JP2020066929A - 建具 - Google Patents
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Abstract
Description
隣接する縦枠6,7のうち室外側から見て左側の縦枠6は、室内側の見込壁16の外周側面に一対の突条19a,19bよりなる雄部20を有しており、室外側から見て右側の縦枠7は、室内側の見込壁16の外周側面に一対の突条21a,21bよりなる雌部22を有しており、この雄部20を雌部22に挿入することで左右に隣接するパネルユニット1,1の縦枠6,7を左右方向から嵌合させている。雌部22の室外側の突条21aには、室内側に向けてレインバリアガスケット23が長手方向に沿って取付けてあり、レインバリアガスケット23は雄部20の室外側の突条19aの室外側面に当接している。雌部22の室内側の突条21bには、室外側に向けてウインドバリアガスケット24が長手方向に沿って取付けてあり、ウインドバリアガスケット24は雄部20の室内側の突条19bの室内側面に当接している。
このように本カーテンウォールは、左右に隣接するパネルユニット1,1の縦枠6,7を雄部20と雌部22で嵌合すると共に、嵌合部にガスケット(レインバリアガスケット23、ウインドバリアガスケット24)を室外側と室内側に二重に介在させたことで、左右に隣接するパネルユニット1,1の縦枠6,7間からの雨水の浸入を防ぐことができる。さらに、左側の縦枠6のガラス間口13の室内側端部と、右側の縦枠7の室内側壁見付壁17とには、外周側に向けて突出する突出片25a,25bが設けてあり、突出片25a,25bにより縦枠6,7間の隙間を隠している。
左右の縦枠6,7は、図1に示すように、上端26及び下端27が長手方向に対して直角にまっすぐ切断してある。
ガラス間口構成部分3aは、ガラス間口28の室内側に中空部29を有し、中空部29の上壁と下壁の内側にタッピングホール30を有している。ガラス間口構成部分3aは、図7に示すように、長手方向の端部31aが長手方向に対して直角にまっすぐ切断され、その端部31aを縦枠6,7の室外側の見込壁18の内周側面に当接し、縦枠6,7外周側からタッピングホール30に螺入するネジ(図示省略)で固定してある。
本体部分3bは、図1に示すように、室内外方向の中間部に一対の突条32a,32bと連結壁33とからなる雄部34を有し、雄部34の室外側に排水用の溝部35が上向きに開口して設けてある。また本体部分3bには、室内外方向に離間して複数のタッピングホール30が設けてある。本体部分3bは、図7に示すように、長手方向の端部31bが長手方向に対して直角にまっすぐ切断され、その端部31bを縦枠6,7の室内側の見込壁16の内周側面に当接し、縦枠6,7外周側からタッピングホール30に螺入するネジ(図示省略)で固定してある。
上枠3は、上記のとおりガラス間口構成部分3a及び本体部分3bの長手方向端部31a,31bがそれぞれまっすぐに切断され、ガラス間口構成部分3aが本体部分3bより長くなっている。ガラス間口構成部分3aと本体部分3bとの接合面36には、図1に示すように、シール材37が介在しており、且つ本体部分3bに設けた突起38がガラス間口構成部分3aに設けた溝39に係合している。
上枠3は、室外側端が縦枠6,7の室外側端と見込方向の同じ位置にあり、室内側端は縦枠6,7の室内側端よりも室外側に位置しており、見込寸法が縦枠6,7よりも50mm程度小さくなっている。
ガラス間口構成部分5aは、図8に示すように、長手方向の端部42aが長手方向に対して直角にまっすぐ切断され、その端部42aを縦枠6,7の室外側の見込壁18の内周側面に当接し、縦枠6,7外周側からタッピングホール30に螺入するネジ(図示省略)で固定してある。本体部分5bも、長手方向の端部42bが長手方向に対して直角にまっすぐ切断され、その端部42bを縦枠6,7の室内側の見込壁16の内周側面に当接し、縦枠6,7外周側からタッピングホール30に螺入するネジ(図示省略)で固定してある。
無目5は、上記のとおりガラス間口構成部分5a及び本体部分5bの長手方向端部42a,42bがそれぞれまっすぐに切断され、ガラス間口構成部分5aが本体部分5bより長くなっている。ガラス間口構成部分5aと本体部分5bとの接合面43には、図1に示すように、シール材44が介在しており、且つ本体部分5bに設けた係合部45にガラス間口構成部分5aの室内側壁の下部が係合している。
下枠4の室内側部には、図1に示すように、一対の垂下壁49a,49bよりなる雌部50が形成してあり、雌部50は下段のパネルユニット1の上枠3の雄部34に上方から係合し、これにより下段のパネルユニット1の上枠3と上段のパネルユニット1の下枠4を連結している。下枠4の雌部50の室外側の垂下壁49aには、室内側に向けてレインバリアガスケット51が長手方向に沿って取付けてあり、レインバリアガスケット51は上枠3の雄部34の室外側の突条32aの室外側面に当接している。下枠4の雌部50の室内側の垂下壁49bには、室外側に向けてウインドバリアガスケット52が長手方向に沿って取付けてあり、ウインドバリアガスケット52は上枠3の雄部34の室内側の突条32bの室内側面に当接している。
このように本カーテンウォールは、上下に隣接するパネルユニット1,1の上枠3と下枠4を雄部34と雌部50で嵌合すると共に、嵌合部にガスケット(レインバリアガスケット51、ウインドバリアガスケット52)を室外側と室内側に二重に介在させたことで、上下に隣接するパネルユニット1,1の下枠4と上枠3の間からの雨水の浸入を防ぐことができる。また、下枠4と上枠3の間から浸入しようとする雨水は、下枠4の雌部50の室外側の垂下壁49aで堰き止められ、その下方に位置する上枠3の溝部35に落ち、溝部35に入った雨水は縦枠6,7に形成した排水孔53から縦枠6,7間に排水される。
キャッチパン2の左右の側面60,60には、上段のパネルユニット1,1の下枠4の雌部50の左右端面と下段のパネルユニット1,1の上枠3の雄部34の左右端面が当接している。さらに、上段のパネルユニット1,1の下枠4の雌部50に設けたレインバリアガスケット51とウインドバリアガスケット52の左右端が、キャッチパン2の側面60に当接している。すなわち、下段のパネルユニット1,1の上枠3と上段のパネルユニット1,1の下枠4の雄部34と雌部50とによる嵌合部62がキャッチパン2の高さ寸法の略範囲内にあり、気密材(レインバリアガスケット51及びウインドバリアガスケット52)の取付けてある部分がキャッチパン2の高さ寸法の範囲内にある。
また、本カーテンウォールは、上段のパネルユニット1,1の縦枠6,7間に設けた気密材(ウインドバリアガスケット)24の下端がキャッチパン2の上面54に当接していることで、気密ラインが連続するので、気密性能を容易に確保できる。
パネルユニット1は、上下枠3,4の端部を縦枠6,7の内周側面に当接し、上下枠3,4のタッピングホール30に螺入するねじで固定してあり、下段のパネルユニット1の上枠3と上段のパネルユニット1の下枠4との嵌合部62がキャッチパン2の高さ寸法の略範囲内にあり、気密材(レインバリアガスケット51及びウインドバリアガスケット52)の取付けてある部分がキャッチパン2の高さ寸法の範囲内にあることで、風圧等によりカーテンウォールに圧力が生じても、縦枠6,7の変形を抑えることができると共に、キャッチパン2を介して気密ラインが連続するので、気密性能を容易に確保できる。
さらに本カーテンウォールは、下段のパネルユニット1の上枠3と上段のパネルユニット1の下枠4との嵌合部62より室外側の上枠3上面に排水用の溝部35が設けてあり、溝部35の水が縦枠6,7間に排水されるため、上枠3上面に浸入した水を溝部35から縦枠6,7間に排水することができる。
本カーテンウォールは、横枠のガラス間口を構成する部分3a,5aが横枠の本体部分3b,5bに係合しているので、横枠のガラス間口を構成する部分3a,5aと本体部分3b,5bとが外れるのを防止することができる。
縦枠6,7は、ガラス間口13を構成する見込面(見込壁18)がそれ以外の部分よりも外周側に位置するようにクランク状に形成してあり、横枠3,5は、ガラス間口を構成する部分3a,5aが本体部分3b,5bよりも長いことで、縦枠6,7の見付寸法を小さくでき、意匠性に優れる。また、横枠3,5のガラス間口を構成する部分3a,5aを本体部分3b,5bより長くするだけで、容易に縦枠6,7と枠組みすることができる。
2 キャッチパン
3 上枠(横枠)
3a ガラス間口構成部分(ガラス間口を構成する部分)
3b 本体部分
4 下枠(横枠)
5 無目
5a ガラス間口構成部分(ガラス間口を構成する部分)
5b 本体部分
6,7 縦枠
Claims (1)
- 縦枠と横枠とを備え、横枠は、ガラス間口を構成する部分とそれ以外の本体部分とに分割してあり、両部分は、長手方向の端部がそれぞれまっすぐに切断され、縦枠の内周側面に当接されていることを特徴とする建具。
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JP2002371658A (ja) * | 2001-06-14 | 2002-12-26 | Shin Nikkei Co Ltd | カーテンウォールにおける縦枠および横枠の接合部構造 |
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