JP2020095853A - 非水電解質二次電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】保存特性の低下を抑制しつつ、入力特性を向上させること。【解決手段】負極20は負極集電体21と、第1空孔率を有する第1負極活物質層22Aと、第2空孔率を有する第2負極活物質層22Bとを含む。第1負極活物質層22Aは、第1平均粒径を有する第1黒鉛粒子群1を含む。第2負極活物質層22Bは、第2平均粒径を有する第2黒鉛粒子群2と、第3平均粒径を有するセラミック粒子群3とを含む。式(1):0.8≦第2平均粒径/第1平均粒径≦1.13、式(2):第3平均粒径/第2平均粒径≦0.1、式(3):第2空孔率/第1空孔率>1、の関係が満たされている。【選択図】図3

Description

本開示は非水電解質二次電池に関する。
特開2009−064574号公報(特許文献1)は、2層構造を有する負極活物質層を開示している。
特開2009−064574号公報
2層構造の負極活物質層において、平均粒径が相対的に小さい黒鉛粒子群(負極活物質)を表層に配置することが考えられる。該構成によれば、表層において電解液と黒鉛粒子群との反応面積が大きくなると考えられる。これによりリチウムイオン受入れ性の向上、すなわち入力特性の向上が期待される。しかしその反面、電解液と黒鉛粒子群との副反応も起こりやすくなる。その結果、保存特性が低下する可能性がある。
本開示の目的は、保存特性の低下を抑制しつつ、入力特性を向上させることである。
以下、本開示の技術的構成および作用効果が説明される。ただし本開示の作用メカニズムは推定を含んでいる。作用メカニズムの正否により、特許請求の範囲が限定されるべきではない。
非水電解質二次電池は正極と負極と電解液とを含む。
負極は負極集電体と、第1空孔率を有する第1負極活物質層と、第2空孔率を有する第2負極活物質層とを含む。負極集電体の表面に第1負極活物質層と第2負極活物質層とがこの順で積層されている。
第1負極活物質層は、第1平均粒径を有する第1黒鉛粒子群を含む。
第2負極活物質層は、第2平均粒径を有する第2黒鉛粒子群と、第3平均粒径を有するセラミック粒子群とを含む。
下記式(1)〜(3):
0.8≦第2平均粒径/第1平均粒径≦1.13 …(1)
第3平均粒径/第2平均粒径≦0.1 …(2)
第2空孔率/第1空孔率>1 …(3)
の関係が満たされている。
本開示の負極では、表層(第2負極活物質層)にセラミック粒子群が含まれている。セラミック粒子群は第2黒鉛粒子群に比して相対的に小さい平均粒径を有する。上記式(2)が満たされる程度にセラミック粒子群が微粒であることにより、セラミック粒子が黒鉛粒子同士の隙間に入り込み、黒鉛粒子間に空孔が形成されると考えられる。これにより表層(第2負極活物質層)が、基層(第1負極活物質層)に比して相対的に高い空孔率を有し得る。すなわち上記式(3)が満たされ得る。
表層の空孔はリチウムイオンの拡散経路となり得る。すなわちリチウムイオンの拡散が促進され得る。上記式(2)および(3)が満たされることにより、入力特性の向上が期待される。
上記式(1)に示されるように、本開示の第1負極活物質層および第2負極活物質層では、全域に亘って略同じ大きさの黒鉛粒子群が分布している。第2負極活物質層に含まれるセラミック粒子群は電解液と実質的に反応しないと考えられる。したがって本開示では、電解液と黒鉛粒子群との反応面積を増大させることなく、入力特性を向上させることができると考えられる。すなわち保存特性の低下を抑制しつつ、入力特性を向上させることができると考えられる。
図1は本実施形態の非水電解質二次電池の構成の一例を示す概略図である。 図2は本実施形態の電極群の構成の一例を示す概略断面図である。 図3は本実施形態の負極の構成の一例を示す概略断面図である。
以下、本開示の実施形態(本明細書では「本実施形態」と記される)が説明される。ただし以下の説明は特許請求の範囲を限定するものではない。以下、非水電解質二次電池が「電池」と略記され得る。
<非水電解質二次電池>
図1は本実施形態の非水電解質二次電池の構成の一例を示す概略図である。
電池100はケース80を含む。ケース80は角形である。ケース80は円筒形であってもよい。ケース80は例えば金属製であってもよい。ケース80は例えばアルミラミネートフィルム製のパウチ等であってもよい。ケース80は密閉されている。ケース80は電極群50を収納している。
図2は本実施形態の電極群の構成の一例を示す概略断面図である。
電極群50は積層型である。電極群50は、正極10と負極20との間にセパレータ30が挟まれつつ、正極10と負極20とが交互にそれぞれ1枚以上積層されることにより形成されている。電極群50には電解液(不図示)が含浸されている。すなわち電池100は正極10と負極20と電解液とを含む。
電極群50は巻回型であってもよい。すなわち電極群50は、正極10、セパレータ30および負極20がこの順序で積層され、さらにこれらが渦巻状に巻回されることにより形成されていてもよい。
<負極>
負極20はシート状の部品である。負極20は負極集電体21と、第1負極活物質層22Aと、第2負極活物質層22Bとを含む。負極集電体21は導電性の電極基材である。負極集電体21は例えば銅(Cu)箔等であってもよい。負極集電体21は例えば5μm以上30μm以下の厚さを有していてもよい。図2のx軸方向において負極集電体21がセパレータ30から突出している部分は外部端子との接続に利用され得る。
図3は本実施形態の負極の構成の一例を示す概略断面図である。
負極20では、負極集電体21の表面に第1負極活物質層22Aおよび第2負極活物質層22Bがこの順で積層されている。第1負極活物質層22Aおよび第2負極活物質層22Bは、負極集電体21の片面のみに配置されていてもよい。第1負極活物質層22Aおよび第2負極活物質層22Bは、負極集電体21の表裏両面に配置されていてもよい。
《各層の構成材料》
(第1黒鉛粒子群)
第1負極活物質層22Aは第1黒鉛粒子群1を含む。本実施形態の「粒子群」は粒子の集合体を示す。本実施形態の「黒鉛」は黒鉛結晶を含む材料を示す。黒鉛結晶は炭素六角網面が積層された構造を含む。炭素六角網面同士の間隔等は特に限定されるべきではない。したがって本実施形態の第1黒鉛粒子群1〔または第2黒鉛粒子群2(後述)〕は、例えば黒鉛、易黒鉛化性炭素および難黒鉛化性炭素からなる群より選択される少なくとも1種を含んでいてもよい。黒鉛結晶が含まれる限り、無定形炭素等がさらに含まれていてもよい。例えば個々の黒鉛粒子の表面が無定形炭素により被覆されていてもよい。
(酸化珪素粒子群、珪素粒子群)
第1負極活物質層22Aは、例えば酸化珪素粒子群、珪素粒子群等(いずれも不図示)をさらに含んでいてもよい。例えば100質量部の第1黒鉛粒子群1に対して、1質量部以上20質量部以下の酸化珪素粒子群が含まれていてもよい。例えば100質量部の第1黒鉛粒子群1に対して、1質量部以上10質量部以下の酸化珪素粒子群が含まれていてもよい。第1負極活物質層22Aが酸化珪素粒子群をさらに含むことにより、電池容量の増大が期待される。
(第2黒鉛粒子群)
第2負極活物質層22Bは第2黒鉛粒子群2と、セラミック粒子群3とを含む。第2黒鉛粒子群2は、例えば第1黒鉛粒子群1と実質的に同一材料であってもよい。これによりサイクル特性の向上が期待される。第1負極活物質層22Aおよび第2負極活物質層22Bの全体において負極活物質の反応性が略均一になるためと考えられる。第2黒鉛粒子群2は、例えば第1黒鉛粒子群1と異なる材料であってもよい。
(セラミック粒子群)
セラミック粒子群3は第2負極活物質層22B内に空孔を形成し得る。圧縮時、第2負極活物質層22Bに硬いセラミック粒子群3が含まれていることにより、粒子間の隙間が潰され難くなるためと考えられる。例えば100質量部の第2黒鉛粒子群2に対して、4質量部以上10質量部以下のセラミック粒子群3が含まれていてもよい。セラミック粒子群3は、例えばアルミナ、ベーマイトおよびジルコニアからなる群より選択される少なくとも1種を含んでいてもよい。
(バインダ)
第1負極活物質層22Aおよび第2負極活物質層22Bの各々は、上記の成分に加えて、例えばバインダ等をさらに含んでいてもよい。例えば100質量部の第1黒鉛粒子群1(または第2黒鉛粒子群2)に対して、例えば0.1質量部以上10質量部以下のバインダが含まれていてもよい。バインダは特に限定されるべきではない。バインダは例えばカルボキシメチルセルロース(CMC)、スチレンブタジエンゴム(SBR)およびポリアクリル酸(PAA)からなる群より選択される少なくとも1種を含んでいてもよい。
《各粒子群の平均粒径》
第1黒鉛粒子群1は第1平均粒径(以下「d1」とも記される)を有する。
第2黒鉛粒子群2は第2平均粒径(以下「d2」とも記される)を有する。
セラミック粒子群3は第3平均粒径(以下「d3」とも記される)を有する。
本実施形態において粒子群の「平均粒径」は、体積基準の粒度分布において微粒側からの積算体積が全体積の50%になる粒径を示す。平均粒径はレーザ回折式粒度分布測定装置により測定され得る。
本実施形態では、第1平均粒径(d1)および第2平均粒径(d2)が下記式(1):
0.8≦d2/d1≦1.13 …(1)
の関係を満たしている。
上記式(1)に示されるように、第1黒鉛粒子群1と第2黒鉛粒子群2とは略同じ大きさを有する。これにより保存特性の低下が抑制されると考えられる。「d2/d1」は例えば1以下であってもよい。「d2/d1」は例えば1以上であってもよい。例えば「d2=d1」の関係が満たされていてもよい。
第1平均粒径(d1)は例えば10μm以上30μm以下であってもよい。第1平均粒径(d1)は例えば12μm以上17μm以下であってもよい。
本実施形態では、第2平均粒径(d2)および第3平均粒径(d3)が下記式(2):
d3/d2≦0.1 …(2)
の関係を満たしている。
上記式(2)の関係が満たされることにより、セラミック粒子が黒鉛粒子同士の隙間に入り込み、空孔が形成され得ると考えられる。「d3/d2」は例えば0.08以上であってもよい。「d3/d2」は例えば0.09以下であってもよい。
第3平均粒径(d3)は例えば0.5μm以上3μm以下であってもよい。第3平均粒径(d3)は例えば1μm以上1.5μm以下であってもよい。
《各層の空孔率》
第1負極活物質層22Aは第1空孔率(以下「p1」とも記される)を有する。
第2負極活物質層22Bは第2空孔率(以下「p2」とも記される)を有する。
本実施形態の「空孔率」は負極20の断面SEM(scanning electron microscope)画像において測定される。断面SEM画像において、負極集電体21に最も近い位置にあるセラミック粒子が検出される。負極20の厚さ方向において、該セラミック粒子の位置よりも負極集電体21側が第1負極活物質層22Aとみなされる。負極20の厚さ方向において、該セラミック粒子の位置よりも負極20の表面側が第2負極活物質層22Bとみなされる。各層の断面SEM画像において粒子の合計面積(A)と、空孔の合計面積(B)とが測定される。
下記式:
空孔率=B/(A+B)
により、各層の空孔率が算出される。
本実施形態では、第1空孔率(p1)および第2空孔率(p2)が下記式(3):
p2/p1>1 …(3)
の関係を満たしている。
上記式(3)の関係が満たされるように、第2負極活物質層22B(表層)に空孔が存在することにより、充電時、リチウムイオンの拡散が促進されることが期待される。すなわち入力特性の向上が期待される。
「p2/p1」が大きい程、入力特性の向上が期待される。「p2/p1」は例えば1.09以上であってもよい。「p2/p1」は例えば1.26以上であってもよい。「p2/p1」は例えば1.39以上であってもよい。「p2/p1」は例えば1.48以上であってもよい。「p2/p1」に上限は特に設けられていない。「p2/p1」は例えば1.61以下であってもよい。
《各層の厚さ》
第1負極活物質層22Aは第1厚さ(以下「t1」とも記される)を有する。
第2負極活物質層22Bは第2厚さ(以下「t2」とも記される)を有する。
各層の厚さは負極20の断面SEM画像において測定される。第2厚さは、負極集電体21に最も近い位置にあるセラミック粒子から、負極20の表面までの最短距離を示す。第1厚さは、第1負極活物質層22Aおよび第2負極活物質層22Bの合計厚さから、第2厚さを差し引いた値を示す。合計厚さは、負極集電体21の表面から負極20の表面までの最短距離を示す。
本実施形態では、第1厚さ(t1)および第2厚さ(t2)が例えば下記式(4):
0.1<t2/t1<0.5 …(4)
の関係を満たしていてもよい。
上記式(4)が満たされる場合に、入力特性と電池容量とのバランスが良いこともある。「t2/t1」は例えば0.2以上であってもよい。「t2/t1」は例えば0.26以上であってもよい。「t2/t1」は例えば0.3以下であってもよい。
第1厚さは例えば10μm以上200μm以下であってもよい。第1厚さは例えば50μm以上150μm以下であってもよい。第1厚さは例えば88μm以上111μm以下であってもよい。
《正極》
正極10はシート状の部品である。正極10は正極集電体11と正極活物質層12とを含む。正極集電体11は導電性の電極基材である。正極集電体11は例えばアルミニウム(Al)箔等であってもよい。正極集電体11は例えば5μm以上30μm以下の厚さを有していてもよい。図2のx軸方向において正極集電体11がセパレータ30から突出している部分は外部端子との接続に利用され得る。
正極活物質層12は正極集電体11の表面に配置されている。正極活物質層12は正極集電体11の片面のみに配置されていてもよい。正極活物質層12は正極集電体11の表裏両面に配置されていてもよい。正極活物質層12は例えば10μm以上200μm以下の厚さを有していてもよい。正極活物質層12は例えば3g/cm3以上4g/cm3以下の密度を有していてもよい。
正極活物質層12は正極活物質を少なくとも含む。正極活物質は例えば粒子群であってもよい。正極活物質は例えば1μm以上30μm以下の平均粒径を有していてもよい。正極活物質は特に限定されるべきではない。正極活物質は、例えばコバルト酸リチウム、ニッケル酸リチウム、マンガン酸リチウム、ニッケルコバルトアルミン酸リチウム(NCA)、ニッケルコバルトマンガン酸リチウム、およびリン酸鉄リチウムからなる群より選択される少なくとも1種を含んでいてもよい。
正極活物質層12は例えば導電材およびバインダをさらに含んでいてもよい。例えば100質量部の正極活物質に対して、0.1質量部以上10質量部以下の導電材が含まれていてもよい。導電材は特に限定されるべきではない。導電材は例えばアセチレンブラック(AB)等を含んでいてもよい。例えば100質量部の正極活物質に対して、0.1質量部以上10質量部以下のバインダが含まれていてもよい。バインダは特に限定されるべきではない。バインダは例えばポリフッ化ビニリデン(PVDF)等を含んでいてもよい。
《電解液》
電解液は溶媒および支持塩を含む。電解液は、溶媒および支持塩に加えて、各種の添加剤(被膜形成剤、ガス発生剤、難燃剤等)をさらに含んでいてもよい。
支持塩は溶媒に溶解している。支持塩の濃度は例えば0.5mоl/L以上2mоl/L以下(0.5M以上2M以下)であってもよい。支持塩は、例えばLiPF6、LiBF4、LiN(FSO22、およびLiN(CF3SO22からなる群より選択される少なくとも1種を含んでいてもよい。
溶媒は非プロトン性である。溶媒は、例えば環状カーボネートおよび鎖状カーボネートを含んでいてもよい。環状カーボネートおよび鎖状カーボネートの混合比は、例えば「環状カーボネート/鎖状カーボネート=1/9〜5/5(体積比)」であってもよい。環状カーボネートは、例えばエチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(PC)、ブチレンカーボネート(BC)、およびフルオロエチレンカーボネート(FEC)からなる群より選択される少なくとも1種を含んでいてもよい。
鎖状カーボネートは、例えばジメチルカーボネート(DMC)、エチルメチルカーボネート(EMC)、およびジエチルカーボネート(DEC)からなる群より選択される少なくとも1種を含んでいてもよい。
溶媒は、例えばラクトン、環状エーテル、鎖状エーテル、カルボン酸エステル等を含んでいてもよい。ラクトンは、例えばγ−ブチロラクトン(GBL)、δ−バレロラクトン(DVL)等を含んでいてもよい。環状エーテルは、例えばテトラヒドロフラン(THF)、1,3−ジオキソラン(DOL)、1,4−ジオキサン(DX)等を含んでいてもよい。鎖状エーテルは、例えば1,2−ジメトキシエタン(DME)等を含んでいてもよい。カルボン酸エステルは、例えばメチルホルメート(MF)、メチルアセテート(MA)、メチルプロピオネート(MP)等を含んでいてもよい。
《セパレータ》
セパレータ30は正極10および負極20の間に配置されている。セパレータ30は例えばポリオレフィン製の多孔質膜を含んでいてもよい。セパレータ30は例えば5μm以上50μm以下の厚さを有していてもよい。
セパレータ30は例えば単層構造を有していてもよい。セパレータ30は例えばポリエチレン(PE)層のみからなっていてもよい。セパレータ30は例えば多層構造を有していてもよい。セパレータ30は、例えばポリプロピレン(PP)層、PE層およびPP層からなる3層構造を有していてもよい。
以下、本開示の実施例(本明細書では「本実施例」と記される)が説明される。ただし以下の説明は特許請求の範囲を限定するものではない。
<非水電解質二次電池の製造>
《実施例1》
1.正極の製造
以下の材料が準備された。
正極活物質:NCA(LiNi0.82Co0.15Al0.032
導電材:AB
バインダ:PVDF
正極集電体:Al箔(厚さ=15μm)
正極活物質、導電材、バインダおよび分散媒が混合されることにより、正極ペーストが調製された。固形分の混合比は「正極活物質/導電材/バインダ=95/3/2(質量比)」である。正極ペーストが正極集電体11の表面に塗布され、乾燥されることにより、正極活物質層12が形成された。正極活物質層12が圧縮された。圧縮後の正極活物質層12は3.4g/cm3の密度を有する。これにより正極原反が製造された。正極原反が所定の平面サイズに切断されることにより、正極10が製造された。
2.負極の製造
以下の材料が準備された。
第1黒鉛粒子群(第1平均粒径=15μm)
第2黒鉛粒子群(第2平均粒径=15μm)
セラミック粒子群(第3平均粒径=1.5μm)
バインダ:CMC/SBR=1/1
負極集電体:Cu箔(厚さ=10μm)
第1黒鉛粒子群、バインダおよび分散媒が混合されることにより、第1負極ペーストが調製された。第1負極ペーストの固形分の混合比は「第1黒鉛粒子群/バインダ=98/2(質量比)」である。
第2黒鉛粒子群、セラミック粒子群、バインダおよび分散媒が混合されることにより、第2負極ペーストが調製された。第2負極ペーストの固形分の混合比は「第2黒鉛粒子群/セラミック粒子群/バインダ=88/10/2(質量比)」である。
負極集電体21の表面に、第1負極ペーストおよび第2負極ペーストが順次塗布され、乾燥されることにより、第1負極活物質層22Aおよび第2負極活物質層22Bが形成された。第1負極活物質層22Aおよび第2負極活物質層22Bが圧縮された。第1厚さは88μmである。第2厚さは25μmである。これにより負極原反が製造された。負極原反が所定の平面サイズに切断されることにより、負極20が製造された。
3.組み立て
セパレータ30が準備された。セパレータ30は3層構造(PP層/PE層/PP層)を有する。正極10と負極20とが交互に積層されることにより、電極群50が形成された。正極10と負極20の各間にはセパレータ30がそれぞれ配置された。
ケース80が準備された。ケース80に電極群50が収納された。電解液が準備された。電解液は以下の成分からなる。
支持塩:LiPF6(濃度=1mоl/L)
溶媒:EC、EMCおよびDMCの混合物
電解液がケース80に注入された。ケース80が密閉された。以上より電池100(非水電解質二次電池)が製造された。本実施例の電池100は40Ahの定格容量を有するように設計されている。
4.エージング
電池100が2枚のステンレス板の間に挟み込まれた。電池100に1MPaの圧力が加わるように、2枚のステンレス板が固定された。
25℃の温度環境において、0.2Cの電流により電池100が4.2Vまで充電された。「1C」の電流では定格容量が1時間で充電される。「0.2C」の電流では定格容量が5時間で充電される。充電後、60℃の温度環境において、電池100が10時間保存された。
《実施例2〜4》
下記表1に示されるように、第2黒鉛粒子群の比率、セラミック粒子群の比率および第2厚さが変更されることを除いては、実施例1と同様に電池が製造され、電池のエージングが実施された。なお第2黒鉛粒子群およびセラミック粒子群の合計は一定(98質量%)である。
《実施例5》
下記表1に示されるように、第2平均粒径および第3平均粒径が変更されることを除いては、実施例1と同様に電池が製造され、電池のエージングが実施された。
《実施例6》
下記表1に示されるように、第2平均粒径および第2厚さが変更されることを除いては、実施例1と同様に電池が製造され、電池のエージングが実施された。
《実施例7》
下記表1に示されるように、セラミック粒子群の材種および第2厚さが変更されることを除いては、実施例1と同様に電池が製造され、電池のエージングが実施された。
《実施例8》
下記表1に示されるように、セラミック粒子群の材種が変更されることを除いては、実施例1と同様に電池が製造され、電池のエージングが実施された。
《実施例9》
第1黒鉛粒子群の一部(5質量%)が酸化珪素粒子群で置換されることを除いては、実施例1と同様に電池が製造され、電池のエージングが実施された。
《比較例1》
下記表1に示されるように単層構造の負極が製造された。比較例1の単層構造は第1負極活物質層のみからなる。第1厚さは111μmである。これらを除いては実施例1と同様に電池が製造され、電池のエージングが実施された。
《比較例2》
下記表1に示されるように、第2平均粒径が変更され、かつセラミック粒子群が使用されないことを除いては、実施例1と同様に電池が製造され、電池のエージングが実施された。
《比較例3》
下記表1に示されるように、セラミック粒子群が使用されないことを除いては、実施例1と同様に電池が製造され、電池のエージングが実施された。
<評価>
《入力特性》
電池のSOC(state of charge)が50%に調整された。25℃の温度環境において、1Cの電流により電池が10秒間充電された。充電開始から10秒後の電圧上昇量が測定された。電圧上昇量が充電電流(1C)で除されることにより電池抵抗が算出された。結果は下記表2に示される。下記表2中「入力特性」の欄に示される値は、比較例1の電池抵抗を100とする相対値である。値が小さい程、入力特性が向上していると考えられる。
《サイクル特性》
25℃の温度環境において、充放電が100サイクル繰り返された。1サイクルは以下の充電と放電との一巡を示す。
充電:CCCV方式、CC電流=1C、CV電圧=4.2V
放電:CC方式、CC電流=1C、カットオフ電圧=2.5V
「CCCV方式」は定電流−定電圧方式を示す。「CC電流」は定電流充電(または放電)時の電流を示す。「CV電圧」は定電圧充電時の電圧を示す。「CC方式」は定電流方式を示す。
100サイクル時の放電容量が1サイクル時の放電容量で除されることにより、容量維持率が算出された。結果は下記表2に示される。下記表2の「サイクル特性」の欄に示される値は、比較例1の容量維持率を100とする相対値である。値が大きい程、サイクル特性が向上していると考えられる。
《保存特性》
25℃の温度環境において、電池のSOCが100%に調整された。60℃の温度環境において電池が10日間保存された。保存前後で放電容量が測定された。放電容量の測定条件は以下のとおりである。
充電:CCCV方式、CC電流=0.2C、CV電圧=4.2V
放電:CC方式、CC電流=0.2C、カットオフ電圧=2.5V
保存後の放電容量が保存前の放電容量で除されることにより、容量維持率が算出された。結果は下記表2に示される。下記表2の「保存特性」の欄に示される値は、比較例1の容量維持率を100とする相対値である。本実施例では「保存特性」の欄に示される値が97以上であれば、保存特性の低下が抑制されているとみなされる。
Figure 2020095853
Figure 2020095853
<結果>
《比較例1〜3》
比較例2は比較例1に比して入力特性が向上している。比較例2では、表層に平均粒径が相対的に小さい黒鉛粒子群が配置されている。そのため電解液と黒鉛粒子群との反応面積が大きくなっていると考えられる。しかし比較例2では保存特性が低下している。保存時に、電解液と黒鉛粒子群との副反応が起こりやすいためと考えられる。
比較例3は比較例1と同じ特性を示している。比較例3では、第1負極活物質層と第2負極活物質層とが実質的に同一組成を有する。よって比較例1と比較例3とは略同一構成であると考えられる。
《実施例1〜9》
実施例1〜9は比較例1に比して入力特性が向上している。実施例1〜9では、保存特性の低下が抑制されている。実施例1〜9では下記式(1)〜(3):
0.8≦d2/d1≦1.13 …(1)
d3/d2≦0.1 …(2)
p2/p1>1 …(3)
の関係が満たされている。
実施例1〜9では、第2負極活物質層にセラミック粒子群が含まれている。セラミック粒子群により第2負極活物質層(表層)に空孔が形成され、リチウムイオンの拡散が促進されていると考えられる。実施例1〜9は、比較例1に比してサイクル特性も向上している。
《実施例1〜4》
実施例1〜4では、「p2/p1」が大きくなる程、入力特性が向上する傾向がみられる。
《実施例5、6》
実施例5は実施例1に比して保存特性が若干低下している。実施例5は実施例1に比して入力特性が若干向上している。第2平均粒径が若干小さいためと考えられる。
実施例6は実施例1に比して入力特性が若干低下している。実施例6は実施例1に比して保存特性が若干向上している。第2平均粒径が若干大きいためと考えられる。
《実施例7、8》
実施例7、8では、アルミナに代えて、ベーマイトおよびジルコニアがセラミック粒子群として使用されている。実施例7、8は実施例1と略同等の特性を示している。したがってセラミック粒子群は、例えばアルミナ、ベーマイトおよびジルコニアからなる群より選択される少なくとも1種を含んでいてもよいと考えられる。
《実施例9》
実施例9では、第1黒鉛粒子群の一部が酸化珪素粒子群に置換されている。実施例9の構成では、電池容量の増大が期待される。実施例9の入力特性、サイクル特性および保存特性はいずれも良好である。
本実施形態および本実施例はすべての点で例示であって制限的なものではない。特許請求の範囲の記載によって確定される技術的範囲は、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含む。
1 第1黒鉛粒子群、2 第2黒鉛粒子群、3 セラミック粒子群、10 正極、11 正極集電体、12 正極活物質層、20 負極、21 負極集電体、22A 第1負極活物質層、22B 第2負極活物質層、30 セパレータ、50 電極群、80 ケース、100 電池(非水電解質二次電池)。

Claims (1)

  1. 正極と負極と電解液とを含み、
    前記負極は負極集電体と、第1空孔率を有する第1負極活物質層と、第2空孔率を有する第2負極活物質層とを含み、
    前記負極集電体の表面に前記第1負極活物質層と前記第2負極活物質層とがこの順で積層されており、
    前記第1負極活物質層は、第1平均粒径を有する第1黒鉛粒子群を含み、
    前記第2負極活物質層は、第2平均粒径を有する第2黒鉛粒子群と、第3平均粒径を有するセラミック粒子群とを含み、
    下記式(1)〜(3):
    0.8≦第2平均粒径/第1平均粒径≦1.13 …(1)
    第3平均粒径/第2平均粒径≦0.1 …(2)
    第2空孔率/第1空孔率>1 …(3)
    の関係が満たされている、
    非水電解質二次電池。
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