JPH01301906A - ハイドロリック・ラッシュアジャスタ - Google Patents
ハイドロリック・ラッシュアジャスタInfo
- Publication number
- JPH01301906A JPH01301906A JP13355588A JP13355588A JPH01301906A JP H01301906 A JPH01301906 A JP H01301906A JP 13355588 A JP13355588 A JP 13355588A JP 13355588 A JP13355588 A JP 13355588A JP H01301906 A JPH01301906 A JP H01301906A
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- oil
- plunger
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- chamber
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- 239000003921 oil Substances 0.000 description 57
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 235000010724 Wisteria floribunda Nutrition 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000010705 motor oil Substances 0.000 description 1
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- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、自動車用エンジンの動弁機構におけるエンド
ピボット型のハイドロリック・ラッシュアジャスタに関
するものである。
ピボット型のハイドロリック・ラッシュアジャスタに関
するものである。
一般に、この種エンジンの動弁!a構には、カムによる
吸・排気弁の円滑な開閉動作と、バルブクリアランス調
整のために、例えば、特開昭55−112813号公報
、特開昭61−118509号公報に示すようなハイド
ロリック・ラッシュアジャスタが使用されている。 ところで、従来使用されているハイドロリック・ラッシ
ュアジャスタの基本構造は、第3図に示すように、一端
が開口する有底の円筒状ボディ101の内側にリークダ
ウンプランジャ102が摺動自在に嵌合され、上記ボデ
ィ101の内底部とリークダウンプランジャ102どの
間に介在されたコイルばね103.およびリークダウン
プランジャ102の中央部に形成されたオイル通路10
2aをボディ101側よりボールスプリング104を介
して閉止するよう付勢しているチエツクボール105が
設けられ、ボディ101の内部とリークダウンプランジ
ャ102とにより形成される室が高圧室106になって
いる。 また上記高圧室106の反対側には、リークダウン1ラ
ンジヤ102とピボット107aを一体に設けてなるプ
ランジャヘッド107とにより、高圧室106とオイル
通路102aを介して連通ずるリザーバ室108が形成
され、上記リザーバ室108にオイルポンプより圧送さ
れた潤滑用オイルが供給されるオイル供給口109を備
えな構成になっている。
吸・排気弁の円滑な開閉動作と、バルブクリアランス調
整のために、例えば、特開昭55−112813号公報
、特開昭61−118509号公報に示すようなハイド
ロリック・ラッシュアジャスタが使用されている。 ところで、従来使用されているハイドロリック・ラッシ
ュアジャスタの基本構造は、第3図に示すように、一端
が開口する有底の円筒状ボディ101の内側にリークダ
ウンプランジャ102が摺動自在に嵌合され、上記ボデ
ィ101の内底部とリークダウンプランジャ102どの
間に介在されたコイルばね103.およびリークダウン
プランジャ102の中央部に形成されたオイル通路10
2aをボディ101側よりボールスプリング104を介
して閉止するよう付勢しているチエツクボール105が
設けられ、ボディ101の内部とリークダウンプランジ
ャ102とにより形成される室が高圧室106になって
いる。 また上記高圧室106の反対側には、リークダウン1ラ
ンジヤ102とピボット107aを一体に設けてなるプ
ランジャヘッド107とにより、高圧室106とオイル
通路102aを介して連通ずるリザーバ室108が形成
され、上記リザーバ室108にオイルポンプより圧送さ
れた潤滑用オイルが供給されるオイル供給口109を備
えな構成になっている。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来例では、ハイドロリック・
ラッシュアジャスタを、水平対向型エンジン又は、傾斜
しているエンジンに適用する際、例えば、エンジン−F
方に吸気弁、下方に排気弁を配置したクロスフロー型シ
リンダヘッドに使用する場合、第4図に示すように、下
方の排気弁用ハイドロリック・ラッシュアジャスタの高
圧室106がリザーバ室108より上方になるため、リ
ザーバ室108内の空気がチエツクボール105の周囲
に滞留し、エンジン運転中に高圧室106内に吸い込ま
れて機能を損なうなどの問題がある。また、リザーバ室
108内のオイルが、エンジン停止時にボディ101と
の隙間より洩れてしまい、再起動時に高圧室106内に
空気を吸い込んでしまうために、円滑な作動を維持する
ことができないなどの問題がある。 そこで、本発明では、水平状態よりも傾斜した状態でも
使用されるエンドピボット型のハイドロリック・ラッシ
ュアジャスタにおいて、上記ハイドロリック・ラッシュ
アジャスタの高圧室がリザーバ室より下方になるよう構
成し、高圧室内に吸い込まれた空気の排出を容易にする
とともに、エンジン停止時にリザーバ室内のオイル洩れ
を低減して、ラッシュアジャスタ機能の向上を図ること
ができるハイドロリック・ラッシュアジャスタを提供す
るものである。
ラッシュアジャスタを、水平対向型エンジン又は、傾斜
しているエンジンに適用する際、例えば、エンジン−F
方に吸気弁、下方に排気弁を配置したクロスフロー型シ
リンダヘッドに使用する場合、第4図に示すように、下
方の排気弁用ハイドロリック・ラッシュアジャスタの高
圧室106がリザーバ室108より上方になるため、リ
ザーバ室108内の空気がチエツクボール105の周囲
に滞留し、エンジン運転中に高圧室106内に吸い込ま
れて機能を損なうなどの問題がある。また、リザーバ室
108内のオイルが、エンジン停止時にボディ101と
の隙間より洩れてしまい、再起動時に高圧室106内に
空気を吸い込んでしまうために、円滑な作動を維持する
ことができないなどの問題がある。 そこで、本発明では、水平状態よりも傾斜した状態でも
使用されるエンドピボット型のハイドロリック・ラッシ
ュアジャスタにおいて、上記ハイドロリック・ラッシュ
アジャスタの高圧室がリザーバ室より下方になるよう構
成し、高圧室内に吸い込まれた空気の排出を容易にする
とともに、エンジン停止時にリザーバ室内のオイル洩れ
を低減して、ラッシュアジャスタ機能の向上を図ること
ができるハイドロリック・ラッシュアジャスタを提供す
るものである。
このために、本発明では、動弁機構におけるエンドピボ
ット型ハイドロリック・ラッシュアジャスタにおいて、
上記ハイドロリック・ラッシュアジャスタは、シリンダ
ヘッドの凹部内に部分的に圧入される有底のボディと、
上記ボディ内周面に嵌入されて外底部にリザーバ室の一
端を形成するアジャストボディと、上記アジャストボデ
ィの内周面に摺動自在に嵌入されるプランジャと、上記
1ランジヤの先端部に当接し、ボディの開口部近傍に摺
動自在に嵌入されてロッカアームの荷重を受けるピボッ
トと、上記アジャストボディの底部に形成されたオイル
通路をプランジャ側よりスプリングを介して閉塞するこ
とにより高圧室を形成してなるチェックバルブとからな
り、上記ハイドロリック・ラッシュアジャスタを水平よ
り傾斜させて高圧室がリザーバ室より下方になるよう設
置したとき、オイルポンプよりオイルギヤラリを介して
供給されたオイルが、空気抜き穴に連通したオイル溜り
清に開口しているオイル供給口よりリザーバ室に供給さ
れるよう構成している。 に作 用】 したがって、オイルギヤラリより圧送されるオイルは、
ボディ内のりザーバ室に溜るとともに、オイルに混って
流入する空気の気泡は、リザーバ室入口部上部の空気抜
き穴を経て排出される。また、エンジン運転中に高圧室
より洩れたオイルは、プランジャとアジャストボディと
の隙間を経てリザーバ室へ回収される。さらに、エンジ
ン停止中にリザーバ室のオイルが洩れる経路は、アジャ
ストボディとプランジャとの間の摺動部のみであるから
、この摺動部のクリアランスを小さくすることによりオ
イル洩れが低減されるため再起動時におけるラッシュア
ジャスタ機能を損ねることがなくなる。
ット型ハイドロリック・ラッシュアジャスタにおいて、
上記ハイドロリック・ラッシュアジャスタは、シリンダ
ヘッドの凹部内に部分的に圧入される有底のボディと、
上記ボディ内周面に嵌入されて外底部にリザーバ室の一
端を形成するアジャストボディと、上記アジャストボデ
ィの内周面に摺動自在に嵌入されるプランジャと、上記
1ランジヤの先端部に当接し、ボディの開口部近傍に摺
動自在に嵌入されてロッカアームの荷重を受けるピボッ
トと、上記アジャストボディの底部に形成されたオイル
通路をプランジャ側よりスプリングを介して閉塞するこ
とにより高圧室を形成してなるチェックバルブとからな
り、上記ハイドロリック・ラッシュアジャスタを水平よ
り傾斜させて高圧室がリザーバ室より下方になるよう設
置したとき、オイルポンプよりオイルギヤラリを介して
供給されたオイルが、空気抜き穴に連通したオイル溜り
清に開口しているオイル供給口よりリザーバ室に供給さ
れるよう構成している。 に作 用】 したがって、オイルギヤラリより圧送されるオイルは、
ボディ内のりザーバ室に溜るとともに、オイルに混って
流入する空気の気泡は、リザーバ室入口部上部の空気抜
き穴を経て排出される。また、エンジン運転中に高圧室
より洩れたオイルは、プランジャとアジャストボディと
の隙間を経てリザーバ室へ回収される。さらに、エンジ
ン停止中にリザーバ室のオイルが洩れる経路は、アジャ
ストボディとプランジャとの間の摺動部のみであるから
、この摺動部のクリアランスを小さくすることによりオ
イル洩れが低減されるため再起動時におけるラッシュア
ジャスタ機能を損ねることがなくなる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る0図において、符号1はクロスフロー型エンジンの動
弁機構におけるシリンダヘッドであり、例えば、上方に
吸気ボート2、下側に排気ボート3を有し、それぞれ吸
気弁4、排気弁5が設置されている。また、上記吸気弁
4、排気弁5は、それぞれカム軸6および7によって揺
動されるロッカアーム8.9およびピボット型ハイドロ
リック・ラッシュアジャスタ10.11を介して所定の
バルブタイミングにより開閉される。 以下、第2図に基づき、排気弁5側に配設されたハイド
ロリック・ラッシュアジャスタ11について説明する。 上記ハイドロリック・ラッシュアジャスタ11は、シリ
ンダヘッド1の凹部内に部分的に圧入され、一端が開口
する有底の円筒状ボディ12と、同じく一端が開口し有
底の円筒形をなし、上記ボディ12の内周面に所定位置
まで嵌入されて外底部にリザーバ室13の一端を形成す
るアジャストボディ14と、上記アジャストボディ14
の内周面に摺動自在に嵌入されるプランジャ15と、上
記プランジャ15の先端部に当接してボディ12の開口
部近傍の内周面に摺動自在に嵌入され、ロッカアーム9
の荷重を受けるピボット16などにより構成されている
。また、上記プランジャ15の内端とアジャストボディ
14の内底部との間に介在されたコイルばね17および
アジャストボディ14の底部に形成されたオイル通路1
8をプランジャ15側よりボールスプリング19.リテ
ーナ20を介して閉止するよう付勢するチェックバルブ
21が設けられ、アジャストボディ14の内底部とプラ
ンジャ15の内端とにより高圧室22が形成されている
。そして、上記リザーバ室13には、高圧室22がチェ
ックバルブ21を有するオイル通路18を介して連通ず
るとともに、オイルポンプより圧送されたエンジンオイ
ルがシリンダヘッド1に形成されたオイルギヤラリ23
を介して供給されるオイル供給口13aを備えている。 上記オイル供給口13aは、ボディ12の外径より若干
小径なリザーバ室13とシリンダヘッド1との間に形成
されるオイル溜り溝24に臨ませである。また、上記オ
イル溜り溝24には、シリンダヘッド1の上方側に設置
されている吸気弁4側のハイドロリック・ラッシュアジ
ャスタ10のピボット部へ空気を逃がす空気抜き穴25
が連通されている。 上記円筒状ボディ12の外周面のうち、シリンダヘッド
1の凹部内で開口端部のa部分、およびリザーバ室13
と高圧室22との境部のb部分が圧入部であり、上記圧
入部のaとbの間にピボット潤滑用オイルギヤラリ26
が形成されている。上記とポット潤滑用オイルギヤラリ
26よりシリンダヘッド1とボディ12との間に洩れた
オイルは、ボディ12の外周面に穿設したスリット12
aよりアジャストボディ14の先端部とピボット16の
内端面の間のオイル溜り27に導かれる。そして、この
オイル溜り27内のオイルは、ボディ12とピボット1
6の摺動部を潤滑しながら、一部のオイルは外部へ洩れ
るが、大部分のオイルはスリット16aより一端がプラ
ンジャ15の先端に当接して閉塞されている中空なプラ
ンジャ室16bに入り、ピボット16の先端部に開口し
ているオイル通路16cよりロッカアーム9との接触面
を潤滑している。また、エンジン運転中に上記高圧室2
2よりプランジャ15の摺動面を介して洩れたオイルは
、アジャストボディ14のスリット14aよりボディ1
2の内周面に洩れ出るが、Oリング28によりシールさ
れているのでボディ12とアジャストボディ14との隙
間を通ってリザーバ室13に回収される。 このような構成において、オイルギヤラリ23より供給
されるオイルは、オイル溜り溝24からオイル供給口1
3aを通ってリザーバ室13に溜る。このとき、オイル
に混っている気泡などは、リザーバ室13の入口部上部
に設けられた空気抜き穴25から吸気弁側のピボット部
へ抜けていく。また、エンジン運転中に高圧室22より
洩れるオイルの経路は、アジャストボディ14とプラン
ジャ15との隙間なので、両者の材質を同−又は同類の
、例えばs製とすることにより、そのクリアランス管理
を行うことで洩れを最小限に抑えることができる。なお
、漏洩したオイルはOリング28によりシールされるの
で、ボディ12とアジャストボディ14とのクリアラン
スを通ってリザーバ室13へ回収される。さらに、エン
ジン停止中、リザーバ室13および高圧室22よりオイ
ル洩れが考えられる経路は、■シリンダヘッド1とボデ
ィ12との隙間、■ボディ12とアジャストボディ14
との隙間、および■アジャストボディ14とプランジャ
15との隙間の3経路であるが、■は圧入部すにより洩
れはなく、■は0リング28によりシールされるから、
■の摺動部のクリアランスからだけなので、このクリア
ランスを適正に設計することにより、オイルの洩れ量を
低減することができる。 なお、本実施例の吸気弁用のアジャスタ10については
、ボディ12のリザーバ室13に相当する位置に空気抜
き孔を新設して、その他の部品は共用化を図ることがで
きる。
る0図において、符号1はクロスフロー型エンジンの動
弁機構におけるシリンダヘッドであり、例えば、上方に
吸気ボート2、下側に排気ボート3を有し、それぞれ吸
気弁4、排気弁5が設置されている。また、上記吸気弁
4、排気弁5は、それぞれカム軸6および7によって揺
動されるロッカアーム8.9およびピボット型ハイドロ
リック・ラッシュアジャスタ10.11を介して所定の
バルブタイミングにより開閉される。 以下、第2図に基づき、排気弁5側に配設されたハイド
ロリック・ラッシュアジャスタ11について説明する。 上記ハイドロリック・ラッシュアジャスタ11は、シリ
ンダヘッド1の凹部内に部分的に圧入され、一端が開口
する有底の円筒状ボディ12と、同じく一端が開口し有
底の円筒形をなし、上記ボディ12の内周面に所定位置
まで嵌入されて外底部にリザーバ室13の一端を形成す
るアジャストボディ14と、上記アジャストボディ14
の内周面に摺動自在に嵌入されるプランジャ15と、上
記プランジャ15の先端部に当接してボディ12の開口
部近傍の内周面に摺動自在に嵌入され、ロッカアーム9
の荷重を受けるピボット16などにより構成されている
。また、上記プランジャ15の内端とアジャストボディ
14の内底部との間に介在されたコイルばね17および
アジャストボディ14の底部に形成されたオイル通路1
8をプランジャ15側よりボールスプリング19.リテ
ーナ20を介して閉止するよう付勢するチェックバルブ
21が設けられ、アジャストボディ14の内底部とプラ
ンジャ15の内端とにより高圧室22が形成されている
。そして、上記リザーバ室13には、高圧室22がチェ
ックバルブ21を有するオイル通路18を介して連通ず
るとともに、オイルポンプより圧送されたエンジンオイ
ルがシリンダヘッド1に形成されたオイルギヤラリ23
を介して供給されるオイル供給口13aを備えている。 上記オイル供給口13aは、ボディ12の外径より若干
小径なリザーバ室13とシリンダヘッド1との間に形成
されるオイル溜り溝24に臨ませである。また、上記オ
イル溜り溝24には、シリンダヘッド1の上方側に設置
されている吸気弁4側のハイドロリック・ラッシュアジ
ャスタ10のピボット部へ空気を逃がす空気抜き穴25
が連通されている。 上記円筒状ボディ12の外周面のうち、シリンダヘッド
1の凹部内で開口端部のa部分、およびリザーバ室13
と高圧室22との境部のb部分が圧入部であり、上記圧
入部のaとbの間にピボット潤滑用オイルギヤラリ26
が形成されている。上記とポット潤滑用オイルギヤラリ
26よりシリンダヘッド1とボディ12との間に洩れた
オイルは、ボディ12の外周面に穿設したスリット12
aよりアジャストボディ14の先端部とピボット16の
内端面の間のオイル溜り27に導かれる。そして、この
オイル溜り27内のオイルは、ボディ12とピボット1
6の摺動部を潤滑しながら、一部のオイルは外部へ洩れ
るが、大部分のオイルはスリット16aより一端がプラ
ンジャ15の先端に当接して閉塞されている中空なプラ
ンジャ室16bに入り、ピボット16の先端部に開口し
ているオイル通路16cよりロッカアーム9との接触面
を潤滑している。また、エンジン運転中に上記高圧室2
2よりプランジャ15の摺動面を介して洩れたオイルは
、アジャストボディ14のスリット14aよりボディ1
2の内周面に洩れ出るが、Oリング28によりシールさ
れているのでボディ12とアジャストボディ14との隙
間を通ってリザーバ室13に回収される。 このような構成において、オイルギヤラリ23より供給
されるオイルは、オイル溜り溝24からオイル供給口1
3aを通ってリザーバ室13に溜る。このとき、オイル
に混っている気泡などは、リザーバ室13の入口部上部
に設けられた空気抜き穴25から吸気弁側のピボット部
へ抜けていく。また、エンジン運転中に高圧室22より
洩れるオイルの経路は、アジャストボディ14とプラン
ジャ15との隙間なので、両者の材質を同−又は同類の
、例えばs製とすることにより、そのクリアランス管理
を行うことで洩れを最小限に抑えることができる。なお
、漏洩したオイルはOリング28によりシールされるの
で、ボディ12とアジャストボディ14とのクリアラン
スを通ってリザーバ室13へ回収される。さらに、エン
ジン停止中、リザーバ室13および高圧室22よりオイ
ル洩れが考えられる経路は、■シリンダヘッド1とボデ
ィ12との隙間、■ボディ12とアジャストボディ14
との隙間、および■アジャストボディ14とプランジャ
15との隙間の3経路であるが、■は圧入部すにより洩
れはなく、■は0リング28によりシールされるから、
■の摺動部のクリアランスからだけなので、このクリア
ランスを適正に設計することにより、オイルの洩れ量を
低減することができる。 なお、本実施例の吸気弁用のアジャスタ10については
、ボディ12のリザーバ室13に相当する位置に空気抜
き孔を新設して、その他の部品は共用化を図ることがで
きる。
以上詳細に説明したように、本発明によれば、タロスフ
ロー型エンジンにおいて、ハイドロリック・ラッシュア
ジャスタを水平より傾斜させて股!しても、高圧室がリ
ザーバ室より下方に位置するので、リザーバ室内の空気
が高圧室内に入ることがなく、エンジン組立時などに高
圧室に空気が混入した場合でもリザーバ室を経て容易に
抜けるので、機能を損ねることはない。 また、エンジン停止時などに、リザーバ室内のオイルが
抜けたりすることがなく、常にリザーバ室内に十分なオ
イルを保持することができるので、再起動時に動弁前が
発生したりすることがない。
ロー型エンジンにおいて、ハイドロリック・ラッシュア
ジャスタを水平より傾斜させて股!しても、高圧室がリ
ザーバ室より下方に位置するので、リザーバ室内の空気
が高圧室内に入ることがなく、エンジン組立時などに高
圧室に空気が混入した場合でもリザーバ室を経て容易に
抜けるので、機能を損ねることはない。 また、エンジン停止時などに、リザーバ室内のオイルが
抜けたりすることがなく、常にリザーバ室内に十分なオ
イルを保持することができるので、再起動時に動弁前が
発生したりすることがない。
第1図は本発明の一実施例である水平対向型エンジンの
クロスフロー型エンジンの勤弁機楕を示す要部の断面図
、第2図は第1図の要部を示す拡大断面図、第3図は従
来例のハイドロリック・ラッシュアジャスタを示す断面
図、第4図は従来例の設置状態を示す要部の断面図であ
る。 1・・・シリンダヘッド、4・・・吸気弁、5・・・排
気弁、8.9・・・ロッカアーム、10.11・・・ハ
イドロリック・ラッシュアジャスタ、12・・・ボディ
、12a・・・スリット、13・・・リザーバ室、13
a・・・オイル供給口、14・・・アジャストボディ、
14a・・・スリット、15・・・プランジャ、16・
・・ピボット、16a・・・スリット、16b・・・プ
ランジャ室、17・・・コイルばね、18・・・オイル
通路、19・・・ボールスプリング、20・・・リテー
ナ、21・・・チェックバルブ、22・・・高圧室、2
3・・・オイルギヤラリ、24・・・オイル溜り溝、2
5・・・空気抜き穴、26・・・ピボット潤滑用オイル
ギヤラリ、27・・・オイル溜り、28・・・0リング
。 特許出願人 富士重工業株式会社代理人 弁理士
小 橋 信 浮 量 弁理士 村 井 進 シーの
クロスフロー型エンジンの勤弁機楕を示す要部の断面図
、第2図は第1図の要部を示す拡大断面図、第3図は従
来例のハイドロリック・ラッシュアジャスタを示す断面
図、第4図は従来例の設置状態を示す要部の断面図であ
る。 1・・・シリンダヘッド、4・・・吸気弁、5・・・排
気弁、8.9・・・ロッカアーム、10.11・・・ハ
イドロリック・ラッシュアジャスタ、12・・・ボディ
、12a・・・スリット、13・・・リザーバ室、13
a・・・オイル供給口、14・・・アジャストボディ、
14a・・・スリット、15・・・プランジャ、16・
・・ピボット、16a・・・スリット、16b・・・プ
ランジャ室、17・・・コイルばね、18・・・オイル
通路、19・・・ボールスプリング、20・・・リテー
ナ、21・・・チェックバルブ、22・・・高圧室、2
3・・・オイルギヤラリ、24・・・オイル溜り溝、2
5・・・空気抜き穴、26・・・ピボット潤滑用オイル
ギヤラリ、27・・・オイル溜り、28・・・0リング
。 特許出願人 富士重工業株式会社代理人 弁理士
小 橋 信 浮 量 弁理士 村 井 進 シーの
Claims (1)
- 動弁機構におけるエンドピボット型ハイドロリック・ラ
ッシュアジャスタにおいて、上記ハイドロリック・ラッ
シュアジャスタは、シリンダヘッドの凹部内に部分的に
圧入される有底のボディと、上記ボディ内周面に嵌入さ
れて外底部にリザーバ室の一端を形成するアジャストボ
ディと、上記アジャストボディの内周面に摺動自在に嵌
入されるプランジャと、上記プランジャの先端部に当接
し、ボディの開口部近傍に摺動自在に嵌入されてロッカ
アームの荷重を受けるピボットと、上記アジャストボデ
ィの底部に形成されたオイル通路をプランジャ側よりス
プリングを介して閉塞することにより高圧室を形成して
なるチェックバルブとからなり、上記ハイドロリック・
ラッシュアジャスタを水平より傾斜させて高圧室がリザ
ーバ室より下方になるよう設置したとき、オイルポンプ
よりオイルギャラリを介して供給されたオイルが、空気
抜き穴に連通したオイル溜り溝に開口しているオイル供
給口よりリザーバ室に供給されるよう構成してなること
を特徴とするハイドロリック・ラッシュアジャスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13355588A JPH01301906A (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | ハイドロリック・ラッシュアジャスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13355588A JPH01301906A (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | ハイドロリック・ラッシュアジャスタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01301906A true JPH01301906A (ja) | 1989-12-06 |
Family
ID=15107547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13355588A Pending JPH01301906A (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | ハイドロリック・ラッシュアジャスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01301906A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02161110A (ja) * | 1988-12-14 | 1990-06-21 | Nittan Valve Kk | エンドピボット式動弁機構に用いられる油圧式ラッシュアジャスタ |
US5311845A (en) * | 1990-10-12 | 1994-05-17 | Nittan Valve Co., Ltd. | Oil pressure lash adjuster equipped with air vent |
DE19932348B4 (de) * | 1999-07-10 | 2008-01-31 | Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag | Ventilspielausgleich für Brennkraftmaschinen |
-
1988
- 1988-05-30 JP JP13355588A patent/JPH01301906A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02161110A (ja) * | 1988-12-14 | 1990-06-21 | Nittan Valve Kk | エンドピボット式動弁機構に用いられる油圧式ラッシュアジャスタ |
US5311845A (en) * | 1990-10-12 | 1994-05-17 | Nittan Valve Co., Ltd. | Oil pressure lash adjuster equipped with air vent |
DE19932348B4 (de) * | 1999-07-10 | 2008-01-31 | Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag | Ventilspielausgleich für Brennkraftmaschinen |
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