JP2020082609A - カッティングヘッド付きインクジェットプリンタ、カッティング装置およびインクジェットプリンタ - Google Patents

カッティングヘッド付きインクジェットプリンタ、カッティング装置およびインクジェットプリンタ Download PDF

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Abstract

【課題】記録媒体の斜行を事前に検知し、記録媒体が斜行した状態で画像の印刷や記録媒体の切断が行われることを抑制すること。【解決手段】プリンタ100は、サイドピンチローラ60との間およびセンターピンチローラ62との間に記録媒体5を挟んで記録媒体5を副走査方向Xに移動させる複数のグリットローラ57と、グリットローラ57より副走査方向Xの下流側かつプラテン16に配置され、記録媒体5の副走査方向Xの下流側の端部5Fを検出する右フロントセンサ70と、グリットローラ57より副走査方向Xの下流側かつ右フロントセンサ70よりも左方かつプラテン16に配置され、記録媒体5の副走査方向Xの下流側の端部5Fを検出する左フロントセンサ72と、を備えている。右フロントセンサ70および左フロントセンサ72は、副走査方向Xに関して同じ位置に配置されている。【選択図】図2

Description

本発明は、カッティングヘッド付きインクジェットプリンタ、カッティング装置およびインクジェットプリンタに関する。
従来から、記録媒体が載置される載置台と、記録媒体にインクを吐出するインクヘッドとを備えたインクジェットプリンタが知られている。また、シート状や板状等の記録媒体を切断するカッターを有するカッティングヘッドを備えたカッティング装置が知られている。さらに、記録媒体に画像の印刷を行うインクヘッドと、該記録媒体に印刷された画像の周囲を切断するカッティングヘッドとを備えたカッティングヘッド付きインクジェットプリンタが知られている。例えば、特許文献1には、このようなカッティングヘッド付きインクジェットプリンタが開示されている。
特許第4855510号公報
上述したカッティングヘッド付きインクジェットプリンタ等では、インクヘッドによって記録媒体に画像を印刷する前やカッティングヘッドによって記録媒体を切断する前に、作業者は記録媒体を載置台上に載置する。ここで、記録媒体が載置台上に適切に載置されていない状態で記録媒体を移動させると、記録媒体が斜行してしまう。記録媒体が斜行した状態で載置台に載置されている場合には、インクヘッドによる画像の印刷やカッティングヘッドによる記録媒体の切断が適切に行われなくなる虞がある。このため、作業者は、記録媒体を載置台上に正確に配置する必要がある。通常、記録媒体の載置は作業者によって手動で行われるため、記録媒体が載置台上にわずかにずれた状態で配置されることがあり、事前に記録媒体の斜行を発見することが困難であった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、記録媒体の斜行を事前に検知し、記録媒体が斜行した状態で画像の印刷や記録媒体の切断が行われることを抑制することができるカッティングヘッド付きインクジェットプリンタを提供することである。
本発明に係るカッティングヘッド付きインクジェットプリンタは、記録媒体が載置される載置台と、前記載置台に載置された前記記録媒体にインクを吐出し、主走査方向に移動可能なインクヘッドと、前記載置台に載置された前記記録媒体を切断するカッターを有し、前記主走査方向に移動可能なカッティングヘッドと、前記載置台より上方に配置され、前記記録媒体を押さえる一対のサイドピンチローラと、前記載置台より上方かつ前記一対のサイドピンチローラの間に設けられ、前記記録媒体を押さえる少なくとも一つのセンターピンチローラと、前記主走査方向に並び、前記サイドピンチローラおよび前記センターピンチローラの下方に配置され、前記サイドピンチローラとの間および前記センターピンチローラとの間に前記記録媒体を挟んで前記記録媒体を前記主走査方向と直交する副走査方向の上流側から下流側に向けて移動させる複数の駆動ローラと、前記駆動ローラを制御する制御装置と、前記駆動ローラより前記副走査方向の前記下流側かつ前記載置台に配置され、前記記録媒体の前記副走査方向の前記下流側の端部を検出する第1センサと、前記駆動ローラより前記副走査方向の前記下流側かつ前記第1センサよりも前記主走査方向の一方側かつ前記載置台に配置され、前記記録媒体の前記副走査方向の前記下流側の端部を検出する第2センサと、とを備え、前記第1センサおよび前記第2センサは、前記副走査方向に関して同じ位置に配置されている。
本発明のカッティングヘッド付きインクジェットプリンタによると、記録媒体の副走査方向の下流側の端部を検出する第1センサおよび第2センサは、副走査方向に関して同じ位置に配置されている。このため、第1センサと第2センサとが同じタイミングで記録媒体の副走査方向の下流側の端部を検出したときには、記録媒体が斜行せずに副走査方向に関してまっすぐ移動していることが検知される。一方、第1センサおよび第2センサのいずれか一方が先に記録媒体の副走査方向の下流側の端部を検出したときには、記録媒体が斜行して副走査方向に移動していることが検知される。このように、載置台に載置した記録媒体を事前に副走査方向に移動させて第1センサおよび第2センサによって記録媒体の副走査方向の下流側の端部を検出させることで、作業者は記録媒体が適切に載置台に載置されているか否かを容易に確認することができる。
本発明によれば、記録媒体の斜行を事前に検知し、記録媒体が斜行した状態で画像の印刷や記録媒体の切断が行われることを抑制することができるカッティングヘッド付きインクジェットプリンタを提供することができる。
一実施形態に係るプリンタの正面図である。 一実施形態に係るプリンタの一部を示す平面図である。 インクジェットヘッドおよびカッティングヘッドの正面図である。 インクジェットヘッドおよびカッティングヘッドの正面図である。 一実施形態に係るプリンタの制御系のブロック図である。 右方向に傾いた記録媒体の副走査方向の下流側の端部が検出されるときの状態を示す平面図である。 左方向に傾いた記録媒体の副走査方向の下流側の端部が検出されるときの状態を示す平面図である。 傾きなく載置された記録媒体の副走査方向の下流側の端部が検出されるときの状態を示す平面図である。 記録媒体に所定の画像が印刷されることで記録媒体が縮んだ状態を示す。 他の一実施形態に係るプリンタの制御系のブロック図である。 左方向に傾いた記録媒体の斜行角度と記録媒体の移動量の関係を示す平面図である。
<第1実施形態>
以下、図面を参照しながら、一実施形態に係るカッティングヘッド付きインクジェットプリンタ100(以下、プリンタ100とする。)について説明する。図1に示すように、本実施形態に係るプリンタ100は、記録媒体5に対して印刷および切断(カッティング)が可能ないわゆるプリント&カット機である。
以下の説明では、左、右、上、下とは、プリンタ100の正面にいる作業者から見た左、右、上、下をそれぞれ意味することとする。また、プリンタ100から上記作業者に近づく方を前方、遠ざかる方を後方とする。図面中の符号F、Rr、L、R、U、Dは、それぞれ前、後、左、右、上、下を表す。図面中の符号Yは主走査方向を表す。本実施形態では、主走査方向Yは、左右方向である。図面中の符号Xは副走査方向を表す。副走査方向Xは主走査方向Yと交差する方向(例えば、平面視で垂直に交差する方向)である。本実施形態では、副走査方向Xは前後方向である。また、プリンタ100の後側を上流側と称し、プリンタ100の前側を下流側と称する。また、本実施形態では、上流側から下流側へ向かう方向をX1とし、下流側から上流側へ向かう方向をX2とする。ただし、上記方向は便宜的に定めたものに過ぎず、限定的に解釈すべきものではない。
記録媒体5は、例えば、長尺に形成され、ロール状に巻かれて用いられる。なお、記録媒体5は、ロール状に巻かれたものが所定の長さに切断されたシート状のものであってもよい。記録媒体5は、例えば、記録紙である。ただし、記録媒体5は、記録紙に限定されない。例えば、記録媒体5には、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエステルなどの樹脂材料から形成されたシート、台紙と台紙上に積層されかつ接着剤が塗布された剥離紙とからなるシール材等が含まれる。本実施形態の記録媒体5は、例えば、ポリ塩化ビニルシート材である。ポリ塩化ビニルシート材は、例えば、普通紙から形成された台紙(基材)と、ポリ塩化ビニルから形成された剥離紙と、台紙と剥離紙との間に配置された接着剤とから構成されている。剥離紙にはインクヘッド22(図3A参照)から吐出されたインクが定着する。なお、台紙および剥離紙の材料は上記のものに限定されないが、基材および剥離紙は典型的には相互に異なる材料から形成されている。本明細書において「切断」、「カッティング」とは、記録媒体5の厚み方向の全体を切断する場合(例えば、シール材の台紙および剥離紙の両方を切断する場合)と、記録媒体5の厚み方向の一部を切断する場合(例えば、シール材の台紙は切断せず、剥離紙のみを切断する場合)とが含まれる。
図1に示すように、プリンタ100は、プリンタ本体100aと、脚11と、操作パネル12と、記録媒体5が載置されるプラテン16と、インクジェットヘッド20と、カッティングヘッド30と、ヘッド移動機構40と、媒体移動機構55と、制御装置80とを備えている。プリンタ本体100aは、主走査方向Yに延びたケーシングを有する。脚11は、プリンタ本体100aを支持するものであり、プリンタ本体100aの下面に設けられている。操作パネル12は、例えばプリンタ本体100aの右側の前面に設けられている。ただし、操作パネル12の位置は特に限定されない。操作パネル12は、例えば、作業者が印刷や切断に関する操作を行うものである。図示は省略するが、操作パネル12には、例えば、解像度、インクの濃さなどの印刷に関する情報や、印刷中や切断中のプリンタ100のステータスなどが表示される表示部、および、印刷や切断に関する情報を入力するための入力部などが備えられている。
プラテン16は、記録媒体5への印刷および記録媒体5を切断する際、記録媒体5を支持するものである。プラテン16には、記録媒体5が載置される。記録媒体5は、記録媒体5に印刷をする前にプラテン16に載置される。また、記録媒体5への印刷が完了した後、一度記録媒体5をプラテン16から取り外して再度記録媒体5をプラテン16に載置することがある。プラテン16は、載置台の一例である。記録媒体5への印刷および記録媒体5の切断は、プラテン16上で行われる。図2に示すように、プラテン16は主走査方向Yに延びている。プラテン16は、記録媒体5が載置される載置面16Aと、載置面16Aに形成された複数の吸引孔16Hと、吸引孔16Hと連通する内部空間16Mとを有している。プリンタ100は、内部空間16Mに負圧を発生させる負圧発生装置17(図4参照)を備えている。負圧発生装置17は、プリンタ本体100aに設けられている。負圧発生装置17は、制御装置80に制御される。負圧発生装置17としては、例えば、ブロアファンが挙げられる。負圧発生装置17によって内部空間16Mに負圧が発生すると、載置面16A付近の空気は、複数の吸引孔16Hから内部空間16Mへと吸引され、載置面16Aに載置された記録媒体5は載置面16Aに密着する。
図1に示すように、プリンタ100は、ガイドレール15を備えている。ガイドレール15は、プラテン16の上方に配置されている。ガイドレール15は、主走査方向Yに延びる。ガイドレール15は、後述する左サイドフレーム7L(図3A参照)および右サイドフレーム7R(図3A参照)に支持されている。
図3Aに示すように、インクジェットヘッド20は、第1キャリッジ21と、複数のインクヘッド22と、を備えている。第1キャリッジ21は、ガイドレール15に支持されている。第1キャリッジ21は、ガイドレール15に対し、主走査方向Yに移動可能に係合している。インクヘッド22は、プラテン16に載置された記録媒体5にインクを吐出するノズル(図示せず)を有する。インクヘッド22は、記録媒体5に所定の画像を印刷する。インクヘッド22は、第1キャリッジ21に搭載されている。インクヘッド22は、第1キャリッジ21の移動に伴って、主走査方向Yに移動可能に構成されている。インクジェットヘッド20は、主走査方向Yに移動可能に構成されている。図3Aに示すように、ここでは、5つのインクヘッド22が第1キャリッジ21に搭載されている。ただし、インクヘッド22の個数は5個に限定されない。
図3Aに示すように、カッティングヘッド30は、第2キャリッジ31と、ソレノイド32と、カッター33とを備えている。第2キャリッジ31は、ガイドレール15に支持されている。第2キャリッジ31は、ガイドレール15に対し、主走査方向Yに移動可能に係合している。カッター33は、プラテン16に載置された記録媒体5を切断する。第2キャリッジ31には、ソレノイド32を介してカッター33が取り付けられている。ソレノイド32は、制御装置80(図1参照)によって制御される。ソレノイド32がON/OFFされると、カッター33は上下方向に移動して記録媒体5に接触し、あるいは記録媒体5から離反する。カッター33は、第2キャリッジ31の移動に伴って、主走査方向Yに移動可能に構成されている。カッティングヘッド30は、主走査方向Yに移動可能に構成されている。第2キャリッジ31は、キャリッジの一例である。
ヘッド移動機構40は、プラテン16に載置された記録媒体5に対してインクジェットヘッド20の第1キャリッジ21およびカッティングヘッド30の第2キャリッジ31を相対的に主走査方向Yに移動させる機構である。ヘッド移動機構40は、第1キャリッジ21および第2キャリッジ31を主走査方向Yに移動させる。なお、ヘッド移動機構40の構成は特に限定されない。図1に示すように、ヘッド移動機構40は、第1プーリ41と、第2プーリ42と、無端状のベルト43と、キャリッジモータ44とを備えている。第1プーリ41は、ガイドレール15の左端側に設けられている。第2プーリ42は、ガイドレール15の右端側に設けられている。ベルト43は、第1プーリ41と第1プーリ42とに巻き掛けられている。ベルト43は、第2キャリッジ31(図3A参照)の背面上部に固定されている。第2プーリ42には、キャリッジモータ44が接続されている。ただし、キャリッジモータ44は、第1プーリ41に接続されていてもよい。ここでは、キャリッジモータ44が駆動して、第2プーリ42が回転することで、第1プーリ41と第2プーリ42との間においてベルト43が走行する。これにより、第2キャリッジ31は主走査方向Yに移動する。キャリッジモータ44は、制御装置80に制御される。
図3Aに示すように、第1キャリッジ21の左側部分には、磁石によって構成される第1連結部材24が設けられている。第2キャリッジ31の右側部分には、磁石によって構成される第2連結部材34が固定されている。第1連結部材24は、第2連結部材34に対し、着脱自在に連結する。本実施形態では、第1連結部材24および第2連結部材34は、磁力を利用するものである。ただし、第1連結部材24および第2連結部材34は磁力を利用するものに限られず、係合部材等の他の構成を備えたものであってもよい。第1キャリッジ21の右側には、L字状に形成された第1受け金具25が設けられている。
図3Aに示すように、プラテン16の左方および右方には、それぞれ左サイドフレーム7Lおよび右サイドフレーム7Rが配置されている。右サイドフレーム7Rには、インクジェットヘッド20を待機位置にロックするためのロック装置35が設けられている。ロック装置35は、第1受け金具25に引っ掛けられる第2受け金具36と、第2受け金具36をロック位置(図3B参照)と非ロック位置(図3A参照)との間で移動させるロック用ソレノイド37(図4参照)とを備えている。ロック用ソレノイド37は、制御装置80によって制御される。
図3Aに示すように、インクヘッド22によって記録媒体5に所定の画像を印刷する際には、第2受け金具36が非ロック位置に設定される。カッティングヘッド30の第2キャリッジ31が右方に移動し、第2連結部材34と第1連結部材24とが接触すると、第2キャリッジ31と第1キャリッジ21とが連結される。その結果、インクジェットヘッド20は、カッティングヘッド30と共に主走査方向Yに移動可能となる。一方、カッター33によって記録媒体5を切断する際には、図3Bに示すように、インクジェットヘッド20が待機位置に位置付けられ、ロック装置35の第2受け金具36がロック位置に設定される。これにより、インクジェットヘッド20の主走査方向Yの移動が阻止される。第2キャリッジ31が左方へ移動すると、第2連結部材34と第1連結部材24とが離反し、第2キャリッジ31と第1キャリッジ21との連結が解除される。その結果、インクジェットヘッド20が待機位置に待機した状態で、カッティングヘッド30のみが主走査方向Yに移動可能となる。
媒体移動機構55は、プラテン16に載置された記録媒体5をインクヘッド22およびカッティングヘッド30に対して副走査方向Xに相対的に移動させるものである。媒体移動機構55は、プラテン16に載置された記録媒体5を副走査方向Xに移動させる。媒体移動機構55は、記録媒体5を図2の矢印X1の方向および矢印X2の方向に移動させる。図2に示すように、媒体移動機構55は、グリットローラ57と、フィードモータ58(図4参照)と、サイドピンチローラ60と、センターピンチローラ62と、保持シャフト64と、を備えている。
図2に示すように、グリットローラ57は、プラテン16に設けられている。グリットローラ57は、グリットローラ57の上部が外部に露出するようにプラテン16に埋設されている。本実施形態では、プリンタ100は、8個のグリットローラ57を備えている。なお、グリットローラ57の個数は8個に限定されない。グリットローラ57は、駆動ローラの一例である。グリットローラ57は、主走査方向Yに並列している。図1に示すように、一部のグリットローラ57は、サイドピンチローラ60の下方に配置されている。一部のグリットローラ57は、サイドピンチローラ60との間に記録媒体5を挟み込む。他の一部のグリットローラ57は、センターピンチローラ62の下方に配置されている。他の一部のグリットローラ57は、センターピンチローラ62との間に記録媒体5を挟み込む。フィードモータ58(図4参照)は、グリットローラ57に接続されている。フィードモータ58は、制御装置80に制御される。即ち、グリットローラ57は、制御装置80に制御される。グリットローラ57とサイドピンチローラ60との間およびグリットローラ57とセンターピンチローラ62との間に記録媒体5が挟まれた状態で、フィードモータ58が駆動してグリットローラ57が回転すると、記録媒体5は副走査方向Xに搬送される。本実施形態では、グリットローラ57とサイドピンチローラ60との間およびグリットローラ57とセンターピンチローラ62との間に記録媒体5が挟まれた状態で、記録媒体5は上流側から下流側(即ち図2の矢印X1の方向)および下流側から上流側(即ち図2の矢印X2の方向)に搬送される。
図1に示すように、サイドピンチローラ60は、プラテン16より上方に配置されている。サイドピンチローラ60は、ガイドレール15より下方に配置されている。サイドピンチローラ60は、プラテン16に載置された記録媒体5を上から押さえる。図2に示すように、サイドピンチローラ60は、グリットローラ57のうち最も右側に位置するグリットローラ57の上方に配置された右サイドピンチローラ60Rと、グリットローラ57のうち最も左側に位置するグリットローラ57の上方に配置された左サイドピンチローラ60Lと、を含む。
図1に示すように、センターピンチローラ62は、プラテン16より上方に配置されている。センターピンチローラ62は、ガイドレール15より下方に配置されている。本実施形態では、プリンタ100は、6個のセンターピンチローラ62を備えている。なお、センターピンチローラ62の個数は6個に限定されない。センターピンチローラ62は、主走査方向Yに並列している。センターピンチローラ62は、左サイドピンチローラ60Lと右サイドローラ60Rとの間に設けられている。センターピンチローラ62は、プラテン16に載置された記録媒体5を上から押さえる。
図2に示すように、保持シャフト64は、主走査方向Yに延びる。保持シャフト64は、サイドピンチローラ60およびセンターピンチローラ62を保持する。保持シャフト64が軸周りに回転することによって、サイドピンチローラ60およびセンターピンチローラ62をグリットローラ57に接近させたり、グリットローラ57から離反させたりすることができる。保持シャフト64は、プリンタ本体100aに回転可能に支持されている。
図2に示すように、プリンタ100は、右フロントセンサ70と、左フロントセンサ72とを備えている。右フロントセンサ70は、第1センサの一例である。左フロントセンサ72は、第2センサの一例である。右フロントセンサ70および左フロントセンサ72は、例えば、発光部と受光部とを有するフォトリフレクタ(反射型のフォトセンサ)である。右フロントセンサ70および左フロントセンサ72は、制御装置80に接続されている。
右フロントセンサ70は、グリットローラ57より副走査方向Xの下流側(ここでは前方)に配置されている。右フロントセンサ70は、複数の吸引孔16Hより副走査方向Xの下流側(ここでは前方)に配置されている。右フロントセンサ70は、最も右方に位置するグリットローラ57の左端よりも右方に位置する。右フロントセンサ70は、右サイドピンチローラ60Rより左方に位置する。右フロントセンサ70は、プラテン16に配置されている。本実施形態では、右フロントセンサ70は、プラテン16に埋め込まれている。右フロントセンサ70は、記録媒体5の副走査方向Xの下流側の端部5Fを検出する。検出結果は制御装置80に送信される。
左フロントセンサ72は、グリットローラ57より副走査方向Xの下流側(ここでは前方)に配置されている。左フロントセンサ72は、複数の吸引孔16Hより副走査方向Xの下流側(ここでは前方)に配置されている。左フロントセンサ72は、右フロントセンサ70より主走査方向Yの一方側(ここでは左方)に配置されている。左フロントセンサ72は、左サイドピンチローラ60Lより右方に配置されている。左フロントセンサ72は、左サイドピンチローラ60Lと右サイドピンチローラ60Rとの主走査方向Yの中間点C1より右方に位置する。左フロントセンサ72は、プラテン16に配置されている。本実施形態では、左フロントセンサ72は、プラテン16に埋め込まれている。左フロントセンサ72は、記録媒体5の副走査方向Xの下流側の端部5Fを検出する。検出結果は制御装置80に送信される。
右フロントセンサ70および左フロントセンサ72は、副走査方向Xに関して同じ位置に配置されている。即ち、右フロントセンサ70の前端70Fおよび左フロントセンサ72の前端72Fは、主走査方向Yと平行な仮想線LF上に位置する。右フロントセンサ70の後端70Rおよび左フロントセンサ72の後端72Rは、主走査方向Yと平行な仮想線LR上に位置する。例えば、右フロントセンサ70および左フロントセンサ72が発光部と受光部とを有するフォトリフレクタの場合、右フロントセンサ70の発光部と左フロントセンサ72の発光部とが副走査方向Xに関して同じ位置に配置されかつ右フロントセンサ70の受光部と左フロントセンサ72の受光部とが副走査方向Xに関して同じ位置に配置される。右フロントセンサ70が発光部と受光部とを収容するケースを備え、かつ、左フロントセンサ72が発光部と受光部とを収容するケースを備える場合には、右フロントセンサ70のケースと左フロントセンサ72のケースとは、副走査方向Xに関して偏倚していてもよい。即ち、発光部および受光部の位置がそれぞれ副走査方向Xに関して同じ位置であれば、それらを収容するケースの位置、大きさ等は特に限定されない。
図1に示すように、プリンタ100は、サイドセンサ74を備えている。サイドセンサ74は、第3センサの一例である。サイドセンサ74は、例えば、フォトリフレクタである。サイドセンサ74は、制御装置80に接続されている。サイドセンサ74は、カッティングヘッド30に設けられている。より詳細には、サイドセンサ74は、カッティングヘッド30の第2キャリッジ31(図3A参照)に搭載されている。サイドセンサ74は、第2キャリッジ31の移動に伴って、主走査方向Yに移動可能に構成されている。サイドセンサ74は、プラテン16に載置された記録媒体5の主走査方向Yの一方側の端部(ここでは左端部)および他方側の端部(ここでは右端部)を検出する。検出された記録媒体5の主走査方向Yの一方側の端部および他方側の端部の位置情報は、制御装置80に送信される。サイドセンサ74は、後述する反射部材78の反射率と記録媒体5の反射率との相違によって、記録媒体5の主走査方向Yの一方側の端部および他方側の端部を検出する。
図2に示すように、プリンタ100は、反射部材78を備えている。反射部材78は、主走査方向Yに延びる。反射部材78は、プラテン16に配置されている。反射部材78は、グリットローラ57より副走査方向Xの下流側(ここでは前方)に配置されている。反射部材78は、吸引孔16Hより副走査方向Xの上流側(ここでは後方)に配置されている。反射部材78の右端78Rは、右サイドピンチローラ60Rより右方に位置する。反射部材78の左端78Lは、左サイドピンチローラ60Lより左方に位置する。反射部材78は、平面視で、サイドセンサ74の移動軌跡LXと重なる。即ち、サイドセンサ74が主走査方向Yに関して左サイドピンチローラ60Lと右サイドピンチローラ60Rとの間を移動するときには、サイドセンサ74の下方に反射部材78が位置する。反射部材78は、例えば、粘着テープである。また、反射部材78は、プラテン16に塗布された塗料であり得る。反射部材78の表面の反射率と記録媒体5の表面の反射率との差は、プラテン16の載置面16Aの反射率と記録媒体5の表面の反射率との差より大きい。
図4に示すように、プリンタ100の全体の動作は、制御装置80によって制御されている。制御装置80の構成は特に限定されない。制御装置80は、例えばマイクロコンピュータである。マイクロコンピュータのハードウェアの構成は特に限定されないが、例えば、ホストコンピュータなどの外部機器から印刷データなどを受信するインターフェイス(I/F)と、制御プログラムの命令を実行する中央演算処理装置(CPU:central processing unit)と、CPUが実行するプログラムを格納したROM(read only memory)と、プログラムを展開するワーキングエリアとして使用されるRAM(random access memory)と、プログラムや各種データを格納するメモリなどの記憶装置と、を備えている。図1に示すように、制御装置80は、プリンタ本体100aの内部に設けられている。ただし、制御装置80はプリンタ本体100aの内部に設けられていなくてもよい。例えば、制御装置80は、プリンタ本体100aの外部に設置されたコンピュータなどであってもよい。この場合、制御装置80は、有線または無線を介してプリンタ100と通信可能に接続されている。
図4に示すように、制御装置80は、インクヘッド22、ソレノイド32、負圧発生装置17、ロック用ソレノイド37、フィードモータ58、キャリッジモータ44、右フロントセンサ70、左フロントセンサ72およびサイドセンサ74と通信可能に接続している。制御装置80は、インクヘッド22、ソレノイド32、負圧発生装置17、ロック用ソレノイド37、フィードモータ58およびキャリッジモータ44を制御する。
図4に示すように、制御装置80は、通知部82と、記憶部84と、算出部86と、決定部88と、作成部90と、カット制御部92とを備えている。制御装置80の各部の機能は、プログラムによって実現されている。このプログラムは、例えばCDやDVDなどの記録媒体から読み込まれる。なお、このプログラムは、インターネットを通じてダウンロードされるものであってもよい。また、制御装置80の各部の機能は、プロセッサおよび/または回路などによって実現可能なものであってもよい。なお、これら各部の具体的な機能については後述する。
通知部82は、右フロントセンサ70および左フロントセンサ72のいずれか一方が他方よりも先に記録媒体5の副走査方向Xの下流側の端部5Fを検出したとき、記録媒体5が斜行していることを通知する。なお、通知方法は特に限定されず、例えば、視覚的な表示、音声等による通知が挙げられる。本実施形態では、操作パネル12を通じて視覚的に作業者に対する通知を行う。例えば、図5に示すように、記録媒体5が右方向に傾いてプラテン16(図2参照)に載置されている場合には、記録媒体5を図5の矢印X1の方向に移動させると、右フロントセンサ70が先に記録媒体5の副走査方向Xの下流側の端部5Fを検出する。これにより、通知部82は、記録媒体5が斜行していることを通知する。また、例えば、図6に示すように、記録媒体5が左方向に傾いてプラテン16に載置されている場合には、記録媒体5を図6の矢印X1の方向に移動させると、左フロントセンサ72が先に記録媒体5の副走査方向Xの下流側の端部5Fを検出する。これにより、通知部82は、記録媒体5が斜行していることを通知する。なお、図7に示すように、記録媒体5が適切に(即ち傾きなく端部5Fが主走査方向Yと平行な状態に)プラテン16に載置されている場合には、記録媒体5を図7の矢印X1の方向に移動させると、右フロントセンサ70および左フロントセンサ72が同じタイミングで記録媒体5の副走査方向Xの下流側の端部5Fを検出する。このとき、通知部82は記録媒体5が斜行していないことを通知してもよい。なお、図5、図6および図7では、記録媒体5の初期位置を二点鎖線で表し、記録媒体5の副走査方向Xの下流側の端部5Fが右フロントセンサ70および左フロントセンサ72の少なくともいずれかに検出されたときの位置を実線で表している。
図8に示すように、記憶部84は、印刷前長さG1、印刷後長さG2、所定の画像6Aの画像データおよびカット線6Bのカットデータを記憶する。印刷前長さG1とは、インクヘッド22からインクが吐出されて所定の画像6Aが印刷される前の記録媒体5の主走査方向Yの長さである。印刷前長さG1は、予め記憶部84に記憶されている。印刷後長さG2とは、インクヘッド22からインクが吐出されて所定の画像6Aが印刷された後の記録媒体5(即ち所定の画像6Aの印刷が完了した記録媒体5)の主走査方向Yの長さである。印刷前長さG1および印刷後長さG2は、記録媒体5が適切にプラテン16に載置されている場合の長さである。ここで、記録媒体5の材質によっては、記録媒体5に所定の画像6Aが印刷されることで記録媒体5自体が伸びたり縮んだりすることがある。図8は、記録媒体5に所定の画像6Aが印刷されることで記録媒体5が縮んだ状態を示す。なお、図8では、印刷前の記録媒体5を実線で表し、印刷後の記録媒体5を二点鎖線で表している。画像データは、例えば、プリンタ100とは別体に設けられたコンピュータにインストールされたソフトウェアを用いて作成される。カット線6Bは、所定の画像6Aの周囲に設定される。カット線6Bは、カッター33によって切断される線である。カットデータは、例えば、ベクター形式のデータである。また、記憶部84は、印刷開始位置、切断開始位置、右フロントセンサ70および左フロントセンサ72の位置情報(例えばXY座標)を記憶している。
算出部86は、所定の画像6Aの印刷が完了した記録媒体5の主走査方向Yの右端部5Rおよび左端部5Lの位置情報に基づいて、印刷後長さG2を算出する。具体的には、算出部86は、キャリッジモータ44を駆動して第2キャリッジ31を主走査方向Yに移動させて、所定の画像6Aの印刷が完了した記録媒体5の右端部5Rおよび左端部5Lの位置をサイドセンサ74によって検出する。そして、算出部86は、所定の画像6Aの印刷が完了した記録媒体5の右端部5Rおよび左端部5Lの位置情報から印刷後長さG2を算出する。
決定部88は、印刷前長さG1と印刷後長さG2とに基づいて、記録媒体5の伸縮率を決定する。伸縮率は、例えば、印刷後長さG2/印刷前長さG1である。
作成部90は、決定部88によって決定された伸縮率に基づいてカットデータを補正し、補正後カットデータを作成する。作成された補正後カットデータは記憶部84に記憶される。例えば、カットデータがベクター形式のデータである場合には、位置情報に伸縮率を乗じることによって補正後のカットデータ(即ち補正後の位置情報)が作成される。
カット制御部92は、補正後カットデータに基づいて記録媒体5を切断するようにカッティングヘッド30およびグリットローラ57を制御する。より詳細には、カット制御部92は、補正後カットデータに基づいて記録媒体5を切断するように、キャリッジモータ44を制御して第2キャリッジを主走査方向Yに移動させ、かつ、ソレノイド32を制御してカッター33を上下方向に移動させ、かつ、フィードモータ58を制御してグリットローラ57を回転させることで記録媒体5を図8の矢印X1および矢印X2の方向に移動させる。これにより、カット線6Bに沿って記録媒体5が切断される。
以上のように、本実施形態のプリンタ100では、記録媒体5の副走査方向Xの下流側の端部5Fを検出する右フロントセンサ70および左フロントセンサ72は、副走査方向Xに関して同じ位置に配置されている。このため、右フロントセンサ70と左フロントセンサ72とが同じタイミングで記録媒体5の副走査方向Xの下流側の端部5Fを検出したときには、記録媒体5が斜行せずに副走査方向Xに関してまっすぐ移動していることが検知される。一方、右フロントセンサ70および左フロントセンサ72のいずれか一方が先に記録媒体5の副走査方向Xの下流側の端部5Fを検出したときには、記録媒体5が斜行して副走査方向Xに移動していることが検知される。このように、プラテン16に載置した記録媒体5を事前に副走査方向Xに移動させて右フロントセンサ70および左フロントセンサ72によって記録媒体5の副走査方向Xの下流側の端部5Fを検出させることで、作業者は記録媒体5が適切にプラテン16に載置されているか否かを容易に確認することができる。
本実施形態のプリンタ100によれば、制御装置80の通知部82は、右フロントセンサ70および左フロントセンサ72のいずれか一方が他方よりも先に記録媒体5の副走査方向Xの下流側の端部5Fを検出したとき、記録媒体5が斜行していることを通知する。これにより、作業者は記録媒体5がプラテン16に適切に載置されておらず、記録媒体5のプラテン16に対する位置の調整が必要であることを認識することができる。
本実施形態のプリンタ100によれば、決定部88は、印刷前長さG1と印刷後長さG2とに基づいて、記録媒体5の伸縮率を決定する。作成部90は、伸縮率に基づいてカットデータを補正し、補正後カットデータを作成する。カット制御部92は、補正後カットデータに基づいて記録媒体5を切断するようにカッティングヘッド30およびグリットローラ57を制御する。ここで、記録媒体5の材質によっては、所定の画像6Aの印刷の前後で記録媒体5自体が伸縮することがある。このため、記録媒体5の伸縮を考慮せずに作成されたカットデータに基づいて記録媒体5を切断してしまうと、切断部分にずれが生じてしまうおそれがある。しかしながら、本実施形態では、記録媒体5の伸縮を考慮してカットデータを補正しているため、記録媒体5をカット線6Bに沿って適切に切断することができる。
本実施形態のプリンタ100は、主走査方向Yに延びかつプラテン16に設けられ、平面視で、サイドセンサ74の移動軌跡LXと重なる反射部材78とを備えている。これにより、反射部材78上に記録媒体5が位置するときには、反射部材78と記録媒体5との境界、即ち記録媒体5の左端部5Lおよび右端部5Rをサイドセンサ74によってより確実に検出することができる。
本実施形態のプリンタ100によれば、右フロントセンサ70および左フロントセンサ72は、プラテン16の載置面16Aに形成された複数の吸引孔16Hより副走査方向Xの下流側に配置されている。例えばロール状に巻かれた記録媒体5を用いる場合、記録媒体5には反りが発生しうるため、右フロントセンサ70および左フロントセンサ72によって記録媒体5の副走査方向Xの下流側の端部5Fを正確に検出できない虞がある。ここで、プラテン16の内部空間16Mに負圧を発生させることで、記録媒体5をプラテン16に密着させることができるため、記録媒体5に反りがない状態で記録媒体5の副走査方向Xの下流側の端部5Fを右フロントセンサ70および左フロントセンサ72によって検出することができる。
<第2実施形態>
図9は、第2実施形態に係るプリンタ200の制御系のブロック図である。図9に示すように、制御装置180は、通知部82と、記憶部84と、斜行角度算出部185と、算出部186と、決定部88と、作成部190と、カット制御部92とを備えている。制御装置180の各部の機能は、プログラムによって実現されている。このプログラムは、例えばCDやDVDなどの記録媒体から読み込まれる。なお、このプログラムは、インターネットを通じてダウンロードされるものであってもよい。また、制御装置180の各部の機能は、プロセッサおよび/または回路などによって実現可能なものであってもよい。なお、これら各部の具体的な機能については後述する。
斜行角度算出部185は、記録媒体5の斜行角度θを算出する。図10に示すように、斜行角度算出部185は、左フロントセンサ72が右フロントセンサ70よりも先に記録媒体5の副走査方向Xの下流側の端部5Fを検出したとき、左フロントセンサ72が記録媒体5の副走査方向Xの下流側の端部5Fを検出してから右フロントセンサ70が記録媒体5の副走査方向Xの下流側の端部5Fを検出するまでに、記録媒体5が副走査方向Xに移動した量である移動量Hに基づいて、記録媒体5の斜行角度θを算出する。斜行角度算出部185は、移動量H、記録媒体5の主走査方向Yの右端部5Rおよび左端部5Lの位置情報、および、右フロントセンサ70および左フロントセンサ72の位置情報に基づいて、斜行角度θを算出する。このとき、左フロントセンサ72は第1センサの一例であり、かつ、右フロントセンサ70は第2センサの一例である。なお、斜行角度算出部185は、右フロントセンサ70が左フロントセンサ72よりも先に記録媒体5の副走査方向Xの下流側の端部5Fを検出したとき、右フロントセンサ70が記録媒体5の副走査方向Xの下流側の端部5Fを検出してから左フロントセンサ72が記録媒体5の副走査方向Xの下流側の端部5Fを検出するまでに、記録媒体5が副走査方向Xに移動した量である移動量Hに基づいて、記録媒体5の斜行角度θを算出してもよい。なお、図10では、左フロントセンサ72が右フロントセンサ70よりも先に記録媒体5の副走査方向Xの下流側の端部5Fを検出したときの端部5Fを一点鎖線で表し、その後に右フロントセンサ70が記録媒体5の副走査方向Xの下流側の端部5Fを検出したときの端部5Fを実線で表している。
算出部186は、所定の画像6Aの印刷が完了した記録媒体5の主走査方向Yの右端部5Rおよび左端部5Lの位置情報および斜行角度θに基づいて、印刷後長さG2を算出する。具体的には、算出部86は、キャリッジモータ44を駆動して第2キャリッジ31を主走査方向Yに移動させて、所定の画像6Aの印刷が完了した記録媒体5の右端部5Rおよび左端部5Lの位置をサイドセンサ74によって検出する。そして、算出部86は、所定の画像6Aの印刷が完了した記録媒体5の右端部5Rおよび左端部5Lの位置情報および斜行角度θから印刷後長さG2を算出する。
作成部190は、決定部88によって決定された伸縮率および斜行角度算出部185によって算出された斜行角度θに基づいてカットデータを補正し、補正後カットデータを作成する。作成された補正後カットデータは記憶部84に記憶される。例えば、カットデータがベクター形式のデータである場合には、位置情報に伸縮率を乗じ、斜行角度θによる座標変換を行うことによって補正後のカットデータ(即ち補正後の位置情報)が作成される。
本実施形態のプリンタ200では、上述したように記録媒体5の斜行を検出することができるが、作業者は記録媒体5の斜行を修正することなく記録媒体5の切断を行いたい場合もあり得る。そこで、斜行角度算出部185は、右フロントセンサ70が左フロントセンサ72よりも先に記録媒体5の副走査方向Xの下流側の端部5Fを検出したとき、右フロントセンサ70が記録媒体5の副走査方向Xの下流側の端部5Fを検出してから左フロントセンサ72が記録媒体5の副走査方向Xの下流側の端部5Fを検出するまでに、記録媒体5が副走査方向Xに移動した移動量Hに基づいて、記録媒体5の斜行角度θを算出する。作成部190は、伸縮率および斜行角度θに基づいてカットデータを補正し、補正後カットデータを作成する。これにより、プラテン16に記録媒体5が適切に載置されていなくても、記録媒体5の斜行角度θおよび伸縮率を考慮してカットデータを補正しているため、記録媒体5を適切に切断することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明した。しかし、上述の各実施形態は例示に過ぎず、本発明は他の種々の形態で実施することができる。
上述した各実施形態では、右フロントセンサ70および左フロントセンサ72は、プラテン16の所定の位置に固定されていたが、これに限定されない。例えば、左フロントセンサ72は、右フロントセンサ70に対して主走査方向Yに移動可能に構成されていてもよい。例えば、プラテン16に主走査方向Yに延びる溝が形成されており、かかる溝に沿って左フロントセンサ72の位置を変更可能に構成してもよい。これにより、記録媒体5の主走査方向Yの長さに応じて、左フロントセンサ72をより適切な位置に配置することができる。
上述した各実施形態では、プリンタ100、200は反射部材78を備えていたが、これに限定されない。サイドセンサ74がプラテン16の反射率と記録媒体5の反射率との相違によって、記録媒体5の主走査方向Yの一方側の端部および他方側の端部を検出することができる場合には、プリンタ100、200は反射部材78を備えていなくてもよい。
上述した実施形態では、右フロントセンサ70および左フロントセンサ72は、プラテン16に直接的に配置されていたが、これに限定されない。右フロントセンサ70および左フロントセンサ72は、プラテン16とは別の部材(例えばケースや板部材等)に設けられ、プラテン16に対して間接的に配置されていてもよい。
上述した各実施形態では、プリンタ100、200はカッティングヘッド付きインクジェットプリンタであったが、上述した各構成は、カッティングヘッドを備えていないインクジェットプリンタや、インクヘッドを備えていないカッティング装置にも適用することができる。インクヘッドを備えていないカッティング装置の場合には、他のインクジェットプリンタにおいて画像が印刷された記録媒体に対して上述した機能を発揮することができる。カッティングヘッドを備えていないインクジェットプリンタの場合には、上述した場合と同様にして記録媒体の斜行を検出することができる。
5 記録媒体
5F 下流側の端部
16 プラテン
22 インクヘッド
30 カッティングヘッド
33 カッター
57 グリットローラ
60 サイドピンチローラ
62 センターピンチローラ
70 右フロントセンサ
72 左フロントセンサ
74 サイドセンサ
100 プリンタ

Claims (18)

  1. 記録媒体が載置される載置台と、
    前記載置台に載置された前記記録媒体にインクを吐出し、主走査方向に移動可能なインクヘッドと、
    前記載置台に載置された前記記録媒体を切断するカッターを有し、前記主走査方向に移動可能なカッティングヘッドと、
    前記載置台より上方に配置され、前記記録媒体を押さえる一対のサイドピンチローラと、
    前記載置台より上方かつ前記一対のサイドピンチローラの間に設けられ、前記記録媒体を押さえる少なくとも一つのセンターピンチローラと、
    前記主走査方向に並び、前記サイドピンチローラおよび前記センターピンチローラの下方に配置され、前記サイドピンチローラとの間および前記センターピンチローラとの間に前記記録媒体を挟んで前記記録媒体を前記主走査方向と直交する副走査方向の上流側から下流側に向けて移動させる複数の駆動ローラと、
    前記駆動ローラを制御する制御装置と、
    前記駆動ローラより前記副走査方向の前記下流側かつ前記載置台に配置され、前記記録媒体の前記副走査方向の前記下流側の端部を検出する第1センサと、
    前記駆動ローラより前記副走査方向の前記下流側かつ前記第1センサよりも前記主走査方向の一方側かつ前記載置台に配置され、前記記録媒体の前記副走査方向の前記下流側の端部を検出する第2センサと、とを備え、
    前記第1センサおよび前記第2センサは、前記副走査方向に関して同じ位置に配置されている、カッティングヘッド付きインクジェットプリンタ。
  2. 前記第1センサおよび前記第2センサは、前記制御装置に接続され、
    前記制御装置は、前記第1センサおよび前記第2センサのいずれか一方が他方よりも先に前記記録媒体の前記副走査方向の前記下流側の端部を検出したとき、前記記録媒体が斜行していることを通知する通知部を備えている、請求項1に記載のカッティングヘッド付きインクジェットプリンタ。
  3. 前記載置台に載置された前記記録媒体の前記主走査方向の一方側の端部および他方側の端部を検出する第3センサを備え、
    前記制御装置は、
    前記インクヘッドからインクが吐出されて所定の画像が印刷される前の前記記録媒体の前記主走査方向の長さである印刷前長さと、前記所定の画像の周囲に設定されかつ前記カッターによって切断されるカット線のカットデータと、を記憶する記憶部と、
    前記所定の画像の印刷が完了した前記記録媒体の前記主走査方向の前記一方側の端部および前記他方側の端部の位置情報に基づいて、前記所定の画像の印刷が完了した前記記録媒体の前記主走査方向の長さである印刷後長さを算出する算出部と、
    前記印刷前長さと前記印刷後長さとに基づいて、前記記録媒体の伸縮率を決定する決定部と、
    前記伸縮率に基づいて前記カットデータを補正し、補正後カットデータを作成する作成部と、
    前記補正後カットデータに基づいて前記記録媒体を切断するように前記カッティングヘッドおよび前記駆動ローラを制御するカット制御部と、を備えている、請求項1または2に記載のカッティングヘッド付きインクジェットプリンタ。
  4. 前記載置台に載置された前記記録媒体の前記主走査方向の一方側の端部および他方側の端部を検出する第3センサを備え、
    前記制御装置は、
    前記インクヘッドからインクが吐出されて所定の画像が印刷される前の前記記録媒体の前記主走査方向の長さである印刷前長さと、前記所定の画像の周囲に設定されかつ前記カッターによって切断されるカット線のカットデータと、を記憶する記憶部と、
    前記第1センサが前記第2センサよりも先に前記記録媒体の前記副走査方向の前記下流側の端部を検出したとき、前記第1センサが前記記録媒体の前記副走査方向の前記下流側の端部を検出してから前記第2センサが前記記録媒体の前記副走査方向の前記下流側の端部を検出するまでに、前記記録媒体が前記副走査方向に移動した量に基づいて、前記記録媒体の斜行角度を算出する斜行角度算出部と、
    前記所定の画像の印刷が完了した前記記録媒体の前記主走査方向の前記一方側の端部および前記他方側の端部の位置情報および前記斜行角度に基づいて、前記所定の画像の印刷が完了した前記記録媒体の前記主走査方向の長さである印刷後長さを算出する算出部と、
    前記印刷前長さと前記印刷後長さとに基づいて、前記記録媒体の伸縮率を決定する決定部と、
    前記伸縮率および前記斜行角度に基づいて前記カットデータを補正し、補正後カットデータを作成する作成部と、
    前記補正後カットデータに基づいて前記記録媒体を切断するように前記カッティングヘッドおよび前記駆動ローラを制御するカット制御部と、を備えている、請求項1または2に記載のカッティングヘッド付きインクジェットプリンタ。
  5. 前記主走査方向に移動可能に設けられ、前記第3センサが搭載されるキャリッジと、
    前記主走査方向に延びかつ前記載置台に設けられ、平面視で、前記第3センサの移動軌跡と重なる反射部材と、を備えている、請求項3または4に記載のカッティングヘッド付きインクジェットプリンタ。
  6. 前記第2センサは、前記第1センサに対して前記主走査方向に移動可能に構成されている、請求項1から5のいずれか一項に記載のカッティングヘッド付きインクジェットプリンタ。
  7. 前記載置台は、前記記録媒体が載置される載置面と、前記載置面に形成された複数の吸引孔と、前記吸引孔と連通する内部空間とを有し、
    前記内部空間に負圧を発生させる負圧発生装置を備え、
    前記第1センサおよび前記第2センサは、複数の前記吸引孔より前記副走査方向の前記下流側に配置されている、請求項1から6のいずれか一項に記載のカッティングヘッド付きインクジェットプリンタ。
  8. 記録媒体が載置される載置台と、
    前記載置台に載置された前記記録媒体を切断するカッターを有し、主走査方向に移動可能なカッティングヘッドと、
    前記載置台より上方に配置され、前記記録媒体を押さえる一対のサイドピンチローラと、
    前記載置台より上方かつ前記一対のサイドピンチローラの間に設けられ、前記記録媒体を押さえる少なくとも一つのセンターピンチローラと、
    前記主走査方向に並び、前記サイドピンチローラおよび前記センターピンチローラの下方に配置され、前記サイドピンチローラとの間および前記センターピンチローラとの間に前記記録媒体を挟んで前記記録媒体を前記主走査方向と直交する副走査方向の上流側から下流側に向けて移動させる複数の駆動ローラと、
    前記駆動ローラを制御する制御装置と、
    前記駆動ローラより前記副走査方向の前記下流側かつ前記載置台に配置され、前記記録媒体の前記副走査方向の前記下流側の端部を検出する第1センサと、
    前記駆動ローラより前記副走査方向の前記下流側かつ前記第1センサよりも前記主走査方向の一方側かつ前記載置台に配置され、前記記録媒体の前記副走査方向の前記下流側の端部を検出する第2センサと、とを備え、
    前記第1センサおよび前記第2センサは、前記副走査方向に関して同じ位置に配置されている、カッティング装置。
  9. 前記第1センサおよび前記第2センサは、前記制御装置に接続され、
    前記制御装置は、前記第1センサおよび前記第2センサのいずれか一方が他方よりも先に前記記録媒体の前記副走査方向の前記下流側の端部を検出したとき、前記記録媒体が斜行していることを通知する通知部を備えている、請求項8に記載のカッティング装置。
  10. 前記載置台に載置された前記記録媒体の前記主走査方向の一方側の端部および他方側の端部を検出する第3センサを備え、
    前記制御装置は、
    所定の画像が印刷される前の前記記録媒体の前記主走査方向の長さである印刷前長さと、前記所定の画像の周囲に設定されかつ前記カッターによって切断されるカット線のカットデータと、を記憶する記憶部と、
    前記所定の画像の印刷が完了した前記記録媒体の前記主走査方向の前記一方側の端部および前記他方側の端部の位置情報に基づいて、前記所定の画像の印刷が完了した前記記録媒体の前記主走査方向の長さである印刷後長さを算出する算出部と、
    前記印刷前長さと前記印刷後長さとに基づいて、前記記録媒体の伸縮率を決定する決定部と、
    前記伸縮率に基づいて前記カットデータを補正し、補正後カットデータを作成する作成部と、
    前記補正後カットデータに基づいて前記記録媒体を切断するように前記カッティングヘッドおよび前記駆動ローラを制御するカット制御部と、を備えている、請求項8または9に記載のカッティング装置。
  11. 前記載置台に載置された前記記録媒体の前記主走査方向の一方側の端部および他方側の端部を検出する第3センサを備え、
    前記制御装置は、
    所定の画像が印刷される前の前記記録媒体の前記主走査方向の長さである印刷前長さと、前記所定の画像の周囲に設定されかつ前記カッターによって切断されるカット線のカットデータと、を記憶する記憶部と、
    前記第1センサが前記第2センサよりも先に前記記録媒体の前記副走査方向の前記下流側の端部を検出したとき、前記第1センサが前記記録媒体の前記副走査方向の前記下流側の端部を検出してから前記第2センサが前記記録媒体の前記副走査方向の前記下流側の端部を検出するまでに、前記記録媒体が前記副走査方向に移動した量に基づいて、前記記録媒体の斜行角度を算出する斜行角度算出部と、
    前記所定の画像の印刷が完了した前記記録媒体の前記主走査方向の前記一方側の端部および前記他方側の端部の位置情報および前記斜行角度に基づいて、前記所定の画像の印刷が完了した前記記録媒体の前記主走査方向の長さである印刷後長さを算出する算出部と、
    前記印刷前長さと前記印刷後長さとに基づいて、前記記録媒体の伸縮率を決定する決定部と、
    前記伸縮率および前記斜行角度に基づいて前記カットデータを補正し、補正後カットデータを作成する作成部と、
    前記補正後カットデータに基づいて前記記録媒体を切断するように前記カッティングヘッドおよび前記駆動ローラを制御するカット制御部と、を備えている、請求項8または9に記載のカッティング装置。
  12. 前記主走査方向に移動可能に設けられ、前記第3センサが搭載されるキャリッジと、
    前記主走査方向に延びかつ前記載置台に設けられ、平面視で、前記第3センサの移動軌跡と重なる反射部材と、を備えている、請求項10または11に記載のカッティング装置。
  13. 前記第2センサは、前記第1センサに対して前記主走査方向に移動可能に構成されている、請求項8から12のいずれか一項に記載のカッティング装置。
  14. 前記載置台は、前記記録媒体が載置される載置面と、前記載置面に形成された複数の吸引孔と、前記吸引孔と連通する内部空間とを有し、
    前記内部空間に負圧を発生させる負圧発生装置を備え、
    前記第1センサおよび前記第2センサは、複数の前記吸引孔より前記副走査方向の前記下流側に配置されている、請求項8から13のいずれか一項に記載のカッティング装置。
  15. 記録媒体が載置される載置台と、
    前記載置台に載置された前記記録媒体にインクを吐出し、主走査方向に移動可能なインクヘッドと、
    前記載置台より上方に配置され、前記記録媒体を押さえる一対のサイドピンチローラと、
    前記載置台より上方かつ前記一対のサイドピンチローラの間に設けられ、前記記録媒体を押さえる少なくとも一つのセンターピンチローラと、
    前記主走査方向に並び、前記サイドピンチローラおよび前記センターピンチローラの下方に配置され、前記サイドピンチローラとの間および前記センターピンチローラとの間に前記記録媒体を挟んで前記記録媒体を前記主走査方向と直交する副走査方向の上流側から下流側に向けて移動させる複数の駆動ローラと、
    前記駆動ローラを制御する制御装置と、
    前記駆動ローラより前記副走査方向の前記下流側かつ前記載置台に配置され、前記記録媒体の前記副走査方向の前記下流側の端部を検出する第1センサと、
    前記駆動ローラより前記副走査方向の前記下流側かつ前記第1センサよりも前記主走査方向の一方側かつ前記載置台に配置され、前記記録媒体の前記副走査方向の前記下流側の端部を検出する第2センサと、とを備え、
    前記第1センサおよび前記第2センサは、前記副走査方向に関して同じ位置に配置されている、インクジェットプリンタ。
  16. 前記第1センサおよび前記第2センサは、前記制御装置に接続され、
    前記制御装置は、前記第1センサおよび前記第2センサのいずれか一方が他方よりも先に前記記録媒体の前記副走査方向の前記下流側の端部を検出したとき、前記記録媒体が斜行していることを通知する通知部を備えている、請求項15に記載のインクジェットプリンタ。
  17. 前記第2センサは、前記第1センサに対して前記主走査方向に移動可能に構成されている、請求項15または16に記載のインクジェットプリンタ。
  18. 前記載置台は、前記記録媒体が載置される載置面と、前記載置面に形成された複数の吸引孔と、前記吸引孔と連通する内部空間とを有し、
    前記内部空間に負圧を発生させる負圧発生装置を備え、
    前記第1センサおよび前記第2センサは、複数の前記吸引孔より前記副走査方向の前記下流側に配置されている、請求項15から17のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ。
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