JPS6332112A - 油圧式ラツシユアジヤスタ - Google Patents

油圧式ラツシユアジヤスタ

Info

Publication number
JPS6332112A
JPS6332112A JP17269186A JP17269186A JPS6332112A JP S6332112 A JPS6332112 A JP S6332112A JP 17269186 A JP17269186 A JP 17269186A JP 17269186 A JP17269186 A JP 17269186A JP S6332112 A JPS6332112 A JP S6332112A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
plunger
valve seat
lash adjuster
plunger cap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17269186A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Aida
明 会田
Yukihiro Ikeda
池田 幸博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP17269186A priority Critical patent/JPS6332112A/ja
Publication of JPS6332112A publication Critical patent/JPS6332112A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、油圧式ラッシュアジャスタに関し、より詳細
にはエンジン再始動時に高圧室内に外部エアを吸込むこ
とを防ぐ弁装置を備えた油圧式ラッシュアジャスタに関
する。
(従来の技術) 従来、一般の内燃機関においては、熱によるシリンダヘ
ッドの膨脹と動弁機構の膨脹との差を考慮して、適正な
、通常は略零のバルブクリアランスを与え、エンジン作
動中の騒音や生ガス吹き扱けによる馬力屓失を防ぐため
、油圧式ラッシュアジャスタを用いている。
更に、このようなラッシュアジャスタを用いて、ラッシ
ュアジャスタ内を通過する油をラッシュアジャスタに設
けた油出口から排出させてスイングアームのカムとの接
触面を潤滑して接触面の摩耗を防ぐことが行われている
シリンダブロック内に保持されたラッシュアジャスタは
、ラッシュアジャスタの油出口とスイングアームの油噴
出口とが対向するようにスイングアームの一端の下面に
密着して配置されている。
スイングアームの(l!! ’tNの下面にはシリンダ
の吸排気弁の一端が当接している。更に、スイングアー
ムの上面にはカムのカム面が回動自在に当接して、両者
の間に接触面を構成している。
ラッシュアジャスタの油出[1から出た油は、スイング
アームの油噴出口を通りスイング7−ムの上面を伝って
前記の接触面へ到達する。従って、その油で接触面の潤
滑が11ねれることになる。これは、カム軸周囲からの
潤滑油のみで接触面を潤滑していた場合−比べて改善さ
れている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、カムノーズがスイングアームとの接触面に当
接した状態でエンジンが停止される場合がよくある。こ
の様な停止状態が長く続くと、スイングアームの一端の
下面に当接した吸排気弁を閉位置に付勢するバネの大き
な付勢力がラッシュアジャスタの高圧室内のバネの付勢
力に勝って、スイングアームの一端は吸排気弁により上
方へ向かうモーメントを受け、その結果スイングアーム
の他端に当接しているラッシュアジャスタには下方に向
かうモーメントが働き、更にカムノーズによる下方への
押圧力も働く。そのため、高圧室は徐々に潰されるよう
になり、高圧室内の高圧油はラッシュアジャスタ内のプ
ランジャの外壁等を伝わり、徐々に外部へと漏出する、
言わゆるり一りダウン現象が起こる。
高圧室がリークダウンにより殆ど潰れた状態、ずなわら
底着き状態で、エンジンを再始動するとカムがカムノー
ズからペニス円へと回動して、ラッシュアジャスタの高
圧室は急速に伸長することになる。このとき、復帰スト
ロークが長いと、スイングアームの噴出口及びラッシュ
アジャスタの油出口から外部エアを吸込み、ラッシュア
ジャスタの高圧室内にエアが導かれて、高圧室の高圧油
はスポンジ状態となり剛性を失うため、ラッシュアジャ
スタの機能が損われることになる。従って、エンジンの
高速回転に充分追随することが出来なかった。
以上のことから、本発明の目的は、ラッシュアジャスタ
内を通過した油でカムとスイングアームとの接触面を潤
滑する形式の油圧式ラッシュアジャスタにおいて、上述
の問題点を解決出来、高圧室へのエアの吸込みを防ぐこ
とで、作動が安定して、エンジンの回転にも充分追随出
来る油圧式ラッシュアジャスタを提供することである。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明のラッシュアジャス
タは、 軸方向に延在する内室を有し、油導入口を備えたカップ
状の水沫と、該内室内に軸方向l習動自在に嵌合され、
該内室を軸方向の2つの空間に分ける貫通孔の設けられ
た隔壁を有するプランジャと、該プランジャの上方の該
内室内に該プランジャと接して軸方向F、W動自在に嵌
合されたプランジャキャップと、から成り該隔壁と該本
体との間に、該貫通孔に係合する弁手段を設けた高圧室
が、また該隔壁と該プランジャキャップとの間にはリザ
ーバ室が画成され、シリンダブロック内に保持された油
圧式ラッシュアジャスタであって、油噴出口の設けられ
たスイングアームを介してカムと該スイングアームとの
接触面を潤滑するため、該ラッシュアジャスタ内を通過
した油を排出するための油出口が該プランジャキャップ
の先端に該油噴出口と対向して設けられたラッシュアジ
ャスタにおいて、 該プランジt?キせツブ内には該りIf−バ室を2つの
空間に仕切るセパレータが1■合されており、該プラン
ジャキレツブ内には油逃し通路が設けられ、外部エアの
吸込みを防止する弁装置が配設されていることを特徴と
する油圧式ラッシュアジャスタである。
(作用) 以上のように、本発明においては、油圧式ラッシュアジ
ャスタのキャップに弁装置を設けたので、カムノーズ当
接時にエンジンが再始動されても、弁装置が働き外部エ
アがラッシュアジャスタの高圧室内に吸込まれることが
無い。
更に、セパレータをリザーバ室に設けたので、エアが混
入された導入油に対して高圧室へのエアの吸込みが防止
されている。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を添附図面に基いて詳細に説明
する。尚、図面において同一部分は同一符号で表しであ
る。
第1図は、本発明の第1実施例を示すラツシーI7ジt
・スタ10の軸方向断面図である。ラッシュアジャスタ
10は、内部に略円筒状の内室、ザなわら空間を右ザる
略円筒状のカップ形本体1を漏えている。本体1の円筒
部分上部の側面にはラッシュアジャスタ1o内に油を導
入する?111導入口3が設けられている。本体1の内
部空間の底部近傍には断面が略H形で、内部空間を2つ
の掌に分割する円筒状のプランジャ5が本体1内に軸方
向で摺動自在に嵌合されている。
プランジャ5の軸方向上方には、夫々円筒状の大径部分
7aと小径部分7bとからなるプランジャキャップ、す
なわちキャップ7が大径部分7aで本体1の内周面に摺
動自在に嵌合している。キャップ7の大径部分7aの下
端はプランジャ5の上端に当接しており、略一体状態で
軸方向に摺動する。本体1の上部開放端部にはキャップ
リテナ15が設けられており、ラッシュアジャスタ10
の組付は時にプランジ175及びキャップ7が本体1か
ら脱落しないようにキャップ7を保持している1゜ プランジtz 5は、円筒部分5bとそれと一体となっ
た内部の隔1%? 5 aとからなり、隔壁5aによっ
て、本体1内の空間を2つの室に分割している。
隔壁5aと本体1の底部に設けられた四部との間には高
圧室29が、また隔壁5aとキャップ7の大径部分7a
との間には高圧室29へ導入する浦が貯蔵されたリザー
ブ全17が夫々画成されている。
プランジャ5の隔壁5aの略中火には貫通孔19が設け
られ、高圧室29内ヘリザーバ室17から作動油が流入
出来るようになっている。高圧室29内には、貫通孔1
9に着座するチエツクバルブボール21が、チェックバ
ルブリテナ25上に保持されたチエツクバルブスプリン
グ23により、上方に、すなわち貫通孔19に着座する
方向に付勢されている。また、チエツクバルブボール2
5はプランジ175を上方へ付勢するプランジャスプリ
ング27により支持されて隔壁5aの周縁部に当接して
いる。
−I−p yブ7の人fy部分7 a ニ4.L、本体
1の油導入口3と連通してキt?ツブ7内にahを導入
する曲目13が設けられてJ3す、史に、人(¥部分7
aのプランジャ5寄りの端部には、す+f−ブ室17を
キャップ7の内部と仕切り、リザーブ室17へのエアの
混入を防ぐためにセパレータ9が圧入により嵌合してい
る。セパレータ9は、キャップ7に嵌合する円筒部分と
キャップ7の小径部分7bの方向に向かって縮径する円
錐部分とからなっている。
キャップ7の小径部分7bの先端には、カム53とスイ
ング7−ム51(夫々第3図参照)との接触面52(同
じく第3図参照)へ潤滑油を略噴出状態で供給するため
の油出口31が開口している。また、小径部分7bの内
部には油出口31側に略円形の第1の弁座35が、大径
部分7a側に略円形の第2の弁座39が夫々圧入により
嵌合している。所定の間隔をあけて配置された第1及び
第2の弁座35.39の間には弁球33が入っており、
いずれかの弁座に選択的に着座する。第1及び第2の弁
座35.39には、夫々JVI滑用の油を通すための貫
通孔37.41が設けられている。
第1の弁座35の弁球33が着座する而には貫通孔37
から半径方向に延在する?1210011343が刻設
されている。この満43は、本実施例においては2本設
けてσ八るが、勿論必要であれば2本以上設けることも
出来る。
ここで、本発明に係るラッシュアジャスタ10の作用に
ついて、動弁機構を示す第3図を参照して説明する。
第3図において、ラッシュアジャスタ10はエンジンシ
リンダ内の所定位置に配置されている。
尚、ラッシュアジャスタ10の組立て時に、高圧室29
及びセパレータ9の下方のリザーブ室17には予めエア
混入の殆ど無い作動油が充填されている。
油通路61から導入されるエアを比較的多く混入したエ
ンジンオイル等の油は、ラッシュアジャスタ10の本体
1に設けられた油導入口3とキャップ7の袖口13を通
り、ラッシュアジャスタ10内に導入される。導入され
た浦は円錐形のセパレータ9の外面を伝って上方へ向か
い、キtPツブ7の大径部分7a及び小1¥部分7bを
充填する。
この際、セパレータ9が設けられているため、外部から
導入された油はリナーブ室17へ進入することが殆ど無
く、リザーブ室17内の作動油に油導入口3から導入さ
れる導入油に含まれているエアが混入することを防止出
来る。
ラッシュアジャスタ10のキャップ7の先端部は、クリ
ップ63によりスイングアーム51の一端に固定されて
いる。この時、キャップ7の先端部の油出口とスイング
アーム51の油噴出口49とが対向するようにしである
。従って、通常のエンジン稼働時にはスイングアーム5
1はキャップ7の固定部分を支点として揺動することに
なる。
スイングアーム51の他端の下面には吸排気弁45の上
端が当接しており、この吸排気弁45はバネ47で上方
へ、すなわち吸排気弁45を閉じる方向へ付勢されてい
る。カム53はカム軸55に固定されており、カム軸5
5の回転にともなつ(カム53が[リレ臥する。スイン
グ7−ム51はカム巳)3との間で両省が格触する接触
面52を右している。尚、カム軸55の周面よりd71
滑用の油が接触面に供給されている。
この様な構成の動弁機構でエンジンが始動されて、カム
53のカムノーズ57が接触面52に当接した状態でエ
ンジンが停止すると、クリップ63で固定されているス
イングアーム51はカムノーズ57に押されて、カムノ
ーズ57を支点としたモーメントを受けることになる。
この状態で更に時間が経過すると、吸排気弁45を付勢
するバネ47の付勢力がラッシュアジャスタ10内の高
圧室29内の・プランジャズブリング27の付勢力に比
べてかなり大きいため、ラッシュアジャスタ10はスイ
ングアーム51から下向きのモーメントを受ける。更に
、それと同時にカムノーズ57からの押圧力も受けてい
るため、高圧室29は殆ど潰れて、言わゆる底着き状態
になる。この状態は第1図に示しである。
この第1図の状態からエンジンが始動されると、カム5
3は回動してカムノーズ57からカム53のベース円5
9まぐ接触面に対して移動りる。そのため、Qj王室2
9にかかるし一メントは急速に減少して、高圧室29は
急速に軸方向に伸張することになる。
従来のラッシュアジャスタにおいては、この時キャップ
7の油出口31からスイング7−ム51の油噴出口49
を介して外部エアを吸込むのでそのエフが高圧室29へ
導入されてしまい、高圧室2つの高圧油がスポンジ状態
となり、ラッシュアジャスタに必要な剛性が失われてし
まう。
次に、本発明の第1実施例の作用の詳細を第1図により
説明する。
第1図は、高圧室29が最も潰れた状態にあるが、ラッ
シュアジャスタ10が作動状態にある時は油導入口3か
ら導入された油はラッシュアジャスタ10内を通過して
、油出口31の方向に向かう。従って、ラッシュアジャ
スタ10の通常の作動状態では、ラッシュアジャスタ1
0内を通過する油にかかつている圧力のため、弁球33
は第1の弁座35のV】通孔37を閉じるように弁PP
35に4座する。ところが、9挫35に【よ貫通孔37
から半径り向に延在する1lli′+43が設()られ
ているため、油の通過を妨げることが無い。
カムノーズ57が接触面52に当接してエンジンが停止
した後、′エンジンが再始動すると、カムノーズ57か
らベース円59の方にカム53が回動して、ラシュアジ
ャスタ10にかかる負荷が急速に低下して高圧室29は
一気に伸張し、油出口31からスイングアーム51の油
噴出口49を介して外部エアがラッシュアジャスタ10
のキャップ7内に吸込まれる。
その時、キャップ7内の油よりも外部からのエアの圧力
が大きくなるので、外部エアがキャップ7内に吸込まれ
ると同時に弁球33は貫通孔41を閉じるように第2の
弁座39に着座する。従って、外部エアは弁装置までは
進入出来ても、それより先のリザーバ室17には殆ど進
入出来ない。
つまり高圧室29内には、殆ど外部エアが吸込まれるこ
とは無いので、高圧室29内の高圧の作動浦がスポンジ
状態に<Lることt、L uけられるのて゛ある。この
ことは、カムノーズから復帰ストロ りが大きい場合、
特に右利となる。
次に、第2a図により第2実施例を説明する。
第2実施例では、弁装置の第2の弁座65は、キャップ
7と一体であり、キャップ7の内壁が中央に貫通孔を有
するように環状に突出したものである。油出口69はキ
ャップ7の先端部から第2の弁座65まで略同−の径で
延在する円筒状の空洞67と成っており、また第1の弁
座71は油出口69の端部付近で空洞67内に嵌合して
いる。第1の弁座71は第1実施例の弁座35と略同じ
構成の弁座である。
従って、第2実施例においてもエンジン駆動中、ラッシ
ュアジャスタ10が通常の作動をしている時は、弁球7
5は第1の弁座71に着座しており、潤滑用の油は溝7
3を通り油出口69から接触面52へと排出される。ま
た、カムノーズ57の当接状態からエンジンが始動され
ると、第1実施例の時と同様に弁球75は第2の弁座6
5に着座して外部17がラッシュアジャスタ10の高圧
室29内に吸込まれることを防ぐことが出来る。第2実
施例によれば、第2の弁座が一1゛I?ツブ7と−・体
に成形されているので、第1実施例に比べて構成部材を
1つ減少出来る。
尚、本発明に係るラッシュ7ジ↑・スタ10を垂直配量
されたエンジンでなく、V型エンジンもしくは水平対向
エンジン等に用いる場合は、第1及び第2実施例におい
て、弁球の着座を安定させるため弁球と第1の弁座との
間に圧縮コイルバネ等のバネを介して、弁球を第2の弁
座の方に付勢してもよい。勿論、このバネの付勢力は、
油導入口3から導入される油の圧力よりも小さく設定し
なくてはならない。
また、第1及び第2実施例の第1の弁座35及び71は
、夫々弁球の着座面に貫通孔から半径方向に延在する油
逃し用の満43及び73を設けているが、この第1の弁
座は弁球がそこに着座した時に油を逃す隙間を有するも
のであればよく、その他の形状にすることも出来る。例
えば、弁球が着座するn通孔を無くしその代わりに略円
形の第1の弁座の円周の一部を1.IJり欠いてキpツ
/7の内面との間に隙間を形成さUて油逃し用の通路と
することも出来る。この切り欠き部分は、その大きさ及
び個数ともに設計上の必要範囲内で自由に選択出来る。
その場合、例えば、切り欠きを2つ設ける時は半径方向
に対向させ、また3つ以上設ける時は略正多角形状に成
るように配置することが好ましい。また、円盤状の板に
軸方向に貫通する複数の小孔を開けて油逃し用の通路と
したものを第1の弁座として用いることも出来る。
最後に、本発明の第3実施例を第2b図により説明する
。本実施例においては第1の弁座として別部材が無く、
油出口83が第1の弁座の機能を有している。この油出
口83の内周面には軸方向に貫通して、弁球87がそこ
に着座した場合キャップ7の内部と外部とを連通ずる油
逃し用のFj1満85が設けられている。この縦溝85
の本数は必要に応じて任意に選択出来る。従って、第3
実施例においても、第1及び第2実施例の時と同様にカ
ムノーズ57が接触面52に当接しくいる状fフからエ
ンジンが再始動されると、弁球87は油出[183から
第2の弁座81へと移動してそこに着座する。
そのため、油出口83から吸込まれる外部エアは、第2
の弁座81 r’a断されるので、ラッシュアジャスタ
10のリザーバ室17及び高圧室29内に吸込まれてラ
ッシュアジャスタ10の機能を損うことは無い。尚、第
3実施例の第2の弁座81は第1実施例の第2の弁座3
9と同じものでよい。
また、既に説明した用途のために、第1及び第2実施例
と同様に圧縮コイルバネ等のバネで弁球87を第2の弁
座81方向に付勢してもよい。
尚、第3実施例の第2の弁座81は、弁球87が着座す
る面側で軸方向に貫通する貫通孔88の円周縁をテーパ
状に面取りしたテーパ部分89が設けられている。これ
は、弁球87が弁座81に対する着座を安定化するため
である。従って、第1実施例の第2の弁座39の貫通孔
41にも同様のテーパ部分がある。         
    ′以上述べた各実施例では、弁装置とし’(f
−rツクボール弁式のものを用いlζが、この弁装置と
しではボベツ1〜弁等の1 /i向弁を用いることも出
来る。
尚、セパレータ及び弁装置をfiする本発明に係るラッ
シュアジャスタは、従来のラッシュアジャスタに比べて
、特にカムノーズからの復帰ストロークが大きい場合、
より大きな効果が得られることが実験で確められた。
(発明の効果) 以上詳細に述べた本発明の油圧式ラッシュアジャスタに
よれば、次のような効果が得られる。
ラッシュアジャスタのプランジャキャップ内に弁装置を
設けたので、カムノーズがスイングアームの接触面に当
接した状態でエンジンが再始動された場合でも、弁装置
が働き、ラッシュアジ9スタ内、特に^圧室内に外部エ
アが吸込まれることが無いので、8圧室内の高圧油がス
ポンジ状態になることがない。
また、ラッシュアジャスタ内のりザーバ室にセパレータ
を設Cノたので°ラツシ+ i)ジIIスタの1/混人
の殆ど魚いリリ°−バ室内の油を、−[yが多く混入し
た尋人曲内の[アから保A出来、すIf〜バ室内の油を
エフ混入の少ない状態に保つことが出来る。その結果、
ラッシュアジIIスタ作動中、高圧室にエア混入の°少
ない油を導入することが出来る。
従って、作動が安定し、エンジンの高速回転にも充分追
随出来る油圧式ラッシュアジャスタを提供出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例を示すラッシュアジャス
タの軸方向断面図であり、 第2a図は、第2実施例を示すラッシュアジャスタの軸
方向一部所面図であり、 第2b図は、第3実施例を示すラッシュアジャスタの軸
方向一部所面図である。 第3図は、本発明に掘るラッシュアジャスタを組込んだ
動弁機構を示す断面図である。 [主要部分の符号の説明] 1、、、、、、、本体 3、、、、、、、浦々人口 5、、、、、、、プランジ? 7、、、、、、、プランジt’−1t’ツブ9、、、、
、、、セパレータ 17、、、、、、リザーバ室 29、、、、、、高圧室 31、、、、、、油出口 33.75.87.、、、、、弁球 35.71.83.、、、、、第1の弁座39.65.
81.、、、、、第2の弁座第3図 手続補正書 昭和62年lO月23日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、軸方向に延在する内室を有し、油導入口を備えたカ
    ップ状の本体と、該内室内に軸方向摺動自在に嵌合され
    、該内室を軸方向の2つの空間に分ける貫通孔の設けら
    れた隔壁を有するプランジャと、該プランジャの上方の
    該内室内に該プランジャと接して軸方向摺動自在に嵌合
    されたプランジャキャップと、から成り該隔壁と該本体
    との間に、該貫通孔に係合する弁手段を設けた高圧室が
    、また該隔壁と該プランジャキャップとの間にはリザー
    バ室が画成され、シリンダブロック内に保持された油圧
    式ラッシュアジャスタであつて、油噴出口の設けられた
    スイングアームを介してカムと該スイングアームとの接
    触面を潤滑するため、該ラッシュアジャスタ内を通過し
    た油を排出するための油出口が該プランジャキャップの
    先端に該油噴出口と対向して設けられたラッシュアジャ
    スタにおいて、 該プランジャキャップ内には該リザーバ室 を2つの空間に仕切るセパレータが嵌合されており、該
    プランジャキャップ内には油逃し通路が設けられ、外部
    エアの吸込みを防止する弁装置が配設されていることを
    特徴とする油圧式ラッシュアジャスタ。 2、前記弁装置は、弁球と、該弁球を間に挟むとともに
    該弁球が着座する軸方向の貫通する孔を夫々有する第1
    及び第2の弁座とから成り、該第1の弁座は前記プラン
    ジャキャップの先端側に、該プランジャキャップと一体
    に設けられ、該第2の弁座は該プランジャキャップの前
    記プランジャ側に設けられ、前記油逃し通路は該第1の
    弁座の貫通孔の内周面に刻設した該プランジャキャップ
    内部と外部とを連通する軸方向に延在する溝であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の油圧式ラッ
    シュアジャスタ。 3、前記弁装置は、弁球と、該弁球を間に挟むとともに
    該弁球が着座する軸方向の貫通する孔を夫々有する第1
    及び第2の弁座とから成り、該第1の弁座は前記プラン
    ジャキャップの先端側に、該プランジャキャップと一体
    に設けられ、該第2の弁座は該プランジャキャップの前
    記プランジャ側に設けられ、前記油逃し通路は該第1の
    弁座の貫通孔の内周面に刻設した該プランジャキャップ
    内部と外部とを連通する軸方向に延在する溝であり、該
    弁球はバネにより第2の弁座に着座するように付勢され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    油圧式ラッシュアジャスタ。 4、前記弁装置は、弁球と、該弁球を間に挟むとともに
    該弁球が着座する軸方向の貫通する孔を夫々有する第1
    及び第2の弁座とから成り、該第1の弁座は前記プラン
    ジャキャップの先端側に、該第2の弁座は該プランジャ
    キャップの前記プランジャ側に夫々設けられ、前記油逃
    し通路は該第1の弁座の該弁球が着座する面に設けた半
    径方向に延在する油逃し溝であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の油圧式ラッシュアジャスタ。 5、前記弁装置の第2の弁座は、前記プランジャキャッ
    プと一体であることを特徴とする特許請求の範囲第4項
    に記載の油圧式ラッシュアジャスタ。 6、前記弁装置は、弁球と、該弁球を間に挟むとともに
    該弁球が着座する軸方向の貫通する孔を夫々有する第1
    及び第2の弁座とから成り、該第1の弁座は前記プラン
    ジャキャップの先端側に、該第2の弁座は該プランジャ
    キャップの前記プランジャ側に夫々設けられ、前記油逃
    し通路は該第1の弁座の該弁球が着座する面に設けた半
    径方向に延在する油逃し溝であり、該弁球はバネにより
    第2の弁座に着座するように付勢されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の油圧式ラッシュア
    ジャスタ。 7、前記弁装置の第2の弁座は、前記プランジャキャッ
    プと一体であり、該弁球はバネにより第2の弁座に着座
    するように付勢されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第6項に記載の油圧式ラッシュアジャスタ。 8、前記油逃し通路は、第1の弁座の外周に設けた切り
    欠きと前記プランジャキャップの内面とで画成されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第4乃至第7項のい
    ずれか1項に記載の油圧式ラッシュアジャスタ。 9、前記弁装置は、ポペット弁であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の油圧式ラッシュアジャス
    タ。
JP17269186A 1986-07-23 1986-07-23 油圧式ラツシユアジヤスタ Pending JPS6332112A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17269186A JPS6332112A (ja) 1986-07-23 1986-07-23 油圧式ラツシユアジヤスタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17269186A JPS6332112A (ja) 1986-07-23 1986-07-23 油圧式ラツシユアジヤスタ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62266538A Division JPS63170509A (ja) 1987-10-23 1987-10-23 油圧式ラッシュアジャスタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6332112A true JPS6332112A (ja) 1988-02-10

Family

ID=15946565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17269186A Pending JPS6332112A (ja) 1986-07-23 1986-07-23 油圧式ラツシユアジヤスタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6332112A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4920935A (en) * 1988-07-13 1990-05-01 Fuji Valve Co., Ltd. Hydraulic valve lash adjuster
JPH0287907U (ja) * 1988-12-26 1990-07-12
KR20040008348A (ko) * 2002-07-18 2004-01-31 현대자동차주식회사 자동차용 흡배기 밸브의 유압식 밸브간극 조절기
JP2014156783A (ja) * 2013-02-14 2014-08-28 Otics Corp ラッシュアジャスタ
JP2017198075A (ja) * 2016-04-25 2017-11-02 株式会社オティックス ラッシュアジャスタ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0771705B2 (ja) * 1986-08-29 1995-08-02 株式会社小松製作所 トランスフアプレスのワ−ク搬入装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0771705B2 (ja) * 1986-08-29 1995-08-02 株式会社小松製作所 トランスフアプレスのワ−ク搬入装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4920935A (en) * 1988-07-13 1990-05-01 Fuji Valve Co., Ltd. Hydraulic valve lash adjuster
JPH0287907U (ja) * 1988-12-26 1990-07-12
KR20040008348A (ko) * 2002-07-18 2004-01-31 현대자동차주식회사 자동차용 흡배기 밸브의 유압식 밸브간극 조절기
JP2014156783A (ja) * 2013-02-14 2014-08-28 Otics Corp ラッシュアジャスタ
JP2017198075A (ja) * 2016-04-25 2017-11-02 株式会社オティックス ラッシュアジャスタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3805753A (en) Hydraulic lash adjuster for overhead cam engines
US4840153A (en) Hydraulic lash adjuster
US4941438A (en) Hydraulic valve-lash adjuster
JPH0210241Y2 (ja)
JPS5862305A (ja) ハイドロリツク・リフタ
US4807575A (en) Hydraulic lash adjuster with multi-directional check valve
US4462364A (en) Hydraulic lash adjuster
US3799129A (en) Hydraulic lash adjuster oil metering means
JPS6332112A (ja) 油圧式ラツシユアジヤスタ
US4635593A (en) Hydraulic valve lifter
JPH05288020A (ja) 内燃機関のラッシュアジャスタ
JPS6047806A (ja) 内燃機関の油圧リフタ
US10794236B2 (en) Tappet
JPS59150914A (ja) 油圧リフタ
JPS60198314A (ja) 内燃エンジンのバルブ駆動装置
JPH06212917A (ja) 油圧式ラッシュアジャスタ
JPH06173622A (ja) 油圧式ラッシュアジャスターおよびその製造方法
JPS622246Y2 (ja)
JPH01301906A (ja) ハイドロリック・ラッシュアジャスタ
JPS6129922Y2 (ja)
JPS6235841Y2 (ja)
JPH0729204Y2 (ja) 油圧式ラッシュアジャスタ
JPS6128001Y2 (ja)
JPH06146821A (ja) 一個構成型油圧式ラッシュアジャスターおよびその製造方法
JPH0192503A (ja) 油圧式ラッシュアジャスタ