JP4569318B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、建物躯体の昇降路中にエレベータ籠を昇降自在に内装して成るエレベータ装置に関し、詳しくは扉の構造に関するものである。
従来から図5に示すように、建物躯体1の昇降路2中にエレベータ籠3を昇降自在に内装して成るエレベータ装置が知られている。上記エレベータ籠3は、その側壁に出入口4を設けるとともに該出入口4に内扉5を開閉自在に装着したものであり、また上記建物躯体1は、各階の乗り場11に上記エレベータ籠3の出入口4と対応する乗降口6を設け、該乗降口6に外扉7を開閉自在に装着したものである。
上記内扉5及び外扉7は、複数枚の引戸40を用いて形成されることが通常であり、したがって出入口4及び乗降口6の側部には、内扉5及び外扉7を開く際に各引戸40を出入方向Aに一列に収納しておく為の戸袋部41を形成している(例えば特許文献1参照)。この戸袋部41は開閉方向Bの幅が大きなものであるから、出入口4及び乗降口6中の出入空間の幅を十分に確保するためには、戸袋部41を側方に大きく突出させて形成する必要がある。この為に昇降路2は幅広に形成しなければならなかった。つまり、従来のエレベータ装置にあっては、引戸40を収納する為の戸袋部41が必要である為にコンパクトに形成し難く、家庭用エレベータとして用いるには不向きであるという問題があった。
特開2000−272859号公報
本発明は上記問題点に鑑みて発明したものであって、戸袋部を形成する必要がないことからエレベータ籠をコンパクトに形成することができ、したがって家庭用エレベータとして住宅に組み込むに好適なエレベータ装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明を、建物躯体1の昇降路2中に昇降自在に内装してあるエレベータ籠3の側壁に出入口4を設けるとともに該出入口4に内扉5を開閉自在に装着し、建物躯体1の各階に上記エレベータ籠3の出入口4に対応する乗降口6を設けるとともに該乗降口6に外扉7を開閉自在に装着して成るエレベータ装置において、上記の内扉5及び外扉7を折畳自在な折戸8を用いて形成し、折畳み時の内扉5と外扉7とが出入方向Aに並設されるように設けるとともに、内扉5と外扉7の折戸8の折畳み時の突出方向を互いに離れる方向に設け、内扉5及び外扉7を、リードパネル10と折戸8とを開閉方向にスライド自在に且つ回動自在に連結させて形成し、折畳み時の折戸8とリードパネル10とが出入方向に並設されるように設け、エレベータ籠3の出入口4全体及び該出入口4に対応する乗降口6全体を閉鎖するときには、該出入口4及び該乗降口6のうち、広げた時の折戸8で遮蔽しきれない端部にリードパネル10を位置させることを特徴したものとする。
上記構成のエレベータ装置にあっては、エレベータ籠3から突出させて戸袋部を設けずとも、出入口4や乗降口6中に内扉5及び外扉7を折畳んで並設することでエレベータ籠3と建物躯体1との間で出入可能となる。このように戸袋部を形成する必要がないことから、エレベータ籠3をコンパクトに形成することができ、したがって家庭用エレベータとして住宅に組み込むに好適なエレベータ装置となる。しかも、内扉5と外扉7の折戸8の折畳み時の突出方向を互いに離れる方向に設けているので、各折戸8の折畳み作業はその突出部分が邪魔にならず円滑に行われるものである。また、開いた状態にある内扉5及び外扉7の開閉方向Bの幅をコンパクト化することができ、したがってエレベータ籠3内と建物躯体1との間での出入空間を容易に確保することができる。
また、上記構成のエレベータ装置においては、内扉5の折戸8の折れ数を、外扉7の折戸8の折れ数よりも多く設けることが好適である。このようにすることで、内扉5にあっては折畳み時の折戸8のエレベータ籠3内に向けての突出量を抑え、これによりエレベータ籠3内のスペースを確保することができ、同時に、外扉7にあっては折れ数の少ない折戸8により簡単且つ不具合の生じ難い扉構造を実現することができる。
本発明は、戸袋部を形成する必要がないことからエレベータ籠をコンパクトに形成することができ、したがって家庭用エレベータとして住宅に組み込むに好適なエレベータ装置となる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。図1及び図2には、本発明の実施形態における一例のエレベータ装置の主要部を模式的に示している。本例のエレベータ装置は、複数階を成す建物躯体1に上下方向に形成される昇降路2に、エレベータ籠3を昇降自在に内装したものである。エレベータ籠3は直方体を成すもので、その一側壁に人体や荷物が出入可能な出入口4を設けている。また建物躯体1の各階には昇降路2に連通する乗降口6を設けており、昇降路2内を昇降するエレベータ籠3が各階の所定位置に停止した状態で、エレベータ籠3の出入口4と建物躯体1の乗降口6とが近接して対向し、出入口4及び乗降口6を通じてエレベータ籠3内と建物躯体1の各階の乗り場11との間で出入自在となっている。
エレベータ籠3の出入口4には、折戸8(以下、これを「内側折戸8a」という)にリードパネル10(以下、これを「内側リードパネル10a」という)を連結させて成る折戸式の内扉5を装着している。上記内側折戸8aは、出入口4及び乗降口6の横幅方向である開閉方向Bに順次連結される偶数枚(本例にあっては4枚)のパネル9(以下、これを「内側パネル9a」という)から成る。各内側パネル9aの隣接する側端部同士は、ヒンジ部12を介して上下方向の軸中心に回動自在に連結させており、二枚一組で「く」字状に屈折するように設けている。二組を成す内側パネル9aのうち開閉方向Bの一端側(以下、これを図中の「左側」と表し、これの逆側である他端側を「右側」と表す)の組あっては、ヒンジ部12を挟む左側の内側パネル9aの左側端部を、支持軸22を介して出入口4に上下方向の軸中心に回動自在に支持させるとともに、ヒンジ部12を挟む右側の内側パネル9aの右側端部の上下面にはランナ14を回動自在に設置している。また、内側パネル9aの右側の組にあっては、ヒンジ部12を挟む左側の内側パネル9aの左側端部の上下面と、ヒンジ部12を挟む右側の内側パネル9aの右側端部の上下面に、同様のランナ14を設置している。上記各ランナ14は、出入口4の上下端縁に固定されるガイドレール13に沿って開閉方向Bに移動自在であり、ランナ14の移動に応じて内側パネル9aの各組が「く」字状に屈折することで、内側折戸8a全体がガイドレール13に沿って開閉方向Bに折畳自在となっている。上記内側折戸8aは、これを右側に広げた場合には各内側パネル9aが面一に連続して出入口4の大部分を遮蔽し、これを折畳んで出入口4の左側端部の収納位置P1に寄せた場合には、各組の内側パネル9aの屈折部分が、開閉方向Bと直交する出入方向Aであり且つエレベータ籠3内に向かう方向(以下、これを「入籠方向」という)に突出して折畳まれる構造である。
内側折戸8aと共に内扉5を形成する内側リードパネル10aの左右両端部の上下面にはランナ15を設置しており、このランナ15を、上記ガイドレール13と並設される別のガイドレール16に沿って移動自在に備えることで、内側リードパネル10aを開閉方向Bにスライド自在としている。このガイドレール16は、上記ガイドレール13よりも、出入方向Aであり且つエレベータ籠3外に向かう方向(以下、これを「出籠方向」という)に一筋ずれた個所に固定してある。
上記の内側折戸8aと内側リードパネル10aとは、所定範囲内でスライド自在に、且つ回動自在に連結されている。ここでの連結構造は、内側リードパネル10aの入籠方向を向く面に形成してある開閉方向Bに長尺の凹溝25内に、連結部材26をスライド自在に位置させるとともに、該連結部材26の突部を、最も右側の内側パネル9aの右側端部に回動自在に連結させたものである。上記凹溝25は、折畳み時の内側折戸8aと同程度の開閉方向Bの幅を有し、且つ開閉方向Bの両端が塞がれるように形成している。
これにより、内側リードパネル10aを右側にスライドさせると、連結部材26が凹溝25の左端に接触する状態の上記連結構造を介して内側折戸8aが右側に広げられ、内側リードパネル10aが出入口4の右側端部の閉鎖位置P2に到達した時点で、内側折戸8aが最大に広げられることとなる。また、この遮蔽状態から内側リードパネル10aを左側にスライドさせると、連結部材26が凹溝25の右端に接触する状態の上記連結構造を介して内側折戸8aが左側へと折畳まれ、内側リードパネル10aが出入口4の左側端部の開放位置P3に到達した時点で、同じく左側端部の収納位置P1にて完全に折畳まれた状態の内側折戸8aが内側リードパネル10aの入籠側に並設されることとなる。
即ち、内側折戸8a及び内側リードパネル10aから成る内扉5は、出入口4の左側端部の収納位置P1に内側折戸8aを折畳み、この折畳み状態にある内側折戸8aの出入方向Aに内側リードパネル10aを並設することで、出入口4の左側端部を除く大部分を開放するものであり、また、出入口4の左側端部から右側へと向けて内側折戸8aを広げ、この内側折戸8aで遮蔽し切れない右側端部を遮蔽するように内側リードパネル10aを位置させることで、出入口4全体を閉鎖するものである。
建物躯体1側の乗降口6には、内扉5と同様の折戸8(以下、これを「外側折戸8b」という)とリードパネル10(以下、これを「外側リードパネル10b」という)とから成る折戸式の外扉7を装着している。上記外側折戸8bは、開閉方向Bに順次連結される複数枚(本例にあっては2枚)のパネル9(以下、これを「外側パネル9b」という)から成る。各外側パネル9bの隣接する側端部同士は、ヒンジ部17を介して上下方向の軸中心に回動自在に連結され、二枚一組で「く」字状に屈折するように設けている。組を成す外側パネル9bのうちヒンジ部17を挟む左側の外側パネル9bの左側端部は、支持軸23を介して乗降口6に回動自在に支持させており、ヒンジ部17を挟む右側の外側パネル9bの右側端部の上下面にはランナ18を回動自在に設置している。上記ランナ18は、乗降口6の上下端縁に固定されるガイドレール19に沿って開閉方向Bに移動自在であり、ランナ18の移動に応じて組を成す外側パネル9bが「く」字状に屈折することで、外側折戸8bがガイドレール19に沿って開閉方向Bに折畳自在となっている。上記外側折戸8bは、これを右側に広げた場合には両外側パネル9bが面一に連続して乗降口6の大部分を遮蔽し、これを折畳んで乗降口6の左側端部の収納位置P4に寄せた場合には、組を成す外側パネル9bの屈折部分が出籠方向に突出して折畳まれる構造である。
外側折戸8bと共に外扉7を形成する外側リードパネル10bの左右側端部の上下面にはランナ20を配置しており、このランナ20を、上記ガイドレール19と並設される別のガイドレール21に沿って移動自在に備えることで、外側リードパネル10bを開閉方向Bにスライド自在としている。このガイドレール21は、上記ガイドレール19よりも入籠方向に一筋ずれた個所に固定してある。
外側折戸8bと外側リードパネル10bとは、内扉5と同様の連結構造により所定範囲内でスライド自在に、且つ回動自在に連結されている。この連結構造は、外側リードパネル10bの出籠方向を向く面に、開閉方向Bに長尺の凹溝27を形成し、この凹溝27内に開閉方向Bにスライド自在に嵌合する連結部材28を、右側の外側パネル9bの右側端部と回動自在に連結させたものである。上記凹溝27は、折畳み時の外側折戸8bと同程度の開閉方向Bの幅を有し、且つ開閉方向Bの両端が塞がれるように形成している。
これにより、外側リードパネル10bを右側にスライドさせると、連結部材28が凹溝27の左端に接触する状態の上記連結構造を介して外側折戸8bが右側に広げられ、外側リードパネル10bが乗降口6の右側端部の閉鎖位置P5に到達した時点で、外側折戸8bが最大に広げられることとなる。また、この遮蔽状態から外側リードパネル10bを左側にスライドさせると、連結部材28が凹溝27の右端に接触する状態の上記連結構造を介して外側折戸8bが左側へと折畳まれ、外側リードパネル10bが乗降口6の左側端部の開放位置P6に到達した時点で、同じく左側端部の収納位置P4にて完全に折畳まれた状態の外側折戸8bが外側リードパネル10bの出籠側に並設されることとなる。
即ち、外側折戸8b及び外側リードパネル10bから成る外扉7は、乗降口6の左側端部の収納位置P4に外側折戸8bを折畳み、この折畳み状態にある外側折戸8bの出入方向Aに外側リードパネル10bを並設することで、乗降口6の左側端部を除く大部分を開放するものであり、また、乗降口6の左側端部から右側へと向けて外側折戸8bを広げ、この外側折戸8bで遮蔽し切れない右側端部を遮蔽するように外側リードパネル10bを位置させることで、乗降口6全体を閉鎖するものである。
上記出入口4における内扉5の格納部分と、乗降口6における外扉7の格納部分とは、出入方向Aに並設されている。即ち、図2に示すように折畳み状態で収納位置P1にある内側折戸8aと、開放位置P3にある内側リードパネル10aと、同じく折畳み状態で収納位置P4にある外側折戸8bと、開放位置P6にある外側リードパネル10bとが出入方向Aに並設された格納状態で、この格納部分を除く出入口4及び乗降口6の大部分を開放し、出入方向Aに連通する出入口4及び乗降口6の開放部分を通じてエレベータ籠3内と建物躯体1の各階の乗り場11との間で出入自在となる。
ここで、本例にあっては内側折戸8aの各組の内側パネル9aが折畳み時に「く」字状を成して突出する方向と、外側折戸8bの各組の外側パネル9bが折畳み時に「く」字状を成して突出する方向とを、出入方向Aの互いに離れる方向に設定しており、加えて、この内側折戸8a及び外側折戸8bが折畳まれる際に両折戸8a,8bに挟まれる位置に内側リードパネル10a及び外側リードパネル10bが位置する構造であるから、内側折戸8a及び外側折戸8bの折畳み作業は、その突出部分が邪魔になることなく円滑に行われる。しかも、本例にあっては折畳み時の内側折戸8a及び外側折戸8bの開閉方向Bの幅と、内側リードパネル10a及び外側リードパネル10bの開閉方向Bの幅とを略一致させ、開扉時の出入空間の幅を最大限に確保している。なお、折畳み時の内側折戸8a及び外側折戸8bの開閉方向Bの幅を略一致させる為に、内側パネル9aの厚みtaは外側パネル9bの厚みtbよりも小さな寸法(本例にあってはta≒1/2tb)に設定している。
このように、本例のエレベータ装置にあっては、戸袋部を形成せずとも問題なく出入口4や乗降口6を開閉することが可能であり、したがってエレベータ籠3をコンパクトに形成することができるので、家庭用エレベータとして住宅に組み込むに好適である。
また、内側折戸8aは二対の内側パネル9aから構成されて折れ数が三つとなるものであり、外側折戸8bは一対の外側パネル9bから構成されて折れ数が一つとなるものであるが、このように内扉5側と外扉7側の折れ数を、内扉5の方が外扉7よりも多くなるように設けることで、内扉5側にあっては折畳み時の内側折戸8aのエレベータ籠3内に向けての突出量を抑えて、エレベータ籠3内のスペースを確保すると同時に、外扉7側にあっては折れ数の少ない外側折戸8bにより簡単且つ不具合の生じ難い扉構造を実現することができる。
内扉5及び外扉7の開閉駆動機構は特に図示しないが、内側及び外側リードパネル10a,10bを手動でスライドさせる機構であってもよいし、電動でスライドさせる機構であってもよい。いずれの場合においても、内側リードパネル10aと外側リードパネル10bを連動してスライドさせるものであり、例えば外側リードパネル10b側から連動ローラを突出させて設け、エレベータ籠3が各階の所定位置に停止した際に、内側リードパネル10a側に上下方向に貫通形成した連結溝内に連動ローラが嵌り込んで連結する構造とすればよい。電動でスライド駆動させる場合には、エレベータ籠3側に駆動源(図示せず)を配して内側リードパネル10aをスライド駆動させるように設けることが好適である。
図3及び図4には、参考例のエレベータ装置の主要部を模式的に示している。本例の内扉5及び外扉7は、一例のように折畳み時の折戸8とリードパネル10とが出入方向Aに並設されるように設けるのではなく、折畳み時の折戸8とリードパネル10とが開閉方向Bに並設されるように設けたものである点が一例と相違しているが、この相違点以外の構成は一例と同様であるから、一例と同様の構成については同一符号を付して詳しい説明を省略し、上記相違点についてのみ以下に詳述する。
本例の内扉5にあっては、エレベータ籠3の出入口4の上下縁に固定されるガイドレール30に沿って、内側折戸8aを開閉方向Bに折畳み自在に備えるとともに内側リードパネル10aを開閉方向Bにスライド自在に備えている。内側折戸8aを形成する最も右側の内側パネル9aの右側端部と、内側リードパネル10aの左側端部とは、連結部材31を介して回動自在に連結されており、内側リードパネル10aを右側にスライドさせると内側折戸8aが連動して右側に広げられ、内側リードパネル10aを左側にスライドさせると内側折戸8aが連動して左端に折畳まれる構造である。
そして、内側リードパネル10aを出入口4の右側端部の閉鎖位置P2′に位置させた際には、この内側リードパネル10aと、最も広げられた内側折戸8aの各内側パネル9aとが面一に連続して出入口4全体を遮蔽するものである。また、内側リードパネル10aを出入口4の左側に寄せて内側折戸8aを完全に折畳むと、収納位置P1′にて折畳み状態にある内側折戸8aの右側の開放位置P3′に内側リードパネル10aが配され、この状態で出入口4の左側端部を除く大部分を開放するものである。
本例の外扉7にあっては、建物躯体1の乗降口6の上下縁に固定されるガイドレール32に沿って、外側折戸8bを開閉方向Bに折畳み自在に備えるとともに外側リードパネル10bを開閉方向Bにスライド自在に備えている。外側折戸8bを形成する右側の外側パネル9bの右側端部と、外側リードパネル10bの左側端部とは、連結部材33を介して回動自在に連結されており、外側リードパネル10bを右側にスライドさせると外側折戸8bが連動して右側に広げられ、内側リードパネル10aを左側にスライドさせると外側折戸8bが連動して左端に折畳まれる構造である。
そして、外側リードパネル10bを乗降口6の右側端部の閉鎖位置P5′に位置させた際には、この外側リードパネル10bと、最も広げられた外側折戸8bの各外側パネル9bとが面一に連続して乗降口6全体を遮蔽するものである。また、外側リードパネル10bを乗降口6の左端に寄せて外側折戸8bを完全に折畳むと、収納位置P1′にて折畳み状態にある外側折戸8bの右側の開放位置P6′に外側リードパネル10bが配され、この状態で乗降口6の左側端部を除く大部分を開放するものである。
上記出入口4における内扉5の格納部分と、乗降口6における外扉7の格納部分とは出入方向Aに並設されており、したがって出入口4及び乗降口6の格納部分を除く開放部分を通じて、エレベータ籠3内と建物躯体1の各階の乗り場11との間で出入自在となる。
ここで、本例にあっても内側折戸8aの各組の内側パネル9aが折畳み時に突出する方向と、外側折戸8bの各組の外側パネル9bが折畳み時に突出する方向とを、互いに離れる逆方向に設定しているので、内側折戸8a及び外側折戸8bの折畳み作業は、その突出部分が邪魔になることなく円滑に行われる。
また、本例にあっても内扉5側と外扉7側の折れ数を、内扉5の方が外扉7よりも多くなるように設けているので、内扉5側にあっては折畳み時の内側折戸8aのエレベータ籠3内に向けての突出量を抑えて、エレベータ籠3内のスペースを確保すると同時に、外扉7側にあっては折れ数の少ない外側折戸8bにより簡単且つ不具合の生じ難い扉構造を実現することができる。
更に、本例の内扉5にあっては、上記のように内側折戸8aと内側リードパネル10aとを共通のガイドレール30に沿って開閉方向Bに並設されるように連結させた構造であり、また外扉7にあっても外側折戸8bと外側リードパネル10bとを共通のガイドレール32に沿って開閉方向Bに並設されるように連結させた構造であるから、内扉5及び外扉7やこれらを開閉駆動する為の機構の出入方向Aの厚みを薄く形成することができる。これにより、エレベータ籠3内のスペースを確保したうえで昇降路2の奥行きをコンパクトに形成することができ、家庭用のエレベータ装置としては好適である。
本発明の実施形態における一例のエレベータ装置の閉扉状態を示す説明図である。 同上のエレベータ装置の開扉状態を示す説明図である。 参考例のエレベータ装置の閉扉状態を示す説明図である。 同上のエレベータ装置の開扉状態を示す説明図である。 従来のエレベータ装置を示す説明図である。
符号の説明
1 建物躯体
2 昇降路
3 エレベータ籠
4 出入口
5 内扉
6 乗降口
7 外扉
8 折戸

Claims (2)

  1. 建物躯体の昇降路中に昇降自在に内装してあるエレベータ籠の側壁に出入口を設けるとともに該出入口に内扉を開閉自在に装着し、建物躯体の各階に上記エレベータ籠の出入口に対応する乗降口を設けるとともに該乗降口に外扉を開閉自在に装着して成るエレベータ装置において、上記の内扉及び外扉を折畳自在な折戸を用いて形成し、折畳み時の内扉と外扉とが出入方向に並設されるように設けるとともに、内扉と外扉の折戸の折畳み時の突出方向を互いに離れる方向に設け、内扉及び外扉を、リードパネルと折戸とを開閉方向にスライド自在に且つ回動自在に連結させて形成し、折畳み時の折戸とリードパネルとが出入方向に並設されるように設け、エレベータ籠の出入口全体及び該出入口に対応する乗降口全体を閉鎖するときには、該出入口及び該乗降口のうち、広げた時の折戸で遮蔽しきれない端部にリードパネルを位置させることを特徴とするエレベータ装置。
  2. 内扉の折戸の折れ数を、外扉の折戸の折れ数よりも多く設けることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置
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