JP6916572B1 - 表示体及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐久性が高い表示体を提供する。【解決手段】表示体の製造方法は、透明の合成樹脂で形成された第1基材12の加工面93側にめっきを施して第1基材12の上に金属膜21を形成するめっき工程(S2)と、金属膜21を除去する除去領域62を少なくとも含む領域の金属膜21の上に第1塗料を塗装して第1塗料膜22を形成する第1塗装工程(S3)と、除去領域62にレーザー光を照射して除去領域62の第1塗料膜22及び金属膜21を除去する除去工程(S4)と、金属膜21が残っている金属領域61を少なくとも含む領域の加工面93側を覆うように第1硬化性樹脂を塗布して硬化させて樹脂層24を形成する樹脂層形成工程(S6)とを含む。【選択図】図3

Description

本発明は、表示体及びその製造方法に関する。
一般に、乗り物などに取り付けられる例えば製造会社のマークなどを示した外装装飾部品といった表示体が知られている。このような表示体には、高い耐久性が求められる。高い耐久性を実現する表示体の構造は種々あり得る。例えば特許文献1には、腐食しやすい金属膜が、透明樹脂層と保護膜とによって挟まれ、また、保護膜側に別途設けられた樹脂層と前記透明樹脂層とが、その周囲において超音波溶着されている表示体に係る技術が開示されている。
特許第5193678号公報
本発明は、耐久性が高い表示体を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、表示体の製造方法は、透明の合成樹脂で形成された第1基材の加工面側にめっきを施して前記第1基材の上に金属膜を形成するめっき工程と、前記金属膜を除去する除去領域を少なくとも含む領域の前記金属膜の上に第1塗料を塗装して第1塗料膜を形成する第1塗装工程と、前記除去領域にレーザー光を照射して前記除去領域の前記第1塗料膜及び前記金属膜を除去する除去工程と、前記金属膜が残っている金属領域を少なくとも含む領域の前記加工面側を覆うように第1硬化性樹脂を塗布して硬化させて樹脂層を形成する樹脂層形成工程とを含む。
本発明によれば、耐久性が高い表示体を提供できる。
図1は、本実施形態による製造方法で作製される表示体の構成例の概略を示す図である。 図2は、表示体の製造方法の一例の概略を示すフローチャートである。 図3は、各工程における表示体の本体側の状態を模式的に示す図である。 図4は、貼り合わせる前の本体及びベース部材の構成例の概略を示す図であり、(a)は本体の加工面側を、(b)はベース部材の貼付面側をそれぞれ示す図である。 図5は、本体及びベース部材を模式的に示す縦断面図であり、(a)は貼り合わせる前の本体を、(b)は貼り合わせる前のベース部材を、(c)は本体とベース部材とを貼り合わせた表示体をそれぞれ示す図である。
一実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態は、例えばエンブレムとも呼ばれる乗り物などに取り付けられる外装装飾部品といった表示体及びその製造方法に関する。
[表示体について]
図1は、本実施形態による製造方法で作製される表示体1の構成例の概略を示す図である。図1において、(a)は平面図を示し、(b)は正面図を示す。表示体1は、円盤形状を有しており、表面91から見たときにマーク50が見えるように構成されている。本実施形態の表示体1の表面91側は、中央部がわずかに盛り上がるように湾曲している。このような形状は一例であり、表示体の形状はどのような形状であってもよく、後述する表示体1の製造方法は、他の形状の表示体の製造にも同様に適用され得る。
図1(b)に示すように、表示体1は、表面91側に設けられた本体10と、裏面92側に設けられたベース部材70とにより形成されている。ベース部材70は、合成樹脂で形成された第2基材72を有する。この合成樹脂は、例えば、ABS樹脂などである。本体10の表面91側は、透明な合成樹脂で形成されている。この合成樹脂は、例えば、ポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)といったアクリル樹脂などである。
図1(a)に示すように、本実施形態の表示体1のマーク50は、金属光沢がある光沢部51(図において白色で示す)と、着色された着色部52(図において斜線を付して示す)とを有する。表示体1のマーク50は、本体10の透明な合成樹脂を第1基材12として、そのベース部材70側に形成されており、透明な第1基材12を介して視認され得る。本実施形態では、光沢部51は、透明な第1基材12のベース部材70側に蒸着された金属によって形成され、着色部52は、透明な第1基材12のベース部材70側に塗装された塗料によって形成されている。
[表示体の製造方法について]
本実施形態に係る表示体1の製造方法について説明する。図2は、表示体1の製造工程の一例の概略を示すフローチャートである。図3は、図2に示すS1乃至S6に示す工程における本体10側の状態を模式的に示す図である。図3は、図1に示すA−A線断面を示し、分かりやすさのため特に厚さ方向に拡大して模式的に示されている。
成形工程(S1)において、透明な合成樹脂を用いて、本体10の基材となる第1基材12が成形される。上述のとおり、第1基材12は、例えばPMMAによって形成される。第1基材12は、例えば、射出成形によって形成される。これに限らないが、本実施形態では、光沢部51が盛り上がった意匠となるように、図3(a)に示すように、第1基材12の表面91とは反対側の加工面93側に、光沢部51に対応する位置に窪みが設けられている。この窪みに製膜される金属膜によって、光沢部51が形成される。金属膜が製膜されるこの窪み部分を、金属領域61と称することにする。
めっき工程(S2)において、第1基材12にめっきが施される。その結果、図3(b)に示すように、第1基材12の加工面93側の全面に、金属膜21が形成される。めっき工程(S2)は、これに限らないが、例えば、乾式めっき工程であり、金属蒸着により金属膜21が形成される。金属膜21は、これに限らないが、例えば、錫(Sn)及びインジウム(In)又は錫(Sn)単体あるいはその他の金属で形成され得る。なお、金属膜21は、必ずしも上述のように加工面93側の全面に形成されなくてもよく、少なくとも光沢部51に応じた金属領域61に形成されればよい。
第1塗装工程(S3)において、加工面93側の全面に、すなわち、めっき工程(S2)で形成された金属膜21の上に、第1塗料が塗装される。その結果、図3(c)に示すように、第1塗料膜22が形成される。第1塗料は、例えば黒色の塗料である。
除去工程(S4)において、金属領域61を除く領域の金属膜21が除去される。図3(d)に示すように、金属領域61を除く領域を除去領域62と称することにする。図3(d)に示すように、金属膜21及び第1塗料膜22が形成された第1基材12の加工面93側において、除去領域62の金属膜21及び第1塗料膜22が、除去される。除去領域62の金属膜21及び第1塗料膜22の除去には、レーザー加工が用いられる。すなわち、除去領域62にレーザー光が照射され、レーザー光のエネルギーによって、金属膜21及び第1塗料膜22が同時に剥離する。除去工程(S4)によって、金属領域61にのみ金属膜21及び第1塗料膜22が残り、表面91側から金属膜21で形成された光沢部51の模様が認められるようになる。
第1塗装工程(S3)で金属膜21の上に第1塗料膜22を形成したのは、除去工程(S4)のためである。すなわち、金属膜21のみでは、レーザー光を用いた除去工程(S4)において、レーザー光が反射しやすく、除去加工が効率的に行われない。金属膜21の上にレーザー光を吸収しやすい黒色の第1塗料膜22が形成されることで、レーザー加工の効率が向上している。なお、第1塗料膜22は、このような目的のために設けられているので、必ずしも上述のように加工面93側の全面に設けられなくてもよく、少なくとも除去領域62に設けられればよい。
第2塗装工程(S5)において、加工面93側の全面に、第2塗料が塗装される。その結果、図3(e)に示すように、第2塗料膜23が形成される。第2塗料は、着色部52に応じた色の塗料である。第2塗装工程(S5)によって、金属膜21が存在しない除去領域62において、表面91側から第2塗料膜23が見えようになる。このようにして、着色部52の模様が形成される。第2塗料膜23は、必ずしも上述のように加工面93側の全面に形成されなくてもよく、少なくとも着色部52に応じた除去領域62に形成されればよい。以上の工程により、表面91側から見て、金属領域61に金属膜21があり、除去領域62に第2塗料膜23がある、光沢部51及び着色部52からなるマーク50が形成される。
樹脂層形成工程(S6)において、少なくとも金属領域61の加工面93側を覆うように、第1硬化性樹脂が塗布されて、当該第1硬化性樹脂が硬化させられる。その結果、図3(f)に示すように、樹脂層24が形成される。すなわち、金属領域61について樹脂によるポッティングが行われる。第1硬化性樹脂は、これに限らないが、例えば、液状のシリコーンゴムである。また、第1硬化性樹脂は、金属に対する腐食性が無いことが好ましい。窪んだ金属領域61に液状シリコーンゴムが充填されて硬化し、シリコーンゴムによる樹脂層24が形成されることで、金属領域61の耐水性などが向上する。また、樹脂層24を形成する樹脂としては、表示体1の使用環境に応じた耐水性、耐熱性、耐寒性、対候性などを備えているものが選択され得る。以上のようにして、本体10が作製される。
組立工程(S7)において、上述のようにして作製した本体10とベース部材70とを貼り合わせて表示体1を作製する。ベース部材70は、例えば、平面視した形状が本体10と同じ板状部材である第2基材72を有する。第2基材72は、例えば、ABS樹脂製である。ベース部材70の本体10と貼り合わされる面を貼付面94と称することにする。
組立工程(S7)について、図4及び図5を参照して説明する。図4(a)は、貼り合わせる前の本体10の加工面93側の概略を示す平面図であり、図4(b)は、貼り合わせる前のベース部材70の貼付面94側の概略を示す平面図である。図5は、本体10及びベース部材70を模式的に示す縦断面図であり、(a)は本体10を、(b)はベース部材70を、(c)は本体10とベース部材70とを貼り合わせた表示体1を、それぞれ示す。
本体10の加工面93側の周縁部65には、図4(a)において斜線を付して示すように、硬化性樹脂31が塗布される。硬化性樹脂31は、例えば、粘度が比較的高い液状シリコーンゴムである。
ベース部材70を構成する第2基材72の貼付面94側の面において、本体10の周縁部65に対向する領域よりも内側の少なくとも一部の領域をテープ領域66とする。テープ領域66には、図4(b)において斜線を付して示すように、両面テープ34が貼られる。両面テープ34は、薄い基材の両面に粘着剤が設けられたテープである。図4(b)には、テープ領域66及び両面テープ34が円形である例を示しているが、これらの形状は、どのようなものであってもよい。第2基材72又は本体10の凹凸形状に応じた領域が、テープ領域66として設けられ、そこにその形状に応じた両面テープ34が設けられてもよい。
両面テープ34が設けられたベース部材70の貼付面94側と、周縁部65に硬化性樹脂31が設けられた本体10の加工面93側とが貼り合わされ、硬化性樹脂31が硬化させられる。その結果、粘着力を有する両面テープ34と硬化した硬化性樹脂31とによって、本体10とベース部材70とが固定される。硬化した硬化性樹脂31は、本体10とベース部材70とを貼り合わせた部分の周縁部65を塞ぐシール部32として機能する。シール部32を形成する樹脂として、表示体1の使用環境に応じた耐水性、耐熱性、耐寒性、対候性などを備えているものが選択され得る。
以上のようにして、透明の合成樹脂で形成された第1基材12と、第1基材12の加工面93側の金属領域61に設けられた金属膜21と、第1基材12の加工面93側の金属領域61を除いた除去領域62の第1基材12の上及び金属領域61の金属膜21の上に設けられた第1塗料膜22及び第2塗料膜23と、第2塗料膜23の上の少なくとも金属領域61に設けられた樹脂層24と、樹脂層24又は第2塗料膜23の上の周縁部65に設けられた樹脂製のシール部32と、樹脂層24又は第2塗料膜の上のシール部32の内側に設けられた両面テープ34と、シール部32及び両面テープ34によって樹脂層24又は第2塗料膜23の上に貼り合わされた合成樹脂で形成された第2基材72とを備える表示体1が完成する。
[組立工程の変形例]
組立工程(S7)は上述の工程に限らない。例えば、硬化性樹脂31と両面テープ34とは、本体10側とベース部材70側とのいずれに設けられてもよい。例えば、硬化性樹脂31及び両面テープ34の両方を本体10の加工面93側に設けて貼り合わせを行ってもよいし、硬化性樹脂31及び両面テープ34の両方をベース部材70の貼付面94側に設けて貼り合わせを行ってもよいし、硬化性樹脂31をベース部材70の貼付面94側に設け、両面テープ34を本体10の加工面93側に設けて貼り合わせを行ってもよい。
また、例えば、次のような工程であってもよい。すなわち、まず、第2基材72の貼付面94側又は本体10の加工面93側のテープ領域66に両面テープ34が貼られ、この両面テープ34によって本体10とベース部材70とが貼り合わされる。続いて、本体10とベース部材70と間の周縁部65にできた隙間に、比較的低粘度の液状シリコーンゴムといった硬化性樹脂31を流し込み、これを硬化させる。以上のようにして、本体10とベース部材70とを貼り合わせつつ、シール部32を形成してもよい。
[表示体の耐久性について]
表示体1において、金属膜21は、腐食等が生じやすい部分である。特に、初めは視認できないほど微細であっても、金属膜21に穴が開いていると、時間の経過とともに、金属膜21の表面91に視認され得る欠陥が生じるおそれがある。例えば、本体10とベース部材70との隙間などから侵入した水分などが、表示体1のマークとして視認される金属膜21の表面91側に至り、金属膜21の表面91に視認され得る欠陥を生じさせることなどが考えられる。このため、金属膜21にはピンホールなどが存在しないことが求められる。また、金属膜21の腐食等を防止するために、金属膜21部分を密封することが求められる。
本実施形態に係る表示体1では、金属膜21は、これに限らないが、例えば錫及びインジウムの蒸着によって形成されている。例えば錫及びインジウムを用いることで、ピンホールなどのない良質な金属膜21が形成され得る。また、本実施形態に係る表示体1では、レーザー加工を用いて、金属膜21による光沢部51の模様が形成されている。レーザー加工により、光沢部51を傷つけることなく、微細な部分まで正確に加工されて金属膜21による模様が形成され得る。
本実施形態に係る表示体1では、金属膜21の上には第1塗料膜22及び第2塗料膜23といった塗料膜が設けられ、さらに、少なくとも金属膜21に対応する位置には、例えばシリコーンゴムによる樹脂層24が設けられている。この樹脂層24などの層が設けられていることにより、金属膜21への水分等の侵入が防止されている。さらに、本実施形態の表示体1では、本体10とベース部材70とを貼り合わせた部分の周縁部65に、例えばシリコーンゴムによるシール部32が設けられている。このシール部32により、本体10とベース部材70との間への水分等の侵入が防止されている。
また、本実施形態の表示体1では、本体10の第1基材12とベース部材70の第2基材72との材料が、例えば、それぞれアクリル樹脂とABS樹脂とであり得る。アクリル樹脂とABS樹脂とでは、熱収縮率又は熱膨張率が異なる。このため、仮に本体とベース部材とを全く動かないように堅く貼り合わせると、表示体が温度変化にさらされたときに貼り合わせ部等で微細な破損等が生じるおそれがある。これに対して、本実施形態の表示体1では、本体10とベース部材70とは、ある程度の柔軟性がある両面テープ34とシール部32のシリコーンゴムとで貼り合わされている。このため、本体10とベース部材70とで熱収縮率又は熱膨張率が異なっても、それらを貼り合わせた部分から破損することが防がれている。
以上のような構造によって、例えば金属膜21に水分が侵入することなどによって促進され得る金属膜21の腐食等が防止されている。したがって、表示体1は、高い耐久性を有する。
以上、本発明について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明は、前述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることはいうまでもない。
例えば、上述の実施形態では、表示体1のマーク50は、光沢部51と着色部52との2種類の領域によって形成されている例を示したが、これに限らない。例えば、部分的な塗装又は塗装後の部分的な除去とさらなる塗装とによって、着色部52が複数種類の塗料を用いた複数色であるマーク50が形成されてもよい。
1 表示体
10 本体
12 第1基材
21 金属膜
22 第1塗料膜
23 第2塗料膜
24 樹脂層
31 硬化性樹脂
32 シール部
34 両面テープ
50 マーク
51 光沢部
52 着色部
61 金属領域
62 除去領域
65 周縁部
66 テープ領域
70 ベース部材
72 第2基材
91 表面
92 裏面
93 加工面
94 貼付面

Claims (12)

  1. 透明の合成樹脂で形成された第1基材の加工面側にめっきを施して前記第1基材の上に金属膜を形成するめっき工程と、
    前記金属膜を除去する除去領域を少なくとも含む領域の前記金属膜の上に第1塗料を塗装して第1塗料膜を形成する第1塗装工程と、
    前記除去領域にレーザー光を照射して前記除去領域の前記第1塗料膜及び前記金属膜を除去する除去工程と、
    前記金属膜が残っている金属領域を少なくとも含む領域の前記加工面側を覆うように第1硬化性樹脂を塗布して硬化させて樹脂層を形成する樹脂層形成工程と
    を含む表示体の製造方法。
  2. 前記除去工程より後であり前記樹脂層形成工程より前に、前記除去領域の前記第1基材と前記金属領域の第1塗料膜との上の少なくとも一部に第2塗料を塗装して第2塗料膜を形成する第2塗装工程をさらに含む、請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記樹脂層形成工程の後に、合成樹脂で形成された第2基材の貼付面側と前記第1基材の前記加工面側とを両面テープと第2硬化性樹脂とを用いて貼り合わせる組立工程をさらに含む、請求項1又は2に記載の製造方法。
  4. 前記組立工程は、
    前記第1基材の前記加工面側と前記第2基材の貼付面側とが対向する領域のうち周縁部を前記第2硬化性樹脂で貼り合わせることと、
    前記対向する領域のうち前記周縁部よりも内側の少なくとも一部の領域であるテープ領域を前記両面テープで貼り合わせることと
    を含む、請求項3に記載の製造方法。
  5. 前記組立工程は、
    前記第1基材の加工面側と前記第2基材の貼付面側との少なくとも何れか一方の前記テープ領域に前記両面テープを貼付することと、
    前記第1基材の加工面側と前記第2基材の貼付面側との少なくとも何れか一方の前記周縁部に前記第2硬化性樹脂を塗布することと、
    前記第1基材の加工面側と前記第2基材の貼付面側とを前記両面テープと前記第2硬化性樹脂とを用いて貼り合わせることと
    を含む請求項4に記載の製造方法。
  6. 前記組立工程は、
    前記第1基材の加工面側と前記第2基材の貼付面側との少なくとも何れか一方の前記テープ領域に前記両面テープを貼付することと、
    前記第1基材の加工面側と前記第2基材の貼付面側とを前記両面テープを用いて貼り合わせることと、
    前記第1基材の加工面側と前記第2基材の貼付面側との間に形成された前記周縁部の隙間に前記第2硬化性樹脂を流し込み前記第2硬化性樹脂を硬化させることと
    を含む請求項4に記載の製造方法。
  7. 前記組立工程において、前記第2硬化性樹脂には液状シリコーンゴムを用いる、請求項3乃至6の何れかに記載の製造方法。
  8. 前記樹脂層形成工程において、前記第1硬化性樹脂には液状シリコーンゴムを用いる、請求項1乃至7の何れかに記載の製造方法。
  9. 第1塗装工程において、前記第1塗料には黒色の塗料を用いる、請求項1乃至8の何れかに記載の製造方法。
  10. 前記めっき工程は、乾式めっきにより行われる、請求項1乃至9の何れかに記載の製造方法。
  11. 前記めっき工程において、前記金属膜のために用いられる金属は、錫及びインジウムを含む、請求項10に記載の製造方法。
  12. 透明の合成樹脂で形成された第1基材と、
    前記第1基材の加工面側の金属領域に設けられた金属膜と、
    前記第1基材の加工面側の金属領域を除いた除去領域の前記第1基材の上及び前記金属領域の前記金属膜の上に設けられた塗料膜と、
    前記塗料膜の上の少なくとも前記金属領域に設けられた樹脂層と、
    前記樹脂層又は前記塗料膜の上の周縁部に設けられた樹脂製のシール部と、
    前記樹脂層又は前記塗料膜の上の前記シール部の内側に設けられた両面テープと、
    前記シール部及び前記両面テープによって前記樹脂層又は前記塗料膜の上に貼り合わされた合成樹脂で形成された第2基材と
    を備える表示体。

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