戸袋の施工などを必要とすることなく、大きな荷物の出し入れも簡単になしうる開口部において、開口部の内側に複数枚の引き戸がスライド移動可能に配置され、引き戸が連続的に配されて開口部を遮閉する遮蔽状態と、引き戸相互が重なる位置にスライドすることにより開口部の一部が開放開口部として開口する開口状態とに変化可能に構成される開口部の構造において、前記開口状態において重なる双方の引き戸は、相互に重なるとともに前記開放開口部に連続する領域に配され、かつ開閉可能な補助開口部が形成される構造を提供するが存在している(特許文献1参照)。
また重ね畳み戸の1種であると思われる、隣接した一方の戸の後側桟の擦違い面に突出した係止爪を設け、他方の戸の前側桟の擦違い面に突出した係止爪を設けた引き戸であり、一方の戸を前進させると、係止爪が他方の戸の係止爪を引っ掛けて、前進するので、他方の戸が一方の戸に繋がって前進する。従って、一枚ずつ戸を閉じる煩わしさがないし、又、戸を前進させ過ぎて後方が開くということもないので便利である引き戸の提案がある(特許文献2参照)。
直線状あるいはL字状に連結された複数枚の間仕切りパネルの端部あるいはコーナ−部に取付けられ、引き戸状に引き延ばされたり互いに重ね合わされたりして、出入口を開閉可能としたスライドパネルの閉鎖状態を維持するスライドパネルの仮施錠装置で、間仕切りパネルをスライドパネルに転用し、しかも、スライドパネルに施錠機能を簡単に付加することが出来るスライドパネルの仮施錠装置を得ることを目的とすることが提案されている(特許文献3参照)。
前側の折れ戸を開くときに前側の折れ戸の扉の端部が後側の折れ戸の扉にぶつかって前側の折れ戸が十分に開かなくなる現象が生じることを防止するために、一対の扉を折り畳み可能に連結してなる折れ戸の複数個と、上側レールと下側レールとからなるレール体の複数個と、折れ戸の幅方向両端側の上部をそれぞれ上側レールに接続するスライド部材と、前れ戸の幅方向両端側の下部をそれぞれ下側レールに接続する案内ランナーとを備えることが可能な引き戸兼用折れ戸を提供するものが提案されている(特許文献4参照)。
小型の戸を簡単な機構で引き重ねし広く開いた間口が得られるような引き戸を提供して、併せてくぐり戸をつけることにより緊急時に使用できるようにした引き戸として、各々別個の上部鴨居の溝と下部敷居のレールの間を開閉する二枚の戸において、後方戸の表側中頃に水平に設けた溝と、該溝をスライドする後方戸と重なる前方戸の枠の裏側で該溝と同じ高さに設けたボスを有し、かつ前記上部鴨居の後方戸用溝の中間にドア当りを設け、さらに前方戸の下半分にくぐり戸を設けた引き戸が提案されている(特許文献5参照)。
通常は引き戸として使用しながら、必要に応じて開口部の全体を開口する。収納用レールを支持具で壁に取付けるに当り、取付け位置を上下方向及び前後方向に簡単に調整するために、上下レールに対して主戸体と副戸体とを配置し、主戸体を引き戸として開口部の半分を開閉自在とする。主戸体を副戸体に重ねた状態で収納用レールに沿って移動して開口部を全開する。収納用レールを壁に支持具により取付ける。支持具を壁に対して固定する受け部材と、受け部材に対して上下位置調整自在に取付けた支持具本体とで構成して、支持具本体の係止片を収納用レールに長手方向に沿って形成した係止溝部にスライド自在に係止すると共に固定手段により任意のスライド位置で固定自在とする方法が提案されている(特許文献6参照)。
スピーディーな開口・閉口ができ、開口部が全面開放される扉を開発・提供するに対して、上下方向に移動して開口あるいは閉口する扉において、該扉を、開口部上限に、上端部付近が位置する扉と、開口部下限に、下端部が位置する扉とに分けて設け、上限部付近が位置する扉の側面に、スプロケットを軸着し、該スプロケットにはチェーンを巻回して設け、該チェーンの一端は、扉の上下方向の略中間部に位置する開口縁部に固定具で固定し、該チェーンの他端は、開口部下限に位置する扉の上端部に固定具で固定する開口扉から構成される引き戸が提案されている(特許文献7参照)。
門を開閉する門扉装置において、扉の収納領域のスペースが小さい門扉装置を提供するにおいて、支面に左右方向に互いに平行状に伸びるように配置された複数の案内路にその下縁部が夫々案内されるように通行口を開閉する複数の扉を互いに重なった状態で収納領域に収納する。また複数の扉のうち、扉を閉じたときに前記収納領域から最も離れて位置する操作用の扉を開く方向に移動したときに、他の扉が連動して収納領域側に引き込まれ、また操作用の扉を閉じる方向に移動したときに他の扉が連動して収納領域から引き出されるように、各扉に組み合わせて連動手段を設けるものが提案されている(特許文献8参照)。
上記特許文献においては、基本的には木材のみで作製されることは難しく、金属、ガラス、樹脂で製作されている場合が多く、上記戸の製作方法や、戸のコンパクト性で欠けることが多い。また通常の単一引き戸において戸袋が必要であり、大型の部屋でないと取り付けることが困難であり、1〜2畳の様な小型部屋では引き戸を設けることは難しい状況であった。
また三枚での引き戸で戸袋がないものがあるが、引き戸の構造が複雑で前側桟の擦違い面に突出した係止爪を設けた引き戸であって、鴨居板、敷居板も幅広くなり、戸の枚数に制限を持たせた。これらの引き戸は主として出入り口の目的に使用されているが、室内以外の景色、状況を見られるようにした戸はほとんど存在していない。
一方薄板を重ねたブラインド方式で縦側に連ねて開閉する数枚の重ね畳みの引き戸であって、3枚以上の数枚の薄板を使用した引き戸については全くなく、種々の部屋の引き戸に出入り口以外の目的に有効である引き戸は存在していない。
戸袋を持たない引き戸において、重ね畳み戸は、各連続短板戸部又は各連続和紙様シートを張った障子様格子組子体戸部の両端に逆方向に繋ぎ板部を設けた単型万字模様型の短板戸部である各繋ぎ板部を隣合わせで組み合わせできるようになっている連結畳み戸単体5〜20体を連結したものであり、前記重ね畳み戸に対して枠体からなる四角周囲の上下の枠板に、又は左右側枠板にレール部を設けて、前記レール部に溝部を3〜12箇所と凸部を2〜11箇所で交互に配置して、連結畳み戸単体がレール部の溝部で合うように配置にしている重ね畳み引き戸である。
重ね畳み戸は、幅40〜140mmのレール部に嵌着されて、縦600〜2200mm、横600〜2000mmであって、重ね畳み戸の一単位である単型万字模様型である短板戸部は、厚さ6〜10mm、幅100〜300mm、高さ100〜2000mmの板材であり、又は単型万字模様型である和紙様シートを張った細長障子様格子組子体は、厚さ6〜10mm格子体で組み立てられた障子型枠体に和紙様樹脂シートを張った幅100〜300mm、高さ100〜2000mmの格子組子障子であり、前記の板材又は格子組子障子における重ね畳み戸の一単位である単型万字模様型である短形戸部は、前記の板材又は格子組子障子における横幅方向の両端に逆方向に縦横6〜10mmの角材を固着した繋ぎ板部を設けて、前記単型万字模様型の短板戸部、又は短形戸部であの連結畳み戸単体5〜20体を各繋ぎ板部で連結した状態にして引き戸を左右上下に移動させて開閉できるようにしている連結畳み戸体を形成して、前記連結畳み戸体の先端部で5〜20体を接合した連結体になっている。また重ね畳み戸の高さが1500mm以上の場合には戸板に反り防止の補強材を設けることが望ましい。
幅40〜160mmのレール部は、幅6〜10mm、高さ10〜20mmの凸部と幅6〜10mm、深さ10〜20mmの溝部を交互に併設して溝部を3〜12箇所、凸部を2〜11箇所になって、単型万字模様型短板戸部又は和紙様シートを張った障子様格子組子体戸部で溝部に篏合させている長め単型万字模様型の短板戸部、又は和紙様シートを張った障子様格子組子体戸である短形戸部と凸部で篏合している短め単一万字模様型短板戸部となり、幅40〜160mmのレール部では、両端に凸部にして凸部と溝部に交互に併設した幅6〜10mmの凸部と幅6〜10mmの溝部とになっている構造である。また和紙様シートは和紙、及び和紙を樹脂で挟んだ積層体、或いは和紙に樹脂成分を塗布したものでもよい。
幅40〜160mmのレール部と、縦高さ500〜2200mm、横幅500〜2000mmである重ね畳み戸は周囲に枠板を設けて、開口部に嵌着させて、戸袋なしでスライドさせることによって幅500〜2000mmの開口部の1/2〜4/5を開口させる戸袋なしの重ね畳みで収納できる引き戸になっている。
厚さ6〜10mm、幅50〜300mm、高さ500〜2000mmの板材である単型万字模様型である短板戸部の板材は、無垢板、又は突板を張った合板で、又は単型万字模様型である和紙様シートを張った細長障子様格子組子体は、杉、檜の厚さ6〜10mm格子体で組み立てられた障子型枠体に、和紙、和紙に塩化ビニールを被膜した0.5〜1mm厚さの和紙様シートを張った格子組子障子であり、無垢板、又は突板の場合には、表面に木目模様の装飾性を施して、反り、ひび割れの防止の処理を施したものを使用して、両端に縦横6〜10mmの角材を貼りつけた繋ぎ板部を固着して、前記繋ぎ板部は、単型万字模様型短板戸部間、又は和紙様シートを張った障子様格子組子体戸である短形戸部間の密着性を維持しながらスライドを進めて、短板戸の板材又は短形戸の格子組子障子の安定化を維持させている。
単一引き戸において戸袋が必要であり、大型の部屋でないと取り付けることが困難でした。1〜4.5畳の様な小型部屋では引き戸を設けることは難しい状況であった。一方薄板、又は和紙様樹脂シートを張った障子様格子組子体を重ねたブラインド方式で縦側,横側に重ね畳んで連ねて開閉する重ね畳みの引き戸になり、種々の部屋の戸袋なしの簡易引き戸に有効である。
小部屋で場所がない部屋では扉に工夫を要する薄板をブラインド方式上下、縦横で折り畳みの扉ができれば解決できるものである。また和風様式の状態で、扉の装飾ももたらせることである。それを少しでも和らげて、情緒性に富む木製の引き戸であって、構造が簡単で製作費が安くなると共に、主な構成部品は全て木製とした重ね畳み引き戸を提供する。
重ね畳み引き戸の単型万字模様型短板戸部と連結した連結畳み戸体との図、重ね畳み引き戸における単一万字模様型細板戸部と連結した連結畳み戸体構造。重ね畳み引き戸を取り付ける敷居部と敷居部の図を示すように実施例で説明する。
図1Aに示すように、縦枠と鴨居と敷居との囲いの中にある重ね畳み戸と鴨居レールと敷居レールとからなる戸袋を持たない引き戸において、前記重ね畳み戸は、各連続的細長板戸部の長手方向の両端に逆方向に繋ぎ板部を設けた単型万字模様型細長板戸部における各繋板部を隣合わせで組み合わせできるようになっている連結畳み戸の単体5体を連結したものであり、前記重ね畳み戸の上部に鴨居部、下部に敷居部を設けて、鴨居部と敷居部とに溝部を4箇所と凸部を3箇所で交互に配置して、図2に示すように鴨居と敷居の溝部で合うように配置にして、重ね畳み戸を立て向きに横スライドできるようにしている横型重ね畳み引き戸であった。
図4に示すように、前記重ね畳み戸は、幅100mmの鴨居部と敷居部とに嵌着されて、板枠の囲いの縦高さ1800mm、横幅1000mmであって、重ね畳み戸の一単位である単型万字模様型細長板戸部は、厚さ6mm、幅200mm、高さ1800mmの細長板材で、長手方向の両端に逆方向に縦横6mmの角材を固着した繋ぎ板部を設けて、前記単型万字模様型細長板戸部の連結畳み戸単体4体を各繋ぎ板部で連結して伸縮スライドできるようにしている連結重ね畳み戸体を形成して、前記重ね連結畳み戸体の先端部で4体を接着した連結体にした。
幅100mmの敷居部と敷居部は、幅6mm、高さ10mmの凸部と、幅6mm、深さ10mmの溝部を交互に併設して溝部を4箇所、凸部を3箇所になって、単型万字模様型細長板戸部で溝部に篏合させている長め単型万字模様型細長板戸部と凸部で篏合する単一万字模様型細長板戸部の接合端部となり、幅100mmの鴨居部と敷居部では、両端に凸部にして交互に幅6mmの凸部と幅6mmの溝部との併設になった。
幅100mmの鴨居部と敷居部と、縦高さ1800mm、横幅1000mmである重ね畳み戸は、周囲に側板の枠を設けて、開口部に嵌着させて、図3に示すように戸袋板部で立て向きに横スライドさせることによって横幅1000mmの開口部の4/5を開口させた。
厚さ6mm、幅200mm、高さ1800mmの板材である単型万字模様型細長板戸部の板材は、無垢板を張った合板であって、表面に木目模様の装飾性を施して、前記板材に繋ぎ板部を設けて、反り、ひび割れの防止の処理を施したものを使用して、両端に縦横6mmの角材を取り付けた繋ぎ板部を固着して、単型万字模様型細長板戸部間の密着性を維持しながら立て向きに横スライドを進めて、両端の繋ぎ板部によって各板戸の板材の安定化を維持した。この重ね畳み戸を図6のように部屋に取り付けた。
実施例1と同様に、縦枠と鴨居と敷居との囲いの中にある重ね畳み戸と鴨居レールと敷居レールとからなる戸袋を持たない引き戸において、前記重ね畳み戸は、各連続的細長板戸部の長手方向の両端に逆方向に繋ぎ板部を設けた単型万字模様型細長板戸部における各繋板部を隣合わせで組み合わせできるようになっている連結畳み戸の単体10体を連結したものであり、前記重ね畳み戸の上部に鴨居部、下部に敷居部を設けて、鴨居部と敷居部とに溝部を10箇所と凸部を9箇所で交互に配置して、鴨居と敷居の溝部で合うように配置にして、重ね畳み戸を立て向きに横スライドできるようにしている横型重ね畳み引き戸であった。
前記重ね畳み戸は、幅120mmの鴨居部と敷居部とに嵌着されて、板枠の囲いの縦高さ2000mm、横幅1800mmであって、重ね畳み戸の一単位である単型万字模様型細長板戸部は、厚さ6mm、幅200mm、高さ2000mmの細長板材で、長手方向の両端に逆方向に縦横6mmの角材を固着した繋ぎ板部を設けて、前記単型万字模様型細長板戸部の連結畳み戸単体10体を各繋ぎ板部で連結して伸縮スライドできるようにしている連結重ね畳み戸体を形成して、前記重ね連結畳み戸体の先端部で10体を接着した連結体にした。
幅120mmの敷居部と敷居部は、幅6mm、高さ10mmの凸部と、幅6mm、深さ10mmの溝部を交互に併設して溝部を10箇所、凸部を9箇所になって、単型万字模様型細長板戸部で溝部に篏合させている長め単型万字模様型細長板戸部と凸部で篏合する単一万字模様型細長板戸部の接合端部となり、幅120mmの鴨居部と敷居部では、両端に凸部にして交互に幅6mmの凸部と幅6mmの溝部との併設になった。
幅120mmの鴨居部と敷居部と、縦高さ2000mm、横幅1000mmである重ね畳み戸は、周囲に側板の枠を設けて、開口部に嵌着させて、図3に示すように戸袋板部で立て向きに横スライドさせることによって横幅1000mmの開口部の4/5を開口させた。
厚さ6mm、幅200mm、高さ2000mmの板材である単型万字模様型細長板戸部の板材は、無垢板を張った合板であって、表面に木目模様の装飾性を施して、前記板材に繋ぎ板部を設けて、反り、ひび割れの防止の処理を施したものを使用して、両端に縦横6mmの角材を取り付けた繋ぎ板部を固着して、単型万字模様型細長板戸部間の密着性を維持しながら立て向きに横スライドを進めて、両端の繋ぎ板部によって各板戸の板材の安定化を維持した。この重ね畳み戸を部屋に取り付けた。
図1Cに示すように、板枠の囲いの中にある重ね畳み戸において、前記重ね畳み戸は、各連続的板戸部の長手方向の両端に逆方向に繋ぎ板部を設けた単型万字模様型細長板戸部における各繋板部を隣合わせで縦方法に組み合わせできるようになっている連結畳み戸単体4体を連結したものであり、図2Aに示すように前記重ね畳み戸の両縦枠にレール部を設けて、レール部に溝部を4箇所と凸部を3箇所で交互に配置して、レール部の溝部に沿って上下に摺動できるように配置にして、重ね畳み戸を板枠の囲いの上部に吊り上げ具によってスライドして押し上げて開放できるようになっているブラインド式上下摺動式重ね畳み戸の窓であった。
図3Aに示すように、前記重ね畳み戸は、幅140mmの縦枠板と鴨居板と敷居板の囲いのレール付き両側板枠に嵌着されて、縦枠の囲いの縦高さ600mm、横幅900mmであって、重ね畳み戸の一単位である単型万字模様型細長板戸部は、厚さ6mm、幅150mm、長さ900mmの細長板材で、長手方向の両端に逆方向に縦横6mmの角材を固着した繋ぎ板部を設けて、前記単型万字模様型細長板戸部の連結畳み戸単体4体を各繋ぎ板部で連結して上下に伸縮スライドできるようにしている連結重ね畳み戸体を形成して、前記連結重ね畳み戸体の先端部で4体を接着した連結体にした窓口開口部にした。
幅140mmの両縦枠にレール部は、幅6mm、高さ10mmの凸部と幅6mm、深さ10mmの溝部を交互に併設して溝部を4箇所、凸部を3箇所になって、単型万字模様型細長板戸部で溝部に篏合させている単型万字模様型細長板戸部と凸部で篏合する各繋ぎ板部の接合端部となり、幅140mmの両縦枠にレール部では、両端に凸部にして交互に幅6mmの凸部と幅6mmの溝部との併設にした縦枠体にした。これに連結重ね畳み戸体を嵌め込んだ。
幅140mmの両縦枠にレール部を設けて、縦高さ600mm、横幅900mmである上下摺動式重ね畳み戸は、周囲にレール縦枠を設けて、開口部の縦枠に嵌着させて、上下に縦スライドさせることによって幅900mmの開口部における上部の1/4に重ね畳み戸を収納させて、部屋の窓口にした。
図3Aで示すように、厚さ6mm、高さ150mm、幅900mmの板材である単型万字模様型細長板戸部の板材は、無垢板であって、表面に木目模様の装飾性を施して、反り、ひび割れの防止の処理を施したものを使用して、長手方向の両端に縦横6mmの角材を取り付けた繋ぎ板部を固着して、単型万字模様型細長板戸部間の密着性を維持しながら上下縦方向スライドを進めて、両端の繋ぎ板部によって各板戸の板材の安定化を維持した。最低部の戸袋板に吊り上げ部を取り付け、吊り上げの最上部にはストッパーで停止できるストッパーで固定して窓出入の安全性を確保した。
上記に製作した上下摺動式重ね畳み戸は、図6に示すように装飾的小部屋構造体の出入り口になって、入室の場合には吊り上げ具によって一杯に引き上げ、ストッパーで静止させて、入室後にはストッパーを解除して吊り上げ具の解除によって部屋の窓と入口を閉じて内部に居住する。この上下摺動式重ね畳み戸によって装飾的小部屋構造体のデザイン性が一層に向上させた。
実施例1と同様に、図1Bに示すように、板枠の囲いの中にある重ね畳み戸において、前記重ね畳み戸は、各連続的板戸部の長手方向の両端に逆方向に繋ぎ板部を設けた単型万字模様型細長板戸部における各繋板部を隣合わせで縦方法に組み合わせできるようになっている連結畳み戸単体18体を連結したものであり、図2Bに示すように前記重ね畳み戸の両縦枠にレール部を設けて、レール部に溝部を4箇所と凸部を3箇所で交互に配置して、レール部の溝部に沿って上下に摺動できるように配置にして、重ね畳み戸を板枠の囲いの上部に吊り上げ具によってスライドして押し上げて開放できるようになっているブラインド式上下摺動式重ね畳み戸で入室口の戸にした。
図3Bに示すように、前記重ね畳み戸は、幅140mmの縦枠の囲いの両側板枠に嵌着されて、縦枠の囲いの縦高さ1800mm、横幅700mmであって、重ね畳み戸の一単位である単型万字模様型細長板戸部は、厚さ6mm、幅100mm、長さ700mmの細長板材で、長手方向の両端に逆方向に縦横6mmの角材を固着した繋ぎ板部を設けて、前記単型万字模様型細長板戸部の連結畳み戸単体18体を各繋ぎ板部で連結して上下に伸縮スライドできるようにしている連結重ね畳み戸体を形成して、前記連結重ね畳み戸体の先端部で18体を接着した連結体にした。
幅140mmの両縦枠にレール部は、幅6mm、高さ10mmの凸部と幅6mm、深さ10mmの溝部を交互に併設して溝部を4箇所、凸部を3箇所になって、単型万字模様型細長板戸部で溝部に篏合させている単型万字模様型細長板戸部と凸部で篏合する各繋ぎ板部の接合端部となり、幅140mmの両縦枠にレール部では、両端に凸部にして交互に幅6mmの凸部と幅6mmの溝部との併設にした。
図3のAD,BD,CDで示すように、幅140mmの両縦枠にレール部を設けて、縦高さ1800mm、横幅700mmである上下摺動式重ね畳み戸は、周囲に縦枠を設けて、開口部の縦枠に嵌着させて、上下に縦スライドさせることによって幅700mmの開口部における上部の1/3に重ね畳み戸を収納させた。
図5C,Dに示すように、厚さ6mm、高さ100mm、幅700mmの板材である単型万字模様型細長板戸部の板材は、無垢板であって、表面に木目模様の装飾性を施して、反り、ひび割れの防止の処理を施したものを使用して、長手方向の両端に縦横6mmの角材を取り付けた繋ぎ板部を固着して、単型万字模様型細長板戸部間の密着性を維持しながら上下縦方向スライドを進めて、両端の繋ぎ板部によって各板戸の板材の安定化を維持した。ストッパーで固定して出入口の安全性を確保した。
図6に示すように、上記に製作した上下摺動式重ね畳み戸は、部屋の出入口に装飾的小部屋構造体の出入り口になって、入室の場合には吊り上げ具によって一杯に引き上げ、ストッパーで静止させて、入室後にはストッパーを解除して吊り上げ具の解除によって部屋の入口を閉じて内部に居住する。この上下摺動式重ね畳み戸によって装飾的小部屋構造体のデザイン性が一層に向上した。
戸袋を持たない引き戸において、重ね畳み戸は、各連続和紙様シートであるワーロンシート(商標登録)を張った障子様格子組子体戸部の両端に逆方向に繋ぎ板部を設けた単型万字模様型である和紙様シートであるワーロンシートを張った障子様格子組子体戸部における各繋ぎ板部を隣合わせで組み合わせできるようになっている連結畳み戸単体の3体を連結したものであり、前記和紙様シートであるワーロンシートを張った重ね畳み戸に対して枠体からなる四角周囲の上下の枠板に、又は左右側枠板にレール部を設けて、前記レール部に溝部を3箇所と凸部を2箇所で交互に配置して、連結畳み戸単体がレール部の溝部で合うように配置にしている横重ね畳み引き戸であった。
横重ね畳み戸は、幅80mmのレール部に嵌着されて、縦1000mm、横600mmであって、重ね畳み戸の一単位である単型万字模様型である単型万字模様型である和紙様シートであるワーロンシートを張った細長障子様格子組子体は、厚さ8mm格子体で組み立てられた障子型枠体に和紙様シートであるワーロンシートを張った幅1000mm、高さ800の格子組子障子であり、格子組子障子における幅方向の両端に逆方向に縦横8mmの角材を固着した繋ぎ板部を設けて、前記単型万字模様型である和紙様シートであるワーロンシートを張った障子様格子組子体戸部の連結畳み戸単体5体を各繋ぎ板部で連結して伸縮できるようにしている連結畳み戸体を形成して、前記連結畳み戸体の先端部で3体を接着した連結体になった。
幅80mmのレール部は、幅6mm、高さ10mmの凸部と幅6mm、深さ10mmの溝部を交互に併設して溝部を3箇所、凸部を2箇所になって、単型万字模様型和紙様シートであるワーロンシートを張った障子様格子組子体戸部で溝部に篏合させている和紙様シートであるワーロンシートを張った障子様格子組子体戸部と和紙様シートであるワーロンシートを張った障子様格子組子体戸部となり、幅80mmのレール部では、両端に凸部にして交互に併設した幅6mmの凸部と幅10mmの溝部とになった。
幅80mmのレール部と、縦高さ1000mm、横幅600mmである重ね畳み戸は周囲に枠板を設けて、開口部に嵌着させて、戸袋なしでスライドさせることによって幅1000mmの開口部の1/3を開口させる。
厚さ6mm、幅300mm、高さ51000mmの単型万字模様型である和紙様シートであるワーロンシートを張った細長障子様格子組子体は、杉の厚さ6mm格子体で組み立てられた障子型枠体に和紙様シートであるワーロンシートを張った格子組子障子であって、両端に縦横6mmの角材を貼りつけた繋ぎ板部を固着して、和紙様シートであるワーロンシートを張った障子様格子組子体戸部間の密着性を維持しながらスライドを進めて、格子組子障子の安定化を維持した。図7に示すように使用した。
戸袋を持たない引き戸において、重ね畳み戸は、各連続和紙様シートである和紙を張った障子様格子組子体戸部の両端に逆方向に繋ぎ板部を設けた単型万字模様型である和紙様シートである和紙を張った障子様格子組子体戸部における各繋ぎ板部を隣合わせで組み合わせできるようになっている連結畳み戸単体の3体を連結したものであり、前記和紙様シートである和紙を張った重ね畳み戸に対して枠体からなる四角周囲の上下の枠板に、又は左右側枠板にレール部を設けて、前記レール部に溝部を4箇所と凸部を3箇所で交互に配置して、連結畳み戸単体がレール部の溝部で合うように配置にしている横重ね畳み引き戸であった。
横重ね畳み戸は、幅80mmのレール部に嵌着されて、縦1000mm、横600mmであって、重ね畳み戸の一単位である単型万字模様型である単型万字模様型である和紙様シートである和紙を張った細長障子様格子組子体は、厚さ8mm格子体で組み立てられた障子型枠体に和紙様シートである和紙を張った幅1000mm、高さ800の格子組子障子であり、格子組子障子における幅方向の両端に逆方向に縦横8mmの角材を固着した繋ぎ板部を設けて、前記単型万字模様型である和紙様シートである和紙を張った障子様格子組子体戸部の連結畳み戸単体5体を各繋ぎ板部で連結して伸縮できるようにしている連結畳み戸体を形成して、前記連結畳み戸体の先端部で5体を接着した連結体になった。
幅80mmのレール部は、幅6mm、高さ10mmの凸部と幅6mm、深さ10mmの溝部を交互に併設して溝部を4箇所、凸部を3箇所になって、単型万字模様型和紙様シートである和紙を張った障子様格子組子体戸部で溝部に篏合させている和紙様シートである和紙を張った障子様格子組子体戸部と和紙様シートである和紙を張った障子様格子組子体戸部となり、幅80mmのレール部では、両端に凸部にして交互に併設した幅6mmの凸部と幅10mmの溝部とになった。
幅80mmのレール部と、縦高さ1000mm、横幅600mmである重ね畳み戸は周囲に枠板を設けて、開口部に嵌着させて、戸袋なしでスライドさせることによって幅1000mmの開口部の1/3を開口させる。
厚さ6mm、幅300mm、高さ510mmの単型万字模様型である和紙様シートである和紙を張った細長障子様格子組子体は、杉の厚さ6mm格子体で組み立てられた障子型枠体に和紙様シートである和紙を張った格子組子障子であって、両端に縦横6mmの角材を貼りつけた繋ぎ板部を固着して、和紙様シートである和紙を張った障子様格子組子体戸部間の密着性を維持しながらスライドを進めて、格子組子障子の安定化を維持した。
図1に示すように、縦枠と鴨居と敷居との囲いの中にある重ね畳み戸と鴨居レールと敷居レールとからなる戸袋を持たない障子様引き戸において、前記重ね畳み戸は、各連続的ワーロンシートを張った細長障子様格子組子体戸部の長手方向の両端に逆方向に繋ぎ板部を設けた単型万字模様型細長障子様格子組子体戸部における各繋板部を隣合わせで組み合わせできるようになっている連結畳み戸の単体4体を連結したものであり、前記重ね畳み戸の上部に鴨居部、下部に敷居部を設けて、鴨居部と敷居部とに溝部を4箇所と凸部を3箇所で交互に配置して、図4に示すように鴨居と敷居の溝部で合うように配置にして、ワーロンシートを張った障子様重ね畳み戸を立て向きに横向きスライドできるようにしている障子様横型重ね畳み引き戸であった。
前記重ね畳み戸は、幅100mmの鴨居部と敷居部とに嵌着されて、板枠の囲いの縦高さ1800mm、横幅1000mmであって、重ね畳み戸の一単位である単型万字模様型細長板戸部は、厚さ6mm、幅200mm、高さ1800mmの細長ワーロンシートを張った障子様格子組子体で、長手方向の両端に逆方向に縦横6mmの角材を固着した繋ぎ板部を設けて、図5に示すように前記単型万字模様型細長板戸部の連結畳み戸単体4体を各繋ぎ板部で連結して伸縮スライドできるようにしている連結重ね畳み戸体を形成して、前記重ね連結畳み戸体の先端部で4体を接着した連結体にした。
幅100mmの敷居部と敷居部は、幅6mm、高さ10mmの凸部と、幅6mm、深さ10mmの溝部を交互に併設して溝部を4箇所、凸部を3箇所になって、単型万字模様型細長板戸部で溝部に篏合させている長め単型万字模様型細長板戸部と凸部で篏合する単一万字模様型細長板戸部の接合端部となり、幅100mmの鴨居部と敷居部では、両端に凸部にして交互に幅6mmの凸部と幅6mmの溝部との併設になった。
幅100mmの鴨居部と敷居部と、縦高さ1800mm、横幅1000mmである重ね畳み戸は、周囲に側板の枠を設けて、開口部に嵌着させて、図3に示すように戸袋板部で立て向きに横スライドさせることによって横幅1000mmの開口部の4/5を開口させた。
厚さ6mm、幅200mm、高さ1800mmの格子組子体に和紙に塩化ビニールを被膜した1mm厚さのワーロンシートを張った障子様格子組子体である単型万字模様型細長板戸部の板材は、無垢板を張った合板であって、表面に木目模様の装飾性を施して、前記板材に繋ぎ板部を設けて、反り、ひび割れの防止の処理を施したものを使用して、両端に縦横6mmの角材を取り付けた繋ぎ板部を固着して、単型万字模様型細長板戸部間の密着性を維持しながら立て向きに横スライドを進めて、両端の繋ぎ板部によって各板戸の板材の安定化を維持した。この重ね畳み戸を図6のように部屋に取り付けた。