JP2020075911A - 新規なアスコルビン酸誘導体及びそれを含有する化粧料用組成物並びにこれらを含有する化粧料組成物 - Google Patents

新規なアスコルビン酸誘導体及びそれを含有する化粧料用組成物並びにこれらを含有する化粧料組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】水に速やかに溶解し、水中安定性に優れ、水系化粧料に配合できる新規なアスコルビン酸誘導体及びそれを含有する化粧料用組成物並びにこれらを含有する化粧料組成物を提供することを課題とする。【解決手段】(A)アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体と、(B)タンパク質および/または加水分解タンパク質と、(C)二塩基酸および/または二塩基酸無水物と、を反応して得られるアスコルビン酸誘導体及び該アスコルビン酸誘導体を含有する化粧料用組成物並びにこれらを含有する化粧料組成物を提供する。【選択図】なし

Description

本発明は、水に速やかに溶解し、水中安定性に優れ、水系化粧料に配合できる新規なアスコルビン酸誘導体及びそれを含有する化粧料用組成物並びにこれらを含有する化粧料組成物に関する。
一般的に、アスコルビン酸(ビタミンC、VC)は、食品用抗酸化剤として用いられるが、皮膚中においてコラーゲン産生促進作用やメラニン産生抑制作用を有していることから皮膚化粧料に有用である。しかし、水中において着色や分解が起こるため、安定性向上のため様々なアスコルビン酸誘導体が開発されてきた。例えば、特許文献1には、アスコルビン酸の2位の水酸基をリン酸化し、マグネシウム塩にした、リン酸アスコルビルマグネシウムや、特許文献2には、アスコルビン酸の2位の水酸基を硫酸化し、ナトリウム塩にした、アスコルビン酸硫酸2ナトリウムや、特許文献3には、アスコルビン酸の2位の水酸基をグルコシド化した、アスコルビン酸−2−グルコシドや、特許文献4には、アスコルビン酸の2位の水酸基をリン酸化し、6位の水酸基をパルミチン酸でエステル化し、ナトリウム塩にしたパルミチン酸アスコルビルリン酸3ナトリウムなどがある。また、アスコルビン酸を親油性にすることで水中安定性の課題を解決した化合物も知られている。例えば、特許文献5には、アスコルビン酸の2位と6位の水酸基をパルミチン酸でエステル化した、ジパルミチン酸アスコルビルや、特許文献6には、アスコルビン酸の3位の水酸基をセタノールで付加した、3−O−セチルアスコルビン酸や、特許文献7には、アスコルビン酸の水酸基をすべてイソパルミチン酸でエステル化した、テトラヘキシルデカン酸アスコルビルなどがある。
しかし、従来のこれらのアスコルビン酸誘導体において、水溶性のアスコルビン酸誘導体では、水へ溶解させるときにママコ状態になり、溶解させるのに長時間の撹拌が必要であることや、固体の親油性のアスコルビン酸誘導体では、結晶性が高く、製剤中で析出が起こるなど処方化が難しかった。また、液状の親油性アスコルビン酸誘導体は、化粧水などの水系処方中に配合するには、配合できる量が限られるなどの問題を抱えている。
特公昭44‐31237号公報 特開昭50−76065号公報 特開平03−135992号公報 特開昭61−152613号公報 特公昭45−015391号公報 特開2008−094774号公報 特開平06−247956号公報
本発明は、前記従来技術に鑑みてなされたものであり、水に速やかに溶解し、水中安定性に優れ、水系化粧料に配合できる新規なアスコルビン酸誘導体及びそれを含有する化粧料用組成物並びにこれらを含有する化粧料組成物を提供することを課題とする。
すなわち、本発明者等は、上記課題を解決すべく鋭意研究した結果、(A)アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体と、(B)タンパク質および/または加水分解タンパク質と、(C)二塩基酸および/または二塩基酸無水物を反応して得られるアスコルビン酸誘導体、及び前記アスコルビン酸誘導体を含有する化粧料用組成物並びにこれらを含有する化粧料組成物に速やかに水に溶解し、水中安定性に優れた性質を見出し、本発明を完成するに至った。
本発明により、(A)アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体と、(B)タンパク質および/または加水分解タンパク質と、(C)二塩基酸および/または二塩基酸無水物を反応して得られるアスコルビン酸誘導体およびこれを含有する化粧料用組成物は、速やかに水に溶解し、水中安定性に優れた本願発明のアスコルビン酸誘導体を含む化粧料組成物に処方することができる。
以下、本発明に係る実施形態について説明するが、本発明は、これらに限定されるものではない。
本実施形態に係るアスコルビン酸誘導体は、(A)アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体と、(B)タンパク質および/または加水分解タンパク質と、(C)二塩基酸および/または二塩基酸無水物とを反応して得られる。
次に各成分の詳細について説明する。
本発明のアスコルビン酸誘導体において、(A)アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体は、水酸基を有したものであればよく、市販のものを用いても良い。アスコルビン酸、リン酸アスコルビルマグネシウム、リン酸アスコルビルナトリウム、リン酸アスコルビル、アスコルビン酸硫酸2ナトリウム、アスコルビン酸硫酸、アスコルビン酸−2−グルコシド、パルミチン酸アスコルビル、ステアリン酸アスコルビル、ジパルミチン酸アスコルビル、ジステアリン酸アスコルビル、パルミチン酸アスコルビルリン酸3ナトリウム、3−O−セチルアスコルビン酸などから選ばれた1種又は2種以上であることが好ましく、これらのなかでもアスコルビン酸、リン酸アスコルビルマグネシウム、リン酸アスコルビルナトリウム、リン酸アスコルビル、アスコルビン酸硫酸2ナトリウム、アスコルビン酸硫酸、アスコルビン酸−2−グルコシド、3−O−セチルアスコルビン酸を用いた時がよく、さらにこれらのなかでもアスコルビン酸、リン酸アスコルビル、アスコルビン酸硫酸、3−O−セチルアスコルビン酸が最も好ましい。
本発明で用いる(A)アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体は、(B)タンパク質および/または加水分解タンパク質1モル当量に対して0.1〜10.0モル当量用いることが好ましく、0.1〜2.0モル当量用いると、反応生成した本発明のアスコルビン酸誘導体の水への溶解性においてより好ましい。
本発明で用いる(B)タンパク質および/または加水分解タンパク質は、天然より得られるものであればよく、または、天然より得られるタンパク質を従来の方法により加水分解したものでもよく、さらに市販のものを用いてもよい。カゼイン、ケラチン、小麦タンパク、コラーゲン、シルク、大豆タンパク、エンドウタンパク、コンキオリンタンパク、コメタンパク、シロバナルーピンタンパク、カラスムギタンパク、アーモンドタンパク、アマランスタンパク、ジャガイモタンパク、トウモロコシタンパク、ホホバタンパク、アクチン、アボカドタンパク、綿実タンパク、ヘーゼルナッツタンパク、ローヤルゼリータンパク、加水分解カゼイン、加水分解ケラチン、加水分解小麦タンパク、加水分解コラーゲン、加水分解シルク、加水分解大豆タンパク、加水分解エンドウタンパク、加水分解コンキオリンタンパク、加水分解コメタンパク、加水分解シロバナルーピンタンパク、加水分解カラスムギタンパク、加水分解アーモンドタンパク、加水分解アマランスタンパク、加水分解ジャガイモタンパク、加水分解トウモロコシタンパク、加水分解ホホバタンパク、加水分解アクチン、加水分解アボカドタンパク、加水分解綿実タンパク、加水分解ヘーゼルナッツタンパク、加水分解ローヤルゼリータンパクなどから選ばれた1種又は2種以上であることが好ましく、これらのなかでも、カゼイン、ケラチン、小麦タンパク、コラーゲン、シルク、大豆タンパク、加水分解カゼイン、加水分解ケラチン、加水分解小麦タンパク、加水分解コラーゲン、加水分解シルク、加水分解大豆タンパクが好ましく、さらにこれらのなかでもケラチン、コラーゲン、シルク、大豆タンパク、加水分解ケラチン、加水分解コラーゲン、加水分解シルク、加水分解大豆タンパクが最も好ましい。
本発明で用いる(C)二塩基酸および/または二塩基酸無水物は、直鎖飽和二塩基酸、不飽和二塩基酸、分岐二塩基酸、直鎖飽和二塩基酸無水物、不飽和二塩基酸無水物、分岐二塩基酸無水物などから選ばれる1種または2種以上のものであって、それぞれの炭素数は3〜36であることが、得られる本発明のアスコルビン酸誘導体の物性面や工業的な入手の容易さなどの理由から好ましい。さらに、炭素数3〜22の直鎖飽和二塩基酸、不飽和二塩基酸、分岐二塩基酸、直鎖飽和二塩基酸無水物、不飽和二塩基酸無水物、分岐二塩基酸無水物であることがさらにより好ましい。
炭素数3〜36の直鎖飽和二塩基酸、不飽和二塩基酸、分岐二塩基酸、直鎖飽和二塩基酸無水物、不飽和二塩基酸無水物、分岐二塩基酸無水物の具体例としては、例えば、マロン酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸、グルタル酸、アジピン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカン二酸、ブラシル酸、ヘキサデカン二酸、エイコサン二酸、ドコサン二酸、2−ブチルオクタン二酸、8−エチルオクタデカン二酸、ヘキサデセン二酸、エイコサジエン二酸、6−ビニルテトラデカン二酸、8−ビニルオクタデセン二酸、ダイマー酸、水添ダイマー酸、コハク酸無水物、マレイン酸無水物、フマル酸無水物、グルタル酸無水物、アジピン酸無水物、フタル酸無水物、ダイマー酸無水物、水添ダイマー酸無水物などが挙げられる。
本発明のアスコルビン酸誘導体の合成方法としては、アミド化反応やエステル化反応があるが、特に限定されるものではなく、公知の方法で合成させることができる。たとえば、アミド化反応又はエステル化反応の条件としては、(B)タンパク質および/またはタンパク質加水分解物と(C)二塩基酸をN,N'−ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、N,N'−ジイソプロピルカルボジイミド(DIC)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDC)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt)、4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウムクロリド(DMT−MM)等の脱水縮合剤を用いて溶液中で−20℃〜100℃で撹拌することでアミド化およびエステル化させたり、(B)タンパク質および/またはタンパク質加水分解物と(C)二塩基酸無水物を−20℃〜100℃で攪拌しアミド化及びエステル化させ、さらに(A)アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体とDCC、DIC、EDC、HOBt、DMT−MM等の脱水縮合剤を用いて溶液中にて−20℃〜100℃で撹拌することで、本発明のアスコルビン酸誘導体を得ることができる。
本発明のアスコルビン酸誘導体から選ばれる1種又は2種以上は、化粧料用組成物または化粧料組成物にそのまま配合することもできるし、1種以上を混合していても使用することができる。さらに、本発明の化粧料用組成物は、本発明のアスコルビン酸誘導体が吸湿による品質の劣化(例えば、着色、分解など)を防ぐため、本発明のアスコルビン酸誘導体と多価アルコールとを予め混合することで、吸湿を抑え、品質の劣化を防ぎ、安定性を向上させることができるため好ましい。また、本発明のアスコルビン酸誘導体と多価アルコールを予め混合することで、軽い撹拌で加熱することなく水に迅速に溶解させることができるので、液状で取扱い易く、簡便に化粧料組成物を調製できるため好ましい。
前記化粧料用組成物に配合される多価アルコールは、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−プロパンジオール、ジプロピレングリコール、ペンチレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、ポリエチレングリコールから選択される1種又は2種以上であることが好ましい。これらのなかでも、取扱い易さと経時安定性の点から、1,3−ブチレングリコールや1,3−プロパンジオール、グリセリンを用いることが特に好ましい。
前記多価アルコールは、化粧料用組成物全量に対して50〜99質量%含有されることが好ましく、80〜95質量%がより好ましい。
本発明品であるアスコルビン酸誘導体は、化粧料組成物に配合できる量は、特に制限はないが、0.001〜15%であり、好ましくは、0.05〜10%であり、より好ましくは、0.1〜5.0%である。
前記化粧料用組成物を含有する本発明の化粧料組成物には、通常用いられる油脂類、エステル類、炭化水素類、ロウ類、低級アルコール類、高級アルコール類、多価アルコール類、脂肪酸類、界面活性剤、水溶性高分子類、香料、水等と併用することができる。さらに、本発明の化粧料組成物には、老化防止剤、保湿剤、育毛剤、発毛剤、経皮吸収促進剤、紫外線吸収剤、細胞賦活剤、抗炎症剤、美白剤、防腐剤、防カビ剤などを本発明品の効果を損なわない範囲において配合することができる。
本発明の化粧料組成物の用途は、皮膚用化粧料や頭髪用化粧料、スキンケア化粧料、メークアップ用化粧料等が挙げられ、例えば、化粧水、美容液、乳液、クリーム、クレンジングローション、シャンプー、コンディショナー、頭髪用スタイリング剤、ファンデーション、マスカラ、チーク、入浴剤等が挙げられる。
以下に本発明の実施例を挙げて、本発明についてさらに詳しく説明するが、本発明の技術的範囲がこれらに限定されるものではない。
なお、以下の実施例において、配合量の記載は特に断りがない限り、質量%を意味する。
実施例1.加水分解コラーゲン化VC−Pの合成
平均分子量1000の加水分解コラーゲン1モル当量に対し、6倍重量のジメチルホルムアミドおよび40モル当量のピリジン、4モル当量の無水コハク酸を反応容器に入れ、窒素雰囲気下、80℃で5時間反応させた。冷却後、3モル当量のリン酸アスコルビル(VC−P)と4モル当量のDCCを添加し、しばらく40℃で撹拌後、減圧下、溶媒を留去した。反応濃縮物に対して10倍重量の精製水を添加し、充分に撹拌後、中性になるまで10%水酸化ナトリウム水溶液で中和した。次に、珪藻土を用いてろ過し、ろ液を減圧下、脱水し、粗加水分解コラーゲン化VC−Pを収率95%で得た。粗加水分解コラーゲン化VC−Pに対し、20倍重量のバイオゲルP−2(BIO RAD社製ポリアクリルアミド担体)を用いて、ゲルろ過クロマトグラフィーで精製を行い収率93.7%で加水分解コラーゲン化VC−Pを得た。
IR:3399cm-1、1731 cm-1、1653 cm-1、1557 cm-1、1456 cm-1、1407 cm-1、1257 cm-1
1H-NMR(400MHz、D2O):δ7.2(m、0.5H)、δ5.4(m、1H)、δ3.4-4.7(m、29H)、δ3.0-3.3(m、1.9H)、δ1.1-2.8(m、37H)、δ0.9(m、3.3H)
得られた加水分解コラーゲン化VC−Pを水に添加すると速やかに溶解し、比較品であるリン酸アルコスビルマグネシウムのようにママコ状になり、溶解させるのに一晩撹拌させる必要はなかった。この加水分解コラーゲンVC−P水溶液(10%)を1ヶ月間5℃と40℃でそれぞれ保管しても、オリや結晶の生成がなく、比較品のアスコルビン酸水溶液のように褐色に着色することもなく安定な水溶液であった。
実施例2.加水分解シルク化VC−Pの合成
平均分子量1000の加水分解シルク1モル当量に対し、6倍重量のN−メチルピロリドンおよび10モル当量のピリジン、1モル当量の無水コハク酸を反応容器に入れ、窒素雰囲気下、80℃で5時間反応させた。冷却後、2モル当量のリン酸アスコルビルと3モル当量のDICを添加し、しばらく40℃で撹拌後、減圧下、溶媒を留去した。反応濃縮物に対して10倍重量の精製水を添加し、充分に撹拌後、珪藻土を用いてろ過した。ろ液を減圧下、脱水し、濃縮物に対して20倍重量のアセトンを添加し、充分に撹拌させた。分散物をろ過で回収し、このろ過残を再度、20倍重量のアセトンに添加し、充分に撹拌させた。分散液をろ過で回収し、このろ過残を、5倍重量の精製水に添加し、撹拌下、溶解させ、中性になるまで10%水酸化ナトリウム水溶液で中和した。次に、減圧下、脱水を行い、加水分解シルク化VC−Pを収率97.0%で得た。
IR:3418 cm-1、1726 cm-1、1651 cm-1、1573 cm-1、1448 cm-1、1406 cm-1、1256 cm-1
1H-NMR(400MHz、D2O):δ7.3(m、0.9H)、δ5.4(m、1H)、δ3.7-4.7(m、42H)、δ1.4-3.2(m、58H)、δ0.9(m、4.9H)
得られた加水分解シルク化VC−Pを水に添加すると速やかに溶解し、比較品であるリン酸アルコスビルマグネシウムのようにママコ状になり、溶解させるのに一晩撹拌させる必要はなかった。この加水分解シルクVC−P水溶液(10%)を1ヶ月間5℃と40℃でそれぞれ保管しても、オリや結晶の生成がなく、比較品のアスコルビン酸水溶液のように褐色に着色することもなく安定な水溶液であった。
実施例3.大豆タンパク化VCの合成
大豆タンパク8gに対し、65.5gのジメチルスルホキシドおよび6.5gのピリジン、1.6gのセバシン酸、1.7gのDCCを反応容器に入れ、窒素雰囲気下、80℃で5時間反応させた。冷却後、2.8gのアスコルビン酸と3.3gのDCCを添加し、しばらく40℃で撹拌後、減圧下、溶媒を留去した。反応濃縮物に対して10倍重量の精製水を添加し、充分に撹拌後、珪藻土を用いてろ過した。ろ液を減圧下、脱水し、濃縮物に対して20倍重量のアセトンを添加し、充分に撹拌させた。分散物をろ過で回収し、このろ過残を再度、20倍重量のアセトンに添加し、充分に撹拌させた。分散物をろ過で回収し、このろ過残を、5倍重量の精製水に添加し、撹拌下、溶解させ、中性になるまで10%水酸化ナトリウム水溶液で中和した。次に、減圧下、脱水を行い、大豆タンパク化VC 11.6gを収率90.1%で得た。
IR:3410 cm-1、1725 cm-1、1650 cm-1、1572 cm-1、1445 cm-1、1405 cm-1、1254 cm-1
1H-NMR(400MHz、D2O):δ7.3(m、0.9H)、δ5.4(m、1H)、δ3.7-4.7(m、42H)、δ1.2-3.4(m、58H)、δ0.9(m、4.9H)
得られた大豆タンパク化VCを水に添加すると速やかに溶解し、比較品であるリン酸アルコスビルマグネシウムのようにママコ状になり、溶解させるのに一晩撹拌させる必要はなかった。この大豆タンパク化VC水溶液(10%)を1ヶ月間5℃と40℃でそれぞれ保管しても、オリや結晶の生成がなく、比較品のアスコルビン酸水溶液のように褐色に着色することもなく安定な水溶液であった。
実施例4.加水分解コラーゲン化VCセチルの合成
平均分子量1000の加水分解コラーゲン1モル当量に対し、6倍重量のジメチルホルムアミドおよび40モル当量のピリジン、4モル当量の無水コハク酸を反応容器に入れ、窒素雰囲気下、80℃で5時間反応させた。冷却後、3モル当量の3−O−セチルアスコルビン酸と4モル当量のEDCを添加し、しばらく40℃で撹拌後、減圧下、溶媒を留去した。反応濃縮物に対して10倍重量のn−ブタノールと10倍重量の精製水を添加し、充分に撹拌し溶解させ、下相のpHが酸性になるまで3N塩酸水溶液を添加し、さらに充分に撹拌後静置し、下相を除いた。上相をさらに2回精製水で洗浄し、上相を減圧下、濃縮し、粗加水分解コラーゲン化VCセチルを収率95%で得た。粗加水分解コラーゲン化VCセチルは、ODCカラムを用いて、カラムクロマトグラフィーで精製され収率90.1%で加水分解コラーゲン化VCセチルを得た。
IR:3371 cm-1、2924 cm-1、2855 cm-1、1730 cm-1、1657 cm-1、1545 cm-1、1452 cm-1、1402 cm-1、1211 cm-1
1H-NMR(400MHz、D2O):δ7.2(m、0.5H)、δ5.5(m、1H)、δ3.6-4.7(m、28H)、δ1.2-3.4(m、53H)、δ0.9(m、5H)
得られた加水分解コラーゲン化VCセチルを水に添加すると速やかに溶解し、比較品であるリン酸アルコスビルマグネシウムのようにママコ状になり、溶解させるのに一晩撹拌させる必要はなかった。この加水分解コラーゲン化VCセチル水溶液(5%)を1ヶ月間5℃と40℃でそれぞれ保管しても、オリや結晶の生成がなく、比較品のアスコルビン酸水溶液のように褐色に着色することもなく安定な水溶液であった。
実施例5.加水分解コラーゲン化VC−P含有の化粧料用組成物
実施例1記載の加水分解コラーゲン化VC−P 10gをグリセリン90gに撹拌下溶解させると収率100%で加水分解コラーゲン化VC−P含有の化粧料用組成物を得た。得られた加水分解化VC−P含有の化粧料用組成物は、吸湿による分解や着色が抑えられていることを確認でき、安定性に優れていた。また水への溶解性も良好だった。
IR:3375 cm-1、2939 cm-1、2885 cm-1、1725 cm-1、1651 cm-1、1445 cm-1、1415 cm-1、1333 cm-1、1237 cm-1、1111 cm-1、1042 cm-1、993 cm-1
実施例6.加水分解シルク化VC−P含有の化粧料用組成物
実施例2記載の加水分解シルク化VC−P 5gを1,3−ブチレングリコール95gに撹拌下溶解させると収率100%で加水分解シルク化VC−P含有の化粧料用組成物を得た。得られた加水分解化VC−P含有の化粧料用組成物は、吸湿による分解や着色が抑えられていることを確認でき、安定性に優れていた。また水への溶解性も良好だった。
IR:3347 cm-1、2968 cm-1、2934 cm-1、2884 cm-1、1725 cm-1、1651 cm-1、1457 cm-1、1419 cm-1、1376 cm-1、1134 cm-1、1054 cm-1
実施例7.大豆タンパク化VC含有の化粧料用組成物
実施例3記載の大豆タンパク化VC20gを1,3−プロパンジオール80gに撹拌下溶解させると収率100%で大豆タンパク化VC含有の化粧料用組成物を得た。得られた大豆タンパク化VC含有の化粧料用組成物は、吸湿による分解や着色が抑えられていることを確認でき、さらに安定性に優れていた。また水への溶解性も良好だった。
IR:3349 cm-1、2926 cm-1、2883 cm-1、1725 cm-1、1650 cm-1、1062 cm-1
処方例1.モイスチャーローション
(A)実施例5記載の加水分解コラーゲン化VC−P含有化粧料用組成物
3.00(質量%)
ソルビトール70%水溶液 2.00
キサンタンガム 0.05
ヒドロキシエチルセルロール 0.05
アセチルヒドロキシプロリン 5.00
アルギニン 5.00
ヒアルロン酸ナトリウム(1%水溶液) 1.00
クエン酸 0.05
クエン酸ナトリウム 0.01
PCA−Na(50%水溶液) 0.01
精製水で全量 100.00
(B)防腐剤 適量
1,3−ブチレングリコール 5.00
精製水 10.00
(調製方法)A相、B相を室温で溶解する。A相を撹拌しながら、B相を加えて均一とし、調製を終了する。
処方例2.アンチエイジング美容液
(A)実施例3の大豆タンパク化VC 0.10(質量%)
1,3−ブチレングリコール 2.00
ジプロピレングリコール 3.00
ペンチレングリコール 4.00
グリセリン 7.00
キサンタンガム 0.02
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10−30))クロスポリマー
0.30
防腐剤 適量
精製水 35.00
(B)アルギニン 0.10
精製水 5.00
(C)テトラヘキシルデカン酸アスコルビル 1.00
ジフェニルジメチコン 3.00
シクロペンタシロキサン 7.00
トコフェロール 0.10
(D)エデト酸2ナトリウム 0.10
精製水で全量 100.00
(調製方法)A相を室温で均一撹拌混合し、B相を添加し中和する。さらに均一になったら、順次C相、D相を添加し、均一攪拌し、調製を終了する。
処方例3.エモリエントクリーム
(A)POE(40)モノステアリン酸 2.00(質量%)
自己乳化型モノステアリン酸グリセリル 5.00
ステアリン酸 2.00
セタノール 2.00
スクワラン 12.00
マカデミアナッツ油 4.00
メチルポリシロキサン(300mm2/s) 0.20
防腐剤 適量
(B)精製水で全量 100.00
(C)実施例6記載の加水分解シルク化VC−P含有化粧料用組成物 7.00
(調製方法)A、B相を80℃で加温溶解し、B相をA相に撹拌しながら徐々に加え乳化する。撹拌しながら冷却し、40〜35℃でC相を添加し撹拌する。十分に混合したら、調製を終了する。
処方例4.ピールオフパック
(A)ポリビニルアルコール 13.00
カラギーナン 0.50
精製水で全量 100.00
(B)実施例7記載の大豆タンパク化VC含有化粧料用組成物 3.00
エタノール 8.00
防腐剤 適量
(調製方法)A相を50℃で加温膨潤させる。B相をA相に撹拌しながら徐々に加え、均一混和する。撹拌しながら冷却し、30〜25℃で撹拌を止め、調製を終了する。
処方例5.クリームリンス
(A)ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド 3.00(質量%)
リン酸 0.80
セタノール 4.00
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 2.00
1,3−ブチレングリコール 3.00
防腐剤 適量
(B)精製水で全量 100.00
(C)実施例4記載の加水分解コラーゲン化VCセチル 0.50
ケラチン化VC 0.10
(調製方法)A、B相を80℃で加温溶解し、B相をA相に撹拌しながら徐々に加え乳化する。撹拌しながら冷却し、40〜35℃でC相を添加し撹拌する。十分に混合したら、調製を終了する。
処方例6.スタイリングジェル
(A)カルボキシビニルポリマー 0.50(質量%)
精製水 15.00
(B)トリエタノールアミン 0.50
精製水 4.50
(C)グリセリン 30.00
実施例1記載の加水分解コラーゲン化VC−P 0.50
加水分解ケラチン化VC−P 0.10
トウモロコシタンパク化VC−P 0.10
POEジメチルポリシロキサン 5.00
(D)メチルパラベン 0.10
ブドウ糖 10.00
1,3−ブチレングリコール 10.00
精製水で全量 100.00
(調製方法)D相を80℃で加温溶解し、常温まで冷却する。A相を撹拌しながらB相、C相、D相の順に加え、均一撹拌して調製を終了する。
処方例7.クレンジングジェル
(A)カルボキシビニルポリマー 1.00(質量%)
精製水で全量 100.00
(B)5%水酸化カリウム水溶液 5.00
(C)防腐剤 適量
エタノール 8.00
1,3−ブチレングリコール 5.00
実施例2記載の加水分解シルク化VC−P 0.10
(D)N−ラウロイルメチルアラニンナトリウム(30%溶液) 10.00
(調製方法)A相を撹拌しながらB相を加え、ゲル状とする。ついで順次、C相とD相を加え、均一ゲル状とし、調製を終了する。
処方例8.マスカラ
アクリル酸アルキル共重合体エマルジョン 40.00(質量%)
実施例1記載の加水分解コラーゲン化VC−P 0.01
加水分解コムギ化VC−硫酸 0.01
コメタンパク化VC−P 0.01
加水分解エンドウタンパク化VC−P 0.01
加水分解ローヤルゼリータンパク化VC−グルコシド 0.01
プロピレングリコール 8.00
黒酸化鉄 10.00
カオリン 10.00
カルボキシメチルセルロースナトリウム 5.00
防腐剤 適量
精製水で全量 100.00
(調製方法)精製水の一部とカルボキシメチルセルロースナトリウム、黒酸化鉄を混合し、よく分散し、他の成分と混合した後、充填し調製を終了する。
処方例9.クリームファンデーション
(A)親油型モノステアリン酸グリセリル 1.00(質量%)
ステアリン酸 4.00
ベヘニルアルコール 1.00
セタノール 0.50
液状ラノリン 2.50
スクワラン 4.00
α−オレフィンオリゴマー 4.00
混合顔料 10.00
大豆リン脂質 0.30
パーフルオロポリエーテル 0.20
防腐剤 適量
(B)グリセリン 8.00
トリエタノールアミン 1.50
加水分解ヘーゼルナッツタンパク化VC−硫酸 0.001
精製水で全量 100.00
(調製方法)A相を80℃で混合し、撹拌しながらB相を添加し、常温まで冷却する。
処方例10.入浴剤
(A)ミネラルオイル 64.00(質量%)
マカデミアナッツ油 10.00
イソステアリン酸ヘキシルデシル 10.00
トリイソステアリン酸PEG−20グリセリル 9.00
オレイン酸 1.00
香料 適量
(B)イソステアリン酸PEG−20ソルビタン 1.50
実施例5記載の加水分解コラーゲン化VC−P含有化粧料用組成物 1.00
1,3−ブチレングリコール 0.50
精製水で全量 100.00
(調製方法)A相を室温で混合し、撹拌しながらB相を添加し、十分に混合均一したら調製を終了する。
処方例11.ヘアコンディショナー
(A)ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド 2.00(質量%)
べへニルアルコール 8.00
環状シリコーン 8.00
イソステアリルアルコール 2.00
流動パラフィン 1.00
ステアリン酸ポリグリセリル 2.00
防腐剤 適量
香料 適量
(B)50%ケラチン化VC−P1,3−プロパンジオール溶液 10.0
20%シルク化VC−グルコシド1,3−ブチレングリコール溶液
10.0
精製水で全量 100.0
(調製方法)A相を80℃で加熱均一溶解し、B相は室温で均一にする。A相を攪拌しながらB相を添加し、均一にしたのち、30℃まで冷却し、調製を終了する。
処方例12.美容液
(A)50%加水分解コラーゲン化VC−P1,3−プロパンジオール溶液
30.0(質量%)
1%ヒアルロン酸ナトリウム水溶液 5.00
キサンタンガム(2%水溶液) 2.00
グリセリン 3.00
精製水で全量 100.0
(調製方法)A相すべてを室温で均一攪拌し、調製を終了する。
処方例13.乳液
(A)スクワラン 1.00(質量%)
ジメチコン 5.00
トリエチルヘキサン酸トリメチロールプロパン 0.50
モノステアリン酸グリセリル 0.20
モノステアリン酸ポリグリセリル−4 0.20
モノステアリン酸ポリポリグルセリル−6 0.20
べへニルアルコール 0.50
(B)1%コラーゲン化VCグリセリン溶液 0.10
防腐剤 適量
精製水で全量 100.0
(調製方法)A相を80℃にて均一溶解し、ホモミキサーで攪拌しながら、80℃に加温均一溶解したB相を加えて乳化し、30℃まで冷却し、調製を終了する。
本発明のアスコルビン酸誘導体は、従来の水溶性アスコルビン酸誘導体と比べ、水への溶解しやすさを有しており、化粧料に配合できる。また、該アスコルビン酸誘導体を含有する化粧料用組成物は、吸湿による分解や着色を抑え、安定性に優れている。

Claims (4)

  1. (A)アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸誘導体と、(B)タンパク質および/または加水分解タンパク質と、(C)二塩基酸および/または二塩基酸無水物を反応して得られるアスコルビン酸誘導体。
  2. 前記(B)タンパク質および/または加水分解タンパク質がコラーゲンおよび/または加水分解コラーゲンであることを特徴とする請求項1に記載のアスコルビン酸誘導体。
  3. 前記請求項1〜2のいずれか1項に記載のアスコルビン酸誘導体に、さらに多価アルコールを含有することを特徴とする化粧料用組成物。
  4. 前記請求項3の化粧料用組成物を含有することを特徴とする化粧料組成物。
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