JP2013216059A - 印刷制御装置、印刷制御方法及びプログラム - Google Patents

印刷制御装置、印刷制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】印刷媒体を無駄にせず、かつ印刷録媒体上の汚れ等の不良部分が画像と重ならないようにすること。
【解決手段】印刷媒体の幅方向において、印刷媒体の不良部分を除いた領域を印刷可能領域として設定し、当該印刷可能領域に画像を印刷させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、印刷媒体上に画像を印刷させる印刷制御装置、印刷制御方法及びプログラムに関する。
ロール紙等の連続シートに画像を印刷するプリンタが知られている。印刷に用いられるロール紙等の連続シートにおいて、連続シートの製造過程等で付着した汚れが生じていたりした場合、印刷結果の品質を損なうことになる。
そこで、特許文献1では、ロール紙表面に付着する汚れに対し、給紙時に、セットされているロール紙用紙のロール厚から、表面1周分の外径を自動的に割り出し、その長さの分だけ、ロール紙を引き出し、カットする。これによって、表面に付着している汚れ箇所を除去することができる。
特開2000−289904号公報
しかし、上記従来技術では、セットされているロール紙1周分を画一的にカットするので、本来切断不要な箇所まで、切断することがあり、この結果、用紙を無駄にしているという問題がある。即ち、たとえばロール紙幅より狭い幅の画像を印刷させる場合、汚れ箇所と重ならないように印刷すればそのロール紙を無駄にせずに使用できるにも拘わらず、従来、それを無駄にしていた。
本発明は、上述の問題点に鑑みなされたものであり、印刷媒体を無駄にせず、かつ印刷録媒体上の汚れ等の不良部分が画像と重ならないようにすることができる印刷制御装置、印刷制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の印刷制御装置は、印刷媒体に画像を印刷させる印刷制御装置であって、印刷媒体の不良部分を特定する特定手段と、印刷媒体の幅方向において上記特定手段により特定された不良部分を除いた領域を、印刷可能領域として設定する設定手段と、上記設定手段が設定した印刷可能領域に、画像を印刷させる印刷制御手段とを有する。
本発明によれば、印刷媒体を無駄にせず、かつ印刷録媒体上の汚れ等の不良部分が画像と重ならないようにすることができるという効果を奏する。
本発明の実施形態の一例である印刷装置1の全体概略構成の斜視図である。 ロール紙検出部60の模式図である。 印刷装置1の構成を示すブロック図である。 ロール紙上の汚れの位置を検知する動作の説明図である。 印刷JOBを受信し処理する動作を示す。
図1は、本発明の印刷制御装置の実施形態の一例である印刷装置1の全体の概略構成を示す斜視図である。
印刷装置1は、インクジェット印刷装置であり、ロール紙ホルダ部10と、画像形成部20と、排紙部30とを有する。
ロール紙ホルダ部10は、ロール状のロール紙Prを回転可能に保持し、ロール紙Prをスプール軸11及び一対のスプールフランジ12L、12Rによって回転自在に保持され、スプール軸11の両端は、スプール軸受部13L、13Rで受ける。なお、ロール紙の交換作業を容易に行うために、スプール軸受部13L、13Rの手前には、スライド用のスロープが設けられ、作業者は、このスロープに沿ってロール紙を脱着する。ロール紙の下部には、作業者が画像形成部20までロール紙を送り込む際に、これをサポートするセットマーク31aが設けられている。作業者はロール紙をセットマーク31aに合わせてセットした後、ロール紙カバー31を閉じる(図中、内部の説明のためロール紙カバー31は一部省略した形で示している)。
画像形成部20は、ロール紙ホルダ部10から送り出されたロール紙を保持しながら画像形成し、LFローラ21と、ピンチローラ22と、プラテン23と、キャリッジ40とを有する。
LFローラ21は、画像形成時にロール紙を所定量搬送するためのローラである。ピンチローラ22は、所定加圧力Fによって、ロール紙を付勢しつつ従動回転するピンチローラであり、複数個、設けられている。プラテン23は、吸引孔23aによってロール紙を吸引しつつ平面状に保持する。キャリッジ40は、記録ヘッド41を保持し、紙搬送方向Y(これを「副走査」と呼ぶ)と直角方向Xに、往復走査する(これを「主走査」と呼ぶ)。
記録ヘッド41は、周知のインクジェット方式であり、これを保持するキャリッジ40の主走査方向の往復移動動作に同期して、生成された画像データに基づいたヘッド駆動信号に応じて、複数のノズルからのロール紙にインク滴を付与し、画像を記録(形成)する。ロール紙へ画像形成する場合、LFローラ21による所定量搬送と、キャリッジ40による走査を伴う記録ヘッド41による記録とを、交互に繰り返しながらロール紙上に所定サイズの画像を記録する。また、キャリッジ40の左端には、主走査方向−X(左→右)に走行しながらロール紙を切断するカッターユニット50が着脱自在に設けられている。キャリッジ40の左端には、ロール紙検出部60が設けられている。
画像形成後のロール紙は、排紙部30から印刷装置1の外に排出される。排紙部30は、図中、キャリッジ40を覆う、図中、開いた状態のカバーを閉じたときに生じる隙間に相当する。
次に、ロール紙検出部60について説明する。図2は、ロール紙検出部60の模式図である。
ロール紙検出部60は、ロール紙Prを検出する反射型光学式センサであり、発光部61と受光部62とを有する。発光部61は、発光ダイオード(LED)等で構成され、ロール紙Prの表面に光を照射する。受光部62は、フォトトランジスタ(またはフォトダイオード)等で構成され、ロール紙Prからの反射光を検出する。ロール紙検出部60は、この反射光の状態に応じてロール紙Prを検出する。
また、ロール紙検出部60は、ロール紙Prの表面(画像形成面)の色の濃度を読み取ることができ、ロール紙Prの白レベルを所定の方法により補正した後に、画像形成前のロール紙Prの色の濃度を読み取る。そして、この読み取った色の濃度のレベルが、予め設定した閾値を超えていれば、その部分に汚れが存在していると判断する。
図3は、印刷装置1の構成を示すブロック図である。
制御部100は、CPUを含み、所定のプログラム等に従って印刷装置1の全体を制御する。I/F(インタフェース)部104は、ホストコンピュータに接続される。ホストコンピュータからI/F部104を介してコマンド及び画像データを含む印刷JOBが送られ、このコマンドに応じて、印刷装置1が動作することによって、画像データに応じた画像の印刷がロール紙上へ行われる。ホストコンピュータには印刷装置1に印刷を実行させるためのプリンタドライバがインストールされているものとする。プリンタドライバは、アプリケーション等で生成された画像データを、印刷装置1が解釈可能な形式に変換する。また、プリンタドライバは印刷品位の指定、印刷対象の画像データの画像サイズの指定、使用すべき用紙の指定等を行う。また、印刷装置1の情報をホストコンピュータへコマンドで送ることによって、印刷装置1の状態を通知することができる。
画像処理部101は、I/F部104を介して送られてくる印刷JOBに含まれる多値画像データに関してγ補正、色処理、拡大/縮小処理、2値化等を行う画像処理部である。また画像処理部101は必要に応じて画像データが表す画像を90度単位で回転させる処理を施すことが可能である。画像処理部101における処理の最終段で、記録ヘッド41(ヘッド部108)の各ノズルに対応したドットパターンに展開されたドットデータは、メモリ部106に一旦、蓄積される。
メカ駆動部103は、画像形成部20に含まれるキャリッジ40、ロール紙搬送機構などの機械的動作の駆動制御を行う。
メモリ部106は、制御部100がプログラムを実行する際のワーク領域として使用される。またメモリ部106は、少なくとも記録ヘッド41が主走査方向に1回スキャンして記録するために必要な1バンド分以上の画像データを格納する。メモリ部106は、印刷装置1にセットされている用紙情報等の記憶にも用いられる。メモリ部106へのデータの書込み/読み出しは、メモリコントローラ105によって行われ、メモリ部106に対してアドレス信号及び書込み/読み出しタイミング信号が生成される。また、メモリ部106からの画像(ドット)データの読み出しは、ヘッドコントローラ107からの読み出し信号に同期して行われ、読み出されたドットデータはヘッドコントローラ107に出力される。
ヘッドコントローラ107は、リニアスケールからの信号に基づいて、記録ヘッド41でのインク吐出のタイミング信号や、ヒートパルスを、制御部100の制御に基づいて生成する。
ヘッド部108は、各色インクに対応する記録ヘッド41で構成され、制御部100及びヘッドコントローラ107によって、ヒータ部を加熱し、インクを吐出することによってロール紙面上へ画像記録する。
次に、印刷装置1にロール紙Prがセットされた後に、画像形成前にロール紙Prの印刷可能領域を特定するまでの動作について説明する。
図4は、用紙をセットしたときに、汚れの位置を検知する動作を説明するための図である。図中、上部が本体正面側(図1の正面側)、即ちロール紙の排紙部30側の先端を示す。
先ず、作業者は、解除レバー(不図示)によってピンチローラ22の押さえを解除し、ロール紙Prを画像形成部20まで送り込む。ロール紙Prの右端をロール紙カバー31のセットマーク31aに合わせて、解除レバーによってピンチローラ22をONする。この動作を起点として、ロール紙検出部60によるロール紙検知動作が開始される。
検知動作時間を短縮するために、キャリッジ40の待機位置(これを「ホームポジション」と呼ぶ)に近い側を右、遠い側を左とした場合、ロール紙Prの右→左への検知動作とする。しかし、ホームポジションが左右逆の場合は、左→右の検知動作とする。
ロール紙がセットされると、紙右先頭位置Aを検知する動作から開始する。キャリッジ40が+X方向に移動し、ロール紙検出部60が、本体正面側から見て紙右端上となる位置で停止する。ロール紙検出部60でロール紙の存在を検知しつつ、LFローラ21でロール紙Prの−Y方向にバックフィードすることによって、紙右先頭位置Aを検知する。
次に、ロール紙Prの幅Wを検知する。始めに、ロール紙Prを後述する汚れ検知範囲L+1ライン、+Y方向へフィードさせた後に、キャリッジ40を+X方向へ移動させるとともに、ロール紙検出部60を用いて、ロール紙Prの両端部を検出する。そして、X方向に対する差分(ロール紙Prの両端部におけるX方向のそれぞれの位置の差)に基づいて、ロール紙Prの幅Wを検出する。汚れ検知範囲Lを、任意に設定することができ、本実施例では、印字装置に取り付け可能な最大ロール外周の長さを、汚れ検知範囲Lとしている。また、ロール紙Prの幅Wを検出するときに、同時に、ロール紙検出部60の白レベル補正を行うために、ロール紙Prの空白部分を読み取っておく。なお、ロール紙の幅Wは、上述の方法による検知に限らず、たとえば、作業者がセットしたロール紙のサイズを操作パネル102から入力し、それに基づき制御部100がWを特定するようにするなどしてもよい。
引き続き、汚れ位置を検知する動作を開始する。汚れ位置を検知する場合、1ライン毎のキャリッジ40、及びロール紙検出部60のロール紙Prの表面スキャン操作と、1ライン検出後の−Y方向への1ライン分移動を繰り返す。汚れ検知範囲L分、全ラインの表面を検知する。
具体的には、上記紙右先頭位置Aを検知した後に、再び、ロール紙Prを汚れ検知範囲Lまで+Y方向にフィードさせ、その位置から、キャリッジ40を+X方向に移動させつつ、ロール紙検出部60を用いてロール紙表面の汚れを検知する。このときに、ロール紙検出部60がロール紙Prの端部に到達すると、−Y方向に1ライン分、フィードした後に、キャリッジ40を−X方向に移動させつつ、ロール紙検出部60を用いて、次の1ラインのロール紙Prの表面をスキャンする。この動作を繰り返し、ロール紙Prが紙右先頭位置AのY位置に到達した後に、汚れ位置検知動作を終了する。なお、この汚れ位置の検知において、ロール紙Prの幅Wの検知時に行った白レベル補正を参考にしつつ、濃度が予め設定した閾値を超えたロール紙Prの表面位置を、汚れ位置として検出し、メモリ部106に記録する。
汚れ位置をメモリ部106に記録する手順は、印刷可能領域の検知とともに、ロール紙Prの用紙幅Wの中心(W/2)の位置に対して、主走査方向±Xそれぞれ最も近い距離2点(X1,X2)の汚れ位置のみを記憶する。そして、紙右先頭位置A位置から搬送方向Yに対して、最も遠くに位置する汚れ位置(Y1)のみを記録し、この(X1,Y1)、(X2,Y1)で囲まれた範囲を、印刷可能領域として検知し、設定する。なお、用紙の幅Wの中心(W/2)の位置に汚れがあれば、中心位置から、±X方向に最も遠い汚れ位置側へ、中心を移動するようにしてもよく、または、印刷可能領域は無いと判断するようにしてもよい。また、個々の汚れ位置を、X、Yの座標等で特定するようにしてもよい。
以上の一連の検知動作が終了すると、ロール紙Prは、待機位置まで−Y方向にバックフィードし停止し、キャリッジも待機位置まで−X方向に移動して停止し、待機状態となる。なお、汚れ検知は上述の方法に限るものではなく、たとえば作業者が操作パネル102から汚れ位置を特定するための情報(B、Cの位置など)を入力し、それに基づき制御部100が汚れ位置を特定するようにしてもよい。また、汚れ検知は、ロール紙がセットされたときに行うばかりでなく、受け付けた印刷JOBの実行を行うべきタイミングで画像形成前に行うようにしてもよい。
次に、印刷JOBを受信し処理する一連の処理について説明する。
図5は、印刷JOBを受信し処理する一連の動作を示すフローチャートである。このフローチャートは制御部100がメモリ部106に記憶されているプログラムを実行することによりなされる処理を示す。
まず、S101で、I/F部104を介して印刷JOBを受信し、S102では、JOBで指定された印刷品位を判定する。上記印刷品位は、ホストコンピュータのプリンタドライバにおいて指定される。つまり、特定手段によって特定された不良部分と印刷対象の画像とが重ならないように印刷させるか否かを選択する。
品位の指定が、予め定められた値(本実施例では高品位として説明する)でなければ、S106で、ロール紙Prの先頭から汚れが検知されていても、いなくても、印刷を行なう。
なお、上記のように、今回の印刷JOBに基づく画像形成に先立って、ロール紙検出部60は、画像形成前のロール紙Prの印刷面を読み取る。そして、ロール紙Prの幅方向の端部近傍における汚れが検出された場合、その汚れを除いた領域が、印刷可能領域として設定される。印刷可能領域は、図4に示すようにロール紙の端部近傍に汚れがあった場合、ロール紙幅より小さい幅の領域が設定される。図4ではロール紙の両端に汚れが検出された場合の例を示しているが、汚れがロール紙の片側のみに検知された場合、汚れが検知された側のみが印刷可能領域から除外される。
この状況において、S102で、品位の指定が、予め定められた値(高品位)であれば、S103では、JOBで指定された画像サイズと、ロール紙Prをセットしたときに設定した印刷可能領域のサイズとを比較する。ここでは、JOBで指定された画像サイズの縦サイズ(Y方向のサイズ)または横サイズ(X方向のサイズ)のいずれかが印刷可能領域の幅方向のサイズ(X方向のサイズ)より小さいかを判断する。これは印刷装置1が画像の回転機能を有しているため、画像を回転させることによって印刷可能領域の幅内に収めることが可能になることがあるためである。なお、印刷装置1が画像の回転を行えない場合、画像データと印刷可能領域のX方向のサイズ同士を比較する。印刷可能領域のサイズよりも、JOB指定の画像サイズが小さければ、S104で、画像のX方向の印刷開始位置をX1とし、X1までキャリッジ40を移動させ、印刷を開始する。このとき、印刷開始位置が、X方向に自動的に移動するので、操作パネル102において、印刷位置を移動した旨をユーザに報知する。なお、このように印刷開始位置をX方向にシフトさせた場合、ロール紙を作業者にY方向に切断してもらう必要があるので、切断位置を示す線画像等を印刷するようにしてもよい。
また、S103で、印刷可能領域のサイズよりも、JOB指定の画像サイズが大きいと判断された場合、S105で、汚れ検知位置のY方向の後端であるY1まで、ロール紙Prをフィードする。そして、キャリッジ40を移動させ、カッターユニット50を用いて、汚れ部分をカットした後に、印刷を開始する。このとき、ロール紙の汚れ部分をカットするのに代えて、単に当該部分をスキップして印刷を行うようにしてもよい。この場合、後に手動操作に従って当該部分をカットすることになる。
上記実施例において、JOBで指定された印刷品位が高品位である場合に汚れを避けた印刷を行うものとしたが、直接、汚れを避けた印刷の指示を行ったり、このような判断を行うことなく汚れを避けた印刷を行わせるようにしてもよい。
また、以上の実施例ではホストコンピュータから受信した印刷JOBに基づく印刷を行う例について説明したが、これに限らず、たとえばスキャナを設けてスキャナによって原稿の画像を読み取って得た画像データに基づく画像を印刷する場合にも適用可能である。また画像の記録に用いる印刷媒体はロール紙等の連続シートに限らず、予め所定サイズにカットされたカットシートにも適用可能である。
また、以上の実施例では、印刷装置1が図5のフローチャートに従って処理を行うものとした。しかし、たとえばホストコンピュータが印刷装置1から汚れ部分の位置情報または汚れ部分を除去した印刷可能領域の情報を取得し、それに従って印刷装置1に図5のフローチャートの流れで処理を行うよう指示してもよい。この場合、ホストコンピュータが印刷制御装置として機能することになる。
また以上の実施例では、印刷媒体上の不良部分である汚れを避けて(印刷対象の画像と不良部分が重ならないように)印刷するものとした。しかし、汚れ以外、高品位な印刷を妨げるもの(印刷媒体の加工状態等の不良部分)であれば、それを避けて印刷させるようにすればよい。
また、以上の実施例は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウエア(プログラム)を、ネットワークまたは各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。また、上記のプログラムは、1つのコンピュータ(CPU、MPU等)により実行されてもよいし、または複数のコンピュータが協働することにより実行されてもよい。また、一部または全部の処理をASIC等のハードウェアによって実現してもよい。

Claims (8)

  1. 印刷媒体に画像を印刷させる印刷制御装置であって、
    印刷媒体の不良部分を特定する特定手段と;
    印刷媒体の幅方向において上記特定手段により特定された不良部分を除いた領域を、印刷可能領域として設定する設定手段と;
    上記設定手段が設定した印刷可能領域に、画像を印刷させる印刷制御手段と;
    を有することを特徴とする印刷制御装置。
  2. 上記印刷制御手段は、印刷対象の画像データが表す画像のサイズが、上記設定手段が設定した印刷可能領域のサイズよりも小さければ、当該画像データに対応する画像を上記印刷可能領域に印刷させることを特徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
  3. 上記印刷制御手段は、印刷対象の画像データが表す画像のサイズが、上記設定手段が設定した印刷可能領域のサイズよりも大きければ、印刷媒体の長さ方向において上記特定手段が特定した不良部分をスキップして当該画像データに対応する画像を印刷させることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷制御装置。
  4. 上記印刷制御手段に上記特定手段により特定された不良部分と印刷対象の画像とが重ならないように印刷させるか否かを選択する選択手段を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
  5. 上記印刷制御手段は、印刷媒体の長さ方向における切断位置を特定する画像を印刷させることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
  6. 印刷媒体を読み取る読取手段を有し、上記特定手段は上記読取手段による読取結果に基づき不良部分を特定することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
  7. 印刷媒体に画像を印刷させる印刷制御方法であって、
    印刷媒体の不良部分を特定する特定工程と;
    印刷媒体の幅方向において上記特定工程において特定された不良部分を除いた領域を、印刷可能領域として設定する設定工程と;
    上記設定工程で設定された印刷可能領域に、画像を印刷させる印刷制御工程と;
    を有することを特徴とする印刷制御方法。
  8. 請求項7に記載の印刷制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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JP2021102347A (ja) * 2018-04-06 2021-07-15 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 インクジェット記録装置及び印刷方法

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