JP2020098249A - 光トランシーバ - Google Patents

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崇 松井
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Hiromi Kurashima
宏実 倉島
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Abstract

【課題】部品の実装密度を高めると共に光トランシーバの小型化を実現させることができる光トランシーバを提供する。【解決手段】一実施形態に係る光トランシーバは、通信装置に長手方向である一方向D1に挿抜可能な光トランシーバ1であって、2個のTOSA11、2個のROSA12、回路基板13、2本の第1ファイバ及び2本の第2ファイバを含む内部ファイバF、並びに光ポート16を備える。光ポート16は方向D2に沿って並ぶように配置され、2個のTOSA11は方向D2に沿って並ぶように配置され、2個のROSA12は方向D2に沿って並ぶように配置され、光ポート16と、2個のROSA12と、2個のTOSA11と、回路基板13とは、この順で一方向D1に沿って通信装置に近づくように配置される。【選択図】図7

Description

本発明の一側面は、光トランシーバに関するものである。
特許文献1には、光トランシーバモジュールが記載されている。光トランシーバモジュールは、1個の光受信サブアセンブリ(ROSA:Receiver Optical Sub-Assembly)と、1個の光送信サブアセンブリ(TOSA:Transmitter Optical Sub-Assembly)と、ROSA及びTOSAのそれぞれが扱う電気信号を処理する回路を搭載する回路基板(PCB:Printed Circuit Board)と、ROSA及びTOSAのそれぞれとPCBとを互いに接続するリードフレームコネクタとを備える。ROSAの後端部からは複数のリードが突出しており、ROSAに接続するリードフレームコネクタは当該複数のリードが貫通する複数の孔を有する。ROSAの複数のリードのそれぞれが複数の孔のそれぞれを貫通した状態でリードフレームコネクタがROSAに接合する。リードフレームコネクタとTOSAは、リードフレームコネクタとROSAとの接合と同様に互いに接合される。
特許文献2には、光モジュールが記載されている。光モジュールは、1個のTOSAと、1個のROSAと、TOSA及びROSAのそれぞれが接続される回路基板とを備える。回路基板には電子回路が形成されており、TOSA及びROSAのそれぞれは当該電子回路に電気的に接続されている。TOSA及びROSAのそれぞれと回路基板との接続は、FPCを半田付けすることによって行われる。
特表2009−510836号公報 特開2014−149498号公報
光トランシーバにおいては、特に近年、光通信システムの高速大容量化の需要急増に伴い、機能の向上に伴い内部の部品の高集積化及び高機能化が進んでいる。そのため、光トランシーバでは、内部に配置される部品の数が増えており、当該部品の配置、及び当該部品間を接続する配線等が複雑化している。一方、光トランシーバでは、ホストシステムへの実装密度を増やすため、小型化の要請が高まっている。従って、光トランシーバの内部に部品を効率よく配置して部品の実装密度を高めると共に光トランシーバの小型化を実現させることが求められる。
本発明の一側面は、部品の実装密度を高めると共に光トランシーバの小型化を実現させることができる光トランシーバを提供することを目的とする。
本発明の一側面に係る光トランシーバは、通信装置に長手方向に挿抜可能な光トランシーバであって、それぞれ電気信号を光信号に変換する2個の光送信サブアセンブリと、それぞれ光信号を電気信号に変換する2個の光受信サブアセンブリと、2個の光送信サブアセンブリ及び2個の光受信サブアセンブリと電気的に接続される回路を搭載する回路基板と、2本の第1ファイバと、2本の第2ファイバと、2個の光送信サブアセンブリのそれぞれと2本の第1ファイバのそれぞれを介して光学的に接続される2個の第1光ポートと、2個の光受信サブアセンブリのそれぞれと2本の第2ファイバのそれぞれを介して光学的に接続される2個の第2光ポートと、を含む光ポートと、を備え、2個の第1光ポート及び2個の第2光ポートは、長手方向に交差する幅方向に沿ってそれぞれ交互に配置され、2個の光送信サブアセンブリは、幅方向に沿って配置され、2個の光受信サブアセンブリは、幅方向に沿って配置され、光ポートと、2個の光受信サブアセンブリと、2個の光送信サブアセンブリと、回路基板とは、この順で長手方向に沿って通信装置に近づくように配置される。
本発明の一側面によれば、部品の実装密度を高めると共に光トランシーバの小型化を実現させることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る光トランシーバを示す斜視図である。 図2は、図1の光トランシーバを図1とは異なる方向から見た斜視図である。 図3は、図1の光トランシーバの内部構造を示す斜視図である。 図4は、図1の光トランシーバの内部構造を図3の反対側から見た斜視図である。 図5は、図1の光トランシーバの光ポート、ラバーシート、リテーナプレート、第1トレイ、第2トレイ、内部ファイバ、ROSA及びTOSAを示す斜視図である。 図6は、図5からリテーナプレート及び第2トレイを外して光ポート、ラバーシート、内部ファイバ、ROSA及びTOSAを示す斜視図である。 図7は、図1の光トランシーバの光ポート、内部ファイバ、中継基板、ROSA、TOSA、第1FPC及び回路基板を示す平面図である。 図8は、図1の光トランシーバの光ポート、内部ファイバ、第2FPC、中継基板及び回路基板を図7の反対側から見た底面図である。 図9は、図1の光トランシーバの光ポート、内部ファイバ、第2FPC、中継基板、ROSA、TOSA、第1FPC及び回路基板を示す側面図である。 図10は、図1の光トランシーバの光ポート、内部ファイバ、第1トレイ、TOSA、保持板金及び回路基板を示す斜視図である。 図11は、図10のTOSA、保持板金、第1トレイ及び回路基板の接続部分を拡大した斜視図である。 図12は、図10のTOSA、保持板金及び第1トレイの接続部分を拡大した側面図である。 図13は、図10の光ポート、内部ファイバ、第1トレイ、TOSA及び回路基板を示す平面図である。 図14は、図13の光ポート、内部ファイバ、第1トレイ、TOSA及び回路基板に、ROSA、中継基板及び第2FPCを重ねた状態を示す斜視図である。 図15は、図14のROSA、中継基板及び第2FPCが第1トレイの内部に配置された状態を示す斜視図である。 図16は、図15の光ポート、内部ファイバ、ROSA、第2FPC及び中継基板を図15の反対側から見た斜視図である。 図17は、図14の光ポート、内部ファイバ、第1トレイ、ROSA及び回路基板を示す平面図である。 図18は、図17の第1トレイに第2トレイを接合する前の状態を示す斜視図である。 図19は、図18の第2トレイを第1トレイに接合して得られた中間アセンブリを示す斜視図である。 図20は、図19の中間アセンブリをラバーシートと共に筐体に装着する前の状態を示す斜視図である。 図21は、図20の中間アセンブリをラバーシートと共に筐体に装着した状態を示す斜視図である。 図22は、図21の中間アセンブリ及びラバーシートにリテーナプレートを装着する前の状態を示す斜視図である。 図23は、図22のリテーナプレートを中間アセンブリ及びラバーシートに装着した状態を示す平面図である。 図24は、図23のリテーナプレート、中間アセンブリ及びラバーシートを示す縦断面図である。 図25は、図1の光トランシーバを示す縦断面図である。 図26は、図25の光トランシーバのROSAとその周辺の構造を示す縦断面図である。 図27は、図25の光トランシーバのTOSAとその周辺の構造を示す縦断面図である。
[本願発明の実施形態の説明]
最初に、本願発明の実施形態の内容を列記して説明する。本願発明の一実施形態に係る光トランシーバは、通信装置に長手方向に挿抜可能な光トランシーバであって、それぞれ電気信号を光信号に変換する2個の光送信サブアセンブリと、それぞれ光信号を電気信号に変換する2個の光受信サブアセンブリと、2個の光送信サブアセンブリ及び2個の光受信サブアセンブリと電気的に接続される回路を搭載する回路基板と、2本の第1ファイバと、2本の第2ファイバと、2個の光送信サブアセンブリのそれぞれと2本の第1ファイバのそれぞれを介して光学的に接続される2個の第1光ポートと、2個の光受信サブアセンブリのそれぞれと2本の第2ファイバのそれぞれを介して光学的に接続される2個の第2光ポートと、を含む光ポートと、を備え、2個の第1光ポート及び2個の第2光ポートは、長手方向に交差する幅方向に沿ってそれぞれ交互に配置され、2個の光送信サブアセンブリは、幅方向に沿って配置され、2個の光受信サブアセンブリは、幅方向に沿って配置され、光ポートと、2個の光受信サブアセンブリと、2個の光送信サブアセンブリと、回路基板とは、この順で長手方向に沿って通信装置に近づくように配置される。
この光トランシーバは、2個の光送信サブアセンブリ(TOSA)と2個の光受信サブアセンブリ(ROSA)とを備える。従って、1個のTOSA及び1個のROSAを備える光トランシーバと比較して伝送速度を高速にすることができ、高機能化を実現させることができる。この光トランシーバは、通信装置のケージに対して長手方向に挿抜可能とされる。また、この光トランシーバでは、2個の第1光ポート及び2個の第2光ポートは長手方向に交差する幅方向に沿って配列され、2個のTOSAは長手方向に交差する幅方向に沿って配列され、2個のROSAは長手方向に交差する幅方向に沿って配列される。そして、2個の第1光ポートと2個の第2光ポートとを含む光ポート、2個のROSA、2個のTOSA、並びに回路基板は、この順で長手方向に沿って並ぶと共に通信装置に近づくように配置される。従って、光トランシーバの幅方向に並ぶ2個の第1光ポート及び2個の第2光ポート、2個のROSA、2個のTOSA、並びに回路基板がこの順で光トランシーバの長手方向に沿って並ぶように配列されるので、各部品を効率よく配置することができる。従って、部品の実装密度を高めると共に光トランシーバの小型化を実現させることができる。
また、光トランシーバは、2個のROSA及び回路基板の間に介在する中継基板を備えてもよい。この場合、2個のROSAのそれぞれは、中継基板を介して回路基板に接続される。従って、中継基板がROSAと回路基板の間に介在することにより、ROSAからの電気信号を中継基板で増幅させることができる。よって、たとえROSAと回路基板との間の距離が長くても中継基板によってROSAの電気信号を確実に伝達させることができる。
また、2個のTOSAのそれぞれは、2個のROSA側に突出する第1スリーブを有し、2個のROSAのそれぞれは、2個のTOSA側に突出する第2スリーブを有し、回路基板に対する第2スリーブの光軸の高さは、回路基板に対する第1スリーブの光軸の高さより大きく設定されていてもよい。この場合、TOSA側に突出するROSAの第2スリーブの高さは、ROSA側に突出するTOSAの第1スリーブの高さよりも高い。このように第1スリーブと第2スリーブとの高さ位置が互いに異なることにより、高さ方向から見たときにTOSAの一部とROSAの一部とが重なるように配置を行うことができる。その結果、TOSA及びROSAの一方向への長さを抑えることができる。従って、光トランシーバの一方向への長さを抑えることができるので、光トランシーバの小型化の効果を顕著とすることができる。
また、TOSAと回路基板とを電気的に接続する第1FPCと、ROSAと回路基板とを電気的に接続する第2FPCと、をさらに備え、第2FPCは、2個のROSAのそれぞれ及び中継基板を互いに接続するROSA側FPCと、中継基板及び回路基板を互いに接続する回路基板側FPCと、を含んでもよい。この場合、ROSA側FPCによってROSAと中継基板とを互いに接続すると共に、回路基板側FPCによって中継基板と回路基板とを互いに接続することができる。
また、光トランシーバは、2個の第1光ポート及び2個の第2光ポートを幅方向にそれぞれ交互に配置した状態で保持する保持部材と、保持部材に保持された2個の第1光ポート及び2個の第2光ポートのそれぞれが通される孔部を有するラバーシートと、孔部に通された2個の第1光ポート及び2個の第2光ポートのそれぞれをラバーシートに押圧するリテーナプレートと、を備えてもよい。この場合、保持部材によって2個の第1光ポート及び2個の第2光ポートを纏めて保持することができる。また、リテーナプレートによって2個の第1光ポート及び2個の第2光ポートのそれぞれがラバーシートに押圧される。従って、第1光ポート及び第2光ポートのそれぞれをラバーシートに押し付けた状態で保持することができる。
[本願発明の実施形態の詳細]
本願発明の実施形態に係る光トランシーバの具体例を、以下で図面を参照しながら説明する。なお、本発明は、以降の例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の範囲内における全ての変更が含まれることが意図される。以下の説明では、図面の説明において、同一又は相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。また、図面は、理解を容易にするため、一部を簡略化又は誇張している場合があり、寸法比率等は図面に記載のものに限定されない。
図1は、実施形態に係る光トランシーバ1を示す斜視図である。図2は、光トランシーバ1を図1とは異なる方向から見た斜視図である。光トランシーバ1は、例えば、QSFP規格に準拠している。ここでいう規格は、例えば業界規格の一つであるMSA(Multi-Source Agreement)である。図1及び図2に示されるように、光トランシーバ1は、金属製の筐体2と、筐体2に係合するスライダ3と、筐体2の一端に位置する光レセプタクル4と、スライダ3から延び出すプルタブ5とを備える。
筐体2は、直方体状の形状を呈し、光トランシーバ1の長手方向である一方向D1に長く延びている。光トランシーバ1は、一方向D1に沿って、ホストシステム(通信装置)に設けられたケージに挿抜(挿入及び抜出)される。ケージ(不図示)は、筐体2と同様に直方体状の形状を呈し、一方向D1に長く延びている。ケージの内側は空洞になっており、そこに光トランシーバ1が収容可能となっている。ケージは、通信装置の外部に向かって開口部を有し、光トランシーバ1をケージに挿入するときは、開口部を通してケージ内に挿入される。ケージに収容されるのは、主に筐体2の部分であり、光レセプタクル4及びプルタブ5はケージの外に露出する。すなわち、光トランシーバ1をケージに挿入するときは、筐体2の長手方向である一方向D1に沿って光レセプタクル4が設けられた一端と、当該一端の反対側に位置する他端がケージに近づくように移動する(他端はケージ内に収容される)。光トランシーバ1をケージから抜出(抜去)するときは、光レセプタクル4が設けられた筐体2の一端がケージから遠ざかるように移動する。
スライダ3は、光レセプタクル4が設けられた筐体2の一端から一方向D1に沿って延びている。光レセプタクル4は、外部の光コネクタを受容し、当該光コネクタを介して外部と光信号を送受する。光コネクタは、例えばCSコネクタである。CSコネクタは、一つの個体に2つのフェルールを備える。2つのフェルールは、それぞれ異なる光ファイバの先端に設けられている。例えば、一方のフェルール及びそのフェルールを先端に備える光ファイバを光信号の送信に使用し、他方のフェルール及びそのフェルールを先端に備える光ファイバを光信号の受信に使用することで、一つのCSコネクタを介して2芯双方向通信を行うことができる。後述するように、光レセプタクル4は、2つのCSコネクタを受容することができる。筐体2は、ケージの内部に設けられた電気コネクタに接続される電気プラグ6を、光レセプタクル4が設けられた一端の反対側に位置する他端に備える。すなわち、光トランシーバ1をケージに挿入するとき、電気プラグ6がケージの開口部に挿入され、ケージの奥に設けられた電気コネクタに嵌合すると、光トランシーバ1はそれ以上は先に(奥に)進まなくなる。電気プラグ6が電気コネクタに嵌合すると、光トランシーバ1とホストシステムとが電気的に接続される。例えば、電気プラグ6と電気コネクタはそれぞれ、電源端子とグランド端子を備え、互いに電気的に接続されることで光トランシーバ1はホストシステムから動作に必要な電力の供給を受ける。また、電気プラグ6と電気コネクタを介して、光トランシーバ1は光信号に変換して送信するための電気信号をホストシステムから受け取り、受信した光信号から変換された電気信号をホストシステムに送る。また、光トランシーバ1の監視・制御のための電気信号もホストシステムと通信する。電気プラグ6は、電気コネクタに電源電圧や電気信号が印加された状態で電気コネクタと嵌合し抜去することができる。すなわち、光トランシーバ1は、活性挿抜可能(hot pluggable)となっている。光トランシーバ1は、ホストシステムに活性挿入されることで電力の供給を受け、起動を開始する。プルタブ5は、例えば、樹脂製であり、可撓性を有する材料によって構成されている。プルタブ5を持ってプルタブ5をケージの反対側に引くことにより、ケージに対する光トランシーバ1の係合が解除されてホストシステムから光トランシーバ1を引き抜くことが可能となる。
筐体2は直方体状を呈し、例えば、一方向D1に垂直に延びる平面で筐体2を切断したときの筐体2の断面形状は長方形状である。筐体2は上筐体7と下筐体8とを含んでおり、上筐体7と下筐体8の間にスライダ3が設けられる。また、上筐体7及び下筐体8は、例えば、ガスケットが介在した状態で複数のネジによって互いに接合される。なお、以下の説明では、「前後」及び「上下」の方向を用いることがあるが、これらの方向は図示する状態に基づく便宜的なものであり、方向を限定するものではない。以下の説明では、光レセプタクル4側を「前」、電気プラグ6側を「後」、下筐体8から上筐体7を見た方向を「上」、上筐体7から下筐体8を見た方向を「下」と称し、「上下」を「高さ」と称することがある。
図3は、光トランシーバ1から上筐体7を外した状態を示す斜視図である。図4は、光トランシーバ1から下筐体8を外した状態を示す斜視図である。図3及び図4に示されるように、筐体2の内部には、TOSA(Transmitter Optical Sub-Asssembly)11及び後述するROSA(Receiver OpticalSub-Assembly)12を含む複数の光素子と、複数の光素子を互いに光接続する複数の内部ファイバFと、前述した電気プラグ6が設けられると共にPHY−IC等の回路素子が実装された回路基板13と、内部ファイバFを収納すると共にTOSA11が載せられる第1トレイ14と、ROSA12を覆う第2トレイ15と、が設けられる。
回路基板13は、電気プラグ6がケージ内の電気コネクタと嵌合できるように筐体2に収容される。すなわち、電気プラグ6は、筐体2から外部に露出して配置されている。第1トレイ14は、例えば、樹脂製であり、一例として、PPS(ポリフェニレンサルファイド)によって構成される。第1トレイ14は、内部ファイバFの引き回しを調整して内部ファイバFを筐体2の内部に収容するために設けられる。
図5は、図3のスライダ3を外した斜視図である。図6は、図5から第2トレイ15を外した斜視図である。図5及び図6に示されるように、複数の光レセプタクル4のそれぞれはスリーブである光ポート16を有し、複数の光ポート16のそれぞれには内部ファイバFが接続されている。更に、光トランシーバ1は、複数の光ポート16のそれぞれを通す孔部17aを有するラバーシート17と、ラバーシート17を介して複数の光レセプタクル4を前方に押圧するリテーナプレート18とを備える。ラバーシート17及びリテーナプレート18については後に詳述する。
図7は、TOSA11、ROSA12、回路基板13、光ポート16及び内部ファイバFを上側から見た平面図である。図8は、TOSA11、ROSA12、回路基板13、光ポート16及び内部ファイバFを下側から見た底面図である。図7及び図8に示されるように、4個の光ポート16が光トランシーバ1の幅方向である方向D2に沿って並ぶように配置され、2個のTOSA11が方向D2に沿って並ぶように配置され、2個のROSA12が方向D2に沿って並ぶように配置される。方向D2は、光トランシーバ1の幅方向に相当する。また、光トランシーバ1の長手方向である一方向D1に沿って4個の光ポート16、2個のROSA12、2個のTOSA11及び回路基板13がこの順でホストシステムに近づくように配置される。
2個のTOSA11のそれぞれは、一方向D1に沿って2個のROSA12のそれぞれと向かい合うように配置されている。各TOSA11は、パッケージ11aと、パッケージ11aから延び出す第1スリーブ11bとを備える。パッケージ11aは直方体状を呈し、第1スリーブ11bはパッケージ11aの前側を向く側面11cからROSA12側(前側)に突出する。2個のROSA12のそれぞれは、2個のTOSA11から見て回路基板13の反対側(前側)に配置されている。各ROSA12は、パッケージ12aと、パッケージ12aから延び出す第2スリーブ12bとを備える。パッケージ12aは円柱状を呈し、第2スリーブ12bはパッケージ12aの後側を向く側面12cからTOSA11側(後側)に突出する。
筐体2の内部には、更に、ROSA12及び回路基板13の間に介在する中継基板21と、回路基板13及び各TOSA11を互いに電気的に接続する第1FPC(Flexible Print Circuit)22と、回路基板13及び各ROSA12を互いに接続する第2FPC23とを備える。第2FPC23は、2個のROSA12のそれぞれ及び中継基板21を互いに接続するROSA側FPC23a(光受信サブアセンブリ側FPC)と、中継基板21及び回路基板13を互いに接続する回路基板側FPC23bとを含む。
4つの光ポート16は、各TOSA11と内部ファイバFを介して接続される2個の第1光ポート16aと、各ROSA12と内部ファイバFを介して接続される2個の第2光ポート16bとを含む。各第2光ポート16bは光トランシーバ1の外部から光信号を受信する。各ROSA12は、各第2光ポート16bから内部ファイバFを介して当該光信号を受信し、受信した光信号を電気信号に変換する。各ROSA12には後側から光信号が入力され、各ROSA12は前側に電気信号を出力する。このように、第2光ポート16bが外部から受信する光信号は、光トランシーバ1の前側から後側に向けて入力されるが、ROSA12へは後側から前側に向けて入力される。それに対して、内部ファイバFを介して第2光ポート16bを対応するROSA12に光学的に接続することによって光信号の向きを180°反転している。また、方向D2において、光ポート16の間隔よりもROSA12の間隔が広いために、それぞれの光軸が一致していないが、内部ファイバFを用いることによってその差を吸収して第2光ポート16bをROSA12に光学的に接続している。各ROSA12が出力した電気信号は、ROSA側FPC23a、中継基板21及び回路基板側FPC23bを介して回路基板13に出力される。回路基板13が搭載する回路は、当該電気信号に信号処理を施し、当該電気信号は電気プラグ6を介してホストシステムに出力される。このとき、ROSA12は光トランシーバ1の後側から前側に向かって電気信号を出力するが、回路基板13へは前側から後側に向かって入力される。それに対して、第2FPC23及び中継基板21を介してROSA12の出力を対応する回路基板13に電気的に接続することによって、電気信号の向きを180°反転している。2個の第1光ポート16aと2個の第2光ポート16bは、それぞれ方向D2に沿って交互に配置される。それにより、2個の第1光ポート16aの一方と2個の第2光ポート16bの一方が一のCSコネクタに光学的に接続され、2個の第1光ポート16aの他方と2個の第2光ポート16bの他方が他のCSコネクタに光学的に接続される。
一方、ホストシステムから回路基板13には電気プラグ6を介して送信用の電気信号が入力される。当該電気信号は、回路基板13が搭載する回路によって処理された後、各第1FPC22を介して各TOSA11に伝送される。各TOSA11は、当該電気信号を光信号に変換した後、当該光信号を各内部ファイバF及び各第1光ポート16aを介して光トランシーバ1の外部に出力する。各TOSA11には後側から電気信号が入力され、各TOSA11は前側に光信号を出力する。TOSA11から出力される光信号は光トランシーバ1の後側から前側に向かって出力され、第1光ポート16aへは後側から前側に向かって入力される。従って、TOSA11から出力される光信号の向きと、第1光ポート16aに入力される光信号の向きは互いに同一となっている。しかし、方向D2において、光ポート16の間隔よりもTOSA11の間隔が広いために、それぞれの光軸が一致していないが、内部ファイバFを用いることによってその差を吸収してTOSA11の出力を第1光ポート16aに光学的に接続している。
図9は、TOSA11、ROSA12、回路基板13、光ポート16、中継基板21、第1FPC22、第2FPC23及び内部ファイバFを光トランシーバ1の幅方向である方向D2から見た側面図である。図9に示されるように、回路基板13に対するTOSA11の第1スリーブ11bの高さH1と、回路基板13に対するROSA12の第2スリーブ12bの高さH2とは互いに異なっており、高さH2の方が高さH1よりも高く設定されている。すなわち、回路基板13に対するROSA12の高さH2が回路基板13に対するTOSA11の高さH1よりも高いため、高さ方向である方向D3から見たときにTOSA11の一部(第2スリーブ12b)とROSA12の一部(第1スリーブ11b)とが重なるように配置される。なお、方向D2について、パッケージ11aの横幅よりも第1スリーブ11bの横幅が小さくなっており、パッケージ12aの横幅よりも第2スリーブ12bの横幅が小さくなっている。
第1FPC22は、回路基板13の上面13aから下方にU字状に曲げられて各TOSA11の後側(電気入力)に接続されている。回路基板側FPC23bは、回路基板13の下面13bから斜め下方に延びると共に、各TOSA11の下方において前方に延び出している。回路基板側FPC23bの前端は中継基板21の下面21aに接続されている。また、中継基板21からはROSA側FPC23aが前方に延び出すと共に上方に(例えば90°)曲げられている。ROSA側FPC23aの上部には各ROSA12のリードピン12dが挿通される孔部が形成されており、ROSA側FPC23aの孔部にリードピン12dが挿通された状態でリードピン12dが半田付けされることにより、ROSA側FPC23aが各ROSA12の前側(電気出力)に接続されている。
図10に示されるように、光トランシーバ1は、2個のTOSA11を保持する第1トレイ14と、2個のTOSA11を下側から上側に向けて保持する金具24とを備える。図10、後述する図11、図12、図18及び図19は、例えば図9とは上下の向きが逆とされており、本実施形態では、図10〜12、図18及び図19の上側は光トランシーバ1の下側に相当し、図10〜12、図18及び図19の下側は光トランシーバ1の上側に相当する。第1トレイ14は、TOSA11のパッケージ11aの方向D2の2つの側面と上筐体7に面する上面を保持する。押さえ金具である金具24は、TOSA11のパッケージ11aの下筐体8に面する下面を保持する。図10は、下方から見た第1トレイ14、2個の第1光ポート16a、内部ファイバF、回路基板13、2個のTOSA11及び金具24を示す斜視図である。第1トレイ14は、内部ファイバFを収容する溝14aと、TOSA11の第1スリーブ11bから延び出す内部ファイバFが挿通する孔部14bと、各TOSA11が載せられる貫通孔14cとを有する。
溝14aは、第1トレイ14の前端に設けられている。孔部14bは、溝14aの後方に設けられている開口部であって、第1トレイ14を方向D3に貫通している。第1トレイ14は方向D2に並ぶように配列された一対の孔部14bを有し、例えば、各孔部14bは角部が丸められた長方形状とされている。貫通孔14cは長方形状を成しており、一対の貫通孔14cが方向D2に並ぶように配置されている。貫通孔14cはTOSA11のパッケージ11aが載せられる孔部であって、貫通孔14cの面積は、貫通孔14cに載せられるパッケージ11aの上面の面積よりも小さい。孔部14bの底部は、貫通孔14cに隣接する平坦部を有し、平坦部がパッケージ11aの上面の一部を保持する。従って、貫通孔14cに載せられたパッケージ11aと筐体2の内面との間には隙間が形成される。但し、貫通孔14cには例えば放熱ゲル等の放熱材が充填されるので、貫通孔14cに載せられたパッケージ11aは貫通孔14cに充填された放熱材を介して筐体2の内面に熱的に接触する。
図11は、図10の回路基板13、第1トレイ14及び金具24を拡大した斜視図である。図10及び図11に示されるように、第1トレイ14には回路基板13に嵌合する突起14dが設けられる。突起14dは、例えば、第1トレイ14の後部に設けられた半円状の突起であり、回路基板13の前部に位置する半円状の凹部13cに嵌合する。第1トレイ14は方向D2に沿って並ぶように配置された一対の突起14dを備え、回路基板13の方向D2を向く端面13dのそれぞれに凹部13cが形成されている。従って、回路基板13の端面13dの凹部13cのそれぞれに第1トレイ14の突起14dが方向D2の両端側から嵌合することにより、回路基板13及び第1トレイ14が互いに強固に接続される。
図12は、第1トレイ14と金具24とを方向D2から見た側面図である。図10、図11及び図12に示されるように、金具24は、TOSA11に対向する平板部24aと、平板部24aの方向D2の端部のそれぞれに位置する折り曲げ部24bとを有する。TOSA11から見て金具24は第1トレイ14の反対側(下側)に設けられ、金具24はTOSA11を第1トレイ14に押し付けて保持する。例えば、平板部24aは、方向D2に長く延びる長方形状とされている。金具24は方向D2に沿って並ぶ一対の折り曲げ部24bを有し、各折り曲げ部24bは平板部24aの前側部分から上方に折り曲げられる。
平板部24aは方向D2に沿って並ぶ一対の孔部24cを有し、各孔部24cはTOSA11のパッケージ11aの一部(下面)を露出する。各孔部24cには、一方向D1の両側のそれぞれからバネ部24dが延び出しており、例えば、一方向D1に沿って並ぶ一対のバネ部24dは互いに対称に配置される。バネ部24dは、それぞれの先端に向かうに従って平板部24aから斜め上方に傾斜している。また、第1トレイ14は、方向D2に沿って並ぶ一対の側壁部14eを備え、側壁部14eには方向D2の両端側に外側に突出する凸部14fが形成されている。金具24の各折り曲げ部24bは方向D2に貫通する貫通孔24eを有し、各貫通孔24eに各凸部14fが嵌合することによって側壁部14eに金具24が固定される。このとき、上方に傾斜するバネ部24dがTOSA11のパッケージ11aに当接し、側壁部14eに固定された金具24がパッケージ11aを第1トレイ14側(上側)に押圧するので、金具24と第1トレイ14の間にパッケージ11aを強固に保持することが可能となる。
図13は、2個の第1光ポート16a、内部ファイバF、2個のTOSA11、第1トレイ14及び回路基板13を示す図である。例えば、光トランシーバ1の内部には4本の内部ファイバFが設けられる。以降の説明では、4本の内部ファイバFを識別するときに内部ファイバFを内部ファイバF1,F2,F3,F4と記載することがある。但し、この内部ファイバF1,F2,F3,F4の記載は便宜的なものであり、内部ファイバFの配置等を限定するものではない。
図13に示されるように、方向D2の一方側(例えば図13の上側)に位置するTOSA11の第1スリーブ11bからは、内部ファイバF1(第1ファイバ)が前方に延び出しており、内部ファイバF1は方向D2の他方側(例えば図13の下側)且つ後側に折り返される。後方に折り返された内部ファイバF1は第1トレイ14の後端部において方向D2の一方側且つ前側に2つのTOSA11の周囲を回るように折り返され、折り返された内部ファイバF1は前方に直線状に延びて方向D2の一方側の第1光ポート16aに接続する。
方向D2の他方側に位置するTOSA11の第1スリーブ11bからは、内部ファイバF2(第1ファイバ)が前方に延び出しており、内部ファイバF2は方向D2の一方側且つ後側に折り返される。後方に折り返された内部ファイバF2は第1トレイ14の後端部において方向D2の他方側且つ前側に2つのTOSA11の周囲を回るように折り返され、折り返された内部ファイバF2は一旦第1トレイ14の方向D2の内側に曲げられた後に方向D2の他方側の第1光ポート16aに接続する。なお、内部ファイバFの引き回しにおいて、内部ファイバFの長さがより長い場合には、内部ファイバFを更に2つのTOSA11の周囲に回り込ませてもよい。すなわち、内部ファイバFは2つのTOSA11に2周以上回されてもよい。
第1トレイ14は方向D2の中央に溝14aを有する。また、第1トレイ14は、内部ファイバFの経路を形成する複数の内壁14g及び外壁14hを有する。また、複数の内壁14gの一部には第1トレイ14の外側に突出する爪部14jが形成されており、複数の外壁14hの一部には第1トレイ14の内側に突出する爪部14kが形成されている。各内部ファイバFは、内壁14gの第1トレイ14の外側、外壁14hの第1トレイ14の内側、及び爪部14j,14kの下側に通されるので、第1トレイ14からの内部ファイバFの飛び出しを抑制することが可能である。
図14は、2個のROSA12、各ROSA12から延び出す内部ファイバF、中継基板21及び第2FPC23を示す斜視図である。図15は、図14の2個のROSA12、内部ファイバF、中継基板21及び第2FPC23が第1トレイ14に装着された状態を示す斜視図である。図14及び図15に示されるように、各ROSA12は、各TOSA11の前方に配置されると共に第1トレイ14の各孔部14bに入り込んだ状態で第1トレイ14に保持される。
図16は、図15のROSA12、第1トレイ14及び中継基板21を図15の反対側から見た斜視図である。図16に示されるように、第1トレイ14には中継基板21に嵌合する突起14mが設けられる。突起14mは、例えば、前述した突起14dよりも前方に設けられた半円状の突起であり、中継基板21の後部に位置する半円状の凹部21bに嵌合する。第1トレイ14は方向D2に沿って並ぶように配置された一対の突起14mを備え、中継基板21の方向D2を向く端面21cのそれぞれに凹部21bが形成されている。従って、中継基板21の端面21cの凹部21bのそれぞれに第1トレイ14の突起14mが方向D2の両端側から嵌合することにより、中継基板21及び第1トレイ14が回路基板13の前方において互いに強固に接続される。
図17は、2個の第1光ポート16a、2個の第2光ポート16b、内部ファイバF、2個のROSA12、第1トレイ14及び回路基板13を示す図である。図17に示されるように、方向D2の一方側(例えば図17の上側)に位置するROSA12の第2スリーブ12bからは、内部ファイバF3(第2ファイバ)が後方に延び出すと共にTOSA11の方向D2の端部側を回り込み、第1トレイ14の後端部において方向D2の他方側(例えば図17の下側)且つ前側に2つのTOSA11の周囲を回るように折り返される。2つのTOSA11の周囲を回るように折り返された内部ファイバF3は、前方に直線状に延びて方向D2の他方側の第2光ポート16bに接続する。
方向D2の他方側に位置するROSA12の第2スリーブ12bからは、内部ファイバF4(第2ファイバ)が後方に延び出すと共にTOSA11の方向D2の端部側を回り込み、第1トレイ14の後端部において方向D2の一方側且つ前側に2つのTOSA11の周囲を回るように折り返される。2つのTOSA11の周囲を回るように折り返された内部ファイバF4は、一旦第1トレイ14の方向D2の内側に曲げられた後に方向D2の一方側の第2光ポート16bに接続する。
図18及び図19に示されるように、光トランシーバ1は、更に、2個の第1光ポート16a、及び2個の第2光ポート16bのそれぞれを纏めて保持する保持部材19を備える。図18は、光ポート16に対する保持部材19の装着前の状態を示す斜視図である。図19は、光ポート16に保持部材19が装着された状態を示す斜視図である。保持部材19は各光ポート16を一方向D1に挿通する複数の孔19aを有し、複数の孔19aは方向D2に沿って並ぶように配置されている。各孔19aは、例えば、丸孔である。なお、第1光ポート16a及び第2光ポート16bは、説明の便宜上それぞれ異なる名称で呼んでいるが、互いに同一の構造及び外形を有していてもよいし、互いに同一の材料によって構成されていてもよい。
第2トレイ15は、ROSA12の一部、及び光ポート16の一部を覆う部品である。第2トレイ15は、板状とされており、後部に設けられた貫通孔15aと、ROSA12の一部を露出する開口15bと、各光ポート16の一部を覆う前部15cとを有する。第1トレイ14は貫通孔15aに挿通されたネジNがねじ込まれるネジ穴14nを有し、第1トレイ14に第2トレイ15が重ねられた状態で貫通孔15a及びネジ穴14nにネジNがねじ込まれることにより、第1トレイ14に第2トレイ15が接合される。
第2トレイ15は方向D2に沿って並ぶ一対の開口15bを有し、例えば、各開口15bは矩形状とされている。各開口15bには、各ROSA12の前側に位置するフランジ部12eと、ROSA12のリードピン12dに接合されたROSA側FPC23aとが露出する。前部15cは、光ポート16の後側に位置する拡径部16cを覆う。前部15cの各光ポート16と対向する面には、光ポート16の外周に沿うように形成された凹状の複数の湾曲面15dが形成されている。
保持部材19は、前述した各孔19aに各光ポート16の前側部分が後方から挿通された状態で第2トレイ15に固定される。保持部材19は、複数の孔19aが形成された長方形状の第1平板部19bと、光トランシーバ1の下方向の一端から(例えば90°)曲げられた第2平板部19cと、光トランシーバ1の幅方向の両端それぞれから第2平板部19c側に(例えば90°)曲げられた一対の第3平板部19dとを有する。第2トレイ15の前部15cには方向D2に沿って並ぶ複数の孔15eと、複数の孔15eの間及び方向D2の両端側に並ぶ複数の凸部15fとが形成されている。第2平板部19cは、方向D2に沿って並ぶ複数の第1孔19eと、複数の第1孔19eの間及び方向D2の両端側に並ぶ複数の第2孔19fとを有する。保持部材19は、各孔19aに挿通された各光ポート16を保持した状態において第2平板部19cが前部15cに重ねられ、各凸部15fが各第2孔19fに嵌合することによって第2トレイ15に接合される。このとき、各孔15eに各第1孔19eが重なると共に、各前部15cの方向D2の両端側に各第3平板部19dが対向する。
図20は、前述した光ポート16、保持部材19、第2トレイ15、第1トレイ14、中継基板21、第2FPC23、TOSA11及びROSA12が組み立てられて構成された中間アセンブリMを筐体2(上筐体7)の内部に搭載する前の状態を示す斜視図である。図21は、中間アセンブリMを筐体2の内部に搭載した後の状態を示す斜視図である。図20及び図21に示されるように、ラバーシート17は板状とされており、例えば、導電性を備えた導電性ラバーである。ラバーシート17は各光ポート16が挿通される孔部17aを有し、複数の孔部17aは方向D2に沿って並ぶように配置される。筐体2の後方を向く内面7aには、各光ポート16が挿通される穴7bが形成されており、複数の穴7bは方向D2に沿って並ぶように配置される。ラバーシート17は、各穴7bの位置に各孔部17aの位置が合うように筐体2の内面7aに配置され、この状態で後方から各光ポート16が各孔部17a及び各穴7bに挿通されることにより、筐体2の内部に中間アセンブリMが収容される。
図22は、筐体2の内部にリテーナプレート18が配置される前の状態を示す斜視図である。図23は、筐体2の内部にリテーナプレート18が配置された後の状態を示す斜視図である。図24は、筐体2の内部にリテーナプレート18が配置された後の状態を示す縦断面図である。図22〜図24に示されるように、リテーナプレート18は、互いに同一方向に突出する複数の第1突出部18aと、第1突出部18aの反対側に矩形状に突出する凸部18bと、凸部18bの幅方向の一端において第1突出部18aから離れる方向に突出する第2突出部18cと、第2突出部18cの凸部18bとの反対側の端部から第1突出部18aと同一方向に突出する第3突出部18dとを有する。
第1突出部18aは、上筐体7の内面7eに挿入される。また、筐体2の内面7aの前方には方向D3に窪む穴7cが設けられており、穴7cにリテーナプレート18の第3突出部18dが嵌合する。リテーナプレート18は、第1突出部18aが上筐体7の内面7eに挿入されると共に、第3突出部18dが筐体2の穴7cに嵌合した状態で各光ポート16及びラバーシート17を筐体2の内面7aに押し付ける。なお、リテーナプレート18は、メンテナンス時等に凸部18bを摘まんでリテーナプレート18を上方に引くことにより、容易に外すことが可能とされていてもよい。
図25は、光トランシーバ1の縦断面図である。図25に示されるように、例えば、回路基板13の上面13aにはドライバ13e及びDSP(Digital Signal Processor)13fが搭載されており、ドライバ13e及びDSP13fのそれぞれと筐体2(上筐体7)の内面7dとの間には放熱ゲルG1が介在している。このように回路基板13の回路素子と上筐体7の内面7dとの間に放熱ゲルG1が介在することにより、光トランシーバ1の外部に対する当該回路素子の放熱経路X1が形成される。ドライバ13eは、例えばTOSA11を駆動するための駆動信号を生成するICである。DSP13fは、例えばホストシステムから電気プラグ6を介して受信した電気信号の信号処理を行うICである。DSP13fは、例えば電気信号の波形を整形するCDR(Clock Data Recovery)であってもよく、PAM4信号を生成又は識別する信号処理ICであってもよい。
図26は、図25の光トランシーバ1のROSA12を拡大した縦断面図である。図27は、図25の光トランシーバ1のTOSA11を拡大した縦断面図である。図26に示されるように、ROSA12と筐体2の内面7dとの間には放熱ゲルG2が介在する。放熱ゲルG2は、ROSA12のフランジ部12eの前側とROSA側FPC23aの上端と内面7dとの間に充填されている。この放熱ゲルG2によって光トランシーバ1の外部に対するROSA12の放熱経路X2が確保される。図27に示されるように、TOSA11と筐体2の内面7dとの間には放熱ゲルG3が介在する。放熱ゲルG3はTOSA11のパッケージ11aと筐体2の内面7dとの間に充填されているので、光トランシーバ1の外部に対するTOSA11の放熱経路X3が確保される。一般的に、ROSA12の消費電力は、TOSA11の消費電力よりも小さく、それぞれが発生するジュール熱もROSA12の方が小さいので、放熱ゲルG2の容積は放熱ゲルG3の容積よりも小さく設定されてもよい。
次に、光トランシーバ1から得られる作用効果について詳細に説明する。光トランシーバ1は、2個のTOSA11と2個のROSA12とを備える。従って、1個のTOSAと1個のROSAを備える光トランシーバと比較して伝送速度を高速にすることができ、高機能化を実現させることができる。光トランシーバ1は、通信装置のケージに対して一方向D1に挿抜可能とされる。また、光トランシーバ1では、2個の第1光ポート16a及び2個の第2光ポート16bは一方向D1に交差する方向D2に沿って配列され、2個のTOSA11は一方向D1に交差する方向D2に沿って配列され、2個のROSA12は一方向D1に交差する方向D2に沿って配列される。そして、2個の第1光ポート16aと2個の第2光ポート16bとを含む光ポート16、2個のROSA12、2個のTOSA11、並びに回路基板13は、この順で一方向D1に沿って並ぶと共にホストシステムに近づくように配置される。従って、光トランシーバ1の幅方向である方向D2に並ぶ2個の第1光ポート16a及び2個の第2光ポート16b、2個のROSA12、2個のTOSA11、並びに回路基板13がこの順で光トランシーバ1の長手方向である一方向D1に沿って並ぶように配列されるので、各部品を効率よく配置することができる。従って、部品の実装密度を高めると共に光トランシーバ1の小型化を実現させることができる。
また、光トランシーバ1は、2個のROSA12及び回路基板13の間に介在する中継基板21を備える。2個のROSA12のそれぞれは、中継基板21を介して回路基板13に接続される。従って、中継基板21がROSA12と回路基板13の間に介在することにより、ROSA12からの電気信号を中継基板21で増幅させることができる。よって、ROSA12と回路基板13との間の距離が長くても中継基板21によってROSA12の電気信号を確実に伝達させることができる。
また、2個のTOSA11のそれぞれは、2個のROSA12側に突出する第1スリーブ11bを有し、2個のROSA12のそれぞれは、2個のTOSA11側に突出する第2スリーブ12bを有し、回路基板13に対する第2スリーブ12bの高さH2は、回路基板13に対する第1スリーブ11bの高さH1よりも大きく設定される。すなわち、ROSA12側に突出するTOSA11の第1スリーブ11bと、TOSA11側に突出するROSA12の第2スリーブ12bとの回路基板13に対する高さ位置が互いに異なる。このように第1スリーブ11bと第2スリーブ12bとの高さ位置が互いに異なることにより、光トランシーバ1の高さ方向である方向D3から見たときにTOSA11の一部とROSA12の一部とが重なるように配置を行うことができる。その結果、TOSA11及びROSA12の一方向D1への長さを抑えることができる。従って、光トランシーバ1の一方向D1への長さを抑えることができるので、光トランシーバ1の小型化の効果を顕著とすることができる。
また、第2FPC23は、2個のROSA12のそれぞれ及び中継基板21を互いに接続するROSA側FPC23aと、中継基板21及び回路基板13を互いに接続する回路基板側FPC23bと、を含む。よって、ROSA側FPC23aによってROSA12と中継基板21とを互いに接続すると共に、回路基板側FPC23bによって中継基板21と回路基板13とを互いに接続することができる。
また、光トランシーバ1は、2個の第1光ポート16a及び2個の第2光ポート16bを方向D2にそれぞれ交互に配置した状態で保持する保持部材19と、保持部材19に保持された2個の第1光ポート16a及び2個の第2光ポート16bのそれぞれが通される孔部17aを有するラバーシート17と、孔部17aに通された2個の第1光ポート16a及び2個の第2光ポート16bのそれぞれをラバーシート17に押圧するリテーナプレート18と、を備える。保持部材19によって2個の第1光ポート16a及び2個の第2光ポート16bを纏めて保持することができる。また、リテーナプレート18によって2個の第1光ポート16a及び2個の第2光ポート16bのそれぞれがラバーシート17に押圧される。従って、第1光ポート16a及び第2光ポート16bのそれぞれをラバーシート17に押し付けた状態で保持することができる。
以上、本発明に係る光トランシーバの実施形態について説明した。しかしながら、本発明は、前述した実施形態に限定されない。すなわち、本発明が特許請求の範囲に記載された要旨の範囲内において種々の変形及び変更が可能であることは、当業者によって容易に認識される。例えば、光トランシーバの各部の形状、大きさ、材料、数及び配置態様は適宜変更可能である。
例えば、前述の実施形態では、筐体2の左右両側から前方に延び出すプルタブ5を備えた光トランシーバ1について説明した。しかしながら、例えば、プルタブに代えて、ハウジングに対して回転可能に支持されるベールを備えていてもよく、ベールを備えた光トランシーバであっても前述と同様の効果が得られる。このように、光トランシーバの各部品の構成については適宜変更可能である。また、前述の実施形態では、QSFP規格に準拠する光トランシーバ1について説明した。しかしながら、本発明に係る光トランシーバは、例えばSFP規格等、QSFP規格以外の規格に準拠した光トランシーバであってもよい。
1…光トランシーバ、2…筐体、3…スライダ、4…光レセプタクル、5…プルタブ、6…電気プラグ、7…上筐体、7a…内面、7b,7c…穴、7d…内面、8…下筐体、11…TOSA(光送信サブアセンブリ)、11a…パッケージ、11b…第1スリーブ、11c…側面、12…ROSA(光受信サブアセンブリ)、12a…パッケージ、12b…第2スリーブ、12c…側面、12d…リードピン、12e…フランジ部、13…回路基板、13a…上面、13b…下面、13c…凹部、13d…端面、13e…ドライバ、13f…DSP、14…第1トレイ、14a…溝、14b…孔部、14c…貫通孔、14d…突起、14e…側壁部、14f…凸部、14g…内壁、14h…外壁、14j,14k…爪部、14m…突起、14n…ネジ穴、15…第2トレイ、15a…貫通孔、15b…開口、15c…前部、15d…湾曲面、15e…孔、15f…凸部、16…光ポート、16a…第1光ポート、16b…第2光ポート、16c…拡径部、17…ラバーシート、17a…孔部、18…リテーナプレート、18a…第1突出部、18b…凸部、18c…第2突出部、18d…第3突出部、19…保持部材、19a…孔、19b…第1平板部、19c…第2平板部、19d…第3平板部、19e…第1孔、19f…第2孔、21…中継基板、21a…下面、21b…凹部、21c…端面、22…第1FPC、23…第2FPC、23a…ROSA側FPC、23b…回路基板側FPC、24…金具、24a…平板部、24b…折り曲げ部、24c…孔部、24d…バネ部、24e…貫通孔、D1…一方向(長手方向)、D2…方向(幅方向),D3…方向、F…内部ファイバ、F1,F2…内部ファイバ(第1ファイバ)、F3,F4…内部ファイバ(第2ファイバ)、G1,G2,G3…放熱ゲル、M…中間アセンブリ、N…ネジ。

Claims (5)

  1. 通信装置に長手方向に挿抜可能な光トランシーバであって、
    それぞれ電気信号を光信号に変換する2個の光送信サブアセンブリと、
    それぞれ光信号を電気信号に変換する2個の光受信サブアセンブリと、
    前記2個の光送信サブアセンブリ及び前記2個の光受信サブアセンブリと電気的に接続される回路を搭載する回路基板と、
    2本の第1ファイバと、
    2本の第2ファイバと、
    前記2個の光送信サブアセンブリのそれぞれと前記2本の第1ファイバのそれぞれを介して光学的に接続される2個の第1光ポートと、前記2個の光受信サブアセンブリのそれぞれと前記2本の第2ファイバのそれぞれを介して光学的に接続される2個の第2光ポートと、を含む光ポートと、
    を備え、
    前記2個の第1光ポート及び前記2個の第2光ポートは、前記長手方向に交差する幅方向に沿ってそれぞれ交互に配置され、
    前記2個の光送信サブアセンブリは、前記幅方向に沿って配置され、
    前記2個の光受信サブアセンブリは、前記幅方向に沿って配置され、
    前記光ポートと、前記2個の光受信サブアセンブリと、前記2個の光送信サブアセンブリと、前記回路基板とは、この順で前記長手方向に沿って前記通信装置に近づくように配置される、
    光トランシーバ。
  2. 前記2個の光受信サブアセンブリ及び前記回路基板の間に介在する中継基板を備える、
    請求項1に記載の光トランシーバ。
  3. 前記2個の光送信サブアセンブリのそれぞれは、前記2個の光受信サブアセンブリ側に突出する第1スリーブを有し、
    前記2個の光受信サブアセンブリのそれぞれは、前記2個の光送信サブアセンブリ側に突出する第2スリーブを有し、
    前記回路基板に対する前記第2スリーブの光軸の高さは、前記回路基板に対する前記第1スリーブの光軸の高さより大きく設定されている、
    請求項1又は2に記載の光トランシーバ。
  4. 前記光送信サブアセンブリと前記回路基板とを電気的に接続する第1FPCと、
    前記光受信サブアセンブリと前記回路基板とを電気的に接続する第2FPCと、
    をさらに備え、
    前記第2FPCは、
    前記2個の光受信サブアセンブリのそれぞれ及び前記中継基板を互いに接続する光受信サブアセンブリ側FPCと、
    前記中継基板及び前記回路基板を互いに接続する回路基板側FPCと、を含む、
    請求項2に記載の光トランシーバ。
  5. 前記2個の第1光ポート及び前記2個の第2光ポートを前記幅方向にそれぞれ交互に配置した状態で保持する保持部材と、
    前記保持部材に保持された前記2個の第1光ポート及び前記2個の第2光ポートのそれぞれが通される孔部を有するラバーシートと、
    前記孔部に通された前記2個の第1光ポート及び前記2個の第2光ポートのそれぞれを前記ラバーシートに押圧するリテーナプレートと、
    を備える請求項1〜4のいずれか一項に記載の光トランシーバ。
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