JP2022134656A - ゲートウェイシステム、ネットワークシステム、通信システム、通信方法及びプログラム - Google Patents

ゲートウェイシステム、ネットワークシステム、通信システム、通信方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】設備管理システムに対して外部からアクセス可能である。【解決手段】ゲートウェイシステム1は、第1通信部11と、第2通信部12とを備える。第1通信部11は、設備管理システム2と通信する。第2通信部12は、設備管理システム2と異なる外部システム(遠隔用システム3;保守用システム4)と通信する。第2通信部12は、外部システムとの間で、外部システムと設備管理システム2との連携機能に関する通信を行う。【選択図】図1

Description

本開示は、一般にゲートウェイシステム、ネットワークシステム、通信システム、通信方法及びプログラムに関する。本開示は、より詳細には、設備管理システム及び外部システムと通信するゲートウェイシステム、ゲートウェイシステムを備えるネットワークシステム、ゲートウェイシステムと通信する通信システム、設備管理システム及び外部システムと通信する通信方法、設備管理システムと通信可能なゲートウェイシステムと通信する通信方法、及び、通信方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
従来、施設に設置された設備を管理するための設備管理システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたシステムでは、施設に設けられた空調機器又は照明器具に対して、特殊な動作をさせたいときに、管理システムから制御ユニットに対して特殊な動作をさせるように制御することができる。
特開2020-48090号公報
ところで、施設の設備監視システムを用いた設備監視業務は、設備の専門的な知識や建物の知識が必要になる。しかし、労働人口の減少や後継者不足によって、上記知識を有する人材の確保が難しくなっている。
また、従来、設備管理業務は管理対象の施設内にある管理室等に常駐して業務を行うことが多いが、遠隔拠点からの操作、あるいは、在宅勤務対応といった要求がある。
さらに、少数の管理者で複数の拠点を監視することによる省人化、経験の浅い管理者でも対応可能なシステム、仕組みづくりが重要となってきている。
上記のような取組について、システムごとに要求や条件が異なるため、画一的なシステムでなく、顧客側で柔軟にカスタマイズや外部システムとの連携を行うことができること、環境変化に応じて柔軟にアップデートを行うことができること等が要求されている。
しかしながら、従来、設備管理システムは、外部からのアクセスに対応できていなかった。
本開示は、上記の点に鑑みてなされ、設備管理システムに対して外部からアクセス可能なゲートウェイシステム、ネットワークシステム、通信システム、通信方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本開示の一態様に係るゲートウェイシステムは、第1通信部と、第2通信部とを備える。前記第1通信部は、設備管理システムと通信する。前記第2通信部は、前記設備管理システムと異なる外部システムと通信する。前記第2通信部は、前記外部システムとの間で、前記外部システムと前記設備管理システムとの連携機能に関する通信を行う。
本開示の一態様に係るネットワークシステムは、前記ゲートウェイシステムと、前記設備管理システムとを備える。
本開示の一態様に係る通信システムは、通信部を備える。前記通信部は、設備管理システムと通信可能なゲートウェイシステムと通信する。前記通信部は、前記ゲートウェイシステムとの間で、前記設備管理システムとの連携機能に関する通信を行う。
本開示の一態様に係る通信方法は、第1通信ステップと、第2通信ステップとを有する。前記第1通信ステップでは、設備管理システムと通信する。前記第2通信ステップでは、前記設備管理システムと異なる外部システムと通信する。前記第2通信ステップでは、前記外部システムとの間で、前記外部システムと前記設備管理システムとの連携機能に関する通信を行う。
本開示の一態様に係る通信方法は、通信ステップを有する。前記通信ステップでは、設備管理システムと通信可能なゲートウェイシステムと通信する。前記通信ステップでは、前記ゲートウェイシステムとの間で、前記設備管理システムとの連携機能に関する通信を行う。
本開示の一態様に係るプログラムは、前記通信方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムである。
本開示の上記態様に係るゲートウェイシステム、ネットワークシステム、通信システム、通信方法及びプログラムによれば、設備管理システムに対して外部からアクセス可能である。
図1は、実施形態に係るゲートウェイシステム、設備管理システム、遠隔用システム及び保守用システムの構成を示すブロック図である。 図2は、同上のゲートウェイシステムにおける遠隔操作に関する動作を説明するための概略図である。 図3は、同上のゲートウェイシステムにおけるシステムの拡張に関する動作を説明するための概略図である。 図4は、同上のゲートウェイシステムにおける設備管理システムの保守サポート時の動作を説明するための概略図である。
以下、実施形態に係るゲートウェイシステム、設備管理システム、遠隔用システム及び保守用システムについて、図面を参照して説明する。下記の実施形態等において参照する図1~図4は、模式的な図であり、図中の各構成要素の大きさや厚さそれぞれの比は、必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
(実施形態)
(1)ゲートウェイシステム
実施形態に係るゲートウェイシステム1の構成について、図面を参照して説明する。
実施形態に係るゲートウェイシステム1は、図1に示すように、第1通信部11と、第2通信部12と、記憶部13と、制御部14とを備える。
ゲートウェイシステム1は、異なるシステム同士を接続するためのシステムである。より詳細には、ゲートウェイシステム1は、設備管理システム2と保守用システム4とを接続し、設備管理システム2と保守用システム4とを接続するためのシステムである。
ゲートウェイシステム1は、1以上のプロセッサ及び1以上のメモリを有するコンピュータシステムを主構成とする。ゲートウェイシステム1では、1以上のプロセッサがメモリに記録されているプログラムを実行することにより、ゲートウェイシステム1の各部の機能が実現される。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通して提供されてもよく、メモリカード等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。
ゲートウェイシステム1は、例えば、ゲートウェイ機器、サーバ、又は、ローカルの設備である。
(2)ゲートウェイシステムの各構成要素
以下、実施形態に係るゲートウェイシステム1の各構成要素について、図面を参照して説明する。
(2.1)第1通信部
第1通信部11は、図1に示すように、設備管理システム2と通信するように構成されている。より詳細には、第1通信部11は、所定の通信方式に基づいて、ネットワークを介して設備管理システム2と通信する機能を有する。
(2.2)第2通信部
第2通信部12は、図1に示すように、遠隔用システム3及び保守用システム4と通信するように構成されている。遠隔用システム3及び保守用システム4は、設備管理システム2と異なる外部システムである。
第2通信部12は、遠隔用システム3及び保守用システム4との間で、遠隔用システム3及び保守用システム4と設備管理システム2との連携機能に関する通信を行う。より詳細には、第2通信部12は、遠隔用システム3との間で、遠隔用システム3と設備管理システム2との連携機能に関する通信を行う。また、第2通信部12は、保守用システム4との間で、保守用システム4と設備管理システム2との連携機能に関する通信を行う。
「遠隔用システム3と設備管理システム2との連携機能」とは、遠隔用システム3と設備管理システム2との連携に関する機能である。
遠隔用システム3と設備管理システム2との連携機能は、設備管理システム2に搭載されている機能(第1機能)と、設備管理システム2に搭載されていない機能(第2機能)とを含む。
「保守用システム4と設備管理システム2との連携機能」とは、保守用システム4と設備管理システム2との連携に関する機能である。
保守用システム4と設備管理システム2との連携機能は、設備管理システム2に搭載されている機能(第1機能)と、設備管理システム2に搭載されていない機能(第2機能)とを含む。
ここで、第2通信部12は、遠隔用システム3及び保守用システム4との間で規定された所定フォーマットに従った通信方式に基づいて、遠隔用システム3及び保守用システム4と設備管理システム2との連携機能に関する通信を行う。より詳細には、第2通信部12は、遠隔用システム3との間で共通に規定された所定フォーマットに従った通信方式に基づいて、遠隔用システム3と設備管理システム2との連携機能に関する通信を行う。また、第2通信部12は、保守用システム4との間で共通に規定された所定フォーマットに従った通信方式に基づいて、保守用システム4と設備管理システム2との連携機能に関する通信を行う。
「外部システムとの間で共通に規定された所定フォーマットに従った通信方式」とは、API(Application Programming Interface)を用いた通信方式、Web画面を用いた通信方式をいう。
APIは、設備管理システム2が有する機能の少なくとも一部を外部システムと共有することが可能な機能である。より詳細には、APIは、設備管理システム2が有する機能の少なくとも一部を遠隔用システム3と共有することが可能な機能である。
Web画面は、外部システムの表示部に表示される画面である。より詳細には、Web画面は、遠隔用システム3の表示部32に表示される遠隔用の画面である。Web画面は、保守用システム4の表示部42に表示される保守用の画面である。
遠隔用システム3及び保守用システム4に表示されるWeb画面は、例えば、設備管理システム2の操作装置25に表示されるWeb画面と同じ画面であってもよいし、異なる画面であってもよい。
設備管理システム2が有する機能のうち、遠隔用システム3及び保守用システム4からの実行を制限したい機能がある場合、遠隔用システム3及び保守用システム4に表示されるWeb画面は、操作装置25に表示されるWeb画面と異なる。この場合、Web画面には、遠隔用システム3からの実行を制限したい機能に関連する情報が含まれていない。
一方、設備管理システム2が有しない機能を遠隔用システム3及び保守用システム4から実行させたい場合、遠隔用システム3及び保守用システム4に表示されるWeb画面には、遠隔用システム3及び保守用システム4から実行させたい機能に関する情報が含まれている。
例えば、設備管理システム2の操作装置25に表示される情報のうち遠隔用システム3に表示させたくない情報がある場合、遠隔用システム3に表示されるWeb画面には、上記情報が表示されないようにすることが可能である。
一方、設備管理システム2の操作装置25に表示されないが、遠隔用システム3に表示させたい情報がある場合、遠隔用システム3に表示されるWeb画面には、上記情報が表示されるようにすることが可能である。
他の例として、設備管理システム2内で実行可能な制御のうち遠隔用システム3からの制御を許可しない制御がある場合、遠隔用システム3に表示されるWeb画面には、上記制御に関連する情報が表示されないようにすることが可能である。遠隔用システム3に表示されるWeb画面には、上記制御に関連する情報が表示されないため、遠隔用システム3から設備管理システム2に対して上記制御を実行することができない。
一方、設備管理システム2内では実行されない制御を遠隔用システム3及び保守用システム4から行うことを許可する場合、遠隔用システム3及び保守用システム4に表示されるWeb画面には、上記制御に関する情報が表示されるようにすることが可能である。これにより、遠隔用システム3及び保守用システム4から設備管理システム2に対して上記制御を実行することができる。
ところで、所定フォーマットは、設備管理システム2からの情報の取得及び設備管理システム2に対する制御の要求の少なくとも一方を含む。より詳細には、所定フォーマットは、設備管理システム2からの情報の取得のみを含んでもよいし、設備管理システム2に対する制御の要求のみを含んでもよい。あるいは、所定フォーマットは、設備管理システム2からの情報の取得及び設備管理システム2に対する制御の要求の両方を含んでもよい。
所定フォーマットが設備管理システム2からの情報の取得を含む場合、設備管理システム2からの情報の取得は、設備管理システム2に対する制御の要求に対する応答及び設備管理システム2に対する制御に関する制御結果の少なくとも一方を含む。より詳細には、設備管理システム2からの情報の取得は、設備管理システム2に対する制御の要求に対する応答のみを含んでもよいし、設備管理システム2に対する制御に関する制御結果のみを含んでもよい。あるいは、設備管理システム2からの情報の取得は、設備管理システム2に対する制御の要求に対する応答及び設備管理システム2に対する制御に関する制御結果の両方を含んでもよい。
ところで、第2通信部12は、図1に示すように、第1通信インタフェース部121と、第2通信インタフェース部122とを含む。第1通信インタフェース部121は、遠隔用システム3(第1システム)と通信する第1インタフェースを有する。第2通信インタフェース部122は、保守用システム4(第2システム)と通信する第2インタフェースを有する。
上記より、外部システム(遠隔用システム3、保守用システム4)ごとに通信インタフェースをわけることができる。
ところで、第2通信部12は、設備管理システム2及び遠隔用システム3からの指示に基づいて、第2通信インタフェースによる通信の有効又は無効を行う機能を有する。例えば、設備管理システム2の保守作業等必要なときだけ保守用システム4と通信したい場合、第2通信部12は、通常、第2通信インタフェースによる通信を無効にし、上記の場合だけ、第2通信インタフェースによる通信を有効にする。
(2.3)記憶部
記憶部13は、種々の情報を記憶する。例えば、記憶部13は、設備管理システム2から取得した情報、遠隔用システム3から取得した情報、保守用システム4から取得した情報を記憶する。
また、記憶部13は、ゲートウェイシステム1が各種の機能を実行するためのプログラムを記憶する。言い換えると、記憶部13は、ゲートウェイシステム1における後述の通信方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムを記憶する。
(2.4)制御部
制御部14は、ゲートウェイシステム1の各部を制御するように構成されている。より詳細には、制御部14は、第1通信部11と第2通信部12と記憶部13とを制御するように構成されている。
ところで、制御部14は、設備管理システム2が有する第1機能と異なる第2機能を、遠隔用システム3及び保守用システム4と設備管理システム2との連携機能の一部として追加可能である。第1機能は、設備管理システム2にゲートウェイシステム1が接続される前から設備管理システム2が有する機能である。つまり、第1機能は、設備管理システム2単独で実行可能な機能である。一方、第2機能は、設備管理システム2にゲートウェイシステム1が接続された後に実行可能な機能である。第2機能は、設備管理システム2単独で実行されない機能である。
第2機能は、例えば、第1機能が非対応の機能を含む。ゲートウェイシステム1は、設備管理システム2では非対応の機能を連携機能の一部として追加可能である。これにより、ゲートウェイシステム1において、設備管理システム2では非対応の機能を容易に追加することができる。
また、第2機能は、例えば、設備管理システム2に対する監視機能を含む。ゲートウェイシステム1は、設備管理システム2に対する監視機能を連携機能の一部として追加可能である。これにより、ゲートウェイシステム1において、設備管理システム2に対する監視機能を追加することができる。また、ゲートウェイシステム1、遠隔用システム3及び保守用システム4において、設備管理システム2に対する監視を行うことが可能となる。
さらに、第2機能は、例えば、遠隔用システム3及び保守用システム4に対する通知機能を含む。ゲートウェイシステム1は、遠隔用システム3及び保守用システム4に対する通知機能を連携機能の一部として追加可能である。これにより、ゲートウェイシステム1において、遠隔用システム3及び保守用システム4に対する通知機能を容易に追加することができる。また、設備管理システム2からの情報を遠隔用システム3及び保守用システム4に通知することが可能となる。
また、第2機能は、例えば、遠隔用システム3及び保守用システム4から設備管理システム2へのアクセスを管理するアクセス管理機能を含む。ゲートウェイシステム1は、アクセス管理機能を連携機能の一部として追加可能である。これにより、ゲートウェイシステム1において、アクセス管理機能を容易に追加することができる。
さらに、第2機能は、例えば、設備管理システム2から受信した情報に基づく表示情報の作成機能及び編集機能の少なくとも一方を含む。ゲートウェイシステム1は、表示情報の作成機能及び編集機能の少なくとも一方を連携機能の一部として追加可能である。これにより、ゲートウェイシステム1において、表示情報の作成又は編集機能を容易に追加することができる。
(3)設備管理システム
実施形態に係る設備管理システム2の構成について、図面を参照して説明する。
設備管理システム2は、例えば、施設に設けられており、設備を管理するシステムである。設備は、例えば、施設に設けられている照明装置、施設に設けられている空調装置である。
設備管理システム2は、中央監視装置21と、操作装置25と、設備システムとを備える。設備システムは、施設に設けられている設備と、設備の制御に関連する設備制御コントローラと、設備の電力計測に関連する電力計測コントローラとを備える。設備システムは、設備制御コントローラとして、照明制御コントローラ22と、空調制御コントローラ23とを備える。また、設備システムは、電力計測コントローラとして、エネルギー制御コントローラ24を備える。
中央監視装置21、照明制御コントローラ22、空調制御コントローラ23、エネルギー制御コントローラ24及び操作装置25の各々は、1以上のプロセッサ及び1以上のメモリを有するコンピュータシステムを主構成とする。中央監視装置21、照明制御コントローラ22、空調制御コントローラ23、エネルギー制御コントローラ24及び操作装置25の各々では、1以上のプロセッサがメモリに記録されているプログラムを実行することにより、中央監視装置21、照明制御コントローラ22、空調制御コントローラ23、エネルギー制御コントローラ24及び操作装置25の各々の機能が実現される。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通して提供されてもよく、メモリカード等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。
照明制御コントローラ22は、施設に設けられている照明装置を制御するためのコントローラである。
空調制御コントローラ23は、施設に設けられている空調装置を制御するためのコントローラである。
エネルギー制御コントローラ24は、施設に設けられている照明装置及び空調装置で消費されるエネルギーを計測するためのコントローラである。
中央監視装置21は、施設に設けられている設備、及び、設備を制御するためのコントローラを監視する装置である。
操作装置25は、施設に設けられている設備、及び、設備を制御するためのコントローラの状態を表示したり、設備及びコントローラに対して指示したりする。
本明細書において、「設備を管理する」とは、例えば、設備を監視すること、設備を制御することをいう。本明細書において、「設備を監視する」とは、例えば、設備の状態を確認すること、設備の異常を確認することをいう。本明細書において、「設備を制御する」とは、例えば、設備を動作させること、設備を停止させること、設備の動作を変更させることをいう。
ゲートウェイシステム1と設備管理システム2とでネットワークシステムを構成する。すなわち、ネットワークシステムは、ゲートウェイシステム1と、設備管理システム2とを備える。
(4)遠隔用システム
実施形態に係る遠隔用システム3の構成について、図面を参照して説明する。
図1に示す遠隔用システム3は、例えば、設備管理システム2を遠隔で管理するシステムである。遠隔用システム3は、例えば、設備管理システム2から離れた場所から設備管理システム2を管理するためのシステムである。遠隔用システム3は、例えば、設備管理者のイントラネットA1内に設けられている。
遠隔用システム3は、通信部31と、表示部32と、入力部33と、記憶部34と、制御部35とを備える。遠隔用システム3は、設備管理システム2と異なる外部システムである。遠隔用システム3は、ゲートウェイシステム1と通信するように構成されている。
遠隔用システム3は、1以上のプロセッサ及び1以上のメモリを有するコンピュータシステムを主構成とする。遠隔用システム3では、1以上のプロセッサがメモリに記録されているプログラムを実行することにより、遠隔用システム3の各部の機能が実現される。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通して提供されてもよく、メモリカード等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。
通信部31は、ゲートウェイシステム1と通信するように構成されている。ゲートウェイシステム1は、上述のとおり、設備管理システム2と通信可能である。
通信部31は、ゲートウェイシステム1との間で、遠隔用システム3と設備管理システム2との連携機能に関する通信を行う。
ここで、通信部31は、遠隔用システム3と設備管理システム2との間で共通に規定された所定フォーマットに従った通信方式に基づいて、遠隔用システム3と設備管理システム2との連携機能に関する通信を行う。
表示部32は、液晶モニタのようなモニタを有し、制御部35による制御に従って、種々の情報を表示する。
入力部33は、外部からの操作の入力を受け付ける。より詳細には、入力部33は、表示部32に表示されている情報に対する操作の入力を受け付ける。
記憶部34は、種々の情報を記憶する。例えば、記憶部34は、ゲートウェイシステム1から取得した情報、ゲートウェイシステム1を介して設備管理システム2から取得した情報、ゲートウェイシステム1を介して保守用システム4から取得した情報を記憶する。
また、記憶部34は、遠隔用システム3が各種の機能を実行するためのプログラムを記憶する。言い換えると、記憶部34は、遠隔用システム3における後述の通信方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムを記憶する。
制御部35は、遠隔用システム3の各部を制御するように構成されている。より詳細には、制御部35は、通信部31と表示部32と入力部33と記憶部34とを制御するように構成されている。
(5)保守用システム
実施形態に係る保守用システム4の構成について、図面を参照して説明する。
図1に示す保守用システム4は、例えば、設備管理システム2の保守サポートを提供するためのシステムである。保守用システム4は、例えば、保守ベンダーの保守ベンダーネットワークA2内に設けられている。保守用システム4は、例えば、設備管理システム2に不備が生じた場合、設備管理システム2を遠隔でアクセスする。
保守用システム4は、通信部41と、表示部42と、入力部43と、記憶部44と、制御部45とを備える。保守用システム4は、設備管理システム2と異なる外部システムである。保守用システム4は、ゲートウェイシステム1と通信するように構成されている。
保守用システム4は、1以上のプロセッサ及び1以上のメモリを有するコンピュータシステムを主構成とする。保守用システム4では、1以上のプロセッサがメモリに記録されているプログラムを実行することにより、保守用システム4の各部の機能が実現される。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通して提供されてもよく、メモリカード等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。
通信部41は、ゲートウェイシステム1と通信するように構成されている。ゲートウェイシステム1は、上述のとおり、設備管理システム2と通信可能である。
通信部41は、ゲートウェイシステム1との間で、保守用システム4と設備管理システム2との連携機能に関する通信を行う。
ここで、通信部41は、保守用システム4と設備管理システム2との間で共通に規定された所定フォーマットに従った通信方式に基づいて、保守用システム4と設備管理システム2との連携機能に関する通信を行う。なお、保守用システム4と設備管理システム2との間の所定フォーマットは、遠隔用システム3と設備管理システム2との間の所定フォーマットと同じであってもよいし、異なっていてもよい。
表示部42は、液晶モニタのようなモニタを有し、制御部45による制御に従って、種々の情報を表示する。
入力部43は、外部からの操作の入力を受け付ける。より詳細には、入力部43は、表示部42に表示されている情報に対する操作の入力を受け付ける。
記憶部44は、種々の情報を記憶する。例えば、記憶部44は、ゲートウェイシステム1から取得した情報、ゲートウェイシステム1を介して設備管理システム2から取得した情報、ゲートウェイシステム1を介して遠隔用システム3から取得した情報を記憶する。
また、記憶部44は、保守用システム4の各部を機能させるためのプログラムを記憶する。つまり、記憶部44は、保守用システム4における後述の通信方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムを記憶する。
制御部45は、保守用システム4の各部を制御するように構成されている。より詳細には、制御部45は、通信部41と表示部42と入力部43と記憶部44とを制御するように構成されている。
(6)ゲートウェイシステム、遠隔用システム及び保守用システムの動作
次に、実施形態に係るゲートウェイシステム1、遠隔用システム3及び保守用システム4の動作(通信方法)について、図面を参照して説明する。
(6.1)基本動作
まず、ゲートウェイシステム1における通信方法について、図1を参照して説明する。
ゲートウェイシステム1における通信方法は、第1通信ステップと、第2通信ステップとを有する。第1通信ステップは、設備管理システム2と通信するステップである。第2通信ステップは、設備管理システム2と異なる遠隔用システム3及び/又は保守用システム4と通信するステップである。第2通信ステップでは、遠隔用システム3及び/又は保守用システム4との間で、遠隔用システム3及び/又は保守用システム4と設備管理システム2との連携機能に関する通信を行う。
次に、遠隔用システム3における通信方法について、図1を参照して説明する。
遠隔用システム3における通信方法は、通信ステップを有する。通信ステップは、ゲートウェイシステム1と通信するステップである。ゲートウェイシステムは、上述のとおり、設備管理システム2と通信可能である。通信ステップでは、ゲートウェイシステム1との間で、設備管理システム2との連携機能に関する通信を行う。
(6.2)システムの拡張性
設備管理システム2の拡張性について、図2を参照して説明する。
設備管理システム2を顧客側で拡張したり、外部と連携させたりしたいという要求がある。
そこで、ゲートウェイシステム1は、設備管理システム2の機能をAPIとして公開し、外部からAPIを通じてサービス及びアプリを構成可能とする。
ゲートウェイシステム1は、遠隔用システム3に対して、設備管理システム2内の機器の機能をAPIとして提供する。遠隔用システム3が複数接続されている場合、ゲートウェイシステム1は、遠隔用システム3ごとにアクセス権を管理することが可能である。
上記より、設備管理システム2の拡張性を高めることができる。
(6.3)設備管理システムの拡張
設備管理システム2の拡張に関する動作について、図3を参照して説明する。
上述したように設備管理システム2を拡張したいという要求がある一方、設備管理システム2が運用中であるため、設備管理システム2の変更はできない又は行いたくないという要求がある。
そこで、設備管理システム2を変更せず、ゲートウェイシステム1がプロトコル変換及び追加のアクセス制御を行う。
ゲートウェイシステム1は、WebUIの場合、最新のブラウザや端末との互換性向上のための変換を行う。また、ゲートウェイシステム1は、従来の機能をAPIに変換して外部へ提供する。さらに、ゲートウェイシステム1は、外部からアクセスするときに追加の認証によるセキュリティ強化を行う。また、ゲートウェイシステム1は、アクセスユーザごとにアクセス可能なコンテンツや機能を制限する。さらに、ゲートウェイシステム1は、従来の機器の変化をポーリングして、変化イベントを通知する。
ゲートウェイシステム1は、設備管理システム2内で提供されるWeb画面を遠隔用システム3と互換がとれるように変換する。ゲートウェイシステム1は、変換後のWeb画面を遠隔用システム3に送信する。遠隔用システム3は、ゲートウェイシステム1からWeb画面を取得すると、上記Web画面を表示する。
これにより、遠隔用システム3から利用させたくない項目があればこの項目を削除したWeb画面を遠隔用システム3に提供することができる。一方、遠隔用システム3に追加する機能があればこの機能に関する項目を追加したWeb画面を遠隔用システム3に提供することができる。
また、ゲートウェイシステム1は、設備管理システム2に対して設備管理システム2内の変化を定期的に監視する。より詳細には、ゲートウェイシステム1は、設備管理システム2の中央監視装置21に対して、設備管理システム2内で変化があるか否かの問合せを行う。変化がある場合、ゲートウェイシステム1は、設備管理システム2内で変化があった旨を遠隔用システム3に通知する。
遠隔用システム3は、設備管理システム2内で変化があった旨の情報をゲートウェイシステム1から取得すると、ゲートウェイシステム1からの通知内容を表示する。
これにより、設備管理システム2内の変化を定期的に監視し、設備管理システム2内で変化を検出すると、設備管理システム2内で変化があった旨の情報を遠隔用システム3へ非同期で通知することができる。
上記より、設備管理システム2を変更することなく、遠隔用システム3の互換性を向上させることができ、セキュリティ性を高めることができる。
(6.4)保守サポート
保守サポートに関する動作について、図4を参照して説明する。
設備管理システム2のトラブル対応やサポートを受けるために、保守ベンダーからもアクセス可能にしたいという要求がある。一方、保守ベンダーからのアクセスが可能になっても、セキュリティは確保したいという要求もある。
そこで、施設管理会社がアクセス可能な範囲及びタイミングと、保守ベンダーがアクセス可能な範囲及びタイミングとをわけるようにする。そして、保守ベンダーがアクセス可能な範囲及びタイミングを、施設管理会社側で制御可能とする。
ゲートウェイシステム1は、アカウントごとに機能を制限する。より詳細には、ゲートウェイシステム1は、遠隔用システム3に許可する機能と、保守用システム4に許可する機能とをわける。
また、ゲートウェイシステム1は、施設管理会社からの遠隔制御つまり遠隔用システム3からの遠隔制御と、保守ベンダーからの遠隔制御つまり保守用システム4からの遠隔制御とで、通信路(ネットワークインタフェース)をわける。
ゲートウェイシステム1は、上述したように、イントラネットA1に設けられている遠隔用システム3と通信する第1通信インタフェース部121とは別に、保守ベンダーネットワークA2に設けられている保守用システム4と通信する第2通信インタフェース部122を有する。ゲートウェイシステム1は、第1通信インタフェース部121と第2通信インタフェース部122とを独立に備える。
設備管理システム2及び遠隔用システム3は、保守用システム4への通信を有効にするか無効にするかの制御信号をゲートウェイシステム1に送信する機能を有する。ゲートウェイシステム1は、設備管理システム2又は遠隔用システム3から、保守用システム4への通信を有効にする旨の制御信号を受信すると、保守用システム4への通信を有効にする。一方、ゲートウェイシステム1は、設備管理システム2又は遠隔用システム3から、保守用システム4への通信を無効にする旨の制御信号を受信すると、保守用システム4への通信を無効にする。
この際に、設備管理システム2及び遠隔用システム3は、保守用システム4が利用可能な機能、保守用システム4への通知内容について、制限をかけることができる。ゲートウェイシステム1は、設備管理システム2及び遠隔用システム3による制限に従って、保守用システム4との間での情報の授受を制限する。
また、保守用システム4のみがアクセス可能な機能があってもよい。例えば、施工設定等、専門的な知識を有しない人が操作すると危険な機能に対しては、保守用システム4のみがアクセス可能である方が好ましい。
上記より、設備管理システム2のセキュリティを維持した上で、保守ベンダーから設備管理システム2へのアクセスを可能にすることができる。これにより、設備管理業務の安価でタイムリーなサポートを受けることができる。
(7)効果
実施形態に係るゲートウェイシステム1は、設備管理システム2及び遠隔用システム3及び保守用システム4(外部システム)と通信し、遠隔用システム3及び保守用システム4との間で、遠隔用システム3及び保守用システム4と設備管理システム2との連携機能に関する通信を行う。これにより、遠隔用システム3及び保守用システム4を設備管理システム2と容易に連携させることができる。その結果、設備管理システム2に対して外部からアクセス可能となる。
実施形態に係るゲートウェイシステム1は、遠隔用システム3及び保守用システム4(外部システム)との間で規定された所定フォーマットに従った通信方式に基づいて、連携機能に関する通信を行う。これにより、必要に応じて遠隔用システム3及び保守用システム4から許容する機能を設定しやすい。
実施形態に係るゲートウェイシステム1では、所定フォーマットが、設備管理システム2からの情報の取得及び設備管理システム2に対する制御の要求の少なくとも一方を含む。これにより、設備管理システム2からの情報の取得及び設備管理システム2に対する制御の要求に関する機能を設定しやすい。
実施形態に係るゲートウェイシステム1では、設備管理システム2からの情報の取得が、設備管理システム2に対する制御の要求に対する応答及び制御に関する制御結果の少なくとも一方を含む。これにより、設備管理システム2に対する制御の受信確認又は制御結果の通知を行うことができる。
実施形態に係るゲートウェイシステム1では、設備管理システム2が有する第1機能と異なる第2機能を連携機能の一部として追加可能である。これにより、設備管理システム2が有しない機能を容易に追加することができる。
実施形態に係るゲートウェイシステム1では、第2機能は、第1機能が非対応の機能を含む。すなわち、ゲートウェイシステム1は、設備管理システム2では非対応の機能を連携機能の一部として追加可能である。これにより、ゲートウェイシステム1において、設備管理システム2では非対応の機能を容易に追加することができる。
実施形態に係るゲートウェイシステム1では、第2機能は、設備管理システム2に対する監視機能を含む。すなわち、ゲートウェイシステム1は、設備管理システム2に対する監視機能を連携機能の一部として追加可能である。これにより、ゲートウェイシステム1において、設備管理システム2に対する監視機能を容易に追加することができる。また、ゲートウェイシステム1、遠隔用システム3及び保守用システム4(外部システム)において、設備管理システム2に対する監視を行うことが可能となる。
実施形態に係るゲートウェイシステム1では、第2機能は、遠隔用システム3及び保守用システム4(外部システム)に対する通知機能を含む。すなわち、ゲートウェイシステム1は、遠隔用システム3及び保守用システム4に対する通知機能を連携機能の一部として追加可能である。これにより、ゲートウェイシステム1において、遠隔用システム3及び保守用システム4に対する通知機能を容易に追加することができる。また、設備管理システム2からの情報を遠隔用システム3及び保守用システム4に通知することが可能となる。
実施形態に係るゲートウェイシステム1では、第2機能は、遠隔用システム3及び保守用システム4(外部システム)から設備管理システム2へのアクセスを管理するアクセス管理機能を含む。すなわち、ゲートウェイシステム1は、アクセス管理機能を連携機能の一部として追加可能である。これにより、ゲートウェイシステム1において、アクセス管理機能を容易に追加することができる。
実施形態に係るゲートウェイシステム1では、第2機能は、設備管理システム2から受信した情報に基づく表示情報の作成機能及び編集機能の少なくとも一方を含む。すなわち、ゲートウェイシステム1は、表示情報の作成機能及び編集機能の少なくとも一方を連携機能の一部として追加可能である。これにより、ゲートウェイシステム1において、表示情報の作成機能及び編集機能の少なくとも一方を容易に追加することができる。
実施形態に係るゲートウェイシステム1では、第2通信部が、第1システムと通信する第1通信インタフェースと、第2システムと通信する第2通信インタフェースとを有する。これにより、外部システムごとに通信インタフェースをわけることができるので、外部システムごとに連携機能に関する通信を容易に行うことができる。
実施形態に係るゲートウェイシステム1では、第2通信部が、設備管理システム2及び第1システムからの指示に基づいて、第2通信インタフェースによる通信の有効又は無効を行う機能を有する。これにより、第2システムとの通信を設備管理システム2及び第1システムから容易に設定することができる。
実施形態に係る遠隔用システム3及び保守用システム4(通信システム)は、ゲートウェイシステム1と通信し、ゲートウェイシステム1との間で、遠隔用システム3及び保守用システム4と設備管理システム2との連携機能に関する通信を行う。これにより、遠隔用システム3及び保守用システム4を設備管理システム2と容易に連携させることができる。その結果、設備管理システム2に対して外部からアクセス可能となる。
(8)変形例
以下、実施形態の変形例について説明する。
(8.1)変形例1
実施形態の変形例1として、ゲートウェイシステム1は、中央監視装置21と別体であることに限定されず、中央監視装置21と一体化されていてもよい。
(8.2)変形例2
実施形態の変形例2として、第2通信部12は、第1通信インタフェース部121及び第2通信インタフェース部122を有するというように、第1通信インタフェースと第2通信インタフェースとを物理的に分割していることに限定されない。第2通信部12は、第1通信インタフェースと第2通信インタフェースとを論理的に分割していてもよい。
(8.3)変形例3
外部システムは、遠隔用システム3、保守用システム4に限定されず、他のシステムであってもよい。外部システムは、例えば、テナント用ネットワークに接続されているシステムであってもよい。変形例3の場合であっても、外部システムごとにアクセス管理を行うことが可能である。
(8.4)変形例4
本開示におけるゲートウェイシステム1、遠隔用システム3及び保守用システム4は、例えば、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを主構成とする。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、本開示におけるゲートウェイシステム1、遠隔用システム3又は保守用システム4としての機能が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されてもよく、電気通信回線を通じて提供されてもよく、コンピュータシステムで読み取り可能なメモリカード、光学ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1ないし複数の電子回路で構成される。ここでいうIC又はLSI等の集積回路は、集積の度合いによって呼び方が異なっており、システムLSI、VLSI(Very Large Scale Integration)、又はULSI(Ultra Large Scale Integration)と呼ばれる集積回路を含む。さらに、LSIの製造後にプログラムされる、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又はLSI内部の接合関係の再構成若しくはLSI内部の回路区画の再構成が可能な論理デバイスについても、プロセッサとして採用することができる。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。ここでいうコンピュータシステムは、1以上のプロセッサ及び1以上のメモリを有するマイクロコントローラを含む。したがって、マイクロコントローラについても、半導体集積回路又は大規模集積回路を含む1ないし複数の電子回路で構成される。
(8.5)変形例5
ゲートウェイシステム1、遠隔用システム3又は保守用システム4における複数の機能が、1つの筐体内に集約されていることは必須の構成ではない。ゲートウェイシステム1、遠隔用システム3又は保守用システム4の構成要素は、複数の筐体に分散して設けられていてもよい。さらに、ゲートウェイシステム1、遠隔用システム3又は保守用システム4の少なくとも一部の機能は、クラウド(クラウドコンピューティング)等によって実現されてもよい。
上記の各変形例に係るゲートウェイシステム1においても、実施形態に係るゲートウェイシステム1と同様の効果を奏する。
以上説明した実施形態及び変形例は、本開示の様々な実施形態及び変形例の一部に過ぎない。また、実施形態及び変形例は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(態様)
本明細書には、以下の態様が開示されている。
第1の態様に係るゲートウェイシステム(1)は、第1通信部(11)と、第2通信部(12)とを備える。第1通信部(11)は、設備管理システム(2)と通信する。第2通信部(12)は、設備管理システム(2)と異なる外部システム(遠隔用システム3;保守用システム4)と通信する。第2通信部(12)は、外部システムとの間で、外部システムと設備管理システム(2)との連携機能に関する通信を行う。
第1の態様に係るゲートウェイシステム(1)によれば、外部システム(遠隔用システム3、保守用システム4)を設備管理システム(2)と容易に連携させることができる。その結果、設備管理システム(2)に対して外部からアクセス可能となる。
第2の態様に係るゲートウェイシステム(1)では、第1の態様において、第2通信部(12)は、外部システム(遠隔用システム3;保守用システム4)との間で規定された所定フォーマットに従った通信方式に基づいて、連携機能に関する通信を行う。
第2の態様に係るゲートウェイシステム(1)によれば、必要に応じて外部システム(遠隔用システム3;保守用システム4)から許容する機能を設定しやすい。
第3の態様に係るゲートウェイシステム(1)では、第2の態様において、所定フォーマットは、設備管理システム(2)からの情報の取得及び設備管理システム(2)に対する制御の要求の少なくとも一方を含む。
第3の態様に係るゲートウェイシステム(1)によれば、設備管理システム(2)からの情報の取得及び設備管理システム(2)に対する制御の要求に関する機能を設定しやすい。
第4の態様に係るゲートウェイシステム(1)では、第3の態様において、所定フォーマットは、設備管理システム(2)からの情報の取得を含む。設備管理システム(2)からの情報の取得は、設備管理システム(2)に対する制御の要求に対する応答及び制御に関する制御結果の少なくとも一方を含む。
第4の態様に係るゲートウェイシステム(1)によれば、設備管理システムに対する制御の受信確認又は制御結果の通知を行うことができる。
第5の態様に係るゲートウェイシステム(1)は、第1~4の態様のいずれか1つにおいて、制御部(14)を更に備える。制御部(14)は、設備管理システム(2)が有する第1機能と異なる第2機能を連携機能の一部として追加可能である。
第5の態様に係るゲートウェイシステム(1)によれば、設備管理システム(2)が有しない機能を容易に追加することができる。
第6の態様に係るゲートウェイシステム(1)では、第5の態様において、第2機能は、第1機能が非対応の機能を含む。
第6の態様に係るゲートウェイシステム(1)によれば、設備管理システム(2)では非対応の機能を容易に追加することができる。
第7の態様に係るゲートウェイシステム(1)では、第5又は6の態様において、第2機能は、設備管理システム(2)に対する監視機能を含む。
第7の態様に係るゲートウェイシステム(1)によれば、設備管理システム(2)に対する監視機能を容易に追加することができる。
第8の態様に係るゲートウェイシステム(1)では、第5~7の態様のいずれか1つにおいて、第2機能は、外部システム(遠隔用システム3;保守用システム4)に対する通知機能を含む。
第8の態様に係るゲートウェイシステム(1)によれば、外部システム(遠隔用システム3、保守用システム4)に対する通知機能を容易に追加することができる。
第9の態様に係るゲートウェイシステム(1)では、第5~8の態様のいずれか1つにおいて、第2機能は、外部システム(遠隔用システム3;保守用システム4)から設備管理システム(2)へのアクセスを管理するアクセス管理機能を含む。
第9の態様に係るゲートウェイシステム(1)によれば、アクセス管理機能を容易に追加することができる。
第10の態様に係るゲートウェイシステム(1)では、第5~9の態様のいずれか1ついおいて、第2機能は、設備管理システム(2)から受信した情報に基づく表示情報の作成機能及び編集機能の少なくとも一方を含む。
第10の態様に係るゲートウェイシステム(1)によれば、表示情報の作成機能及び編集機能の少なくとも一方を容易に追加することができる。
第11の態様に係るゲートウェイシステム(1)では、第5~10の態様のいずれか1つにおいて、外部システム(遠隔用システム3、保守用システム4)は、互いに異なる第1システム及び第2システムを有する。第2通信部(12)は、第1通信インタフェースと、第2通信インタフェースとを有する。第1通信インタフェースは、第1システムと通信する。第2通信インタフェースは、第2システムと通信する。
第11の態様に係るゲートウェイシステム(1)によれば、外部システム(遠隔用システム3、保守用システム4)ごとに通信インタフェースをわけることができるので、外部システムごとに連携機能に関する通信を容易に行うことができる。
第12の態様に係るゲートウェイシステム(1)では、第11の態様において、第2通信部(12)は、設備管理システム(2)及び第1システムからの指示に基づいて、第2通信インタフェースによる通信の有効又は無効を行う機能を有する。
第12の態様に係るゲートウェイシステム(1)によれば、第2システムとの通信を設備管理システム(2)及び第1システムから容易に設定することができる。
第13の態様に係るネットワークシステムは、第1~12の態様のいずれか1つのゲートウェイシステム(1)と、設備管理システム(2)とを備える。
第13の態様に係るネットワークシステムによれば、ゲートウェイシステム(1)において、外部システム(遠隔用システム3、保守用システム4)を設備管理システム(2)と容易に連携させることができる。その結果、設備管理システム(2)に対して外部からアクセス可能となる。
第14の態様に係る通信システム(遠隔用システム3;保守用システム4)は、通信部(31;41)を備える。通信部(31;41)は、設備管理システム(2)と通信可能なゲートウェイシステム(1)と通信する。通信部(31;41)は、ゲートウェイシステム(1)との間で、設備管理システム(2)との連携機能に関する通信を行う。
第14の態様に係る通信システム(遠隔用システム3;保守用システム4)によれば、通信システムを設備管理システム(2)と容易に連携させることができる。その結果、設備管理システム(2)に対して外部からアクセス可能となる。
第15の態様に係る通信方法は、第1通信ステップと、第2通信ステップとを有する。第1通信ステップでは、設備管理システム(2)と通信する。第2通信ステップでは、設備管理システム(2)と異なる外部システム(遠隔用システム3;保守用システム4)と通信する。第2通信ステップでは、外部システムとの間で、外部システムと設備管理システム(2)との連携機能に関する通信を行う。
第15の態様に係る通信方法によれば、設備管理システム(2)と容易に連携させることができる。その結果、設備管理システム(2)に対して外部からアクセス可能となる。
第16の態様に係る通信方法は、通信ステップを有する。通信ステップでは、設備管理システム(2)と通信可能なゲートウェイシステム(1)と通信する。通信ステップでは、ゲートウェイシステム(1)との間で、設備管理システム(2)との連携機能に関する通信を行う。
第16の態様に係る通信方法によれば、設備管理システム(2)と容易に連携させることができる。その結果、設備管理システム(2)に対して外部からアクセス可能となる。
第17の態様に係るプログラムは、第15又は16の態様の通信方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムである。
第17の態様に係るプログラムによれば、設備管理システム(2)と容易に連携させることができる。その結果、設備管理システム(2)に対して外部からアクセス可能となる。
1 ゲートウェイシステム
11 第1通信部
12 第2通信部
14 制御部
2 設備管理システム
3 遠隔用システム(外部システム、通信システム)
31 通信部
4 保守用システム(外部システム、通信システム)
41 通信部

Claims (17)

  1. 設備管理システムと通信する第1通信部と、
    前記設備管理システムと異なる外部システムと通信する第2通信部と、を備え、
    前記第2通信部は、前記外部システムとの間で、前記外部システムと前記設備管理システムとの連携機能に関する通信を行う、
    ゲートウェイシステム。
  2. 前記第2通信部は、前記外部システムとの間で規定された所定フォーマットに従った通信方式に基づいて、前記連携機能に関する通信を行う、
    請求項1に記載のゲートウェイシステム。
  3. 前記所定フォーマットは、前記設備管理システムからの情報の取得及び前記設備管理システムに対する制御の要求の少なくとも一方を含む、
    請求項2に記載のゲートウェイシステム。
  4. 前記所定フォーマットは、前記設備管理システムからの情報の取得を含み、
    前記設備管理システムからの情報の取得は、前記設備管理システムに対する制御の要求に対する応答及び前記制御に関する制御結果の少なくとも一方を含む、
    請求項3に記載のゲートウェイシステム。
  5. 前記設備管理システムが有する第1機能と異なる第2機能を前記連携機能の一部として追加可能である制御部を更に備える、
    請求項1~4のいずれか1項に記載のゲートウェイシステム。
  6. 前記第2機能は、前記第1機能が非対応の機能を含む、
    請求項5に記載のゲートウェイシステム。
  7. 前記第2機能は、前記設備管理システムに対する監視機能を含む、
    請求項5又は6に記載のゲートウェイシステム。
  8. 前記第2機能は、前記外部システムに対する通知機能を含む、
    請求項5~7のいずれか1項に記載のゲートウェイシステム。
  9. 前記第2機能は、前記外部システムから前記設備管理システムへのアクセスを管理するアクセス管理機能を含む、
    請求項5~8のいずれか1項に記載のゲートウェイシステム。
  10. 前記第2機能は、前記設備管理システムから受信した情報に基づく表示情報の作成機能及び編集機能の少なくとも一方を含む、
    請求項5~9のいずれか1項に記載のゲートウェイシステム。
  11. 前記外部システムは、互いに異なる第1システム及び第2システムを有し、
    前記第2通信部は、
    前記第1システムと通信する第1通信インタフェースと、
    前記第2システムと通信する第2通信インタフェースと、を有する、
    請求項5~10のいずれか1項に記載のゲートウェイシステム。
  12. 前記第2通信部は、前記設備管理システム及び前記第1システムからの指示に基づいて、前記第2通信インタフェースによる通信の有効又は無効を行う機能を有する、
    請求項11に記載のゲートウェイシステム。
  13. 請求項1~12のいずれか1項に記載のゲートウェイシステムと、
    前記設備管理システムと、を備える、
    ネットワークシステム。
  14. 設備管理システムと通信可能なゲートウェイシステムと通信する通信部を備え、
    前記通信部は、前記ゲートウェイシステムとの間で、前記設備管理システムとの連携機能に関する通信を行う、
    通信システム。
  15. 設備管理システムと通信する第1通信ステップと、
    前記設備管理システムと異なる外部システムと通信する第2通信ステップと、を有し、
    前記第2通信ステップでは、前記外部システムとの間で、前記外部システムと前記設備管理システムとの連携機能に関する通信を行う、
    通信方法。
  16. 設備管理システムと通信可能なゲートウェイシステムと通信する通信ステップを有し、
    前記通信ステップでは、前記ゲートウェイシステムとの間で、前記設備管理システムとの連携機能に関する通信を行う、
    通信方法。
  17. 請求項15又は16に記載の通信方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
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