JP2020060400A - トレー交換式バーンイン試験装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バーンイン試験終了後、バーンインボードの温度変化を抑制し、テストトレーを短時間で交換し、バーンイン試験装置の稼働率を向上する手段を提供する。【解決手段】テストトレー300を交換可能に搭載したバーンインボード200と、該バーンインボード200を搭載するボードラック110とを備え、前記ボードラック110の前面に恒温槽105内の前記バーンインボードの温度変化を抑制する熱移動抑制カバー400を備え、前記熱移動抑制カバー400は前記テストトレー300の前記バーンインボード200への搭載と取出を行う開口部410を備えると共に、前記開開口部410は前記テストトレーの搭載及び取出時に開閉可能な塞ぎ板420を備え、さらにボードラック単位に搭載・取り出しができる機能を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体デバイスのバーンイン試験装置やエージング装置等に使用されるバーンインボードを、前記半導体デバイスを収容するキャリアソケットを搭載するテストトレーと、テストソケットを搭載するバーンインボードとから構成し、前記テストトレーを交換可能に搭載した前記バーンインボードと該バーンインボードを搭載するボードラックを備えたトレー交換式バーンイン試験装置に関する。
半導体デバイスは、高温或いは低温の環境下で、ストレステストや機能テスト等の電気的特性試験が行われている。
これらの試験の際には、テストソケットを基板上に実装したバーンインボードが用いられている。
近年のバーンインボードは、デバイスの狭ピッチ化・薄型化・小パッケージが進展し、バーンインソケットの高価格化及びバーンインボードの高価格化が進んでいる。
半導体を生産する多くの会社は、従来から生産量を上げる手段としてバーンイン装置の稼働率を上げるため、バーンインボードの使用数を装置搭載数の2倍或はそれ以上に増やして対応している。
バーンイン試験終了後は、バーンイン試験装置内の温度を下げてボードを取出し、デバイスを搭載した新たなボードを挿入し、テスト温度に昇温することで、次の試験が開始される。
バーンイン試験装置の稼働率は、前術のバーンインボードの使用数増やすことで、装置の稼働しない時間を少なくすることで対応しているが、バーンイン試験装置は、恒温槽の昇温及び降温時間とボードの交換時間は稼働できないため、稼働率を大きく向上させるには限界に来ている。
ここで、バーンインボードの投資数を削減し稼働率を上げる手段として、交換可能なテストトレーを搭載するバーンインボードの発明が、特許文献1に開示されている。
すなわち、特許文献1には、半導体デバイスを搭載するソケットを搭載したテストトレーを、テストソケットが搭載されるバーンインボードに交換可能に搭載され、前記バーンインボードはボードラックに搭載され、前記ボードラックは、下面が平板化されている押圧板と前記押圧板を上下に駆動するエアーシリンダーで構成されることを特徴とする、トレー交換方式のバーンイン試験ユニットが開示されている。
特許文献1に係る発明は、半導体デバイスのバーンイン試験を行うバーンインボードを、半導体デバイスを収容するソケットを搭載するテストトレーと、コンタクト端子を有するコンタクト基板を搭載するバーンインボードとから構成し、前記テストトレーを交換可能に搭載したバーンインボードであり、試験終了後前記バーンインボードを前記ボードラック内に留め、前記テストトレーを該バーンインボードから取出し、次の試験のデバイスが搭載されたテストトレーと交換するという発明である。
この発明によるバーンインボードの投資数が大幅に削減されるという効果は認められるが、高温雰囲気中のテストトレーを雰囲気温度の変化を最少にして交換する方法、及び短時間にテストトレーを交換する方法等により、試験装置の稼働率をさらに向上させることについては具体的な記述は無く課題が残っている。
本発明の課題を解決するための手段は、下記のとおりである。
第1に、
テストトレーを交換可能に搭載したバーンインボードユニットと、
該バーンインボードユニットを搭載するボードラックを備えたトレー交換式バーンイン試験装置であり、
前記ボードラックの前面に、前記バーンイン試験装置の槽内を構成する部材と気体が有する熱量が、外部へ移動することを抑制する熱移動抑制カバーを備え、
前記熱移動抑制カバーは、前記バーンイン試験装置からの取り外しが可能な構成をし、前記テストトレーの搭載と取出しができる開口部を備え、
前記開口部は、前記テストトレーの搭載及び取出し時に開閉可能な塞ぎ板を備え、
前記塞ぎ板は、前記開口部の長手方向の内側の上部または下部に回転軸を置き、前記テストトレーの搭載時と取出し時に開閉する機構を備えたことを特徴とする、
トレー交換式バーンイン試験装置。
なお、前記塞ぎ板の開閉は、前記テストトレーの搭載と取出しを行う治具ラックのアームを前後に移動させることで行うことができる。
また、前記塞ぎ板の回転軸を前記開口部の長手方向の外側に設けることもできるが、該塞ぎ板の開閉機構が複雑になる。
第2に、
前記テストトレーは、
前記バーンインボードを構成するトレー搭載ステージに交換可能に搭載され、前記開口部に面する前記テストトレーを構成するトレーフレームに、外部からの力を受け止め、前記テストトレーの取出しを可能にする突き当て面と引掛り部を備えたことを特徴とする、
第1に記載のトレー交換式バーンイン試験装置。
なお、前記トレーフレームが前記テストトレーの取出しを可能にする突き当て面と引掛り部を備えることで、前記治具ラックを構成するアームの動作で前記テストトレーの搭載と取出しを短時間に行うことができる。
さらに、前記バーンインボードへの搭載と取出しは前記治具ラックにより、ボードラック単位に行うことができる。
本発明によれば以下の効果を奏することができる。
第1の発明によれば、前記熱移動抑制カバーを前記ボードラック前面に設けることで、バーンイン試験装置内(以降恒温槽と称する)の前記バーンインボードを含む恒温槽を構成する部材と気体が有する熱量が外部へ移動することを抑制し、前記恒温槽内の温度変化を最少化することができると共に、前記テストトレーの搭載と取出を行う時だけ前記塞ぎ板を開閉させることで、前記恒温槽内の熱量の外部への熱の移動をさらに抑制し、次の試験を開始する時の試験温度への昇温時間を大幅に短縮することができる。
第2の発明によれば、前記テストトレーが治具による搭載と取出しを可能にする突き当て面と引掛り部を備えることにより、短時間で前記テストトレーを交換することができ、さらに、前記治具ラックを利用することで、短時間で前記治具ラック単位の前記テストトレーの搭載と取出しができ、バーンイン試験装置の稼働率をさらに向上することができる。
本発明に係るトレー交換式バーンイン試験装置で、一部熱移動抑制カバー(図2で示すカバーの右半分)を省略した状態を示す斜視図である。 本発明に係るトレー交換式バーンイン試験装置の熱移動抑制カバーを搭載したバーンイン試験装置の斜視図である。 図2で示される熱移動抑制カバーの斜視図である。 図3で示される開口部と開閉可能な塞ぎ板を示す斜視図である。 図4で示される開閉可能な塞ぎ板を示す断面図である。 本発明に係るトレー交換式バーンイン試験装置のバーンインボードとテストトレーと治具ラックを構成するアームを示す斜視図である。 図6で示されるアームが搭載される治具ラックを示す斜視図である。 図7で示されるA部の詳細を示す斜視図である。 図7で示されるB部の詳細を示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を参照しつつさらに具体的に説明する。
ここで、添付図面において同一の部材には同一符号を付しており、また重複した説明は省略されている。
なお、ここでの説明は本発明が実施される一形態であることから、本発明は該当形態に限定されるものではない。
図1に示される本発明に係るトレー交換式バーンイン試験装置100は、半導体デバイスのバーンイン試験を行うバーンインボードを、キャリアソケット310(図6)を搭載するテストトレー300と、テストソケット240(図6)を搭載するバーンインボード200とから構成し、前記テストトレー300を交換可能に搭載した前記バーンインボード200と、該バーンインボード200を搭載するボードラック110を備え、前記ボードラック110は押圧板120と昇降機構130を備え、さらに該ボードラック110の前面に熱移動抑制カバー400を備えたトレー交換式バーンイン試験装置100である。
図は理解を容易にするため、右側の前記ボードラック110を前面に引き出して表示し、前記熱移動抑制カバー400の右側は省略している。
試験終了後、前記バーンインボード200は前記ボードラック110に留まり、前記テストトレー300を前記バーンインボード200から取り出すことができる機構(図6参照)になっている。
図2は、本発明に係るトレー交換式バーンイン試験装置100の前記ボードラック110の前面に、前記熱移動抑制カバー400を設けた構成を示し、前記恒温槽105の扉を開いた時に、前記恒温槽105内の構成部材と気体が持つ熱量の、外部への熱の移動を小さくするものであり、前記テストトレー300の搭載と取出しを行う前記開口部410を備えている。
なお、前記テストトレー300を交換する時は、送風機とヒーター(図示は省略)は停止した状態で行う。
図3は、前記熱移動抑制カバー400を示し、該熱移動抑制カバー400は、前記テストトレー300の搭載と取出しを行う前記開口部410を備えている。
前記開口部410の内側には、開閉可能な前記塞ぎ板420が設けられており、熱の外部への放熱量をさらに小さくすることができる。
また、前記熱移動抑制カバー400は、前記テストトレー300の搭載と取出しに使用する治具ラック500(図7)と、前記開口部410間の位置合せを行う位置合せ用の孔430を複数個備えている。
図4は、図3で示される前記開口部410及びその内側に設けられた前記塞ぎ板420を示す斜視図である。
該塞ぎ板420は、前記開口部410の表側に取付けることも可能であるが、開閉を容易にするため裏側に取付けている。
図5は、図4で示される前記開口部410の内側に設けられた前記塞ぎ板420の左側面を示す断面図である。
前記塞ぎ板420は、前記開口部410の長手方向上辺の内側に回転軸を置き、前記治具ラック500を使用して前記テストトレー300を搭載する時に、該テストトレー300に押されて開き、前記治具ラック500のテストトレー搭載・取出を行うアーム560(図7〜図9)が、前記熱移動抑制カバー400から離れる時に閉まる機構を備えている。
なお、詳細は省略するが前記塞ぎ板420の回転軸方向の数カ所に、トーションばね440(点線で表示)を組み込むことで、該塞ぎ板420を閉じた状態で保持することができる。
さらに、前記トーションばね440を設けることにより、前記恒温槽105内を循環する気体の風圧による前記塞ぎ板420の動きを防止することができる。
なお、図示は省略するが前記塞ぎ板420の回転軸は、長手方向下辺の内側に設けることも可能である。
この場合、開く角度を90度として前記テストトレー300の下面の受けとして使用することができる。閉じる作業は自重と反対方向の力が必要になるため、バネなどを設けることによる閉じる力が必要になる。
図6は、本発明に係るトレー交換式バーンイン試験装置100に搭載される前記バーンインボード200と、該バーンインボード200に搭載される前記テストトレー300から構成され、前記バーンインボード200を構成する真空チャンバー枠220、裏面カバー付きフレーム230、テストソケット240、トレー搭載ステージ250、トレー位置決めピン260、と前記テストトレー300を構成するキャリアソケット310、トレーフレーム320、位置決め用の孔330、引掛り部340及び突き当て面350が表示されている。
前記テストトレー300の搭載は、前記治具ラック500を構成する前記アーム560のヘッド570で、前記トレーフレーム320の突き当て面350を押すことで搭載することができる。
前記テストトレー300の取出しは、前記ヘッド570を、前記テストトレー300に設けられた前記引掛り部340に落し込んだ後、手前へ引き出すことで取出すことができる。
なお、前記トレー搭載ステージ250には前記テストトレー300が搭載されるが、図面上は理解を容易にするために、前記テストトレー300を該トレー搭載ステージ250から浮かした図としている。
該トレー搭載ステージ250は、前記テストトレー300を誘導し、前記位置決めピン260と位置合わせできるような構成になっている。
ここで、前記テストトレー300が前記押圧板120で押し下げられる時に、前記バーンインボード200に設けられた位置決めピン260と前記テストトレー300に設けられた位置きめ用の孔330の勘合により、位置決めが行われる。
図7は、前記テストトレー300をボードラック単位に搭載と取出しを行うことが可能な治具ラック500の構成を示す斜視図である。
前記治具ラック500はフレーム510、ガイドレール520、前記位置決めピン530、リフトアップ用ハンドル540、トレー搭載・取出部フレーム550、前記アーム560、前記ヘッド570(図6)、前後方向スライドガイド機構580及び上下方向スライドガイド機構590から構成されている。
該治具ラック500の動作は、[0035]以降で説明しているため省略する。
図8は、図7で示される前記治具ラック500の上部のA部の詳細を示している。
図6で示した前記テストトレー300の搭載と取出しを行う複数の前記アーム560が、前記トレー搭載・取出部フレーム550に取付けられ、前記アーム560は前記テストトレー300の搭載と取出しを行う前記ヘッド570を左右に2個備えている。
図9は、図7で示される前記治具ラック500の下部のB部の詳細を示している。
B部を構成する前記前後方向スライドガイド機構580と前記上下方向スライドガイド機構590は上部と同じ構成で、上部と下部の両側に設けられることで、前記トレー搭載・取出部フレーム550のスムーズな前後移動と上下移動を可能にしている。
前記リフトアップ用ハンドル540は、前記トレー搭載・取出部フレーム550の下側に設けられている。
以下、図7から図9を用いて前記治具ラック500が前記テストトレー300の搭載と取出しを行う動作を説明する。
前記アーム560を前後方向及び上下方向に移動させるために、前記前後方向スライドガイド機構580と前記上下方向スライドガイド機構590が前記フレーム510と前記トレー搭載・取出部フレーム550間の上部と下部2ヵ所に設けられている。
前後方向の移動は、前記トレー搭載・取出部フレーム550を前後方向に力を加えることで移動させることができる。
上下方向の移動は、簡易カム機構などを利用した前記リフトアップ用ハンドル540を、矢印のように操作することで簡単に上下動させることができる。
前記リフトアップ用ハンドル540の取付け場所は上部でも良い。
前記テストトレー300の搭載は、前記トレー搭載・取出部フレーム550を前方へ押すことで、前記ヘッド570が前記トレーフレーム320の突き当て面350を押し、前記トレー搭載ステージ250の停止位置まで押すことで搭載を行うことができる。
前記テストトレー300の取出しは、前記アーム560を前記トレーフレーム320に接触するまで前方に移動させた後、該アーム560が前記トレーフレーム320を乗り越える高さまで、前記リフトアップ用ハンドル540で持ち上げ、更に停止するまで前進させた後、該アーム560を下方に下げることで、前記ヘッド570が前記トレーフレーム320に設けられた前記引掛り部340に侵入し、該アーム560を手前に引き出すことで取出しを行うことができる。
次に本発明に係るトレー交換式バーンイン試験装置の稼働例について説明する。
図1及び図6に示すように、トレー交換式バーンイン試験装置100は、ボードラック110に搭載されるバーンインボード200に、テストトレー300が搭載されている。
ボードラック110に取り付けられる押圧板120の下面は平板化しているので(図示は省略)、品種に対応したテストトレー300とバーンインボード200を準備することで、すべての品種に対応することができる。
半導体デバイスが搭載されたテストトレー300は、図6に概略を示すように、前記トレー搭載ステージ250に、挿入して搭載する。
この時、トレー搭載ステージ250の搭載面の高さは、前記真空チャンバー枠220の高さより高くなっている。
試験開始時は、図1に示す昇降機構130で押圧板120を下方へ押下げることで、該押圧板120がテストトレー300と接触し、テストトレー300が押下げられ、該押圧板が、真空チャンバー枠220に接触するまで押し下げられ、押圧板120とバーンインボード200を構成する部材とで減圧用試験空間が構成される。
次に、図示は省略するが減圧用真空ポンプを稼働することで、減圧用試験空間は減圧され、押圧板120がテストトレー300をさらに押し下げ、キャリアソケット310に搭載された半導体デバイスの端子とバーンインボード200に搭載されたテストソケット240の端子が接続し、半導体デバイスの試験が行われる。
試験終了時は減圧用真空ポンプを停止し、昇降機構130で押圧板120を上方へ押し上げる。
この時テストトレー300は、トレー搭載ステージ250と共に試験開始前の位置に復帰し、バーンインボード200からの取出しが可能になる。
次に、トレー交換式バーンイン試験装置100の送風と加熱を停止し前面扉を開き、治具ラック500を熱移動抑制カバー400に接触させ位置合せを行った後、テストトレー300の取出しをボードラック110単位で行うことができ、短時間で且つ恒温槽105内の温度変化を最小限にしてテストトレー300を取り出すことができる。
治具ラック500と熱移動抑制カバー400の位置合せは、治具ラック500に設けられた位置決めピン530と熱抑制カバー400に設けられた位置合わせ用の孔430とが嵌合することにより行われる。
以上のように、テストトレー300を取り出す時も搭載する時も、治具ラック500に設けられたトレー搭載・取出部550の移動で、塞ぎ板420の開閉ができ、開口部410からの熱の外部への移動を抑制することができる。
本発明は以上のように構成するので、具体的には、次の課題に対応が可能となる。
近年狭ピッチ化する半導体デバイスのバーンインボードの価格は、従来の数倍或はそれ以上に高価格になってきている。
従来のようにバーンインボードを装置搭載数の2倍準備して生産に対応するのではなく、テストトレー300を交換することにより、高価なバーンインボードを2倍準備する必要が無くなる。
また、熱移動抑制カバー400を設けることにより恒温槽105からの装置外への放熱量を小さくすることができると共に、次のテスト温度への昇温時間を短縮することができ、バーンイン試験装置の稼働率を大幅に改善することができる。
さらに治具ラック500の使用により、バーンイン試験装置内のテストトレー300を短時間で交換することができ、バーンインボード200を含む恒温槽105の温度変化を小さくすることができるため、次の試験温度への昇温も短時間で到達でき、バーンイン試験装置の稼働率をさらに改善することができる。
上記の効果により、今後進展すると考えられる狭ピッチパッケージや小パッケージへの対応ができ、バーンインボードの投資コストを1/2以上に削減できると共に、バーンイン試験装置の稼働率を大幅に向上する効果が期待できる。
100 トレー交換式バーンイン試験装置
105 恒温槽
110 ボードラック
120 押圧板
130 昇降機構
200 バーンインボード
220 真空チャンバー枠
230 裏面カバー付きフレーム
240 テストソケット
250 トレー搭載ステージ
260 トレー位置決めピン
300 テストトレー
310 キャリアソケット
320 トレーフレーム
330 位置決め用の孔
340 引掛り部
350 突き当て面
400 熱移動抑制カバー
410 開口部
420 塞ぎ板
430 位置合わせ用の孔
440 トーションばね
500 治具ラック
510 フレーム
520 ガイドレール
530 位置決めピン
540 リフトアップ用ハンドル
550 トレー搭載・取出部フレーム
560 アーム
570 ヘッド
580 前後方向スライドガイド機構
590 上下方向スライドガイド機構
特許第6178969号

Claims (2)

  1. テストトレーを交換可能に搭載したバーンインボードユニットと該バーンインボードユニットを搭載するボードラックを備えたトレー交換式バーンイン試験装置であり、
    前記ボードラックの前面に、前記バーンイン試験装置の槽内を構成する部材と気体が有する熱量が、外部へ移動することを抑制する熱移動抑制カバーを備え、
    前記熱移動抑制カバーは、前記バーンイン試験装置からの取り外しが可能な構成をし、前記テストトレーの搭載と取出ができる開口部を備え、
    前記開口部は、前記テストトレーの搭載と取出し時に開閉可能な塞ぎ板を備え、
    前記塞ぎ板は、前記開口部の長手方向に回転軸を置き、前記テストトレーの搭載時と取出し時に開閉する機構を備えたことを特徴とする、
    トレー交換式バーンイン試験装置。
  2. 前記テストトレーは、
    前記開口部に面する前記テストトレーを構成するトレーフレームに、外部からの力を受け止め、前記テストトレーの取出しを可能にする突き当て面と引掛り部を備えたことを特徴とする、
    請求項1に記載のトレー交換式バーンイン試験装置。
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