JP2020063707A - ラッシュアジャスタ - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施形態1を、図1〜図8を参照しつつ説明する。本実施形態では、内燃機関の動弁装置に適用される油圧式のラッシュアジャスタについて説明する。図1は、内燃機関1の動弁装置10の断面図である。先ず、動弁装置10について説明する。
図10は、実施形態2におけるリテーナ28Aの底部50Aと、それを本体周壁部に取り付ける際に利用される第2冶具200とを示す説明図である。本実施形態のリテーナ28Aは、上記実施形態1と底部50Aの構造のみが異なっている。本実施形態の底部50Aは、載置部51Aに、厚み方向(上下方向)に貫通する孔からなる挿入孔55Aが設けられている。本実施形態の底部50Aは、実施形態1の底部50A(載置部51A)に、挿入孔55Aを追加して形成したものである。
次いで、図11を参照しつつ、実施形態3を説明する。図11は、実施形態3のリテーナ28Bの底部50B及び第1スプリング29の断面図である。本実施形態のリテーナ28Bも、上記実施形態1と底部50Bの構造のみが異なっている。本実施形態の底部50Bは、載置部51Bの表面からなる環状の載置面51Baと、載置面51Baの中央に配され、起立した状態の第1スプリング29の内側に配されるように載置面51Baよりも凸状に盛り上がった部分からなる位置決め凸部51Bbとを備えている。本実施形態では、このような載置面51Ba及び位置決め凸部51Bbを利用して、第1スプリング29の下端を保持してもよい。位置決め凸部51Bbは、載置部51Bの板状の一部が下方から上方に盛り上がるように、凸状に加工されたものからなる。位置決め凸部51Bbは、第1スプリング29に対して内側から接触することで、第1スプリング29を位置決めすることになる。位置決め凸部51Bbは、円錐台状をなしており、その大きさ(最大径)は、第1スプリング29の内径よりも小さく設定さている。そのため、位置決め凸部51Bbは、第1スプリング29に対して、過度に干渉して、第1スプリング29を損傷させることが抑制される。位置決め凸部51Bbの高さは、必要に応じて、適宜、設定される。なお、本実施形態においても、底周壁部52Bの内周面側に、上記実施形態1と同様の締め付け部53Baが設けられているが、他の実施形態においては、締め付け部を無くし、環状の載置面及び位置決め凸部と共に、第1スプリングの外径よりも大きな内径を有する底周壁部を利用して、第1スプリングを起立させてもよい。
次いで、図12を参照しつつ、実施形態4を説明する。図12は、実施形態4のリテーナ28Cの底部50C及び第1スプリング29Cの断面図である。本実施形態のリテーナ28Cの底部50Cは、載置部51Cの内側の表面が凹状に窪むように設けられた窪み部56Cを有し、この窪み部56Cに、第1スプリング29Cの下端を挿入することで、第1スプリング29Cの下端が底部50C内で保持される。なお、窪み部56Cは、平面視した際、円形状をなしており、その直径は、第1スプリング29Cの外径よりも大きくされている。つまり、窪み部56Cは、第1スプリング29Cを締め付ける構成にはなっていない。窪み部56Cの深さは、必要に応じて、適宜、設定される。本実施形態の場合、第1スプリング29Cは、径方向で締め付けられず、しかも、その周りに配される底周壁部52Cとも干渉しないため、第1スプリング29Cが損傷することが抑制されている。
Claims (4)
- 底壁と、前記底壁の周縁から立ち上がる筒状の周壁と、前記底壁を厚み方向に貫通する弁孔とを有するプランジャと、
前記弁孔の開閉に利用される球状の弁体と、
前記弁体が前記弁孔を塞ぐように前記弁体を付勢する圧縮コイルばねと、
前記圧縮コイルばねが起立し、かつ前記圧縮コイルばねの一端に前記弁体を載せた状態で、前記圧縮コイルばね及び前記弁体を収容する容器状をなし、
前記プランジャの前記底壁に対して、外側から取り付けられるリテーナとを備えるラッシュアジャスタであって、
前記リテーナは、前記圧縮コイルばね及び前記弁体を取り囲み、上端側が前記プランジャ側に配される本体周壁部と、前記圧縮コイルばねが起立するように、前記圧縮コイルばねの他端を保持し、前記本体周壁部の下端側に取り付けられる底部とを有し、
前記底部は、前記圧縮コイルばねの前記他端側が載せられる載置部と、前記圧縮コイルばねの前記他端側を囲むように前記載置部の周縁に立設され、上端が、前記本体周壁部の下端側の開口縁部の内側に挿入され、かつ前記開口縁部に係止される底周壁部とを有し、
前記底周壁部の前記上端は、前記開口縁部の内側に挿入された際に縮径し、かつ挿入後に拡径する方向に力が作用して前記開口縁部に係止するように、複数個の板ばね部が互いに間隔を保ちつつ環状に並んだものからなるラッシュアジャスタ。 - 前記底部は、前記載置部に設けられた凹状の窪み部を利用して、前記圧縮コイルばねの他端を保持する請求項1に記載のラッシュアジャスタ。
- 前記底部は、前記載置部の表面からなる環状の載置面と、前記載置面の中央に配され、前記圧縮コイルばねの内側に配されるように前記載置面よりも凸状に盛り上がった位置決め凸部とを利用して、前記圧縮コイルばねの他端を保持する請求項1に記載のラッシュアジャスタ。
- 前記載置部は、厚み方向に貫通する孔からなり、前記底部が前記本体周壁部に取り付ける際に、前記弁体を前記弁孔側へ押し上げるための棒状の冶具を挿入するための挿入孔を含む請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のラッシュアジャスタ。
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- 2018-10-18 JP JP2018196466A patent/JP7058206B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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JP7058206B2 (ja) | 2022-04-21 |
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