JP2020088685A - 設定管理システム、拠点管理装置及び設定管理方法 - Google Patents

設定管理システム、拠点管理装置及び設定管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】端末装置の運用を円滑に行うことが可能な設定管理を実現可能にする。【解決手段】集中管理装置10は、ある拠点50に設置された端末装置30の設定の変更を指示する第1変更指示を前記ある拠点50に向けて送信する。前記ある拠点50に設置された拠点管理装置20は、第1変更指示を受信し、受信した第1変更指示を端末装置30に送信して端末装置30の設定を変更させる。拠点管理装置20は、必要に応じて権限取得通知を集中管理装置10に対して送信し、送信してから第1基準時間経過しても応答がない場合には、第2変更指示を受け付け不可能な権限無状態から第2変更指示を受け付け可能な権限有状態に状態遷移する。拠点管理装置20は、権限有状態において、第2変更指示を受け付け、受け付けた第2変更指示を同じ拠点50に設置された端末装置30に送信する。【選択図】図1

Description

この発明は、複数の拠点に設置された端末装置の設定の管理技術に関する。
各拠点に設置された端末装置の設定を各拠点で管理すると、各拠点における設定管理の負荷が高くなってしまう。そこで、端末装置の設定を一元管理する集中管理装置が設けられた設定管理システムが開発されている。
この設定管理システムでは、端末装置の設定が変更される場合には、集中管理装置が変更指示を受け付け、受け付けた変更指示を端末装置が設置された拠点に向けて送信する。すると、拠点に設置された配信装置は、集中管理装置から送信された変更指示を受信し、端末装置に送信する。端末装置は、変更指示を受信すると、変更指示に従い設定を変更する。これにより、各拠点では、端末装置の設定を管理する必要がなくなる。
この設定管理システムでは、各拠点で任意に端末装置の設定が変更されてしまうと、集中管理装置による一元管理が困難になる。そのため、拠点に設置された配信装置は、集中管理装置以外からの変更指示は受け付けないようになっている。
特許文献1には、複数のネットワークシステムの各ネットワークに個別の分散管理装置が1台ずつ接続され、複数台の分散管理装置に共通の統合管理装置が1台接続され、この統合管理装置で複数のネットワークシステムを一元管理する管理方式が記載されている。
特開平4−342331号公報
従来の設定管理システムでは、端末装置の設定を変更するには、集中管理装置に対して変更指示を入力する必要がある。そのため、拠点において緊急に端末装置の設定を変更することが必要になった場合でも、集中管理装置を管理する管理者が不在の場合等には、端末装置の設定を変更することができない。その結果、端末装置の運用に支障が出る恐れがある。
特許文献1には、分散管理装置が設けられた集中管理方式が記載されている。しかし、この管理方式では、統合管理装置が複数のネットワークシステムを監視するために自ら利用する情報をそれぞれの分散管理装置から収集するだけで、それぞれのネットワークシステムで利用される情報を一元管理したり、配信したりするわけではない。
この発明は、端末装置の運用を円滑に行うことが可能な設定管理を実現可能にすることを目的とする。
この発明に係る設定管理システムは、
複数の拠点のうちいずれかの拠点に設置された端末装置の設定の変更を指示する第1変更指示を前記拠点に向けて送信する集中管理装置と、
第2変更指示を受け付け不可能な権限無状態に設定され、前記複数の拠点の各拠点に設置された拠点管理装置であって、設置された拠点に向けて前記集中管理装置から送信された前記第1変更指示を受信し、受信した前記第1変更指示を前記端末装置に送信する拠点管理装置と
を備え、
前記拠点管理装置は、前記集中管理装置に対して権限取得通知を送信してから第1基準時間経過しても応答がない場合には、前記権限無状態から前記第2変更指示を受け付け可能な権限有状態に状態遷移し、前記権限有状態において、受け付けた第2変更指示を前記端末装置に送信する。
この発明は、集中管理装置に対して権限取得通知を送信してから第1基準時間経過しても応答がない場合には、拠点管理装置が権限無状態から権限有状態に状態遷移する。これにより、集中管理装置による集中管理を実現しつつ、集中管理装置による端末装置の設定変更ができないような場合に、拠点管理装置により端末装置の設定変更を行うことが可能になる。その結果、端末装置の運用を円滑に行うことが可能になる。
実施の形態1に係る設定管理システム1の構成図。 実施の形態1に係る集中管理装置10の構成図。 実施の形態1に係る拠点管理装置20の構成図。 実施の形態1に係る端末装置30の構成図。 実施の形態1に係る状態監視処理のフローチャート。 実施の形態1に係る通常処理のフローチャート。 実施の形態1に係る通常処理の説明図。 実施の形態1に係る一時処理のフローチャート。 実施の形態1に係る状態遷移の説明図。 実施の形態1に係る状態遷移の説明図。 実施の形態1に係る差分情報の反映の説明図。 変形例3に係る集中管理装置10の構成図。 変形例3に係る拠点管理装置20の構成図。 変形例3に係る端末装置30の構成図。 実施の形態2に係る集中管理装置10の構成図。 実施の形態2に係る権限付与処理のフローチャート。
実施の形態1.
***構成の説明***
図1を参照して、実施の形態1に係る設定管理システム1の構成を説明する。
設定管理システム1は、集中管理装置10と、複数の拠点50の各拠点50に1台ずつ設置された拠点管理装置20と、各拠点50に1台以上設置された端末装置30とを備える。
集中管理装置10は、スイッチ18及びルータ19を介して、インターネットといった伝送路41に接続される。各拠点50に設置された拠点管理装置20は、スイッチ28及びルータ29を介して、伝送路41に接続される。その結果、集中管理装置10と各拠点50に設置された拠点管理装置20とは、伝送路41を介して接続される。また、各拠点50において、拠点管理装置20は、スイッチ28を介してLAN(Local Area Network)といった伝送路42に接続される。また、端末装置30は、伝送路42に接続される。その結果、拠点管理装置20と端末装置30とは、伝送路42を介して接続される。
図2を参照して、実施の形態1に係る集中管理装置10の構成を説明する。
集中管理装置10は、コンピュータである。
集中管理装置10は、プロセッサ11と、メモリ12と、ストレージ13と、通信インタフェース14とのハードウェアを備える。プロセッサ11は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
集中管理装置10は、機能構成要素として、情報表示部111と、指示入力部112と、指示送信部113と、通知受信部114と、応答入力部115と、応答送信部116と、差分反映部117とを備える。集中管理装置10の各機能構成要素の機能はソフトウェアにより実現される。
ストレージ13には、集中管理装置10の各機能構成要素の機能を実現するプログラムが記憶されている。このプログラムは、プロセッサ11によりメモリ12に読み込まれ、プロセッサ11によって実行される。これにより、集中管理装置10の各機能構成要素の機能が実現される。
また、ストレージ13は、全体設定情報131を記憶する。全体設定情報131には、全ての拠点50に設置された全ての端末装置30の設定が記憶される。
図3を参照して、実施の形態1に係る拠点管理装置20の構成を説明する。
拠点管理装置20は、コンピュータである。
拠点管理装置20は、プロセッサ21と、メモリ22と、ストレージ23と、通信インタフェース24とのハードウェアを備える。プロセッサ21は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
拠点管理装置20は、機能構成要素として、状態監視部211と、指示受信部212と、指示送信部213と、通知送信部214と、状態遷移部215と、指示入力部216と、変更通知部217と、差分送信部218とを備える。拠点管理装置20の各機能構成要素の機能はソフトウェアにより実現される。
ストレージ23には、拠点管理装置20の各機能構成要素の機能を実現するプログラムが記憶されている。このプログラムは、プロセッサ21によりメモリ22に読み込まれ、プロセッサ21によって実行される。これにより、拠点管理装置20の各機能構成要素の機能が実現される。
また、ストレージ23は、拠点設定情報231を記憶する。拠点設定情報231には、拠点管理装置20と同じ拠点50に設置された全ての端末装置30の設定が記憶される。
図4を参照して、実施の形態1に係る端末装置30の構成を説明する。
端末装置30は、コンピュータである。
端末装置30は、プロセッサ31と、メモリ32と、ストレージ33と、通信インタフェース34とのハードウェアを備える。プロセッサ31は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
端末装置30は、機能構成要素として、指示受信部311と、設定変更部312とを備える。端末装置30の各機能構成要素の機能はソフトウェアにより実現される。
ストレージ33には、端末装置30の各機能構成要素の機能を実現するプログラムが記憶されている。このプログラムは、プロセッサ31によりメモリ32に読み込まれ、プロセッサ31によって実行される。これにより、端末装置30の各機能構成要素の機能が実現される。
また、ストレージ33は、端末設定情報331を記憶する。端末設定情報331には、端末装置30の設定が記憶される。
図2では、プロセッサ11は、1つだけ示されている。しかし、集中管理装置10は、プロセッサ11を代替する複数のプロセッサを備えていてもよい。同様に、拠点管理装置20は、プロセッサ21を代替する複数のプロセッサを備えていてもよい。同様に、端末装置30は、プロセッサ31を代替する複数のプロセッサを備えていてもよい。
これら複数のプロセッサは、各機能構成要素の機能を実現するプログラムの実行を分担する。それぞれのプロセッサは、プロセッサ11,21,31と同じように、演算処理を行うICである。
***動作の説明***
図5から図11を参照して、実施の形態1に係る設定管理システム1の動作を説明する。
実施の形態1に係る設定管理システム1の動作は、実施の形態1に係る設定管理方法に相当する。また、実施の形態1に係る設定管理システム1の動作は、実施の形態1に係る設定管理プログラムの処理に相当する。
実施の形態1に係る設定管理システム1の動作は、状態監視処理と、通常処理と、一時処理とを含む。
以下の説明の前提として、各拠点50に設置された拠点管理装置20は、初期状態として、端末装置30の設定の変更を指示する変更指示(第2変更指示)の入力を受け付け不可能な権限無状態に設定されている。つまり、拠点管理装置20は、原則として、変更指示の入力を受け付けることができない状態である。
なお、第2変更指示の入力を受け付け不可能な状態とは、第2変更指示に従い設定を書き換えることができない状態という意味である。つまり、第2変更指示の入力を受け付け不可能な状態とは、第2変更指示が入力できない状態だけでなく、仮に何らかの方法で第2変更指示が入力されたとしても、第2変更指示を端末装置30に送信できない状態も含んでいる。
図5を参照して、実施の形態1に係る状態監視処理を説明する。
状態監視処理は、定期的に実行される処理であり、端末装置30の状態を監視する処理である。
(図5のステップS11:監視処理)
各拠点50に設置された拠点管理装置20の状態監視部211は、同じ拠点50に設置された端末装置30の状態を監視する。
実施の形態1では、状態監視部211は、端末装置30の死活監視を行う。なお、状態監視部211は、死活監視ではなく、端末装置30のリソースの使用状況の監視といった他の項目についての監視を行ってもよい。
(図5のステップS12:監視情報送信処理)
各拠点50に設置された拠点管理装置20の状態監視部211は、ステップS11で端末装置30を監視することにより得られた監視情報を集中管理装置10に送信する。
実施の形態1では、状態監視部211は死活監視を行う。そのため、状態監視部211は、端末装置30が動作しているか否かを示す監視情報を集中管理装置10に送信する。
(図5のステップS13:監視情報表示処理)
集中管理装置10の情報表示部111は、ステップS12で送信された監視情報を受信する。情報表示部111は、通信インタフェース14を介して接続された表示装置に、監視情報を表示する。
図6及び図7を参照して、実施の形態1に係る通常処理を説明する。
通常処理は、拠点50で端末装置30の設定を緊急に変更したいといった特別な状態になっていない通常時において、端末装置30の設定を変更する場合に実行される処理である。具体的には、通常処理は、通常時において、集中管理装置10の管理者によって、ステップS13で表示された監視情報に基づき、端末装置30の設定の変更が必要であると判定された場合に実行される。
(図6のステップS21:指示入力処理)
集中管理装置10の指示入力部112は、複数の拠点50のうちいずれかの拠点50に設置された端末装置30の設定の変更を指示する変更指示(第1変更指示)の入力を受け付ける。ここでは、変更指示によって設定の変更がされる端末装置30を対象の端末装置30と呼ぶ。
具体的には、端末装置30の設定の変更が必要な場合には、通信インタフェース14を介して接続された入力装置を管理者が操作することにより、変更指示が入力される。そして、指示入力部112は、入力された変更指示を受け付ける。指示入力部112は、受け付けられた変更指示に従い、全体設定情報131に記憶された対象の端末装置30の設定を書き換える。
設定は、処理内容と提供する機能といった役割と、パラメータとを含む。変更指示は、役割とパラメータとの少なくともいずれかを変更する指示である。例えば、役割(3)が設定されていた端末装置30が動作していない状態になったとする。この場合には、図7に示すように、端末装置30(A1)の役割を(1)から(3)に変更するといった変更指示が入力される。
(図6のステップS22:指示送信処理)
集中管理装置10の指示送信部113は、対象の端末装置30が設置された拠点50に向けて、ステップS21で受け付けられた変更指示を送信する。つまり、指示送信部113は、対象の端末装置30と同じ拠点50に設置された拠点管理装置に変更指示を送信する。
図7の例では、集中管理装置10は、端末装置30(A1)が設置された拠点50Aに向けて、変更指示を送信する。
(図6のステップS23:指示転送処理)
変更情報の宛先となっている拠点管理装置20の指示受信部212は、ステップS22で集中管理装置10から送信された変更指示を受信する。すると、指示受信部212は、受信された変更指示に従い、拠点設定情報231に記憶された対象の端末装置30の設定を書き換える。また、指示送信部213は、受信された変更指示を、対象の端末装置30に送信する。
図7の例では、拠点50Aに設置された拠点管理装置20Aは、変更指示を受信し、端末装置30(A1)に変更指示を送信する。
(図6のステップS24:設定変更処理)
対象の端末装置30の指示受信部311は、ステップS23で拠点管理装置20から送信された変更指示を受信する。そして、設定変更部312は、受信された変更指示に従い、端末設定情報331に記憶された設定を書き換える。これにより、端末装置30の設定が変更される。
図7の例では、拠点50Aに設置された端末装置30(A1)は、変更指示を受信し、変更指示に従い設定を変更する。
図8から図11を参照して、実施の形態1に係る一時処理を説明する。
一時処理は、拠点50で端末装置30の設定を緊急に変更したいといった特別な状態になった場合に実行される処理である。具体的には、一時処理は、重要な役割が設定された端末装置30が動作していない状態になった場合、あるいは、重要な役割が設定された端末装置30が動作していない状態になってから一定時間経過しても設定変更がされない場合等に実行される。
(図8のステップS31:依頼送信処理)
拠点管理装置20の通知送信部214は、集中管理装置10に対して権限取得通知を送信する。ここでは、権限取得通知を送信した拠点管理装置20を対象の拠点管理装置20と呼ぶ。
具体的には、通知送信部214は、通信インタフェース24を介して接続された入力装置が拠点管理装置20の作業者によって操作され、権限取得通知の送信が指示された場合に、集中管理装置10に対して権限取得通知を送信する。
権限取得通知は、変更指示の入力を受け付ける権限の取得依頼である。拠点管理装置20は、原則として、端末装置30の設定の変更を指示する変更指示の入力を受け付け不可能な権限無状態に設定されている。権限取得通知は、権限無状態から、変更指示の入力を受け付け可能な権限有状態に状態遷移することを意図するものである。
なお、第2変更指示の入力を受け付け可能な状態とは、第2変更指示の入力がされ、第2変更指示に従い設定を書き換えることができる状態という意味である。つまり、第2変更指示の入力を受け付け可能な状態とは、第2変更指示が入力でき、第2変更指示を端末装置30に送信できる状態である。
(図8のステップS32:権限取得通知応答処理)
集中管理装置10の通知受信部114は、ステップS31で送信された権限取得通知を受信する。
すると、応答入力部115は、権限取得通知に対する応答の入力を受け付ける。実施の形態1では、権限取得通知に対する応答は、権限取得通知を拒否することを意味する。例えば、応答入力部115は、権限取得通知を拒否する拒否ボタンを表示したポップアップ画面を表示装置に表示して、管理者に拒否ボタンを押下させる。
応答送信部116は、応答入力部115によって応答が受け付けられた場合には、応答を権限取得通知の送信元である対象の拠点管理装置20に送信する。
(図8のステップS33:応答判定処理)
対象の拠点管理装置20の状態遷移部215は、ステップS31で権限取得通知が送信されてから第1基準時間経過すると、集中管理装置10から応答があったか否かを判定する。
状態遷移部215は、集中管理装置10から応答があった場合には、一時処理を終了する。一方、状態遷移部215は、集中管理装置10から応答がない場合には、処理をステップS34に進める。
(図8のステップS34:権限取得処理)
対象の拠点管理装置20の状態遷移部215は、変更指示の入力を受け付け不可能な権限無状態から、変更指示の入力を受け付け可能な権限有状態に状態遷移する。
これにより、例えば、押下できない状態になっていた変更指示の入力ボタンが、押下できる状態に変化する。
つまり、図9に示すように、拠点管理装置20は、権限取得通知が送信されてから第1基準時間経過しても集中管理装置10から応答がない場合には、権限無状態から権限有状態に状態遷移する。一方、図10に示すように、拠点管理装置20は、権限取得通知が送信されてから第1基準時間内に集中管理装置10から応答があった場合には、権限無状態のままになる。
(図8のステップS35:指示入力処理)
対象の拠点管理装置20の指示入力部216は、権限有状態になると、変更指示(第2変更指示)の入力を受け付ける。
具体的には、通信インタフェース24を介して接続された入力装置を拠点管理装置20の作業者が操作することにより、変更指示が入力される。そして、指示入力部216は、入力された変更指示を受け付ける。指示入力部216は、受け付けられた変更指示に従い、拠点設定情報231に記憶された対象の端末装置30の設定を書き換える。
(図8のステップS36:指示送信処理)
対象の拠点管理装置20の指示送信部213は、ステップS35で受け付けられた変更指示を対象の端末装置30に送信する。
(図8のステップS37:設定変更処理)
対象の端末装置30の指示受信部311は、ステップS36で拠点管理装置20から送信された変更指示を受信する。そして、設定変更部312は、受信された変更指示に従い、端末設定情報331に記憶された設定を書き換える。これにより、端末装置30の設定が変更される。
(図8のステップS38:変更通知処理)
対象の拠点管理装置20の変更通知部217は、ステップS35で変更指示の入力を受け付け、ステップS36で変更指示を送信すると、変更通知を集中管理装置10に送信する。
変更通知は、拠点50側で端末装置30の設定を変更したことの通知である。
(図8のステップS39:変更通知応答処理)
集中管理装置10の通知受信部114は、ステップS38で送信された変更通知を受信する。
すると、応答入力部115は、変更通知に対する応答の入力を受け付ける。実施の形態1では、変更通知に対する応答は、変更内容を示す差分情報の送付を依頼することを意味する。例えば、応答入力部115は、差分情報の送付を依頼する依頼ボタンを表示したポップアップ画面を表示装置に表示して、管理者に依頼ボタンを押下させる。
応答送信部116は、応答入力部115によって応答が受け付けられた場合には、応答を変更通知の送信元である対象の拠点管理装置20に送信する。
(図8のステップS40:応答判定処理)
対象の拠点管理装置20の変更通知部217は、集中管理装置10から応答があったか否かを判定する。
変更通知部217は、集中管理装置10から応答があった場合には、処理をステップS41に進める。一方、変更通知部217は、集中管理装置10から応答がない場合には、処理をステップS38に戻して、一定時間経過後に再び変更通知を送信する。
(図8のステップS41:差分送信処理)
対象の拠点管理装置20の差分送信部218は、ステップS35で受け付けた変更指示によって変更される変更内容を示す差分情報を集中管理装置10に送信する。つまり、差分送信部218は、権限有状態において拠点50側で変更した端末装置30の設定を集中管理装置10に送信する。
(図8のステップS42:差分反映処理)
集中管理装置10の差分反映部117は、ステップS41で送信された差分情報に従い、全体設定情報131に記憶された対象の端末装置30の設定を書き換える。そして、差分反映部117は、反映通知を対象の拠点管理装置20に送信する。反映通知は、差分情報を全体設定情報131に反映したことを示す。
(図8のステップS43:権限失効処理)
対象の拠点管理装置20の状態遷移部215は、変更指示の入力を受け付け可能な権限有状態から、変更指示の入力を受け付け不可能な権限無状態に状態遷移する。
これにより、例えば、押下できる状態になっていた変更指示の入力ボタンが、押下できない状態に変化する。
つまり、図11に示すように、集中管理装置10から変更通知に対する応答があると、拠点管理装置20から差分情報が集中管理装置10に送信される。これにより、権限有状態において拠点50側で変更した端末装置30の設定が、集中管理装置10の全体設定情報131に反映される。そして、拠点50側で変更した端末装置30の設定が、集中管理装置10の全体設定情報131に反映された後に、拠点管理装置20は権限無状態に状態遷移する。
図8や図11で示した処理の流れでは、拠点管理装置20から集中管理装置10に変更通知を送信し(ステップS38)、集中管理装置10から拠点管理装置20に応答を送信する(ステップS39)。その後、拠点管理装置20から集中管理装置10に差分情報を送信するように、構成している(ステップS41)。変形例として、ステップS38、ステップS39の送信と応答を実行せずに、ステップS41を実行し、集中管理装置10側から差分情報を受信した応答があるまで、ステップS41を定期的に実行するように構成してもよい。それにより、ステップS38およびステップS39の処理を省略することができる。
なお、権限有状態では、拠点管理装置20は、集中管理装置10から送信された変更指示を受け入れず拒否する。つまり、権限有状態では、拠点管理装置20は、集中管理装置10から送信された変更指示を端末装置30に転送しない。したがって、ステップS43で権限無状態に状態遷移することにより、集中管理装置10から送信された変更指示を受け入れる状態に戻る。
本実施の形態および後述する実施の形態2において、集中管理装置10から拠点管理装置20に対して送信される変更指示を、第1変更指示と呼ぶ。第1変更指示は、管理者が集中管理装置10に入力し、指示入力部112が入力を受け付けるものとして説明した。
例えば、ストレージ13に変更条件と第1変更指示とを記憶しておき、ステップS21の代わりとして、指示送信部113が変更条件に該当する端末装置30が発生したと判定したときに、ステップS23に移行し、第1変更指示を送信するように構成してもよい。
また拠点管理装置20で入力あるいは設定される変更指示を、第2変更指示と呼ぶ。第2変更指示は、管理者が拠点管理装置20に入力し、指示入力部216が入力を受け付けるものとして説明した。
例えば、ストレージ23に変更条件と第2変更指示とを記憶しておき、指示送信部213が変更条件に該当する端末装置30が発生したと判定したときに、第2変更指示を送信するように構成してもよい。ストレージ23に記憶された変更条件および第2変更指示は、ストレージ13に記憶された変更条件および第1変更指示と同じものであり、予め集中管理装置10から送信され、通常はアクセスできないストレージ23に記憶しておく。そしてステップS34で状態遷移部215は、権限有状態に状態遷移させるときに、合わせて変更条件および第2変更指示をアクセス可能に設定する。ステップS35の変形例として、指示入力部216は、変更条件に該当する端末装置30が発生したと判定したときに、その変更条件と対応づけられる第2変更指示を受け付け(ストレージ23から読み込む)、その後ステップS36に移行し、変更通知部217が対象の端末装置30に第2変更指示を送信するように構成してもよい。
***実施の形態1の効果***
以上のように、実施の形態1に係る設定管理システム1では、集中管理装置10に対して権限取得通知を送信してから第1基準時間経過しても応答がない場合には、拠点管理装置20が権限無状態から権限有状態に状態遷移する。つまり、拠点管理装置20が変更指示の入力を受け付け可能な状態なる。
これにより、集中管理装置10による集中管理を実現しつつ、集中管理装置10による端末装置30の設定変更ができないような場合に、拠点管理装置20により端末装置30の設定変更を行うことが可能になる。その結果、端末装置の運用を円滑に行うことが可能になる。
具体例としては、集中管理装置10の管理者がいない時間帯における端末装置30の運用を円滑に行うことが可能になる。
従来の設定管理システムでは、集中管理装置だけが変更指示の入力を受け付け可能であった。そのため、集中管理装置の管理者がいない時間帯には、端末装置の設定を変更することができなかった。したがって、管理者が出勤するまで端末装置の設定の変更を待つか、あるいは、管理者がいない時間帯を無くすという運用をせざるを得なかった。
しかし、実施の形態1に係る設定管理システム1では、集中管理装置10の管理者がいない時間帯であっても、集中管理装置10に対して権限取得通知を送信して、権限有状態に状態遷移することにより、端末装置30の設定を変更することが可能である。
集中管理装置10の管理者がいない時間帯に限らず、本来は管理者がいるはずの時間帯であっても、管理者が他の作業により変更指示の入力を行えないような場合にも同様に、拠点管理装置20が設定を変更することが可能である。
また、集中管理装置10が故障した場合と、集中管理装置10と拠点管理装置20との間の伝送路41が切断した場合とのように、集中管理装置10からの変更指示が行えない場合にも同様に、拠点管理装置20が設定を変更することが可能である。
また、実施の形態1に係る設定管理システム1では、拠点管理装置20から差分情報が集中管理装置10に送信される。これにより、権限有状態において拠点50側で変更した端末装置30の設定が、集中管理装置10の全体設定情報131に反映される。そして、拠点50側で変更した端末装置30の設定が、集中管理装置10の全体設定情報131に反映された後に、拠点管理装置20は権限無状態に状態遷移する。
これにより、一時処理の終了後、集中管理装置10が適切に設定の一元管理を実現可能になる。つまり、拠点50側での設定変更を知らずに、集中管理装置10側で設定変更を行い、適切な設定変更がされないといったことが起こらない。
***他の構成***
<変形例1>
実施の形態1では、作業者によって権限取得通知を送信が指示された場合に、集中管理装置10に対して権限取得通知が送信された。
しかし、拠点管理装置20の通知送信部214は、状態監視処理において、同じ拠点50に設置された端末装置30の状態を監視し、同じ拠点50に設置された端末装置30の状態が変更要状態になってから第2基準時間経過しても集中管理装置10から変更指示が送信されない場合に、集中管理装置10に対して権限取得通知を送信してもよい。ここで、端末装置30の状態が変更要状態であるか否かの基準は、事前にストレージ13に記憶しておけばよい。この基準としては、例えば、ある役割が設定された端末装置30が動作していない状態になった場合に、変更要状態とするといったものが考えられる。
<変形例2>
実施の形態1では、図8に示すように、一時処理において、変更指示の入力を一度だけしか受け付けていない。しかし、権限有状態の間は、何度でも変更指示の入力を受け付けてもよい。
なお、複数回変更指示が入力された場合には、全ての変更指示によって変更される変更内容を示す差分情報が集中管理装置10に送信される。
<変形例3>
実施の形態1では、各機能構成要素がソフトウェアで実現された。しかし、変形例3として、各機能構成要素はハードウェアで実現されてもよい。この変形例3について、実施の形態1と異なる点を説明する。
図12を参照して、変形例3に係る集中管理装置10の構成を説明する。
機能がハードウェアで実現される場合、集中管理装置10は、プロセッサ11とメモリ12とストレージ13とに代えて、電子回路15を備える。電子回路15は、集中管理装置10の機能構成要素と、メモリ12とストレージ13との機能とを実現する専用の回路である。
図13を参照して、変形例3に係る拠点管理装置20の構成を説明する。
機能がハードウェアで実現される場合、拠点管理装置20は、プロセッサ21とメモリ22とストレージ23とに代えて、電子回路25を備える。電子回路25は、拠点管理装置20の機能構成要素と、メモリ22とストレージ23との機能とを実現する専用の回路である。
図14を参照して、変形例3に係る端末装置30の構成を説明する。
機能がハードウェアで実現される場合、端末装置30は、プロセッサ31とメモリ32とストレージ33とに代えて、電子回路35を備える。電子回路35は、端末装置30の機能構成要素と、メモリ32とストレージ33との機能とを実現する専用の回路である。
電子回路15,25,35は、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA(Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)が想定される。
集中管理装置10の各機能構成要素の機能を1つの電子回路15で実現してもよいし、各機能構成要素の機能を複数の電子回路15に分散させて実現してもよい。同様に、拠点管理装置20と端末装置30とのそれぞれについて、各機能構成要素の機能を1つの電子回路25,35で実現してもよいし、各機能構成要素の機能を複数の電子回路25,35に分散させて実現してもよい。
<変形例4>
変形例4として、一部の機能がハードウェアで実現され、他の機能がソフトウェアで実現されてもよい。つまり、各機能構成要素のうち、一部の機能がハードウェアで実現され、他の機能がソフトウェアで実現されてもよい。
プロセッサ11,21,31とメモリ12,22,32とストレージ13,23,33と電子回路15,25,35とを処理回路という。つまり、各機能構成要素の機能は、処理回路により実現される。
実施の形態2.
実施の形態2は、集中管理装置10から拠点管理装置20に対して変更指示の入力を受け付ける権限を与える点が実施の形態1と異なる。実施の形態2では、この異なる点を説明し、同一の点は説明を省略する。
***構成の説明***
図15を参照して、実施の形態2に係る集中管理装置10の構成を説明する。
集中管理装置10は、権限設定部118を備える点が図2に示す集中管理装置10と異なる。
***動作の説明***
図16を参照して、実施の形態2に係る設定管理システム1の動作を説明する。
実施の形態2に係る設定管理システム1の動作は、実施の形態2に係る設定管理方法に相当する。また、実施の形態2に係る設定管理システム1の動作は、実施の形態2に係る設定管理プログラムの処理に相当する。
実施の形態2に係る設定管理システム1の動作は、状態監視処理と、通常処理と、一時処理と、権限付与処理とを含む。
図16を参照して、実施の形態2に係る権限付与処理を説明する。
権限付与処理は、集中管理装置10から拠点管理装置20に対して変更指示の入力を受け付ける権限を一時的に与える処理である。
(図16のステップS51:権限設定処理)
権限設定部118は、期間を指定した権限設定指示を前記複数の拠点のうち少なくともいずれかの拠点50に設置された拠点管理装置20に送信する。ここでは、権限設定指示が送信された拠点管理装置20を対象の拠点管理装置20と呼ぶ。
具体的には、権限設定部118は、通信インタフェース14を介して接続された入力装置が管理者によって操作され、権限設定指示の送信が指示された場合に、拠点管理装置20に対して権限設定指示を送信する。例えば、管理者が不在になる場合に、不在になる期間を指定した権限設定指示が、不在になる期間に設定の変更が必要になることが予想される拠点50に設置された拠点管理装置20に送信される。
(図16のステップS52:権限取得処理)
対象の拠点管理装置20の状態遷移部215は、権限設定指示に設定された期間の始点になると、変更指示の入力を受け付け不可能な権限無状態から、変更指示の入力を受け付け可能な権限有状態に状態遷移する。
(図16のステップS53:期間判定処理)
対象の拠点管理装置20の状態遷移部215は、権限設定指示に設定された期間の終点になったか否かを判定する。
状態遷移部215は、権限設定指示に設定された期間の終点になった場合には、処理をステップS58に進める。一方、状態遷移部215は、権限設定指示に設定された期間の終点になっていない場合には、処理をステップS54に進める。
(図16のステップS54:入力判定処理)
対象の拠点管理装置20の指示入力部216は、変更指示の入力がされたか否かを判定する。
指示入力部216は、変更指示の入力がされた場合には、処理をステップS55に進める。一方、指示入力部216は、変更指示の入力がされていない場合には、処理をステップS53に戻す。
(図16のステップS55:指示入力処理)
対象の拠点管理装置20の指示入力部216は、変更指示の入力を受け付ける。
具体的には、通信インタフェース24を介して接続された入力装置を拠点管理装置20の作業者が操作することにより、変更指示が入力される。そして、指示入力部216は、入力された変更指示を受け付ける。指示入力部216は、受け付けられた変更指示に従い、拠点設定情報231に記憶された対象の端末装置30の設定を書き換える。
(図16のステップS56:指示送信処理)
対象の拠点管理装置20の指示送信部213は、ステップS55で受け付けられた変更指示を対象の端末装置30に送信する。
(図16のステップS57:設定変更処理)
対象の端末装置30の指示受信部311は、ステップS56で拠点管理装置20から送信された変更指示を受信する。そして、設定変更部312は、受信された変更指示に従い、端末設定情報331に記憶された設定を書き換える。これにより、端末装置30の設定が変更される。
ステップS58からステップS63の処理は、図8のステップS38からステップS43の処理と同じである。
***実施の形態2の効果***
以上のように、実施の形態2に係る設定管理システム1では、集中管理装置10から拠点管理装置20に対して変更指示の入力を受け付ける権限を与えることが可能である。これにより、集中管理装置10側で設定変更ができない期間が予め分かっている場合等に、拠点管理装置20に変更指示の入力を受け付ける権限を与えておくことで、端末装置30の運用を円滑に行うことが可能になる。
1 設定管理システム、10 集中管理装置、11 プロセッサ、12 メモリ、13 ストレージ、14 通信インタフェース、15 電子回路、111 情報表示部、112 指示入力部、113 指示送信部、114 通知受信部、115 応答入力部、116 応答送信部、117 差分反映部、118 権限設定部、131 全体設定情報、20 拠点管理装置、21 プロセッサ、22 メモリ、23 ストレージ、24 通信インタフェース、25 電子回路、211 状態監視部、212 指示受信部、213 指示送信部、214 通知送信部、215 状態遷移部、216 指示入力部、217 変更通知部、218 差分送信部、231 拠点設定情報、30 端末装置、31 プロセッサ、32 メモリ、33 ストレージ、34 通信インタフェース、35 電子回路、311 指示受信部、312 設定変更部、331 端末設定情報、41 伝送路、42 伝送路、50 拠点。

Claims (8)

  1. 複数の拠点のうちいずれかの拠点に設置された端末装置の設定の変更を指示する第1変更指示を前記端末装置が設置された拠点に向けて送信する集中管理装置と、
    第2変更指示を受け付け不可能な権限無状態に設定され、前記複数の拠点の各拠点に設置された拠点管理装置であって、設置された拠点に向けて前記集中管理装置から送信された前記第1変更指示を受信し、受信した前記第1変更指示を前記端末装置に送信する拠点管理装置と
    を備え、
    前記拠点管理装置は、前記集中管理装置に対して権限取得通知を送信してから第1基準時間経過しても応答がない場合には、前記権限無状態から前記第2変更指示を受け付け可能な権限有状態に状態遷移し、前記権限有状態において、受け付けた第2変更指示を前記端末装置に送信する設定管理システム。
  2. 複数の拠点のうちいずれかの拠点に設置された端末装置の設定の変更を指示する第1変更指示を前記端末装置が設置された拠点に向けて送信する集中管理装置と、
    第2変更指示を受け付け不可能な権限無状態に設定され、前記複数の拠点の各拠点に設置された拠点管理装置であって、設置された拠点に向けて前記集中管理装置から送信された前記第1変更指示を受信し、受信した前記第1変更指示を前記端末装置に送信する拠点管理装置と
    を備え、
    前記集中管理装置は、期間を指定した権限設定指示を前記複数の拠点のうち少なくともいずれかの拠点に設置された前記拠点管理装置に送信し、
    前記拠点管理装置は、前記権限設定指示を受信すると、受信した前記権限設定指示で指定された期間の始点になると、前記権限無状態から前記権限有状態に状態遷移し、前記期間の終点になると前記権限有状態から前記権限無状態に状態遷移する設定管理システム。
  3. 前記拠点管理装置は、前記第2変更指示を受け付けると、前記権限有状態において受け付けた前記第2変更指示によって変更される変更内容を示す差分情報を前記集中管理装置に送信する
    請求項1又は2に記載の設定管理システム。
  4. 前記拠点管理装置は、権限取得指示を受け付けると、前記集中管理装置に対して前記権限取得通知を送信する
    請求項3に記載の設定管理システム。
  5. 前記拠点管理装置は、同じ拠点に設置された前記端末装置の状態を監視し、同じ拠点に設置された前記端末装置の状態が変更要状態になってから第2基準時間経過しても前記集中管理装置から前記第1変更指示が送信されない場合に、前記集中管理装置に対して前記権限取得通知を送信する
    請求項1から4までのいずれか1項に記載の設定管理システム。
  6. 端末装置の設定の変更を指示する第2変更指示を受け付け不可能な権限無状態に設定された拠点管理装置であり、
    集中管理装置から送信された第1変更指示を受信する指示受信部と、
    前記指示受信部によって受信された前記第1変更指示を前記端末装置に送信する指示送信部と、
    前記集中管理装置に対して権限取得通知を送信する通知送信部と、
    前記通知送信部によって前記権限取得通知が送信されてから第1基準時間経過しても応答がない場合には、前記権限無状態から前記第2変更指示を受け付け可能な権限有状態に状態遷移する状態遷移部と、
    前記権限有状態において、前記第2変更指示を受け付ける指示入力部と
    を備え、
    前記指示送信部は、前記指示入力部によって受け付けられた前記第2変更指示を前記端末装置に送信する拠点管理装置。
  7. 複数の拠点のうちいずれかの拠点に設置された端末装置の設定の変更を指示する第1変更指示を受け付ける指示入力部と、
    第2変更指示を受け付け不可能な権限無状態に設定された拠点管理装置であって、前記端末装置と同じ拠点に設置された拠点管理装置に、前記指示入力部によって受け付けられた前記第1変更指示を送信する指示送信部と、
    第1基準時間内に応答がない場合に前記権限無状態から前記変更指示の入力を受け付け可能な権限有状態に状態遷移することを示す権限取得通知を前記拠点管理装置から受信する通知受信部と、
    前記通知受信部によって前記権限取得通知が受信されると、応答の入力を受け付ける応答入力部と、
    前記応答入力部によって前記応答が受け付けられた場合には、前記応答を前記拠点管理装置に送信して、前記権限有状態に状態遷移させない応答送信部と
    を備える集中管理装置。
  8. 集中管理装置が、複数の拠点のうちいずれかの拠点に設置された端末装置の設定の変更を指示する第1変更指示が入力されると、入力された第1変更指示を前記端末装置が設置された拠点に向けて送信し、
    第2変更指示の入力を受け付け不可能な権限無状態に設定され、前記複数の拠点の各拠点に設置された拠点管理装置のうち、前記端末装置が設置された拠点に設置された拠点管理装置が、前記集中管理装置から送信された前記第1変更指示を受信し、受信した前記第1変更指示を前記端末装置に送信し、
    前記各拠点に設置された拠点管理装置のうちの少なくともいずれかの拠点管理装置が、前記集中管理装置に対して権限取得通知を送信してから第1基準時間経過しても応答がない場合には、前記権限無状態から前記第2変更指示の入力を受け付け可能な権限有状態に状態遷移し、前記権限有状態において、受け付けた第2変更指示を同じ拠点に設置された端末装置に送信する設定管理方法。
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