JP2020066358A - 作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】放出されたエンジンからの排気が、作業機における各種装置等に触れにくい作業機を提供する。【解決手段】エンジンEと、エンジンEの側方に配置されたラジエータ53と、エンジンEの上部に隣接する状態で配置されると共に、エンジンEから排出される排気に含まれる粒子状物質を低減する排気処理装置3と、排気処理装置3に接続すると共に、排気処理装置3から排出される排気が流れる下流側排気管4と、を備え、下流側排気管4は、ラジエータ53よりも機体外側まで延びている。【選択図】図4

Description

本発明は、エンジンを備える作業機に関する。
上記のような作業機として、例えば、特許文献1に記載のものが既に知られている。この作業機(特許文献1では「トウモロコシ収穫機」)は、エンジンの側方に配置されたラジエータを備えている。
特開2016−118153号公報
特許文献1には、エンジンから排出される排気を処理するための機構について詳述されていない。ここで、特許文献1に記載の作業機において、エンジンから排出される排気に含まれる粒子状物質を低減する排気処理装置を設けることが考えられる。
この場合、排気処理装置から排気が排出される。そこで、排気処理装置から排出される排気が流れる下流側排気管を設けることが考えられる。
ここで、下流側排気管の下流側端部の位置によっては、作業機において下流側排気管の下流側端部よりも後側に位置する各種装置等に、下流側排気管から放出された排気が触れがちとなる場合がある。これにより、各種装置等の劣化の進行が早まる事態や、各種装置等が排気中の成分の付着により汚損する事態が想定される。
例えば、下流側排気管の下流側端部が、ラジエータよりも機体内側に位置している場合、下流側排気管の下流側端部は、機体において比較的内側に位置することとなる。これにより、機体における比較的内側の位置で排気が放出される。
ここで、エンジンが駆動しているときには、基本的に、作業機は走行中である。そのため、放出された排気は、機体左右方向に拡散しながら、機体に対して相対的に後側へ向かって移動することとなる。
その結果、作業機において下流側排気管の下流側端部よりも後側に位置する各種装置等に、下流側排気管から放出された排気が触れがちとなる。
本発明の目的は、放出されたエンジンからの排気が、作業機における各種装置等に触れにくい作業機を提供することである。
本発明の特徴は、エンジンと、前記エンジンの側方に配置されたラジエータと、前記エンジンの上部に隣接する状態で配置されると共に、前記エンジンから排出される排気に含まれる粒子状物質を低減する排気処理装置と、前記排気処理装置に接続すると共に、前記排気処理装置から排出される排気が流れる下流側排気管と、を備え、前記下流側排気管は、前記ラジエータよりも機体外側まで延びていることにある。
本発明であれば、下流側排気管の下流側端部は、ラジエータよりも機体外側に位置することとなる。これにより、機体における比較的外側の位置で排気が放出される。従って、作業機において下流側排気管の下流側端部よりも後側に位置する各種装置等に、下流側排気管から放出された排気が触れにくい。
即ち、本発明であれば、放出されたエンジンからの排気が、作業機における各種装置等に触れにくい作業機を実現できる。
さらに、本発明において、前記排気処理装置に接続すると共に、前記排気処理装置へ供給される排気が流れる上流側排気管を備え、前記排気処理装置は、前記排気処理装置の長手方向が機体前後方向に沿う状態で配置されており、前記下流側排気管及び前記上流側排気管は、何れも、前記排気処理装置の外周部のうち、前記下流側排気管の下流側端部が位置する側に接続していると好適である。
下流側排気管が、排気処理装置の外周部のうち、下流側排気管の下流側端部が位置する側に接続し、且つ、上流側排気管が、排気処理装置の外周部のうち、下流側排気管の下流側端部が位置する側とは反対側に接続している場合には、排気処理装置の外周部における両側に、下流側排気管及び上流側排気管を接続するためのスペースを確保する必要がある。これにより、エンジンの排気系を搭載するために必要なスペースが増大しがちとなる。
また、下流側排気管が、排気処理装置の外周部のうち、下流側排気管の下流側端部が位置する側とは反対側に接続し、且つ、上流側排気管が、排気処理装置の外周部のうち、下流側排気管の下流側端部が位置する側に接続している場合にも、同様に、エンジンの排気系を搭載するために必要なスペースが増大しがちとなる。
ここで、上記の構成によれば、下流側排気管及び上流側排気管は、何れも、排気処理装置の外周部のうち、下流側排気管の下流側端部が位置する側に接続している。そのため、排気処理装置の外周部のうち、下流側排気管の下流側端部が位置する側とは反対側には、下流側排気管及び上流側排気管を接続するためのスペースを確保する必要がない。これにより、エンジンの排気系がコンパクトとなる。
しかも、上記の構成によれば、下流側排気管が、排気処理装置の外周部のうち、下流側排気管の下流側端部が位置する側とは反対側に接続している場合に比べて、下流側排気管と排気処理装置との間の接続部と、下流側排気管の下流側端部と、の間の距離が短くなる。そのため、下流側排気管を比較的短くしやすい。これにより、製造コストを抑えやすくなる。
さらに、本発明において、前記排気処理装置は、前記エンジンの中央位置に対して前記ラジエータとは反対側に配置されていると好適である。
一般に、ラジエータの近傍には、インタークーラやファン等の装置が配置される。そして、ラジエータを含め、これらの装置には、各種の配線及び配管が接続される。即ち、ラジエータの近傍には、各種の配線及び配管が配置されている。
ここで、排気処理装置が、エンジンの中央位置に対してラジエータと同じ側に配置されている場合、排気処理装置は、ラジエータに比較的近い位置に配置されることとなる。この場合、各種の配線及び配管が排気処理装置と干渉することを防ぐため、各種の配線及び配管を比較的長くする必要が生じやすい。これにより、製造コストが増大しがちとなる。
ここで、上記の構成によれば、排気処理装置は、エンジンの中央位置に対してラジエータとは反対側に配置されている。これにより、排気処理装置は、ラジエータから比較的遠い位置に配置されることとなる。そのため、上述のように各種の配線及び配管を比較的長くする必要が生じにくい。これにより、製造コストの増大を抑制しやすい。
さらに、本発明において、前記排気処理装置の状態を検知する状態センサを備え、前記状態センサは、前記排気処理装置の外周部のうち、前記下流側排気管の下流側端部が位置する側において、前記下流側排気管と前記上流側排気管との間に配置されていると好適である。
この構成によれば、排気処理装置の外周部のうち、下流側排気管の下流側端部が位置する側において、下流側排気管と上流側排気管との間のスペースを、状態センサの配置スペースとして有効利用することができる。
さらに、本発明において、前記ラジエータは、前記エンジンの機体左右方向外方に配置されており、前記下流側排気管は、前記ラジエータの後方を通過する状態で延びていると好適である。
この構成によれば、ラジエータがエンジンよりも機体左右方向内側に配置されている場合に比べて、ラジエータが、機体左右方向において、より外側に位置することとなる。その結果、下流側排気管の下流側端部も、機体左右方向において、より外側に位置することとなる。これにより、排気の放出される位置も、より外側となる。
従って、作業機において下流側排気管の下流側端部よりも後側に位置する各種装置等に、下流側排気管から放出された排気が触れにくくなる。
また、下流側排気管の下流側端部の位置が後側であるほど、作業機の機体において、下流側排気管の下流側端部よりも後側である部分の範囲は狭くなる。そのため、下流側排気管の下流側端部の位置が後側であるほど、作業機における各種装置等に、下流側排気管から放出された排気が触れにくくなる。
ここで、上記の構成によれば、下流側排気管は、ラジエータの後方を通過する状態で延びている。これにより、下流側排気管がラジエータの前方を通過する状態で延びている場合に比べて、下流側排気管の下流側端部が、より後側に位置しやすい。そのため、作業機における各種装置等に、下流側排気管から放出された排気が触れにくくなる。
さらに、本発明において、前記下流側排気管は、前記ラジエータよりも高い位置まで延びていると好適である。
一般に、排気管の出口から放出された排気は、拡散しながら上昇していく。そのため、排気管の出口の位置が高いほど、作業機における各種装置等に、放出された排気が触れにくい。
ここで、上記の構成によれば、下流側排気管から排気が放出される位置が、比較的高くなりやすい。そのため、作業機における各種装置等に、下流側排気管から放出された排気が触れにくくなる。
さらに、本発明において、前記下流側排気管は、前記排気処理装置に接続する第1管と、前記第1管に接続する第2管と、前記第2管に接続する第3管と、を有しており、前記第1管は、前記エンジンの上部のうち、前記エンジンの中央位置に対して前記ラジエータとは反対側の部分に隣接しており、前記第2管は、前記エンジンよりも機体外側まで延びており、前記第3管は、上方へ延びており、前記第1管と前記第2管との接続部分において、前記第1管は前記第2管に挿入されていると共に、前記第1管と前記第2管との間に径方向における隙間が形成されており、前記第2管と前記第3管との接続部分において、前記第2管は前記第3管に挿入されていると共に、前記第2管と前記第3管との間に径方向における隙間が形成されていると好適である。
この構成によれば、第1管と第2管との間に形成された径方向における隙間は、第1管の上流側に向かって開口することとなる。従って、第1管から第2管へ排気が流れると、エジェクタ作用により、この隙間から外気が吸引される。これにより、排気の温度を低下させることができる。
また、第2管から第3管へ排気が流れると、上記と同様に、隙間から外気が吸引される。これにより、排気の温度を低下させることができる。
さらに、本発明において、平面視において、前記エンジンに対して前記下流側排気管とは反対側にエアクリーナが配置されていると好適である。
この構成によれば、平面視において、エンジンに対して下流側排気管と同じ側にエアクリーナが配置されている場合に比べて、下流側排気管の下流側端部と、エアクリーナと、の間の距離が長くなりやすい。従って、下流側排気管から放出された排気がエアクリーナに吸い込まれることを回避しやすい。
さらに、本発明において、前記エアクリーナの上方において、前記ラジエータよりも高い位置にプレクリーナが配置されていると好適である。
一般に、作業機の下部においては、走行装置等により、砂埃等が舞い上がりがちである。そのため、プレクリーナの位置が低いほど、プレクリーナが砂埃等を吸い込んでしまいがちである。
ここで、上記の構成によれば、プレクリーナは、ラジエータよりも高い位置に配置されている。従って、プレクリーナがラジエータよりも低い位置に配置されている場合に比べて、プレクリーナが砂埃等を吸い込んでしまうことを回避しやすい。
さらに、本発明において、前記エンジンを覆う第1カバーを備え、前記第1カバーには、貫通孔が設けられており、前記下流側排気管は、前記貫通孔を通過する状態で延びており、前記下流側排気管のうち、前記第1カバーに対して前記エンジンとは反対側に位置している部分を覆う第2カバーを備えると好適である。
この構成によれば、エンジン及び下流側排気管が、第1カバー及び第2カバーによって保護される。
しかも、この構成によれば、第2カバーを外すだけで、下流側排気管のうち、第1カバーに対してエンジンとは反対側に位置している部分にアクセスすることが可能となる。これにより、下流側排気管のメンテナンス等の作業を容易に行うことができる。
さらに、本発明において、前記エンジンにおけるシリンダヘッドと、前記エンジンにおけるフライホイールハウジングと、に亘るブラケットを備え、前記排気処理装置は、前記ブラケットに載置支持されていると好適である。
一般に、作業機においては、エンジンの振動の特性と、エンジン以外の部分の振動の特性と、は異なる。そのため、排気処理装置がエンジン以外の部分に支持されている場合、排気処理装置とエンジンとの接続部において、振動のずれが生じやすい。その結果、排気処理装置とエンジンとの接続部に応力が加わる事態が想定される。そして、この応力によって排気処理装置とエンジンとの接続部が破損することを防ぐため、排気処理装置とエンジンとの接続部を、強度の比較的高い素材から形成する等の必要が生じる。これにより、製造コストが増大しがちである。
ここで、上記の構成によれば、排気処理装置はブラケットを介してエンジンに支持されている。そのため、排気処理装置とエンジンとの接続部において、振動のずれが生じにくい。従って、排気処理装置とエンジンとの接続部の破損を防ぐために製造コストが増大してしまうことを回避できる。
さらに、本発明において、圃場の収穫物を収穫する収穫部と、後上がりに傾斜した状態で設けられると共に、前記収穫部により収穫された収穫物を搬送する搬送装置と、前記搬送装置により搬送された収穫物を処理する作業装置と、を備え、側面視において、前記排気処理装置は、前記エンジンと前記搬送装置との間に位置しており、平面視において、前記下流側排気管は、前記エンジンと前記作業装置との間を通過する状態で延びていると好適である。
搬送装置が後上がりに傾斜した状態で設けられており、搬送装置よりも下側にエンジンが配置されている作業機においては、搬送装置とエンジンとの間に空間が形成されやすい。
ここで、上記の構成によれば、排気処理装置は、エンジンと搬送装置との間に位置している。そのため、搬送装置とエンジンとの間に形成された空間を有効利用することができる。しかも、排気処理装置が、エンジンと搬送装置とによって保護されることとなる。
しかも、上記の構成によれば、下流側排気管は、エンジンと作業装置との間を通過する状態で延びている。これにより、下流側排気管が、エンジンと作業装置とによって保護されることとなる。
トウモロコシ収穫機の側面図である。 トウモロコシ収穫機の平面図である。 排気処理装置等の構成を示す斜視図である。 排気処理装置等の構成を示す平面図である。 排気処理装置等の構成を示す背面図である。 ブラケット等の構成を示す背面図である。 ブラケット等の構成を示す左側面図である。 第1カバー及び第2カバーの構成を示す斜視図である。 第1カバー及び第2カバーの構成を示す背面図である。
本発明を実施するための形態について、図面に基づき説明する。尚、以下の説明においては、特に断りがない限り、図1、図2、図4、図7に示す矢印Fの方向を「前」、矢印Bの方向を「後」として、図2、図4から図6、図9に示す矢印Lの方向を「左」、矢印Rの方向を「右」とする。また、図1、図5から図7、図9に示す矢印Uの方向を「上」、矢印Dの方向を「下」とする。
〔トウモロコシ収穫機の全体構成〕
図1及び図2に示すように、トウモロコシ収穫機1(本発明に係る「作業機」に相当)の機体前部には、収穫部Hが設けられている。収穫部Hの後方には、搬送装置13が、後上がりに傾斜した状態で設けられている。また、トウモロコシ収穫機1の機体後部には、皮剥き装置14(本発明に係る「作業装置」に相当)及び貯留タンク15(本発明に係る「作業装置」に相当)が設けられている。
収穫部Hは、圃場に植立するトウモロコシ植物体からトウモロコシ房状体(本発明に係る「収穫物」に相当)を収穫する。そして、収穫されたトウモロコシ房状体は、搬送装置13によって皮剥き装置14へ移送される。皮剥き装置14へ移送されたトウモロコシ房状体は、皮剥き装置14において皮剥き処理された後、貯留タンク15に貯留される。
このように、トウモロコシ収穫機1は、圃場のトウモロコシ房状体を収穫する収穫部Hを備えている。また、トウモロコシ収穫機1は、後上がりに傾斜した状態で設けられると共に、収穫部Hにより収穫されたトウモロコシ房状体を搬送する搬送装置13を備えている。また、トウモロコシ収穫機1は、搬送装置13により搬送されたトウモロコシ房状体を処理する皮剥き装置14及び貯留タンク15を備えている。尚、皮剥き装置14における皮剥き処理と、貯留タンク15における貯留と、は何れも、本発明に係る「処理する」に相当する。
また、トウモロコシ収穫機1の機体前部には、運転部16が設けられている。運転部16において、オペレータは、各種の運転操作を行うことができる。尚、搬送装置13の前部は、運転部16の下方に位置している。
また、図1及び図2に示すように、トウモロコシ収穫機1は、エンジンE、左右の前輪11、左右の後輪12を備えている。エンジンEから出力された動力は、動力伝達機構を介して、左右の前輪11に伝達される。これにより、左右の前輪11は回転駆動する。また、左右の後輪12は操向操作可能に構成されている。
〔排気処理装置に関する構成〕
図3から図5に示すように、トウモロコシ収穫機1は、上流側排気管2、排気処理装置3、下流側排気管4、プレクリーナ51、エアクリーナ52、ラジエータ53、インタークーラ54、ファン(図示せず)を備えている。
上流側排気管2は、機体左右方向に延びている。そして、上流側排気管2は、エンジンEの排気出口EXと、排気処理装置3の前部と、を接続している。
排気処理装置3は、円筒状の形状を有している。そして、排気処理装置3は、排気処理装置3の長手方向が機体前後方向に沿う状態で配置されている。また、排気処理装置3は、エンジンEの上部に隣接する状態で配置されている。
下流側排気管4は、排気処理装置3の後部に接続している。そして、下流側排気管4は、排気処理装置3から右側へ延びている。
ここで、下流側排気管4及び上流側排気管2は、何れも、排気処理装置3の外周部のうち、下流側排気管4の下流側端部4aが位置する側に接続している。尚、下流側排気管4の下流側端部4aは、排気処理装置3よりも機体右側に位置している。即ち、下流側排気管4及び上流側排気管2は、何れも、排気処理装置3の外周部のうちの右側に接続している。
プレクリーナ51及びエアクリーナ52は、エンジンEよりも前側に配置されている。そして、プレクリーナ51とエアクリーナ52とは、第1吸気管56を介して接続されている。また、エアクリーナ52とエンジンEの吸気入口INは、第2吸気管57を介して接続されている。
ここで、図4に示すように、下流側排気管4は、エンジンEよりも後側に配置されている。また、エアクリーナ52は、エンジンEよりも前側に配置されている。即ち、平面視において、エンジンEに対して下流側排気管4とは反対側にエアクリーナ52が配置されている。
また、図3から図5に示すように、プレクリーナ51は、エアクリーナ52の上方に配置されている。また、プレクリーナ51は、ラジエータ53よりも高い位置に配置されている。
このように、エアクリーナ52の上方において、ラジエータ53よりも高い位置にプレクリーナ51が配置されている。
ラジエータ53は、エンジンEの側方に配置されている。より具体的には、ラジエータ53は、エンジンEの機体左右方向外方に配置されている。本実施形態においては、ラジエータ53は、エンジンEの右方に配置されている。また、図2に示すように、ラジエータ53は、トウモロコシ収穫機1における機体右側に配置されている。
そして、図3から図5に示すように、下流側排気管4は、ラジエータ53よりも機体外側まで延びている。より具体的には、下流側排気管4は、ラジエータ53よりも機体右側まで延びている。また、下流側排気管4は、ラジエータ53の後方を通過する状態で延びている。
また、図4に示すように、排気処理装置3は、エンジンEの中央位置CEに対してラジエータ53とは反対側に配置されている。本実施形態においては、排気処理装置3は、エンジンEの中央位置CEよりも左側に配置されている。また、ラジエータ53は、エンジンEの中央位置CEよりも右側に配置されている。
尚、本実施形態において、中央位置CEは、エンジンEにおける機体左右方向での中央の位置である。
また、図5に示すように、下流側排気管4の下流側端部4aの上端は、ラジエータ53の上端よりも高い。即ち、下流側排気管4は、ラジエータ53よりも高い位置まで延びている。
また、図1に示すように、側面視において、排気処理装置3は、エンジンEと搬送装置13との間に位置している。また、図2に示すように、平面視において、下流側排気管4は、エンジンEと、皮剥き装置14及び貯留タンク15と、の間を通過する状態で延びている。
エンジンEは、プレクリーナ51及びエアクリーナ52を介して、吸気入口INから吸気を取り込む。
詳述すると、プレクリーナ51に導入された空気は、プレクリーナ51内のフィルタによって清浄化される。そして、プレクリーナ51によって清浄化された空気は、第1吸気管56を通り、エアクリーナ52に到達する。エアクリーナ52に到達した空気は、エアクリーナ52内のフィルタによってさらに清浄化される。その後、空気は第2吸気管57を通り、吸気入口INからエンジンE内へ流入する。
即ち、エアクリーナ52及びプレクリーナ51によって、エンジンEへの吸気が清浄化される。
そして、エンジンE内へ流入した空気は、インタークーラ54を通ることにより冷却される。尚、インタークーラ54は、ファンの駆動により生じる冷却風によって冷却される。
また、ラジエータ53も、ファンの駆動により生じる冷却風によって冷却される。ラジエータ53は、エンジンEからの冷却水を冷却してエンジンEへ戻すように構成されている。
また、エンジンEは、排気出口EXから排気を排出する。排気出口EXから排出された排気は、上流側排気管2を流れ、排気処理装置3の前部に供給される。
このように、トウモロコシ収穫機1は、排気処理装置3に接続すると共に、排気処理装置3へ供給される排気が流れる上流側排気管2を備えている。
図4に示すように、排気処理装置3は、DOC31及びDPF32を有している。尚、「DOC」はディーゼル酸化触媒の略称である。また、「DPF」はディーゼルパティキュレートフィルタの略称である。
DOC31は、排気処理装置3の前部に配置されている。また、DPF32は、DOC31の後方に配置されている。即ち、DOC31は、DPF32よりも上流側に配置されている。
排気処理装置3の前部に供給された排気は、DOC31に到達する。DOC31において、排気中の炭化水素及び一酸化炭素が酸化される。その後、排気はDPF32へ到達する。
DPF32は、排気に含まれる粒子状物質を捕集する。これにより、排気に含まれる粒子状物質が低減される。DPF32を通過した排気は、排気処理装置3の後部から排出され、下流側排気管4へ流入する。即ち、下流側排気管4においては、排気処理装置3から排出される排気が流れる。
このように、トウモロコシ収穫機1は、エンジンEの上部に隣接する状態で配置されると共に、エンジンEから排出される排気に含まれる粒子状物質を低減する排気処理装置3を備える。また、トウモロコシ収穫機1は、排気処理装置3に接続すると共に、排気処理装置3から排出される排気が流れる下流側排気管4を備えている。
ここで、図3から図5に示すように、下流側排気管4は、第1管41、第2管42、第3管43を有している。第1管41は、排気処理装置3に接続している。また、第2管42は、第1管41に接続している。また、第3管43は、第2管42に接続している。
即ち、下流側排気管4においては、排気流れ方向の上流側から、第1管41、第2管42、第3管43の順に並んでいる。そして、下流側排気管4の下流側端部4aは、第3管43の端部である。
下流側排気管4へ流入した排気は、第1管41、第2管42、第3管43を通り、下流側端部4aから大気中へ放出される。
〔センサの構成〕
図3から図6に示すように、トウモロコシ収穫機1は、センサ支持部20、第1温度センサ21、第2温度センサ22(本発明に係る「状態センサ」に相当)、第3温度センサ23(本発明に係る「状態センサ」に相当)、差圧センサ24(本発明に係る「状態センサ」に相当)を備えている。
また、排気処理装置3の外周部には、第1挿入部3a、第2挿入部3b、第3挿入部3c、第4挿入部3d、第5挿入部3eが設けられている。図4に示すように、第2挿入部3b、第3挿入部3c、第4挿入部3d、第5挿入部3eは、何れも、排気処理装置3の外周部のうち、下流側排気管4の下流側端部4aが位置する側において、下流側排気管4と上流側排気管2との間に位置している。
また、第1挿入部3aは、DOC31よりも上流側に設けられている。第2挿入部3b及び第4挿入部3dは、DOC31とDPF32との間に設けられている。第3挿入部3c及び第5挿入部3eは、DPF32よりも下流側に設けられている。
また、図6に示すように、排気処理装置3は、右上方に突出する突出部33を有している。センサ支持部20は、ボルトb1により、突出部33に取り付けられている。センサ支持部20は、第1支持ステー20a及び第2支持ステー20bを有している。尚、突出部33は、排気処理装置3をエンジンEに取り付ける際にクレーン等で吊り上げるための吊り具としても機能する。
第1支持ステー20aは、右下がりに傾斜した状態で配置されている。第2支持ステー20bは、機体左右方向に延びている。
図4に示すように、第1温度センサ21は、第1挿入部3aに挿入されている。そして、第1温度センサ21は、DOC31の上流側の排気温度を検知する。
第2温度センサ22は、第2挿入部3bに挿入されている。また、第2温度センサ22は、第1支持ステー20aに支持されている。そして、第2温度センサ22は、DPF32の上流側の排気温度を検知する。
第3温度センサ23は、第3挿入部3cに挿入されている。また、第3温度センサ23は、第1支持ステー20aに支持されている。そして、第3温度センサ23は、DPF32の下流側の排気温度を検知する。
差圧センサ24は、第4挿入部3d及び第5挿入部3eに挿入されている。また、差圧センサ24は、第2支持ステー20bに支持されている。そして、差圧センサ24は、DPF32の上流側の排気圧力と、DPF32の下流側の排気圧力と、に基づいて、DPF32の上流側と下流側との間の差圧を検知する。
このように、トウモロコシ収穫機1は、排気処理装置3の状態を検知する第2温度センサ22、第3温度センサ23、差圧センサ24を備えている。また、第2温度センサ22、第3温度センサ23、差圧センサ24は、排気処理装置3の外周部のうち、下流側排気管4の下流側端部4aが位置する側において、下流側排気管4と上流側排気管2との間に配置されている。尚、排気処理装置3における排気温度、排気圧力、差圧は、本発明に係る「排気処理装置の状態」に相当する。
〔下流側排気管の構成〕
図4及び図5に示すように、第1管41は、エンジンEの上部のうち、エンジンEの中央位置CEよりも左側の部分に隣接している。また、上述の通り、ラジエータ53は、エンジンEの中央位置CEよりも右側に配置されている。即ち、第1管41は、エンジンEの上部のうち、エンジンEの中央位置CEに対してラジエータ53とは反対側の部分に隣接している。
また、第2管42は、エンジンEよりも機体外側まで延びている。より具体的には、第2管42は、エンジンEよりも機体右側まで延びている。
また、第3管43は、上方へ延びている。
図5に示すように、第1管41と第2管42との接続部分において、第1管41は第2管42に挿入されている。そして、第1管41と第2管42との間に径方向における隙間S1が形成されている。隙間S1は、第1管41の上流側に向かって開口している。
また、第2管42と第3管43との接続部分において、第2管42は第3管43に挿入されている。そして、第2管42と第3管43との間に径方向における隙間S2が形成されている。隙間S2は、第2管42の上流側に向かって開口している。
第1管41から第2管42へ排気が流れると、エジェクタ作用により、隙間S1から第2管42へ外気が吸引される。また、第2管42から第3管43へ排気が流れると、エジェクタ作用により、隙間S2から第3管43へ外気が吸引される。これにより、排気の温度を低下させることができる。
〔ブラケットの構成〕
図6及び図7に示すように、トウモロコシ収穫機1は、ブラケット6を備えている。また、エンジンEは、シリンダヘッド71及びフライホイールハウジング72を有している。シリンダヘッド71はエンジンEの上端部に位置している。また、フライホイールハウジング72はエンジンEの左端部に位置していると共に、エンジンEのフライホイール(図示せず)を収容する。
ブラケット6は、第1支持部61及び第2支持部62を有している。第1支持部61と第2支持部62とは、複数のボルトb2によって締結されている。
また、ブラケット6は、複数のボルトb3によって、エンジンEに締結されている。詳述すると、第1支持部61は、複数のボルトb3によって、シリンダヘッド71の左端部に締結されている。また、第2支持部62は、複数のボルトb3によって、フライホイールハウジング72の上端部に締結されている。
即ち、トウモロコシ収穫機1は、エンジンEにおけるシリンダヘッド71と、エンジンEにおけるフライホイールハウジング72と、に亘るブラケット6を備えている。
排気処理装置3は、第1支持部61に載置支持されている。また、排気処理装置3と第1支持部61とは、複数のボルトb4によって締結されている。
このように、排気処理装置3は、ブラケット6に載置支持されている。
また、第1支持部61及び第2支持部62において、ボルト孔6aは、何れも、ボルトb2、ボルトb3、ボルトb4の外径よりも大きな径を有している。これにより、エンジンEに対する排気処理装置3の位置を微調整することができる。
〔第1カバー及び第2カバーの構成〕
図8及び図9に示すように、トウモロコシ収穫機1は、第1カバー8及び第2カバー9を備えている。第1カバー8は、前カバー81、上カバー82、後カバー83を有している。また、後カバー83には、貫通孔83aが設けられている。
前カバー81は、エンジンEの前部を前側から覆う。上カバー82は、エンジンEの上部を上側から覆う。後カバー83は、エンジンEの後部を後側から覆う。即ち、第1カバー8は、エンジンEを覆う。
そして、下流側排気管4は、貫通孔83aを通過する状態で延びている。
詳述すると、第1管41は、第1カバー8に対してエンジンEと同じ側に位置している。即ち、第1管41は、第1カバー8の内側に位置している。
また、第3管43は、第1カバー8に対してエンジンEとは反対側に位置している。即ち、第3管43は、第1カバー8の外側に位置している。
そして、第2管42のうち、上流側の部分は、第1カバー8に対してエンジンEと同じ側に位置している。また、第2管42のうち、下流側の部分は、第1カバー8に対してエンジンEとは反対側に位置している。
即ち、第2管42は、貫通孔83aを通過する状態で延びている。また、第2管42のうち、上流側の部分は第1カバー8の内側に位置すると共に、下流側の部分は第1カバー8の外側に位置している。
そして、第2カバー9は、下流側排気管4のうち、第1カバー8に対してエンジンEとは反対側に位置している部分を覆う。即ち、第2カバー9は、下流側排気管4のうち、第1カバー8の外側に位置している部分を覆う。
尚、第2カバー9は、第2管42と第3管43との接続部分を覆っている。
〔防振支持具の構成〕
図4から図7に示すように、トウモロコシ収穫機1は、機体フレーム10、第1防振支持具7a、第2防振支持具7b、第3防振支持具7c、第4防振支持具7dを備えている。エンジンEは、第1防振支持具7a、第2防振支持具7b、第3防振支持具7c、第4防振支持具7dを介して、機体フレーム10に載置支持されている。
第1防振支持具7aは、エンジンEの左前端部の下端部と、機体フレーム10と、の間に位置している。第2防振支持具7bは、エンジンEの右前端部の下端部と、機体フレーム10と、の間に位置している。第3防振支持具7cは、エンジンEの左後端部の下端部と、機体フレーム10と、の間に位置している。第4防振支持具7dは、エンジンEの右後端部の下端部と、機体フレーム10と、の間に位置している。
図4に示すように、平面視において、エンジンE及び排気処理装置3の重心Gは、エンジンEの中央位置CEに位置している。また、平面視において、エンジンE及び排気処理装置3の重心Gは、第1防振支持具7aと第4防振支持具7dとを結ぶ直線L1と、第2防振支持具7bと第3防振支持具7cとを結ぶ直線L2と、の交点に位置している。
また、図7に示すように、第1防振支持具7aは、第1ゴム部材91と、第2ゴム部材92と、に二分割された構造を有している。第1ゴム部材91は、エンジンEに接している。また、第2ゴム部材92は、機体フレーム10に接している。
第1ゴム部材91は、大径部分91a及び小径部分91bを有している。大径部分91a及び小径部分91bは、何れも円板状である。そして、大径部分91aは、小径部分91bよりも大きな外径を有している。
また、第2ゴム部材92は、円板状である。そして、第2ゴム部材92は、大径部分91aと同じ大きさの外径を有している。
尚、第1防振支持具7a、第2防振支持具7b、第3防振支持具7c、第4防振支持具7dは、それぞれ同一の構造を有している。即ち、以上で説明した第1防振支持具7aの構造は、第2防振支持具7b、第3防振支持具7c、第4防振支持具7dについても同様である。これにより、部品共通化による製造コストの低減が可能となる。
以上で説明した構成によれば、下流側排気管4の下流側端部4aは、ラジエータ53よりも機体外側に位置することとなる。これにより、機体における比較的外側の位置で排気が放出される。従って、トウモロコシ収穫機1において下流側排気管4の下流側端部4aよりも後側に位置する各種装置等に、下流側排気管4から放出された排気が触れにくい。
即ち、以上で説明した構成であれば、放出されたエンジンEからの排気が、トウモロコシ収穫機1における各種装置等に触れにくいトウモロコシ収穫機1を実現できる。
尚、以上に記載した実施形態は一例に過ぎないのであり、本発明はこれに限定されるものではなく、適宜変更が可能である。
〔その他の実施形態〕
(1)トウモロコシ収穫機1は、前輪11及び後輪12に代えて、クローラ式の走行装置またはセミクローラ式の走行装置を備えていても良い。
(2)ラジエータ53は、エンジンEの左側方に配置されていても良い。
(3)皮剥き装置14は設けられていなくても良い。
(4)側面視において、排気処理装置3は、エンジンEと搬送装置13との間に位置していなくても良い。例えば、エンジンE及び排気処理装置3が、搬送装置13よりも高い位置に設けられていても良い。
(5)下流側排気管4は、エンジンEに対して、皮剥き装置14及び貯留タンク15とは反対側の位置を通過する状態で延びていても良い。
(6)ブラケット6は設けられていなくても良い。
(7)第1カバー8は設けられていなくても良い。
(8)第2カバー9は設けられていなくても良い。
(9)プレクリーナ51は、ラジエータ53よりも低い位置に配置されていても良い。
(10)平面視において、エンジンEに対して下流側排気管4と同じ側にエアクリーナ52が配置されていても良い。
(11)下流側排気管4は、単一の管状部材により構成されていても良い。
(12)下流側排気管4は、ラジエータ53よりも高い位置まで延びていなくても良い。
(13)ラジエータ53は、エンジンEの機体左右方向内方に配置されていても良い。また、ラジエータ53は、エンジンEの前方に配置されていても良いし、エンジンEの後方に配置されていても良い。
(14)下流側排気管4は、ラジエータ53の前方を通過する状態で延びていても良いし、ラジエータ53の上方を通過する状態で延びていても良いし、ラジエータ53の下方を通過する状態で延びていても良い。
(15)第2温度センサ22、第3温度センサ23、差圧センサ24は、排気処理装置3の外周部のうち、下流側排気管4の下流側端部4aが位置する側とは反対側に配置されていても良い。
(16)センサ支持部20は設けられていなくても良い。
(17)第1温度センサ21は設けられていなくても良い。
(18)第2温度センサ22は設けられていなくても良い。
(19)第3温度センサ23は設けられていなくても良い。
(20)差圧センサ24は設けられていなくても良い。
(21)中央位置CEは、エンジンEにおける機体前後方向での中央の位置であっても良い。
(22)排気処理装置3は、エンジンEの中央位置CEに対してラジエータ53と同じ側に配置されていても良い。
(23)排気処理装置3は、排気処理装置3の長手方向が機体左右方向に沿う状態で配置されていても良い。
(24)下流側排気管4は、排気処理装置3の外周部のうち、下流側排気管4の下流側端部4aが位置する側とは反対側に接続していても良い。
(25)上流側排気管2は、排気処理装置3の外周部のうち、下流側排気管4の下流側端部4aが位置する側とは反対側に接続していても良い。
本発明は、トウモロコシ収穫機だけではなく、普通型コンバイン、自脱型コンバイン、田植機、トラクタ、建設作業機等の種々の作業機に利用可能である。
1 トウモロコシ収穫機(作業機)
2 上流側排気管
3 排気処理装置
4 下流側排気管
4a 下流側端部
6 ブラケット
8 第1カバー
9 第2カバー
13 搬送装置
14 皮剥き装置(作業装置)
15 貯留タンク(作業装置)
22 第2温度センサ(状態センサ)
23 第3温度センサ(状態センサ)
24 差圧センサ(状態センサ)
41 第1管
42 第2管
43 第3管
51 プレクリーナ
52 エアクリーナ
53 ラジエータ
71 シリンダヘッド
72 フライホイールハウジング
83a 貫通孔
CE 中央位置
E エンジン
H 収穫部
S1、S2 隙間

Claims (12)

  1. エンジンと、
    前記エンジンの側方に配置されたラジエータと、
    前記エンジンの上部に隣接する状態で配置されると共に、前記エンジンから排出される排気に含まれる粒子状物質を低減する排気処理装置と、
    前記排気処理装置に接続すると共に、前記排気処理装置から排出される排気が流れる下流側排気管と、を備え、
    前記下流側排気管は、前記ラジエータよりも機体外側まで延びている作業機。
  2. 前記排気処理装置に接続すると共に、前記排気処理装置へ供給される排気が流れる上流側排気管を備え、
    前記排気処理装置は、前記排気処理装置の長手方向が機体前後方向に沿う状態で配置されており、
    前記下流側排気管及び前記上流側排気管は、何れも、前記排気処理装置の外周部のうち、前記下流側排気管の下流側端部が位置する側に接続している請求項1に記載の作業機。
  3. 前記排気処理装置は、前記エンジンの中央位置に対して前記ラジエータとは反対側に配置されている請求項2に記載の作業機。
  4. 前記排気処理装置の状態を検知する状態センサを備え、
    前記状態センサは、前記排気処理装置の外周部のうち、前記下流側排気管の下流側端部が位置する側において、前記下流側排気管と前記上流側排気管との間に配置されている請求項2または3に記載の作業機。
  5. 前記ラジエータは、前記エンジンの機体左右方向外方に配置されており、
    前記下流側排気管は、前記ラジエータの後方を通過する状態で延びている請求項1から4の何れか一項に記載の作業機。
  6. 前記下流側排気管は、前記ラジエータよりも高い位置まで延びている請求項1から5の何れか一項に記載の作業機。
  7. 前記下流側排気管は、前記排気処理装置に接続する第1管と、前記第1管に接続する第2管と、前記第2管に接続する第3管と、を有しており、
    前記第1管は、前記エンジンの上部のうち、前記エンジンの中央位置に対して前記ラジエータとは反対側の部分に隣接しており、
    前記第2管は、前記エンジンよりも機体外側まで延びており、
    前記第3管は、上方へ延びており、
    前記第1管と前記第2管との接続部分において、前記第1管は前記第2管に挿入されていると共に、前記第1管と前記第2管との間に径方向における隙間が形成されており、
    前記第2管と前記第3管との接続部分において、前記第2管は前記第3管に挿入されていると共に、前記第2管と前記第3管との間に径方向における隙間が形成されている請求項1から6の何れか一項に記載の作業機。
  8. 平面視において、前記エンジンに対して前記下流側排気管とは反対側にエアクリーナが配置されている請求項1から7の何れか一項に記載の作業機。
  9. 前記エアクリーナの上方において、前記ラジエータよりも高い位置にプレクリーナが配置されている請求項8に記載の作業機。
  10. 前記エンジンを覆う第1カバーを備え、
    前記第1カバーには、貫通孔が設けられており、
    前記下流側排気管は、前記貫通孔を通過する状態で延びており、
    前記下流側排気管のうち、前記第1カバーに対して前記エンジンとは反対側に位置している部分を覆う第2カバーを備える請求項1から9の何れか一項に記載の作業機。
  11. 前記エンジンにおけるシリンダヘッドと、前記エンジンにおけるフライホイールハウジングと、に亘るブラケットを備え、
    前記排気処理装置は、前記ブラケットに載置支持されている請求項1から10の何れか一項に記載の作業機。
  12. 圃場の収穫物を収穫する収穫部と、
    後上がりに傾斜した状態で設けられると共に、前記収穫部により収穫された収穫物を搬送する搬送装置と、
    前記搬送装置により搬送された収穫物を処理する作業装置と、を備え、
    側面視において、前記排気処理装置は、前記エンジンと前記搬送装置との間に位置しており、
    平面視において、前記下流側排気管は、前記エンジンと前記作業装置との間を通過する状態で延びている請求項1から11の何れか一項に記載の作業機。
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