JP2009111950A - 非接触型icタグ及び非接触型icタグの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】受電能力の向上及びインピーダンス整合が容易にとれる非接触型ICタグ等を提供する。
【解決手段】非接触型ICタグ1は、ベースフィルム2の上に、略四角状に渦巻く多重ループ形状のループアンテナ4を配設し、ループアンテナ4に電気的に接続したICチップ3とから非接触型ICタグ1のインレット10を形成する。インレット10の上面のループアンテナ4に近接する位置にインレット10と並置する部分が直線形状の2次アンテナ5を配置する。2次アンテナ5は、ループアンテナ4の外周のいずれかの一辺の近傍する位置に平行に配置される。ICチップ3のインピーダンスは、2次アンテナ5のインピーダンスとマッチングがとれるよう、ループアンテナ4のループ数により調整される。
【選択図】図1

Description

本発明は、非接触情報通信を行う非接触型IC(Integrated Circuit)タグに係り、特に、ループアンテナと、近接した位置に配置された2次アンテナを有する非接触型ICタグ及びその製造方法に関する。
昨今、製造等の工場での工程管理、物流管理、流通分野等において、リーダライタと非接触で交信して、情報記憶、表示に使用する非接触型ICタグが、ICタグラベル、荷物、ケースに取り付ける荷札等として、広範囲な用途に利用されている。
また、近年、従来からの13.56MHz帯もしくはマイクロ波帯(2.45GHz)の非接触ICタグに加えて、わが国でも法改正によりUHF帯(952M〜955MHz)を使用することが可能になり、UHF帯非接触ICタグの実用化が図られている。
UHF帯ICタグは、電磁誘導方式の13.56MHz帯の非接触ICタグに比べて遠距離(3〜5メートル)からの一括読み取りが可能である。また、マイクロ波帯ICタグも1〜1.5メートルの距離の通信が可能であり、今後、それらの特徴を活かした用途での普及が見込まれている。
一般に、商品納入等の際、ゲート等を用いて複数のICタグを一括読み取りする場合は、タグの通信距離がある程度長い(数メートル)ことが好ましい。通信距離が長いという利点を利用して、各種用途に応じて使用されている。また、ICタグを使用する用途に応じて、例えば、ICタグを値札に貼り付けて用いるような使い方が想定され、アンテナはなるべく小型であることが望ましい。そのため、アンテナは小型にしたときもなるべく通信距離が低下しないことが望ましい。
このような問題を解消する方法として、基板上に曲線形状の主アンテナと直線状の2次アンテナを形成されるタグ(例えば、特許文献1参照)やループ状のアンテナと直線形状の2次アンテナから形成されるタグが知られている(例えば、特許文献2参照)。
図6は、従来の非接触型ICタグ101の一例を示す平面図である。
従来の非接触型ICタグ(UHF帯タグ)としては、例えば、図6に示すように、非接触型ICタグ101は、基材102上に、信号を電波として送受信する主アンテナである1重のループアンテナ104と、ループアンテナ104に接続されるICチップ103と、2次アンテナ105とから形成される。このような構造では、ループアンテナ104と2次アンテナ105との近接によって、所定の波長に適応した、ループアンテナの利得を高めている。
特開2002−141732号公報 特開2006−53833号公報
非接触型ICタグを使用する用途に応じて、例えば、値札、パッケージ、荷札等への貼り付け等、様々な使い方が想定され、アンテナはなるべく小型であることが望ましく、そのため、アンテナは小型にしたときもなるべく通信距離が低下しないことが望ましい。この場合、主ループアンテナ、2次アンテナのサイズ、形状が、インピーダンスに及ぼす影響が大きく、用途に応じてアンテナの調整を行う必要があり、アンテナ設計に手間がかかり、インピーダンス整合がとりにくくなるという問題があった。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、受電能力の向上及びインピーダンス整合が容易にとれる非接触型ICタグ等を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために第1の発明は、ベースフィルム基材上に配設された1重以上のループを形成するループアンテナと、前記ループアンテナに接続するICチップとで形成されるインレットと、前記ループアンテナと、近接した位置に配置された2次アンテナと、を備え、前記ループアンテナのループ数を調整することによって、前記2次アンテナと前記ICチップとのインピーダンスを整合することを特徴とする非接触型ICタグである。
また、前記2次アンテナは、前記インレットと並置する部分が直線形状であることが望ましい。
また、前記2次アンテナは、前記ループアンテナ側又は前記ループアンテナ反対側の面に、前記ループアンテナのいずれかの辺に平行に配置することが望ましい。
「ICチップ」は、制御部、情報記憶のためのメモリ部、非接触型IC無線通信部等を備えるものである。
「インレット」は、外装基材を配設する前の、一次加工部材である。
「インピーダンスの整合」は、ループアンテナに接続するICチップのインピーダンスと2次アンテナのインピーダンスを合わせるにより、受信電力が最大になる。そのため、効率的に伝送を行うためには、それらのインピーダンスを調整する必要がある。本発明ではループアンテナのループ数(巻き数)により整合がとられる。
第1の発明による非接触型ICタグは、ベースフィルム基材上に配設された1重以上のループを形成したループアンテナと、ループアンテナに接続するICチップとで形成されるインレットと、ループアンテナと、近接した位置に配置された2次アンテナと、を備え、ループアンテナのループ数を調整することによって、2次アンテナとICチップとのインピーダンスを整合する。
第1の発明では、2次アンテナの長さに応じてループアンテナのループ数(nループ)を調整することによってn倍の誘起電圧を確保することができ、2次アンテナとICチップとのインピーダンスの整合が得られ、高いアンテナの受電能力が得られることが可能とする。更に、大きな電流ループが形成され、ループアンテナの利得が向上して通信距離を伸ばすことができる。
また、非接触型ICタグの構成も簡単であり、アンテナ設計が容易になる。
更に、対象となる物品に取り付けて使用する際、ループアンテナとインレットを分割して、簡単に物品に貼付することができ、使用に際しての自由度が高いという効果を奏する。
また、第2の発明は、2次アンテナとICチップのインピーダンスの整合がとれるよう、前記2次アンテナの長さに応じて、ループ数を調整した1重以上のループを形成するループアンテナを設ける工程(a)と、ベースフィルム基材上に配設された前記ループアンテナと、前記ループアンテナに接続するICチップとで形成されるインレットを形成する工程(b)と、前記ベースフィルム基材上の前記インレットと近接した位置に前記2次アンテナを配置する工程(c)と、を具備することを特徴とする非接触型ICタグの製造方法である。
第2の発明は、第1の発明の非接触型ICタグの製造方法に関する発明である。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、受電能力の向上及びインピーダンス整合が容易にとれる非接触型ICタグ等を提供することができる。
以下に、添付図面を参照しながら、本発明に係る非接触型ICタグの好適な実施形態について詳細に説明する。尚、以下の説明および添付図面において、略同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略することにする。
図1は、第1の実施の形態に係る非接触型ICタグ1を示す図であり、図1(a)は、第1の実施の形態に係る非接触型ICタグ1を示す平面図であり、図1(b)は図1(a)のX1−X2側からみた非接触型ICタグ1の概略断面図である。図1は、非接触型ICタグ1の一例であり、図1(a)に示すように、非接触型ICタグ1は、ベースフィルム2、ICチップ3、ループアンテナ4、2次アンテナ5等を備える。
非接触型ICタグ1は、ベースフィルム2の上に、略四角状に巻く多重ループ形状のループアンテナ4を配設し、該ループアンテナ4に電気的に接続したICチップ3とから非接触型ICタグ1のインレット10を形成する。インレット10の上面のループアンテナ4に近接する位置に、インレット10と並置する部分が直線形状の2次アンテナ5を配置する。すなわち、2次アンテナ5は、インレット10と並置する部分以外は、任意の形状でよい。2次アンテナ5は、ループアンテナ4の外周のいずれかの一辺の近接する位置(1mm〜3mm)に平行に配置される。
ICチップ3のインピーダンスは、2次アンテナ5のインピーダンスとマッチングがとれるよう、ループアンテナ4のループ数により調整される。ICチップ3のインピーダンスは、2次アンテナ5で示されるインピーダンスと同じ抵抗成分を有するが、符号が異なるリアクタンス成分を有するインピーダンスを表す。ICチップ3でのインピーダンスを(R+jX)とすると、2次アンテナ5でのインピーダンスは(R−jX)で表す(R:抵抗成分、X:リアクタンス成分)。
2次アンテナ5の長さは、約1/2波長から1/5波長である。2次アンテナ5の長さに応じてループアンテナ4のループ数(nループ)を調整することにより、n倍の誘起電圧を確保する。
例えば、UHF帯を954MHzとした場合、1波長は31.4cm、半波長では15.7cmとなり、その条件を満たすとき効率よく電波との共振が生じる。2次アンテナ5は、例えば、約1/2波長の長さのインレット10と並置する部分が直線形状で、長さ160mmであり、ループアンテナ4は、2重ループ形状である。ループアンテナ4の四角形状のいずれかの一辺と、2次アンテナ5と平行に配置され、形成される。2重ループを有するループアンテナ4を形成することにより、2倍の誘起電圧を確保する。
尚、本実施の形態では、2次アンテナ5は、約1/2波長の長さ(160mm)の場合を説明したが、これに限らず、形状によっては80mm前後まで動作可能とし、約1/2波長から1/5波長であればよい。
図1(b)に示すように、非接触型ICタグ1は、ベースフィルム2、ICチップ3、ループアンテナ4等とで形成されるインレット10、2次アンテナ、5接着層6、表面保護フィルム7等の層構成となっている。ベースフィルム2、ICチップ3、ループアンテナ4等とで形成されたインレット10のベースフィルム2のループアンテナ4側の面の近接する位置に2次アンテナ5を配置し、接着層6を介して、プラスチックフィルムからなる表面保護フィルム7により被覆されている。
インレット10の基材であるベースフィルム2としては、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PET−G(テレフタル酸−シクロヘキサンジメタノール−エチレングリコール共重合体)、PP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)、PC(ポリカーボネート)、PA(ポリアミド)、PPS(ポリフェニレンサルフイド)、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、セルロースジアセテート、セルローストリアセテート、ポリスチレン系、ABS、ポリアクリル酸エステル、ポリエチレン、ポリウレタン等の素材が使用される。
ループアンテナ4、2次アンテナ5としては、導体線であり、アルミニウム、銀ペースト等の素材が使用される。
また、表面保護フィルム7としては、上記ベースフィルム2に挙げたものが使用できる。
次に、図2を参照しながら、本実施形態の非接触型ICタグ1の製造方法について説明する。
図2は、非接触型ICタグ1の製造方法を示すフローチャートである。
図3は、非接触型ICタグ1の製造過程の断面図であり、図3(a)は、非接触型ICタグ1のインレット10の断面図であり、図3(b)は、非接触型ICタグ1のインレット10に2次アンテナ5配置後の断面図であり、図3(c)は、表面保護フィルムラミネート後の非接触型ICタグ1の断面図である。
まず、ICチップ3と2次アンテナ5のインピーダンスとマッチングがとれるよう、2次アンテナ5の長さに応じて、調整されたループアンテナ4のループ数を有する略四角状に巻くループ形状のループアンテナ4を形成する(ステップS201)。例えば、UHF帯を954MHzとした場合、約1/2波長の長さのインレット10と並置する部分が直線形状で、長さ160mmの2次アンテナ5に対して、2重ループ形状のループアンテナ4を形成する。
次に、図3(a)に示すように、ベースフィルム2上に、ループアンテナ4を配設し、ループアンテナ4に電気的に接続したICチップ3とから非接触ICタグ1のインレット10を形成する(ステップS202)。
次に、図3(b)に示すように、ベースフィルム2上のループアンテナ4に近接する位置に、該ループアンテナ4の任意の一辺に平行に2次アンテナ5を配設する(ステップS203)。
次に、図3(c)に示すように、プラスチックフィルムからなる表面保護フィルム7を、接着剤からなる接着層7を介して形成したインレット10のICチップ3側の上面全体にラミネートする(ステップS204)。
図4は、インレット10にシール型の2次アンテナ5を貼り付ける非接触型ICタグ11を示す図である。
図4に示すように、前述したように、ベースフィルム2上に、多重ループ形状のループアンテナ4を配設し、ループアンテナ4に電気的に接続したICチップ3とから非接触ICタグ1のインレット10を形成する。また、粘着剤を剥離紙9に塗布しながら2次アンテナ5を仮貼着しておく。
ベースフィルム2のループアンテナ4の一辺に近接する位置に平行に、剥離させた2次アンテナ5をベースフィルム2に貼着する。2次アンテナ5の面上に粘着層および離型紙9を設け、2次アンテナ5を一般のシールのようにインレット10に自由に貼り付けられるシール型のアンテナの構成にすることにより、非接触型ICタグの製造・貼付作業を簡素化することができる。
尚、本実施例では、2次アンテナ5をシール型のアンテナとしてインレット10に貼り付けたが、インレット10の面上に粘着層および離型紙9を設け、基材上に設けた2次アンテナ5に近接する位置に平行に、インレット10を貼り付けてもよい。
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、非接触型ICタグ1は、ベースフィルム2の上に、略四角状に渦巻く多重ループ形状のループアンテナ4を配設し、ループアンテナ4に電気的に接続したICチップ3とから非接触型ICタグ1のインレット10を形成する。インレット10の上面のループアンテナ4に近接する位置にインレット10と並置する部分が直線形状の2次アンテナ5を配置する。2次アンテナ5は、ループアンテナ4の外周のいずれかの一辺の近傍する位置に平行に配置される。ICチップ3のインピーダンスは、2次アンテナ5のインピーダンスとマッチングがとれるよう、ループアンテナ4のループ数により調整される。
これにより、非接触型ICタグは、2次アンテナの長さに応じてループアンテナのループ数(nループ)を調整することによってn倍の誘起電圧を確保することができ、2次アンテナとICチップとのインピーダンスの整合が得られ、高いアンテナの受電能力が得られることが可能とする。更に、大きな電流ループが形成され、ループアンテナの利得が向上して通信距離を伸ばすことができる。
また、非接触型ICタグの構成も簡単であり、アンテナ設計が容易になる。
更に、対象となる物品に取り付けて使用する際、ループアンテナとインレットを分割して、簡単に物品に貼付することができ、使用に際しての自由度が高いという効果を奏する。
次に、本発明の第2の実施の形態による非接触型ICタグ21について、図5を参照して説明する。
図5(a)は、第2の実施の形態に係る非接触型ICタグ21を示す平面図であり、図5(b)は図5(a)のY1−Y2側からみた非接触型ICタグ21の概略断面図である。図5(a)に示すように、非接触型ICタグ21は、ベースフィルム2、ICチップ3、ループアンテナ4、2次アンテナ5等を備える。
非接触型ICタグ21は、前述した第1の実施の形態同様に、ベースフィルム2の上に、略四角状に渦巻く多重ループ形状のループアンテナ4を配設し、ループアンテナ4に電気的に接続したICチップ3とから非接触型ICタグ21のインレット10を形成する。インレット10の裏面にループアンテナ4に重ならないよう近接する位置(0mm〜2mm)に平行に2次アンテナ5を配置する。2次アンテナ5は、ループアンテナ4の外周のいずれかの一辺の近接する位置に配置される。
図5(b)に示すように、非接触型ICタグ21は、ベースフィルム2、ICチップ3、ループアンテナ4等とで形成されるインレット10、2次アンテナ、5接着層6、表面保護フィルム7等の層構成となっている。ベースフィルム2、ICチップ3、ループアンテナ4等とで形成されたインレット10のベースフィルム2のループアンテナ4側と反対面の近接する位置に2次アンテナ5を配置し、接着層6を介して、全体をプラスチックフィルムからなる表面保護フィルム7により被覆されている。
これにより、非接触型ICタグは、2次アンテナの長さに応じてループアンテナのループ数(nループ)を調整することによってn倍の誘起電圧を確保することができ、2次アンテナとICチップとのインピーダンスの整合が得られ、高いアンテナの受電能力が得られることが可能とする。更に、大きな電流ループが形成され、ループアンテナの利得が向上して通信距離を伸ばすことができる。
また、非接触型ICタグの構成も簡単であり、アンテナ設計が容易になる。
更に、対象となる物品に取り付けて使用する際、ループアンテナとインレットを分割して、簡単に物品に貼付することができ、使用に際しての自由度が高いという効果を奏する。
更に、2次アンテナを裏面に設けることにより、より小型の非接触型ICタグを用いることで、異なるシステムに幅広く対応することが可能になる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る非接触型ICタグ1、11、21の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
第1の実施の形態に係る非接触型ICタグ1を示す図 非接触型ICタグ1の製造方法を示すフローチャート 非接触型ICタグ1の製造過程の断面図 インレット10にシール型の2次アンテナ5を貼り付ける非接触型ICタグ11を示す図 第2の実施の形態に係る非接触型ICタグ21を示す図 従来の非接触型ICタグ101の一例を示す平面図
符号の説明
1、11、21、101………非接触型ICタグ
2………ベースフィルム
3、103………ICチップ
4、104………ループアンテナ
5、105………2次アンテナ
6………接着層
7………表面保護フィルム
9………剥離紙
10………インレット
102………基材

Claims (6)

  1. ベースフィルム基材上に配設された1重以上のループを形成するループアンテナと、前記ループアンテナに接続するICチップとで形成されるインレットと、
    前記ループアンテナと、近接した位置に配置される2次アンテナと、を備え、
    前記ループアンテナのループ数を調整することによって、前記2次アンテナと前記ICチップとのインピーダンスを整合することを特徴とする非接触型ICタグ。
  2. 前記2次アンテナは、前記インレットと並置する部分が直線形状であることを特徴とする請求項1記載の非接触型ICタグ。
  3. 前記2次アンテナは、前記ループアンテナ側又は前記ループアンテナ反対側の面に、前記ループアンテナのいずれかの一辺に平行に配置することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の非接触型ICタグ。
  4. 2次アンテナとICチップのインピーダンスの整合がとれるよう、前記2次アンテナの長さに応じて、ループ数を調整した1重以上のループを形成するループアンテナを設ける工程(a)と、
    ベースフィルム基材上に配設された前記ループアンテナと、前記ループアンテナに接続するICチップとで形成されるインレットを形成する工程(b)と、
    前記ベースフィルム基材上の前記インレットと近接した位置に前記2次アンテナを配置する工程(c)と、
    を具備することを特徴とする非接触型ICタグの製造方法。
  5. 前記2次アンテナは、前記インレットと並置する部分が直線形状であることを特徴とする請求項4記載の非接触型ICタグの製造方法。
  6. 前記2次アンテナは、前記ループアンテナ側の面又は前記ループアンテナ反対側の面に、前記ループアンテナのいずれかの一辺に平行に配置することを特徴とする請求項4又は請求項5記載の非接触型ICタグの製造方法。
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