JPH05288019A - 内燃機関用油圧ラッシュアジャスタ - Google Patents

内燃機関用油圧ラッシュアジャスタ

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JPH05288019A
JPH05288019A JP8112792A JP8112792A JPH05288019A JP H05288019 A JPH05288019 A JP H05288019A JP 8112792 A JP8112792 A JP 8112792A JP 8112792 A JP8112792 A JP 8112792A JP H05288019 A JPH05288019 A JP H05288019A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内燃機関の運転停止時においても、高圧室に
連通するリザーバ内に多量の作動油を保持することので
きる油圧式ラッシュアジャスタの提供。 【構成】 高圧室29と弁孔27bを介し連通するリザ
ーバ28内に、上端部まで延びて、リザーバ28を、弁
孔27bに連なる内側室28aと、内側室28aを囲繞
して給油孔27aに連なる外側室28bとに区画する筒
体100を収容し、給油孔27aより下方のリザーバ内
周面28cと筒体100間に油の移動を阻止する気密手
段を設け、給油孔27aより上方のリザーバ内周面28
dと筒体100間に、内燃機関の加圧された作動油の通
過を許容するが、内燃機関の停止時の大気圧相当の油の
通過を阻止する液密手段を設け、機関停止時のリザーバ
28内に多量の作動油を確保するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の動弁装置にお
いて、弁の間隙を自動的に補正する油圧式ラッシュアジ
ャスタに係り、特に内燃機関停止時において、油圧室に
関連するリザーバー内に大量の油を保持することのでき
る油圧式ラッシュアジャスタに関する。
【0002】
【従来技術】内燃機関における動弁機構は一般に摩耗や
熱膨張の影響を受け易く弁間隙が運転中に変化するの
で、この間隙を適切に補正するべく油圧式ラッシュアジ
ャスタが用いられている。従来の油圧式ラッシュアジャ
スタは、図11に示されるように、シリンダヘッド10
に形成した取付孔30にラッシュアジャスタ本体2(以
下、アジャスタ本体という)が挿着された構造で、アジ
ャスタ本体2は、ボディ24とこのボディ24内に上下
方向摺動可能に組付けられたプランジャ26とからな
る。プランジャ26内には、取付孔30に開口するオイ
ルギャラリ32に小孔24b,27aを介し連通するリ
ザーバ28が形成され、リザーバ28は小孔27bを介
し高圧室29に連通しており、リザーバ28及び高圧室
29はオイルギャラリ32から供給される作動油で満た
されている。符号14,16,17は動弁機構構成部材
である弁体、カム、ロッカアームである。そして作動油
に圧力をかけた時には、高圧室29内のチェックボール
25aが小孔27bを閉塞し、ロック状態とされたプラ
ンジャ26がロッカアーム17の揺動支点を構成するよ
うになっている。そしてカムノーズ16aがロッカアー
ム17を押圧することによってロッカアーム17が揺動
し弁体14が復帰スプリング15に抗して摺動し開弁す
る。その後、カム16の回動により、弁体14は復帰ス
プリング15の作用により閉弁する。符号23はプラン
ジャスプリングで、プランジャ26はこのプランジャス
プリング23によってロッカアーム17に常に当接する
状態に保持されており、熱変形等の原因によって発生し
た動弁系の隙間を零とするよう補正動作するものであ
る。
【0003】またリザーバ28内には円筒体6が収容さ
れて、リザーバ28内が高圧室29に連通する内側室2
8aと、給油孔である小孔27aに連通する外側室28
bとに画成されている。そしてラッシュアジャスタ本体
2が図に示されるように、傾斜して配置されている場合
であっても、高圧室29に連通するリザーバ内側室28
aの油面レベルが符号H1に示すレベル以下には下がら
ないので、リザーバ28内に大量の作動油を保持でき、
機関の運転を再開したときに高圧室29にエアーを吸い
込むという不具合がない。
【0004】即ち、リザーバ内側室28aを設けない場
合には、内燃機関の停止時にリザーバ28内の油面は給
油孔27aと同一高さの図11符号H2で示される位置
まで低下し、機関の再始動等でリザーバ28内から作動
油が吸込まれる時に、同時に油面上方のエアを一緒に高
圧室29内に吸込んでしまうことになる。特にカムノー
ズ16aとロッカアーム17とが接触した状態のまま内
燃機関が停止した場合、プランジャ26は圧縮されて、
最も短縮された状態(ボトムド状態)になる。この状態
から機関を再始動すると、プランジャ26とボディ24
の摺動ストロークは最大となり、高圧室29内への作動
油の吸込み量が最も多くなる。しかし、機関停止時は内
燃機関側からの作動油の供給がなされないのであるか
ら、リザーバ28内の油量の確保はほとんど不可能であ
り、機関再始動時の高圧室29内へのエア吸込みは最も
激しいものとなる。高圧室29内にエアを吸込んだ場
合、プランジャ26が押圧された時に高圧室29内に生
ずべき作動油の剛性を極端に低下(スポンジ状態にな
る)させてしまい、弁間隙の適正な補正ができなくな
る。しかし図11に示す構造では、機関停止時に、リザ
ーバ内側室28a内に多量の油(油面H1)が確保され
ているので、機関の再始動時における高圧室29へのエ
アーの吸い込みが防止されるというものである。
【0005】
【発明の解決しようとする課題】しかし、前記した従来
技術では、機関が停止した時のリザーバ28内の油量
は、リザーバ内側室28a内に確保されている量に限ら
れ、しかもラッシュアジャスタを傾斜配置した構造で
は、傾斜した分だけリザーバ内側室28a内の油量が少
なくなっており、再始動時にリザーバ内上方のエアーを
吸い込むおそれがある。
【0006】本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなさ
れたもので、内燃機関の運転停止時においても、高圧室
に連通するリザーバ内に多量の作動油を保持することの
できる油圧式ラッシュアジャスタを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る油圧式ラッシュアジャスタにおいて
は、有底のシリンダと、このシリンダの内周面に摺合し
てその底部に高圧室を画成し上端を作動端とするプラン
ジャとを備え、プランジャには、その側壁に穿設された
給油孔を介して外部の給油路に連通するリザーバ、及び
このリザーバを前記高圧室に連通する弁孔を設け、また
前記高圧室には、該高圧室の減圧・昇圧に応じて前記弁
孔を開・閉とするチェックバルブ、及びプランジャを伸
張長方向に付勢する押圧ばねを収容してなる、内燃機関
用油圧ラッシュアジャスタにおいて、前記リザーバ内に
は、リザーバ上端部まで延びて、リザーバを、前記弁孔
に連なる内側室と、内側室を囲繞して前記給油孔に連な
る外側室とに区画する筒体が収容され、プランジャに穿
設された給油孔より下方のリザーバ形成壁と筒体間には
内外側室間における油の移動を阻止する気密手段を設
け、一方給油孔より上方のリザーバ形成壁と筒体間に
は、内燃機関の運転時に外側室から内側室への加圧され
た作動油の通過を許容するが、内燃機関の停止時に内側
室から外側室への油の通過を阻止する液密手段を設ける
ようにしたものである。
【0008】
【作用】内燃機関の運転時には、給油孔から外側室に導
かれた圧力の作用している供給油が液密手段を介して内
側室に導かれる。また、内燃機関の停止時には、給油孔
が大気に開放されるが、リザーバ内側室と外側室とは供
給孔より下方の領域では気密手段により油の通過が確実
に阻止され、一方、供給孔より上方の領域では液密手段
によりリザーバ内側室から外側室への油の移動(漏出)
が阻止されるので、高圧室に連通するリザーバ内側室に
多量の作動油が収容保持される。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1及び図2は、本発明をオーバーヘッドカムシ
ャフト(OHC)式内燃機関の動弁機構に適用したもの
で、図1は油圧式ラッシュアジャスタ周辺全体の断面
図、図2はプランジャ下端部周辺の拡大断面図である。
【0010】これらの図において、符号10はシリンダ
ヘッドで、シリンダヘッド10に形成された給気通路1
2には弁体14が挿通配置されている。弁体14は弁体
復帰スプリング15によって給気通路12が閉じる方向
に付勢されており、弁体14の上端部はカム16の回動
によって揺動するロッカアーム17に当接している。符
号20は弁体10に隣接して設けられたラッシュアジャ
スタである。ラッシュアジャスタ20は、上方に開口す
るアジャスタ取付孔30内にアジャスタ本体22が挿入
された構造で、アジャスタ本体22は、上方に開口する
円筒形状のボディ24と、このボディ24内に挿入され
て上下方向に摺動するプランジャ26とから主として構
成されている。ボディ24の外周面上下方向略中央位置
には、帯状の凹溝24aが周設されており、取付孔30
の内周面のこの凹溝24aに対向する位置には作動油の
供給されるオイルギャラリ32が形成されている。プラ
ンジャ26の上端部は、ロッカアーム17の弁体14と
の当接部と反対側端部を担持し、ロッカアーム17の揺
動支点となっている。プランジャ26内には側壁に形成
された小孔27a及びボディ24に形成された小孔24
bを介してオイルギャラリ32に連通するリザーバ28
が形成されている。
【0011】またリザーバ28は、プランジャ26とボ
ディ底部間に形成される高圧室29と小孔27bを介し
て連通するとともに、プランジャ上端部に形成された小
孔27cを介して外気に開放されている。小孔27c
は、リザーバ28内の油を溢出させて動弁機構に潤滑油
を供給するためのものである。符号23はプランジャス
プリング、符号25aはスプリング25bの付勢力によ
って小孔27bを閉塞保持するチェックボール、符号2
5cはボールケージで、作動油に圧力をかけることによ
り、チェックボール25aが小孔27bを閉塞しプラン
ジャ26がロック状態となってロッカアーム17の揺動
支点を構成する。符号26aはボディ外周面に装着され
たOリングで、ボディ24と取付孔30間の液密性を保
持し、両者24,30間の隙間から作動油が漏出するの
を防止している。
【0012】リザーバ28内には、リザーバ28内を、
内側室28aと外側室28bとに画成する筒体100が
収容一体化されている。筒体100の下方領域100a
は、リザーバ28の下方領域の内周面28cに係合する
外形を有し、この筒体下方領域100aは、図2に示さ
れるように、高圧室29に連通する小孔27bの形成さ
れたディスク102とともに、ロウ付けによって、リザ
ーバ下方領域内周面28cを形成するプランジャ内周面
に一体化されている。そしてロウ付部112はプランジ
ャ26と筒体100との間に侵入し、内側室28aと外
側室28bとは、このロウ付部112において気密性が
確保されている。なおディスク102と筒体100とプ
ランジャ26のロウ付は、筒体100とディスク102
間の隙間に装填したロウ材を加熱して溶かすことによっ
て行なう。
【0013】また筒体上方領域100bは、リザーバ2
8の上方領域の内周面28dより小径の外形を有し、リ
ザーバ内周面28dと筒体上方領域100b間には油の
十分通過できる隙間28eが形成されるとともに、筒体
100の上端部とリザーバ上端面間には外側室28bか
ら内側室28aへの油のスムーズな供給を可能とする供
給路120が設けられている。またこの供給路120で
は、オイルギャラリ32内が大気圧となる内燃機関停止
時に、内側室28a内の油が外側室28b側に漏れない
液密構造になっている。即ち、筒体100の上端部に
は、図3に示されるように、切欠28fが設けられてお
り、この切欠28fによって筒体100の上端部とリザ
ーバ上端面との間に、圧力の作用している作動油の通過
を許容するが、大気圧に対しては油の通過を阻止する微
少隙間からなる油の供給路120が形成されている。こ
の供給路120は微少隙間であり、内燃機関の運転時に
おける圧力の高い作動油の内側室28a側への通過は可
能であるが、オイルギャラリ32内が大気圧となる機関
停止時には、内側室28a内の油が外側室28b側に漏
れない液密構造となっている。このため機関停止時のリ
ザーバ内側室28a内の油面は、図1符号Hで示すプラ
ンジャ先端部の小孔27c位置以下とならず、高圧室2
9に連通するリザーバ内側室28aには多量の作動油が
留められることとなって、内燃機関の再始動時に高圧室
29内にエアーが吸い込まれるおそれが全くない。
【0014】図4及び図5は本発明の第2の実施例を示
し、図4はプランジャの要部断面図、図5はリザーバ上
端面形状を示すプランジャ先端部の斜視図である。この
実施例では、筒体100の上端部に切欠きが形成されて
いないが、リザーバ上端面の筒体100の上端部に対応
する部分には凹部28gが形成されており、この凹部2
8gによって、リザーバ外側室28bから内側室28a
への作動油の通過は許容するが内側室28aから外側室
28bへの油の漏出を防ぐ液密供給路120が構成され
ている。即ち、機関運転時には、圧力の作用している作
動油がこの供給路28gを介してリザーバ外側室28b
からリザーバ内側室28aに導かれるが、油に圧力が作
用していない機関停止時には、リザーバ内側室28aか
らリザーバ外側室28b側への油の通過が阻止される構
造となっている。
【0015】図6は本発明の第3の実施例の要部断面図
である。筒体100の上方領域100bの外径がリザー
バ上方領域内周面28dの内径に整合する大きさとされ
て、リザーバ上方領域の内周面28dと筒体上方領域1
00bの外周面間に微少隙間28hが形成されて、リザ
ーバ内側室28aが液密状態に保持された構造となって
いる。また筒体の上方領域100bにはリザーバ上方領
域内周面28dに開口する開口部28iが形成されてお
り、機関運転時には、この開口部28iからリザーバ内
側室28aに作動油が供給されるが、機関停止時には微
少隙間28hによって油の漏出が阻止される構造となっ
ている。即ち、開口部28hが作動油供給路120を構
成している。
【0016】図7は本発明の第4の実施例の要部断面図
である。筒体上方領域100bとリザーバ内周面28d
との間に微少隙間28hが形成され、筒体100の上端
部には作動油供給路を構成する複数個の切欠き28jが
形成されている。そして機関運転時には、この切欠き2
8jを介してリザーバ内側室28aへの作動油の供給が
できるようになっている。その他は前記図6に示す構造
と同一であり、同一の符号を付すことによりその説明は
省略する。
【0017】図8及び図9は本発明の第5,6の実施例
の要部断面図である。前記した実施例では、いずれの場
合も筒体100がプランジャ26にロウ付固定されてい
たが、これら実施例では、筒体100の上下方向一部領
域(図8では上下方向略中央部、図9では下端部)13
0が軸方向に伸縮可能で、筒体100がリザーバ28内
において上下伸長方向に付勢された構造となっている。
また筒体下方領域100aの外周面とリザーバ内周面2
8c間にはOリング140が介装されて、筒体下端部を
介したリザーバ内側室28aと外側室28b間の気密性
が確保されている。またリザーバ28の底面及び高圧室
29への連通孔である小孔27bを形成するディスク1
02はプランジャ26に一体に形成されている。このた
めプランジャ26は上下方向に2分割(26a,26
b)された構造で、内部に筒体100を収容した後、両
者26a,26bを溶接一体化する。その他は前記第1
の実施例と同一であり、同一の符号を付すことによりそ
の説明は省略する。
【0018】図10は本発明の第7の実施例の要部断面
図である。前記した実施例は、いずれの場合も筒体10
0の上下端部がリザーバ28の上下端面に当接した構造
となっているが、本実施例では筒体100の上端部がリ
ザーバ上端面に接近しているものの、ここに液密供給路
120を構成する微少隙間28kが形成されている。そ
してこの微少隙間28kにより、機関運転時にはリザー
バ外側室28bからリザーバ内側室28aへの作動油の
通過が可能とされ、かつ機関停止時にはリザーバ内外側
室28a,28b間の油の通過が阻止される構造となっ
ている。その他は前記第1の実施例と同様であり、同一
の符号を付すことによりその説明は省略する。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る内燃機関用油圧ラッシュアジャスタによれば、リ
ザーバ上端面に当接または接近した位置まで延びる筒体
内に作動油を収容保持するようにしたので、高圧室に連
通するリザーバ内に、機関停止時であっても多量の油を
保持することができ、機関の再始動時に高圧室へのエア
ーの吸い込みがなく、高圧室へのエアー吸い込みに伴う
種々の問題が解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すものでOHC式内
燃機関の動弁機構の断面図
【図2】リザーバ内の要部拡大断面図
【図3】筒体上端部の斜視図
【図4】本発明の第2の実施例の要部断面図
【図5】同実施例のプランジャ上端部の斜視図
【図6】本発明の第3の実施例の要部断面図
【図7】本発明の第4の実施例の要部断面図
【図8】本発明に第5の実施例の要部断面図
【図9】本発明に第6の実施例の要部断面図
【図10】本発明の第7の実施例の断面図
【図11】従来の油圧式ラッシュアジャスタの要部断面
【符号の説明】
10 シリンダヘッド 17 ロッカアーム 20 油圧式ラッシュアジャスタ 22 ラッシュアジャスタ本体 23 押圧ばね 24 シリンダであるボデイ 25a チェックバルブ 26 プランジャ 27a 給油孔である小孔 27c 油溢出用の小孔 28 リザーバ 28a リザーバ内側室 28b リザーバ外側室 28f,28g,28h,28i,28j,28k 液
密供給路 29 高圧室(油圧室) 30 ラッシュアジャスタ取付孔 32 オイルギャラリ 100 筒体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底のシリンダと、このシリンダの内周
    面に摺合してその底部に高圧室を画成し上端を作動端と
    するプランジャとを備え、プランジャには、その側壁に
    穿設された給油孔を介して外部の給油路に連通するリザ
    ーバ、及びこのリザーバを前記高圧室に連通する弁孔を
    設け、また前記高圧室には、該高圧室の減圧・昇圧に応
    じて前記弁孔を開・閉とするチェックバルブ、及びプラ
    ンジャを伸張長方向に付勢する押圧ばねを収容してな
    る、内燃機関用油圧ラッシュアジャスタにおいて、前記
    リザーバ内には、リザーバ上端部まで延びて、リザーバ
    を、前記弁孔に連なる内側室と、内側室を囲繞して前記
    給油孔に連なる外側室とに区画する筒体が収容され、プ
    ランジャに穿設された給油孔より下方のリザーバ形成壁
    と筒体間には、内外側室間における油の移動を阻止する
    気密手段が設けられ、一方給油孔より上方のリザーバ形
    成壁と筒体間には、内燃機関の運転時に外側室から内側
    室への加圧された作動油の通過を許容するが、内燃機関
    の停止時に内側室から外側室への油の通過を阻止する液
    密手段が設けられたことを特徴とする内燃機関用油圧ラ
    ッシュアジャスタ。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012154226A (ja) * 2011-01-25 2012-08-16 Toyota Motor Corp 可変動弁装置およびそれを備える内燃機関
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