JP2020078389A - 食器洗浄機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ランニングコストを削減することができる食器洗浄機を提供すること。【解決手段】食器洗浄機は、洗浄槽と、湯沸しヒータと、リンスユニットと、制御装置と、を備え、リンスユニットは、内部にリンスを貯留するリンスタンクと、リンスタンクに貯留されたリンスを洗浄槽に搬送するリンスポンプと、リンスタンクに貯留されたリンスの残量を検出する残量検出部と、を備え、制御装置は、最終すすぎ工程において、洗浄槽にリンスが投入されたかどうかを判定し、洗浄槽にリンスが投入されたと判定した場合では、洗浄槽にリンスが投入されなかったと判定した場合よりも、洗浄水を湯沸しヒータで加熱する際の設定水温を低くするものである。【選択図】図1

Description

本発明は、洗浄運転時に洗浄槽内にリンスを投入するリンスユニットを備えた食器洗浄機に関するものである。
乾燥した後に食器等の被洗浄物の表面に水滴の跡が残ること、および、透明なガラス製品等においてくもりが発生すること等を抑制して、洗浄後の仕上がりを綺麗にするためには、乾燥仕上げ剤が有効である。そこで、従来、洗浄運転時に乾燥仕上げ剤としてリンスを投入する食器洗浄機が用いられる(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、洗浄運転時に、扉に内蔵された薬剤タンクおよびこれに連通接続される薬剤投入機からなる薬剤供給装置の作用により、薬剤タンクに貯留させたリンスを洗浄槽内に所定量投入している。
特開平6−327608号公報
洗浄槽にリンスが投入された場合では洗浄槽にリンスが投入されなかった場合よりも乾きやすい。そのため、洗浄槽にリンスが投入された場合には洗浄運転の乾燥工程の時間を短縮する等により消費電力を抑え、ランニングコストを削減する余地がある。しかしながら、従来の食器洗浄機ではリンスの投入の有無に関わらず洗浄運転において同様の処理を行っているため、洗浄槽にリンスが投入された場合に消費電力を抑えることができていないという課題があった。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、ランニングコストを削減することができる食器洗浄機を提供することを目的としている。
本発明に係る食器洗浄機は、食器類を収容する洗浄槽と、前記洗浄槽に貯留された洗浄水を加熱する湯沸しヒータと、前記洗浄槽にリンスを投入するリンスユニットと、前記洗浄槽に収容された食器類の洗浄を行う洗浄運転において、洗浄工程、すすぎ工程、最終すすぎ工程、乾燥工程を順次実行する制御装置と、を備え、前記リンスユニットは、内部にリンスを貯留するリンスタンクと、前記リンスタンクに貯留されたリンスを前記洗浄槽に搬送するリンスポンプと、前記リンスタンクに貯留されたリンスの残量を検出する残量検出部と、を備え、前記制御装置は、前記最終すすぎ工程において、前記洗浄槽にリンスが投入されたかどうかを判定し、前記洗浄槽にリンスが投入されたと判定した場合では、前記洗浄槽にリンスが投入されなかったと判定した場合よりも、前記洗浄水を前記湯沸しヒータで加熱する際の設定水温を低くするものである。
本発明に係る食器洗浄機によれば、洗浄槽にリンスが投入された場合では、洗浄槽にリンスが投入されなかった場合よりも、洗浄水を湯沸しヒータで加熱する際の設定水温を低くする。そうすることで、消費電力を抑えることができ、ランニングコストを削減することができる。
本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機の概略構成を示す右側方から見た断面図である。 本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機のリンスユニットを示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機のリンスユニットを示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機の洗浄運転を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機の洗浄運転の最終すすぎ工程を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る食器洗浄機の洗浄運転の最終すすぎ工程を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る食器洗浄機の洗浄運転の乾燥工程を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る食器洗浄機の洗浄運転の乾燥工程を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態4に係る食器洗浄機の洗浄運転の乾燥工程を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態5に係る食器洗浄機の洗浄運転の乾燥工程を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、以下の説明において、理解を容易にするために方向を表す用語(例えば「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」等)を適宜用いるが、これは説明のためのものであって、これらの用語は本願発明を限定するものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機100の概略構成を示す右側方から見た断面図である。
図1に示すように、本実施の形態1に係る食器洗浄機100には、前面が開口した前面開口部を有し、食器洗浄機100の外郭となるほぼ箱体形状の洗浄機本体1が設けられている。洗浄機本体1内には、上面が開口した上面開口部を有し、食器かご4に載置された食器類3を収容するほぼ箱体形状の洗浄槽2が設けられている。
洗浄槽2の上面には、洗浄槽2の上面開口部を開閉する内蓋12が設けられている。また、洗浄槽2の前面には、洗浄機本体1内部に設けられた洗浄槽2が取り出される際に開閉する扉13が設けられており、洗浄機本体1の内部には、扉13の開閉を検出する扉開閉検出装置14が設けられている。洗浄槽2内には、食器類3が載置される食器かご4と、洗浄槽2内に貯留されている水の温度を検出する水温検出装置15と、洗浄水を加熱する湯沸しヒータ18と、洗浄水を噴出する洗浄ノズル9とが設けられている。
洗浄槽2の下部には、洗浄ノズル9に洗浄水を圧送する洗浄ポンプ8と、洗浄により汚れた洗浄水を排出する排水ポンプ11と、洗浄槽2を洗浄機本体1から押し出すまたは引き出すスライド装置40とが設けられている。ここで、洗浄ポンプ8によって加圧された水は、洗浄ノズル9に送られてそこから水が食器類3に向けて噴射され、食器類3が洗浄される。そして、食器類3を洗浄後、洗浄槽2内に貯留された洗浄水は、排水ポンプ11によって排水される。
洗浄槽2の側面下部に形成された開口と連通するフロート室19には、洗浄槽2内に貯留されている水の水位を検出する水位検出装置16が設けられている。
洗浄機本体1の内部には、水道水を洗浄槽2に供給する給水弁10と、洗浄機本体1内に収容された洗浄槽2を保持するラッチ装置6が設けられている。そして、ラッチ装置6には、それを付勢するばね7が設けられている。また、洗浄槽2の後方には、食器類3を乾燥させるため洗浄槽2内に空気を供給する送風ファン17と、洗浄槽2内に供給される空気を加熱する乾燥用ヒータ20とが設けられている。
内蓋12は、洗浄機本体1の内面上部に取り付けられている。内蓋12には、リンク機構(図示せず)の一端が取り付けられていて、リンク機構の他端は洗浄機本体1の内面上部に取り付けられている。そして、このリンク機構により、洗浄機本体1から洗浄槽2が引き出される際に内蓋12が持ち上がり、洗浄槽2を開放することができるようになっている。これにより、洗浄機本体1から洗浄槽2が引き出される際に、洗浄槽2と一緒に内蓋12が引き出されないようになっている。一方で、洗浄槽2が押し込まれたときには、このリンク機構によって内蓋12が下がり、洗浄槽2を閉塞することができるようになっている。
洗浄槽2は、洗浄機本体1に設けられた固定レール5と洗浄槽2に設けられた可動レール(図示せず)とにより、前方および後方に移動することができるようになっている。また、洗浄槽2は、洗浄機本体1の内部方向に所定の保持位置まで押し込まれると、ラッチ装置6により所定の位置に保持されるようになっている。このときラッチ装置6は、ばね7によって洗浄槽2が引き出し方向とは反対の力で付勢されるようになり、洗浄槽2を保持することができる。そのため、洗浄槽2が必要なとき以外は前方へ移動しないようになっている。
また、扉13の背面と洗浄槽2の前面との間の空間には、食器洗浄機100の動作を制御する制御装置50と、洗浄槽2内にリンスを投入するリンスユニット80とが設けられている。
図2は、本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機100のリンスユニット80を示す斜視図である。
図2に示すように、リンスユニット80は、リンスタンク81と、リンスポンプ82と、第一投入ホース83と、第二投入ホース84と、補充口85と、ポンプ押さえ部材86と、残量検出部87とを有している。リンスタンク81は、直方体状をなしており、内部にリンスを貯留するものである。リンスポンプ82は、リンスタンク81の上部に設けられ、リンスタンク81に貯留されたリンスを洗浄槽2に搬送するものである。
第一投入ホース83は、リンスタンク81とリンスポンプ82とを接続し、リンスタンク81から吸い込まれたリンスが流れるものである。第二投入ホース84は、リンスポンプ82と洗浄槽2とを接続する中継経路としての機能を有し、リンスポンプ82から洗浄槽2に搬送されるリンスが流れるものである。補充口85は、リンスタンク81の上部に設けられ、ユーザーがリンスを補充する開口部である。ポンプ押さえ部材86は、リンスポンプ82をリンスタンク81の上部に固定するものである。
リンスは、食器洗浄機1利用時に乾燥仕上げ剤として一般的に使用されている。1回の運転当たりに使用されるリンスの量は微量であるため、リンスタンク81に複数回分のリンスが貯留されている。
図3は、本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機100のリンスユニット80を示す断面図である。
図3に示すように、残量検出部87は、リンスタンク81に貯留されたリンスの残量を検出する。リンスタンク81には複数回分のリンスが貯留されているが、洗浄運転が繰り返し行われることによって残量が低下する。残量検出部87は、上下方向に延びるフロート88を有している。このフロート88はリンスに浮くため、リンスタンク81内のリンスの残量に応じて上下方向に移動するようになっている。そして、残量検出部87は、フロート88の位置に基づいて、リンスの残量を検出する。
残量検出部87は、例えばリンスタンク81内のリンスの残量を三段階に分けて検出する。一段階目残量閾値Th1は、リンスタンク81にリンスが満充填されている状態を示す指標であり、二段階目残量閾値Th2は、リンスの補充が必要な状態を示す指標であり、三段階目残量閾値Th3は、リンスがほぼ存在しない状態を示す指標である。ここで、フロート88は、最上段にある場合、一段階目残量閾値Th1上に位置する。また、フロート88が最下段にある場合、三段階目残量閾値Th3上に位置する。なお、フロート88は、一段階目残量閾値Th1と二段階目残量閾値Th2との間の高さよりも低い。このため、フロート88がいずれの残量閾値上にない場合、フロート88は、一段階目残量閾値Th1と二段階目残量閾値Th2との間に位置する。
なお、残量検出部87は、三段階目残量閾値Th3の代わりに、リンスポンプ82に流れる電流値の変化量またはリンスポンプ82を駆動するモータの回転数の変化量に基づいて、リンスの残量を検出してもよい。リンスポンプ82に流れる電流値の変化およびモータの回転数の変化は、リンスポンプ82の負荷が変化したことに起因する。負荷の変化は、リンスタンク81内のリンスの残量が極めて少ない状態にあることを意味する。つまり、負荷の変化によって洗浄槽2内にリンスユニット80からリンスが投入されたかどうかを判定できる。
図4は、本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機100の機能ブロック図である。
制御装置50は、例えば、専用のハードウェア、または記憶装置52に格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、プロセッサともいう)で構成されている。
制御装置50は、ユーザーから扉13に設けられた操作部21を介して食器洗浄機100への操作指示を受け付けたり、扉開閉検出装置14等の装置から各種電気信号を受信したりする。そして、制御装置50は、ユーザーからの操作指示または各種装置等からの電気信号に応じて、食器洗浄機100の動作を制御する。すなわち、制御装置50は、機器を構成する電気部品のうち少なくとも一つを制御するものである。また、制御装置50は、時間を計測する機能を備えている。なお、制御装置50の外部に時間を計測する計時部が設けられた構成としてもよい。
また、本実施の形態1に係る食器洗浄機100は、各種駆動回路を備えている。湯沸しヒータ駆動回路57は、制御装置50からの制御指令を受けて湯沸しヒータ18の温度を制御する。給水弁駆動回路53は、制御装置50からの制御指令を受けて給水弁10の開閉等の動作を制御する。洗浄ポンプ駆動回路54は、制御装置50からの制御指令を受けて洗浄ポンプ8の動作を制御する。排水ポンプ駆動回路55は、制御装置50からの制御指令を受けて排水ポンプ11の動作を制御する。送風ファン駆動回路56は、制御装置50からの制御指令を受けて送風ファン17の回転数を制御する。乾燥用ヒータ駆動回路61は、制御装置50からの制御指令を受けて乾燥用ヒータ20の温度を制御する。表示部駆動回路58は、制御装置50からの制御指令を受けて扉13に設けられた表示部63に表示される表示画を制御する。スライド装置駆動回路59は、制御装置50からの制御指令を受けてスライド装置40のモータの動作を制御する。リンスユニット駆動回路51は、制御装置50からの制御指令を受けてリンスユニット80のリンスポンプ82の動作を制御する。電流検出回路60は、リンスポンプ82に流れる電流を検出する。
また、本実施の形態1に係る食器洗浄機100には、各種情報を記憶する記憶装置52が設けられており、記憶装置52は、電気配線またはプリント配線等により制御装置50と接続されている。
次に、制御装置50によるリンスユニット80の制御について説明する。
例えば、制御装置50は、1回のリンスの投入量を固定するために、リンスポンプ82の動作時間を固定している。なお、1回の運転当たりのリンスポンプ82の動作時間は、例えば2秒である。また、制御装置50は、残量検出部87によって検出されたリンスの残量に基づいて、リンスポンプ82を動作させる。制御装置50は、残量検出部87によって検出されたリンスの残量が残量閾値以下となった場合、リンスポンプ82を停止させる。具体的には、制御装置50は、残量検出部87によって検出されたリンスの残量が三段階目残量閾値Th3以下となった場合、リンスがほぼ存在せず洗浄槽2への投入が困難と判断し、リンスポンプ82を停止させる。
また、制御装置50は、残量検出部87によって検出されたリンスの残量が二段階目残量閾値Th2以下となった場合、ユーザーにリンスの補充を促すために表示部63にその旨の表示を行う。これにより、ユーザーはリンスをリンスタンク81に補充する。なお、リンスの残量が二段階目残量閾値Th2以下となっても、直ちにリンスの投入を停止しない。これは、リンスの残量が二段階目残量閾値Th2以下となっても、即座にユーザーが気づくとは限らず、洗浄運転が継続する可能性があることによる。そこで、二段階目残量閾値Th2と三段階目残量閾値Th3との差は、ユーザーがリンスの補充を開始するまでに余裕がある残量とすればよく、運転回数に換算すると、例えば4回〜5回といった複数回であることが好ましい。制御装置50は、残量検出部87によって検出されたリンスの残量が一段階目残量閾値Th1を超えた場合、表示部63にリンスタンク81が満充填されていることを表示し、ユーザーにリンスの補充を中止するよう促す。
制御装置50は、残量検出部87によって検出されたリンスの残量が残量閾値以下となった後に残量検出部87によって検出されたリンスの残量が残量閾値を超えた場合、リンスポンプ82を動作させる。制御装置50は、リンスの搬送経路である第一投入ホース83内のエア抜きを行うため、第一投入ホース83まで満充填する際のリンスの量を洗浄槽2に搬送するようにリンスポンプ82を動作させる。リンスの残量が残量閾値以下となった後に、ユーザーによってリンスが補充されることにより、リンスの残量が残量閾値を超える。このときの残量閾値は、例えば三段階目残量閾値Th3である。リンスの残量が三段階目残量閾値Th3まで達した場合、リンスポンプ82が動作したときに吸い込むことができるリンスの量が足りず、第一投入ホース83内にエアが混入する。
上述の通り、制御装置50は、1回のリンスの投入量を固定するために、リンスポンプ82の動作時間を固定している。このため、第一投入ホース83内にエアが混入している場合、エアを含んでいない通常時のリンスの投入量と、エアを含んでいるときのリンスの投入量とが異なる。なお、エアを含んでいるときにリンスポンプ82の動作時間を変えようとしても、エアの混入量が不明であり、また投入量が微量であるため、リンスの投入量を通常時と同様とすることは困難である。そこで、本実施の形態1では、エアが混入している場合、リンスの搬送経路である第一投入ホース83内のエア抜きを行うため、第一投入ホース83まで満充填する際のリンスの量を洗浄槽2に搬送するようにリンスポンプ82を動作させるエア抜き処理を行う。
図5は、本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機100の洗浄運転を示すフローチャートである。
次に、本実施の形態1に係る食器洗浄機100の洗浄運転について、図5を用いて説明する。図5に示すように洗浄運転では、準備工程、洗浄工程、すすぎ工程、最終すすぎ工程、乾燥工程が、順次実行される。
(ステップS100)
まず初めに制御装置50は、準備工程を行う。準備工程では、例えば洗浄開始前に洗浄槽2内に水が溜まっていないかどうかを、水位検出装置16で洗浄槽2内部の状態を確認し、給水弁10からの水漏れ等がないことの確認が行われる。
(ステップS200)
次に、制御装置50は、洗浄工程を行う。洗浄工程では、給水弁10が開弁され、洗浄槽2内に洗浄水が給水される。そして、水位検出装置16が所定量の洗浄水の給水を検出すると、給水弁10が閉弁される。次に、湯沸しヒータ18が通電され、洗浄水が所望の温度に加熱される。そして、洗浄ポンプ8が通電され、温水化した洗浄水が洗浄ノズル9に圧送され、洗浄ノズル9から洗浄水が噴射され、食器類3が洗浄される。このとき、洗浄ノズル9は、洗浄水の噴射による反力によって回転する。これにより、洗浄槽2内に並べられた食器類3に万遍なく洗浄水が噴射される。洗浄槽2内に噴射された洗浄水は、落下して洗浄槽2内の下部に集まり、再び洗浄ノズル9から噴射される。そして、この循環が繰り返される。なお、洗浄運転では、洗浄槽2が洗浄機本体1内に収容されているので、洗浄水が洗浄槽2外に飛散することはない。その後、所定時間が経過し、かつ、洗浄水が所望の温度になったら、湯沸しヒータ18および洗浄ポンプ8への通電が停止する。また、排水ポンプ11が通電され、洗浄槽2内の汚水が外部に排出される。
(ステップS300)
次に、制御装置50は、すすぎ工程を行う。すすぎ工程では、排水終了後、排水ポンプ11への通電を停止し、給水弁10が開弁され、新たな洗浄水が洗浄槽2内に給水される。以後、上述した洗浄運転と同様の動作によって食器類3のすすぎ洗いが行われ、所定時間のすすぎ洗いが終わると、すすぎ洗いに用いた洗浄水が排水される。このようなすすぎ洗いと排水とが数回繰り返される。この繰り返しがすすぎ工程となっている。
(ステップS400)
次に、制御装置50は、最終すすぎ工程を行う。最終すすぎ工程では、最終すすぎ前の排水終了後、排水ポンプ11への通電を停止し、給水弁10が開弁され、新たな洗浄水が洗浄槽2内に給水される。このとき、リンスタンク81からリンスが投入されてすすぎ洗い用の洗浄水に加えられ、食器類3が乾燥仕上げに適した状態になる。以後、上述したすすぎ工程と同様の動作によって、食器類3のすすぎ洗いが行われ、所定時間のすすぎ洗いが終わると、すすぎ洗いに用いた洗浄水が排水される。
ここで、最終すすぎ工程において、制御装置50は、最終すすぎ前の排水処理の前に、リンスタンク81に満充填する際のリンスの量を洗浄槽2に搬送するようにリンスポンプ82を動作させる。エア抜き処理は、第一投入ホース83およびリンスポンプ82内のエアが除去されて、リンスが充填されることによって完了する。エアを含んでいる場合、エアの混入量が不明であるため、エアを完全に除去するために必要な動作時間は分かり難い。そこで、動作時間は、リンスポンプ82および第一投入ホース83内が空の状態から、リンスが完全に充填されるまでに必要な時間以上とすることが好ましい。
なお、本実施の形態1では、最終すすぎ前の排水処理前にエア抜き処理を行う。なお、このエア抜き処理は洗浄工程時に行ってもよい。通常のリンスの投入時に、エア抜き処理を実施すると、第一投入ホース83内に含まれるエアが少ないほど、通常の投入量に比べて多量のリンスが投入されてしまう。これにより、乾燥工程後に食器類3および洗浄槽2内にリンスが残るおそれがある。このため、本実施の形態1では、排水処理の直前にエア抜き処理を行う。これにより、リンスが過剰に洗浄槽2内に投入されても、その後直ちに洗浄水と共に排出されるため、食器類3および洗浄槽2内にリンスが残ることを抑制することができる。なお、エア抜き処理は、リンスの残量が三段階目残量閾値Th3まで達した後の一回目の運転時にのみ通常のリンス投入処理とは別の処理として行われる。
(ステップS500)
最後に、制御装置50は、乾燥工程を行う。乾燥工程では、送風ファン17および乾燥用ヒータ20が通電され、洗浄槽2内に外気が導入される。外気は、乾燥用ヒータ20で加熱されて温風となり、洗浄槽2内に送られて食器類3および洗浄槽2の内部全体を乾燥させる。なお、乾燥に用いた温風は、扉13に設けられた排気口(図示せず)から外部に排出される。
図6は、本発明の実施の形態1に係る食器洗浄機100の洗浄運転の最終すすぎ工程を示すフローチャートである。
次に、本実施の形態1に係る食器洗浄機100の洗浄運転の最終すすぎ工程の詳細について、図6を用いて説明する。
(ステップS401)
制御装置50は、給水処理を行う。給水処理が開始されると、制御装置50は給水弁10を開弁して洗浄槽2への給水を開始する。そして、制御装置50は水位検出装置16により洗浄槽2内が規定水位に達していることを検出したら、給水弁10を閉弁して洗浄槽2への給水を停止し、給水処理を終了する。ここで、規定水位とは、食器かご4に載置された食器類3の洗浄が可能な水量が洗浄槽2内に貯留したときの水位である。
(ステップS402)
制御装置50は、残量検出部87によって検出されたリンスの残量が残量閾値を超えているかどうかを判定する。制御装置50が、リンスの残量が残量閾値を超えていると判定した場合(YES)、ステップS403の処理に進む。一方、制御装置50が、リンスの残量が残量閾値以下であると判定した場合(NO)、ステップS404の処理に進む。
(ステップS403)
制御装置50は、所定時間(例えば2秒)の間、リンスユニット80へ通電してリンスポンプ82を動作させ、リンスタンク81に貯留されたリンスを洗浄槽2に投入する。
(ステップS404)
制御装置50は、洗浄ポンプ8へ通電して洗浄ノズル9から洗浄水を洗浄槽2に噴射する。
(ステップS405)
制御装置50は、湯沸しヒータ18へ通電して洗浄槽2内の洗浄水を加熱する。
(ステップS406)
制御装置50は、洗浄槽2にリンスが投入されたかどうかを判定する。制御装置50が、洗浄槽2にリンスが投入されたと判定した場合(YES)、ステップS407の処理に進む。一方、制御装置50が、洗浄槽2にリンスが投入されなかったと判定した場合(NO)、ステップS408の処理に進む。なお、洗浄槽2にリンスが投入されたかどうかの判定は、例えば制御装置50は最終すすぎ工程においてリンスポンプ82を動作させたかどうかの情報を記憶装置52に記憶しておき、それに基づいて判定する。
(ステップS407)
制御装置50は、水温検出装置15によって検出された洗浄槽2内に貯留されている洗浄水の温度が、あらかじめ設定された設定水温T1a(<T1b)以上であるかどうかを判定する。制御装置50が、洗浄槽2内に貯留されている洗浄水の温度が、設定水温T1a以上であると判定した場合(YES)、ステップS409の処理に進む。一方、制御装置50が、洗浄槽2内に貯留されている洗浄水の温度が、設定水温T1a未満であると判定した場合(NO)、再度ステップS407の処理を行う。
(ステップS408)
制御装置50は、水温検出装置15によって検出された洗浄槽2内に貯留されている洗浄水の温度が、あらかじめ設定された設定水温T1b(>T1)以上であるかどうかを判定する。制御装置50が、洗浄槽2内に貯留されている洗浄水の温度が、設定水温T1b以上であると判定した場合(YES)、ステップS409の処理に進む。一方、制御装置50が、洗浄槽2内に貯留されている洗浄水の温度が、設定水温T1b未満であると判定した場合(NO)、再度ステップS408の処理を行う。
(ステップS409)
制御装置50は、湯沸しヒータ18への通電を停止し、洗浄槽2内の洗浄水の加熱を停止する。
(ステップS410)
制御装置50は、洗浄槽2内に貯留されている洗浄水の温度が設定水温T1以上になってからあらかじめ設定された設定時間t1以上経過したかどうかを判定する。制御装置50が、洗浄槽2内に貯留されている洗浄水の温度が設定水温T1以上になってから設定時間t1以上経過したと判定した場合(YES)、ステップS411の処理に進む。一方、制御装置50が、洗浄槽2内に貯留されている洗浄水の温度が設定水温T1以上になってから設定時間t1以上経過していないと判定した場合(NO)、再度ステップS410の処理を行う。
(ステップS411)
制御装置50は、洗浄ポンプ8への通電を停止し、洗浄ノズル9から洗浄水を洗浄槽2に噴射するのを停止する。
(ステップS412)
制御装置50は、排水処理を行う。排水処理が開始されると、制御装置50は排水ポンプ11を動作させて洗浄槽2から排水を開始する。そして、制御装置50は水位検出装置16により洗浄槽2内に水が貯留されていないことを検出したら、排水ポンプ11の動作を停止させて排水処理を終了させる。
このように、本実施の形態1に係る食器洗浄機100では、最終すすぎ工程において洗浄槽2にリンスが投入されたかどうかで洗浄水の設定水温を変えている。つまり、洗浄槽2にリンスが投入された場合の洗浄水の設定水温を、洗浄槽2にリンスが投入されなかった場合の洗浄水の設定水温よりも低く設定している。ここで、乾燥工程において食器類3および洗浄槽2の内部全体を乾燥させる際に、最終すすぎ工程で湯沸しヒータ18へ通電して洗浄槽2内の洗浄水を加熱した際の余熱を利用している。そして、洗浄槽2にリンスが投入された場合では洗浄槽2にリンスが投入されなかった場合よりも乾きやすい。そのため、洗浄槽2にリンスが投入された場合の洗浄水の設定水温を、洗浄槽2にリンスが投入されなかった場合の洗浄水の設定水温よりも低く設定しても、乾燥工程において食器類3および洗浄槽2の内部全体を乾燥させることができる。そこで、このように最終すすぎ工程において洗浄槽2にリンスが投入された場合の洗浄水の設定水温を低く設定する。そうすることで、消費電力を抑えることができ、ランニングコストを削減することができる。
以上、本実施の形態1に係る食器洗浄機100は、食器類3を収容する洗浄槽2と、洗浄槽2に貯留された洗浄水を加熱する湯沸しヒータ18と、を備えている。また、洗浄槽2にリンスを投入するリンスユニット80と、洗浄槽2に収容された食器類3の洗浄を行う洗浄運転において、洗浄工程、すすぎ工程、最終すすぎ工程、乾燥工程を順次実行する制御装置50と、を備えている。また、リンスユニット80は、内部にリンスを貯留するリンスタンク81と、リンスタンク81に貯留されたリンスを洗浄槽2に搬送するリンスポンプ82と、リンスタンク81に貯留されたリンスの残量を検出する残量検出部87と、を備えている。また、制御装置50は、最終すすぎ工程において、洗浄槽2にリンスが投入されたかどうかを判定する。そして、洗浄槽2にリンスが投入されたと判定した場合では、洗浄槽2にリンスが投入されなかったと判定した場合よりも、洗浄水を湯沸しヒータ18で加熱する際の設定水温を低くするものである。
本実施の形態1に係る食器洗浄機100によれば、洗浄槽2にリンスが投入された場合では、洗浄槽2にリンスが投入されなかった場合よりも、洗浄水を湯沸しヒータ18で加熱する際の設定水温を低くする。そうすることで、消費電力を抑えることができ、ランニングコストを削減することができる。
実施の形態2.
以下、本発明の実施の形態2について説明するが、実施の形態1と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
図7は、本発明の実施の形態2に係る食器洗浄機100の洗浄運転の最終すすぎ工程を示すフローチャートである。図8は、本発明の実施の形態2に係る食器洗浄機100の洗浄運転の乾燥工程を示すフローチャートである。
以下、本実施の形態2に係る食器洗浄機100の洗浄運転の最終すすぎ工程の詳細について、図7を用いて説明する。なお、準備工程、洗浄工程、および、すすぎ工程については実施の形態1と同様であるため説明を省略する。また、最終すすぎ工程のステップS401〜S405、および、S409〜S412の処理については実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
(ステップS421)
制御装置50は、水温検出装置15によって検出された洗浄槽2内に貯留されている洗浄水の温度が、設定水温T1以上であるかどうかを判定する。制御装置50が、洗浄槽2内に貯留されている洗浄水の温度が、設定水温T1以上であると判定した場合(YES)、ステップS409の処理に進む。一方、制御装置50が、洗浄槽2内に貯留されている洗浄水の温度が、設定水温T1未満であると判定した場合(NO)、再度ステップS421の処理を行う。
次に、本実施の形態2に係る食器洗浄機100の洗浄運転の乾燥工程の詳細について、図8を用いて説明する。
(ステップS501)
制御装置50は、送風ファン17へ通電して洗浄槽2に空気を供給する。
(ステップS502)
制御装置50は、洗浄槽2にリンスが投入されたかどうかを判定する。制御装置50が、洗浄槽2にリンスが投入されたと判定した場合(YES)、ステップS504の処理に進む。一方、制御装置50が、洗浄槽2にリンスが投入されなかったと判定した場合(NO)、ステップS503の処理に進む。なお、洗浄槽2にリンスが投入されたかどうかの判定は、例えば制御装置50は最終すすぎ工程においてリンスポンプ82を動作させたかどうかの情報を記憶装置52に記憶しておき、それに基づいて判定する。
(ステップS503)
制御装置50は、乾燥用ヒータ20へ通電して洗浄槽2に供給される空気を加熱する。
(ステップS504)
制御装置50は、送風ファン17へ通電を開始してからあらかじめ設定された設定時間t2以上経過したかどうかを判定する。制御装置50が、送風ファン17へ通電を開始してから設定時間t2以上経過したと判定した場合(YES)、ステップS505の処理に進む。一方、制御装置50が、送風ファン17へ通電を開始してから設定時間t2以上経過していないと判定した場合(NO)、再度ステップS504の処理を行う。
(ステップS505)
制御装置50は、乾燥用ヒータ20へ通電されているかどうかを判定する。制御装置50が、乾燥用ヒータ20へ通電されていると判定した場合(YES)、ステップS506の処理に進む。一方、制御装置50が、乾燥用ヒータ20へ通電されていないと判定した場合(NO)、ステップS507の処理に進む。
(ステップS506)
制御装置50は、乾燥用ヒータ20への通電を停止し、洗浄槽2に供給される空気の加熱を停止する。
(ステップS507)
制御装置50は、送風ファン17への通電を停止し、洗浄槽2に空気を供給するのを停止する。
このように、本実施の形態2に係る食器洗浄機100では、最終すすぎ工程において洗浄槽2にリンスが投入されたかどうかで乾燥工程時に乾燥用ヒータ20への通電の有無を変えている。つまり、最終すすぎ工程において洗浄槽2にリンスが投入されなかった場合では、乾燥工程時に乾燥用ヒータ20への通電を行うが、最終すすぎ工程において洗浄槽2にリンスが投入された場合では、乾燥工程時に乾燥用ヒータ20への通電を行わない。ここで、洗浄槽2にリンスが投入された場合では洗浄槽2にリンスが投入されなかった場合よりも乾きやすい。そのため、最終すすぎ工程において洗浄槽2にリンスが投入された場合では、乾燥工程時に乾燥用ヒータ20への通電を行わなくても送風ファン17の運転のみで食器類3および洗浄槽2の内部全体を乾燥させることができる。そこで、このように最終すすぎ工程において洗浄槽2にリンスが投入された場合では、乾燥工程時に乾燥用ヒータ20への通電を行わない。そうすることで、消費電力を抑えることができ、ランニングコストを削減することができる。
以上、本実施の形態2に係る食器洗浄機100は、食器類3を収容する洗浄槽2と、洗浄槽2に空気を供給する送風ファン17と、洗浄槽2に供給される空気を加熱する乾燥用ヒータ20と、を備えている。また、洗浄槽2にリンスを投入するリンスユニット80と、洗浄槽2に収容された食器類3の洗浄を行う洗浄運転において、洗浄工程、すすぎ工程、最終すすぎ工程、乾燥工程を順次実行する制御装置50と、を備えている。また、リンスユニット80は、内部にリンスを貯留するリンスタンク81と、リンスタンク81に貯留されたリンスを洗浄槽2に搬送するリンスポンプ82と、リンスタンク81に貯留されたリンスの残量を検出する残量検出部87と、を備えている。また、制御装置50は、最終すすぎ工程において、洗浄槽2にリンスが投入されたかどうかを判定する。そして、洗浄槽2にリンスが投入されなかったと判定した場合では、送風ファン17および乾燥用ヒータ20を駆動させて前記乾燥工程を行う。一方、洗浄槽2にリンスが投入されたと判定した場合では、送風ファン17を駆動させて乾燥用ヒータ20を駆動させずに乾燥工程を行うものである。
本実施の形態2に係る食器洗浄機100によれば、最終すすぎ工程において洗浄槽2にリンスが投入された場合では、乾燥工程時に乾燥用ヒータ20への通電を行わない。そうすることで、消費電力を抑えることができ、ランニングコストを削減することができる。
実施の形態3.
以下、本発明の実施の形態3について説明するが、実施の形態1および2と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1および2と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
図9は、本発明の実施の形態3に係る食器洗浄機100の洗浄運転の乾燥工程を示すフローチャートである。
以下、本実施の形態3に係る食器洗浄機100の洗浄運転の乾燥工程の詳細について、図9を用いて説明する。なお、準備工程、洗浄工程、および、すすぎ工程については実施の形態1と同様であり、最終すすぎ工程については実施の形態2と同様であるため説明を省略する。
(ステップS511)
制御装置50は、洗浄槽2にリンスが投入されたかどうかを判定する。制御装置50が、洗浄槽2にリンスが投入されたと判定した場合(YES)、ステップS513の処理に進む。一方、制御装置50が、洗浄槽2にリンスが投入されなかったと判定した場合(NO)、ステップS512の処理に進む。なお、洗浄槽2にリンスが投入されたかどうかの判定は、例えば制御装置50は最終すすぎ工程においてリンスポンプ82を動作させたかどうかの情報を記憶装置52に記憶しておき、それに基づいて判定する。
(ステップS512)
制御装置50は、送風ファン17へ通電して洗浄槽2に空気を供給する。このとき、制御装置50は、洗浄槽2に供給される風量FR1(>FR2)が大となるように送風ファン17の回転数を制御する。
(ステップS513)
制御装置50は、送風ファン17へ通電して洗浄槽2に空気を供給する。このとき、制御装置50は、洗浄槽2に供給される風量FR2(<FR1)が小となるように送風ファン17の回転数を制御する。
(ステップS514)
制御装置50は、乾燥用ヒータ20へ通電して洗浄槽2に供給される空気を加熱する。
(ステップS515)
制御装置50は、送風ファン17へ通電を開始してから設定時間t2以上経過したかどうかを判定する。制御装置50が、送風ファン17へ通電を開始してから設定時間t2以上経過したと判定した場合(YES)、ステップS516の処理に進む。一方、制御装置50が、送風ファン17へ通電を開始してから設定時間t2以上経過していないと判定した場合(NO)、再度ステップS515の処理を行う。
(ステップS516)
制御装置50は、乾燥用ヒータ20への通電を停止し、洗浄槽2に供給される空気の加熱を停止する。
(ステップS517)
制御装置50は、送風ファン17への通電を停止し、洗浄槽2に空気を供給するのを停止する。
このように、本実施の形態3に係る食器洗浄機100では、最終すすぎ工程において洗浄槽2にリンスが投入されたかどうかで乾燥工程時に送風ファン17の回転数を変えている。つまり、最終すすぎ工程において洗浄槽2にリンスが投入された場合では、洗浄槽2にリンスが投入されなかった場合よりも、送風ファン17の回転数を低くしている。ここで、洗浄槽2にリンスが投入された場合では洗浄槽2にリンスが投入されなかった場合よりも乾きやすい。そのため、最終すすぎ工程において洗浄槽2にリンスが投入された場合では、乾燥工程時に洗浄槽2に供給される風量FR2が小であっても食器類3および洗浄槽2の内部全体を乾燥させることができる。そこで、このように最終すすぎ工程において洗浄槽2にリンスが投入された場合では、洗浄槽2にリンスが投入されなかった場合よりも、送風ファン17の回転数を低くする。そうすることで、消費電力を抑えることができ、ランニングコストを削減することができる。
以上、本実施の形態3に係る食器洗浄機100は、食器類3を収容する洗浄槽2と、洗浄槽2に空気を供給する送風ファン17と、を備えている。また、洗浄槽2にリンスを投入するリンスユニット80と、洗浄槽2に収容された食器類3の洗浄を行う洗浄運転において、洗浄工程、すすぎ工程、最終すすぎ工程、乾燥工程を順次実行する制御装置50と、を備えている。また、リンスユニット80は、内部にリンスを貯留するリンスタンク81と、リンスタンク81に貯留されたリンスを洗浄槽2に搬送するリンスポンプ82と、リンスタンク81に貯留されたリンスの残量を検出する残量検出部87と、を備えている。また、制御装置50は、最終すすぎ工程において、洗浄槽2にリンスが投入されたかどうかを判定する。そして、洗浄槽2にリンスが投入されたと判定した場合では、洗浄槽2にリンスが投入されなかったと判定した場合よりも、乾燥工程での送風ファン17の回転数を低くするものである。
本実施の形態3に係る食器洗浄機100によれば、最終すすぎ工程において洗浄槽2にリンスが投入されたと判定した場合では、洗浄槽2にリンスが投入されなかったと判定した場合よりも、乾燥工程での送風ファン17の回転数を低くする。そうすることで、消費電力を抑えることができ、ランニングコストを削減することができる。
実施の形態4.
以下、本発明の実施の形態4について説明するが、実施の形態1〜3と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1〜3と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
図10は、本発明の実施の形態4に係る食器洗浄機100の洗浄運転の乾燥工程を示すフローチャートである。
以下、本実施の形態4に係る食器洗浄機100の洗浄運転の乾燥工程の詳細について、図10を用いて説明する。なお、準備工程、洗浄工程、および、すすぎ工程については実施の形態1と同様であり、最終すすぎ工程については実施の形態2と同様であるため説明を省略する。
(ステップS521)
制御装置50は、送風ファン17へ通電して洗浄槽2に空気を供給する。
(ステップS522)
制御装置50は、乾燥用ヒータ20へ通電して洗浄槽2に供給される空気を加熱する。
(ステップS523)
制御装置50は、洗浄槽2にリンスが投入されたかどうかを判定する。制御装置50が、洗浄槽2にリンスが投入されたと判定した場合(YES)、ステップS525の処理に進む。一方、制御装置50が、洗浄槽2にリンスが投入されなかったと判定した場合(NO)、ステップS524の処理に進む。なお、洗浄槽2にリンスが投入されたかどうかの判定は、例えば制御装置50は最終すすぎ工程においてリンスポンプ82を動作させたかどうかの情報を記憶装置52に記憶しておき、それに基づいて判定する。
(ステップS524)
制御装置50は、送風ファン17へ通電を開始してからあらかじめ設定された設定時間t2a(>t2b)以上経過したかどうかを判定する。制御装置50が、送風ファン17へ通電を開始してから設定時間t2a以上経過したと判定した場合(YES)、ステップS526の処理に進む。一方、制御装置50が、送風ファン17へ通電を開始してから設定時間t2a以上経過していないと判定した場合(NO)、再度ステップS524の処理を行う。
(ステップS525)
制御装置50は、送風ファン17へ通電を開始してからあらかじめ設定された設定時間t2b(<t2a)以上経過したかどうかを判定する。制御装置50が、送風ファン17へ通電を開始してから設定時間t2b以上経過したと判定した場合(YES)、ステップS526の処理に進む。一方、制御装置50が、送風ファン17へ通電を開始してから設定時間t2b以上経過していないと判定した場合(NO)、再度ステップS525の処理を行う。
(ステップS526)
制御装置50は、乾燥用ヒータ20への通電を停止し、洗浄槽2に供給される空気の加熱を停止する。
(ステップS527)
制御装置50は、送風ファン17への通電を停止し、洗浄槽2に空気を供給するのを停止する。
このように、本実施の形態4に係る食器洗浄機100では、最終すすぎ工程において洗浄槽2にリンスが投入されたかどうかで乾燥工程時に送風ファン17および乾燥用ヒータ20への通電時間を変えることで乾燥時間を変えている。つまり、最終すすぎ工程において洗浄槽2にリンスが投入された場合では、洗浄槽2にリンスが投入されなかった場合よりも乾燥時間を短くしている。ここで、洗浄槽2にリンスが投入された場合では洗浄槽2にリンスが投入されなかった場合よりも乾きやすい。そのため、最終すすぎ工程において洗浄槽2にリンスが投入された場合では乾燥時間を短くしても食器類3および洗浄槽2の内部全体を乾燥させることができる。そこで、このように最終すすぎ工程において洗浄槽2にリンスが投入された場合では、洗浄槽2にリンスが投入されなかった場合よりも、送風ファン17および乾燥用ヒータ20への通電時間を短くして乾燥時間を短くする。そうすることで、消費電力を抑えることができ、ランニングコストを削減することができる。
以上、本実施の形態4に係る食器洗浄機100において、制御装置50は、最終すすぎ工程において、洗浄槽2にリンスが投入されたかどうかを判定する。そして、洗浄槽2にリンスが投入されたと判定した場合では、洗浄槽2にリンスが投入されなかった判定した場合よりも、乾燥工程の時間を短くするものである。
本実施の形態4に係る食器洗浄機100によれば、最終すすぎ工程において洗浄槽2にリンスが投入されたと判定した場合では、洗浄槽2にリンスが投入されなかったと判定した場合よりも、乾燥工程の時間を短くするものである。そうすることで、消費電力を抑えることができ、ランニングコストを削減することができる。
実施の形態5.
以下、本発明の実施の形態5について説明するが、実施の形態1〜4と重複するものについては説明を省略し、実施の形態1〜4と同じ部分または相当する部分には同じ符号を付す。
図11は、本発明の実施の形態5に係る食器洗浄機100の洗浄運転の乾燥工程を示すフローチャートである。
以下、本実施の形態5に係る食器洗浄機100の洗浄運転の乾燥工程の詳細について、図11を用いて説明する。なお、準備工程、洗浄工程、および、すすぎ工程については実施の形態1と同様であり、最終すすぎ工程については実施の形態2と同様であるため説明を省略する。また、乾燥工程のステップS521〜S522、および、S524〜S527の処理については実施の形態4と同様であるため、説明を省略する。
(ステップS531)
制御装置50は、洗浄槽2にリンスが投入されたかどうかを判定する。制御装置50が、洗浄槽2にリンスが投入されたと判定した場合(YES)、ステップS532の処理に進む。一方、制御装置50が、洗浄槽2にリンスが投入されなかったと判定した場合(NO)、ステップS524の処理に進む。なお、洗浄槽2にリンスが投入されたかどうかの判定は、例えば制御装置50は最終すすぎ工程においてリンスポンプ82を動作させたかどうかの情報を記憶装置52に記憶しておき、それに基づいて判定する。
(ステップS532)
制御装置50は、ユーザーから操作部21を介して乾燥工程の時間短縮有りの指示入力を受け付けていたかどうかを判定する。ここで、乾燥工程の時間短縮有無に関する指示入力は、食器洗浄機100の電源投入後、洗浄運転が実行される前に、操作部21からユーザーが行えるようになっている。制御装置50が、乾燥工程の時間短縮有りの指示入力を受け付けていたと判定した場合(YES)、ステップS525の処理に進む。一方、制御装置50が、乾燥工程の時間短縮有りの指示入力を受け付けていなかったと判定した場合(NO)、ステップS524の処理に進む。
このように、本実施の形態5に係る食器洗浄機100では、最終すすぎ工程において洗浄槽2にリンスが投入されたかどうか、および、洗浄工程が実行される前に乾燥工程の時間短縮有りの指示入力を受け付けていたかどうかで乾燥時間を変えている。つまり、最終すすぎ工程において洗浄槽2にリンスが投入された場合、かつ、洗浄工程が実行される前に乾燥工程の時間短縮有りの指示入力を受け付けていた場合では、洗浄槽2にリンスが投入されなかった場合よりも乾燥時間を短くしている。ここで、洗浄槽2にリンスが投入された場合では洗浄槽2にリンスが投入されなかった場合よりも乾きやすい。そのため、基本的には最終すすぎ工程において洗浄槽2にリンスが投入された場合では乾燥時間を短くしても食器類3および洗浄槽2の内部全体を乾燥させることができる。しかしながら、食器の種類等によっては乾燥しづらいものも存在する。そこで、最終すすぎ工程において洗浄槽2にリンスが投入された場合であっても、乾燥工程の時間を短縮せずに食器類3をしっかり乾燥させることができるように、ユーザーが操作部21を介して乾燥工程の時間短縮有無を選択できるようにしている。このようにすることで、食器の種類等によらず食器類3をしっかりと乾燥させることができる。
本実施の形態5に係る食器洗浄機100は、乾燥工程の時間短縮有無に関する指示入力を受け付ける操作部21を備えている。また、制御装置50は、最終すすぎ工程において、洗浄槽2にリンスが投入されたかどうかを判定する。そして、洗浄槽2にリンスが投入されたと判定した場合、かつ、操作部21から乾燥工程の時間短縮有りの指示入力を受け付けていたと判定した場合は、洗浄槽2にリンスが投入されなかったと判定した場合、または、洗浄槽2にリンスが投入されたと判定した場合、かつ、操作部21から乾燥工程の時間短縮有りの指示入力を受け付けていなかったと判定した場合よりも、乾燥工程の時間を短くするものである。
本実施の形態5に係る食器洗浄機100によれば、最終すすぎ工程において洗浄槽2にリンスが投入された場合であっても、操作部21から乾燥工程の時間短縮有りの指示入力を受け付けていなかった場合は、乾燥工程の時間を短縮しないようにしている。このようにすることで、食器の種類等によらず食器類3をしっかりと乾燥させることができる。
1 洗浄機本体、2 洗浄槽、3 食器類、4 食器かご、5 固定レール、6 ラッチ装置、7 ばね、8 洗浄ポンプ、9 洗浄ノズル、10 給水弁、11 排水ポンプ、12 内蓋、13 扉、14 扉開閉検出装置、15 水温検出装置、16 水位検出装置、17 送風ファン、18 湯沸しヒータ、19 フロート室、20 乾燥用ヒータ、21 操作部、40 スライド装置、50 制御装置、51 リンスユニット駆動回路、52 記憶装置、53 給水弁駆動回路、54 洗浄ポンプ駆動回路、55 排水ポンプ駆動回路、56 送風ファン駆動回路、57 湯沸しヒータ駆動回路、58 表示部駆動回路、59 スライド装置駆動回路、60 電流検出回路、61 乾燥用ヒータ駆動回路、63 表示部、80 リンスユニット、81 リンスタンク、82 リンスポンプ、83 第一投入ホース、84 第二投入ホース、85 補充口、86 ポンプ押さえ部材、87 残量検出部、88 フロート、100 食器洗浄機。

Claims (7)

  1. 食器類を収容する洗浄槽と、
    前記洗浄槽に貯留された洗浄水を加熱する湯沸しヒータと、
    前記洗浄槽にリンスを投入するリンスユニットと、
    前記洗浄槽に収容された食器類の洗浄を行う洗浄運転において、洗浄工程、すすぎ工程、最終すすぎ工程、乾燥工程を順次実行する制御装置と、を備え、
    前記リンスユニットは、
    内部にリンスを貯留するリンスタンクと、
    前記リンスタンクに貯留されたリンスを前記洗浄槽に搬送するリンスポンプと、
    前記リンスタンクに貯留されたリンスの残量を検出する残量検出部と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記最終すすぎ工程において、
    前記洗浄槽にリンスが投入されたかどうかを判定し、
    前記洗浄槽にリンスが投入されたと判定した場合では、前記洗浄槽にリンスが投入されなかったと判定した場合よりも、前記洗浄水を前記湯沸しヒータで加熱する際の設定水温を低くする
    食器洗浄機。
  2. 食器類を収容する洗浄槽と、
    前記洗浄槽に空気を供給する送風ファンと、
    前記洗浄槽に供給される空気を加熱する乾燥用ヒータと、
    前記洗浄槽にリンスを投入するリンスユニットと、
    前記洗浄槽に収容された食器類の洗浄を行う洗浄運転において、洗浄工程、すすぎ工程、最終すすぎ工程、乾燥工程を順次実行する制御装置と、を備え、
    前記リンスユニットは、
    内部にリンスを貯留するリンスタンクと、
    前記リンスタンクに貯留されたリンスを前記洗浄槽に搬送するリンスポンプと、
    前記リンスタンクに貯留されたリンスの残量を検出する残量検出部と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記最終すすぎ工程において、
    前記洗浄槽にリンスが投入されたかどうかを判定し、
    前記洗浄槽にリンスが投入されなかったと判定した場合では、前記送風ファンおよび前記乾燥用ヒータを駆動させて前記乾燥工程を行い、前記洗浄槽にリンスが投入されたと判定した場合では、前記送風ファンを駆動させて前記乾燥用ヒータを駆動させずに前記乾燥工程を行う
    食器洗浄機。
  3. 食器類を収容する洗浄槽と、
    前記洗浄槽に空気を供給する送風ファンと、
    前記洗浄槽にリンスを投入するリンスユニットと、
    前記洗浄槽に収容された食器類の洗浄を行う洗浄運転において、洗浄工程、すすぎ工程、最終すすぎ工程、乾燥工程を順次実行する制御装置と、を備え、
    前記リンスユニットは、
    内部にリンスを貯留するリンスタンクと、
    前記リンスタンクに貯留されたリンスを前記洗浄槽に搬送するリンスポンプと、
    前記リンスタンクに貯留されたリンスの残量を検出する残量検出部と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記最終すすぎ工程において、
    前記洗浄槽にリンスが投入されたかどうかを判定し、
    前記洗浄槽にリンスが投入されたと判定した場合では、前記洗浄槽にリンスが投入されなかったと判定した場合よりも、前記乾燥工程での前記送風ファンの回転数を低くする
    食器洗浄機。
  4. 前記制御装置は、
    前記最終すすぎ工程において、
    前記洗浄槽にリンスが投入されたかどうかを判定し、
    前記洗浄槽にリンスが投入されたと判定した場合では、前記洗浄槽にリンスが投入されなかった判定した場合よりも、前記乾燥工程の時間を短くする
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の食器洗浄機。
  5. 前記乾燥工程の時間短縮有無に関する指示入力を受け付ける操作部を備え、
    前記制御装置は、
    前記最終すすぎ工程において、
    前記洗浄槽にリンスが投入されたかどうかを判定し、
    前記洗浄槽にリンスが投入されたと判定した場合、かつ、前記操作部から前記乾燥工程の時間短縮有りの指示入力を受け付けていた場合は、前記洗浄槽にリンスが投入されなかったと判定した場合、または、前記洗浄槽にリンスが投入されたと判定した場合、かつ、前記操作部から前記乾燥工程の時間短縮有りの指示入力を受け付けていなかった場合よりも、前記乾燥工程の時間を短くする
    請求項4に記載の食器洗浄機。
  6. 前記残量検出部は、上下方向に移動するフロートを備え、前記フロートの位置に基づいて、リンスの残量を検出する
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の食器洗浄機。
  7. 前記残量検出部は、前記リンスポンプに流れる電流を検出する電流検出回路を備え、
    前記リンスポンプに流れる電流値の変化量に基づいて、リンスの残量を検出する
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の食器洗浄機。
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