JP2000192723A - 扉構造 - Google Patents

扉構造

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JP2000192723A
JP2000192723A JP10374084A JP37408498A JP2000192723A JP 2000192723 A JP2000192723 A JP 2000192723A JP 10374084 A JP10374084 A JP 10374084A JP 37408498 A JP37408498 A JP 37408498A JP 2000192723 A JP2000192723 A JP 2000192723A
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Norio Mitsui
紀雄 三井
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B13/00Doors, gates, or other apparatus controlling access to, or exit from, cages or lift well landings
    • B66B13/30Constructional features of doors or gates
    • B66B13/303Details of door panels
    • B66B13/305Slat doors for elevators

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  • Elevator Door Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スライド扉のように収容空間を必要とせず、
しかも、折り畳み扉のように乗降口の開口幅を狭めるこ
ともない新たな扉構造を提供し、さらには、扉構造の開
閉性能を向上させることのできる細部構造を提案する。 【解決手段】 上部レール102及び下部レール103
に案内された左右一対の扉体104,105が設けら
れ、乗降口106を閉鎖する位置と、枠体101の側面
部に引き込まれた位置との間を移動可能に取り付けられ
ている。扉体104,105は、それぞれ上下に伸びる
板状体として構成された扉片1040,1050が移動
方向に連結されることにより構成されている。隣接する
各扉片1040,1050間は回動可能に連結され、こ
れにより上部レール102及び下部レール103におけ
る前面部と側面部との間に設けられた湾曲部102A,
103Aに扉体104,105が追従しながら移動でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は扉構造に係り、特
に、エレベータの開閉扉として用いる場合に好適な扉の
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エレベータシステムなどの昇降機
構の昇降搬送体(エレベータ搬送体又はエレベータか
ご)の乗降口(開口部)に用いられる開閉扉としては、
開放時において乗降口の両側へ待避させるスライド扉が
主に用いられている。スライド扉は、乗降口の両側に扉
体の幅に相当する長さを有する収容空間が必要であり、
建物内部にエレベータシステムをコンパクトに設置する
という観点から見ると不都合である。
【0003】そのため、スライド扉を内外2重に構成
し、乗降口を閉鎖する際には内外2枚のスライド扉を互
いにずらして乗降口を閉鎖するが、乗降口を開放する際
には内外2枚のスライド扉を重ねた状態で待避させるよ
うにした重ね格納式のスライド扉がある。この方法では
乗降口の両側に設ける収容空間の長さをほぼ半分にする
ことができる。
【0004】また、扉を幅方向に折り畳み可能に構成
し、乗降口の開放時においては扉を側方へ開きながら折
り畳んで待避させる折り畳み式の開き扉がある。この方
法では乗降口の側方に収容空間を設ける必要はなくな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記昇降搬
送体の開閉扉において、重ね格納式のスライド扉を備え
た構造では、扉構造の厚さが大きくなってしまうととも
に、構造が複雑化することにより搬送体の重量が増大し
てしまうという問題点がある。
【0006】また、折り畳み式の開き扉を用いる方法で
は、上記と同様に構造が複雑化することにより搬送体の
重量が増大してしまうとともに、乗降口を開放した際に
側方にて折り畳まれた扉によって乗降口の開口幅が狭く
なってしまうという問題点がある。
【0007】そこで本発明は上記問題点を解決するもの
であり、その課題は、スライド扉のように収容空間を必
要とせず、しかも、折り畳み扉のように乗降口の開口幅
を狭めることもない新たな扉構造を提供し、さらには、
扉構造の開閉性能を向上させることのできる細部構造を
提案することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が講じた手段は、開口部を開閉するために移動
経路に沿って移動可能に構成された扉体と、該扉体を移
動させるための扉駆動機構とを備え、前記扉体は、前記
移動経路を含む仮想面上において相互角を変更可能に設
けられた複数の扉片を前記移動経路に沿った方向に連設
させてなり、前記移動経路は、前記開口部からその開口
面に沿って伸び、さらに前記開口部の側部において湾曲
して前記開口部の奥側へ伸びるように形成されているこ
とを特徴とする扉構造である。扉体が開口面に沿って伸
び、さらに開口部の側部において湾曲した湾曲経路部を
経て奥側へ伸びる移動経路を移動可能に構成され、しか
も、相互角を変更可能に構成された複数の扉片を連設さ
せてなることにより、開口部を開放させたときに扉体は
開口部の側部の奥側へと収納されるので、開口部の側方
へ扉体の収納空間を設ける必要がなくなるとともに開口
部を狭めることのないように構成でき、さらに、湾曲経
路部を有する移動経路に沿って移動経路から大きく外れ
ることなく扉体を移動させることができるので、扉体を
開閉させても開口部の内外に扉体が張り出してじゃまに
なることもない。ここで、扉片の相互角が変更可能に構
成されているとは、少なくとも湾曲経路部の湾曲方向に
隣接する扉片が相互に回動可能に構成されていればよ
い。
【0009】請求項1において、前記扉駆動機構は、前
記扉体に対し回転方向に係合する回転駆動部を備え、該
回転駆動部の回転により前記扉体が前記回転駆動部の回
転接線方向に送られ、前記移動経路に沿って移動するよ
うに構成されていることが好ましい。この構造によって
扉体駆動機構をコンパクトに構成できる。この場合には
特に、回転駆動部を扉体の上部又は下部において直接若
しくは間接的に係合させることが開口部の内外に扉駆動
機構が張り出すことがないため好ましい。特に扉体を上
部にて吊り下げ支持する構造とし、その上部にて扉駆動
機構の回転駆動部に係合させることによりスムーズに扉
体を移動させることができる。
【0010】請求項2において、前記回転駆動部は前記
湾曲経路部において前記扉体に係合していることが望ま
しい。扉体の移動経路の方向が変化する湾曲経路部にお
いて回転駆動部が扉体に係合していることにより、扉体
をさらにスムーズに駆動することができる。特に、湾曲
経路部において扉体の内側(湾曲経路部の湾曲の内側と
いう意味である。)から回転駆動部が係合するように構
成することにより、係合距離を増大させ、湾曲方向への
駆動力をより効率的に扉体へ及ぼすことが可能になる。
【0011】請求項3において、前記回転駆動部の前記
扉体に対する係合半径が前記湾曲経路部の経路半径とほ
ぼ等しいことが望ましい。回転駆動部の係合半径(実質
的な駆動力を及ぼす回転半径)を湾曲経路部の経路半径
とほぼ等しくすることにより、より効率的に駆動力を扉
体へと伝達できる。
【0012】請求項1から請求項4までのいずれか1項
において、前記扉体において隣接する前記扉片の間は、
前記仮想面に対して直交する方向に伸びる回転軸線周り
に相互に回動可能に連結されていることが好ましい。扉
片の連設構造として、移動経路を含む仮想面に対して直
交する方向に伸びる回転軸線周りに相互に回動可能に連
結されているので、湾曲経路部を有する移動経路に沿っ
て扉体を一体的にスムーズに移動させることができる。
【0013】請求項1から請求項5までのいずれか1項
において、前記回転駆動部は前記扉片間の連結部に駆動
力を及ぼすように構成されていることが好ましい。回転
駆動部から受ける駆動力が連結部に及ぼされるように構
成されていることから、駆動力が連結部の両側の隣接す
る2つの扉片に同時に加わるため、複数の扉片が連設さ
れた扉体をより円滑に駆動することができる。このと
き、例えば、扉体における回転駆動部に対する係合部で
ある係合部材が扉片間の連結部に取り付けられていても
よく、或いは、連結部自体が係合部として構成されてい
てもよい。
【0014】請求項6において、前記係合部は、前記扉
片間の連結部に対して前記回転軸線と同軸に取り付けら
れた取付部位と、前記回転駆動部に係合する係合部位と
を備えた、係合部材若しくは係合部材の組立体により構
成されていることが好ましい。回転駆動部に係合する係
合部材若しくは組立体が連結部の回転軸線と同軸に取付
られているため、連結した2つの扉片に対し、より均等
に駆動力を加えることができる。
【0015】なお、上記各手段において、扉体は移動経
路に沿って設けられた案内部材に案内されていることが
好ましく、この案内部材は扉体の上下の少なくとも一方
に設けられていることが望ましい。特に、扉片間の連結
部、若しくは当該連結部に接続された部材が上記案内部
材に案内されていることが望ましい。これらの各場合に
おいて、案内部材は扉体の上部に配置され、扉体を吊り
下げるように支持していることが好ましい。このとき、
扉体の側の案内部材に対する被案内部位は、上記係合部
と一体化されていることが好ましい。この場合には被案
内部位を有する係合部が、連結部に接続された係合部で
あること、若しくは、連結部自体である係合部であるこ
とがさらに望ましい。
【0016】なお、上記各手段はいずれもエレベータな
どに用いる搬送体の扉構造として最も好適なものであ
り、搬送体自体の軽量化、小形化はもちろんのこと、搬
送システム全体の小型化に大きく寄与するものである。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る実施形態につ
いて詳細に説明する。図1は本発明の扉構造を備えたエ
レベータ搬送体の外観を示す概略斜視図である。このエ
レベータ搬送体100は一般家庭などの小規模な建物に
も設置可能な小型エレベータに用いる場合に適したもの
であり、略正四角柱状の箱体からなる枠体101の前面
部から側面部にかけて略U字状に形成された上部レール
102及び下部レール103が取り付けられ、これらの
上部レール102及び下部レール103に案内された左
右一対の扉体104,105が設けられている。枠体1
01の前面には乗降口106(図示一点鎖線)が形成さ
れ、残りの左右の側面部及び背面部は板材によって閉鎖
されている。上記の扉体104,105は、枠体101
の前面側において乗降口106を閉鎖する位置と、枠体
101の側面部の外面上に沿って引き込まれ乗降口10
6を開放する位置との間を移動可能に構成されている。
枠体101の側面部の外側には、引き込まれた扉体10
4,105を覆う覆い板107(図示一点鎖線)を取り
付けてもよい。
【0018】扉体104,105は、それぞれ上下に伸
びる板状体として構成された扉片1040,1050が
移動方向に連結されることにより構成されている。隣接
する各扉片1040,1050間は、上部レール102
及び下部レール103により構成される移動経路を含む
仮想面である水平面に対して直交する垂直な回転軸線の
周りに回動可能に連結され、これにより上部レール10
2及び下部レール103における前面部と側面部との間
に設けられた湾曲部102A,103Aに扉体104,
105が追従しながら移動できるように構成されてい
る。
【0019】図2は本実施形態のエレベータ搬送体10
0の上部構造を示す内部平面図であり、図7はその拡大
部分平面図、図3はエレベータ搬送体100の回転駆動
部110と、上記扉体104の取付構造とを示す概略構
成図であり、図8は取付構造部の拡大断面図である。回
転駆動部110において、枠体101の上部内側には駆
動モータ111が固定されており、駆動モータ111の
出力軸に取り付けられたスプロケット112はチェーン
113を介してスプロケット114に連結されている。
スプロケット114は支持部材116及びこれに固定さ
れた支持シャフト117によって駆動板115と一体化
されている。駆動板115は図2に示すように外周部に
曲線状の輪郭を有する凹溝115aを連設した歯車状の
平面形状を有する。軸支部材118は支持シャフト11
7を軸受を介して軸支し、支持シャフト117は上部の
固定部材119によって下方に脱落しないように枠体1
01に対して支持されている。駆動板115は図2に示
すように上部レール102の湾曲部102Aに対し平面
的に見て内側に配置されている。
【0020】扉片1040、1050はそれぞれアルミ
ニウム合金などの軽量材を押出成形などの方法によって
形成したものであり、隣接する扉片1040,1050
の間は図5に示すように連結されている。図5は、本実
施形態における扉片1040の連結構造を示すものであ
る。なお、扉片1050は扉片1040と同じ構造とな
っている。
【0021】扉片1040は中空部を備えた薄板状に形
成された本体部1041と、その一端に形成された開口
した略円筒状の係合凸部1042と、その他端に形成さ
れた略円筒溝状の係合凹部1043とを備えている。係
合凸部1042は、隣接する扉片1040の係合凹部1
043に挿入係合され、相互に図示一点鎖線に示すよう
に所定範囲内にて扉片1040の延長方向に伸びる回動
軸線まわりに回動可能に連結される。係合凹部1043
の前面側には隣接する扉片1040の方に大きく突出す
る溝縁部1044が形成され、係合凹部1043の背面
側には隣接する扉片1040との間に或る程度の間隔を
保つように突出量が抑制された溝縁部1045が形成さ
れている。
【0022】一方、係合凸部1042の基部近傍の本体
部1041の端面部には、前面側に縦溝部1046が、
背面側に縦溝部1047が、それぞれ形成されている。
隣接する扉片1040が図示一点鎖線のように回動する
とき、上記溝縁部1045は隣接する扉片1041の端
面部に接近するが、上記縦溝部1047によって溝縁部
1045に隣接する扉片1040の端面部とが抵触しな
いように構成されている。
【0023】この扉片1040,1050において、係
合凸部1043の内部には開口を備えた円形断面の軸孔
1042aが形成されている。この軸孔1042aに
は、図3及び図8に示すように、取付軸材1021の下
軸部が挿入固定されている。取付軸材1021の上部に
は、ピンを介して一対のガイドローラ1022が水平軸
周りに回転可能に取り付けられているとともに、係合ロ
ーラ1023が垂直軸周りに回動可能に取り付けられて
いる。取付部材1021は断面長方形状の中空材からな
る上部レール102の下部開口から内部に導入され、ガ
イドローラ1022は上部レール102の底面部102
a上を移動するように構成されている。上部レール10
2の内側面には上部レール102の延長方向に伸びるス
リット102bが形成されており、このスリット102
bを通して、上記の駆動板115と係合ローラ1023
とが係合するように構成されている。
【0024】このようにして、図4に示すように、扉片
1040,1050の連結部毎に上部レール102には
ガイドローラ1022が底面部102aに支持され、ま
た、係合ローラ1023が設けられる。係合ローラ10
23は、駆動モータ111によって回転駆動される上記
の駆動板115に係合して上部レール102の湾曲部1
02Aにおいて駆動板115の回転接線方向、すなわ
ち、上部レール102の延長方向に向けて駆動力を受け
る。
【0025】図3及び図8に示すように、扉片104
0,1050の下部においては、上記軸孔1043a内
に下方から取付部材1031の上軸部が挿入固定され、
この取付部材1031の下部に取付部材1031と同軸
のガイドローラ1032が垂直軸周りに回転可能に取り
付けられている。ガイドローラ1032は、略長方形状
の断面を備えた中空の下部レール103の上部に形成さ
れた開口から内部へと導入された状態で、開口縁部10
3aに案内されるようにして下部レール103に沿って
移動可能に構成されている。
【0026】本実施形態によれば、扉体104,105
を、上部レール102によって吊り下げられた状態と
し、乗降口106を閉鎖する位置と、枠体101の側面
部に引き込まれた位置との間において駆動モータ111
によって移動させることができ、これにより乗降口10
6を開閉することができる。ここで、扉体104,10
5はそれぞれ移動方向に分割された複数の扉片104
0,1050が並列して構成され、これらの扉片104
0,1050は相互に角度自在に連結されているので、
上部レール102及び下部レール103の湾曲部102
A,103Aに沿って支障無く移動することができる。
この場合、扉体104,105は乗降口106を開放し
た状態でも乗降口106の側部に配置されることもな
く、また、扉体を折り畳んだり、重ねたりする必要もな
いため、乗降口106を広く使用することができるとと
もに、開閉する過程で扉体104,105の移動軌跡が
枠体101の内部に侵入することもないため、安全で乗
りやすい。
【0027】特に、扉体104,105は上部レール1
02の湾曲部102Aにて駆動板115に係合され、駆
動されるので、扉体104,105の移動がスムーズに
行われ、移動時の騒音も低減され、駆動力も少なくて足
りる。
【0028】なお、上記実施形態において、扉片の係合
凸部1042と係合凹部1043とが弾性を有し、両者
を挿入嵌合させるのではなく、圧入嵌合させるようにし
てもよく、この場合に、取付部材1021,1031を
挿入固定(圧入でもよい。)することによって係合凸部
1042と係合凹部1043との連結が外れなくなるよ
うに構成してもよい。
【0029】また、扉片間の連結部は、図6に示すよう
に、扉片1060への嵌合部1071,1072を備え
た連結部材1070に係合凸部1073を設けて隣接す
る扉片1060の係合凹部1063に係合させてもよ
い。この場合、連結部材1070を合成ゴムなどの弾性
材料で形成することが望ましい。この場合にも係合凸部
1073の内部に形成された軸孔1073aに取付部材
を挿入固定することによって係合凸部1073と係合凹
部1063との嵌合が外れなくなるように構成すること
が好ましい。なお、このような係合構造において、凸部
と凹部との関係を逆にしてもよいことはもちろんであ
る。
【0030】さらに、上記実施形態では開口部である乗
降口106を両開き構造の扉体104,105によって
開閉するように構成しているが、一方の扉体のみを用い
て片開き構造で開口部を開閉するように構成してもよ
い。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、扉
体が開口面に沿って伸び、さらに開口部の側部において
湾曲した湾曲経路部を経て奥側へ伸びる移動経路を移動
可能に構成され、しかも、相互角を変更可能に設けられ
た複数の扉片を連設させてなることにより、開口部を開
放させたときに扉体は開口部の側部の奥側へと収納され
るので、開口部の側方へ扉体の収納空間を設ける必要が
なくなるとともに開口部を狭めることのないように構成
でき、さらに、湾曲経路部を有する移動経路に沿って移
動経路から大きく外れることなく扉体を移動させること
ができるので、扉体を開閉させても開口部の内外に扉体
が張り出してじゃまになることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る扉構造の実施形態であるエレベー
タ搬送体の全体形状を示す概略斜視図である。
【図2】エレベータ搬送体の回転駆動部及び扉体の上部
構造を示す概略平面図である。
【図3】エレベータ搬送体の回転駆動部及び扉体の構造
を示す概略断面図である。
【図4】エレベータ搬送体の上部正面図である。
【図5】扉体の連結構造を示す拡大部分断面図である。
【図6】別の扉体の連結構造の例を示す拡大部分断面図
である。
【図7】回転駆動部の構造を示す拡大平面図である。
【図8】扉体の取付構造を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
100 エレベータ搬送体 101 枠体 102 上部レール 102A,103A 湾曲部 103 下部レール 104,105 扉体 1040,1050 扉片 110 回転駆動部 111 駆動モータ 115 駆動板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を開閉するために移動経路に沿っ
    て移動可能に構成された扉体と、該扉体を移動させるた
    めの扉駆動機構とを備え、 前記扉体は、前記移動経路を含む仮想面上において相互
    角を変更可能に構成された複数の扉片を前記移動経路に
    沿った方向に連設させてなり、 前記移動経路は、前記開口部からその開口面に沿って伸
    び、さらに前記開口部の側部において湾曲した湾曲経路
    部を経て前記開口部の奥側へ伸びるように形成されてい
    ることを特徴とする扉構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記扉駆動機構は、
    前記扉体に対し回転方向に係合する回転駆動部を備え、
    該回転駆動部の回転により前記扉体が前記回転駆動部の
    回転接線方向に送られ、前記移動経路に沿って移動する
    ように構成されていることを特徴とする扉構造。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記回転駆動部は前
    記湾曲経路部において前記扉体に係合していることを特
    徴とする扉構造。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記回転駆動部の前
    記扉体に対する係合半径が前記湾曲経路部の経路半径と
    ほぼ等しいことを特徴とする扉構造。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか1
    項において、前記扉体において隣接する前記扉片の間
    は、前記仮想面に対して直交する方向に伸びる回転軸線
    周りに相互に回動可能に連結されていることを特徴とす
    る扉構造。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5までのいずれか1
    項において、前記回転駆動部は前記扉片間の連結部に駆
    動力を及ぼすように構成されていることを特徴とする扉
    構造。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記係合部は、前記
    扉片間の連結部に対して前記回転軸線と同軸に取り付け
    られた取付部位と、前記回転駆動部に係合する係合部位
    とを備えた、係合部材若しくは係合部材の組立体により
    構成されていることを特徴とする扉構造。
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Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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