JP6633444B2 - ラッシュアジャスタ - Google Patents
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Description
本発明の第2は、筒状のボディと、前記ボディ内に配置され、前記ボディからの突出量が可変とされる筒状のプランジャとを備え、前記プランジャが底壁とこの底壁から立ち上がる周壁とを有し、前記底壁には前記ボディ内に臨む弁孔が貫通するとともに、前記周壁の周部にはオイルギャラリーに臨む給油孔が貫通し、かつ前記周壁の頂部には通油孔が貫通しているラッシュアジャスタであって、前記プランジャが、前記周壁の周部に一体化され、内部を前記底壁側の第1室と前記頂部側の第2室とに分ける隔壁を備え、前記第1室が前記給油孔及び前記弁孔に連通し、前記第2室が前記通油孔に連通し、前記隔壁には前記第1室から前記第2室にかけて連通孔が貫通しており、前記プランジャの前記第2室には前記通油孔の通油を許容しつつ前記第1室と前記第2室との差圧に応じて前記連通孔を開閉する弁体が配置され、前記プランジャの前記通油孔又は前記第2室には、通油溝を有する別体の取付部材が配置されているところに特徴を有する。
本発明の第1によれば、第2室に弁体が配置されるという事情があっても、通油孔から連通孔に向けて治具挿通路を通る棒状の治具を第2室から第1室へと差し込むことができ、さらに治具の先端部でボディ内(高圧室)のチェック弁を押圧して、ボディ内のエア抜きを行うことができる。
本発明の第2によれば、プランジャの頂部に通油溝と対応するものを加工する必要がなく、プランジャの構造が複雑になるのを回避することができ、プランジャの加工性を向上させることができる。
本発明の実施例1を図1〜図6によって説明する。まず、実施例1に係るラッシュアジャスタ10を組み込んだ自動車の動弁装置90について説明する。図6に示すように、動弁装置90は、ラッシュアジャスタ10と、ロッカアーム60と、カム70と、バルブ80と、シリンダヘッド91とを備えている。
プランジャ12の製造に際し、図5に概念的に示すように、底壁17の外周からほぼ垂直に立ち上がる円筒部44が鋳造、鍛造又は切削加工により成形される。円筒部44の上端部は、ほぼ垂直な立上端部45と径方向外側に張り出す鍔部46とにより断面略L字形をなしている。続いて、円筒部44の上端部がプレス加工で径方向内側(図5の矢印方向)に傾倒させられる。すると、鍔部46が窄まって頂部22となり、立上端部45がほぼ水平に倒れて隔壁31となる。プレス加工を行う際には、弁体34が頂部22と隔壁31との間に介在するように組み込まれる。かかる製造方法によれば、隔壁31を成形する際に、複雑な金型構造が必要になることがなく、加工性に優れる。
図7及び図8は、本発明の実施例2に係るラッシュアジャスタ10Aの要部を示す。実施例2は、プランジャ12の頂部22A及び隔壁31Aの形態が実施例1とは異なり、さらに実施例1に対して取付部材50が付加されている点で実施例1とは異なる。その他は、実施例1と同様である。
図9は、本発明の実施例3に係るラッシュアジャスタ10Bの要部を示す。実施例3は、取付部材50Bの形態が実施例2とは異なるが、その他は実施例2と同様である。
図10は、本発明の実施例4に係るラッシュアジャスタ10Cの要部を示す。実施例4は、実施例1に対して付勢部材100が付加され、頂部22が副孔27を有しない点で実施例1とは異なるが、その他は実施例1と同様である。
以下、他の実施例を簡単に説明する。
(1)本発明は、ラッシュアジャスタが上下方向に沿って直立した姿勢でシリンダヘッドに組み付けられる場合も適用可能である。このような場合も、例えば、自動車が坂道で停車したときに、プランジャ内の作動油の流出を規制する必要があるため、本発明を適用するメリットが大きい。
(2)弁体とチェックボールとを同一の形状及び材質で構成して共用可能としてもよい。これによれば、弁体とチェックボールとを区別する必要がなく、部品管理の煩雑さを解消することができる。
(3)リテーナと取付部材とを同一の形状及び材質で構成して共用可能としてもよい。これによれば、リテーナと取付部材とを区別する必要がなく、部品管理の煩雑さを解消することができる。
(4)給油孔は、プランジャの周壁の周部に一つだけ設けられるものであってもよい。
(5)実施例2では、取付部材の全体が通油孔から第2室に入り込むように組み込まれてもよい。
11…ボディ
12…プランジャ
17…底壁
18…周壁
19…弁孔
21…周部
22、22A…頂部
23…通油孔
24…給油孔
27…副孔
28…第1室
29…第2室
31、31A…隔壁
32…連通孔
33…治具挿通路
34…弁体
36…当接領域
37…高圧室
47…空間部
48…案内面
49…凹面
50、50B…取付部材
52、52B…通油溝
91…シリンダヘッド
95…オイルギャラリー
Claims (6)
- 筒状のボディと、前記ボディ内に配置され、前記ボディからの突出量が可変とされる筒状のプランジャとを備え、前記プランジャが底壁とこの底壁から立ち上がる周壁とを有し、前記底壁には前記ボディ内に臨む弁孔が貫通するとともに、前記周壁の周部にはオイルギャラリーに臨む給油孔が貫通し、かつ前記周壁の頂部には通油孔が貫通しているラッシュアジャスタであって、
前記プランジャが、前記周壁の周部に一体化され、内部を前記底壁側の第1室と前記頂部側の第2室とに分ける隔壁を備え、前記第1室が前記給油孔及び前記弁孔に連通し、前記第2室が前記通油孔に連通し、前記隔壁には前記第1室から前記第2室にかけて連通孔が貫通しており、
前記プランジャの前記第2室には前記通油孔の通油を許容しつつ前記第1室と前記第2室との差圧に応じて前記連通孔を開閉する弁体が配置され、
前記通油孔と前記連通孔とが前記第2室の軸心に沿う治具挿通路を介して同軸上に配置されており、前記弁体が前記第2室における前記治具挿通路を除く空間部に収容可能なサイズで構成されているラッシュアジャスタ。 - 筒状のボディと、前記ボディ内に配置され、前記ボディからの突出量が可変とされる筒状のプランジャとを備え、前記プランジャが底壁とこの底壁から立ち上がる周壁とを有し、前記底壁には前記ボディ内に臨む弁孔が貫通するとともに、前記周壁の周部にはオイルギャラリーに臨む給油孔が貫通し、かつ前記周壁の頂部には通油孔が貫通しているラッシュアジャスタであって、
前記プランジャが、前記周壁の周部に一体化され、内部を前記底壁側の第1室と前記頂部側の第2室とに分ける隔壁を備え、前記第1室が前記給油孔及び前記弁孔に連通し、前記第2室が前記通油孔に連通し、前記隔壁には前記第1室から前記第2室にかけて連通孔が貫通しており、
前記プランジャの前記第2室には前記通油孔の通油を許容しつつ前記第1室と前記第2室との差圧に応じて前記連通孔を開閉する弁体が配置され、
前記プランジャの前記通油孔又は前記第2室には、通油溝を有する別体の取付部材が配置されているラッシュアジャスタ。 - 前記頂部における前記通油孔の前記第2室側の開口縁部が前記弁体の当接領域になっており、前記頂部には前記通油孔に沿って副孔が貫通し、前記副孔が前記頂部の前記当接領域の外側に開口する部分を有している請求項1又は2記載のラッシュアジャスタ。
- 前記隔壁における前記連通孔の前記第2室側の開口縁部が、前記弁体が嵌り込む凹面になっている請求項1ないし3のいずれか1項記載のラッシュアジャスタ。
- 前記隔壁の前記第2室側に臨む面が、前記凹面に向けて傾斜する案内面を有している請求項4記載のラッシュアジャスタ。
- 前記取付部材が径方向に弾性的に拡縮可能になっている請求項2記載のラッシュアジャスタ。
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