リング14はレンズバリア閉じ位置とレンズバリア開き位置との間に設定した中間位置で停止して待機している。
この際に、レンズバリア12のトグルレバー係合用ボス部12eは、リング14の外周部に形成した凹状切欠部14d内のうちでリング駆動用ボス部14f側に位置する一端部に接近しており、且つ、レンズバリア12のトグルレバー係合用ボス部12eは、凹状切欠部14d内の一端部からこれと反対側の他端部への移動が許容されている。
従って、図11(b)に示した如く、上下一対のレンズバリア12,12は、一対のトグルレバー15,15を介して一対のネジリバネ16,16により閉じ方向に付勢されたままの状態で保持されている。
また、図12(a),(b)も図11(a),(b)と同様に、レンズバリア12が閉じられてリング14が中間位置で待機している状態である。
ここで、レンズバリア装置10が何等かの理由で故障して、リング駆動用欠歯歯車25と一体に回転する二股状ネジリバネ26を介してリング14を自動で回転させることができない場合に、被写体の撮影時にレンズバリア12を自動的に開くことができないが、図12(a)に示した如く、ユーザがピンセットなどにより手動でレンズバリア12をレンズバリア支持枠13のバリア支持軸13dを中心にして開き方向に回動させると、レンズバリア12のトグルレバー係合用ボス部12eは停止中のリング14の凹状切欠部14d内を一端部から他端部に移動可能である。
上記に伴って、トグルレバー係合用ボス部12eはトグルレバー15の三角状カム部15dのうちで側壁部15c側に位置する一方の斜面から頂点を乗り越えて側壁部15c側とは反対側に位置する他方の斜面に向かうようにトグルレバー15の三角状カム部15dの頂点を押すので、トグルレバー15がベース枠17のトグルレバー支持軸17eを中心にしてネジリバネ16に付勢されながら時計方向に回動した後に反時計方向に回動して往復する。これにより、レンズバリア12がトグルレバー15を介してネジリバネ16により開き方向に付勢された状態で開かれる。
一方、レンズバリア装置10が故障していない場合には、リング駆動用欠歯歯車25と一体に回転する二股状ネジリバネ26を介してリング14を自動で回転させることができるので、図12(b)に示した如く、リング駆動用欠歯歯車25に掛止され且つリング14のリング駆動用ボス部14fに係合した二股状ネジリバネ26をリング駆動用欠歯歯車25と一体に時計方向に回転させると、中間位置で停止しているリング14が自動で開き位置方向(反時計方向)に回転し始め、リング14の凹状切欠部14d内の一端部でレンズバリア12のトグルレバー係合用ボス部12eを押すので、レンズバリア12が開き方向に向かって回動を開始する。
次に、図13(a),(b)に示した状態は、レンズバリア12が略半分開いた状態である。
即ち、図13(a)に拡大して示した如く、リング駆動用欠歯歯車25と一体に二股状ネジリバネ26を時計方向に更に回転させてリング14を更に反時計方向に回転させると、リング14の凹状切欠部14d内の一端部でレンズバリア12のトグルレバー係合用ボス部12eを押し、且つ、このトグルレバー係合用ボス部12eがトグルレバー15の三角状カム部15dの頂点を押すので、トグルレバー15がベース枠17のトグルレバー支持軸17eを中心にしてネジリバネ16の付勢力に抗しながら時計方向に回動すると共に、レンズバリア12がレンズバリア支持枠13のバリア支持軸13dを中心にして反時計方向に回動して略半分ほど開く。
従って、図13(b)に示した如く、上下一対のレンズバリア12A,12Aは略半分開く。
次に、図14(a),(b)に示した状態は、レンズバリア12が完全に開かれる状態である。
即ち、図14(a)に拡大して示した如く、リング駆動用欠歯歯車25と一体に二股状ネジリバネ26を時計方向により更に回転させ、リング14をより更に反時計方向に回転させると、リング14の凹状切欠部14d内の一端部でレンズバリア12のトグルレバー係合用ボス部12eを押し、且つ、このトグルレバー係合用ボス部12eがトグルレバー15の三角状カム部15dの頂点を乗り越えて側壁部15c側とは反対側に位置する他方の斜面側に入り込むので、トグルレバー15がベース枠17のトグルレバー支持軸17eを中心にして反時計方向に回動してレンズバリア12をネジリバネ16により開き方向に付勢すると共に、レンズバリア12がレンズバリア支持枠13のバリア支持軸13dを中心にして反時計方向に回動して完全に開く。
この際、リング駆動用欠歯歯車25は、ここに形成した第1光センサ遮蔽部25eで第1光センサ31を遮蔽する一方、第2光センサ遮蔽部25fは第2光センサ32を遮蔽しなくなるので、リング14はレンズバリア開き位置で停止する。
従って、図14(b)に示した如く、上下一対のレンズバリア12,12は、一対のトグルレバー15,15を介して一対のネジリバネ16,16により開き方向に付勢された状態で完全に開く。
この後、レンズバリア12が完全に開いたままの状態で、リング駆動用欠歯歯車25と一体に二股状ネジリバネ26を上記に対して逆転させて反時計方向に回転させると、リング14が図15(a),(b)に示した中間位置に至って停止する。
そして、図15(a),(b)に示した状態は、レンズバリア12が開かれてリング14が中間位置で待機している状態である。この状態は、ユーザがビデオカメラ1(図1)を使用中で、レンズバリア装置10が撮影状態に保持されている状態でもある。
即ち、図15(a)に拡大して示した如く、レンズバリア12のトグルレバー係合用ボス部12eが、トグルレバー15に形成した三角状カム部15dのうちで側壁部15c側とは反対側に位置する他方の斜面側に入り込んでおり、レンズバリア12がトグルレバー15を介してネジリバネ16により開き方向に付勢されている。
一方、リング駆動用欠歯歯車25は、ここに形成した第1,第2光センサ遮蔽部25e,25fが第1,第2光センサ31,32を遮蔽し、且つ、リング駆動用欠歯歯車25に掛止された二股状ネジリバネ26が、リング14の段差部14eの中央部位に形成したリング駆動用ボス部14fに係合しているが、リング駆動用欠歯歯車25が停止しているので、リング14はレンズバリア閉じ位置とレンズバリア開き位置との間に設定した中間位置で停止して待機している。この際に、レンズバリア12のトグルレバー係合用ボス部12eは、リング14の外周部に形成した凹状切欠部14d内のうちでリング駆動用ボス部14f側に位置する一端部とは反対側の他端部に接近しており、且つ、レンズバリア12のトグルレバー係合用ボス部12eは、凹状切欠部14d内の他端部から一端部への移動が許容されている。
従って、図15(b)に示した如く、上下一対のレンズバリア12,12は、一対のトグルレバー15,15を介して一対のネジリバネ16,16により開き方向に付勢されたままの状態で保持されている。
また、図16(a),(b)も図15(a),(b)と同様に、レンズバリア12が開かれてリング14が中間位置で待機している状態である。
ここで、レンズバリア装置10が何等かの理由で故障して、リング駆動用欠歯歯車25と一体に回転する二股状ネジリバネ26を介してリング14を自動で回転させることができない場合に、被写体の撮影後にレンズバリア12を自動的に閉じることができないが、図16(a)に示した如く、ユーザがピンセットなどにより手動でレンズバリア12をレンズバリア支持枠13のバリア支持軸13dを中心にして閉じ方向に回動させると、レンズバリア12のトグルレバー係合用ボス部12eは停止中のリング14の凹状切欠部14d内を他端部から一端部に移動可能である。
上記に伴って、トグルレバー係合用ボス部12eはトグルレバー15の三角状カム部15dのうちで側壁部15c側とは反対側に位置する他方の斜面から頂点を乗り越えて側壁部15c側に位置する一方の斜面に向かうようにトグルレバー15の三角状カム部15dの頂点を押すので、トグルレバー15がベース枠17のトグルレバー支持軸17eを中心にしてネジリバネ16に付勢されながら時計方向に回動した後に反時計方向に回動して往復する。これにより、レンズバリア12がトグルレバー15を介してネジリバネ16により閉じ方向に付勢された状態で閉じられる。
一方、レンズバリア装置10が故障していない場合には、リング駆動用欠歯歯車25と一体に回転する二股状ネジリバネ26を介してリングを自動で回転させることができるので、図16(b)に示した如く、リング駆動用欠歯歯車25に掛止され且つリング14のリング駆動用ボス部14fに係合した二股状ネジリバネ26をリング駆動用欠歯歯車25と一体に反時計方向に回転させると、中間位置で停止しているリング14が自動で閉じ位置方向(時計方向)に回転し始め、リング14の凹状切欠部14d内のうちで一端部とは反対側の他端部でレンズバリア12のトグルレバー係合用ボス部12eを押すので、レンズバリア12が閉じ方向に向かって回動を開始する。
この後、図示を省略するが、リング駆動用欠歯歯車25と一体に二股状ネジリバネ26を時計方向に更に回転させてリング14を更に時計方向に回転させると、リング14の凹状切欠部14d内のうちで一端部とは反対側の他端部でレンズバリア12のトグルレバー係合用ボス部12eを押し、且つ、このトグルレバー係合用ボス部12eがトグルレバー15の三角状カム部15dの頂点を押してレンズバリア12を略半分ほど閉じた後、続けてリング駆動用欠歯歯車25と一体に二股状ネジリバネ26を時計方向に回転させてリング14をより更に時計方向に回転させると、図17(a),(b)に示した状態に至る。
そして、図17(a),(b)に示した状態は、レンズバリア12が完全に閉じられる状態である。
即ち、図17(a)に拡大して示した如く、リング駆動用欠歯歯車25と一体に二股状ネジリバネ26を時計方向により更に回転させ、リング14をより更に反時計方向に回転させると、リング14の凹状切欠部14d内のうちで一端部と反対側の他端部でレンズバリア12のトグルレバー係合用ボス部12eを押し、且つ、このトグルレバー係合用ボス部12eがトグルレバー15の三角状カム部15dの頂点を乗り越えて側壁部15c側に位置する一方の斜面側に入り込むので、トグルレバー15がベース枠17のトグルレバー支持軸17eを中心にして反時計方向に回動してレンズバリア12をネジリバネ16の付勢力により閉じ方向に付勢すると共に、レンズバリア12がレンズバリア支持枠13のバリア支持軸13dを中心にして時計方向に回動して完全に閉じる。
この際、リング駆動用欠歯歯車25は、ここに形成した第1光センサ遮蔽部25eが第1光センサ31を遮蔽せず、且つ、第2光センサ遮蔽部25fで第2光センサ32を遮蔽しているので、リング14はレンズバリア閉じ位置で停止する。
従って、図17(b)に示した如く、上下一対のレンズバリア12,12は、一対のトグルレバー15,15を介して一対のネジリバネ16,16により閉じ方向に付勢された状態で完全に閉じる。
この後、レンズバリア12を完全に閉じたままの状態で、リング駆動用欠歯歯車25と一体に二股状ネジリバネ26を上記に対して逆転させて時計方向に回転させると、二股状ネジリバネ26を介してリング14が反時計方向に回転して先に説明した図11(a),(b)に示した中間位置に戻って停止し、待機状態に至る。
尚、この実施例では、上下一対のレンズバリア12,12が完全に閉じているとき、及び、上下一対のレンズバリア12,12が完全に開いているときに、リング14をレンズバリア閉じ位置とレンズバリア開き位置との間に設定した中間位置で待機させることにより、レンズバリア装置10が故障した場合に緊急対応として上下一対のレンズバリア12,12を手動で開閉できるように構成されているが、これに限ることなく、少なくとも上下一対のレンズバリア12,12が完全に閉じているときに、リング14を中間位置で待機させれば、レンズバリア装置10が故障した場合に緊急対応として上下一対のレンズバリア12,12を手動で開くことができる。
更に、上下一対のレンズバリア12,12が閉じているとき、及び、上下一対のレンズバリア12,12が開いているときに、リング14を中間位置で待機させないでレンズバリア閉じ位置及びレンズバリア開き位置で停止させたままにすることも可能であるが、この場合には上下一対のレンズバリア12,12を手動で開閉することはできない。
尚更に、この実施例では、正逆転可能なリング14をリング駆動機構部20内に設けたモータ駆動源(21)により自動的に駆動して上下一対のレンズバリア12,12を開閉させているが、これに限ることなく、ベース枠17に設けたリング駆動機構部20を取り外して、リング14の外周部位から手動操作部を延出させてリング14をレンズバリア閉じ位置とレンズバリア開き位置との間で手動回転させながら上下一対のレンズバリア12,12を開閉させる構造形態を採用することも可能である。
以上詳述した本発明に係るレンズバリア装置10によると、とくに、上下一対のレンズバリア12,12に形成した一対のトグルレバー係合用ボス部12e,12eをリング14の外周部に形成した一対の凹状切欠部14d,14d内に遊嵌させて、一対のトグルレバー係合用ボス部12e,12eをリング14の正逆転に伴って一対の凹状切欠部14d,14d内の各端部で押しながらベース枠17の外周部に回動可能に支持した一対のトグルレバー15,15に形成した一対の三角状カム部15d,15dに沿って摺動させることで、一対のトグルレバー15,15と一対のネジリバネ16,16とによって、上下一対のレンズバリア12,12を閉じた状態又は開いた状態に確実に保持させることができるので、従来のような操作リングにレンズバリア開閉用のカム溝を形成した場合よりも本発明に係るレンズバリア装置10の品質向上及び信頼性向上を図ることができる。
また、本発明に係るレンズバリア装置10によると、一対のネジリバネ16,16は、一対のレンズバリア12,12を一対のトグルレバー15,15を介して閉じ方向と開き方向とに付勢することができるので、一対のレンズバリア12,12を確実に開閉できる。
また、本発明に係るレンズバリア装置10によると、リング14をモータ駆動源(21)により正逆転させることで、一対のレンズバリア12,12の開閉動作を自動化することができる。
更に、本発明に係るレンズバリア装置10によると、モータ駆動源(21)によりリング14を回転させて少なくとも一対のレンズバリア12,12が閉じ状態に至ったときに、リング14をレンズバリア閉じ位置とレンズバリア開き位置との間に設定した中間位置に待機させているので、レンズバリア装置10が何等かの理由で故障した場合に、少なくとも一対のレンズバリア12,12を手動で開くことができるので、緊急対応が可能となる。
1…ビデオカメラ、2…カメラ筺体、2a…前面、2b…側面、3…撮影レンズ、
4…液晶パネル部、5…ヒンジ、
10…レンズバリア装置、
11…前面カバー枠、11a…光通過孔、11b…前面、11c…後面、
11d…レンズバリア支持枠取付け用丸孔、
11e…ベース枠取付け片、11e1…係合孔、
12,12…上下一対のレンズバリア、
12A,12A…上下一対のメインレンズバリア、
12B,12B…上下一対のサブレンズバリア、
12a…羽根部、12a1,12a2…第1,第2テーパ一面、
12b…軸孔、12c…サブバリア支持用ボス部、
12d…ストッパ用突出片、12e…トグルレバー係合用ボス部、
12f…羽根部、12g…軸孔、12h…ストッパ片、
12i…ストッパ片、12j…凹状切欠部、
13…レンズバリア支持枠、13a…光通過孔、13b…前面、13c…後面、
13d…バリア支持軸、13e…取り付け用ボス部、13f…凹状切欠部、
14…リング、14a…光通過孔、14b…前面、14c…後面、
14d…凹状切欠部、14e…段差部、14f…リング駆動用ボス部、
15,15…一対のトグルレバー、15a…軸孔、15b…レバー部、
15c…側壁部、15d…三角状カム部、15e…バネ掛止部、
16,16…一対のネジリバネ、16a…リング部、
16b…一端部、16c…他端部、
17…ベース枠、17a…光通過孔、17b…前面、17c…後面、
17d…側壁部、17e…トグルレバー支持軸、17f…バネ掛止部、
17g…ボックス部、17h…モータウォーム用ニゲ孔、
17i,17j…第1,第2歯車支持軸、
20…リング駆動機構部、21…DCモータ、22…モータウォーム、
23…複合歯車、24…2段平歯車、
25…リング駆動用欠歯歯車、25a…軸孔、25b…外周壁、25c…外周部、
25d…欠歯歯車部、25e,25f…第1,第2光センサ遮蔽部、
25g…バネ掛止部、21〜25…減速用歯車列、
26…二股状ネジリバネ、26a…リング部、26b…二股部、
30…プリント配線基板、31,32…第1,第2光センサ。

Claims (5)

  1. 撮影レンズを保護するレンズバリア装置であって、
    一端側に形成された羽根部と、他端側に形成されたトグルレバー係合用ボス部と、中間部に形成された第1の軸孔とを有して、前記第1の軸孔の軸まわりに回動可能とされた一対のレンズバリアと、
    第1の光通過孔を有し、前記一対のレンズバリアを前記第1の光通過孔を挟んで外周部に互に対向して前記第1の光通過孔に対して開閉可能に支持するレンズバリア支持枠と、
    第2の光通過孔を有して前記レンズバリア支持枠と対向して配置され、且つ、前記一対のレンズバリアに形成した一対のトグルレバー係合用ボス部を遊嵌させた一対の凹状切欠部を前記第2の光通過孔を挟んで外周部に有し、レンズバリア閉じ位置とレンズバリア開き位置との間を正逆転するリングと、
    第2の軸孔と、前記一対の凹状切欠部内に遊嵌させた前記一対のトグルレバー係合用ボス部が摺動する三角状カム部とを有して、前記第2の軸孔の軸まわりに回動可能とされた一対のトグルレバーと、
    前記一対のトグルレバーを付勢する一対のバネと、
    第3の光通過孔を有し、前記一対のトグルレバーを前記一対のバネで前記第3の光通過孔側に付勢しながら前記リングと対向する面の外周部上に前記第3の光通過孔を挟んで互に対向して回動可能に支持するベース枠と、備え、
    前記一対のトグルレバー係合用ボス部を前記リングの正逆転に伴って前記一対の凹状切欠部内の各端部で押しながら前記一対の三角状カム部に沿って摺動させることで、前記一対のレンズバリアを、前記一対のトグルレバーと前記一対のバネとにより閉じた状態又は開いた状態に保持させることを特徴とするレンズバリア装置。
  2. 前記一対のトグルレバー係合用ボス部を前記一対の三角状カム部のうちの一方の斜面側に位置させたときに、前記一対のレンズバリアを前記一対のトグルレバーを介して前記一対のバネで閉じ方向に付勢すると共に、前記一対のトグルレバー係合用ボス部を前記一対の三角状カム部のうちの他方の斜面側に位置させたときに、前記一対のレンズバリアを前記一対のトグルレバーを介して前記一対のバネで開き方向に付勢することを特徴とする請求項1記載のレンズバリア装置。
  3. 前記リングをモータ駆動源により正逆転させることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のレンズバリア装置。
  4. 前記モータ駆動源により前記リングを回転させて少なくとも前記一対のレンズバリアが閉じ状態に至ったときに、前記リングを前記レンズバリア閉じ位置と前記レンズバリア開き位置との間に設定した中間位置に待機させることを特徴とする請求項3記載のレンズバリア装置。
  5. 前記リングに形成したリング駆動用ボス部と、前記モータ駆動源と連結した減速用歯車列と、前記減速用歯車列中で所定の角度に亘って正逆転する最終段の歯車に一体的に掛止させた二股状ネジリバネとを備え、前記最終段の歯車と一体に正逆転する前記二股状ネジリバネの二股間に前記リング駆動用ボス部を係合させたことを特徴とする請求項3又は請求項4記載のレンズバリア装置。
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