JP2020078916A - フィルム - Google Patents

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治幸 三上
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健 大倉
孝之 立原
Takayuki Tachihara
孝之 立原
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Abstract

【課題】空力抵抗を減少させて空力性能を高めることができるフィルムを提供する。【解決手段】一実施形態に係るフィルムは、所定の移動方向に移動する移動体に貼り付けられるフィルム1であって、移動方向である第2方向D2に沿って延在すると共に移動体の空力性能を向上させる凹凸2Aを表面に備える。【選択図】図1

Description

本開示の一側面は、フィルムに関する。
特許文献1には、抗力抵抗の減少方法及び抗力抵抗減少物品が記載されている。抗力抵抗減少物品としてシート材料が記載されている。シート材料は表層にパターン面を有し、パターン層の断面は複数の山と複数の谷とを有する鋸歯断面とされている。また、パターン面の反対側の面に接着層を有するシート材料が記載されており、このシート材料では接着層が物品の表面に貼り付けられることによって物品の抗力の減少を図っている。
特開昭61−278500号公報
ところで、車両若しくは飛行機、又は風力発電の羽根等の移動体は、所定の方向に移動することによって人若しくは物品の輸送、又は発電等といった機能を発揮する。上記のような移動体は、ガソリン又はオイル等の燃料によって上記の機能を発揮する。また、移動体には移動方向に移動するときに空力抵抗が発生するが、空力抵抗の増大に伴って燃費等のコストが向上することが懸念される。従って、空力性能をいかに向上させるかが重要となる場合がある。
本開示の一側面に係るフィルムは、所定の移動方向に移動する移動体に貼り付けられるフィルムであって、移動方向に沿って延在すると共に移動体の空力性能を向上させる凹凸を表面に備える。
一側面に係るフィルムは、移動体の空力性能を向上させるフィルムであって、フィルムの表面には、移動体の移動方向に沿って延在する凹凸が形成されている。よって、このフィルムが貼り付けられた移動体では、移動体が移動方向に移動するときに、移動の抵抗となる空気が凹凸に沿ってスムーズに流れることにより、移動体の表面に生じる空気抵抗を減少させることができる。従って、移動体の移動方向に延びる凹凸を有するフィルムが移動体に貼り付けられることによって、移動体の移動時における空気抵抗を減少させて空力性能を高めることができる。その結果、移動体の燃費を減らすことができるので、燃費等のコストを低減させることができる。
フィルムは、凹凸をコーティングする親水性コーティング層を備えてもよい。
フィルムは、凹凸をコーティングする疎水性コーティング層を備えてもよい。
フィルムは、フィルムを移動体に粘着する粘着剤層を備えてもよい。
フィルムは、凹凸及び粘着剤層の間に位置する中間層を備えてもよい。
本開示によれば、空力抵抗を減少させて空力性能を高めることができる。
図1は、第1実施形態に係るフィルムの断面を模式的に示す図である。 図2は、第2実施形態に係るフィルムの断面を模式的に示す図である。 図3(a)、図3(b)、図3(c)、図3(d)及び図3(e)は、図2のフィルムの製造方法の各工程を模式的に示す図である。 図4(a)及び図4(b)は、図3の各工程の続きを模式的に示す図である。 図5(a)及び図5(b)は、図4の各工程の続きを模式的に示す図である。 図6(a)及び図6(b)は、変形例に係るフィルムの製造方法の各工程を模式的に示す図である。 図7は、第3実施形態に係るフィルムの断面を模式的に示す図である。 図8(a)及び図8(b)は、図7のフィルムの製造方法の各工程を模式的に示す図である。 図9は、第4実施形態に係るフィルムの断面を模式的に示す図である。 図10(a)及び図10(b)は、図9のフィルムの製造方法の各工程を模式的に示す図である。 図11は、第5実施形態に係るフィルムの断面を模式的に示す図である。 図12(a)及び図12(b)は、図11のフィルムの製造方法の各工程を模式的に示す図である。 図13(a)は、実施例の風洞実験で用いた実験装置の概略を示す図である。図13(b)は、図13(a)の実験装置の内部に設けられる風洞模型及び磁力支持天秤装置を模式的に示す図である。 図14(a)は、例示的な風洞模型を示す側面図である。図14(b)は、図14(a)の風洞模型の部分断面図である。 図15(a)は、被検体に貼り付けた実施例のフィルムの断面を模式的に示す図である。図15(b)は、被検体に貼り付けた比較例のフィルムの断面を模式的に示す図である。 図16は、実施例のフィルム、及び比較例のフィルムに対する風洞実験の結果を示すグラフである。 図17(a)及び図17(b)は、変形例のフィルムの断面を模式的に示す図である。 図18(a)及び図18(b)は、変形例のフィルムの断面を模式的に示す図である。 図19(a)は、変形例のフィルムの斜視図である。図19(b)は、更なる変形例のフィルムの平面図である。
以下では、図面を参照しながら本開示に係るフィルムの種々の形態について説明する。図面の説明において、同一又は相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。また、図面は、理解を容易にするため一部を簡略化又は誇張して描いている場合があり、寸法比率及び角度等は図面に記載のものに限定されない。
本開示における用語「フィルム」は、所望の機能を発揮させるために対象となる物に貼り付けられる膜状部材であって、例えば、移動体に貼り付けられる薄膜状部材を含んでいる。「移動体」は、移動する物体であって、例えば、車両、船舶、航空機及びロケット等の輸送機器、並びに風力発電の羽根等の移動機械を含んでおり、「車両」は、例えば、自動車、自転車、電車及び新幹線等、走行可能な機械を含む。また、「移動方向」は、移動体が移動する方向を示している。本開示において、フィルムは、移動体の空力性能を向上させるために移動体の表面に貼り付けられる。「空力性能」は、移動体の移動時における移動体に対する空力の性能を示しており、例えば、移動体に対する空気抵抗又は摩擦抵抗の低さを含んでいる。
(第1実施形態)
図1に示されるように、第1実施形態に係るフィルム1は、例えば、移動体の表面に貼り付けられ、当該移動体の空力性能を高める。このフィルム1が移動体の表面に貼り付けられることによって移動体に対する空気抵抗が低減する。図1は、フィルム1の積層構造を示す図である。フィルム1では、表側(移動体に貼り付けられたときに移動体側に位置する面の反対側)から順に、基材層2、プライマー層3、粘着剤層4及び剥離ライナー5が積層されている。
例えば、基材層2の材料は、ポリ塩化ビニル(PVC)、二酸化チタン、リン酸エステル、ジイソブチルケトン、ソルベントナフサ、ジアベンダゾール、アクリルポリマー、ポリウレタン、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)、及び、PVDFとPMMAのアロイ、の少なくともいずれかを含んでいる。基材層2は、紫外線吸収剤及び可塑剤の少なくともいずれかを含んでいてもよい。一例として、プライマー層3の材料は、アミノエチル化アクリルポリマー、トルエン及びイソプロピルアルコール、の少なくともいずれかを含んでもよい。
基材層2は、無色透明であってもよいし、白色等に着色されていてもよい。基材層2は、着色透明であってもよいし、着色不透明であってもよい。基材層2は、表面に凹凸2Aを有する。凹凸2Aは複数の凹部2a及び複数の凸部2bを含んでおり、凹部2a及び凸部2bは第1方向D1に沿って交互に並んでいる。凹部2a及び凸部2bは、共に、第1方向D1に交差(例えば直交)する第2方向D2に沿って延在しており、第2方向D2は移動体の移動方向に相当する。
例えば、基材層2の凹凸2Aは、移動体の移動方向に延びる微細構造を形成し、移動体の移動時における空気の流れ方向に延びている。また、凹部2aはフィルム1の厚さ方向である第3方向D3に窪み、凸部2bは第3方向D3に突出しており、例えば、凹部2a及び凸部2bは共に三角形状とされている。すなわち、凹凸2Aは、三角波状とされていてもよい。例えば、凸部2bの頂部(凹部2aの底部)の角度は、40°以上且つ80°以下であってもよいし、60°であってもよく適宜変更可能である。
一例として、凹部2a及び凸部2bは等間隔に配列されている。例えば、凹凸2Aの幅Pは、1μm以上且つ500μm以下であり、40μm以上且つ100μm以下であってもよく適宜変更可能である。なお、幅Pは、ある凹部2aの底部と隣接する凹部2aの底部との距離であり、ある凸部2bの頂部と隣接する凸部2bの頂部との距離であってもよい。
また、凹部2a及び凸部2bは共に二等辺三角形状とされていてもよい。この場合、凹部2aの底部から凸部2bの頂部までの第1方向D1の距離は、幅Pの半分となる。例えば、凹凸2Aの高さHは、1μm以上且つ500μm以下であり、40μm以上且つ100μm以下であってもよく適宜変更可能である。高さHは、凹部2aの底部に対する凸部2bの頂部の高さであってもよい。なお、粘着剤層4の厚さは、例えば、10μm以上且つ70μm以下であって、一例として40μmである。剥離ライナー5の厚さは、例えば、40μm以上且つ250μm以下であって、一例として125μmである。なお、プライマー層3、粘着剤層4及び剥離ライナー5の少なくともいずれかが省略されてもよい。
以上のように、フィルム1は、移動体の空力性能を向上させるフィルムであって、フィルム1の表面には、移動体の移動方向に沿って延在する凹凸2Aが形成される。従って、フィルム1が貼り付けられた移動体では、移動体が移動方向に移動するときに、移動の抵抗となる空気が凹凸2Aに沿ってスムーズに流れることにより、移動体の表面に生じる空気抵抗を減少させることができる。
従って、移動体の移動方向に延びる凹凸2Aを有するフィルム1が移動体に貼り付けられることによって、移動体の移動時における空気抵抗を減少させて空力性能を高めることができる。その結果、移動体の燃費を減らすことができるので、燃費等のコストを低減させることができる。また、フィルム1は、フィルム1を移動体に粘着する粘着剤層4を備えていてもよい。この場合、表面に凹凸2Aを有するフィルム1を移動体に容易に貼り付けることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係るフィルム11について図2を参照しながら説明する。図2に示されるように、フィルム11は、基材層2の凹凸2Aに、更に、親水性コーティング層12がコーティングされる点において第1実施形態と異なっている。以降の説明では、前述した実施形態と重複する説明を適宜省略する。ところで、「親水性」とは、水と結合しやすい性質又は水に溶けやすい性質を示しており、「親水性コーティング層」は、親水性を高めるためにコーティングされた層を示している。
親水性コーティング層12は、例えば、自己洗浄機能(セルフクリーニング機能)を有する。前述したように、基材層2の凹凸2Aは、微細構造を形成しており、空気抵抗を低減して空力性能を向上させる。この凹凸2Aに空力性能向上の機能を発揮させるにあたり、凹凸2Aの洗浄が求められることがある。凹凸2Aにセルフクリーニング機能を有する親水性コーティング層12がコーティングされる場合には、親水性コーティング層12の親水性によって凹凸2Aに付着する異物が水分と共に除去される。
親水性コーティング層12は、親水性を有する材料によって構成されており、耐候性を有する材料によって構成されていてもよい。「耐候性」とは、耐紫外線性を含んでおり、更に、耐熱性を含んでいてもよい。「耐候性を有する」とは、例えばフィルムが屋外で移動体に貼り付けられている場合に、フィルムが変質を起こしにくいことを示している。親水性コーティング層12の材料は、例えば、酢酸ブチル、シリカ入りアクリル樹脂、HDIイソシアヌレート及びHDIビウレットの少なくともいずれかを含んでいてもよい。親水性コーティング層12は、例えば、紫外線吸収剤を含んでいてもよい。この場合、親水性コーティング層12及び凹凸2Aを紫外線から保護することが可能となる。
次に、フィルム11の製造方法の一例について説明する。まず、図3(a)に示されるように、例えば、親水性コーティング層を形成する工程を実行する。具体例として、ポリエチレンテレフタレート(PET)製の剥離部材15の上に溶液13を塗布しオーブンで155℃に30秒間加熱して厚さが3mmの親水性コーティング層12を形成する。次に、図3(b)に示されるように、例えば、親水性コーティング層12の上に白色のPVC製の溶液14を塗布して加熱する。具体例として、溶液14が塗布された親水性コーティング層12及び剥離部材15をオーブンによって65℃で60秒、155℃で30秒、そして180℃で60秒加熱し、厚さが56μmの層14aを得る。
図3(c)に示されるように、層14aの上に溶液14を塗布して加熱し、例えば、オーブンによって65℃で60秒、155℃で30秒、そして180℃で90秒加熱して厚さが112μmの層14bを得る。その後、図3(d)に示されるように、層14bの上に溶液14を更に塗布して加熱し、例えば、オーブンによって65℃で60秒、155℃で30秒、そして205℃で120秒加熱して厚さが168μmの層14cを得る。この層14cは、後に基材層2となる層である。層14cを得た後には、プライマー層を形成する工程を実行する。図3(e)に示されるように、例えば。層14cの上にプライマー液16を塗布して加熱する。このとき、一例として、オーブンによって50℃で60秒加熱する。この加熱によってプライマー層3が得られる。
続いて、粘着剤層を形成する工程を実行する。例えば、図4(a)に示されるように、剥離ライナー5が設けられたアクリル製の粘着剤層4をプライマー層3に貼り付ける。その後、図4(b)及び図5(a)に示されるように、親水性コーティング層12から剥離部材15を剥がし、親水性コーティング層12及び層14c(基材層2)を加熱すると共に親水性コーティング層12及び基材層2を型Mに押し付ける。
型Mは、前述した凹凸2Aと同一形状の凹凸M1を備えるため、型Mの凹凸M1に加熱した親水性コーティング層12及び基材層2を押し付けることにより、親水性コーティング層12及び基材層2が軟化して凹凸M1の形状に変形する。加熱及び押圧された基材層2が凹凸M1の形状に変形することによって凹凸2Aが得られる。すなわち、凹凸2Aは基材層2のヒートプレスによって得られる。そして、図5(b)に示されるように、加熱を終了して親水性コーティング層12及び基材層2を硬化させた後に、型Mを親水性コーティング層12及び基材層2から外してフィルム11が完成する。
ところで、表面に凹凸を有するフィルムでは、凹凸の凹の部分に、塵が付着したり、ワックス又は雨水等が入り込むことがある。このように、フィルムの凹の部分に異物が入り込むと、表面に生じる空気抵抗を減少させる効果が薄れることが懸念される。従って、フィルムの凹の部分に入り込む異物をいかに抑制するかが重要となる場合がある。このような事情に鑑みて、フィルム11は、凹凸2Aをコーティングする親水性コーティング層12を備えてもよい。
この場合、フィルム11の凹凸2Aに親水性コーティング層12がコーティングされることにより、凹凸2Aの凹部2aに塵又は水分等の異物が入り込んでも、親水性コーティング層12によって水分と共に異物を流して異物を除去することができる。すなわち、親水性コーティング層12は、凹凸2Aの凹部2aに入り込む異物を洗浄するセルフクリーニング層として機能する。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態に係るフィルム21について説明する。図6(b)に示されるように、フィルム21は、プライマー層3に代えて、印刷層23が設けられる点が前述した各実施形態と相違している。印刷層23は、例えば、凹凸2A及び粘着剤層4の間に位置する中間層であって、印刷が施される層である。また、フィルム21において基材層2は透明とされていてもよく、この場合、印刷層23の印刷を鮮明にすることが可能となる。印刷層23には、例えば、文字、模様、絵及び写真の少なくともいずれかが印刷されてもよく、一例として、印刷層23は、移動体の情報を表示したり、又は移動体を装飾したりしてもよい。この場合、印刷層23によって移動体の意匠性を高めることができる。
フィルム21の製造方法としては、まず、例えば図3(d)に示される層14cから剥離部材15を剥がした積層体を前述と同様に型Mにヒートプレスし、図6(a)に例示される凹凸2A付きの基材層2を得て、基材層2の凹凸2Aとの反対側を向く平面2cに印刷層23を形成する。このとき、一例として平面2cに印刷及び乾燥を行って印刷層23を得る。その後、図6(b)に示されるように、剥離ライナー5が設けられた粘着剤層4を印刷層23に貼り付けてフィルム21が完成する。
以上のように、フィルム21は、凹凸2A及び粘着剤層4の間に位置する中間層を備えてもよい。この場合、例えば、中間層が印刷層23であることによって、中間層を空力性能向上又は粘着以外の他の目的で用いることができる。前述したように、中間層が印刷層23である場合、印刷層23に所望の印刷が施されることによって、フィルム21の加飾性を高めることができる。
(第4実施形態)
続いて、第4実施形態に係るフィルム31について図7を参照しながら説明する。図7に示されるように、第4実施形態に係るフィルム31は、印刷層23及び粘着剤層4の間に位置する第2基材層32と、印刷層23及びプライマー層3の間に設けられる第2粘着剤層34とを更に備える。換言すれば、前述したフィルム21では、印刷層23が基材層2の裏側に設けられていたが、フィルム31では、印刷層23が第2基材層32の表側に設けられている。
第2基材層32は、例えば、着色されていてもよく、一例として白色とされている。第2基材層32の材料は、基材層2の材料と同一であってもよく、一例としてPVCである。例えば、第2基材層32の厚さは、10μm以上且つ90μm以下であり、一例として、50μmである。第2粘着剤層34の厚さは、例えば、10μm以上且つ50μm以下であり、一例として、30μmである。
フィルム31の製造方法の例としては、図8(a)及び図8(b)に示されるように、第2粘着剤層34から剥離ライナー35を剥がし、印刷層23、第2基材層32、粘着剤層4及び剥離ライナー5を含む積層体の印刷層23を第2粘着剤層34に貼り付ける。以上、フィルム31では、フィルム21と同様、印刷層23を中間層として含むため、フィルム31の加飾性を高めることができる。更に、上記の積層体の印刷層23を第2粘着剤層34に貼り付けてフィルム31を製造することができるため、フィルム31の製造を容易に行うことができる。
(第5実施形態)
次に、第5実施形態に係るフィルム41について図9を参照しながら説明する。フィルム41は、前述した親水性コーティング層12、基材層2、プライマー層3、粘着剤層4及び剥離ライナー5に加えて、疎水性コーティング層42を更に備える。本明細書において、「疎水性」とは、水に対する親和性が低く、水と混ざりにくい又は水に溶けにくい性質を示しており、撥水性を含んでいる。「疎水性コーティング層」は、疎水性を高めるためにコーティングされた層を示している。
疎水性コーティング層42は、例えば、撥水機能を有する。一例として、基材層2の凹凸2Aに氷が付着した場合には凹凸2Aの空力性能が低下することが懸念される。しかしながら、疎水性コーティング層42を備えるフィルム41では、疎水性コーティング層42の撥水機能により、付着した氷を容易に除去することが可能となる。また、フィルム41では、前述と同様、疎水性コーティング層42によって泥等の付着を抑制することができる。
疎水性コーティング層42は、例えば、セルフクリーニング機能を有していてもよいし、紫外線吸収剤を含んでいてもよい。この場合、疎水性コーティング層42及び親水性コーティング層12等の耐候性を高めることが可能となる。疎水性コーティング層42の材料は、例えば、シリコーンやフッ素系樹脂を含んでいてもよい。例えば、疎水性コーティング層42が耐候性を有する場合、親水性コーティング層12に代えて疎水性コーティング層42が設けられてもよい。
図10に示されるように、フィルム41の製造方法としては、まず、親水性コーティング層12を備えた基材層2の凹凸2Aの上にシリコーン製の溶液45をマイヤーバーによって塗布し、オーブンによって100℃で60秒加熱する。これにより、厚さが0.6μmの疎水性コーティング層42を備えたフィルム41が得られる。
以上のように、フィルム41は、凹凸2Aをコーティングする疎水性コーティング層42を備えてもよい。すなわち、フィルム41は、撥水層を備えていてもよい。この場合、フィルム41の凹凸2Aに水分を付着しにくくすることができ、凹凸2Aから水分と共に異物を容易に除去することができる。従って、フィルム41の表面の凹凸2Aに異物を付着しにくくすることができる。
(第5実施形態)
図11に示されるように、第5実施形態に係るフィルム51は、前述した印刷層23、第2基材層32及び第2粘着剤層34を備える点がフィルム41とは異なっている。フィルム51の製造方法としては、図12(a)及び図12(b)に示されるように、第2粘着剤層34から剥離ライナー35を剥がし、印刷層23、第2基材層32、粘着剤層4及び剥離ライナー5を含む積層体の印刷層23を第2粘着剤層34に貼り付ける。このように、フィルム51では、前述と同様、印刷層23を中間層として含むため、フィルム51の加飾性を高めることができる。更に、上記の積層体の印刷層23を第2粘着剤層34に貼り付けてフィルム51を製造することができるため、フィルム51の製造を容易に行うことができる。
(実施例)
次に、本開示に係るフィルムの実施例について説明する。本開示は、以下の実施例に限定されない。実施例では、本開示に係るフィルムに対して風洞実験を行い、本開示に係るフィルムの効果を確認した。図13(a)及び図13(b)に示されるように、風洞実験は、磁力支持天秤装置A(MSBS:Magnetic Suspension and Balance System)を風洞施設Eに配置して行った。
風洞施設Eは、送風機からの風を通す環状の流路を備えており、風は4つの角部E2を時計回りに流れる。風洞施設Eの流路の領域E1に磁力支持天秤装置Aが配置され、磁力支持天秤装置Aは、一対の空芯コイルC1と、複数の磁気支持コイルC2とを備える。複数の磁気支持コイルC2の間には長さが2.2m程度の風洞模型Tが配置される。図14(a)及び図14(b)に示されるように、風洞模型Tは、棒状とされた本体部T1と、本体部T1の両端のそれぞれに位置する流線形状の端部T2,T3とを備える。
本体部T1の内部には、永久磁石Uが配置されており、永久磁石Uの磁力によって風洞模型Tが複数の磁気支持コイルC2の間で空中に浮揚する。永久磁石Uはネオジム磁石である。このように風洞模型Tを磁力で浮揚させることにより、風洞模型Tを支持する物が不要となるので、風洞模型Tを用いた一層正確な風洞実験を行うことを可能としている。本実験では、後述する実施例1、実施例2、比較例1、比較例2及び比較例3のそれぞれの風洞模型Tに対して各種測定を行った。実施例1、実施例2、比較例1、比較例2及び比較例3のそれぞれの風洞模型Tの仕様は以下の通りとした。
(実施例1)
図15(a)に示されるように、前述した凹凸2Aを有する樹脂製の基材層2、厚さが30μmの粘着剤層64、白色且つPVC製であって厚さが50μmの第2基材層63、及び厚さが30μmの粘着剤層65が積層されたフィルム61を風洞模型Tに貼り付けた。凹凸2Aの高さ及び幅は共に100μmとした。
(実施例2)
前述した凹凸2Aを有する樹脂製の基材層2、厚さが30μmの粘着剤層64、白色且つPVC製であって厚さが50μmの第2基材層63、及び厚さが30μmの粘着剤層65が積層されたフィルム61を風洞模型Tに貼り付けた。凹凸2Aの高さ及び幅は共に44μmとした。
(比較例1)
図15(b)に示されるように、前述した凹凸2Aを有しない平滑なフィルム66を風洞模型Tに貼り付けた。フィルム66は、PVDF及びPMMAを含む厚さ30μmの樹脂層67、PMMAを含む厚さ75μmの樹脂層68、厚さが30μmの粘着剤層64、白色且つPVC製であって厚さが50μmの第2基材層63、並びに、厚さが30μmの粘着剤層65が積層されたものとした。
(比較例2)
前述した凹凸2Aに代えて直径160μmの丸穴(ディンプル)が表面に形成されたフィルムを風洞模型Tに貼り付けた。
(比較例3)
前述した凹凸2Aに代えて直径53μmの丸穴(ディンプル)が表面に形成されたフィルムを風洞模型Tに貼り付けた。
図16は、前述した実施例1、実施例2、比較例1、比較例2及び比較例3のそれぞれの風洞模型Tに対し磁力支持天秤装置Aを用いて風洞実験を行った結果を示すグラフである。図16のグラフの縦軸は抵抗係数を示しており、図16のグラフの横軸はレイノルズ数を示している。本風洞実験では、風洞模型Tを通る風の風速を上げながら風洞模型Tの抵抗係数を測定した。
レイノルズ数は風速の高速化に伴って増大し、レイノルズ数が2.0×10以下のときには、実施例1,2及び比較例1〜3共に、レイノルズ数の増大に伴って風洞模型Tの抵抗係数が低下した。なお、レイノルズ数が2.0×10のときの風速は時速50km程度であって、レイノルズ数が2.0×10以下のときには風洞模型Tの表面の境界層の流れが層流であったと考えられる。
しかしながら、レイノルズ数が2.0×10以上となって風洞模型Tの表面の境界層の流れが乱流となったと考えられるときに、ディンプルを有する比較例2,3の風洞模型Tでは、実施例1,2及び比較例1よりも抵抗係数が高くなった。このように、ディンプルを有する比較例2,3のフィルムは、境界層が乱流と考えられる領域では抵抗を下げる効果を奏しないことが分かった。
一方、レイノルズ数が2.8×10以上となったときに、実施例1,2の風洞模型Tでは、比較例1〜3よりも抵抗係数が下がった。具体的には、高さ及び幅が100μmの凹凸2Aを有する実施例1のフィルム61では、比較例1よりも抵抗係数を4.5%程度下げることができ、高さ及び幅が44μmの凹凸2Aを有する実施例2のフィルム61では比較例1よりも抵抗係数を3%程度下げることができた。凹凸2Aの高さ及び幅が大きい実施例1の方が実施例2よりも更に抵抗係数を下げられることが分かった。このように、凹凸2Aを有する実施例1,2のフィルム61は、境界層が乱流と考えられる領域において抵抗を下げる効果を奏することが分かった。
以上、本開示の各実施形態及び実施例について説明したが、本開示は前述した各実施形態又は実施例に限定されるものではない。例えば、本開示に係るフィルムの各部の厚さ、大きさ、形状、材料、数及び配置態様は前述の各実施形態又は実施例に限られず適宜変更可能である。なお、フィルムの厚さは、特に限定されないが、空力抵抗を減らす観点ではフィルムは薄い方が好ましい。以下では、本開示に係るフィルムの更なる変形例について説明する。具体例の1つとして、例えば図17(a)に示されるように、凹部72a及び凸部72bが連続した凹凸72Aが形成された基材層72を備えるフィルム71において、凸部72bの高さH、凸部72bの角度αは、適宜変更可能である。前述の実施形態では、高さHは1μm以上且つ500μm以下である例について説明したが、一例として、高さHは100μm又は150μmであってもよい。凸部72bの角度αは、例えば、10°以上且つ80°以下であってもよいし、一例として、26.5°又は53°であってもよい。
図17(b)に示されるように、例示的なフィルム81は、凸部82aと隣接する凸部82aとの間に間隔82bを有する凹凸82Aが形成された基材層82を備える。間隔82bは、一対の凸部82aの間において平坦状とされた部位を示している。間隔82bの幅Qは、例えば、10μm以上且つ200μm以下であるが、一例として、50μm、75μm、100μm又は150μmであってもよい。
図18(a)に示されるように、一例としてのフィルム91は、矩形状の凹部92a及び凸部92bが形成された凹凸92Aを有する基材層92を備えていてもよい。フィルムは、矩形状の凹部92a及び凸部92bに代えて、台形状の凹部及び凸部が形成された凹凸を有する基材層を備えていてもよい。また、図18(b)に示されるように、他の例としてのフィルム101は、一対の大型の凸部102cの間に小型の凹部102a及び凸部102bが配置された基材層102を備えていてもよい。このように、基材層の凹凸の形状は、三角波状の凹凸2Aに限られず適宜変更可能である。
図19(a)に示されるように、例示的なフィルム111は、平面視において(面外方向から見た場合に)波打った凹部112a及び凸部112bが形成された凹凸112Aを有する基材層112を備えていてもよい。図19(b)に示されるように、例示的なフィルム121は、移動体の移動方向D5から傾斜した方向D4に延在する凹部122a及び凸部122bが形成された凹凸122Aを有する基材層122を備えていてもよい。移動方向D5に対する方向D4の角度θは、例えば、0°より大きく且つ10°以下である。以上のように、フィルムの凹凸の形状、大きさ、方向及び配置態様は適宜変更可能である。
1,11,21,31,41,51,61,71,81,91,101,111,121…フィルム、2,72,82,92,102,112,122…基材層、2A,72A,82A,92A,112A,122A…凹凸、2a,72a,92a,102a,112a,122a…凹部、2b,72b,92b,102b,102c,112b,122b…凸部、2c…平面、3…プライマー層、4,64,65…粘着剤層、5,35…剥離ライナー、12…親水性コーティング層、13,14,45…溶液、14a,14b,14c…層、15…剥離部材、16…プライマー液、23…印刷層(中間層)、32,63…第2基材層、34…第2粘着剤層、42…疎水性コーティング層、C1…空芯コイル、C2…磁気支持コイル、D1…第1方向、D2…第2方向、D3…第3方向、E…風洞施設、E1…領域、E2…角部、M…型、M1…凹凸、P…幅、T…風洞模型、T1…本体部、T2,T3…端部、U…永久磁石。

Claims (5)

  1. 所定の移動方向に移動する移動体に貼り付けられるフィルムであって、
    前記移動方向に沿って延在すると共に前記移動体の空力性能を向上させる凹凸を表面に備える、
    フィルム。
  2. 前記凹凸をコーティングする親水性コーティング層を備える、
    請求項1に記載のフィルム。
  3. 前記凹凸をコーティングする疎水性コーティング層を備える、
    請求項1又は2に記載のフィルム。
  4. 前記フィルムを前記移動体に粘着する粘着剤層を備える、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のフィルム。
  5. 前記凹凸及び前記粘着剤層の間に位置する中間層を備える、
    請求項4に記載のフィルム。
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