JP2020060406A - 電波透過カバー - Google Patents
電波透過カバー Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020060406A JP2020060406A JP2018190745A JP2018190745A JP2020060406A JP 2020060406 A JP2020060406 A JP 2020060406A JP 2018190745 A JP2018190745 A JP 2018190745A JP 2018190745 A JP2018190745 A JP 2018190745A JP 2020060406 A JP2020060406 A JP 2020060406A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base material
- radio wave
- vehicle
- decorative layer
- heating sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/04—External Ornamental or guard strips; Ornamental inscriptive devices thereon
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R19/00—Wheel guards; Radiator guards, e.g. grilles; Obstruction removers; Fittings damping bouncing force in collisions
- B60R19/02—Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects
- B60R19/48—Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects combined with, or convertible into, other devices or objects, e.g. bumpers combined with road brushes, bumpers convertible into beds
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S7/00—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
- G01S7/02—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S13/00
- G01S7/03—Details of HF subsystems specially adapted therefor, e.g. common to transmitter and receiver
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S7/00—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
- G01S7/02—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S13/00
- G01S7/40—Means for monitoring or calibrating
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/02—Arrangements for de-icing; Arrangements for drying-out ; Arrangements for cooling; Arrangements for preventing corrosion
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/12—Supports; Mounting means
- H01Q1/22—Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/27—Adaptation for use in or on movable bodies
- H01Q1/32—Adaptation for use in or on road or rail vehicles
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/42—Housings not intimately mechanically associated with radiating elements, e.g. radome
Abstract
Description
上記電波透過カバーに氷雪が付着すると電波が減衰され、電波レーダ装置の検出性能が低下する問題がある。そこで、電波透過カバーに氷雪の融解機能を付加することが考えられている。
・図11に示すように、加熱シート104が、上記送信方向における前部に配置された電波透過カバー101。以下、この態様の電波透過カバー101を「従来技術1」というものとする。
上記の構成によれば、隣り合う直線部の間隔が上記の範囲内にあると、ヒータ線を含む電波透過カバーの誘電率が、基材の誘電率に近似し、ヒータ線の追加に伴う電波の透過性の低下が抑制される。
以下、電波透過カバーを具体化した第1実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。
そして、加熱シート31は、前接着面34において基材21の後面に貼り合わされることにより、同基材21に固定されている。
このように、電波透過カバー20の上記箇所の厚みTは、半波長を比誘電率の平方根にて除算した値の整数倍の値に設定されている。
次に、上記電波透過カバー20を製造する方法について、図5(a)〜図5(c)を参照して説明する。なお、図5(a)〜図5(c)では電波透過カバー20の各構成部材が模式的に図示されている。また、図5(a)〜図5(c)においては、図面の左方が電波透過カバー20における前方に相当し、図面の右方が後方に相当する。これらの点は、後述する図8(a)〜図8(e)及び図10(a)〜図10(g)についても同様である。
さらに、接合材32と基材21との間における前接着面34の接着剤が硬化される。熱硬化型の接着剤が用いられている場合には熱が加えられることで接着剤が硬化して、加熱シート31が基材21におけるミリ波透過部22に対し、貼り合わされた状態で固定される。紫外線硬化型の接着剤が用いられている場合には、紫外線硬化装置から紫外線が照射されることで接着剤が硬化して、加熱シート31がミリ波透過部22に対し、貼り合わされた状態で固定される。
次に、第1実施形態の電波透過カバー20の作用及び効果について説明する。
(1a)外観向上について
電波透過カバー20においては、加熱シート31の前側に基材21が位置する。基材21は不透明な樹脂材料によって形成されている。そのため、車外からヒータ線36が見えることが基材21によって妨げられる。従って、基材が前基材106及び後基材108によって構成され、かつ前基材106の前側に加熱シート104が配置された従来技術1(図11)よりも外観が向上する。
図3(a)及び図3(b)に示すように、ミリ波レーダ装置12からミリ波13が車両10の斜め前側方へ送信されると、そのミリ波13は、電波透過カバー20の加熱シート31及び基材21を透過する。車外の物体に当たって反射されたミリ波13は、基材21及び加熱シート31を透過し、ミリ波レーダ装置12によって受信される。ミリ波13は、加熱シート31においては、ヒータ線36の設けられていない箇所を透過する。ミリ波レーダ装置12では、送信及び受信されたミリ波13により、車両10と車外の物体との距離や相対速度が検出される。
電波透過カバー20の前面に氷雪が付着した場合には、電子制御装置(図示略)が、サーミスタの検出値に基づき、電極を通じ、ヒータ線36に対する通電を制御する。この通電によりヒータ線36が発熱する。ヒータ線36が発した熱の一部は、基材21を介して電波透過カバー20の前面に伝達される。この熱により、電波透過カバー20の前面に付着している氷雪が融解され、氷雪によるミリ波13の減衰が抑制される。
なお、上記電子制御装置の通電制御により、加熱シート31の温度が調節されることで、同加熱シート31の温度が過度に高くなることが抑制され、ヒータ線36の熱による基材21の劣化が抑制される。
第1実施形態では、基材21が単一の部材によって構成されている。このことから、基材が前基材106及び後基材108によって構成され、さらに、前基材106が2つの部材112,113によって構成され、加熱シート104が両部材112,113の間に配置された従来技術3(図13)に比べ、電波透過カバー20の構造が簡単となる。電波透過カバー20の部品点数が少なく、これに伴い、少ない製造工程で電波透過カバー20を製造することができ、製造コストを低減することができる。
接合材32として、前面が前接着面34によって構成され、かつ後面が後接着面35によって構成されるものが用いられている第1実施形態にあって、後接着面35にシート39が貼り合わせられることで、加熱シート31が構成されている。このシート39の貼り合わせにより、後接着面35が加熱シート31の厚み方向における中間部分に位置し、加熱シート31の外部に露出しない。そのため、加熱シート31の取り扱いが容易になる。
仮に、ヒータ線36の直線部37が、ミリ波13の偏波面14に対し平行であるとすると、平面からなる偏波面14上を振動するように送信されたミリ波13が、直線部37に面接触する場合がある。この面接触により、ミリ波13の加熱シート31での透過が妨げられ、ミリ波13が減衰される。
図4に示すように、ヒータ線36において隣り合う直線部37の間隔P1が5.0mm±0.5mmに設定されている。そのため、ヒータ線36を含む電波透過カバー20の誘電率が、基材21の誘電率に近似し、ヒータ線36の追加に伴うミリ波13の透過性の低下を抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、電波透過カバーを具体化した第2実施形態について、図5(c)、図6(a)及び図6(b)を参照して説明する。
上記の構成を有する電波透過カバー40は、基本的には、図5(a)〜図5(c)を用いて説明した第1実施形態の電波透過カバー20と同様の工程を全て経た後に、同図5(c)において二点鎖線で示すように、基材21の前面に加飾層41が形成される。加飾層41は、例えば、顔料及び染料の少なくとも一方が着色剤として含有された塗料を、基材21の前面に塗布することによって形成される。これに代えて、スクリーン印刷等の方法によって印刷が行われることで加飾層41が形成されてもよい。
車外から可視光が電波透過カバー40に照射されると、その可視光の一部が加飾層41で反射される。車外からは、加飾層41で反射された光の色が見える。このように加飾層41によって電波透過カバー40が装飾され、外観が向上する。
ミリ波レーダ装置12からミリ波13が車両10の斜め前側方へ送信されると、そのミリ波13は、加熱シート31、基材21及び加飾層41を透過する。車外の物体に当たって反射されたミリ波13は、加飾層41、基材21及び加熱シート31を透過し、ミリ波レーダ装置12によって受信される。ミリ波レーダ装置12では、送信及び受信されたミリ波13により、車両10と物体との距離や相対速度が検出される。
電波透過カバー40の前面に氷雪が付着した場合には、電子制御装置によりヒータ線36に通電される。この通電により、ヒータ線36が発熱すると、その熱が基材21及び加飾層41を介して氷雪に伝達される。この伝達された熱により氷雪が融解され、氷雪によるミリ波13の減衰が抑制される。
基材21が単一の部材によって構成されていることから、第1実施形態での上記(1d)と同様に、電波透過カバー40の構造が簡単となり、部品点数及び製造工数を少なくし、製造コストの低減を図ることができる。
次に、電波透過カバーを具体化した第3実施形態について、図7(a)、図7(b)及び図8(a)〜図8(e)を参照して説明する。
加熱シート31は、基材21におけるミリ波透過部22の後面に代えて、加飾層41に対し接合材32の前接着面34において貼り合わされている。この貼り合わせにより、加熱シート31が加飾層41を介して基材21に固定されている。
まず、図8(a)に示す基材21が射出成形等の成形方法によって形成される。また、図8(b)に示すように、接合材32の前接着面34にヒータ線36が貼り付けられて配線され、後接着面35にシート39が貼り合わされることにより、加熱シート31が形成される。
図8(d)に示すように、接合材32の前接着面34が加飾層41に対向するように基材21及び加熱シート31が配置され、同加熱シート31が真空圧空成形法により加飾層41に貼り合わされる。
さらに、加飾層41と加熱シート31との間における前接着面34の接着剤が硬化されることで、加熱シート31が加飾層41を介して基材21に固定される。
このようにして、目的とする電波透過カバー50が得られる。
車外から可視光が電波透過カバー50に照射されると、その可視光は、ハードコート層53及び基材21を透過し、加飾層41で反射される。車外からは、透明なハードコート層53及び基材21を通して加飾層41が見える。このように加飾層41によって電波透過カバー50が装飾され、外観が向上する。
ミリ波レーダ装置12からミリ波13が車両10の斜め前側方へ送信されると、そのミリ波13は、加熱シート31、加飾層41、基材21及びハードコート層53を透過する。車外の物体に当たって反射されたミリ波13は、ハードコート層53、基材21、加飾層41及び加熱シート31を透過し、ミリ波レーダ装置12によって受信される。ミリ波レーダ装置12では、送信及び受信されたミリ波13により、車両10と物体との距離や相対速度が検出される。
電波透過カバー50の前面に氷雪が付着した場合には、電子制御装置によりヒータ線36に通電されて同ヒータ線36が発熱する。その熱が加飾層41、基材21及びハードコート層53を介して氷雪に伝達される。この熱により氷雪が融解され、氷雪によるミリ波13の減衰が抑制される。
基材21が単一の部材によって構成されていることから、第1実施形態での上記(1d)と同様に、電波透過カバー50の構造が簡単となり、部品点数及び製造工数を少なくし、製造コストの低減を図ることができる。
基材21がハードコート層53によって前方から保護され、同基材21に傷が付いたり、太陽光、風雨、温度変化等が原因で、基材21が変質や劣化を起こしたりするのを抑制することができる。
次に、電波透過カバーを具体化した第4実施形態について、図9(a)、図9(b)及び図10(a)〜図10(g)を参照して説明する。
前基材61は、基材の前部を構成する部材であり、PC,PMMA等の透明な樹脂材料によって形成された単一の部材によって構成されている。前基材61は、フロントバンパ11の窓部15に対応する形状をなしており、ミリ波13の透過性を有している。前基材61の前面は、凹凸のない平面又は湾曲面によって構成され、前基材61の後面は凹凸面62によって構成されている。より詳しくは、前基材61の後部には、前後方向に対し略直交する一般部63と、一般部63よりも前方へ凹む凹部64とが形成されている。一般部63の後面と、凹部64の内壁面とによって上記凹凸面62が構成されている。
前基材61の凹凸面62には、ミリ波13の透過性を有する加飾層が形成されている。加飾層は、光輝加飾層72及び有色加飾層73の組み合わせによって構成されている。加飾層によって表現される装飾部分は、例えば、背景部分と、文字、マーク等の模様部分とからなる。背景部分は、例えば有色加飾層73によって表現され、模様部分は、例えば光輝加飾層72によって表現される。
まず、図10(a)に示すように凹凸面62を有する前基材61が射出成形等の成形方法によって形成される。また、図10(b)に示すように、接合材32の前接着面34にヒータ線36が貼り付けられ、後接着面35にシート39が貼り合わされることにより、加熱シート31が形成される。
さらに、接合材32と有色加飾層73との間における接着剤が硬化されることで、加熱シート31が有色加飾層73を介して前基材61に固定される。
このようにして、目的とする電波透過カバー60が得られる。
車外から電波透過カバー60に可視光が入射すると、その可視光の一部はハードコート層53及び前基材61を透過し、光輝加飾層72及び有色加飾層73で反射される。車外からは、光輝加飾層72及び有色加飾層73において反射された可視光の色が見える。車外からは、光輝加飾層72が金属のように輝いて見える(金属光沢を伴う色が見える)。また、車外からは、ハードコート層53及び前基材61を通して、その前基材61の後側(奥側)に光輝加飾層72及び有色加飾層73が位置するように見える。このように、光輝加飾層72及び有色加飾層73によって電波透過カバー60が装飾されることで、同電波透過カバー60及びその周辺部分の外観が向上する。
ミリ波レーダ装置12からミリ波13が車両10の斜め前側方へ送信されると、そのミリ波13は、後基材65、加熱シート31、有色加飾層73、光輝加飾層72、前基材61及びハードコート層53を透過する。車外の物体に当たって反射されたミリ波13は、ハードコート層53、前基材61、光輝加飾層72、有色加飾層73、加熱シート31及び後基材65を透過し、ミリ波レーダ装置12によって受信される。ミリ波13は、光輝加飾層72においては、蒸着等された金属粒子間の隙間を透過する。ミリ波レーダ装置12では、送信及び受信されたミリ波13により、車両10と物体との距離や相対速度が検出される。
電波透過カバー60の前面に氷雪が付着した場合には、電子制御装置によりヒータ線36に通電されて同ヒータ線36が発熱する。その熱が有色加飾層73、光輝加飾層72、前基材61及びハードコート層53を介して氷雪に伝達される。この伝達された熱により氷雪が融解され、氷雪によるミリ波13の減衰が抑制される。
前基材61及び後基材65がそれぞれ単一の部材によって構成されている。このことから、図13で示される従来技術3に比べ、構成部材が少なく、電波透過カバー60の構造が簡単となる。従って、第4実施形態によっても、部品点数及び製造工数を少なくし、製造コストの低減を図ることができる。
AES、ABS等の樹脂材料からなる後基材65に、爪部67aを有する係止突部67を形成している。そのため、PC,PMMA等の樹脂材料からなる前基材61に係止突部67を形成する場合に比べ、同係止突部67をより高い強度で形成することができる。
・上記電波透過カバー20,40,50,60は、電波レーダ装置として、斜め前側方とは異なる方向へ電波を送信する電波レーダ装置が組み込まれた車両10にも適用可能である。該当する電波レーダ装置は、例えば、前方監視用、後方監視用、及び後側方監視用の電波レーダ装置である。
・加熱シート31における接合材32は、前後両面のうち、少なくとも前面が前接着面34によって構成されたものであればよい。従って、接合材32として、後面が非接着面によって構成されたものが用いられてもよい。この場合には、加熱シート31は、接合材32及びヒータ線36によって構成され、シート39は不要となる。
・第4実施形態において、一般部63の後面に光輝加飾層72が形成され、凹部64の内壁面に有色加飾層73が形成されてもよい。
また、第2実施形態において、加飾層41の前面に、第3及び第4実施形態と同様のハードコート層が形成されてもよい。
Claims (10)
- 電波を車外へ向けて送信し、かつ車外の物体に当たって反射された電波を受信する電波レーダ装置が組み込まれた車両に適用され、電波の送信方向における前記電波レーダ装置の前方に配置される電波透過カバーであって、
不透明な樹脂材料により形成され、かつ電波の透過性を有する単一の部材からなる基材と、
前記送信方向における前記基材の後側に配置された加熱シートと
を備え、前記加熱シートは、前記送信方向における少なくとも前面が前接着面により構成されたシート状の接合材と、前記接合材の前記前接着面上に埋め込んで配線され、かつ通電により発熱するヒータ線とを備え、前記前接着面において、前記送信方向における前記基材の後面に貼り合わされることにより同基材に固定されている電波透過カバー。 - 電波を車外へ向けて送信し、かつ車外の物体に当たって反射された電波を受信する電波レーダ装置が組み込まれた車両に適用され、電波の送信方向における前記電波レーダ装置の前方に配置される電波透過カバーであって、
樹脂材料により形成され、かつ電波の透過性を有する単一の部材からなる基材と、
前記送信方向における前記基材の前面に形成され、かつ電波の透過性を有する加飾層と、
前記送信方向における前記基材の後側に配置された加熱シートと
を備え、前記加熱シートは、前記送信方向における少なくとも前面が前接着面により構成されたシート状の接合材と、前記接合材の前記前接着面上に埋め込んで配線され、かつ通電により発熱するヒータ線とを備え、前記前接着面において、前記送信方向における前記基材の後面に貼り合わされることにより同基材に固定されている電波透過カバー。 - 電波を車外へ向けて送信し、かつ車外の物体に当たって反射された電波を受信する電波レーダ装置が組み込まれた車両に適用され、電波の送信方向における前記電波レーダ装置の前方に配置される電波透過カバーであって、
透明な樹脂材料により形成され、かつ電波の透過性を有する単一の部材からなる基材と、
前記送信方向における前記基材の後面に形成され、かつ電波の透過性を有する加飾層と、
前記送信方向における前記加飾層の後側に配置された加熱シートと
を備え、前記加熱シートは、前記送信方向における少なくとも前面が前接着面により構成されたシート状の接合材と、前記接合材の前記前接着面上に埋め込んで配線され、かつ通電により発熱するヒータ線とを備え、前記前接着面において、前記加飾層に貼り合わされることにより、同加飾層を介して前記基材に固定されている電波透過カバー。 - 電波を車外へ向けて送信し、かつ車外の物体に当たって反射された電波を受信する電波レーダ装置が組み込まれた車両に適用され、電波の送信方向における前記電波レーダ装置の前方に配置される電波透過カバーであって、
透明な樹脂材料により形成され、かつ電波の透過性を有し、さらに、前記送信方向における後面が凹凸面により構成された前基材と、
樹脂材料により形成されて、前記送信方向における前記前基材の後側に配置され、かつ電波の透過性を有し、さらに、前記送信方向における前面が、前記前基材の前記凹凸面に対応する凸凹面により構成された後基材と、
前記前基材の前記凹凸面に形成され、かつ電波の透過性を有する加飾層と、
前記加飾層及び前記後基材の前記凸凹面の間に配置された加熱シートと
を備え、前記前基材及び前記後基材はそれぞれ単一の部材からなり、前記加熱シートは、前記送信方向における少なくとも前面が前接着面により構成されたシート状の接合材と、前記接合材の前記前接着面上に埋め込んで配線され、かつ通電により発熱するヒータ線とを備え、前記前接着面において前記加飾層に貼り合わされることにより、同加飾層を介して前記前基材に固定されている電波透過カバー。 - 前記加飾層の少なくとも一部は、顔料及び染料の少なくとも一方が着色剤として含有された塗膜からなる有色加飾層により構成されている請求項2〜4のいずれか1項に記載の電波透過カバー。
- 前記加飾層の少なくとも一部は、金属光沢を有するとともに、可視光を反射し、かつ電波の透過性を有する光輝加飾層により構成されている請求項2〜5のいずれか1項に記載の電波透過カバー。
- 前記送信方向における前記接合材の後面は後接着面により構成されており、
前記加熱シートは、前記後接着面に対し貼り合わされたシートをさらに備える請求項1〜6のいずれか1項に記載の電波透過カバー。 - 前記ヒータ線は、互いに平行な状態で延びる複数の直線部と、隣り合う前記直線部の端部同士を連結する連結部とを備えており、
前記電波は、平面からなる偏波面上を振動するように送信されるものであり、
前記直線部は、前記偏波面に対し直交した状態で前記接合材の前記前接着面上に埋め込んで配置されている請求項1〜7のいずれか1項に記載の電波透過カバー。 - 隣り合う前記直線部の間隔が5.0mm±0.5mmに設定されている請求項8に記載の電波透過カバー。
- 前記電波レーダ装置は、前記車両の前部の車幅方向における側部に組み込まれて斜め前側方へ電波を送信する前側方監視用の電波レーダ装置である請求項1〜9のいずれか1項に記載の電波透過カバー。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018190745A JP7042999B2 (ja) | 2018-10-09 | 2018-10-09 | 電波透過カバー |
PCT/JP2019/038281 WO2020075539A1 (ja) | 2018-10-09 | 2019-09-27 | 電波透過カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018190745A JP7042999B2 (ja) | 2018-10-09 | 2018-10-09 | 電波透過カバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020060406A true JP2020060406A (ja) | 2020-04-16 |
JP7042999B2 JP7042999B2 (ja) | 2022-03-29 |
Family
ID=70165246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018190745A Active JP7042999B2 (ja) | 2018-10-09 | 2018-10-09 | 電波透過カバー |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7042999B2 (ja) |
WO (1) | WO2020075539A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7411050B1 (ja) | 2022-11-04 | 2024-01-10 | 三恵技研工業株式会社 | レドーム |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2022070748A1 (ja) * | 2020-09-30 | 2022-04-07 | ||
DE102021131743A1 (de) | 2021-12-02 | 2023-06-07 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Zierelement für ein Kraftfahrzeug und Herstellungsverfahren eines Zierelements |
WO2023120308A1 (ja) * | 2021-12-21 | 2023-06-29 | スタンレー電気株式会社 | 探知モジュール及び探知モジュールを備えたランプ装置並びにランプシステム |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3117480U (ja) * | 2004-10-07 | 2006-01-05 | レーアウ アクチエンゲゼルシヤフト ウント コンパニー | レーダ送受信ユニットと作用結合された自動車のフロントモジュール/バンパのポリマ内部表面に設けられた加熱部材 |
WO2010064285A1 (ja) * | 2008-12-01 | 2010-06-10 | トヨタ自動車株式会社 | 装飾皮膜とその形成方法 |
JP2011029548A (ja) * | 2009-07-29 | 2011-02-10 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁波透過性加飾部品 |
JP2017177741A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 大日本印刷株式会社 | 転写用ハードコートフィルム、及びこれを用いた加飾部材 |
JP2017215242A (ja) * | 2016-06-01 | 2017-12-07 | 豊田合成株式会社 | 車両用装飾部品 |
WO2018074118A1 (ja) * | 2016-10-21 | 2018-04-26 | 豊田合成 株式会社 | 車両用装飾部品及びその製造方法 |
US20180170314A1 (en) * | 2016-12-20 | 2018-06-21 | Magna Exteriors Gmbh | Synthetic Component with Sensor |
US20180269569A1 (en) * | 2015-09-30 | 2018-09-20 | HELLA GmbH & Co. KGaA | Method for producing a radome and corresponding radome |
-
2018
- 2018-10-09 JP JP2018190745A patent/JP7042999B2/ja active Active
-
2019
- 2019-09-27 WO PCT/JP2019/038281 patent/WO2020075539A1/ja active Application Filing
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3117480U (ja) * | 2004-10-07 | 2006-01-05 | レーアウ アクチエンゲゼルシヤフト ウント コンパニー | レーダ送受信ユニットと作用結合された自動車のフロントモジュール/バンパのポリマ内部表面に設けられた加熱部材 |
WO2010064285A1 (ja) * | 2008-12-01 | 2010-06-10 | トヨタ自動車株式会社 | 装飾皮膜とその形成方法 |
JP2011029548A (ja) * | 2009-07-29 | 2011-02-10 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁波透過性加飾部品 |
US20180269569A1 (en) * | 2015-09-30 | 2018-09-20 | HELLA GmbH & Co. KGaA | Method for producing a radome and corresponding radome |
JP2017177741A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 大日本印刷株式会社 | 転写用ハードコートフィルム、及びこれを用いた加飾部材 |
JP2017215242A (ja) * | 2016-06-01 | 2017-12-07 | 豊田合成株式会社 | 車両用装飾部品 |
WO2018074118A1 (ja) * | 2016-10-21 | 2018-04-26 | 豊田合成 株式会社 | 車両用装飾部品及びその製造方法 |
US20180170314A1 (en) * | 2016-12-20 | 2018-06-21 | Magna Exteriors Gmbh | Synthetic Component with Sensor |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7411050B1 (ja) | 2022-11-04 | 2024-01-10 | 三恵技研工業株式会社 | レドーム |
JP7426534B1 (ja) | 2022-11-04 | 2024-02-01 | 三恵技研工業株式会社 | レドーム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7042999B2 (ja) | 2022-03-29 |
WO2020075539A1 (ja) | 2020-04-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2020075539A1 (ja) | 電波透過カバー | |
US11634089B2 (en) | Decorative part for vehicle and method for manufacturing same | |
JP6652031B2 (ja) | 車両用装飾部品及びその製造方法 | |
JP2017215242A (ja) | 車両用装飾部品 | |
JP2014069634A (ja) | 車両用加飾部材 | |
JP2020044869A (ja) | 車両用フロントグリル | |
JP2009017125A (ja) | 電波透過カバーおよびその製造方法 | |
JP2005020769A (ja) | 距離警告レーダーのレードームを製作する方法 | |
JP5275856B2 (ja) | 装飾部材、レーダユニット、装飾部材製造方法 | |
JP2015054648A (ja) | 車両用外装部材 | |
JP2018066705A (ja) | 車両用装飾部品 | |
JP7243681B2 (ja) | 車両用外装品 | |
JP2016102056A (ja) | 合わせガラス及びその製造方法 | |
JP7131506B2 (ja) | 車載センサカバー | |
US11594813B2 (en) | Method for producing a layered structure in a multi-component process | |
JP7373458B2 (ja) | 加飾パネル構造 | |
JP2019172081A (ja) | 車両用装飾部品及び車両用装飾部品の製造方法 | |
WO2021145089A1 (ja) | 近赤外線センサカバー | |
KR102382671B1 (ko) | 차량용 크루즈 컨트롤 센서 커버 및 그 제조 방법 | |
JP7294125B2 (ja) | 車両用外装品及び車両用外装品の製造方法 | |
JP7276266B2 (ja) | 車両用装飾部品 | |
JP7115380B2 (ja) | 車両用装飾部品 | |
JP2023057485A (ja) | 加飾フィルム、加飾部材、移動体および加飾部材の製造方法 | |
JP2019219690A (ja) | 近赤外線センサ用カバー | |
JP2021121514A (ja) | レーダカバー及びレーダカバーの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201222 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20210805 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210928 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211124 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220201 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220214 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7042999 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |