JPWO2015174306A1 - 磁性流体シールの組立方法及び磁性流体シール - Google Patents

磁性流体シールの組立方法及び磁性流体シール Download PDF

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Abstract

磁場形成部材の両側に磁性流体の保持部が設けられる磁性流体シールを組み立てるときに、取り付けられた磁場形成部材からの磁力によって磁極部材が移動してしまうことを抑制できる組立方法を提供する。周方向に分割された磁場形成部材(130)と、一対の磁性流体保持部(121、122)とこれらを連結する連結部(123)とを有する磁極部材(120)と、第1軸受け(160)及び第2軸受け(170)と、を備える磁性流体シール(100)の組立方法において、軸(400)を鉛直方向に向けた状態で第1軸受け(160)を軸(400)に固定する工程と、磁極部材(120)を第1軸受け(160)の上方から取り付ける工程と、第2軸受け(170)を磁極部材(120)の上方から軸(400)に固定することにより、磁極部材(120)を軸(400)に対して位置決めした状態で固定する工程と、磁場形成部材(130)を一対の磁性流体保持部(121、122)の間に取り付ける工程が順に行われる。

Description

本発明は、軸と、該軸が挿通される軸孔を有するハウジングとの間の環状隙間を封止する磁性流体シールの組立方法及び該方法によって組み立てられる磁性流体シールに関する。
従来、軸とハウジングの軸孔との間の環状隙間を、磁力によって保持された磁性流体によって封止する磁性流体シールが知られている(特許文献1参照)。特許文献1に開示された磁性流体シールでは、軸方向両端に磁極を有する環状の永久磁石と、該永久磁石を挟んだ軸方向両側に、軸との間で磁性流体を保持する一対の磁極部材とが設けられている。このような構成により、永久磁石と、一対の磁極部材と、磁性体からなる軸とを通るように磁気回路が形成されるため、軸と磁極部材との間で磁性流体が安定的に保持される。
上記の構成を有する磁性流体シールの機能及び従来の組立方法について図5を用いて説明する。図5は、従来例に係る磁性流体シールの各構成部品が軸に取り付けられた後の状態を示す模式的断面図であり、説明のために必要な構成のみが図示されている。なお、図5における上方が鉛直上向き側になる。従来例に係る磁性流体シール900は、周方向に分割された環状の永久磁石901(以下、単に「磁石901」という。)の軸方向の両側に、共に環状の第1磁極部材902と第2磁極部材903とを備え、更に両磁極部材902、903の両側に、第1軸受け904と第2軸受け905とを備えている。そして、軸400の外周面に設けられた環状溝401には、複数の環状突起402が設けられている。なお、複数の環状突起402は、第1環状突起群411と第2環状突起群412とに分けて設けられている。このようにして構成される磁性流体シール900においては、磁石901によって形成される磁気回路から作用する磁力によって、磁性流体(不図示)が、各環状突起402の外周面と、両磁極部材902、903の内周面との間の環状隙間に保持される。
磁性流体シール900の従来の組立方法においては、まず、鉛直方向に向けた状態にある軸400の所定位置に第1軸受け904が固定される。次に、第1環状突起群411の近傍に磁性流体(不図示)が塗布された後に、第1軸受け904の上に第1磁極部材902が載置される。次に、磁石901と同様の形状を有する、周方向に分割された環状の治具(不図示)が第1磁極部材902の上に載置される。次に、第2環状突起群412の近傍に磁性流体が塗布された後に、環状の治具の上に第2磁極部材903が載置される。ここで、両磁極部材902、903は、軸400に対して位置決めがなされた状態にあるが、他の部品の上に積み重ねられているだけで特に固定されていない。そして、分割された治具の分割片が、分割された磁石901の分割片と一つずつ置き換えられることによって、第2磁極部材903が治具上に載置された状態のまま、磁石901の取り付けが行われる。磁石901の取り付けが終了すると、第2軸受け905が上方から取り付けられて、第2磁極部材903に接触する位置において固定される。これにより、両磁極部材902、903及び磁石901が、軸400に対して位置決めされた状態で固定される。
以上のように、磁性流体シール900の従来の組立方法においては、第2軸受け905によって両磁極部材902、903が固定される前に、磁石901が取り付けられる。そのため、従来の組立方法では、磁石901の分割片の取り付け後から第2軸受け905の取り付け前までの期間において、第1磁極部材902や第2磁極部材903が、磁石901によって形成される磁気回路によって軸400に引き寄せられることがあった。このようにして磁極部材が移動すると、磁性流体シール900の封止機能の低下が懸念されると共に、移動量が大きい場合には、移動した磁極部材が軸400に接触する虞もあるために好ましくない。
ここで、治具の各分割片を磁石901の各分割片に置き換える前に、第2軸受け905を取り付けることによって両磁極部材902、903を固定する手法が考えられる。しかしながら、第2軸受け905を先に固定すると、両磁極部材902、903から押圧されることによって治具の分割片を径方向外側に取り出すことが困難になる。また、治具の分割片が取り出されると、両磁極部材902、903間の間隔が狭められてしまうために、磁石901の分割片の取り付けが困難になり得る。そのため、第2軸受け905を先に固定する手法は現実的ではない。
以上のように、磁石の両側に磁極部材(磁性流体の保持部)が設けられる磁性流体シールを従来の方法で組み立てる場合には、取り付けられた磁石からの磁力によって磁極部材が位置決めされた位置から移動することがあった。
特開2010−255845号公報
本発明の目的は、磁場形成部材の両側に磁性流体の保持部が設けられる磁性流体シールを組み立てるときに、取り付けられた磁場形成部材からの磁力によって磁極部材が移動してしまうことを抑制できる組立方法を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の構成を採用した。
すなわち、本発明に係る磁性流体シールの組立方法は、
軸と、該軸が挿通される軸孔を有するハウジングとの間の環状隙間を封止する磁性流体シールの組立方法であって、
前記磁性流体シールは、
軸方向の両端に磁極を有する、周方向に分割された環状の磁場形成部材と、
前記軸との間で磁力によって磁性流体を保持する、軸方向に間隔を空けて配置された一対の磁性流体保持部と、該一対の磁性流体保持部を連結する連結部と、を有する環状の磁極部材と、
前記磁極部材の軸方向の両側に設けられた第1軸受け及び第2軸受けと、
を備え、
前記軸を鉛直方向に向けた状態で前記第1軸受けを該軸に固定する第1軸受け固定工程と、
前記第1軸受け固定工程の後に、前記磁極部材を前記第1軸受けの上方から取り付ける磁極部材取付工程と、
前記磁極部材取付工程の後に、前記第2軸受けを前記磁極部材の上方から前記軸に固定することにより、該磁極部材を該軸に対して位置決めした状態で固定する第2軸受け固定工程と、
前記第2軸受け固定工程の後に、前記磁場形成部材を、前記磁極部材における前記一対の磁性流体保持部の間に取り付ける磁場形成部材取付工程と、
を備える。
本発明に係る磁性流体シールの組立方法によれば、第2軸受けによって磁極部材が軸に対して位置決めされた状態で固定され、その後、連結部によって隔てられた一対の磁性流体保持部の間に磁場形成部材が取り付けられる。これにより、第2軸受けによって磁極部材の固定がなされた後であっても磁場形成部材の取り付けが可能になると共に、磁場形成部材が取り付けられたことによって、磁場形成部材、磁極部材、及び軸を通るように磁気回路が形成されたとしても、磁力による磁極部材の移動は抑制される。なお、本発明に係る磁性流体シールが用いられる軸としては、磁性体からなるものや、非磁性体からなる軸の径方向外側に磁性体からなる円筒形状のスリーブを装着させたもの等、少なくとも軸の外周面上における磁性流体が保持される位置が磁性体から構成される軸が想定される。
また、上記の組立方法においては、
前記磁性流体シールは、
前記磁極部材における軸方向の第1端部に対して径方向に係合することによって該磁極部材を径方向に位置決めする係合部が設けられた第1スペーサと、
前記磁極部材における軸方向の第2端部に対して径方向に係合することによって該磁極部材を径方向に位置決めする係合部が設けられた第2のスペーサと、
を更に備え、
前記第1軸受け固定工程の後であって前記磁極部材取付工程の前に、前記第1スペーサを前記第1軸受けの上方から取り付ける第1スペーサ取付工程と、
前記磁極部材取付工程の後であって前記第2軸受け固定工程の前に、前記第2スペーサを前記磁極部材の上方から取り付ける第2スペーサ取付工程と、
を備えてもよい。
この組立方法によれば、取り付けられた両スペーサの係合部と、磁極部材における軸方向の両端部との径方向の係合により、磁極部材が位置決めされた状態で固定される。
なお、上記の組立方法によって組み立てられる磁性流体シールにおいて、
前記第1スペーサには、前記第1軸受けの外周面に対して径方向に係合することによって該第1スペーサが径方向に位置決めされる更なる係合部が設けられ、
前記第2スペーサには、前記第2軸受けの外周面に対して径方向に係合することによって該第2スペーサが径方向に位置決めされる更なる係合部が設けられてもよい。
この磁性流体シールによれば、第1スペーサが第1軸受けに対して径方向に係合することによって位置決めされた状態で固定され、第2スペーサが第2軸受けに対して径方向に係合することによって位置決めされた状態で固定される。これにより、磁極部材が、両スペーサを介して両軸受けに対して位置決めされた状態で固定される。
なお、上記の組立方法によって組み立てられる、スペーサを備えない磁性流体シールにおいて、
前記磁極部材における軸方向の第1端部には、前記第1軸受けの外周面に対して径方向に係合することによって該磁極部材が径方向に位置決めされる係合部が設けられ、
前記磁極部材における軸方向の第2端部には、前記第2軸受けの外周面に対して径方向に係合することによって該磁極部材が径方向に位置決めされる係合部が設けられてもよい。
この磁性流体シールによれば、磁極部材における軸方向の両端部と、両軸受けの外周面との径方向の係合により、磁極部材が両軸受けに対して位置決めされた状態で固定される。
本発明によれば、磁場形成部材の両側に磁性流体の保持部が設けられる磁性流体シールを組み立てるときに、取り付けられた磁場形成部材からの磁力による磁極部材の移動を抑制することができる。
図1は、本発明の実施例1に係る磁性流体シールの模式的断面図である。 図2は、本発明の実施例1に係る磁性流体シールの組立方法を説明する図である。 図3は、本発明の実施例2に係る磁性流体シールの模式的断面図である。 図4は、本発明の実施例3に係る磁性流体シールの模式的断面図である。 図5は、従来例に係る磁性流体シールの組立方法を説明する図である。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。なお、本発明に係る組立方法によって組み立てられる磁性流体シールは、例えば、半導体製造装置等の真空容器を密封するために用いられる。より具体的には、真空容器の外部から内部に回転動力を伝達する回転軸の導入部に適用される。
[実施例1]
<磁性流体シールの全体構成>
図1を参照して、本発明の実施例に係る磁性流体シール100の全体構成について説明する。図1は、磁性流体シール100の概略構成を示す、軸400の中心軸線を含む平面による模式的断面図である。なお、中心軸線を挟んで反対側の部分の構成は概ね対称であるため図示は省略している。
磁性流体シール100は、磁性体からなる軸400と、軸400が挿通される軸孔501を有するハウジング500との間の環状隙間を封止するために用いられる。軸400の外周面には、環状溝401が設けられており、この環状溝401には、複数の環状突起402が設けられている。なお、本実施例においては、複数の環状突起402は、大気側A(図中右側)に設けられた第1環状突起群411と、真空側V(図中左側)に設けられた第2環状突起群412とに分けて設けられている。そして、非磁性体からなるハウジング500は、真空容器等の外壁面に固定される外向きフランジ部502を真空側Vに有している。本実施例においては、磁性流体シール100の外側に非磁性体からなるハウジング500が取り付けられることにより、磁石130の磁場漏れが効果的に抑制される。なお、磁性体からなる軸400の代替として、非磁性体からなる軸の径方向外側に磁性体からなる円筒形状のスリーブを装着させた軸が用いられてもよい。すなわち、軸400を例にすると、少なくとも外周面上における複数の環状突起402及びその近傍が磁性体から構成された軸であれば、本実施例に係る磁性流体シール100を適用することができる。
磁性流体シール100は、軸方向の両端に磁極を有する、環状の磁場形成部材としての永久磁石130(以下、単に「磁石130」という)を備えている。この磁石130は、周方向に分割されており、各分割部分が組み合わさったときに全体として環状になる。なお、後述する図2に示すように、本実施例では、磁石130は、周方向に均等に二分割されている。また、磁性流体シール100は、磁性体からなる磁極部材120を備えている。磁極部材120には、軸400との間で磁力によって磁性流体Fを保持する、第1磁性流体保持部121と第2磁性流体保持部122とが、軸方向に間隔を空けて設けられている。更に、磁極部材120には、これら一対の磁性流体保持部121、122を連結する円筒形状の連結部123が、径方向内側に設けられている。つまり、本実施例においては、一対の磁性流体保持部121、122は、連結部123によって連結されることによって、単一の部品として一体的に構成されている。そして、連結部123の外周側には、磁石130が取り付けられる環状溝124が設けられている。なお、磁極部材120の外周には、環状溝124を挟んで更に一対の環状溝127、128が設けられており、これら一対の環状溝127、128には、それぞれシールリング101、102が装着されている。シールリング101、102によって、軸孔501と磁極部材120との間が封止されている。
磁極部材120の大気側Aには、環状の第1スペーサ140が設置されている。第1スペーサ140は、外周面が軸孔501の内周面に接触しており、真空側Vの端部の径方向内側には、軸方向に突出する円筒形状の係合部141が設けられている。係合部141は、磁極部材120における大気側Aの端部の径方向外側に設けられた、軸方向に突出する円筒形状の円筒部125に係合している。詳細には、係合部141の外周面と、円筒部125の内周面とが径方向に係合している。同様に、磁極部材120の真空側Vには、その外周面が軸孔の内周面に接触している環状の第2スペーサ150が設置されており、第2スペーサ150における大気側Aの端部の径方向内側には、軸方向に突出する円筒形状の係合部151が設けられている。係合部151の外周面は、磁極部材120における真空側Vの端部の径方向外側に設けられた、軸方向に突出する円筒形状の円筒部126の内周面に径方向に係合している。以上のようにして、各スペーサに設けられた係合部が、磁極部材120の各端部に設けられた円筒部に径方向に係合することにより、磁極部材120が径方向に位置決めされる。
そして、両スペーサ140、150を挟んで軸方向の両側には、軸400を回転自在に軸支するための第1軸受け160と第2軸受け170とが設置されている。第1軸受け160は、止め輪103によって軸400に対して位置決めされた状態で固定されている。詳細は後述するが、磁性流体シール100においては、両軸受け160、170の間に設置された各構成部品は、両軸受け160、170によって両側から挟まれることによって、軸400に対して位置決めされた状態で固定されている。そして、磁性流体シール100とハウジング500との固定は、ボルト105によってハウジング500に対して締結されたストッパ104によってなされている。なお、ボルト105の実際の締結位置は、図1に示される位置ではないため、ボルト105は点線によって描かれている。
以上のように構成される磁性流体シール100においては、環状溝124に取り付けられた磁石130によって、磁石130と、両磁性流体保持部121、122と、両環状突起群411、412とを通るように磁気回路Mが形成される。ここで、両環状突起群411、412の各環状突起402の外周面と、両磁性流体保持部121、122の内周面との間の環状隙間は、間隔が局所的に狭くなっていることによって磁束密度が高くなっている。ゆえに、磁性流体シール100においては、これら磁束密度が高い各環状隙間において、磁性流体Fが安定的に保持される。このようにして複数の環状隙間において磁性流体Fが保持されることにより、比較的に大きい差圧にも耐え得る磁性流体シールが構成される。
<磁性流体シールの組立方法>
次に、図2を参照して、本実施例に係る磁性流体シールの組立方法について説明する。図2は、磁性流体シール100の組み立て手順を示す図である。なお、図2においては、図1と同様に、軸400の中心軸線を挟んで反対側の構成は省略されている。また、図中の矢印が、各部品の取り付け方向を模式的に示している。
磁性流体シール100の組立方法においては、まず、第1軸受け固定工程において、鉛直方向に向けた状態にある軸400の所定位置に、第1軸受け160が固定される。なお、第1軸受け160は、止め輪103によって軸400に対して位置決めされ、また、第1軸受け160の内周面と軸400の外周面とが嵌め合わされることによって固定される。
次に、第1スペーサ取付工程において、第1スペーサ140が、第1軸受け160の上方から取り付けられる。なお、第1スペーサ140は、第1軸受け160の上に載置された後に、径方向に位置決めされる。この位置決めは、例えば、第1スペーサ140の外周面の位置を第1軸受け160の外周面の位置に合わせることによって行われる。なお、この状態においては、第1スペーサ140は第1軸受け160に対して固定されていないが、互いの端面が面接触しているため、ある程度の外力が作用しない限りは、第1スペーサ140が移動することはない。
次に、軸400に設けられた両環状突起群411、412の近傍に磁性流体(不図示)が塗布された後に、磁極部材取付工程において、磁極部材120が、第1スペーサ140の上方から取り付けられる。これにより、磁極部材120の円筒部125の内周面と、第1スペーサ140に設けられた係合部141の外周面とが径方向に係合するため、磁極部材120が径方向に位置決めされる。
次に、第2スペーサ取付工程において、第2スペーサ150が、磁極部材120の上方から取り付けられる。これにより、第2スペーサ150に設けられた係合部151の外周面と、磁極部材120の円筒部126の内周面とが径方向に係合するため、磁極部材120と第2スペーサ150とが、互いに対して径方向に位置決めされる。
次に、第2軸受け固定工程において、第2軸受け170が、第2スペーサ150の上方から軸400に固定される。第2軸受け170の固定は、第1軸受け160との間で、磁極部材120及び両スペーサ140、150を挟むようにして行われる。これにより、磁極部材120及び両スペーサ140、150は、軸400に対して、径方向及び軸方向に位置決めされた状態で固定される。なお、第2軸受け170は、その内周面と軸400の外周面とが嵌め合わされることによって固定される。
次に、磁場形成部材取付工程において、磁石130が、磁極部材120における一対の磁性流体保持部121、122の間に取り付けられる。本実施例においては、均等に二分割された磁石130の各分割片が、磁極部材120の環状溝124内に外側から取り付けられる。なお、磁石130は、磁石130の軸方向の両端面と、環状溝124の軸方向の両側面とが嵌め合わされることよって固定される。磁石130が環状溝124に取り付けられると、磁石130によって上述の磁気回路Mが形成されるため、塗布されていた磁性流体が、各環状突起402の外周面と、両磁性流体保持部121、122の内周面との間の複数の環状隙間に集約されるようにして保持される。
<本実施例に係る磁性流体シールの組立方法の優れた点>
上述の磁極部材120では、一対の磁性流体保持部121、122が、径方向内側に設けられた連結部123によって隔てられた状態で一体的に設けられている。また、連結部123の外周側には磁石130が取り付けられる環状溝124が設けられている。そのため、第2軸受け170によって固定されている場合のように、軸方向に押圧されるような力が作用している状態にあっても、両磁性流体保持部121、122の間に、磁石130を径方向外側から取り付けることができる。そして、上述の組立方法によれば、磁極部材120が軸400に対して位置決めされた状態で固定された後に、磁石130が取り付けられる。したがって、取り付けられた磁石130によって磁気回路Mが形成されたとしても、当該磁気回路から作用する磁力による磁極部材120の移動は抑制される。以上より、本実施例に係る組立方法によれば、磁場形成部材の両側に磁性流体の保持部が設けられる磁性流体シールの組み立て時において、取り付けられた磁場形成部材からの磁力によって磁極部材が移動することを抑制できる。その結果、従来の組立方法に比して、磁性流体が保持される環状隙間の寸法をより高精度に管理することが可能になる。
[実施例2]
上記実施例1では、スペーサの軸方向の端面と軸受けの軸方向の端面とが面接触する構成を示した。これに対して、実施例2においては、スペーサに、軸受けの外周面に対して係合する更なる係合部が設けられた構成を示す。以下、図3を用いて、実施例2について説明する。なお、上記実施例1と同一の構成については、同一の符号を付してその説明は省略する。また、同一の構成の作用も実質的に同一である。
図3は、実施例2に係る磁性流体シール200の概略構成を示す、上記図1と同様の模式的断面図である。磁極部材120の大気側Aに設けられた環状の第1スペーサ240は、真空側Vの端部に磁極部材120の円筒部125に係合する係合部141を備えると共に、大気側Aの端部における径方向外側に、軸方向に突出する円筒形状の係合部242を備えている。そして、係合部242の内周面は、第1軸受け160の外周面に対して径方向に係合している。これにより、第1スペーサ240は、第1軸受け160に対して径方向に位置決めされた状態で固定される。同様に、磁極部材120の真空側Vに設けられた環状の第2スペーサ250は、大気側Aの端部に磁極部材120の円筒部126に係合する係合部151を備えると共に、真空側Vの端部における径方向外側に、軸方向に突出する円筒形状の係合部252を備えている。そして、係合部252の内周面は、第2軸受け170の外周面に対して径方向に係合している。これにより、第2スペーサ250は、第2軸受け170に対して径方向に位置決めされた状態で固定される。
磁性流体シール200の組立方法は、上述した磁性流体シール100の組立方法と同様である。ここで、第1スペーサ取付工程において、第1スペーサ240が、第1軸受け160の上方から取り付けられると、係合部242が第1軸受け160に対して径方向に係合することによって、第1スペーサ240の位置決めが自ずと行われる。また、第2軸受け固定工程において、第2軸受け170が、第2スペーサ250の上方から固定されると、係合部252が第2軸受け170に対して径方向に係合することによって、第2スペーサ250の位置決めが自ずと行われる。
以上のように構成される磁性流体シール200及びその組立方法においても、磁性流体シール100と同様の効果を得ることができる。これに加えて、磁性流体シール200によれば、上述のように、組み立て時において両スペーサ240、250の位置決めが自ずと行われる。また、磁性流体シール200によれば、磁極部材120が、両スペーサ240、250を介して、両軸受け160、170に対して径方向に位置決めされる。
[実施例3]
上記実施例1では、磁極部材の両端部に設けられた円筒部がスペーサの係合部に対して径方向に係合する構成を示した。これに対して、実施例3においては、スペーサは用いられず、磁極部材の円筒部が軸受けの外周面に対して係合する構成を示す。以下、図4を用いて、実施例3について説明する。なお、上記実施例1と同一の構成については、同一の符号を付してその説明は省略する。また、同一の構成の作用も実質的に同一である。
図4は、実施例3に係る磁性流体シール300の概略構成を示す、上記図1と同様の模式的断面図である。磁性体からなる磁極部材320は、実施例1における磁極部材120と同様に、一対の磁性流体保持部121、122や連結部123等を備える。そして、磁極部材320の大気側Aの端部における径方向外側には、軸方向に突出する円筒形状の円筒部325が設けられており、その内周面が第1軸受け160の外周面に対して径方向に係合している。同様に、磁極部材320の真空側Vの端部における径方向外側には、軸方向に突出する円筒形状の円筒部326が設けられており、その内周面が第2軸受け170の外周面に対して径方向に係合している。以上により、磁極部材320は、両軸受け160、170に対して径方向に位置決めされた状態で固定されている。
磁性流体シール300の組立方法においては、上述した磁性流体シール100の組立方法における第1スペーサ取付工程と第2スペーサ取付工程とを除く工程が、同様に行われる。なお、磁極部材取付工程においては、磁極部材320が、第1軸受け160の上方から取り付けられる。これにより、磁極部材320の円筒部325の内周面が第1軸受け160の外周面に対して径方向に係合するため、磁極部材320が径方向に位置決めされる。また、第2軸受け固定工程においては、第2軸受け170が、磁極部材320の上方から取り付けられる。第2軸受け170の固定は、第1軸受け160との間で磁極部材320を挟むようにして行われる。ここで、磁極部材320の円筒部326の内周面が第2軸受け170の外周面に対して径方向に係合するため、磁極部材320は真空側Vにおいても径方向に位置決めされる。以上により、磁極部材320は、軸400に対して、径方向及び軸方向に位置決めされた状態で固定される。
以上のように構成される磁性流体シール300及びその組立方法においても、磁性流体シール100における効果と同様の効果を得ることができる。これに加えて、磁性流体シール300の組立方法は、スペーサを取り付ける工程が不要となるため、磁性流体シール100の組立方法に比べてより簡素になる。
[他の例]
上記の実施例では、磁極部材は単一の部品から構成されているが、一対の磁性流体保持部が連結部で連結されることによって一体的に構成される限りにおいて、一対の磁性流体保持部と連結部は、異なる部品から構成されてもよい。例えば、別個の部品から構成される一対の磁性流体保持部を、非磁性体からなる連結部によって連結することによってこれらを一体的に構成してもよい。この場合には、磁石130によって形成される磁気回路の一部が連結部を通らなくなるため、一対の磁性流体保持部と軸400とを通る磁気回路を安定させることができる。
また、上記の実施例では、連結部は円筒形状で構成されるが、連結部の構成はこれに限られず、例えば、周方向に一定間隔を空けて配置された複数の支柱から構成されてもよい。
また、上記の実施例では、磁場形成部材として均等に二分割された環状の永久磁石130を例にしたが、磁場形成部材の構成はこれに限られず、より多くに分割された永久磁石でもよいし、分割された電磁石でもよい。
また、上記の実施例では、磁極部材の円筒部や両スペーサの係合部は、軸方向に突出する円筒形状で構成されるが、これら係合部の形状はこれに限らず、径方向の係合が可能であれば、他の形状から構成されてもよい。例えば、係合部は、周方向に一定間隔を空けて配置された、複数の円弧状の突出部から構成されてもよい。あるいは、係合部は、円筒形状ではなく、径方向の断面が多角形となる筒状の突出部でもよい。また、上記の実施例1においては、例えば、磁極部材120の円筒部125は、その内周面を、第1スペーサ140の係合部141の外周面に対して係合させているが、このような構成に代えて、円筒部125の外周面が、係合部141の内周面に対して係合する構成にしてもよい。具体的には、円筒部125を径方向内側に設けると共に、係合部141を径方向外側に設けることにより、円筒部125の外周面と、係合部141の内周面とが係合する構成とすることができる。このような構成であっても、磁極部材120を径方向に位置決めすることができる。このような構成は、上記の各実施例における他の円筒部と、これに係合する係合部にも採用することができる。
100、200、300 磁性流体シール
120、320 磁極部材
121 第1磁性流体保持部
122 第2磁性流体保持部
123 連結部
130 磁石(磁場形成部材)
140、240 第1スペーサ
150、250 第2スペーサ
160 第1軸受け
170 第2軸受け
400 軸
500 ハウジング
F 磁性流体
M 磁気回路

Claims (4)

  1. 軸と、該軸が挿通される軸孔を有するハウジングとの間の環状隙間を封止する磁性流体シールの組立方法であって、
    前記磁性流体シールは、
    軸方向の両端に磁極を有する、周方向に分割された環状の磁場形成部材と、
    前記軸との間で磁力によって磁性流体を保持する、軸方向に間隔を空けて配置された一対の磁性流体保持部と、該一対の磁性流体保持部を連結する連結部と、を有する環状の磁極部材と、
    前記磁極部材の軸方向の両側に設けられた第1軸受け及び第2軸受けと、
    を備え、
    前記軸を鉛直方向に向けた状態で前記第1軸受けを該軸に固定する第1軸受け固定工程と、
    前記第1軸受け固定工程の後に、前記磁極部材を前記第1軸受けの上方から取り付ける磁極部材取付工程と、
    前記磁極部材取付工程の後に、前記第2軸受けを前記磁極部材の上方から前記軸に固定することにより、該磁極部材を該軸に対して位置決めした状態で固定する第2軸受け固定工程と、
    前記第2軸受け固定工程の後に、前記磁場形成部材を、前記磁極部材における前記一対の磁性流体保持部の間に取り付ける磁場形成部材取付工程と、
    を備える磁性流体シールの組立方法。
  2. 請求項1に記載の磁性流体シールの組立方法において、
    前記磁性流体シールは、
    前記磁極部材における軸方向の第1端部に対して径方向に係合することによって該磁極部材を径方向に位置決めする係合部が設けられた第1スペーサと、
    前記磁極部材における軸方向の第2端部に対して径方向に係合することによって該磁極部材を径方向に位置決めする係合部が設けられた第2のスペーサと、
    を更に備え、
    前記第1軸受け固定工程の後であって前記磁極部材取付工程の前に、前記第1スペーサを前記第1軸受けの上方から取り付ける第1スペーサ取付工程と、
    前記磁極部材取付工程の後であって前記第2軸受け固定工程の前に、前記第2スペーサを前記磁極部材の上方から取り付ける第2スペーサ取付工程と、
    を備える磁性流体シールの組立方法。
  3. 請求項2に記載の組立方法によって組み立てられる磁性流体シールにおいて、
    前記第1スペーサには、前記第1軸受けの外周面に対して径方向に係合することによって該第1スペーサが径方向に位置決めされる更なる係合部が設けられ、
    前記第2スペーサには、前記第2軸受けの外周面に対して径方向に係合することによって該第2スペーサが径方向に位置決めされる更なる係合部が設けられる磁性流体シール。
  4. 請求項1に記載の組立方法によって組み立てられる磁性流体シールにおいて、
    前記磁極部材における軸方向の第1端部には、前記第1軸受けの外周面に対して径方向に係合することによって該磁極部材が径方向に位置決めされる係合部が設けられ、
    前記磁極部材における軸方向の第2端部には、前記第2軸受けの外周面に対して径方向に係合することによって該磁極部材が径方向に位置決めされる係合部が設けられる磁性流体シール。
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