JP2020066157A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発熱する回路基板を冷却すると共に、回路基板の熱を奪って温度が上昇した空気による吐出ヘッドなどへの影響を抑制する印刷装置を提供する。【解決手段】印刷装置1は、媒体に向けて液体を吐出する吐出ヘッド52と、吐出ヘッド52を制御するヘッド制御基板61と、ヘッド制御基板61を収容する箱状の回路ケース60と、吐出ヘッド52及び回路ケース60を支持した状態で走査方向Xに往復移動するキャリッジ50と、を備え、回路ケース60は、走査方向Xと交差する一方の面に吸気口65を備え、走査方向Xと交差する他方の面に排気口66を備え、排気口66には、ヘッド制御基板61で発熱した回路ケース60内部の熱を回路ケース60外部に排気する排気ファン70が設置されている。【選択図】図4

Description

本発明は、媒体に印刷を行う印刷装置に関する。
従来、ロール紙等の媒体に印刷を行う印刷装置が知られている。印刷装置は、通常、インクを吐出する吐出ヘッドと、吐出ヘッドを保持して走査方向に往復移動するキャリッジと、を備えている。そして、印刷装置は、キャリッジを走査方向に移動させながら吐出ヘッドから媒体に向けてインクを吐出することにより印刷を行う。なお、このような印刷装置では、キャリッジ内部に設置され、吐出ヘッドを駆動する回路基板が発熱するため、発熱した回路基板を冷却することが必要となる。
特許文献1の液体吐出装置(印刷装置)では、キャリッジは、吐出ヘッドと、ヘッド駆動回路と、ヘッド駆動回路で発熱した熱を放熱する放熱部と、を支持しており、キャリッジの移動領域外には、送風部を備えた構成が開示されている。そして、この送風部により、放熱部に向かう気流を発生させることにより、ヘッド駆動回路を冷却している。
国際公開第2017/221628号
特許文献1の液体吐出装置では、送風部はキャリッジの上方向に設置されており、キャリッジが支持する放熱部を冷却するために、送風部からの空気を下方向に流動させる。そして、放熱部の熱を奪って温度が上昇した空気は更に下方向に流動する。しかし、放熱部の下方向には吐出ヘッドが設置されているため、温度が上昇した空気は、この吐出ヘッドのノズルの周囲に流動する。このような空気の流動が長時間続く場合、ノズル周囲の液体(インク)が乾燥するなど、熱による吐出の不具合が発生しやすくなる。
従って、発熱する回路基板を冷却すると共に、回路基板の熱を奪って温度が上昇した空気による吐出ヘッドなどへの影響を抑制することが課題となる。
本願の印刷装置は、媒体に向けて液体を吐出する吐出ヘッドと、前記吐出ヘッドを制御するヘッド制御基板と、前記ヘッド制御基板を収容する箱状の回路ケースと、前記吐出ヘッド及び前記回路ケースを支持した状態で走査方向に往復移動するキャリッジと、を備え、前記回路ケースは、前記走査方向と交差する一方の面に吸気口を備え、前記走査方向と交差する他方の面に排気口を備え、前記排気口には、前記ヘッド制御基板で発熱した前記回路ケース内部の熱を前記回路ケース外部に排気する排気ファンが設置されていることを特徴とする。
上記、印刷装置において、前記キャリッジを移動可能にさせるキャリッジ軸と、前記キャリッジ軸を支持するフレームと、を備え、前記フレームの鉛直方向の上側に前記回路ケースが位置し、前記回路ケースの下側に前記吐出ヘッドが位置することが好ましい。
上記、印刷装置において、前記吐出ヘッドのメンテナンスを行うメンテナンス領域を備え、前記メンテナンス領域に前記キャリッジが位置する場合、前記排気ファンは回転を行うことが好ましい。
上記、印刷装置において、前記媒体の搬送を案内するプラテンを備え、前記排気ファンは前記プラテン側に排気することが好ましい。
上記、印刷装置において、前記吐出ヘッドに前記液体を供給する供給チューブを備え、前記供給チューブは、前記吸気口側から前記キャリッジ内に引き込まれて設置されることが好ましい。
上記、印刷装置において、前記回路ケース内には、前記ヘッド制御基板とは別体で複数のヘッド駆動基板を備え、複数の前記ヘッド駆動基板は、当該ヘッド駆動基板の部品面が前記走査方向と交差し、それぞれの前記部品面が離間して前記走査方向に並んで設置され、前記部品面と前記排気ファンとは、前記走査方向から見た場合、ずれて設置されていることが好ましい。
本実施形態に係る印刷装置を示す斜視図。 印刷装置の概略構成を示す断面図。 印刷装置の印刷部を含めた周辺構成を装置右側から見た場合の概断面図。 印刷装置の印刷部を含めた周辺構成を装置正面側から見た場合の概断面図。 印刷装置のキャリッジがメンテナンス領域に位置した状態を装置正面側から見た概断面図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以降の各図においては、各部材を認識可能な程度の大きさとするため、各部材の尺度を実際とは異ならせている。
図1は、本実施形態に係る印刷装置1を示す斜視図である。図2は、印刷装置1の概略構成を示す断面図である。
図1に示すように、本実施形態の印刷装置1は、媒体の一例である長尺の用紙Sを扱うラージフォーマットプリンター(LFP)である。そして、印刷装置1は、車輪12が下端に取り付けられた一対の脚部13と、脚部13の上部に組み付けられる筐体部14とを備えている。
なお、図1を含めて以降の各図面は、XYZ座標系を用いて示している。Z方向は、重力方向、鉛直方向に沿う方向である。以下、このZ方向を上下方向Zまたは高さ方向Zと言う。また、X方向は、上下方向Zと交差(本実施形態では直交)し、筐体部14の長手方向となる。以下、このX方向を、幅方向Xまたは走査方向Xと言う。また、Y方向は、上下方向Z及び幅方向Xの双方と交差(本実施形態では直交)する方向である。以下、このY方向を前後方向Yと言う。
また、前後方向Yにおいて、印刷装置1の装置前側または装置正面側を+Y方向とし、装置後側または装置背面側を−Y方向とする。また、幅方向Xにおいて、印刷装置1を正面側から見た場合、装置左側を+X方向、装置右側を−X方向とする。また、上下方向Zにおいて、装置上側、上方、上部、上面等を+Z方向、装置下側、下方、下部、下面等を−Z方向とする。
筐体部14の装置後側の下方には、筐体部14側に向けて用紙Sを給送する給送部15(図2参照)が設置されている。本実施形態の用紙Sはロール紙である。また、用紙Sは、短手方向となる幅方向Xにおける端部に余白を残すように形成される鏡像としての転写用画像を、例えば、ポリエステルの布帛等の被転写媒体に転写して昇華転写捺染するための転写紙等の転写用媒体である。また、本実施形態の印刷装置1は、液体の一例である昇華型捺染インクを用紙Sに噴射することで転写用画像を形成するインクジェット式のプリンターである。以降、昇華型捺染インクを単にインクと呼称する。
図2に示すように、筐体部14の装置前側の下方には、脚部13に支持された巻取部16が設置されている。給送部15と巻取部16との間には、用紙Sの搬送経路に沿って媒体案内部17が設置されている。媒体案内部17は、給送部15側に設置される給送案内部171と、巻取部16側に設置される巻取案内部172とで構成されている。なお、給送案内部171と巻取案内部172とをつなぐ形態で設置されるのがプラテン27となる。
媒体案内部17は、給送案内部171の後端側は曲折して筐体部14内に収容されると共に、巻取案内部172の前端側が筐体部14から前方に向けて突出している。また、筐体部14の前側には、媒体案内部17の上側となる位置に、筐体部14内から用紙Sを排出するための排出口14aが形成されている。
巻取部16の近傍には、巻取案内部172と巻取部16との間に位置して用紙Sに張力を与えるテンション付与機構18が設置されている。テンション付与機構18は、脚部13の下部近傍に回動可能に支持された一対のアーム部材19と、一対のアーム部材19の先端部に回転可能に支持されたテンションローラー20とを備えている。また、巻取部16は、印刷後の用紙Sを円筒状に巻き取る図示省略する芯材(例えば紙管)を軸方向両側から挟持する一対のホルダー21を備えている。
筐体部14の内部には、印刷装置1の動作を統括制御する制御部22が設置されている。また、筐体部14の上部には、幅方向Xの右側に、設定操作や入力操作を行うための操作パネル23が設置されている。なお、操作パネル23は制御部22と電気的に接続されている。
筐体部14の装置左側の下部には、筐体部14や脚部13とは別体で、液体収容容器24を収容する容器ボックス10が設置されている。容器ボックス10には、印刷装置1で使用するインクの種類や色に対応して、複数の液体収容容器24が収容されている。なお、本実施形態では7つの液体収容容器24が収容されている。
図2に示すように、給送部15には、印刷前の用紙Sを円筒状に巻き重ねたロール体R1が保持されている。なお、給送部15には、用紙Sの幅となる幅方向Xにおける長さや巻き数の異なる複数サイズのロール体R1が交換可能に装填される。
なお、ロール体R1は何れのサイズであっても、例えば、幅方向Xの所定の右側端部に寄せた状態で給送部15に装填される。すなわち、本実施形態においては、幅方向Xの所定の右側端部が、用紙Sの位置合せのための基準位置として設定されている。そして、給送部15がロール体R1を、図2における反時計回り方向に回転させることで、ロール体R1から用紙Sが巻き解かれて筐体部14内へ給送される。
筐体部14の内部には、用紙Sを搬送する搬送ローラー25と、搬送ローラー25によって搬送方向Fに搬送される用紙Sに印刷を行う印刷部30と、用紙Sを支持するプラテン27と、用紙Sを吸引するための図示省略する吸引機構とが収容されている。吸引機構は、プラテン27の上面を搬送される用紙Sに対して吸引することで、用紙Sをプラテン27の上面に吸引する。
印刷部30には、幅方向Xに延びるように架設された2つのキャリッジ軸41,42と、キャリッジ軸41,42に支持されたキャリッジ50と、キャリッジ50の下部に保持された吐出ヘッド52とが設置されている。吐出ヘッド52は、搬送される用紙Sに向けてインクを吐出することで印刷を行う。
なお、印刷部30の構成に関しては、以降で詳述する。
キャリッジ50は、キャリッジ軸41,42に沿って、用紙Sの搬送方向Fと直交する走査方向Xに往復移動する。なお、吐出ヘッド52が用紙Sに向けてインクを吐出する際に、吐出ヘッド52とプラテン27とが相対する配置となっている。
キャリッジ50の下部には、吐出ヘッド52よりも搬送方向Fの下流側となる位置に、紙幅センサーとしての図示省略する反射型センサーが保持されている。反射型センサーは、キャリッジ50が走査方向Xへ移動することにより、用紙Sの幅方向Xにおける両端部の位置を検知し、用紙Sの幅方向Xにおける長さを算出する。
なお、印刷終了後の用紙Sは、プラテン27の下流側につながる巻取案内部172に沿って斜め下方へ案内された後に、巻取部16において巻き取られてロール体R2を形成する。このとき、巻取案内部172から自重によって垂れ下がる用紙Sの裏面側をテンションローラー20が押圧することで、巻取部16に巻き取られる用紙Sに張力を付与する。
本実施形態の印刷装置1では、用紙Sをロール体R2に巻き取ることなく排出することも可能となっている。例えば、印刷後の用紙Sは、巻取部16に替えて取り付けられる図示省略する排出バスケットに収容することもできる。
図3は、印刷装置1の印刷部30を含めた周辺構成を装置右側から見た場合の概断面図である。図4は、印刷装置1の印刷部30を含めた周辺構成を装置正面側から見た場合の概断面図である。
図3、図4を参照し、印刷部30及び印刷部30の周辺構成に関して説明する。
図3に示すように、搬送ローラー25は、用紙Sに搬送力を付与する主ローラー251と、用紙Sを主ローラー251に押さえ付ける従ローラー252と、主ローラー251を駆動する回転機構26とを備えている。主ローラー251及び従ローラー252は、走査方向Xを軸方向とするローラーである。主ローラー251は、用紙Sの搬送経路の鉛直下方に配置され、従ローラー252は、用紙Sの搬送経路の鉛直上方に配置される。
回転機構26は、例えば、モーター及び減速機などで構成されている。そして、主ローラー251と従ローラー252とにより用紙Sを挟持した状態で、主ローラー251を回転させることで、用紙Sは搬送方向Fに搬送される。
印刷部30には、上述したように、幅方向Xに延びて架設された2つのキャリッジ軸41,42と、キャリッジ軸41,42に支持されたキャリッジ50と、キャリッジ50の下部に保持された吐出ヘッド52とが設置されている。なお、2つのキャリッジ軸41,42は、キャリッジ用フレーム40に支持されている。
キャリッジ50は、概ね箱状に構成されるキャリッジケース51を備えている。キャリッジ50は、キャリッジケース51の上部に回路ケース60を支持している。従って、キャリッジ50が走査方向Xに往復移動することにより、回路ケース60も走査方向Xに往復移動する。
回路ケース60は、箱状に構成されており、内部には、後述するヘッド制御基板61とヘッド駆動基板62とサブ基板63との3種類の基板が設置されている。なお、以降では、3種類の基板は、必要な機能を実現する回路が構成されて各種の電気的な素子が実装された状態を総称して呼称する。
図3、図4に示すように、本実施形態では、キャリッジ用フレーム40の鉛直方向の上側に回路ケース60が位置し、回路ケース60の下側には、後述する吐出ヘッド52が位置している。
回路ケース60には、図4に示すように、走査方向Xと交差する一方の面となる左側面60aに吸気口65を備えている。また、回路ケース60には、走査方向Xと交差する他方の面となる右側面60bに排気口66を備えている。そして、排気口66には、排気ファン70が設置されている。なお、排気ファン70は、例えば軸流ファンで構成されている。なお、軸流ファンは、回転軸方向から吸気した空気を、回転軸方向に吐出する構造となっている。
排気ファン70による回路ケース60の内部の冷却動作に関しては後述する。
ヘッド制御基板61は、制御部22からの制御信号が入力され、ヘッド駆動基板62が出力する駆動波形の形状及び駆動波形を出力するタイミングなどを制御する制御波形を生成し、各ヘッド駆動基板62に出力することで、吐出ヘッド52を制御する。本実施形態の排気ファン70もヘッド制御基板61を介して制御している。
ヘッド駆動基板62は、ヘッド制御基板61から入力された制御波形に応じた駆動波形を生成し、吐出ヘッド52(詳細にはアクチュエーター531)に出力し、アクチュエーター531に対応するノズル53からインクを吐出させる。例えば、ヘッド駆動基板62は、ノズル53から大きなインク滴を吐出させたい場合には、振幅の大きな駆動波形をアクチュエーター531に入力し、ノズル53から小さなインク滴を吐出させたい場合には、振幅の小さな駆動波形をアクチュエーター531に入力する。
なお、ヘッド駆動基板62は、印刷に使用するインクの種類や色に対応して設置されており、本実施形態では7つ設置されている。言い換えると、ヘッド駆動基板62は、使用する吐出ヘッド52の数に対応して設置されている。なお、サブ基板63は、図示省略する温度センサーが実装されるなど、各基板の動作を補完する。
本実施形態の7つのヘッド駆動基板62は、図3、図4に示すように、ヘッド駆動基板62を構成する各種の素子が実装される部品面62aが走査方向Xと交差し、それぞれの部品面62aが離間して走査方向Xに並んで設置されている。言い換えると、ヘッド駆動基板62は、吐出ヘッド52の並び方に合わせて設置されている。この設置方法により、複数のヘッド駆動基板62をコンパクトに設置することができ、スペース的に効率的な配置とすることができる。なお、複数のヘッド駆動基板62の部品面62aと排気ファン70とは、図3に示すように、走査方向Xから見た場合、ずれて設置されている。
ヘッド制御基板61は、図3、図4に示すように、1つで構成され、ヘッド駆動基板62の背面側で回路ケース60の高さ方向Zの略中間位置で水平に設置されている。ヘッド制御基板61は、排気ファン70に対して、走査方向Xから見た場合、基板断面が重なっている。サブ基板63は、図3、図4に示すように、1つで構成され、回路ケース60の内側底面近くに水平に設置されている。サブ基板63は、排気ファン70に対して、走査方向Xから見た場合、基板断面の一部分が重なっている。
ヘッド制御基板61は、制御部22と図示省略する接続ケーブルを介して電気的に接続される。この接続ケーブルは、走査方向Xに往復移動するキャリッジ50に配置されるヘッド制御基板61と、筐体部14内に固定配置された制御部22とを接続する構成のため、キャリッジ50の移動に伴って追従して変形するFFC(Flexible Flat Cable)を用いている。
ヘッド駆動基板62とサブ基板63とは、コネクター67を介して電気的にそれぞれ接続される。複数のヘッド駆動基板62は、それぞれ対応する吐出ヘッド52に接続ケーブル68を介して電気的に接続される。なお、接続ケーブル68は、FFCを折り返す形態で用いることで、ヘッド駆動基板62と、ヘッド駆動基板62の前側下方に位置する吐出ヘッド52とを接続している。
図3、図4に示すように、キャリッジケース51の内部には、インクを吐出する吐出ヘッド52を備えている。吐出ヘッド52は、印刷に使用するインクの種類や色に対応して設置されており、本実施形態では7つ設置されている。吐出ヘッド52は、インクを吐出するために駆動する圧電素子などのアクチュエーター531をノズル53毎に有する、いわゆるインクジェットヘッドとして構成されている。なお、各吐出ヘッド52には、複数のノズル53が高密度に設置されている。
また、キャリッジ50の内部には、図4に示すように、各吐出ヘッド52に対応してインクを供給する第1供給チューブ57を備えている。なお、第1供給チューブ57と、図1に示す液体収容容器24とは、図示省略する第2供給チューブで連結されている。第2供給チューブは、走査方向Xに往復移動するキャリッジ50に対応して追従変形するフレキシブル性を有している。これらのチューブにより、液体収容容器24内のインクが吐出ヘッド52に供給される。なお、第1供給チューブ57は、図4に示すように、吸気口65側からキャリッジ50(詳細にはキャリッジケース51)内に引き込まれて設置されている。
図3に示すように、移動機構55は、モーター及び減速機を備え、当該モーターの回転をキャリッジ50の走査方向Xにおける移動に変換する機構となっている。このため、本実施形態では、移動機構55が駆動されることで、キャリッジ50が走査方向Xに移動する。なお、キャリッジ50は、キャリッジ用フレーム40に支持される角柱状の軸部材となる2つのキャリッジ軸41,42に案内されて移動する。
本実施形態のキャリッジ50とキャリッジ軸41,42とは、図3に示すように、キャリッジ50側に固定される軸受け58を介して係合され、キャリッジ軸41,42に対してキャリッジ50が移動可能に構成されている。軸受け58は、キャリッジ50の背面側の左右方向の端部において、一方のキャリッジ軸41に対応して2つ設置され、他方のキャリッジ軸42に対応して2つ設置されている。
なお、軸受け58は、いわゆる玉循環リニア軸受けとして構成されている。本実施形態のキャリッジ50は、数十kgの重量となるが、2つのキャリッジ軸41,42を用いることにより、軸周りに回転することを防止し、振動などの影響を抑制することができると共に、軸受け58により、キャリッジ軸41,42に対して滑らかに往復移動することができる。
ここで、制御部22は、操作パネル23を介して印刷命令が入力された場合、各構成の駆動を統括制御することで、用紙Sに印刷を行わせる。具体的には、制御部22は、回転機構26を駆動して用紙Sを搬送方向Fに単位搬送量だけ搬送させる搬送動作と、移動機構55を駆動して走査方向Xにキャリッジ50を移動させつつ吐出ヘッド52からインクを吐出させる吐出動作と、を交互に行わせることで、用紙Sに印刷を行わせる。
なお、印刷を行わせる場合、ヘッド制御基板61、ヘッド駆動基板62、およびサブ基板63は発熱する。そのため、制御部22は、印刷を行わせる場合、排気ファン70を駆動し、吸気口65を介して回路ケース60内部に外部から空気を吸気して、排気ファン70から吸気した空気を回路ケース60の外部に排気する。
詳細には、排気ファン70が駆動された場合、吸気口65から回路ケース60の内部に、回路ケース60の外部の空気を吸気する。この場合、特に、吸気口65よりも走査方向Xの左側の空気を吸気する。そして、回路ケース60の内部に吸気された空気は、排気ファン70により回路ケース60の外部に排気される。この場合、排気ファン70に対して走査方向Xの右側に排気される。
この動作により、回路ケース60の内部に吸気された空気は、回路ケース60内部の熱を奪うことで温められ、その温まった空気が排気ファン70を介して回路ケース60の外部に排気される。なお、回路ケース60内部の熱は、ヘッド制御基板61、ヘッド駆動基板62、およびサブ基板63の発熱による熱であり、その熱が排気されることにより、ヘッド制御基板61、ヘッド駆動基板62、およびサブ基板63が冷却される。なお、図3、図4に示す図において、空気の流動方向を二点鎖線の矢印で示している。
また、ヘッド制御基板61、ヘッド駆動基板62、およびサブ基板63が冷却されることにより、ヘッド制御基板61、ヘッド駆動基板62、およびサブ基板63に実装されている各種の素子の温度を許容温度以下に冷却することができる。このため、ヘッド制御基板61、ヘッド駆動基板62、およびサブ基板63の温度に起因する印刷装置1の故障を防止することができる。
また、7つのヘッド駆動基板62の部品面62aと排気ファン70とは、走査方向Xから見た場合に、ずれて設置されることにより、吸気口65から吸気した空気の排気ファン70に至る流れに対し、ヘッド駆動基板62自身で遮ることを抑制することができる。このため、吸気した空気は、7つ並んで設置されるヘッド駆動基板62の発熱による熱を効率的に奪うことが可能となる。
なお、本実施形態では、ヘッド駆動基板62の部品面62aと排気ファン70とは、走査方向Xから見た場合、図3に示すように、完全にずれて設置されている。しかし、これには限られず、ヘッド駆動基板62が排気ファン70全体と重ならないように、言い換えると、ヘッド駆動基板62が排気ファン70全体を覆わずに、一部分でもずれて設置されていればよい。
回路ケース60の吸気口65および排気口66は、吸気から排気に至る空気の流れを概ね走査方向Xに沿う流れとなる位置に設置されている。本実施形態では、装置正面側から見た場合、空気は、走査方向Xに沿って左側から右側に空気が流れるように設置されている。この構成により、回路ケース60の下側に位置する吐出ヘッド52の方向への、排気による温まった空気の直接的な流れを抑制する構成としている。
図4、図5に示すように、キャリッジ50は、キャリッジ軸41,42に沿って、用紙Sの搬送方向Fと直交する走査方向Xに往復移動する。その走査方向Xにおいて、キャリッジ50が移動可能な領域を移動領域Aと呼称する。その場合、キャリッジ50は、移動領域A内において往復移動する。また、本実施形態では、印刷装置1において、キャリッジ50が移動可能となる移動領域Aのうち、吐出ヘッド52がプラテン27に支持された用紙Sに向けてインクを吐出する領域を、インク吐出領域A1とする。また、移動領域Aのうち、吐出ヘッド52のメンテナンスを行う領域を、メンテナンス領域A2とする。
インク吐出領域A1は、吐出ヘッド52がプラテン27と対向するときに、キャリッジ50が位置する領域である。また、メンテナンス領域A2は、吐出ヘッド52がメンテナンス部80と対向するときにキャリッジ50が位置する領域である。なお、図4、図5では、各領域A,A1,A2を一次元的な長さとして図示しているが、実際には、キャリッジ50が移動する際に通過する3次元的な空間のことを言う。
図4、図5に示すように、メンテナンス部80は、走査方向Xにおいて、プラテン27と隣り合うように設けられている。また、メンテナンス部80は、装置正面側から見た場合、プラテン27の左側に設置されている。本実施形態では、メンテナンス部80はキャップ81を有している。そして、メンテナンス部80は、キャップ81を吐出ヘッド52に接触させることで、ノズル53の開口する空間が閉空間となるようにキャッピングを行う。キャッピングは、印刷終了後の吐出ヘッド52のノズル53の乾燥を抑制するために行われ、本実施形態におけるメンテナンスの一例である。
なお、印刷が終了し、キャリッジ50が、吐出ヘッド52のメンテナンスを行うメンテナンス領域A2に位置した場合、本実施形態では、排気ファン70を回転させている。詳細には、本実施形態では、キャリッジ50の吐出ヘッド52がメンテナンス部80のキャップ81によりキャッピングが行われた場合、排気ファン70は回転を行う。キャッピング中においても、本実施形態では、排気ファン70を駆動することにより、ヘッド制御基板61、ヘッド駆動基板62、およびサブ基板63を冷却させている。
この動作により、例えば、吐出ヘッド52のメンテナンスの実行と、ヘッド制御基板61、ヘッド駆動基板62、およびサブ基板63の冷却とが必要となった場合、吐出ヘッド52のメンテナンスの実行と各基板の冷却とをそれぞれ独立して行う場合に比較して、吐出ヘッド52が用紙Sにインクを吐出できないダウンタイムを短縮化することができる。
また、この場合、メンテナンス部80がプラテン27に対して装置左側に位置することにより、排気ファン70は、装置右側に位置するプラテン27側に排気する。これにより、メンテナンス時において、排気ファン70が回路ケース60内の空気をプラテン27側に排気することにより、プラテン27側とは反対側に排気する場合に比較して、回路ケース60内へのミストの侵入を抑制することができるため、ミストによる素子へのダメージを抑制することができる。
以上、本実施形態に係る印刷装置1によれば、以下の効果を得ることができる。
本実施形態の印刷装置1によれば、回路ケース60は、走査方向Xと交差する左側面60aに吸気口65を備え、走査方向Xと交差する右側面60bに排気口66を備えている。そして、排気口66に設置した排気ファン70が回転することにより、吸気口65から回路ケース60内部に吸気された空気が、回路ケース60内部に設置されるヘッド制御基板61、ヘッド駆動基板62、サブ基板63の発熱による熱を奪い温められ、排気ファン70を介して回路ケース60の外部に排気される。これにより、ヘッド制御基板61、ヘッド駆動基板62、サブ基板63に実装される素子の温度を許容温度以下に冷却することができる。従って、ヘッド制御基板61、ヘッド駆動基板62、サブ基板63を適正な温度に維持することができることで、ヘッド制御基板61、ヘッド駆動基板62、サブ基板63の温度に起因する印刷装置1の故障を防止することができる。
本実施形態の印刷装置1によれば、キャリッジ50を支持するキャリッジ用フレーム40の鉛直方向の上側に回路ケース60を位置させ、回路ケース60の下側に吐出ヘッド52を位置させている。これにより、排気ファン70から排気される温まった空気は、走査方向Xに沿って排気されることで、回路ケース60の下側に位置する吐出ヘッド52の方向には排気されないため、インクが乾燥するなど、インクの品質を劣化させることがないため、吐出ヘッド52の吐出性能を維持させることができる。
また、回路ケース60に設置される排気ファン70が駆動しても、2つのキャリッジ軸41,42を用いることにより、振動が吐出ヘッド52に伝達されにくくなる。また、排気ファン70は回路ケース60に支持され、吐出ヘッド52は回路ケース60の下側に位置してキャリッジ50(キャリッジケース51)に支持されているため、さらに、排気ファン70の駆動による振動が吐出ヘッド52に伝達されにくくなる。従って、吐出ヘッド52の印字品質を維持することができる。
本実施形態の印刷装置1によれば、キャリッジ50がメンテナンス領域A2に位置する場合にも、排気ファン70は回転を行っている。なお、吐出ヘッド52のメンテナンスを行う場合、メンテナンスの内容によっては、吐出ヘッド52からインクを吐出することがある。このような場合、ヘッド駆動基板62によってアクチュエーター531が駆動されるため、メンテナンス領域A2にキャリッジ50が位置する場合であっても、ヘッド駆動基板62が発熱する場合がある。このような場合であっても、本実施形態では、排気ファン70を駆動しているため、ヘッド駆動基板62の発熱を抑制することができる。
また、吐出ヘッド52のメンテナンスを行う場合、例えば、吐出ヘッド52のメンテナンスの実行とヘッド制御基板61、ヘッド駆動基板62、サブ基板63の冷却とが必要となることがある。この場合、メンテナンス領域A2にキャリッジ50が位置する場合、排気ファン70は回転していることで、吐出ヘッド52のメンテナンスの実行とヘッド制御基板61、ヘッド駆動基板62、サブ基板63の冷却とをそれぞれ独立して行う場合に比較して、吐出ヘッド52が用紙Sにインクを吐出できないダウンタイムを短縮化することができる。
本実施形態の印刷装置1によれば、排気ファン70は、メンテナンス時にプラテン27側に排気する。ここで、吐出ヘッド52によりインクを吐出した際には、吐出されたインクが飛散してミストとして浮遊し、周囲の構造物に付着する場合がある。しかし、メンテナンス時において、排気ファン70が回路ケース60内の空気をプラテン27側に排気することにより、プラテン27側とは反対側に排気する場合に比較して、回路ケース60内へのミストの侵入を抑制することができるため、ミストによる素子へのダメージを抑制することができる。
本実施形態の印刷装置1によれば、吐出ヘッド52にインクを供給する第1供給チューブ57が、吸気口65側からキャリッジ50内に引き込まれて設置される。これにより、第1供給チューブ57を温まった空気が排気される排気ファン70から離れた位置とすることができ、第1供給チューブ57に対する回路ケース60内の熱の影響を抑えることができる。従って、第1供給チューブ57内を流動するインクの品質を劣化させることがないため、吐出ヘッド52の吐出性能を維持させることができる。
本実施形態の印刷装置1によれば、ヘッド駆動基板62は、回路ケース60内において、ヘッド駆動基板62の部品面62aが走査方向Xと交差し、それぞれの部品面62aが離間すると共に走査方向Xに並んで設置されることで、吐出ヘッド52の並び方に合わせてヘッド駆動基板62を設置することができ、スペース的に効率的な配置とすることができる。
また、ヘッド駆動基板62の部品面62aと排気ファン70とは、走査方向Xから見た場合に、ずれて設置されることにより、吸気口65から吸気した空気の排気ファン70に至る流れに対し、ヘッド駆動基板62自身で遮ることを抑制することができる。このため、吸気した空気は、7つ並んで設置されるヘッド駆動基板62の発熱による熱を効率的に奪うことが可能となり効率的に冷却することができる。
また、このようなヘッド駆動基板62の並びにすることにより、吐出ヘッド52の増減に対応させてヘッド駆動基板62の増減を容易に行うことができることで、吐出ヘッド52の拡張性を向上させることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改良などを加えることが可能である。変形例を以下に述べる。
<変形例1>
印刷装置1において、排気ファン70を吸気口65に設置することで吸気ファンとして使用することでもよい。この構成の場合、吸気口65に設置された吸気ファン(排気ファン70)により、回路ケース60内部に外部の空気を吸気し、吸気した空気がヘッド制御基板61、ヘッド駆動基板62、サブ基板63で発熱した熱を奪い、熱を奪って温められた空気が排気口66を介して回路ケース60の外部に排気される。この動作により、実施形態と同様の効果を奏することができる。
<変形例2>
印刷装置1において、キャリッジ50はキャリッジケース51を備え、キャリッジケース51の上部に回路ケース60を支持している。しかし、これには限られず、キャリッジケース51と回路ケース60とを一体で構成してもよい。
<変形例3>
印刷装置1において、メンテナンス部80は、キャッピング以外のメンテナンスを行う構成としてもよい。例えば、メンテナンス部80は、ワイパーを備え、吐出ヘッド52のノズル53が形成されたノズル形成面のワイピングを行う構成であってもよい。
<変形例4>
印刷装置1において、メンテナンス部80は、キャップ81内を減圧する減圧部を備え、キャッピング後にキャップ81内を減圧することで、吐出ヘッド52のノズル53から強制的にインクを排出させるクリーニングを行ってもよい。
<変形例5>
印刷装置1において、メンテナンス部80は、鉛直上方に開口部を有したフラッシングボックスを備え、印刷とは無関係に吐出ヘッド52から吐出されるインクをフラッシングボックスで受容してもよい。
<変形例6>
印刷装置1において、ヘッド制御基板61は、走査方向Xから見た場合、ヘッド駆動基板62の背面側で回路ケース60の高さ方向Zの略中間位置で水平に設置され、排気ファン70に対して、基板断面が重なっている。しかし、走査方向Xから見た場合の排気ファン70とヘッド制御基板61との位置関係は、ヘッド制御基板61が排気ファン70全体と重ならないように、言い換えると、ヘッド制御基板61が排気ファン70全体を覆わずに、一部分でもずれて設置されていればよい。これは、サブ基板63も同様である。
<変形例7>
印刷装置1において、媒体は、用紙の他、繊維、皮革、プラスチック、木材及びセラミックスであってもよい。また、媒体は、ロール体から巻き解いた媒体の他、単票状の媒体であってもよいし、単なる長尺の媒体であってもよい。
<変形例8>
印刷装置1において、吐出ヘッド52が吐出または噴射する液滴はインクに限らず、例えば、機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体などであってもよい。例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材(画素材料)などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体を吐出して印刷を行う構成としてもよい。
以下に、上記実施形態から導き出される内容を記載する。
印刷装置は、媒体に向けて液体を吐出する吐出ヘッドと、吐出ヘッドを制御するヘッド制御基板と、ヘッド制御基板を収容する箱状の回路ケースと、吐出ヘッド及び回路ケースを支持した状態で走査方向に往復移動するキャリッジと、を備え、回路ケースは、走査方向と交差する一方の面に吸気口を備え、走査方向と交差する他方の面に排気口を備え、排気口には、ヘッド制御基板で発熱した回路ケース内部の熱を回路ケース外部に排気する排気ファンが設置されていることを特徴とする。
この構成によれば、回路ケースは、走査方向と交差する一方の面に吸気口を備え、走査方向と交差する他方の面に排気口を備え、排気口に設置した排気ファンが駆動して回転することにより、吸気口から回路ケース内部に吸気された空気が、回路ケース内部に設置されるヘッド制御基板の発熱による熱を奪い温められ、排気ファンを介して回路ケースの外部に排気される。これにより、ヘッド制御基板に実装される素子の温度を許容温度以下に冷却することができる。従って、ヘッド制御基板を適正な温度に維持することができることで、ヘッド制御基板の温度に起因する印刷装置の故障を防止することができる。
上記、印刷装置において、キャリッジを移動可能にさせるキャリッジ軸と、キャリッジ軸を支持するフレームと、を備え、フレームの鉛直方向の上側に回路ケースが位置し、回路ケースの下側に吐出ヘッドが位置することが好ましい。
この構成によれば、フレームの鉛直方向の上側に回路ケースを位置させ、回路ケースの下側に吐出ヘッドを位置させる。これにより、排気ファンから排気される温まった空気は、走査方向に沿って排気されることで、回路ケースの下側に位置する吐出ヘッドの方向には排気されないため、液体が乾燥するなど、液体の品質を劣化させることがないため、吐出ヘッドの吐出性能を維持させることができる。
また、排気ファンは回路ケースに支持され、吐出ヘッドは回路ケースの下側に位置してキャリッジに支持されているため、排気ファンの駆動による振動が吐出ヘッドに伝達されにくくなる。従って、吐出ヘッドの印字品質を維持することができる。
上記、印刷装置において、吐出ヘッドのメンテナンスを行うメンテナンス領域を備え、メンテナンス領域にキャリッジが位置する場合、排気ファンは回転を行うことが好ましい。
この構成によれば、吐出ヘッドのメンテナンスを行う場合にも、排気ファンは回転していることで、例えば、吐出ヘッドのメンテナンスの実行とヘッド制御基板の冷却とが必要となった場合、吐出ヘッドのメンテナンスの実行とヘッド制御基板の冷却とをそれぞれ独立して行う場合に比較して、吐出ヘッドが媒体に液体を吐出できないダウンタイムを短縮化することができる。
上記、印刷装置において、媒体の搬送を案内するプラテンを備え、排気ファンはプラテン側に排気することが好ましい。
この構成によれば、排気ファンは、メンテナンス時にプラテン側に排気する。ここで、吐出ヘッドにより液体を吐出した際には、吐出された液体が飛散してミストとして浮遊し、周囲の構造物に付着する場合がある。しかし、メンテナンス時において、排気ファンが回路ケース内の空気をプラテン側に排気することにより、プラテン側とは反対側に排気する場合に比較して、回路ケース内へのミストの侵入を抑制することができるため、ミストによる素子へのダメージを抑制することができる。
上記、印刷装置において、吐出ヘッドに液体を供給する供給チューブを備え、供給チューブは、吸気口側からキャリッジ内に引き込まれて設置されることが好ましい。
この構成によれば、吐出ヘッドに液体を供給する供給チューブが、吸気口側からキャリッジ内に引き込まれて設置される。これにより、供給チューブを温まった空気が排気される排気ファンから離れた位置とすることができ、供給チューブに対する回路ケース内の熱の影響を抑えることができる。従って、供給チューブ内を流動する液体の品質を劣化させることがないため、吐出ヘッドの吐出性能を維持させることができる。
上記、印刷装置において、回路ケース内には、ヘッド制御基板とは別体で複数のヘッド駆動基板を備え、複数のヘッド駆動基板は、ヘッド駆動基板の部品面が走査方向と交差し、それぞれの部品面が離間して走査方向に並んで設置され、部品面と排気ファンとは、走査方向から見た場合、ずれて設置されていることが好ましい。
この構成によれば、ヘッド駆動基板は、回路ケース内において、ヘッド駆動基板の部品面が走査方向と交差し、それぞれの部品面が離間すると共に走査方向に並んで設置されることで、吐出ヘッドの並び方に合わせてヘッド駆動基板を設置することができ、スペース的に効率的な配置とすることができる。
また、ヘッド駆動基板の部品面と排気ファンとは、走査方向から見た場合に、ずれて設置されることにより、吸気口から吸気した空気の排気ファンに至る流れに対し、ヘッド駆動基板自身で遮ることを抑制することができる。このため、吸気した空気は、複数並んで設置されるヘッド駆動基板の発熱による熱を効率的に奪うことが可能となり効率的に冷却することができる。
また、このようなヘッド駆動基板の並びにすることにより、吐出ヘッドの増減に対応させてヘッド駆動基板の増減を容易に行うことができることで、吐出ヘッドの拡張性を向上させることができる。
1…印刷装置、27…プラテン、30…印刷部、40…フレームとしてのキャリッジ用フレーム、41,42…キャリッジ軸、50…キャリッジ、52…吐出ヘッド、53…ノズル、57…供給チューブとしての第1供給チューブ、60…回路ケース、60a…走査方向と交差する一方の面としての左側面、60b…走査方向と交差する他方の面としての右側面、61…ヘッド制御基板、62…ヘッド駆動基板、62a…部品面、63…サブ基板、65…吸気口、66…排気口、70…排気ファン、80…メンテナンス部、A…移動領域、A1…インク吐出領域、A2…メンテナンス領域、S…媒体としての用紙、X…走査方向。

Claims (6)

  1. 媒体に向けて液体を吐出する吐出ヘッドと、
    前記吐出ヘッドを制御するヘッド制御基板と、
    前記ヘッド制御基板を収容する箱状の回路ケースと、
    前記吐出ヘッド及び前記回路ケースを支持した状態で走査方向に往復移動するキャリッジと、を備え、
    前記回路ケースは、前記走査方向と交差する一方の面に吸気口を備え、前記走査方向と交差する他方の面に排気口を備え、
    前記排気口には、前記ヘッド制御基板で発熱した前記回路ケース内部の熱を前記回路ケース外部に排気する排気ファンが設置されていることを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置であって、
    前記キャリッジを移動可能にさせるキャリッジ軸と、
    前記キャリッジ軸を支持するフレームと、を備え、
    前記フレームの鉛直方向の上側に前記回路ケースが位置し、前記回路ケースの下側に前記吐出ヘッドが位置することを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の印刷装置であって、
    前記吐出ヘッドのメンテナンスを行うメンテナンス領域を備え、
    前記メンテナンス領域に前記キャリッジが位置する場合、前記排気ファンは回転を行うことを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項3に記載の印刷装置であって、
    前記媒体の搬送を案内するプラテンを備え、
    前記排気ファンは前記プラテン側に排気することを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の印刷装置であって、
    前記吐出ヘッドに前記液体を供給する供給チューブを備え、
    前記供給チューブは、前記吸気口側から前記キャリッジ内に引き込まれて設置されることを特徴とする印刷装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の印刷装置であって、
    前記回路ケース内には、前記ヘッド制御基板とは別体で複数のヘッド駆動基板を備え、
    複数の前記ヘッド駆動基板は、当該ヘッド駆動基板の部品面が前記走査方向と交差し、それぞれの前記部品面が離間して前記走査方向に並んで設置され、前記部品面と前記排気ファンとは、前記走査方向から見た場合、ずれて設置されていることを特徴とする印刷装置。
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