JP2020071807A - Rfタグラベルおよびrfタグラベル付き物品 - Google Patents

Rfタグラベルおよびrfタグラベル付き物品 Download PDF

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Abstract

【課題】通信阻害性を有する物品に対応でき,かつ,物品にRFタグラベルを貼着した際に生じる共振周波数の変動を抑えられる簡単な構造のRFタグラベルを提供する。【解決手段】RFタグラベル1は,本体片30とスペーサ片31が折り曲げ線部32を介して連設しているスペーサシート3と,本体片30の表面に積層した粘着層5と,本体片30の表面に積層したインレイ2を備える。インレイ2に実装したアンテナ21は,ICチップ213が接続しているループ状の整合回路210,線状素子211および面状素子212を具備する。スペーサ片31のサイズは,線状素子211および整合回路210の実装に用いられているインレイ2の箇所の面積に対応し,スペーサ片31は,本体片30の裏側に折り返すと,線状素子211および整合回路210の実装に用いられているインレイ2の箇所に対応する本体片30の裏面を被覆できるように本体片30と連設している。【選択図】図1

Description

本発明は,無線による自動認識で使用されるRFタグ(Radio Frequency)に関する。
地方における深刻な人手不足の解消や精算業務の効率化などを目的とし,コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどの小売店は,RFタグラベルを利用した自動精算システムの導入を検討している。
RFタグラベルを利用した自動精算システムを導入する際,小売店は,小売店で販売している物品(商品)それぞれにRFタグラベルを貼付し,顧客が購入する物品の代金を精算するときに,RFタグラベルに対応したリーダライタにより,顧客が購入する物品に付されているRFタグラベルそれぞれから,物品を識別するデータを一括して読み取り,顧客が購入する物品すべてを特定する。
RFタグラベルを貼付する物品の中には,プラスチック容器に液体を入れた物品や金属容器を用いた物品など,RFタグラベルの通信性能(例えば,通信距離)が大幅に悪化する通信阻害性を有する物があり,RFタグラベルを利用した自動精算システムを小売店に導入するには,通信阻害性を有する物品にRFタグラベルを対応させることが必須である。なお,通信阻害性を有する物品にRFタグラベルを対応させるとは,通信阻害性を有する物品にRFタグラベルを貼付しても,RFタグラベルに要求される通信性能が得られることを意味する。
通信阻害性を有する物品にRFタグラベルを対応させることを課題とした発明はすでに数多く開示されている。例えば,特許文献1で開示された発明では,RFタグラベルに磁性体層を積層させ,金属面に生じる渦電流などによる損失を抑えることで,RFタグラベルを金属対応させている。
小売店で販売している物品それぞれにRFタグラベルを貼付することを考慮すると,RFタグラベルの価格を安価にする必要があるため,特許文献1で開示されている発明は,自動精算システムで用いるRFタグラベルには適さないと考えられる。
特許文献2で開示された発明では,アンテナとこれに接続したICチップを実装した部分が物品から突出するようにRFタグラベルを構成することで,RFタグラベルの価格が安価でありながら,通信阻害性を有する物品に対応させたRFタグラベルを実現している。
特許文献2で開示された発明では,RFタグラベルをPOPシールラベルの形態にすることで,アンテナとこれに接続したICチップを実装した部分を物品から突出できるようにしているが,RFタグラベルと貼着面の間にスペーサを介在させることでも,通信阻害性を有する物品にRFタグラベルを対応させることができる。
特許文献3で開示された発明では,電磁波を受信しかつ送信する放射領域を有するアンテナとこれに接続したICチップをRFタグラベル(ICタグラベル)に実装し,通信阻害性を有する物品にRFタグラベルを対応させるために,放射領域の一部と貼着面との間に介在するスペーサを設けている。特許文献3で開示された発明において,放射領域の一部と貼着面との間に介在するスペーサは,RFタグラベルのラベル基材と独立した別体として設けてもよく,また,RFタグラベルのラベル基材の一部をU字状に折り畳むことで設けてもよい。
特開2005−310054号公報 特開2006−3497号公報 特開2015−219891号公報
特許文献3で開示された発明によれば,精度良くデータの読み書きを行なうことができ,かつ,構造が簡単なRFタグラベルを提供することができるが,特許文献3で開示された発明は,通信阻害性を有する物品にRFタグラベルを貼着した際に生じる共振周波数の変動を考慮していない。
そこで,本発明は,通信阻害性を有する物品に対応でき,かつ,通信阻害性を有する物品にRFタグラベルを貼着した際に生じる共振周波数の変動を抑えられる簡単な構造のRFタグラベルを少なくとも提供する。
上述した課題を解決する第1発明に係るRFタグラベルは,本体片とスペーサ片が折り曲げ線部を介して連設しているスペーサシートと,前記本体片の裏面に積層した粘着層と,アンテナとこれに接続しているICチップを基材シートに実装し,前記本体片の表面に積層したインレイを備え,前記アンテナは,ICチップが接続しているループ状の整合回路,線状素子および面状素子を具備し,前記線状素子と前記面状素子が前記整合回路を挟んで対向するように,前記線状素子および前記面状素子それぞれを前記整合回路と接続させた構造で,前記スペーサ片のサイズは,前記線状素子および前記整合回路の実装に用いられている前記インレイの箇所の面積に対応し,前記スペーサ片は,前記折り曲げ線部を利用して前記本体片の裏側に折り返すと,前記線状素子および前記整合回路の実装に用いられている前記インレイの箇所に対応する前記本体片の裏面を被覆できるように前記本体片と連設していることを特徴とする。
更に,第2発明は,第1発明に記載したRFタグラベルを貼着した物品であって,前記スペーサシートの前記スペーサ片は,前記折り曲げ線部を利用して前記本体片の裏側に折り返され,前記線状素子および前記整合回路の実装に用いられている前記インレイの箇所に対応する前記本体片の裏面を被覆する状態で前記本体片の裏面に接着しており,前記RFタグラベルは,前記スペーサ片によって被覆されていない箇所の前記粘着層により前記物品に貼着していることを特徴とするRFタグラベル付き物品である。
本発明に係るRFタグラベルは,折り曲げ線部を利用してスペーサ片を本体片の裏側に折り返し,線状素子および整合回路の実装に用いられているインレイの箇所に対応する本体片の裏面をスペーサ片で被覆した状態でRFタグラベルを物品に貼着すると,線状素子および整合回路はスペーサ片によって物品から離間する格好になる。線状素子および整合回路がスペーサ片によって物品から離間する格好になれば,通信阻害性を有する物品にRFタグラベルを貼付しても,RFタグラベルの共振周波数は大きくずれず,RFタグラベルの通信性能は大きく悪化しない。
RFタグラベルを説明する図。 RFタグラベルに積層したインレイを説明する図。 スペーサ片で被覆される本体片の裏面を説明する図。 RFタグラベル付き物品を説明する図。 スペーサ片を折り返した状態のRFタグラベルを説明する図。 スペーサ片を折り返した状態のRFタグラベルの裏面を説明する図。 RFタグラベルの変形例を説明する図。
ここから,本発明の好適な実施形態を記載する。なお,以下の記載は本発明の技術的範囲を束縛するものでなく,理解を助けるために記述するものである。
図1は,本実施形態に係るRFタグラベル1を説明する図,図2は,RFタグラベル1に積層したインレイ2を説明する図,そして,図3は,本体片30の裏面において,スペーサ片31で被覆される領域を説明する図である。
図1で図示したRFタグラベル1は,細長形状のシールラベルの形態をなしている。RFタグラベル1は,本体片30とスペーサ片31が折り曲げ線部32を介して連設しているスペーサシート3と,本体片30の裏面に積層した粘着層5と,アンテナ21とこれに接続しているICチップ213を基材シート20に実装し,本体片30の表面に積層したインレイ2を備える。アンテナ21は,ICチップ213が接続しているループ状の整合回路210,線状素子211および面状素子212を具備し,線状素子211と面状素子212が整合回路210を挟んで対向するように,線状素子211および面状素子212それぞれを整合回路210と接続させた構造になっている。スペーサ片31のサイズは,線状素子211および整合回路210の実装に用いられているインレイ2の箇所の面積に対応し,スペーサ片31は,折り曲げ線部32を利用して本体片30の裏側に折り返すと,線状素子211および整合回路210の実装に用いられているインレイ2の箇所に対応する本体片30の裏面を被覆できるように本体片30と連設している。なお,本発明を実現するためには,物品に貼着するための粘着層5を本体片30の裏側に積層することが必要になるが,図1で図示したように,スペーサ片31の裏面にも粘着層5を積層してよい。
図2で図示したように,インレイ2に実装するアンテナ21は,ICチップ213が接続しているループ状の整合回路210,線状素子211および面状素子212を具備し,線状素子211と面状素子212が整合回路210を挟んで対向するように,線状素子211および面状素子212それぞれを整合回路210と接続させた構造になっている。図1においては,上から順に,線状素子211,整合回路210および面状素子212の順で並んでおり,導波線路214を介して線状素子211は整合回路210と接続し,導波線路215を介して面状素子212は整合回路210と接続している。
インレイ2に実装するアンテナ21を構成する整合回路210は,インレイ2に実装するICチップ213とのインピーダンス整合をとるための素子である。ICチップ213の入力端子間にはキャパシタンスが存在するので,ICチップ213の入力端子間に存在するキャパシタンスに対応したインダクタンスを整合回路210に持たせている。
インレイ2に実装するアンテナ21の形態はダイポールアンテナなり,アンテナ21を構成する線状素子211は,インレイ2に実装するアンテナ21のアンテナ長の調整や電波の吸収と電波の放射に用いられる素子になる。線状素子211にはインダクタンスをもたせることができるので,このインダクタンスを利用して,RFタグラベル1の共振周波数がUHF帯の周波数になるように設計できる。なお,図2等で図示した線状素子211は直線状になっているが,線状素子211はメアンダ状にすることもできる。
インレイ2に実装するアンテナ21を構成する面状素子212は,電波の吸収と電波の放射に利用される素子である。面状素子212の大きさは,物品の包装容器(例えば,金属容器)または物品の内容物(例えば,液体)と静電結合できる大きさになっており,面状素子212が,物品の包装容器または物品の内容物と静電結合すると,物品の包装容器または物品の内容物をアンテナ21の一部として利用できる。
上述した通り,RFタグラベル1に積層したインレイ2のアンテナ21において,RFタグラベル1の共振周波数に大きな影響を与える素子は線状素子211と整合回路210になる。通信阻害性を有する物品にRFタグラベル1を貼着した際,線状素子211と整合回路210が物品と密接した状態になると,線状素子211と整合回路210が物品の影響を受け,RFタグラベル1の共振周波数が大きくずれてしまう。よって,通信阻害性を有する物品に対応でき,かつ,通信阻害性を有する物品にRFタグラベル1を貼着した際に生じる共振周波数の変動を抑えられるようにするためには,物品にRFタグラベル1を貼着した際,線状素子211および整合回路210を物品から離間した状態にすることが必要とされる。
このこと実現するために,本実施形態に係るRFタグラベル1は,折り曲げ線部32に沿ってスペーサ片31を本体片30の裏側に折り返すことで,線状素子211および整合回路210が実装されたインレイ2の箇所に対応する本体片30の裏面をスペーサ片31で被覆できるように構成されている。線状素子211および整合回路210が実装されたインレイ2の箇所に対応する本体片30の裏面をスペーサ片31で被覆できれば,物品にRFタグラベル1を貼着した際,スペーサ片31によって線状素子211および整合回路210は物品から離間した状態になる。
本体片30とスペーサ片31が折り曲げ線部32を介して連設させたスペーサシート3の形態は様々考えられるが,本実施形態では,本体片30の縦方向にスペーサ片31を連設しているので,本体片30の裏面において,スペーサ片31で被覆できる領域は,図3の斜線で図示した領域になる。スペーサ片31で被覆できる領域には導波線路215の一部を含ませることができ,スペーサ片31の縦方向の長さは,線状素子211が配置されている側のインレイ2の端から整合回路210までの長さに基づいて決定される。
RFタグラベル1が備えるスペーサシート3などの素材について説明しておく。スペーサシート3の素材には,紙,不織布,発泡PPフィルムなど,軽くてしなやかな素材が用いられる。RFタグラベル1の製造コストを考えると,スペーサシート3に用いる素子は安価であることが好適である。なお,軽くてしなやかなであれば,スペーサシート3の素材は,単一の素材であってもよく複合素材であってもよい。スペーサ片31によって線状素子211および整合回路210は物品から離間した状態にするためには,スペーサシート3にはある程度の厚みが必要となる。具体的には,スペーサシート3の厚みは200μm以上1mm以下が好適で,更には,500μm前後にすることが好適である。
インレイ2の基材シート20の素材は,インレイ2に求められる絶縁性などを満たさせば任意でよいが,PET(Polyethylene terephthalate)などのプラスチック素材を用いるのが一般的である。また,インレイ2の基材シート20にアンテナ21は,金属箔など薄い導電体で形成され,アンテナ21を形成する手法としては,金属箔をアンテナ21の形状にエッチング加工する手法,アンテナ21の形状の金属箔を箔押し加工する手法,導電性インキをアンテナ21の形状に印刷する手法が知られている。
本実施形態において接着剤とは粘着剤を含む概念で,本体片30とインレイ2を接着する接着層には接着剤が用いられ,この接着剤としては,アクリル系,ゴム系または水糊系の接着剤や,アクリル系,ゴム系またはシリコーン系の粘着剤を利用できる。また,本体片30などの裏面に積層する粘着層5には,アクリル系,ゴム系またはシリコーン系の粘着剤を利用できる。
ここから,本実施形態に係るRFタグラベル付き物品6について説明する。図4は,本実施形態に係るRFタグラベル付き物品6を説明する図,図5は,スペーサ片31を折り返した状態のRFタグラベル1を説明する図,そして,図6は,スペーサ片31を折り返した状態のRFタグラベル1の裏面を説明する図である。
図4で図示したように,本実施形態に係るRFタグラベル付き物品6において,スペーサシート3のスペーサ片31は,折り曲げ線部32を利用して本体片30の裏側に折り返され,線状素子211および整合回路210が実装されたインレイ2の箇所に対応する本体片30の裏面を被覆する状態で本体片30の裏面に接着しており,RFタグラベル1は,スペーサ片31によって被覆されていない箇所の粘着層5により物品7に貼着している。
図5で図示したように,物品7に貼付される前のRFタグラベル1は,ミシン目により形成された折り曲げ線部32を利用して,山折りする格好でスペーサ片31を本体片30の裏側に折り返し,本体片30の裏面に積層されている粘着層5を少なくとも用いて,本体片30の裏面にスペーサ片31を接着させた構造になっている。本体片30の裏面にスペーサ片31を接着させることで,物品7に貼付される前のRFタグラベル1において,スペーサ片31は本体片30の裏面から出っ張る。
また,図6で図示したように,物品7に貼付される前のRFタグラベル1の裏面において,線状素子211および整合回路210が実装されたインレイ2の箇所に対応する本体片30の裏面はスペーサ片31によって被覆されているので,スペーサ片31で被覆されていない領域の粘着層5が露出した格好になる。
図5で図示したように,物品7に貼付される前のRFタグラベル1の裏面において,スペーサ片31は出っ張っているため,図4で図示したように,スペーサ片31で被覆されていない領域の粘着層5を利用して物品7に貼着したRFタグラベル1は,ミシン目により形成されている折り曲げ線部32を境にくの字に曲がった格好になる。
図4で図示したように,スペーサ片31で被覆される部分には,線状素子211および整合回路210が配置されるため,RFタグラベル1が折り曲げ線部32を境にくの字に曲がった格好になることで,線状素子211および整合回路210は物品7から離間し,通信阻害性のある物品にRFタグラベル1を貼着しても,RFタグラベル1の共振周波数は大きく変動せず,RFタグラベル1の通信性能は大幅に悪化しない。また,スペーサ片31を山折りしたRFタグラベル1において,折り曲げ線部32によりスペーサ片31がヒンジとして機能するため,スペーサ片31を折り返したRFタグラベル1を物品7に貼着する作業が楽になる効果も同時に得られる。
最後に,RFタグラベル1の変形例について説明する。図7は,RFタグラベル1の変形例を説明する図で,図7(a)では,変形例1に係るRFタグラベル8aを図示し,図7(b)では,変形例2に係るRFタグラベル8bを図示している。なお,図7では,図1等で図示したRFタグラベル1と同じ要素については同じ符号を付している。
図1で図示したRFタグラベル1では,本体片30の長手方向にスペーサ片31を連設していたが,図7(a)で図示した変形例1に係るRFタグラベル8aのスペーサシート3aでは,本体片30aよりも縦方向の長さが短いスペーサ片31aが本体片30aの横方向に連設され,本体片30aとスペーサ片31aの境目に,ミシン目を利用して折り曲げ線部32aが形成されている。変形例1に係るRFタグラベル8aでは,接着層4を用いてインレイ2が本体片30aと接着し,本体片30aの裏面にのみ粘着層5aが積層されている。変形例1に係るRFタグラベル8aにおいても,折り曲げ線部32aを利用してスペーサ片31aを本体片30aの裏側に折り返すことで,線状素子211および整合回路210が実装されたインレイ2の箇所に対応する本体片30aの裏面をスペーサ片31aで被覆できる。
また,図1で図示したRFタグラベル1では,アンテナ21を実装したインレイ2の面に接着層4を積層して,インレイ2と本体片30を接着させていたが,図7(b)で図示した変形例2に係るRFタグラベル8bでは,アンテナ21を実装したインレイ2の面の反対面に接着層4を積層し,インレイ2と本体片30を接着させている。この場合,アンテナ21などがRFタグラベル1の表面になるので,アンテナ21などをカバーする保護シートが別途必要になる。
1 RFタグラベル
2 インレイ
20 基材シート
21 アンテナ
210 整合回路
211 線状素子
212 面状素子
213 ICチップ
3 スペーサシート
30 本体片
31 スペーサ片
32 折り曲げ線部
4 接着層
5 粘着層
6 RFタグラベル付き物品
7 物品

Claims (2)

  1. 本体片とスペーサ片が折り曲げ線部を介して連設しているスペーサシートと,前記本体片の裏面に積層した粘着層と,アンテナとこれに接続しているICチップを基材シートに実装し,前記本体片の表面に積層したインレイを備え,前記アンテナは,ICチップが接続しているループ状の整合回路,線状素子および面状素子を具備し,前記線状素子と前記面状素子が前記整合回路を挟んで対向するように,前記線状素子および前記面状素子それぞれを前記整合回路と接続させた構造で,前記スペーサ片のサイズは,前記線状素子および前記整合回路の実装に用いられている前記インレイの箇所の面積に対応し,前記スペーサ片は,前記折り曲げ線部を利用して前記本体片の裏側に折り返すと,前記線状素子および前記整合回路の実装に用いられている前記インレイの箇所に対応する前記本体片の裏面を被覆できるように前記本体片と連設していることを特徴とするRFタグラベル。
  2. 請求項1に記載したRFタグラベルを貼着した物品であって,前記スペーサシートの前記スペーサ片は,前記折り曲げ線部を利用して前記本体片の裏側に折り返され,前記線状素子および前記整合回路の実装に用いられている前記インレイの箇所に対応する前記本体片の裏面を被覆する状態で前記本体片の裏面に接着しており,前記RFタグラベルは,前記スペーサ片によって被覆されていない箇所の前記粘着層により前記物品に貼着していることを特徴とするRFタグラベル付き物品。
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