JP2020072489A - レゾルバ部のシールド構造 - Google Patents
レゾルバ部のシールド構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020072489A JP2020072489A JP2018202647A JP2018202647A JP2020072489A JP 2020072489 A JP2020072489 A JP 2020072489A JP 2018202647 A JP2018202647 A JP 2018202647A JP 2018202647 A JP2018202647 A JP 2018202647A JP 2020072489 A JP2020072489 A JP 2020072489A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resolver
- motor
- bearing
- stator
- shield
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
Description
すなわち、ここでは、特許文献1の図示しない図1及び図2においては、固定子フレームの軸心に軸受を介して出力軸が設けられ、ロータが出力軸の外周に設けられている。
また、前記固定子フレームは内方へ延設されて軸受を保持している。
また、前記出力軸の端部側には、レゾルバロータが設けられていると共に、このレゾルバロータに対応するレゾルバステータは、前記固定子フレームの内端側に設けられている。
前記軸受が磁化されると、モータ側で発生した鉄粉等が軸受に付着し、傷の発生及び回転音の増大となって、軸受寿命の低下となっていた。
すなわち、図3において、符号1で示されるものはモータケースであり、前記モータケース1の内壁1aには、モータ部2を構成するための、ステータコイル3aを備えた輪状のモータステータ3が設けられている。
前記壁部4の軸心に形成された軸孔4aには、軸受6Aを介して回転軸7が回転自在に設けられている。
従って、前記モータステータ3とモータロータ8とによってモータ部2が構成され、前記レゾルバロータ9に対応して設けられ、ステータコイル10を有するレゾルバステータ11と前記レゾルバロータ9とによってレゾルバ部12が構成されている。
前記突出部16の軸心位置には、貫通孔17が形成されており、この貫通孔17には、前記レゾルバロータ9を保持するための回転軸7が貫通している。
前述の状態で、前記モータ部2のステータコイル3aからの漏れ磁束Aは、図3のモータステータ3から磁性体シールド13のフランジ部14及び突出部16及び軸受6Aを経て前記モータロータ8に戻るように構成されている。
すなわち、近年の小型レゾルバを一体に設けたモータレゾルバは、小型であるが故に、モータ側で発生した磁束は、磁性体シールドの先端が直線状に軸受上の近傍に位置しているため、軸受自体を磁化しやすく、止むを得ず、軸受の損傷、寿命の早期化等となっていた。
すなわち、モータ部にレゾルバ部を接続したレゾルバ部のシールド構造において、前記モータ部の回転軸に設けられたレゾルバロータと、前記モータ部のモータケース内の前記回転軸に設けられたレゾルバロータと、前記レゾルバロータの外側に配設されたレゾルバステータと、前記モータ部のモータケースの内側に設けられ、前記回転軸を軸支するための軸受を有する壁部と、前記壁部と前記レゾルバステータとの間に設けられ、少なくとも3個の段部又は3個の弧状の曲部を有する磁性体シールドと、を備え、前記モータ部の前記壁部と前記レゾルバステータとの間に配設された前記磁性体シールドにより、前記モータ部のモータステータからの漏れ磁束による前記軸受の磁化を抑えるように構成したことにより、磁性体シールドの3個の段部又は曲部がレゾルバのステータの内側に会い、軸受の近傍にその先端が位置しているため、モータからの漏れ磁束による軸受の磁化を抑えることができる。
前記磁性体シールド板は、最も前記回転軸に近い内周部が、前記軸受の外周部に接近し、かつ、前記回転軸の横断方向に沿って見た時、前記内周部と外周部とが互いに重合していることにより、漏れ磁束が軸受を避けて通るため、軸受の磁性化を抑えることができ、軸受の寿命を延ばすことができる。
尚、前述の従来構成と同一又は同等部分には同一符号を付して説明する。
すなわち、図1において、符号1で示されるものはモータケースであり、前記モータケース1の内壁1aには、モータ部2を構成するための、ステータコイル3aを備えた輪状のモータステータ3が設けられている。
前記壁部4の軸心に形成された軸孔4aには、軸受6Aを介して回転軸7が回転自在に設けられている。
従って、前記モータステータ3とモータロータ8とによってモータ部2が構成されている。前記レゾルバロータ9に対応して設けられ、ステータコイル10を有するレゾルバステータ11と前記レゾルバロータ9によってレゾルバ部12が構成されている。
前記突出部16の軸心位置には、貫通孔17が形成されており、この貫通孔17には、前記レゾルバロータ9を保持するための回転軸7が貫通している。
また、前記磁性体シールド13の軸方向Aに沿って延設された内周部70、前記外周部71、軸受6A及び前記壁部4の軸孔4aを横断する横断方向M、Nから見ると、互いに重合している。
この時、前記磁性体シールド13の前記貫通孔17の内周部70が前述の従来の軸受6Aの位置よりも離間し、前記軸受6Aと前記内周部70と前記壁部4の一部とが、前記回転軸7を横断方向(M、N)に沿って見た時に互いに重合していることにより、前記ステータコイル3aから漏れ出た漏れ磁束Aは、前記壁部4を貫通した後に前記磁性体シールド13に伝達する。
また、前記磁性体シールド13の先端は、図1の内周部70に相当する同一の内周部70として名称及び番号を付加している。
尚、図2の実施の形態及び図1の実施の形態においても、前記磁性体シールド13は、プレス成形であるため、製作のコストはほぼ同一で、漏れ磁束Aの軸受6Aへの到達は抑制されている。
2 モータ部
3 モータステータ
3a ステータコイル
4 壁部
4a 軸孔
5 モータ室
6 レゾルバ室
6A 軸受
6Aa 外輪
6Ab 内輪
7 回転軸
7C 外周面
8 モータロータ
9 レゾルバロータ
10 ステータコイル
11 レゾルバステータ
12 レゾルバ部
13 磁性体シールド
16 突出部
17 貫通孔
50、51、52 第1〜第3段部
60、61、62 第1〜第3弧状の曲部
70 内周部
71 外周部
80 壁部孔
A 漏れ磁束
A 軸方向
M、N 横断方向
P 軸心
Claims (2)
- モータ部(2)にレゾルバ部(12)を接続したレゾルバ部(2)のシールド構造において、前記モータ部(2)の回転軸(7)に設けられたレゾルバロータ(9)と、前記モータ部(2)のモータケース(1)内の前記回転軸(7)に設けられたレゾルバロータ(9)と、前記レゾルバロータ(9)の外側に配設されたレゾルバステータ(11)と、前記モータ部(2)のモータケース(1)の内側に設けられ、前記回転軸(7)を軸支するための軸受(6A)を有する壁部(4)と、前記壁部(4)と前記レゾルバステータ(11)との間に設けられ、少なくとも3個の段部(50、51、52)又は3個の弧状の曲部(60、61、62)を有する磁性体シールド(13)と、を備え、
前記モータ部(2)の前記壁部(4)と前記レゾルバステータ(11)との間に配設された前記磁性体シールドにより、前記モータ部(2)のモータステータ(3)からの漏れ磁束(A)による前記軸受(6A)の磁化を抑えるように構成したことを特徴とするレゾルバ部のシールド構造。 - 前記磁性体シールド(13)は、最も前記回転軸(7)に近い内周部(70)が、前記軸受(6A)の外周部(71)に接近し、かつ、前記回転軸(7)を横断方向(M、N)に沿って見た時、前記内周部(70)と外周部(71)が互いに重合していることを特徴とするレゾルバ部のシールド構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018202647A JP7210003B2 (ja) | 2018-10-29 | 2018-10-29 | レゾルバ部のシールド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018202647A JP7210003B2 (ja) | 2018-10-29 | 2018-10-29 | レゾルバ部のシールド構造 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020072489A true JP2020072489A (ja) | 2020-05-07 |
JP2020072489A5 JP2020072489A5 (ja) | 2021-10-07 |
JP7210003B2 JP7210003B2 (ja) | 2023-01-23 |
Family
ID=70549692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018202647A Active JP7210003B2 (ja) | 2018-10-29 | 2018-10-29 | レゾルバ部のシールド構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7210003B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0965617A (ja) * | 1995-08-25 | 1997-03-07 | Tamagawa Seiki Co Ltd | レゾルバ付モータ |
JP2008160909A (ja) * | 2006-12-21 | 2008-07-10 | Nsk Ltd | 検出器内蔵モータ |
JP2013124970A (ja) * | 2011-12-15 | 2013-06-24 | Sinfonia Technology Co Ltd | 回転角度検出装置 |
US20140070672A1 (en) * | 2012-09-07 | 2014-03-13 | Remy Technologies, Llc | Variable reluctance resolver having integral electromagnetic interference shield and rotary electric machine having same |
JP2014107973A (ja) * | 2012-11-28 | 2014-06-09 | Denso Corp | 回転電機 |
-
2018
- 2018-10-29 JP JP2018202647A patent/JP7210003B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0965617A (ja) * | 1995-08-25 | 1997-03-07 | Tamagawa Seiki Co Ltd | レゾルバ付モータ |
JP2008160909A (ja) * | 2006-12-21 | 2008-07-10 | Nsk Ltd | 検出器内蔵モータ |
JP2013124970A (ja) * | 2011-12-15 | 2013-06-24 | Sinfonia Technology Co Ltd | 回転角度検出装置 |
US20140070672A1 (en) * | 2012-09-07 | 2014-03-13 | Remy Technologies, Llc | Variable reluctance resolver having integral electromagnetic interference shield and rotary electric machine having same |
JP2014107973A (ja) * | 2012-11-28 | 2014-06-09 | Denso Corp | 回転電機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7210003B2 (ja) | 2023-01-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4994971B2 (ja) | 磁気軸受及び磁気カップリング装置並びにこれらを用いたスクロール型流体機械 | |
JP2013104370A (ja) | 真空ポンプ | |
US11118625B2 (en) | Magnetic bearing | |
JP2013229972A (ja) | ブレーキ付きモータ | |
JP5962179B2 (ja) | モータ | |
KR101477905B1 (ko) | 회전 전기 기계 | |
JPWO2015174306A1 (ja) | 磁性流体シールの組立方法及び磁性流体シール | |
JP2016163468A (ja) | モータのロータ、およびモータ | |
WO2014061156A1 (ja) | 電動機および製造方法 | |
JP2020072489A (ja) | レゾルバ部のシールド構造 | |
JP2012080615A (ja) | 可変磁束モータ | |
JP2020129937A (ja) | レゾルバ部のシールド構造 | |
JP2019122192A (ja) | モータ | |
JP2019054615A (ja) | モータ | |
JP5818949B2 (ja) | 回転電機 | |
JP4086306B2 (ja) | 偏心ロータを備えた扁平型ブラシレス振動モータ、同モータを内蔵させた電磁音響変換器。 | |
JP5611405B1 (ja) | 回転電機 | |
JP2017184533A (ja) | スピンドルモータ | |
JPH10234148A (ja) | 永久磁石形モータ | |
JP2018121407A (ja) | アウターロータ型の回転電機 | |
JP5402009B2 (ja) | 可変特性回転電機 | |
KR102254495B1 (ko) | 모터 | |
JP5643664B2 (ja) | 電動ポンプ | |
JPS63214578A (ja) | 磁性流体シ−ルユニツト | |
KR100375122B1 (ko) | 통신 단말기의 수신장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210826 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210826 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220608 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220621 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220816 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221227 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221228 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7210003 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |