JP2018121407A - アウターロータ型の回転電機 - Google Patents
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Abstract
【課題】アウターロータ型の回転電機において、ロータとリング(回転シャフト)とを係合する為のキーを起因として磁束漏れが起こることを抑制する。【解決手段】アウターロータ型の回転電機100は、ステータ10と、ステータ10の外周側に間隔を空けて回転可能に設けられたロータ20と、ロータ20の外周側に配置されロータ20に発生する回転力が伝えられる磁性体のリング26と、を備えている。ロータ20は、ロータコア22と、ロータコア22に固定され、周方向に磁化され、周方向に沿って間隔をとって配置された複数の永久磁石24とを有している。ロータコア22の外周側及びリング26の内周側の各々には、ロータ20をリング26に係合する為のキー溝(凹部)54及びキー(凸部)53が設けられており、それらは、永久磁石24から離れた位置に設けられている。【選択図】図2
Description
本発明は、アウターロータ型の回転電機に関する。
従来から、ステータの外側にロータを設けたアウターロータ型の回転電機が存在する。アウターロータ型の回転電機は、巻線を施したステータと、永久磁石が配設され、ステータの外周側に間隔を空けて回転可能に設けられたロータを備えるものである(例えば、特許文献1を参照)。アウターロータ型の回転電機は、例えば、ハイブリッド自動車や電気自動車等の電動車両の駆動用モータとして使われる。
ところで、アウターロータ型の回転電機において、ロータに発生したトルク(回転力)をリング(回転シャフト)へ伝える必要がある。その為の構造として、キーによるトルク伝達がある。
図3は、従来技術のアウターロータ型の回転電機の横断面図である。図3に示すように、アウターロータ型の回転電機200は、固定シャフト140に接続されたステータ110と、ステータ110の外周側に間隔を空けて設けられたロータ120とを有している。ロータ120は、ロータコア122と、ロータコア122に固定され、周方向に磁化され、周方向に沿って間隔をとって配置された複数の永久磁石124とを有している。ロータ120の外周側には磁性体(例えば鉄)のリング126(回転シャフト)が設けられており、ロータ120とリング126とはキーにより係合されている。具体的には、図3に示すように、ロータ120に設けられたキー溝(凹部)154(図3では永久磁石124の外周側部分)に、リング126に設けられたキー(凸部)153が入り込んで、ロータ120とリング126とが係合されている。それにより、ロータに発生したトルク(回転力)がリング(回転シャフト)へと伝わるようになっている。
しかし、図3に示すように、周方向に磁化された永久磁石124の外周側に、磁性体のキー153を設けた場合、キー153の部分(図3の破線で囲った部分)を通して、磁束漏れが発生してしまう問題がある。磁束漏れが発生すると回転電機のトルクの低下を招く。
そこで、本発明は、アウターロータ型の回転電機において、ロータとリングとを係合する為のキーにより磁束漏れが起こることを抑制することを目的とする。
本発明のアウターロータ型の回転電機は、アウターロータ型の回転電機であって、ステータと、前記ステータの外周側に間隔を空けて回転可能に設けられたロータであり、ロータコアと、前記ロータコアに固定され、周方向に磁化され、周方向に沿って間隔をとって配置された複数の永久磁石とを有するロータと、前記ロータの外周側に配置され、前記ロータに発生する回転力が伝えられる磁性体のリングと、を備え、前記ロータコアの外周側には、前記永久磁石が配置されていない位置に凹部が形成されており、前記リングの内周側には、前記ロータコアの前記凹部に対向する位置に凸部が形成されており、前記ロータコアの前記凹部に前記リングの前記凸部が入り込むことで、前記ロータと前記リングが係合されている、ことを特徴とする。
本発明によれば、ロータコアの外周側の永久磁石が配置されていない位置にキー溝(凹部)が形成され、リングの内周側にはそのキー溝(凹部)と対向する位置にキー(凸部)が形成されている、すなわち、永久磁石が配置されていない位置にキー(凸部)が形成されているため、キー(凸部)の部分を通して、磁束が漏れてしまうことを抑制することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態におけるアウターロータ型の回転電機100の縦断面図である。図2は、本実施形態におけるアウターロータ型の回転電機100の横断面図であり、図1のA−A断面図である。以下、アウターロータ型の回転電機100を、適宜、単に回転電機100と言う。
回転電機100は、例えば、ハイブリッド自動車や電気自動車等の電動車両の駆動用モータとして使われる。図1に示すように、回転電機100は、ステータ10と、ステータ10の外周側に間隔を空けて回転可能に設けられたロータ20と、ロータ20の外周側に配置されロータ20に発生する回転力(トルク)が伝えられる磁性体のリング26(回転シャフト)と、を備えている。
ステータ10は、ステータコア12を含んで構成されており、ステータコア12には不図示のステータコイルが巻回されている。
図2に示すように、ロータ20は、ロータコア22と、ロータコア22に固定された複数の永久磁石24とを含んで構成されている。ロータコア22は、図2では、周方向に沿って複数存在している(すなわち、分割して存在している)ように見えているが、図1の上側に示すように、永久磁石24の裏側(図1では永久磁石24の右側)にロータコア22が存在し、ロータコア22は連続した円環状に形成されている。すなわち、本実施形態では、ロータコア22は一体型のロータコアである。なお、ロータコア22を一体型のロータコアとするのではなく、分割型のロータコアとする形態(ロータコア同士が繋がっていない形態)であっても良い。図2に示すように、複数の永久磁石24の各々は、周方向に磁化(着磁)されており、周方向に沿って間隔をとって配置されている。
図2に示すように、本実施形態では、永久磁石24はq軸に配置されており、永久磁石24が配置されていない位置がd軸となっている。
図1に示すように、リング26は、断面コの字型の円筒状に形成されている。リング26は、磁性体であり、例えば、鉄を含んで構成されている。リング26は、ロータ20と係合される拡幅部26aと、内周側に設けられ固定シャフト40上の軸受28と接するシャフト部26bと、拡幅部26a及びシャフト部26bを連結する連結部26cとを備えている。
図1に示すように、ステータ10は、固定シャフト40に固定されている。ステータ10の左側には、ステータ10を支持する円形板状の支持部材30が設けられており、支持部材30により、回転電機100の左側の側面が形成されている。ステータ10の外周側には、間隔を空けて、ロータ20が設けられている。ロータ20の外周側には、リングの拡幅部26aが設けられており、ロータ20のロータコア22とリングの拡幅部26aとは後述するキーで係合されている。その係合により、ロータ20に発生する回転力が、リング26に伝わるようになっている。リング26は、ステータ10及びロータ20を右側から覆うように設けられている。リングの拡幅部26aとシャフト部26bとは連結部26cを介して連結されており、シャフト部26bは、固定シャフト40上の軸受28に接して設けられている。
ステータコア12のステータコイル(不図示)に駆動電流を流すと、ステータ10から径方向に向かって磁束が発生し、それより、ロータ20に回転力(トルク)が発生する。そして、ロータ20に係合されたリング26に回転力が伝わり、リング26が固定シャフト40の中心軸Rを中心として回転する。
次に、本実施形態のロータ20とリング26とのキーによる係合について説明する。図2に示すように、ロータコア22の外周側には、永久磁石24が配置されていない位置(d軸)にキー溝(凹部)54が形成されており、リングの拡幅部26aの内周側には、ロータコア22のキー溝(凹部)54に対向する位置にキー(凸部)53が形成されている。キー53とキー溝54とから、係合部52が構成されている。ロータコア22のキー溝54に、リング26のキー53が入り込むことにより、ロータ20とリング26とが係合されている。このように、永久磁石24が配置されていない位置、換言すれば、永久磁石24から離れた位置にキー53が設けられている。
次に、本実施形態のアウターロータ型の回転電機100の作用効果について説明する。本実施形態の回転電機100は、永久磁石24が配置されていない位置(d軸)にキー53が設けられており、永久磁石24が配置されている位置(q軸)にはキー53が設けられていない。よって、従来のように、永久磁石が配置されている位置(q軸)にキーが設けられ、磁性体のキーを通して、磁束が漏れてしまうようなことが無い。本実施形態の回転電機100は、永久磁石24の付近においてリング26を構成する磁性体の量が低減されている(図2に示すように、永久磁石24の外周側は空隙50となっている)ため、磁性体であるリング26を通して、磁束が漏れてしまうことを抑制することができる。漏れ磁束が低減されることで、回転電機100のトルクを上昇させることができる。
なお、キー53も磁性体であるため、キー53にも磁束が流れる。よって、本実施形態のようにキー53を設けても(ロータコア22のキー溝54にキー53が入り込んでいても)、磁束の流れがキー53で遮断されることは無く、回転電機100のトルクが悪化してしまうことは無い。
以上説明した実施形態のアウターロータ型の回転電機100では、永久磁石24の外周側は空隙50(図2参照)としたが、永久磁石24のサイズを径方向に大きくしても良い(空隙50を無くす、或いは、減らしても良い)。それにより、磁石の量が増え、回転電機100のトルクを上昇させることができる。
10,110 ステータ、12,112 ステータコア、20,120 ロータ、22,122 ロータコア、24,124 永久磁石、26,126 リング(回転シャフト)、26a リングの拡幅部、26b リングのシャフト部、26c リングの連結部、28 軸受、30 支持部材、40,140 固定シャフト、50 空隙、52,152 係合部、53,153 キー(凸部)、54,154 キー溝(凹部)、100,200 アウターロータ型の回転電機。
Claims (1)
- アウターロータ型の回転電機であって、
ステータと、
前記ステータの外周側に間隔を空けて回転可能に設けられたロータであり、ロータコアと、前記ロータコアに固定され、周方向に磁化され、周方向に沿って間隔をとって配置された複数の永久磁石とを有するロータと、
前記ロータの外周側に配置され、前記ロータに発生する回転力が伝えられる磁性体のリングと、を備え、
前記ロータコアの外周側には、前記永久磁石が配置されていない位置に凹部が形成されており、前記リングの内周側には、前記ロータコアの前記凹部に対向する位置に凸部が形成されており、
前記ロータコアの前記凹部に前記リングの前記凸部が入り込むことで、前記ロータと前記リングが係合されている、
アウターロータ型の回転電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017010253A JP2018121407A (ja) | 2017-01-24 | 2017-01-24 | アウターロータ型の回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017010253A JP2018121407A (ja) | 2017-01-24 | 2017-01-24 | アウターロータ型の回転電機 |
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JP (1) | JP2018121407A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109391057A (zh) * | 2018-09-27 | 2019-02-26 | 湖南湘电动力有限公司 | 一种磁环模块式转子及电机 |
-
2017
- 2017-01-24 JP JP2017010253A patent/JP2018121407A/ja active Pending
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