JP2020080659A - Qol改善剤 - Google Patents

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満智子 西岡
Machiko Nishioka
満智子 西岡
久仁衛 福ヶ迫
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久仁衛 福ヶ迫
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【課題】精神的健康、身体的健康、及び社会的健康の改善のためのQOL改善剤の提供。【解決手段】ユーグレナ及び/又はパラミロンを含有する、QOL改善剤。ユーグレナはユーグレナ・グラシリスであることが好ましく、パラミロンはユーグレナ・グラシリス由来のパラミロンが好ましい。QOL改善剤は、食品組成物、栄養補助局品、又は食品添加剤として使用可能である。【選択図】なし

Description

本発明は、QOL改善剤等に関する。
QOL(Quality Of Life:生活の質、人生の質、生命の質)は、医療及び介護の場面で重要視されているのみならず、近年は日常生活においても重要視されてきている。QOLは様々な指標で評価され得るが、中でも、精神的健康は、現代ストレス社会において注目すべき指標の1つである。QOLの改善は、生活、人生等の満足度の向上や、幸福感の向上に繋がると考えられている。近年はQOLの測定方法が確立されており、そのような測定方法を利用することにより、QOL改善剤が開発されている(特許文献1)。
ユーグレナは、ミドリムシ属(=ユーグレナ属)に属する微細藻類であり、食品材料として利用されている。また、ユーグレナ抽出物を皮膚に適用することも行われている(特許文献2)。
特開2018−150283号公報 特開2008−526954号公報
本発明は、QOL改善剤を提供することを課題とする。
本発明者は、上記課題に鑑みて鋭意研究した結果、ユーグレナが、QOL改善作用を有することを見出した。この知見に基づいてさらに研究を進めた結果、本発明が完成した。 即ち、本発明は、下記の態様を包含する。
項1. ユーグレナ及び/又はパラミロンを含有する、QOL改善剤。
項2. 前記ユーグレナがユーグレナ・グラシリスである、項1に記載のQOL改善剤。
項3. 前記ユーグレナがユーグレナ・グラシリスEOD-1株(受託番号FERM BP-11530)である、項1又は2に記載のQOL改善剤。
項4. 前記パラミロンがユーグレナ・グラシリス由来のパラミロンである、項1に記載のQOL改善剤。
項5. 前記パラミロンがユーグレナ・グラシリスEOD-1株(受託番号FERM BP-11530)由来のパラミロンである、項1又は4に記載のQOL改善剤。
項6. 精神的健康、身体的健康、及び社会的健康からなる群より選択される少なくとも1種の改善のための、項1〜5のいずれかに記載のQOL改善剤。
項7. 精神的健康の改善のための、項1〜6のいずれかに記載のQOL改善剤。
項8. 食品組成物、栄養補助局品、又は食品添加剤である、項1〜7のいずれかに記載のQOL改善剤。
本発明によれば、QOL改善剤を提供することができる。これにより、特に精神的健康の改善を図ることができる。
試験例1の試験デザイン及び試験フローを示す。図中、対照食はコーンスターチを含有するカプセル錠であり、試験食はユーグレナ乾燥粉末を含有するカプセル錠である。 試験例1で測定された精神的健康のコンポーネントサマリースコアの変化率を示す。「0w又は8w」は試験食又は対照食摂取前を示し、「4w又は12w」は試験食又は対照食摂取後を示す。**は、試験食群と対照食群との間でp値が0.05未満であることを示す。
本明細書中において、「含有」及び「含む」なる表現については、「含有」、「含む」、「実質的にからなる」及び「のみからなる」という概念を含む。
本発明は、その一態様において、ユーグレナ及び/又はパラミロンを含有する、QOL改善剤(本明細書において、「本発明の剤」と示すこともある。)に関する。以下に、これについて説明する。
1.ユーグレナ
ユーグレナは、ミドリムシ属(=ユーグレナ属)に属する微細藻類であり、その限りにおいて特に制限されない。ユーグレナとして、具体的には、例えばEuglena gracilis(ユーグレナ・グラシリス)、Euglena longaEuglena caudataEuglena oxyurisEuglena tripterisEuglena proximaEuglena viridisEuglena sociabilisEuglena ehrenbergiiEuglena desesEuglena pisciformisEuglena spirogyraEuglena acusEuglena geniculataEuglena intermediaEuglena mutabilisEuglena sanguineaEuglena stellataEuglena terricolaEuglena klebsiEuglena rubraEuglena cyclopicolaなどが挙げられる。これらの中でも、本発明の効果をより確実に発揮できるという観点から、好ましくはユーグレナ・グラシリスが挙げられ、より好ましくはユーグレナ・グラシリスEOD-1株[2013年6月28日付で独立行政法人製品評価技術基盤機構 特許生物寄託センター{NITE-IPOD(郵便番号292-0818 日本国千葉県木更津市かずさ鎌足2-5-8 120号室)}にブダペスト条約の規定下で、受託番号FERM BP-11530として国際寄託済み]が挙げられる。
ユーグレナの形態は、ユーグレナの細胞体又はその成分の大半を含むものである限り、特に制限されない。ユーグレナの形態としては、例えばユーグレナの乾燥粉末形態、ユーグレナの懸濁液、ユーグレナエキス等が挙げられ、中でも、好ましくはユーグレナの乾燥粉末形態が挙げられる。
ユーグレナの乾燥状態におけるパラミロン含有率は、例えば50%以上、好ましくは60%以上、より好ましくは70%以上である。パラミロン含有率の上限は、特に制限されないが、例えば95%、90%、85%、80%である。
ユーグレナは、1種単独であってもよいし、2種以上の組み合わせであってもよい。
2.パラミロン
パラミロンは、ユーグレナ由来のβ-1,3-グルカンであり、その限りにおいて特に制限されない。
パラミロンが由来するユーグレナについては、上記「1.パラミロン」における説明と同様である。
パラミロンの質量平均分子量は、特に限定されないが、例えば1×104〜5×106、好ましくは2×104〜1×106、より好ましくは5×104〜1×106、さらに好ましくは1×105〜5×105である。
なお、質量平均分子量は、SEC-MALS分析により、以下の条件で測定 することができる:
SEC装置:LC−10AVP system(Shimadzu Co.、日本)、
使用カラム:KD-806M(shodex.、日本)、
MALS検出器:DAWN HELEOSII(wyatt Technologies.、U.S.A.)、
溶離液:1%LiCl/DMI、
流速:0.5 mL/分。
パラミロンは、ユーグレナの細胞内において、通常、β-1,3-グルカン鎖が形成する3重螺旋構造体が一定の規則性の基に高度に集積してなるパラミロン粒子として存在している。本発明の効果をより確実に発揮できるという観点から、パラミロンとして、パラミロン粒子を好ましく用いることができる。
パラミロン粒子の形状は、特に制限されないが、通常は、偏平な回転楕円体状である。
パラミロン粒子の粒子径分布は、特に制限されないが、例えば0.5〜15μm、好ましくは1〜6μmである。また、パラミロン粒子の平均粒子径も特に制限されないが、例えば1〜10、好ましくは2〜4μmである。
パラミロンの形態は、パラミロンを含むものである限り、特に制限されない。ユーグレナの形態としては、例えばパラミロンの乾燥粉末形態、パラミロンの懸濁液等が挙げられ、中でも、好ましくはパラミロンの乾燥粉末形態が挙げられる。
パラミロンは、1種単独であってもよいし、2種以上の組み合わせであってもよい。
3.ユーグレナ及びパラミロンの製造方法
ユーグレナは、液体に含まれたユーグレナを培養する工程(培養工程)を含む方法により、大量に調製することが可能である。培養工程は、例えば公知の方法(例えば、特許第5883532号公報に記載の方法)に従って行うことができる。該培養工程では、典型的には、水と、ユーグレナと、ユーグレナが利用できる栄養素とを含む液体(培養液)を撹拌しつつ好気条件でユーグレナ属微細藻類を培養する。
栄養素としては、糖類(グルコース(ブドウ糖)、フルクトース(果糖)などの単糖類、又は、スクロース(ショ糖)、マルトース(麦芽糖)などの二糖類)、ミネラル類(例えばナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、鉄、亜鉛、モリブデン、銅、リン、窒素、硫黄、又は、ホウ素など)、ビタミンB類(例えばビタミンB1(チアミン)、ビタミンB2(リボフラビン)、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6(ピリドキシン、ピリドキサール、又はピリドキサミン)、ビタミンB12(シアノコバラミン)、葉酸、ビオチンなど)などが挙げられる。培養液中の栄養素の濃度は、ユーグレナの生存、増殖等が可能な濃度である限り特に制限されない。
培養工程の光条件は特に制限されず、培養工程は明条件と暗条件のいずれで行われてもよい。従属栄養培養にて培養する際には暗条件で培養される。明条件としては、藻類を増殖させるための通常の光強度を採用することができる。暗条件としては、例えば10μmol/m2/s未満、好ましくは光が全く当たらない完全な暗所条件が挙げられる。
培養工程における培養温度は、ユーグレナが増殖できる温度であれば、特に限定されない。該培養温度(培養液の温度)としては、例えば、20℃〜35℃が採用される。
培養工程における液体のpHは、ユーグレナが増殖できるpHであれば、特に限定されない。ユーグレナが増殖できるpHとしては、例えば3.0〜5.5が採用される。
培養工程の後に、液体の遠心分離や重力分離などによってユーグレナを濃縮することが好ましい。得られたユーグレナは、所望の形態に応じて、追加の処理(例えば、液体への懸濁、水中又は油中への分散、エキス抽出、乾燥粉末化等)に供することができる。
パラミロン粒子は、公知の方法(例えば特許第5883532号公報に記載の方法)に従って又は準じて、ミドリムシから分離、単離、又は精製することによって製造することができる。パラミロン粒子は、例えばミドリムシの細胞膜を破壊することによって得られる細胞内容成分を回収することによって、容易に得ることができる。また、必要に応じて、パラミロン粒子を精製してもよい。パラミロン粒子の精製については各種知られており(例えば、特許第5883532号公報)、それらの方法に従って行うことができる。精製工程としては、例えば、界面活性剤処理工程、洗浄工程などが挙げられる。得られたユーグレナは、所望の形態に応じて、追加の処理(例えば、液体への懸濁、水中又は油中への分散、乾燥粉末化等)に供することができる。
4.用途
ユーグレナ及びパラミロンは、QOL改善作用を有することから、QOL改善剤の有効成分として利用することができる。ユーグレナ及びパラミロンは、QOLの各種尺度(精神的健康、身体的健康、社会的健康等)の中でも、特に、精神的健康の改善に有用である。本発明の剤は、好ましくは精神的健康、身体的健康、及び社会的健康からなる群より選択される少なくとも1種の改善のためのものであり、より好ましくは精神的健康の改善のためのものである。
QOLは、例えばQOLアンケートであるSF-36v2(MOS Short-Form 36-Item Health Survey ver.2)を用いて測定することができる。これは、36の質問についてそれぞれ3〜5段階で評価し、身体機能(PF)、日常役割機能(身体)(RP)、体の痛み(BP)、全体的健康感(GH)、活力(VT)、社会生活機能(SF)、日常役割機能(精神)(RE)、心の健康(MH)の8つの下位尺度で評価する測定方法である。測定結果から、身体的健康、精神的健康、社会的健康それぞれのコンポーネントサマリースコアを算出して評価することが可能である。
なお、「改善」とは、症状又は状態の好転又は緩和、症状又は状態の悪化の防止又は遅延、症状又は状態の進行の逆転、防止又は遅延をいう。
本発明の剤は、各種分野において、例えば食品添加剤、食品組成物(健康食品、健康増進剤、栄養補助食品(サプリメントなど)を包含する)、医薬、化粧品、飼料などとして用いることができる。
本発明の剤は、通常は経口摂取されるが、これに限定されるものではない。
本発明の剤の形態は、特に限定されず、用途に応じて、各用途において通常使用される形態をとることができる。
本発明の剤の形態としては、用途が食品添加剤、医薬、健康増進剤、栄養補助食品(サプリメントなど)などである場合は、例えば錠剤(口腔内側崩壊錠、咀嚼可能錠、発泡錠、トローチ剤、ゼリー状ドロップ剤などを含む)、丸剤、顆粒剤、細粒剤、散剤、硬カプセル剤、軟カプセル剤、ドライシロップ剤、液剤(懸濁剤、シロップ剤を含む)、ゼリー剤などが挙げられる。
本発明の剤の形態としては、用途が食品組成物の場合は、液状、ゲル状あるいは固形状の食品、例えばジュース、清涼飲料、茶、スープ、豆乳などの飲料、サラダ油、ドレッシング、ヨーグルト、ゼリー、プリン、ふりかけ、育児用粉乳、ケーキミックス、乳製品(例えば、粉末状、液状、ゲル状、固形状等)、パン、菓子(例えば、クッキー等)などが挙げられる。
本発明の剤は、必要に応じてさらに他の成分を含んでいてもよい。他の成分としては、食品添加剤、食品組成物、医薬、健康増進剤、栄養補助食品(サプリメントなど)、化粧品、飼料などに配合され得る成分である限り特に限定されるものではないが、例えば基剤、担体、溶剤、分散剤、乳化剤、緩衝剤、安定剤、賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、増粘剤、着色料、香料、キレート剤などが挙げられる。
本発明の剤におけるユーグレナ及びパラミロンの合計含有量は、用途、使用態様、適用対象の状態などに左右されるものであり、限定はされないが、例えば0.0001〜100質量%、好ましくは0.001〜50質量%とすることができる。
本発明の剤の適用(例えば、投与、摂取、接種など)量は、薬効を発現する有効量であれば特に限定されず、通常は、ユーグレナ及びパラミロンの合計乾燥重量として、一般に一日あたり0.1〜10000 mg/kg体重である。上記適用量は1日1回以上(例えば1〜3回)に分けて適用するのが好ましく、年齢、病態、症状により適宜増減することもできる。
以下に、実施例に基づいて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定されるものではない。
製造例1
ユーグレナ・グラシリスEOD-1株(独立行政法人製品評価技術基盤機構 特許生物寄託センター(NITE-IPOD)の乾燥粉末(神鋼環境ソリューション製、パラミロン含有率70%以上)を下記配合でカプセル錠としたものを試験食とし、対照食としてコーンスターチを配合したカプセル錠を製造した。
Figure 2020080659
試験例1
試験概要は以下のとおりである。また、試験デザイン及び試験フローを図1に示す。図1中、対照食及び試験食は製造例1で製造したカプセル錠である。
・試験期間 : 対照食4週間→ウォッシュアウト4週間→試験食4週間、又は試験食4週間→ウォッシュアウト4週間→対照食4週間
・試験食の摂取量 : ユーグレナ乾燥粉末換算で 500mg/day
・対照食の摂取量 : 試験食と同量
・被験者 : 男性7名
<試験内容>
被験者を2群に分けた。各群の被験者について、摂取開始前(以下、0w)検査として、ベースラインの測定を行った。まず、被検者にコップ1杯の水を摂取させた後に環境試験室にて20分間以上安静待機させることにより、被検者を馴化した。馴化後、被検者にうがいをさせてから、QOL測定検査を行った。具体的には、健康について万人に共通した概念のもと構成されたQOLアンケートであるSF-36v2(MOS Short-Form 36-Item Health Survey ver.2)(参考文献1-3)を用いて測定した。36の質問についてそれぞれ3〜5段階で評価し、身体機能(PF)、日常役割機能(身体)(RP)、体の痛み(BP)、全体的健康感(GH)、活力(VT)、社会生活機能(SF)、日常役割機能(精神)(RE)、心の健康(MH)の8つの下位尺度で評価した。また、身体的健康、精神的健康、社会的健康それぞれのコンポーネントサマリースコアを算出して評価した。検査終了後、対照食または試験食を手渡し、摂取方法を説明し、規定日から摂取を開始させた。
対照食又は試験食の摂取期間は4週間とし、摂取開始から摂取4週後(4wと略)の検査日に試験実施機関に来場させ、0w検査と同様にQOL測定検査を行った。検査終了後は、試験食及び対照食のいずれも渡さなかった。
ウォッシュアウト期間は4週間とし、4wからさらに4週間後(8wと略)の検査日に試験実施機関に来場させ、0w及び4w検査と同様にQOL測定検査を行った。検査終了後、0wに対照食を手渡した群には試験食を手渡し、0wに試験食を手渡した群には対照食を手渡し、規定日から摂取を開始させた。
試験食又は対照食の摂取期間は4週間とし、摂取開始から摂取4週間後(12wと略)の検査日に試験実施機関に来場させ、0w、4w及び8w検査と同様にQOL測定検査を行った。
また、被験者には摂取期間を通して試験食及び対照食の摂取状況や体調の変化などを日誌に記録させ、各検査日に記入済みの日誌を回収した。なお、毎回の検査は、概ね同じ時間帯に行った。
<試験結果>
身体的健康、精神的健康、社会的健康それぞれのコンポーネントサマリースコアについて、試験食又は対照食摂取前(0w又は8w)の測定値に対する、試験食又は対照食摂取後(4w又は12w)の測定値の平均値(変化率)を算出した。試験食群と対照食群との有意差はMann-Whitney U test で求めた。精神的健康のコンポーネントサマリースコアの変化率を図2に示す。
図2に示されるように、ユーグレナ摂取により、精神的健康が改善した。このことから、ユーグレナがQOL改善作用を有することが分かった。また、ユーグレナ摂取により、身体的健康及び社会的健康についても改善が見られた。
これらの作用は、ユーグレナが含むパラミロンに起因すると推察された。
<参考文献>
参考文献1
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参考文献2
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参考文献3
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Claims (8)

  1. ユーグレナ及び/又はパラミロンを含有する、QOL改善剤。
  2. 前記ユーグレナがユーグレナ・グラシリスである、請求項1に記載のQOL改善剤。
  3. 前記ユーグレナがユーグレナ・グラシリスEOD-1株(受託番号FERM BP-11530)である、請求項1又は2に記載のQOL改善剤。
  4. 前記パラミロンがユーグレナ・グラシリス由来のパラミロンである、請求項1に記載のQOL改善剤。
  5. 前記パラミロンがユーグレナ・グラシリスEOD-1株(受託番号FERM BP-11530)由来のパラミロンである、請求項1又は4に記載のQOL改善剤。
  6. 精神的健康、身体的健康、及び社会的健康からなる群より選択される少なくとも1種の改善のための、請求項1〜5のいずれかに記載のQOL改善剤。
  7. 精神的健康の改善のための、請求項1〜6のいずれかに記載のQOL改善剤。
  8. 食品組成物、栄養補助局品、又は食品添加剤である、請求項1〜7のいずれかに記載のQOL改善剤。
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