JP2020081390A - 物品収納具 - Google Patents

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圭 守田
Kei Morita
圭 守田
尚幸 前川
Naoyuki Maekawa
尚幸 前川
彬弘 山中
Akihiro Yamanaka
彬弘 山中
宜広 寺本
Yoshihiro Teramoto
宜広 寺本
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Abstract

【課題】ノートPC等の比較的大きな物品と文房具等の比較的小さな物品とを別々に収納して一緒に持ち運ぶことができる物品収納具を提供する。【解決手段】第一開口10A及び第一収納空間10Bを有する第一箱体10と、第二収納空間20Bを有する第二箱体20と、を備える物品収納具1である。第一底面部及び第一側面部12で第一収納空間10Bを形成し、第一底面部から第一開口10Aを経て外方へと延在して第一収納空間10Bを仕切る仕切部材14を第一底面部に取り付け、仕切部材14のうち第一開口10Aから外方に突出した部分14Aに把持部を設ける。第二底面部及び第二側面部22で第二収納空間20Bを形成し、仕切部材14のうち把持部を含む部分を挿通させる挿通孔21Aを第二底面部に設ける。【選択図】図2

Description

本発明は、物品収納具に関する。
従来より、種々の物品を収納するための物品収納具が提案され、実用化されている。例えば現在においては、上部が開口した箱状のファイルボックスであって、折り畳み可能な本体部と、この本体部内に着脱自在に設けられる折り畳み可能な仕切部と、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。かかるファイルボックスを採用すると、仕切部が本体部に対して着脱自在とされ、本体部及び仕切部が折り畳み可能となっているため、運搬や保管に際して仕切部を本体部から外し双方を折り畳んだ状態とすることにより省スペース化が可能となる、とされている。
実用新案登録第3105241号公報
しかし、特許文献1に記載されたような従来の物品収納具は、A4サイズのノートPCやファイル等の比較的大きい物品を収納するように構成されていることから、文房具等の比較的小さい物品をファイル等の比較的大きい物品と一緒に持ち運びたいときに使用し難いという問題があった。また、特許文献1に記載されたような従来の物品収納具は、上部が開口するように構成されているため、運搬中に衝撃を受けたり傾斜したりした場合に内部に収納された物品が外部に飛散する虞がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、ノートPC等の比較的大きい物品と、文房具等の比較的小さい物品と、を別々に収納して一緒に持ち運ぶことができる物品収納具を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明に係る物品収納具は、第一開口及び第一開口に連なる第一収納空間を有する第一箱体と、第二開口及び第二開口に連なる第二収納空間を有する第二箱体と、を備えるものであって、第一収納空間は、第一底面部と、第一底面部の側方に設けられた第一側面部と、から形成され、第一底面部には、第一底面部に対して略垂直な方向に第一底面部から第一開口を経て外方へと延在するように構成されて第一収納空間を仕切る仕切部材が取り付けられており、仕切部材のうち第一開口から外方に突出した部分には、使用者によって把持される把持部が設けられており、第二収納空間は、第二底面部と、第二底面部の側方に設けられた第二側面部と、から形成され、第二底面部には、仕切部材のうち少なくとも把持部を含む部分を挿通させる挿通孔が設けられており、第一箱体の把持部を含む部分を第二箱体の挿通孔に挿通させて把持部を第二収納空間に突出させた状態で、第二箱体が第一箱体の第一開口に取り付けられるものである。
かかる構成を採用すると、第一箱体及び第二箱体の双方の収納空間に別々に物品を収納することができる。例えば、第一箱体の第一収納空間には、比較的大きい物品(例えばA4サイズのノートPCやクリアファイル等)を収納する一方、第二箱体の第二収納空間には比較的小さい物品(例えばペン等の文房具)を収納することができる。そして、第一箱体の第一底面部に取り付けられた仕切部材のうち少なくとも把持部を含む部分を第二箱体の第二底面部の挿通孔に挿通させて第一箱体の把持部を第二箱体の第二収納空間に突出させた状態で、第二箱体を第一箱体の第一開口に取り付けることができる。このため、使用者は、第二箱体の第二開口から第二収納空間に手を入れて把持部を把持することができ、第一箱体と第二箱体とを一体的に持ち運ぶことができる。この際、第二箱体を、第一箱体の第一開口を塞ぐ蓋体として機能させることができるため、第一箱体の第一収納空間に収納した物品が外部に飛散することを防止することができる。
本発明に係る物品収納具において、第二箱体の第二底面部の裏面は、第二箱体を第一箱体の第一開口に取り付ける際に第一開口を形成する縁部の端面に当接するように平面視で第一開口よりも広い面積を有することができる。かかる場合において、第二底面部の裏面に、第二収納空間と反対側に突出する突出部を設けることができる。この突出部は、第二箱体を第一箱体の第一開口に取り付ける際に第一開口に嵌合するように平面視で第一開口と略同一の面積を有することができる。
かかる構成を採用すると、第二箱体を第一箱体の第一開口に取り付ける際に、第二箱体の第二底面部の裏面に設けられた突出部を第一箱体の第一開口に嵌合させて、突出部を第一開口の内側に位置させることができる。従って、第一箱体の第一開口の形状を維持することができ、第一箱体の第一側面部が内側に湾曲することを抑制することができる。
本発明に係る物品収納具において、第二底面部の挿通孔を形成する縁部のうち第一箱体の仕切部材が挿入される側の縁部は、曲面形状を有することができる。
かかる構成を採用すると、第二箱体の第二底面部の挿通孔を形成する縁部のうち第一箱体の仕切部材が挿入される側の縁部が曲面形状を有しているため、仕切部材を挿通孔に挿入する際に、仕切部材の先端が挿通孔の縁部に引っ掛かることを抑制することが可能となる。
本発明に係る物品収納具において、仕切部材のうち第一底面部に取り付けられる部分の厚さを、他の部分の厚さよりも厚くすることができる。
かかる構成を採用すると、仕切部材のうち第一底面部に取り付けられる部分の厚さが他の部分の厚さよりも厚くされているため、仕切部材を第一底面部に対して比較的強固に取り付けることができ、仕切部材の立位状態を安定させることが可能となる。
本発明に係る物品収納具において、平面視略矩形状を呈する板状の一つの第一底面部と、板状の四つの第一側面部と、を有する第一箱体を採用し、第一底面部及び第一側面部の少なくとも内面を不織布により構成することができる。かかる場合において、第一箱体は、第一開口を鉛直上方に向けて第一箱体を配置したときに第一底面部及び第一側面部を鉛直下方から支持する平面視略矩形状の底面支持部と、底面支持部の四隅付近から第一開口側へと延在して第一側面部同士の繋ぎ目の角部に配置される角フレーム部と、が一体的に連接されてなるフレーム部材を有することができる。
かかる構成を採用すると、第一開口を鉛直上方に向けて第一箱体を配置したときに、底面支持部及び角フレーム部を有するフレーム部材によって第一底面部及び第一側面部を支持することができる。従って、第一箱体の形状を維持することが可能となる。また、第一箱体の第一底面部及び第一側面部の少なくとも内面が不織布により構成されているため、第一箱体の第一収納空間に収納した物品の損傷を防ぐことが可能となる。
本発明に係る物品収納具において、フレーム部材は、底面支持部の各辺に沿って角フレーム部の間に形成された底フレーム部を有することができる。かかる場合において、隣接する少なくとも一対の角フレーム部と、これら一対の角フレーム部の間に配置される底フレーム部と、に紙片を挿入可能なスリットを形成することができる。
かかる構成を採用すると、隣接する少なくとも一対の角フレーム部と、これら一対の角フレーム部の間に配置される底フレーム部と、に紙片を挿入可能なスリットを形成しているため、角フレーム部間の寸法を特定の紙片(例えば名刺)の幅に対応させて設定することにより、特定の紙片をこれらスリットに挿入して支持することができる。この際、底フレーム部のスリット及び二つの角フレーム部のスリットによって特定の紙片の三辺を安定的に支持することが可能となる。
本発明によれば、ノートPC等の比較的大きな物品と、文房具等の比較的小さな物品と、を別々に収納して一緒に持ち運ぶことができる物品収納具を提供することが可能となる。
本発明の実施形態に係る物品収納具(第二箱体を第一箱体に取り付けた状態)の斜視図である。 本発明の実施形態に係る物品収納具(第二箱体を第一箱体から取り外した状態)の斜視図である。 本発明の実施形態に係る物品収納具の平面図である。 本発明の実施形態に係る物品収納具の底面図である。 本発明の実施形態に係る物品収納具の正面図である。 本発明の実施形態に係る物品収納具の側面図である。 本発明の実施形態に係る物品収納具の断面図(図5のVII-VII部分の断面図)である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態はあくまでも好適な適用例であって、本発明の適用範囲がこれに限定されるものではない。
まず、図1〜図7を用いて、本発明の実施形態に係る物品収納具1の構成について説明する。本実施形態に係る物品収納具1は、図1及び図2に示すように、比較的大きな物品を収納するように構成された第一箱体10と、比較的小さな物品を収納するように構成された第二箱体20と、を備えている。
第一箱体10は、図1、図2、図5〜図7に示すように、比較的底の深い略直方体状の容器であり、A4サイズのノートPCやクリアファイル等の比較的大きい物品を収納するように構成されている。第一箱体10は、物品の収納口となる第一開口10Aと、第一開口10Aに連なる第一収納空間10Bと、を有している。第一収納空間10Bは、第一底面部11と、第一底面部11の側方に設けられた第一側面部12(12A、12B)と、から形成された空間である。
本実施形態においては、図4に示すように、長辺11A及び短辺11Bを有し平面視略矩形状を呈する板状の一つの第一底面部11を採用している。また、本実施形態においては、第一底面部11の長辺11Aに連接される比較的広い面積を有する板状の二つの第一側面部12Aと、第一底面部11の短辺11Bに連接される比較的狭い面積を有する板状の二つの第一側面部12Bと、を採用している。本実施形態における第一底面部11及び第一側面部12は、比較的厚手(例えば厚さ1〜2mm)の不織布により構成されており、自立可能な剛性を有している。なお、第一底面部11及び第一側面部12は、不織布以外の材料(例えば、軟質合成樹脂やエラストマ等の軟質かつ自立可能な硬度を有する材料)で構成することもできる。
また、第一箱体10は、図1、図2、図4〜図6に示すように第一開口10Aを鉛直上方に向けて第一箱体10を配置したときに第一底面部11及び第一側面部12を鉛直下方から支持する平面視略矩形状の底面支持部13Aと、底面支持部13Aの四隅付近から第一開口10A側へと延在して第一側面部12同士の繋ぎ目の角部12Cに配置される角フレーム部13Bと、底面支持部13Aの各辺に沿って角フレーム部13Bの間に形成された底フレーム部13Cと、が一体的に連接されてなるフレーム部材13を有している。フレーム部材13は、合成樹脂等の剛性を有する材料で構成されており、第一底面部11及び第一側面部12を下方及び側方から支持して第一箱体10の形状を維持するように機能する。
フレーム部材13のうち、図1、図2、図6に示すように、比較的狭い面積を有する第一側面部12Bを挟む隣接する一対の角フレーム部13Bと、これら一対の角フレーム部13Bの間に配置される底フレーム部13Cと、には、紙片を挿入可能なスリット13Dが形成されている。本実施形態においては、比較的狭い面積を有する第一側面部12Bを挟む一対の角フレーム部13B間の寸法を名刺NCの幅に対応させて設定することにより、名刺NCをこれらスリット13Dに挿入して支持することができるようになっている。この際、底フレーム部13Cのスリット13D及び二つの角フレーム部13Bのスリット13Dによって名刺NCの三辺を安定的に支持することが可能となる。
フレーム部材13の底面支持部13Aには、図7に示すように、底面支持部13A(第一底面部11)に対して略垂直な方向に第一底面部11から第一開口10Aを経て外方へと延在するように構成されて第一収納空間10Bを仕切る仕切部材14が固定されている。仕切部材14は、フレーム部材13と同様に合成樹脂等の剛性を有する材料で構成されている。仕切部材14のうち第一開口10Aから外方に突出した部分14Aには、図1、図2、図5に示すように、使用者によって把持される把持部として機能する開口部15が設けられている。仕切部材14のうち底面支持部13Aに固定される部分14Bの厚さは、図7に示すように、他の部分の厚さよりも厚くされている。なお、本実施形態においては、フレーム部材13の底面支持部13Aに仕切部材14を固定し、第一底面部11には仕切部材14を挿通させる挿通孔を形成した例を示したが、フレーム部材13を省き、第一底面部11に仕切部材14を固定することもできる。
本実施形態においては、図2及び図7に示すように、比較的広い面積を有する第一側面部12Aに略平行に延在する仕切部材14を第一収納空間10Bの幅方向略中央部に配置することにより、第一収納空間10Bを幅方向において二分している。これにより、比較的広い面積を有する物品(例えばA4サイズのノートPCやクリアファイル等)を、二分した各空間に収納することが可能となる。なお、仕切部材14の位置は、第一収納空間10Bの幅方向略中央部に限られるものではなく、どちらか一方の第一側面部12Aに寄せて仕切部材14を配置してもよい。また、比較的広い面積を有する第一側面部12Aに平行な仕切部材14を採用する代わりに、比較的狭い面積を有する第一側面部12Bに平行な仕切部材を採用することもできる。
第二箱体20は、図1〜図3、図5〜図7に示すように、比較的底の浅い略直方体状の容器であり、ペンや消しゴム等の比較的小さい物品を収納するように構成されている。第二箱体20は、物品の収納口となる第二開口20Aと、第二開口20Aに連なる第二収納空間20Bと、を有している。第二収納空間20Bは、第二底面部21と、第二底面部21の側方に設けられた第二側面部22と、から形成された空間である。本実施形態における第二箱体20の第二底面部21及び第二側面部22は、合成樹脂等の剛性を有する材料によって構成されている。
第二箱体20の第二底面部21には、図3、図7に示すように、第一箱体10の仕切部材14のうち開口部(把持部)15を含む部分を挿通させる挿通孔21Aが設けられている。これにより、図1、図5、図6に示すように、第一箱体10の仕切部材14のうち開口部(把持部)15を含む部分を第二箱体20の挿通孔21Aに挿通させて開口部(把持部)15を第二収納空間20Bに突出させた状態で、第二箱体20を第一箱体10の第一開口10Aに取り付けることができるようになっている。挿通孔21Aを形成する縁部のうち仕切部材14が挿入される側の縁部21Aaは、図7に示すように曲面形状を有している。これにより、仕切部材14を挿通孔21Aに挿入する際に、仕切部材14の先端が挿通孔21Aの縁部21Aaに引っ掛かることを抑制することが可能となる。
第二箱体20の第二底面部21の裏面(第二収納空間20Bと反対側の面)21Bは、図7に示すように、第二箱体20を第一箱体10の第一開口10Aに取り付ける際に第一開口10Aを形成する縁部の端面10Aaに当接するように平面視で第一開口10Aよりも広い面積を有している。また、第二底面部21の裏面21Bには、図7に示すように、第二収納空間20Bと反対側に突出する突出部23が設けられている。突出部23は、所定厚さ及び所定高さを有する壁材が第二底面部21の裏面21Bから第一箱体10側に突出するようにかつ平面視で環状に形成されている。平面視において突出部23によって囲われる面積は、第二箱体20を第一箱体10の第一開口10Aに取り付ける際に第一開口10Aに嵌合するように、第一開口10Aと略同一の面積とされている。これにより、第二箱体20を第一箱体10の第一開口10Aに取り付ける際に、第二箱体20の第二底面部21の裏面21Bに設けられた突出部23を第一箱体10の第一開口10Aに嵌合させて、突出部23を第一開口10Aの内側に位置させることができる。従って、第一箱体10の第一開口10Aの形状を維持することができ、第一箱体10の第一側面部12が内側に湾曲することを抑制することができる。なお、本実施形態においては、環状の突出部23を採用した例を示したが、板状の突出部を採用することもできる。
次に、図1等を用いて、本実施形態に係る物品収納具1の使用方法について説明する。
まず、使用者は、A4サイズのノートPCやクリアファイル等の比較的大きい物品を第一箱体10の第一収納空間10Bに収納する一方、ペン等の比較的小さい物品を第二箱体20の第二収納空間20Bに収納する。次いで、使用者は、図1、図3、図5、図6に示すように、第一箱体10の仕切部材14の開口部(把持部)15を含む部分を、第二箱体20の第二底面部21に設けられた挿通孔21Aに挿通させ、第一箱体10の仕切部材14の開口部(把持部)15を第二箱体20の第二収納空間20Bに突出させた状態で、第二箱体20を第一箱体10の第一開口10Aに取り付ける。これにより、ノートPC等の比較的大きな物品と、文房具等の比較的小さな物品と、を別々に収納して一緒に持ち運ぶことができる。
以上説明した実施形態に係る物品収納具1においては、第一箱体10及び第二箱体20の双方の収納空間に別々に物品を収納することができる。例えば、第一箱体10の第一収納空間10Bには、A4サイズのノートPCやクリアファイル等の比較的大きい物品を収納する一方、第二箱体20の第二収納空間20Bには、ペンや消しゴム等の比較的小さい物品を収納することができる。そして、第一箱体10の第一底面部11に取り付けられた仕切部材14のうち開口部(把持部)15を含む部分を第二箱体20の第二底面部21の挿通孔21Aに挿通させて第一箱体10の開口部(把持部)15を第二箱体20の第二収納空間20Bに突出させた状態で、第二箱体20を第一箱体10の第一開口10Aに取り付けることができる。このため、使用者は、第二箱体20の第二開口20Aから第二収納空間20Bに手を入れて開口部(把持部)15を把持することができ、第一箱体10と第二箱体20とを一体的に持ち運ぶことができる。この際、第二箱体20を、第一箱体10の第一開口10Aを塞ぐ蓋体として機能させることができるため、第一箱体10の第一収納空間10Bに収納した物品が外部に飛散することを防止することができる。
また、以上説明した実施形態に係る物品収納具1においては、第二箱体20を第一箱体10の第一開口10Aに取り付ける際に、第二箱体20の第二底面部21の裏面21Bに設けられた突出部23を第一箱体10の第一開口10Aに嵌合させて、突出部23を第一開口10Aの内側に位置させることができる。従って、第一箱体10の第一開口10Aの形状を維持することができ、第一箱体10の第一側面部12が内側に湾曲することを抑制することができる。
また、以上説明した実施形態に係る物品収納具1においては、第二箱体20の第二底面部21の挿通孔21Aを形成する縁部のうち第一箱体10の仕切部材14が挿入される側の縁部21Aaが曲面形状を有しているため、仕切部材14を挿通孔21Aに挿入する際に、仕切部材14の先端が挿通孔21Aの縁部21Aaに引っ掛かることを抑制することが可能となる。
また、以上説明した実施形態に係る物品収納具1においては、仕切部材14のうちフレーム部材13に取り付けられる部分14Bの厚さが他の部分の厚さよりも厚くされているため、仕切部材14をフレーム部材13に対して比較的強固に取り付けることができ、仕切部材14の立位状態を安定させることが可能となる。
また、以上説明した実施形態に係る物品収納具1においては、第一開口10Aを鉛直上方に向けて第一箱体10を配置したときに、底面支持部13A及び角フレーム部13Bを有するフレーム部材13によって第一底面部11及び第一側面部12を支持することができる。従って、第一箱体10の形状を維持することが可能となる。また、第一箱体10の第一底面部11及び第一側面部12が不織布により構成されているため、第一箱体10の第一収納空間10Bに収納した物品の損傷を防ぐことが可能となる。
また、以上説明した実施形態に係る物品収納具1においては、隣接する一対の角フレーム部13Bと、これら一対の角フレーム部13Bの間に配置される底フレーム部13Cと、に紙片を挿入可能なスリット13Dを形成しているため、角フレーム部13B間の寸法を特定の紙片(例えば名刺NC)の幅に対応させて設定することにより、特定の紙片をこれらスリット13Dに挿入して支持することができる。この際、底フレーム部13Cのスリット13D及び二つの角フレーム部13Bのスリット13Dによって特定の紙片の三辺を安定的に支持することが可能となる。
本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、この実施形態に当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。すなわち、前記実施形態が備える各要素及びその配置、材料、条件、形状、サイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前記実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1…物品収納具
10…第一箱体
10A…第一開口
10Aa…第一開口を形成する縁部の端面
10B…第一収納空間
11…第一底面部
12…第一側面部
13…フレーム部材
13A…底面支持部
13B…角フレーム部
13C…底フレーム部
13D…スリット
14…仕切部材
14A…第一開口から外方に突出した部分
14B…第一底面部に取り付けられる部分
15…開口部(把持部)
20…第二箱体
20A…第二開口
20B…第二収納空間
21…第二底面部
21A…挿通孔
21Aa…第一箱体の仕切部材が挿入される側の縁部
21B…裏面
22…第二側面部
23…突出部
NC…名刺(紙片)

Claims (6)

  1. 第一開口及び前記第一開口に連なる第一収納空間を有する第一箱体と、第二開口及び前記第二開口に連なる第二収納空間を有する第二箱体と、を備える物品収納箱であって、
    前記第一収納空間は、第一底面部と、前記第一底面部の側方に設けられた第一側面部と、から形成され、
    前記第一底面部には、前記第一底面部に対して略垂直な方向に前記第一底面部から前記第一開口を経て外方へと延在するように構成されて前記第一収納空間を仕切る仕切部材が取り付けられており、
    前記仕切部材のうち前記第一開口から外方に突出した部分には、使用者によって把持される把持部が設けられており、
    前記第二収納空間は、第二底面部と、前記第二底面部の側方に設けられた第二側面部と、から形成され、
    前記第二底面部には、前記仕切部材のうち少なくとも前記把持部を含む部分を挿通させる挿通孔が設けられており、
    前記第一箱体の前記把持部を含む部分を前記第二箱体の前記挿通孔に挿通させて前記把持部を前記第二収納空間に突出させた状態で、前記第二箱体が前記第一箱体の前記第一開口に取り付けられる、物品収納箱。
  2. 前記第二箱体の前記第二底面部の裏面は、前記第二箱体を前記第一箱体の前記第一開口に取り付ける際に前記第一開口を形成する縁部の端面に当接するように平面視で前記第一開口よりも広い面積を有しており、
    前記第二底面部の前記裏面には、前記第二収納空間と反対側に突出する突出部が設けられており、
    前記突出部は、前記第二箱体を前記第一箱体の前記第一開口に取り付ける際に前記第一開口に嵌合するように平面視で前記第一開口と略同一の面積を有している、請求項1に記載の物品収納具。
  3. 前記第二底面部の前記挿通孔を形成する縁部のうち前記第一箱体の前記仕切部材が挿入される側の縁部は、曲面形状を有している、請求項1又は2に記載の物品収納箱。
  4. 前記仕切部材のうち前記第一底面部に取り付けられる部分の厚さは、他の部分の厚さよりも厚くされている、請求項1から3の何れか一項に記載の物品収納箱。
  5. 前記第一箱体は、平面視略矩形状を呈する板状の一つの前記第一底面部と、板状の四つの前記第一側面部と、を有し、
    前記第一底面部及び前記第一側面部の少なくとも内面は、不織布により構成されており、
    前記第一箱体は、前記第一開口を鉛直上方に向けて前記第一箱体を配置したときに前記第一底面部及び前記第一側面部を鉛直下方から支持する平面視略矩形状の底面支持部と、前記底面支持部の四隅付近から前記第一開口側へと延在して前記第一側面部同士の繋ぎ目の角部に配置される角フレーム部と、が一体的に連接されてなるフレーム部材を有する、請求項1から4の何れか一項に記載の物品収納具。
  6. 前記フレーム部材は、前記底面支持部の各辺に沿って前記角フレーム部の間に形成された底フレーム部を有し、
    隣接する少なくとも一対の前記角フレーム部と、これら一対の前記角フレーム部の間に配置される前記底フレーム部と、には、紙片を挿入可能なスリットが形成されている、請求項5に記載の物品収納具。
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