JP2015037267A - ネットワーク機器設定システム及びネットワーク機器設定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】設定対象のネットワーク機器が設定要求を受入れ可能な状態でないときは、要求元となるコンフィグ設定サーバからの設定要求の送信を抑止し、リトライ処理の発生を回避する。【解決手段】ネットワーク機器4の制御及び監視を行うネットワーク管理システム3と、ネットワーク機器4のそれぞれに設定する動作パラメータの入力を受け付けるコンフィグ設定サーバ1とを備え、ネットワーク管理システム3は、コンフィグ設定サーバ1から受信した動作パラメータの設定要求を、設定対象のネットワーク機器4に転送して動作パラメータの更新を行わせ、ネットワーク機器4が動作パラメータの設定要求を受入れ不能な状態になっているものと判断した場合は、コンフィグ設定サーバ1に対して当該ネットワーク機器4宛の動作パラメータの設定要求の送信を抑止するよう通知する。【選択図】図7
Description
本発明は、ネットワークを介してルータやスイッチなどの各種ネットワーク機器の設定を行う、ネットワーク機器設定システム及びネットワーク機器設定方法に関する。
ルータやスイッチなどIP(Internet Protocol)ネットワークに接続される各種ネットワーク機器の動作パラメータの設定は、通常、他のコンピュータなどからTelnet等のプロトコルを用いてネットワーク経由で行われる。一方、大規模なネットワークにおいては、多数のネットワーク機器の動作パラメータを一括して管理するシステム(コンフィグ設定サーバ)が設けられ、当該システムに新たな動作パラメータが投入される毎に、各ネットワーク機器に対してその設定要求を送信することで設定が行われる。
非特許文献1には、ネットワーク機器監視プロトコル(SNMP: Simple Network Management Protocol)を用いて、装置の状態を示す情報である管理情報ベース(MIB: Management Information Base)を定期的に収集する技術が開示されている。
RFC3418: Management Information Base (MIB) for the Simple Network Management Protocol (SNMP)、[online]、2002年12月、 IETF、[平成25年7月31日検索]、インターネット〈URL:http://tools.ietf.org/html/rfc3418〉
しかし、ネットワーク機器の制御プログラムがアップデート中であったり、二重化されているネットワーク機器内で現用系と予備系とのバージョンが不一致であったりする場合は、当該ネットワーク機器は動作パラメータの設定要求を受け入れることができない。そのため、要求元から送信された設定要求はエラーまたはタイムアウトとなるので、リトライ処理によって要求元から同じ設定要求が繰り返して自動再送されることとなる。特に、大規模ネットワークで用いられる高機能のネットワーク機器は、設定すべき動作パラメータの数が多く、制御プログラムの規模が大きいので、アップデート処理に要する時間が長く、リトライ回数が増大するという問題がある。
本発明は、前記の問題を解決するためになされたものであり、設定対象のネットワーク機器が設定要求を受入れ可能な状態でないときは、要求元となるコンフィグ設定サーバからの設定要求の送信を抑止し、リトライ処理の発生を回避することを目的とする。
前記の課題を解決するために、本発明のネットワーク機器設定システムは、IPネットワークを構成するネットワーク機器の制御及び監視を行うネットワーク管理システムと、前記ネットワーク機器のそれぞれに設定する動作パラメータの入力を受け付け、受け付けた前記動作パラメータの設定要求を前記ネットワーク管理システムに送信する設定サーバとを備え、前記ネットワーク管理システムは、前記設定サーバから受信した前記動作パラメータの設定要求を、設定対象の前記ネットワーク機器に転送して当該ネットワーク機器の動作パラメータの更新を行わせ、前記ネットワーク機器について自身が中継した制御指示情報及び前記ネットワーク機器から取得した情報によって、当該ネットワーク機器が前記動作パラメータの設定要求を受入れ不能な状態になっているものと判断した場合は、前記設定サーバに対して当該ネットワーク機器宛の前記動作パラメータの設定要求の送信を抑止するよう通知するものとした。
こうすることにより、設定対象のネットワーク機器が設定要求を受入れ可能な状態でないときは、要求元となるコンフィグ設定サーバからの設定要求の送信を抑止することができる。
また、本発明は、前記のネットワーク機器設定システムにおいて、前記ネットワーク管理システムは、前記設定サーバに対して前記動作パラメータの設定要求の送信を抑止するよう通知するときに、当該送信を抑止すべき抑止時間を併せて通知し、前記設定サーバは、通知された前記抑止時間の経過後に、抑止していた当該ネットワーク機器宛の前記動作パラメータの設定要求を送信するものとした。
こうすることにより、一時的に設定要求の送信を抑止していたコンフィグ設定サーバは、通知された抑止時間の経過後に、設定要求の送信を再開することができる。
また、本発明は、前記のネットワーク機器設定システムにおいて、前記ネットワーク管理システムは、前記ネットワーク機器について自身が中継した制御指示情報及び前記ネットワーク機器から取得した情報によって、当該ネットワーク機器が前記動作パラメータの設定要求を受入れ不能な状態から受入れ可能な状態に復帰したものと判断した場合は、前記設定サーバに対して当該ネットワーク機器宛の前記動作パラメータの設定要求の送信抑止を解除するよう通知し、前記設定サーバは、前記解除の通知を受けて、抑止していた当該ネットワーク機器宛の前記動作パラメータの設定要求を送信するものとした。
こうすることにより、一時的に設定要求の送信を抑止していたコンフィグ設定サーバは、設定対象のネットワーク機器が設定要求を受入れ可能な状態に復帰したのち、速やかに設定要求の送信を再開することができる。
また、本発明は、前記のネットワーク機器設定システムにおいて、前記ネットワーク機器の制御プログラムのアップデート情報の入力を受け付け、受け付けた前記アップデート情報に係る前記制御プログラムのアップデート要求を前記ネットワーク管理システムに送信するアップデート用サーバをさらに備え、前記ネットワーク管理システムは、前記アップデート用サーバから受信した前記制御プログラムのアップデート要求を、二重化されていない前記ネットワーク機器に転送したときから対応するアップデート完了応答が受信されるまでの期間、及び、二重化されている前記ネットワーク機器の一方の系に転送したときから、もう一方の系へも同じアップデート要求を転送し、後者に対応するアップデート完了応答が受信されるまでの期間において、当該ネットワーク機器が前記動作パラメータの設定要求を受入れ不能な状態になっているものと判断するものとした。
こうすることにより、設定対象のネットワーク機器が、制御プログラムのアップデート処理を実行していて設定要求を受入れ不能な状態であるときに、要求元となるコンフィグ設定サーバからの設定要求の送信を抑止することができる。
また、本発明は、IPネットワークを構成するネットワーク機器の制御及び監視を行うネットワーク管理システムと、前記ネットワーク機器のそれぞれに設定する動作パラメータの入力を受け付け、受け付けた前記動作パラメータの設定要求を前記ネットワーク管理システムに送信する設定サーバとを備えるネットワーク機器設定システムのネットワーク機器設定方法であって、前記ネットワーク管理システムが、前記設定サーバから受信した前記動作パラメータの設定要求を、設定対象の前記ネットワーク機器に転送して当該ネットワーク機器の動作パラメータの更新を行わせるステップと、前記ネットワーク管理システムが、前記ネットワーク機器について自身が中継した制御指示情報及び前記ネットワーク機器から取得した情報によって、当該ネットワーク機器が前記動作パラメータの設定要求を受入れ不能な状態になっているか否かを判断するステップと、前記ネットワーク管理システムが、当該ネットワーク機器が前記動作パラメータの設定要求を受入れ不能な状態になっていると判断した場合に、前記設定サーバに対して当該ネットワーク機器宛の前記動作パラメータの設定要求の送信を抑止するよう通知するステップと、前記設定サーバが、前記ネットワーク管理システムから前記送信抑止の通知を受けた場合は、当該ネットワーク機器宛の前記動作パラメータの設定要求の送信を抑止するステップとを含むものとした。
こうすることにより、設定対象のネットワーク機器が設定要求を受入れ可能な状態でないときは、要求元となるコンフィグ設定サーバからの設定要求の送信を抑止することができる。
また、本発明は、前記のネットワーク機器設定方法において、前記ネットワーク管理システムは、前記設定サーバに対して前記動作パラメータの設定要求を送信しないよう指示するときに、当該送信を抑止すべき抑止時間を併せて通知し、前記設定サーバは、通知された前記抑止時間の経過後に、抑止されていた当該ネットワーク機器宛の前記動作パラメータの設定要求を送信するものとした。
こうすることにより、一時的に設定要求の送信を抑止していたコンフィグ設定サーバは、通知された抑止時間の経過後に、設定要求の送信を再開することができる。
また、本発明は、前記のネットワーク機器設定方法において、前記ネットワーク管理システムが、前記ネットワーク機器について自身が中継した制御指示情報及び前記ネットワーク機器から取得した情報によって、当該ネットワーク機器が前記動作パラメータの設定要求を受入れ不能な状態から受入れ可能な状態に復帰したものと判断した場合に、前記設定サーバに対して当該ネットワーク機器宛の前記動作パラメータの設定要求の送信抑止を解除するよう通知するステップと、前記設定サーバが、前記解除の通知を受けて、抑止されていた当該ネットワーク機器宛の前記動作パラメータの設定要求を送信するステップとをさらに含むものとした。
こうすることにより、一時的に設定要求の送信を抑止していたコンフィグ設定サーバは、設定対象のネットワーク機器が設定要求を受入れ可能な状態に復帰したのち、速やかに設定要求の送信を再開することができる。
また、本発明は、前記のネットワーク機器設定方法において、前記ネットワーク機器設定システムは、前記ネットワーク機器の制御プログラムのアップデート情報の入力を受け付け、受け付けた前記アップデート情報に係る前記制御プログラムのアップデート要求を前記ネットワーク管理システムに送信する設定サーバをさらに備えており、前記ネットワーク管理システムは、前記アップデート用サーバから受信した前記制御プログラムのアップデート要求を、二重化されていない前記ネットワーク機器に転送したときから対応するアップデート完了応答が受信されるまでの期間、及び、二重化されている前記ネットワーク機器の一方の系に転送したときから、もう一方の系へも同じアップデート要求を転送し、後者に対応するアップデート完了応答が受信されるまでの期間において、当該ネットワーク機器が前記動作パラメータの設定要求を受入れ不能な状態になっているものと判断するものとした。
こうすることにより、設定対象のネットワーク機器が、制御プログラムのアップデート処理を実行していて設定要求を受入れ不能な状態であるときに、要求元となるコンフィグ設定サーバからの設定要求の送信を抑止することができる。
本発明によれば、設定対象のネットワーク機器が設定要求を受入れ可能な状態でないときは、要求元となるコンフィグ設定サーバからの設定要求の送信を抑止し、リトライ処理の発生を回避することができる。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を、適宜図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るネットワーク機器設定システムの構成例を示す図である。図1に示すように、ネットワーク機器設定システム100は、IPネットワーク5を構成するルータやスイッチなどの複数のネットワーク機器4の設定を行うシステムであり、コンフィグ設定サーバ1、アップデート用サーバ2、及びネットワーク管理システム3を備えている。
コンフィグ設定サーバ1は、ネットワーク機器4に設定する各種動作パラメータを一括して管理するサーバである。アップデート用サーバ2は、ネットワーク機器4が実行する制御プログラムのアップデートを行うためのサーバである。また、ネットワーク管理システム3は、ネットワーク機器4の制御及び監視を行うためのシステムである。また、ネットワーク管理システム3は、コンフィグ設定サーバ1から発行されるコンフィグ設定要求と、アップデート用サーバ2から発行されるアップデート要求とを受け付けて、それぞれの対象となるネットワーク機器4にそれらの要求を順次転送する。
ここで、まず、従来のネットワーク機器設定システムの動作について説明する。なお、従来のネットワーク機器設定システムも図1と同様な構成を有するものとする。図9は、従来のネットワーク機器設定システムの動作例を示すシーケンス図である。
ネットワーク機器4に設定すべき各種動作パラメータ(以下、「コンフィグ設定データ」という。)は、コンフィグ設定サーバ1に一括して登録される。コンフィグ設定サーバ1にコンフィグ設定データが登録されると、設定対象のネットワーク機器4宛のコンフィグ設定要求(図では「Config設定」と表記。)が、コンフィグ設定サーバ1からネットワーク管理システム3に送信される(ステップS1)。この例では、設定対象のネットワーク機器4は、現用系である0系と予備系である1系とに二重化されており、最初は両方の系の制御プログラムのバージョンが一致していて、コンフィグ設定要求を受入れ可能な状態となっている。そのため、コンフィグ設定要求がネットワーク管理システム3によって設定対象のネットワーク機器4の現用系(0系)に転送されると、0系が受信したコンフィグ設定データは、同期処理(図では「Sync1」と表記。)によって、1系にも設定が行われる。
コンフィグ設定データの設定が正常に完了すると、ネットワーク機器4の0系から、正常応答信号(図では「ACK」と表記。以下の各図においても同じ。)がネットワーク管理システム3宛に返送される(ステップS1R)。この正常応答信号は、ネットワーク管理システム3によって要求元のコンフィグ設定サーバ1に転送される。
次に、アップデート用サーバ2から、制御プログラム(以下、適宜「OS(Operating System)」と略記。)のアップデート要求(図では「Update要求」と表記。以下の各図においても同じ。)が、ネットワーク管理システム3宛に送信されたものとする(ステップS2)。二重系のネットワーク機器4の場合、OSのアップデートは、まず予備系である1系が先行して実行され、予備系のアップデートが実行される。そして、0系のアップデートが完了した時点で再び0系が現用系に1系が予備系に戻される。したがって、まずは、OSのアップデート要求は、ネットワーク管理システム3からネットワーク機器4の1系に向けて送信され、1系のアップデート処理が開始される。
1系のアップデート処理が開始されてから、0系のアップデート処理が完了してステップS4Rにて正常応答信号が返送されるまでの間は、ネットワーク機器4の0系と1系との状態が異なっていて同期処理を実行できない。そこで、ネットワーク機器4は、この間に受信したコンフィグ設定要求の受入れを拒否してしまう。したがって、この間にコンフィグ設定サーバ1から送信されたコンフィグ設定要求(ステップS3)に対しては、ネットワーク機器4から正常応答信号が返送されず(ステップS3R(破線にて表記。))、タイムアウトとなる。
図示は省略しているが、コンフィグ設定サーバ1は、送信したコンフィグ設定要求がタイムアウトとなった場合には、正常応答信号が返送されるまで所定の周期でリトライ処理を繰り返す。したがって、ネットワーク機器4のOSのアップデートが完了するまでの時間が長いほど、リトライ回数が増えることとなる。
そして、ステップS4Rにて、OSのアップデート処理がすべて完了してネットワーク管理システム3に正常応答信号が返送された時点で、ネットワーク機器4は、再びコンフィグ設定要求を受入れ可能な状態に復帰する。その結果、それ以降に行われるリトライ処理によって送信されるコンフィグ設定要求(ステップS5)は、ネットワーク機器4に受け入れられ、正常に設定が完了することとなる(同期処理Sync2、ステップS5R)。
このように、従来のネットワーク機器設定システムでは、ネットワーク機器4が設定要求を受け入れられない状態にあるときに、コンフィグ設定サーバから設定要求が送信されると、リトライ処理によってネットワークの負荷が増大するという問題があった。
以下、本発明の実施形態に係るネットワーク機器設定システムについて、より詳細な構成とその動作を説明する。
図2は、コンフィグ設定サーバの構成例を示す機能ブロック図である。図2に示すように、コンフィグ設定サーバ1は、転送処理部11、コンフィグ設定登録部12、コンフィグ設定送信部13、コンフィグ設定データベース15、及び送信管理テーブル16を備えている。
転送処理部11は、IPネットワーク5を介して外部の機器との間でIPパケットの送受信を行う。コンフィグ設定登録部12は、転送処理部11を介して図示しない遠隔の端末から各ネットワーク機器4に設定する動作パラメータの入力を受け付け、それらの動作パラメータ群からなるコンフィグ設定データをコンフィグ設定データベース15に登録する。コンフィグ設定送信部13は、コンフィグ設定データベース15に登録されたコンフィグ設定データを、設定対象となる各ネットワーク機器4に送信することにより、ネットワーク機器4の動作パラメータの更新を行う。コンフィグ設定送信部13には、ネットワーク機器4の制御プログラムがアップデート処理の途中である場合などに、コンフィグ設定データの送信を一時的に抑止するためのタイマ監視部14が備えられる。送信管理テーブル16には、各ネットワーク機器4へのコンフィグ設定データの送信状況を表すデータが登録される。
図3は、アップデート用サーバの構成例を示す機能ブロック図である。図3に示すように、アップデート用サーバ2は、転送処理部21、アップデート情報登録部22、アップデート要求送信部23、アップデート情報データベース24、及びアップデート管理テーブル25を備えている。
転送処理部21は、IPネットワーク5を介して外部の機器との間でIPパケットの送受信を行う。アップデート情報登録部22は、転送処理部21を介して例えば図示しない遠隔の端末から各ネットワーク機器4の制御プログラムのアップデート情報の入力を受け付け、それらのアップデート情報をアップデート情報データベース24に登録する。アップデート要求送信部23は、アップデート情報データベース24に登録されたアップデート情報を、設定対象となる各ネットワーク機器4に送信することにより、ネットワーク機器4の制御プログラムのアップデートを行う。アップデート管理テーブル25には、各ネットワーク機器4へのアップデート情報の送信状況を表すデータが登録される。
図4は、ネットワーク管理システムの構成例を示す機能ブロック図である。図4に示すように、ネットワーク管理システム3は、転送処理部31、コンフィグ設定転送制御部32、アップデート要求転送制御部33、ネットワーク機器状態管理部34、及びネットワーク機器管理テーブル35を備えている。
転送処理部31は、IPネットワーク5を介して外部の機器との間でIPパケットの送受信を行う。コンフィグ設定転送制御部32は、コンフィグ設定サーバ1から送信される各ネットワーク機器4宛のコンフィグ設定データを受信し、受信したコンフィグ設定データを設定対象となるネットワーク機器4に転送する。アップデート要求転送制御部33は、アップデート用サーバ2から送信される各ネットワーク機器4宛のアップデート情報を受信し、受信したアップデート情報をアップデート対象となるネットワーク機器4に転送する。ネットワーク機器状態管理部34は、各ネットワーク機器4の状態を表すデータをネットワーク機器管理テーブル35に登録する。
アップデート要求送信部23は、アップデート情報データベース24に登録されたアップデート情報を、設定対象となる各ネットワーク機器4に送信することにより、ネットワーク機器4の制御プログラムのアップデートを行う。アップデート管理テーブル25には、各ネットワーク機器4へのアップデート情報の送信状況を表すデータが登録される。
図5は、ネットワーク機器管理テーブルの構成及びデータ例を示す図である。図5に示すように、ネットワーク機器管理テーブル35には、機器#351、状態352、OSバージョン353、及びIPアドレス354からなるレコードが、管理対象となるネットワーク機器4の数だけ登録される。
機器#351は、管理対象のネットワーク機器4を一意に識別するための識別番号である。状態352は、管理対象のネットワーク機器4の状態を表すデータであり、図5には、正常に動作していることを示す「Active」と、制御プログラム(OS)をアップデート中であることを示す「Updating」とが例示されている。OSバージョン353は、管理対象のネットワーク機器4が実行しているOSのバージョンを表すデータである。図5には、バージョンがAであることを示す「VerA」と、バージョンがA+であることを示す「VerA+」と、制御プログラムのバージョンがAからA+にアップデート中であることを示す「VerA→A+」とが例示されている。IPアドレス354は、管理対象のネットワーク機器4に付与されているIPアドレスである。
図6は、現用系(0系)と予備系(1系)とによって二重化されているネットワーク機器の構成例を示す機能ブロック図である。図6に示すように、ネットワーク機器4は、共通制御部40、0系制御部4−0、及び1系制御部4−1から構成されている。
共通制御部40は、ネットワーク機器4に共通する制御を司る。0系制御部4−0と1系制御部4−1とは、同様の構成を有しており、転送処理部41−0,41−1、OSアップデート処理部42−0,42−1、コンフィグ設定更新部43−0,43−1、コンフィグ設定同期部44−0,44−1、及びコンフィグ設定テーブル45−0,45−1を備えている。通常は0系制御部が現用系として動作しており、現用系に異常が生じた場合にはそれまで予備系であった1系制御部が現用系に切り換えられて動作を引き継ぐ。
転送処理部41−0,41−1は、IPネットワーク5を介して外部の機器との間でIPパケットの送受信を行う。OSアップデート処理部42−0,42−1は、ネットワーク管理システム3から送信されるOSアップデート要求にしたがって、それぞれ0系制御部4−0及び1系制御部4−1が実行する制御プログラムのアップデートを行う。なお、アップデートは、現用系である0系制御部4−0と予備系である1系制御部4−1との両方が正常に機能している場合に実行される。このとき、1系制御部4−1から先にアップデートが行われ、1系制御部4−1のアップデートが完了した時点で、1系制御部4−1が現用系に、0系制御部4−0が予備系に切り換えられ、次に0系制御部4−0のアップデートが行われる。
コンフィグ設定更新部43−0,43−1は、ネットワーク管理システム3から送信されるコンフィグ設定要求にしたがって、それぞれコンフィグ設定テーブル45−0,45−1の更新を行う。コンフィグ設定同期部44−0,44−1は、両系のコンフィグ設定テーブル45−0,45−1の内容を同一に保つための同期処理を実行する。通常は、現用系として動作しているいずれか一方の系に対してコンフィグ設定要求が送信され、これを受信した系のコンフィグ設定更新部が自身の系のコンフィグ設定テーブルを更新するとともに、コンフィグ設定同期部44−0,44−1間で同期処理を実行することによって、他方の系のコンフィグ設定テーブルをも同時に更新する。コンフィグ設定テーブル45−0,45−1の詳細については説明を省略するが、ここには、ネットワーク機器4の動作パラメータとなる各種情報が登録される。
図7は、本発明に係るネットワーク機器設定システム100の動作例を示すシーケンス図である。以下、図7のシーケンス図に沿ってネットワーク機器設定システム100の第一の動作パターンを詳しく説明する。
ネットワーク機器4が正常に稼働している通常の状態では、コンフィグ設定サーバ1からのコンフィグ設定要求が送信可能となっている。コンフィグ設定サーバ1のコンフィグ設定送信部13は、まず、送信管理テーブル16を参照してまだ送信が完了していないコンフィグ設定データをコンフィグ設定データベース15から取得する。次に、コンフィグ設定送信部13は、取得したコンフィグ設定データを含むコンフィグ設定要求を、ネットワーク管理システム3宛に送信する(ステップS1)。この要求を受信したネットワーク管理システム3のネットワーク機器状態管理部34は、ネットワーク機器管理テーブル35を参照して、設定対象のネットワーク機器4がコンフィグ設定要求を受入れ可能であることを認識する。そして、コンフィグ設定転送制御部32が、当該コンフィグ設定要求を当該ネットワーク機器4の現用系(図では0系)宛に送信する。
この例では、0系、1系ともOSのバージョンが「VerA」となっていてコンフィグ設定要求を受入れ可能であるので、0系のコンフィグ設定更新部43−0によってコンフィグ設定テーブル45−0の更新が行われる。そののち、0系と1系のコンフィグ設定同期部44−0,44−1間で同期処理Sync1が実行され、1系のコンフィグ設定テーブル45−1の更新が行われる。更新が正常に完了すると、ネットワーク機器4の0系から正常応答信号がネットワーク管理システム3宛に返送される(ステップS1R)。この正常応答信号は、ネットワーク管理システム3によって要求元のコンフィグ設定サーバ1に転送される。
次に、アップデート用サーバ2から、OSのアップデート要求がネットワーク管理システム3宛に送信されたものとする(ステップS2)。この要求を受信したネットワーク管理システム3のネットワーク機器状態管理部34は、ネットワーク機器管理テーブル35を参照して、設定対象のネットワーク機器4の状態352が「Active」となっていることを確認し、その値を「Updating」に変更する。そして、アップデート要求転送制御部33が、当該OSのアップデート要求を当該ネットワーク機器4の予備系(図では1系)宛に送信する。
また、これと並行して、コンフィグ設定転送制御部32は、コンフィグ設定サーバ1宛に、当該ネットワーク機器4宛のコンフィグ設定要求の送信を抑止すべき再送タイマ設定時間を通知する送信抑止メッセージ(図では「送信抑止Msg」と表記。)を送信する(ステップS2M)。この送信抑止メッセージを受信したコンフィグ設定サーバ1のコンフィグ設定送信部13は、コンフィグ設定要求の送信を抑止するとともに、タイマ監視部14に当該通知された再送タイマ設定時間の経過の監視を開始させる。
一方、OSのアップデート要求を受信した1系のOSアップデート処理部42−1は、OSのアップデート処理を開始する。このアップデート処理には、数秒ないし数分の時間を要することから、アップデート処理が完了するまでの間に、コンフィグ設定サーバ1において新たなコンフィグ設定データが登録されることが想定される。しかし、ステップS2Mにて送信抑止メッセージを受信することで、コンフィグ設定サーバ1は送信抑止中となっているので、コンフィグ設定要求の送信は抑止され(ステップS3(破線矢印にて表記。))、それに対する応答の送信も発生しない(ステップS3R(破線矢印にて表記。))。
1系のOSのアップデート処理が正常に完了すると、ネットワーク機器4の1系からネットワーク管理システム3宛にアップデート完了応答としての正常応答信号が返送される(ステップS2R)。この正常応答信号は、ネットワーク管理システム3から要求元のアップデート用サーバ2に転送される。また、ネットワーク機器4は、それまで予備系であった1系が現用系に、現用系であった0系が予備系に切り換えられる。
ネットワーク管理システム3からこの正常応答信号を受信したアップデート用サーバ2は、次に、予備計となった0系のOSのアップデート要求をネットワーク管理システム3宛に送信する(ステップS4)。
このアップデート要求を受信したネットワーク管理システム3のネットワーク機器状態管理部34は、ネットワーク機器管理テーブル35を参照して、設定対象のネットワーク機器4の状態352が「Updating」となっていることを確認する。そして、アップデート要求転送制御部33は、当該OSのアップデート要求を当該ネットワーク機器4の0系宛に送信する。このアップデート要求を受信した0系のOSアップデート処理部42−0は、OSのアップデート処理を開始し、アップデート処理が正常に完了すると、ネットワーク機器4は、それまで予備系であった0系を現用系に、現用系であった1系を予備系に切り換える。なお、この切換えを行わずに、1系を現用系のまま動作させるものとしてもよい。また、ネットワーク機器4の0系からネットワーク管理システム3宛にアップデート完了応答としての正常応答信号が返送される(ステップS4R)。
この正常応答信号は、ネットワーク管理システム3から要求元のアップデート用サーバ2に転送される。これと並行して、ネットワーク管理システム3のネットワーク機器状態管理部34は、ネットワーク機器管理テーブル35に登録されている設定対象のネットワーク機器4の状態352を「Updating」から「Active」に変更する。また、コンフィグ設定転送制御部32は、コンフィグ設定サーバ1宛に、当該ネットワーク機器4宛のコンフィグ設定要求の送信抑止を解除する送信抑止解除メッセージ(図では「送信抑止解除Msg」と表記。)を送信する(ステップS4M)。
この送信抑止解除メッセージを受信したコンフィグ設定サーバ1のコンフィグ設定送信部13は、タイマ監視部14による再送タイマ設定時間の監視を中止させて、コンフィグ設定サーバ1をコンフィグ設定が送信可能な状態に復帰させる。そして、まだ送信が完了していないコンフィグ設定データがあれば、当該データに対応するコンフィグ設定要求をネットワーク管理システム3宛に送信する(ステップS5)。
ネットワーク管理システム3からこのコンフィグ設定要求を受信したネットワーク機器4は、この時点で、0系、1系ともOSのバージョンが「VerA+」となっていてコンフィグ設定要求を受入れ可能である。そこで、現用系である0系のコンフィグ設定更新部43−0によってコンフィグ設定テーブル45−0の更新が行われたのち、0系と1系のコンフィグ設定同期部44−0,44−1間で同期処理Sync2が実行される。それにより、1系のコンフィグ設定テーブル45−1の更新が行われ、更新が正常に完了すると、ネットワーク機器4の0系から、正常応答信号がネットワーク管理システム3宛に返送される(ステップS5R)。この正常応答信号は、ネットワーク管理システム3によって要求元のコンフィグ設定サーバ1に転送される。
なお、ネットワーク機器4が二重化されていない場合には、1回のOSのアップデート要求だけでアップデート処理が完了して送信抑止解除メッセージが送信されることと、同期処理が不要であることを除いて、図7とほぼ同様なシーケンスとなる。
以上説明したように、この第一の動作パターンによれば、ネットワーク機器4がコンフィグ設定要求を受け入れられない状態にあるときには、任意の時間を指定してコンフィグ設定サーバ1からのコンフィグ設定要求の送信を抑止することができる。このとき、指定する抑止時間は、例えば、OSのアップデート用データの容量に応じて可変としてもよいし、予め定めた一定の時間であってもよい。
図8は、本発明に係るネットワーク機器設定システムの他の動作例を示すシーケンス図である。以下、図8のシーケンス図に沿ってネットワーク機器設定システム100の第二の動作パターンについて説明する。
前記にて説明した第一の動作パターンにおいては、送信抑止メッセージにて通知された再送タイマ設定時間が経過する以前に、ネットワーク機器4のOSのアップデート処理が完了していた。これに対して、この第二の動作パターンにおいては、通知された再送タイマ設定時間が経過してもまだネットワーク機器4のOSのアップデート処理が完了しない場合を想定している。
図8に示した第二の動作パターンは、ステップS4までは、前記した図7の第一の動作パターンと同じであるので、それ以降の動作について説明する。
この第二の動作パターンにおいては、0系のOSのアップデート処理が完了する以前に、コンフィグ設定サーバ1に通知された再送タイマ設定時間が経過することとなる。それにより、コンフィグ設定サーバ1のコンフィグ設定送信部13は、ネットワーク管理システム3宛に、コンフィグ設定要求の送信抑止時間を延長するための送信可否確認メッセージ(図では「送信可否確認Msg」と表記。)を送信する(ステップS41)。この送信可否確認メッセージを受信したネットワーク管理システム3のコンフィグ設定転送制御部32は、コンフィグ設定サーバ1宛に、コンフィグ設定要求の送信を抑止すべき新たな再送タイマ設定時間を通知する送信可否応答メッセージ(図では「送信可否応答Msg」と表記。)を送信する(ステップS41R)。この送信可否応答メッセージを受信したコンフィグ設定サーバ1のコンフィグ設定送信部13は、コンフィグ設定要求の送信抑止を継続するとともに、タイマ監視部14に当該通知された新たな再送タイマ設定時間の経過の監視を開始させる。以降、0系のOSのアップデート処理が完了して、ネットワーク機器4の0系から正常応答信号が返送される(ステップS4R)までの間、必要に応じて送信可否応答メッセージと送信可否応答メッセージとのやり取りが繰り返される。ステップS4R以降については、前記した図7の第一の動作パターンと同じであるので、説明を省略する。
以上説明したように、この第二の動作パターンによれば、第一の動作パターンよりも再送タイマ設定時間を短く設定することができるので、コンフィグ設定要求の送信抑止時間を相対的に短くでき、コンフィグ設定データの更新処理の応答性を向上させることが可能となる。
以上にて本発明の実施形態の説明を終えるが、本発明の実施の態様はこれに限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において各種変形が可能である。
1 コンフィグ設定サーバ(設定サーバ)
11 転送処理部
12 コンフィグ設定登録部
13 コンフィグ設定送信部
14 タイマ監視部
15 コンフィグ設定データベース
16 送信管理テーブル
2 アップデート用サーバ
21 転送処理部
22 アップデート情報登録部
23 アップデート要求送信部
24 アップデート情報データベース
25 アップデート管理テーブル
3 ネットワーク管理システム
31 転送処理部
32 コンフィグ設定転送制御部
33 アップデート要求転送制御部
34 ネットワーク機器状態管理部
35 ネットワーク機器管理テーブル
4 ネットワーク機器
40 共通制御部
41−0,41−1 転送処理部
42−0,42−1 OSアップデート処理部
43−0,43−1 コンフィグ設定更新部
44−0,44−1 コンフィグ設定同期部
45−0,45−1 コンフィグ設定テーブル
5 IPネットワーク
100 ネットワーク機器設定システム
11 転送処理部
12 コンフィグ設定登録部
13 コンフィグ設定送信部
14 タイマ監視部
15 コンフィグ設定データベース
16 送信管理テーブル
2 アップデート用サーバ
21 転送処理部
22 アップデート情報登録部
23 アップデート要求送信部
24 アップデート情報データベース
25 アップデート管理テーブル
3 ネットワーク管理システム
31 転送処理部
32 コンフィグ設定転送制御部
33 アップデート要求転送制御部
34 ネットワーク機器状態管理部
35 ネットワーク機器管理テーブル
4 ネットワーク機器
40 共通制御部
41−0,41−1 転送処理部
42−0,42−1 OSアップデート処理部
43−0,43−1 コンフィグ設定更新部
44−0,44−1 コンフィグ設定同期部
45−0,45−1 コンフィグ設定テーブル
5 IPネットワーク
100 ネットワーク機器設定システム
Claims (8)
- IPネットワークを構成するネットワーク機器の制御及び監視を行うネットワーク管理システムと、前記ネットワーク機器のそれぞれに設定する動作パラメータの入力を受け付け、受け付けた前記動作パラメータの設定要求を前記ネットワーク管理システムに送信する設定サーバとを備え、
前記ネットワーク管理システムは、
前記設定サーバから受信した前記動作パラメータの設定要求を、設定対象の前記ネットワーク機器に転送して当該ネットワーク機器の動作パラメータの更新を行わせ、
前記ネットワーク機器について自身が中継した制御指示情報及び前記ネットワーク機器から取得した情報によって、当該ネットワーク機器が前記動作パラメータの設定要求を受入れ不能な状態になっているものと判断した場合は、前記設定サーバに対して当該ネットワーク機器宛の前記動作パラメータの設定要求の送信を抑止するよう通知する
ことを特徴とするネットワーク機器設定システム。 - 請求項1に記載のネットワーク機器設定システムにおいて、
前記ネットワーク管理システムは、前記設定サーバに対して前記動作パラメータの設定要求の送信を抑止するよう通知するときに、当該送信を抑止すべき抑止時間を併せて通知し、
前記設定サーバは、通知された前記抑止時間の経過後に、抑止していた当該ネットワーク機器宛の前記動作パラメータの設定要求を送信する
ことを特徴とするネットワーク機器設定システム。 - 請求項1に記載のネットワーク機器設定システムにおいて、
前記ネットワーク管理システムは、前記ネットワーク機器について自身が中継した制御指示情報及び前記ネットワーク機器から取得した情報によって、当該ネットワーク機器が前記動作パラメータの設定要求を受入れ不能な状態から受入れ可能な状態に復帰したものと判断した場合は、前記設定サーバに対して当該ネットワーク機器宛の前記動作パラメータの設定要求の送信抑止を解除するよう通知し、
前記設定サーバは、前記解除の通知を受けて、抑止していた当該ネットワーク機器宛の前記動作パラメータの設定要求を送信する
ことを特徴とするネットワーク機器設定システム。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載のネットワーク機器設定システムにおいて、
前記ネットワーク機器の制御プログラムのアップデート情報の入力を受け付け、受け付けた前記アップデート情報に係る前記制御プログラムのアップデート要求を前記ネットワーク管理システムに送信するアップデート用サーバをさらに備え、
前記ネットワーク管理システムは、前記アップデート用サーバから受信した前記制御プログラムのアップデート要求を、二重化されていない前記ネットワーク機器に転送したときから対応するアップデート完了応答が受信されるまでの期間、及び、二重化されている前記ネットワーク機器の一方の系に転送したときから、もう一方の系へも同じアップデート要求を転送し、後者に対応するアップデート完了応答が受信されるまでの期間において、当該ネットワーク機器が前記動作パラメータの設定要求を受入れ不能な状態になっているものと判断する
ことを特徴とするネットワーク機器設定システム。 - IPネットワークを構成するネットワーク機器の制御及び監視を行うネットワーク管理システムと、前記ネットワーク機器のそれぞれに設定する動作パラメータの入力を受け付け、受け付けた前記動作パラメータの設定要求を前記ネットワーク管理システムに送信する設定サーバとを備えるネットワーク機器設定システムのネットワーク機器設定方法であって、
前記ネットワーク管理システムが、前記設定サーバから受信した前記動作パラメータの設定要求を、設定対象の前記ネットワーク機器に転送して当該ネットワーク機器の動作パラメータの更新を行わせるステップと、
前記ネットワーク管理システムが、前記ネットワーク機器について自身が中継した制御指示情報及び前記ネットワーク機器から取得した情報によって、当該ネットワーク機器が前記動作パラメータの設定要求を受入れ不能な状態になっているか否かを判断するステップと、
前記ネットワーク管理システムが、当該ネットワーク機器が前記動作パラメータの設定要求を受入れ不能な状態になっていると判断した場合に、前記設定サーバに対して当該ネットワーク機器宛の前記動作パラメータの設定要求の送信を抑止するよう通知するステップと、
前記設定サーバが、前記ネットワーク管理システムから前記送信抑止の通知を受けた場合は、当該ネットワーク機器宛の前記動作パラメータの設定要求の送信を抑止するステップと
を含むことを特徴とするネットワーク機器設定方法。 - 請求項5に記載のネットワーク機器設定方法において、
前記ネットワーク管理システムは、前記設定サーバに対して前記動作パラメータの設定要求の送信を抑止するよう通知するときに、当該送信を抑止すべき抑止時間を併せて通知し、
前記設定サーバは、通知された前記抑止時間の経過後に、抑止していた当該ネットワーク機器宛の前記動作パラメータの設定要求を送信する
ことを特徴とするネットワーク機器設定方法。 - 請求項5に記載のネットワーク機器設定方法において、
前記ネットワーク管理システムが、前記ネットワーク機器について自身が中継した制御指示情報及び前記ネットワーク機器から取得した情報によって、当該ネットワーク機器が前記動作パラメータの設定要求を受入れ不能な状態から受入れ可能な状態に復帰したものと判断した場合に、前記設定サーバに対して当該ネットワーク機器宛の前記動作パラメータの設定要求の送信抑止を解除するよう通知するステップと、
前記設定サーバが、前記解除の通知を受けて、抑止していた当該ネットワーク機器宛の前記動作パラメータの設定要求を送信するステップと
をさらに含むことを特徴とするネットワーク機器設定方法。 - 請求項5から7のいずれか一項に記載のネットワーク機器設定方法において、
前記ネットワーク機器設定システムは、前記ネットワーク機器の制御プログラムのアップデート情報の入力を受け付け、受け付けた前記アップデート情報に係る前記制御プログラムのアップデート要求を前記ネットワーク管理システムに送信する設定サーバをさらに備えており、
前記ネットワーク管理システムは、前記アップデート用サーバから受信した前記制御プログラムのアップデート要求を、二重化されていない前記ネットワーク機器に転送したときから対応するアップデート完了応答が受信されるまでの期間、及び、二重化されている前記ネットワーク機器の一方の系に転送したときから、もう一方の系へも同じアップデート要求を転送し、後者に対応するアップデート完了応答が受信されるまでの期間において、当該ネットワーク機器が前記動作パラメータの設定要求を受入れ不能な状態になっているものと判断する
ことを特徴とするネットワーク機器設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013168692A JP2015037267A (ja) | 2013-08-14 | 2013-08-14 | ネットワーク機器設定システム及びネットワーク機器設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Family Applications (1)
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JP2013168692A Pending JP2015037267A (ja) | 2013-08-14 | 2013-08-14 | ネットワーク機器設定システム及びネットワーク機器設定方法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2015037267A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020088685A (ja) * | 2018-11-28 | 2020-06-04 | 三菱電機株式会社 | 設定管理システム、拠点管理装置及び設定管理方法 |
WO2022003926A1 (ja) * | 2020-07-02 | 2022-01-06 | 日本電信電話株式会社 | 管理装置、管理方法、管理プログラム、及び管理システム |
-
2013
- 2013-08-14 JP JP2013168692A patent/JP2015037267A/ja active Pending
Cited By (2)
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JP2020088685A (ja) * | 2018-11-28 | 2020-06-04 | 三菱電機株式会社 | 設定管理システム、拠点管理装置及び設定管理方法 |
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