JP2016189786A - コンバイン - Google Patents
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Abstract
Description
排気処理装置には、排気ガス中の粒子状物質を漉し取る微粒子捕集フィルターが備えられており、微粒子捕集フィルターによって、排気ガス中の粒子状物質が漉し取られ、機外へ排出される粒子状物質の量が低減される。
〔コンバインの全体構成〕
図1ないし図3に示すように、コンバインは、稲、麦などの収穫作業を行なうものであり、左右一対のクローラ走行装置11によって自走するように構成されている。コンバインには、キャビン12が装備された乗用型の運転操縦部13と、運転座席14の下方に位置するディーゼルエンジン15(「エンジン」に相当)が装備された原動部16とが機体フレーム17の前端部の機体横一側端に設けられた走行機体が備えられている。また、コンバインには、走行機体の機体フレーム17に運転操縦部13の機体横他側側方で連結された刈取部18と、運転操縦部13の機体横方向反対側である機体横他側かつ後方側に配置して設けられた脱穀装置19と、走行機体の機体フレーム17の後部側の脱穀装置19の機体横一側に配置して設けられた穀粒タンク20とが備えられている。
刈取部18には、機体フレーム17から前方向きに上下揺動自在に延出された刈取部フレーム18aが備えられている。刈取部18は、刈取部フレーム18aが昇降シリンダ21によって揺動操作されることにより、刈取部18の前端部に機体横方向に並設された分草具18bが地面近くに下降された下降作業状態と、分草具18bが地面から高く上昇された上昇非作業状態との間で昇降操作されるように構成されている。刈取部18を下降作業状態にして走行機体を走行させることにより、刈取部18は、分草具18bによって後方の引き起し装置18cに刈取対象の植立穀稈を導入して引き起こし処理を行い、引き起し処理が行われる植立穀稈をバリカン形の刈刃18dによって刈取処理して、刈取穀稈を供給装置18eにより後方に搬送して脱穀装置19の案内部材23により刈取穀稈を案内して脱穀フィードチェーン24に供給するように構成されている。
脱穀装置19は、供給装置18eによって供給された刈取穀稈の株元側を脱穀フィードチェーン24によって機体後方側へ挟持搬送しながら、穂先側を扱室に供給して脱穀処理を行う。穀粒タンク20は、脱穀装置19から送り込まれる脱穀粒を貯留し、貯留した脱穀粒をスクリューコンベヤでなるオーガ25による搬出を行う。走行機体における脱穀装置19よりも前方側かつ運転操縦部13の機体横方向反対側である機体横他側の箇所には、脱穀フィードチェーン24の上方側を覆う保護部材26が備えられている。
図1ないし図8に示すように、運転操縦部13は、走行機体における前方側かつ機体横一側の箇所においてエンジンボンネット27の上方に備えられている。運転操縦部13に装備されたキャビン12の内部には、運転座席14と、運転座席14に対する前方に配置されたフロントパネル28と、運転座席14に対する機体横方向反対側である機体横他側側方に配置されたサイドパネル29と、が備えられている。サイドパネル29には、走行変速装置30を変速操作する変速レバー31(「操作具」に相当)と、刈取部18を駆動および停止操作する刈取クラッチレバー32(「操作具」に相当)等の複数の操作具が揺動操作自在に備えられている。
図1、図2、図5ないし図9に示すように、原動部16には、エンジンボンネット27に内装された状態でディーゼルエンジン15が備えられている。ディーゼルエンジン15には、排気処理装置33が支持されている。エンジンボンネット27には、ディーゼルエンジン15の前方側に位置される前壁部27aと、ディーゼルエンジン15の上方に位置する天板部39と、が備えられている(特に、図4参照)。
図1ないし図3、図5ないし図10に示すように、エンジンボンネット27の内部には、ディーゼルエンジン15が排出する排気ガスを浄化処理してから機外に排出するように構成された排気処理装置33が備えられている。排気処理装置33は、ディーゼルエンジン15の上部に支持体95を介して連結されて機体前後方向を長手方向とする姿勢で支持されている。排気処理装置33は、運転座席14に対して機体横他側の刈取部18側に偏倚した位置に配置されている。排気処理装置33は、その一部が平面視で運転操縦部13におけるサイドパネル29の窓部34の下方空間に入り込んだ状態で配設されている。つまり、排気処理装置33は、他の一部が平面視で運転操縦部13のキャビン12におけるサイドパネル29から機体横他側にある保護部材26側に向けて突出されるように、エンジンボンネット27の機体横他側の側端部に位置された開口27cから刈取部18側に突出されて配置されている(特に、図8参照)。
図2、図3、図5ないし図8、図10に示すように、排気処理装置33の上方には、排気処理装置33にワラ屑等の塵埃がかかることを防止するカバー36が備えられている。カバー36は、排気処理装置33のうち運転操縦部13の下方空間に入り込んでいない部分と平面視で重複するように配置されており、排気処理装置33のうちサイドパネル29から機体横他側へ突出した部分の上方を覆っている。また、カバー36は、差圧センサ66、温度センサ65、ハーネス70をも上方から覆うように構成されている。つまり、排気処理装置33の上方は、カバー36および運転操縦部13とによって覆われている。また、カバー36は、平面視で保護部材26と一部が重複するように配置されている。
排気処理装置33から排出される排気ガスは、図1ないし図11に示す連結排気管61により機外へ排出される。連結排気管61は、左右のクローラ走行装置11の間に配置されており、排気処理装置33から後方へ延出され、その延出端部は、左右のクローラ走行装置11の後端部よりも前方側に位置している。連結排気管61には、排気管75と、第一エジェクト管76と、第二エジェクト管78と、第三エジェクト管79と、第四エジェクト管80と、導風板81とが備えられている。
図7、図8、図17、図18に示すように、排気処理装置33を支持しているディーゼルエンジン15は機体フレーム17に支持されている。機体フレーム17とディーゼルエンジン15との間には、機体の振動を緩衝する前後一対の第一エンジンマウント96と、前後一対の第二エンジンマウント97(「緩衝機構」に相当)と、が備えられている。第二エンジンマウント97は、ディーゼルエンジン15の出力軸15a側の部位に配設されている。
コンバインが保管される納屋等の屋内では、高温の排気ガスが排出されると、排気ガスによる熱気が屋内に篭る等して好ましくない。コンバインが納屋等の屋内にあるときは、低速の移動走行をする程度であるため、ディーゼルエンジン15の回転数はあまり大きくならない。このため、ディーゼルエンジン15の回転数が、コンバインで収穫作業を行うために必要な所定回転数未満であるとき、コンバインが納屋等の屋内にあるとみなして、排気処理装置33の作動を制限して、微粒子捕集フィルター63を再生するための燃焼を行わないように構成されている。
(1)上記実施形態では、第二エンジンマウント97がディーゼルエンジン15の出力軸15a側の部位にのみ配設されているものを示したがこれに限られない。例えば、第二エンジンマウント97がディーゼルエンジン15の出力軸15a側の部位に配設されていることに加えて、第一エンジンマウント96に代えてディーゼルエンジン15の出力軸15a側とは反対側の部位にも第二エンジンマウント97が配設されていてもよい。
13 :運転操縦部
14 :運転座席
15 :ディーゼルエンジン(エンジン)
15a :出力軸
17 :機体フレーム
19 :脱穀装置
19a :入力軸
29 :サイドパネル
31 :変速レバー(操作具)
32 :刈取クラッチレバー(操作具)
33 :排気処理装置
34 :窓部
35 :支持部材
36 :カバー
65 :温度センサ(検知手段)
66 :差圧センサ(検知手段)
72 :ブラケット
97 :第二エンジンマウント(緩衝機構)
98 :ピン部材
99 :ボス状部材
100 :ゴム部材
Claims (1)
- 運転操縦部と、
前記運転操縦部の下方に設けられたエンジンと、
前記エンジンの排気ガスを導入して前記排気ガスの浄化処理を行う排気処理装置と、が備えられているコンバイン。
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