JP2020059437A - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、鞍乗型車両において、車両の大型化を抑えながら、前輪と燃料パイプとの間の空間を大きく確保すると共に、ライダーの足置きスペースを拡大することにある。【解決手段】第1ロアフレーム(13)は、第1フレーム前部(51)を含む。第1フレーム前部(51)は、燃料タンク(9)の前方に位置し、ダウンフレーム(12)に接続される。車両平面視で、第1フレーム前部(51)は、ダウンフレーム(12)よりも前方に凸に湾曲した形状を有する。燃料パイプ(44)は、第1フレーム前部(51)の後方を通って配置される。【選択図】図6

Description

本発明は、鞍乗型車両に関する。
従来、鞍乗型車両には、フートボードの下方に燃料タンクが配置され、レッグシールドに給油口が配置されたものがある(例えば特許文献1参照)。このような車両では、給油口と燃料タンクをつなぐ燃料パイプがレッグシールド内に配置されている。また、ダウンフレームヘッドパイプから下方に延びており、左右のロアフレームがダウンフレームから後方に延びている。燃料タンクは、左右のロアフレームの間に配置されている。燃料パイプは、燃料タンクから前方に延び、ロアフレームの下方の位置と前方の位置とを通るように配置され、ダウンフレームに沿って上方に延びている。
特開2010−215214号公報
上記の鞍乗型車両では、燃料パイプがロアフレームの下方且つ前方に配置されている。従って、前輪と燃料パイプとの間の距離を確保するためには、車両が大型化してしまう可能性がある。一方、燃料パイプがロアフレームの後方に配置されれば、前輪と燃料パイプとの間の距離を容易に確保することができる。しかし、その場合、燃料パイプがロアフレームの下方且つ前方に配置される場合と比べて、レッグシールドが、より後方に位置することになる。そのため、ライダーの足置きスペースが狭くなるという問題がある。
本発明の課題は、鞍乗型車両において、車両の大型化を抑えながら、前輪と燃料パイプとの間の空間を大きく確保すると共に、ライダーの足置きスペースを拡大することにある。
一態様に係る鞍乗型車両は、ヘッドパイプと、操舵装置と、前輪と、ダウンフレームと、第1ロアフレームと、第2ロアフレームと、第1リアフレームと、第2リアフレームと、シートと、フロントカバーと、レッグシールドと、リアカバーと、フートボードと、燃料タンクと、給油口と、燃料パイプとを備える。操舵装置は、ヘッドパイプに回転可能に支持される。前輪は、操舵装置に回転可能に支持される。ダウンフレームは、ヘッドパイプから下方に延びる。第1ロアフレームは、ダウンフレームから左右の一方、且つ、後方に延びる。第2ロアフレームは、ダウンフレームから左右の他方、且つ、後方に延びる。第1リアフレームは、第1ロアフレームから後方且つ上方に延びる。第2リアフレームは、第2ロアフレームから後方且つ上方に延びる。シートは、第1リアフレーム及び第2リアフレームの上方に配置される。
フロントカバーは、ヘッドパイプ及びダウンフレームの前方に配置される。レッグシールドは、フロントカバーの後方に配置される。リアカバーは、シートの下方に配置される。フートボードは、第1ロアフレーム及び第2ロアフレームの上方、且つ、車両前後方向においてレッグシールドとリアカバーとの間に配置される。燃料タンクは、フートボードの下方、且つ、車両左右方向において第1ロアフレームと第2ロアフレームとの間に配置される。給油口は、レッグシールドに配置される。燃料パイプは、給油口と燃料タンクとを接続する。車両側面視で、燃料パイプの少なくとも一部は、前輪の後方に配置される。
第1ロアフレームは、第1フレーム前部を含む。第1フレーム前部は、燃料タンクの前方に位置し、ダウンフレームに接続される。車両平面視で、第1フレーム前部は、ダウンフレームよりも前方に凸に湾曲した形状を有する。燃料パイプは、第1フレーム前部の後方を通って配置される。
本態様に係る鞍乗型車両では、燃料パイプは、第1フレーム前部の後方を通って配置されている。そのため、車両の大型化を抑えながら、前輪と燃料パイプとの間の空間を大きく確保することができる。また、車両平面視で、第1フレーム前部は、ダウンフレームよりも前方に凸に湾曲した形状を有している。そのため、燃料パイプをより前方に配置することができる。それにより、フートボードを前後方向に大きくすることができる。それにより、ライダーの足置きスペースを拡大することができる。
車両側面視で、第1フレーム前部の前縁の少なくとも一部は、ダウンフレームの前縁よりも前方に位置してもよい。この場合、燃料パイプをより前方に配置することができる。それにより、フートボードを前後方向に大きくすることができる。
車両側面視で、第1フレーム前部の後縁の少なくとも一部は、ダウンフレームの中心軸線よりも前方に位置してもよい。この場合、第1フレーム前部が、前方に凸に大きく湾曲した形状であることで、燃料パイプをより前方に配置することができる。それにより、フートボードを前後方向に大きくすることができる。
第2ロアフレームは、ダウンフレームに接続された第2フレーム前部を含む。第1フレーム前部は、第2フレーム前部よりも前方に凸に湾曲した形状を有する。上述したように、第1フレーム前部が前方に向けて湾曲した形状であることで、燃料パイプをより前方に配置することができ、それにより、足置きスペースを広くすることができる。しかし、ダウンフレームと第1ロアフレームとの接続部での応力集中を小さく抑える観点からは、ダウンフレームは、側面視で第1ロアフレームと重なる位置に配置されていることが好ましい。それに対して、第1フレーム前部が前方に向けて湾曲した形状である場合、応力集中が前側に移動してしまうことで、第1ロアフレームの剛性が低下する虞がある。特に、第1ロアフレームと第2ロアフレームとが対称な形状である場合、第1ロアフレームと第2ロアフレームとの両方において剛性が低下する虞がある。また、それを抑えるために、第1ロアフレーム及び第2ロアフレーム自体の剛性を上げようとすると、第1ロアフレーム及び第2ロアフレームの大型化を招く虞がある。さらに、それに伴い、レッグシールドが、より後方に移動することで、足置きスペースも狭くなる虞がある。そこで本態様では、第1フレーム前部は、第2フレーム前部よりも前方に凸に湾曲した形状を有している。すなわち、第1ロアフレームと第2ロアフレームとは非対称な形状を有している。そのため、第1ロアフレームの剛性の低下を、第2ロアフレームによって補うことができる。それにより、第1ロアフレーム及び第2ロアフレームの大型化を抑えながら、第1ロアフレーム及び第2ロアフレームの剛性の低下を抑えることができる。
第1ロアフレームは、ダウンフレームに接続された第1接続端部を含んでもよい。第2ロアフレームは、ダウンフレームに接続された第2接続端部を含んでもよい。車両正面視で、第1接続端部の少なくとも一部は、第2接続端部よりも上方に位置してもよい。上述したように、第1フレーム前部が前方に向けて湾曲した形状である場合、第1ロアフレームの剛性が低下する虞がある。また、第1ロアフレーム自体の剛性を上げようとすると、第1ロアフレームの大型化、及び足置きスペースの狭小化を招く虞がある。しかし、本態様では、第1接続端部が高い位置に配置されることで、第1ロアフレームの剛性を増大させることができる。それにより、第1フレーム前部が前方に向けて湾曲した形状であっても、第1ロアフレームの大型化及び足置きスペースの狭小化を抑えながら、第1ロアフレームの剛性の低下を抑えることができる。
車両正面視で、第1接続端部の上端は、第2接続端部の上端よりも上方に位置してもよい。この場合、第1接続端部が高い位置に配置されることで、第1ロアフレームの剛性を増大させることができる。それにより、第1フレーム前部が湾曲した形状であっても、第1ロアフレームの剛性の低下を抑えることができる。
車両正面視で、第1接続端部の下端は、第2接続端部の下端よりも上方に位置する。この場合、第1接続端部が高い位置に配置されることで、第1ロアフレームの剛性を増大させることができる。それにより、第1フレーム前部が湾曲した形状であっても、第1ロアフレームの剛性の低下を抑えることができる。
車両側面視で、第1ロアフレームの中心軸線は、第1接続端部においてダウンフレームの中心軸線よりも前方に位置してもよい。この場合、第1フレーム前部が、前方に凸に大きく湾曲した形状であることで、燃料パイプをより前方に配置することができる。それにより、フートボードを前後方向に大きくすることができる。
車両平面視で、第1フレーム前部の後縁の少なくとも一部は、第1接続端部の後端よりも前方に位置してもよい。この場合、第1フレーム前部が、前方に凸に大きく湾曲した形状であることで、燃料パイプをより前方に配置することができる。それにより、フートボードを前後方向に大きくすることができる。
車両側面視で、燃料パイプの少なくとも一部は、第1フレーム前部の真後ろの位置においてダウンフレームと重なってもよい。この場合、燃料パイプがより前方に配置されることで、フートボードを前後方向に大きくすることができる。
燃料パイプは、第1パイプ部と、第2パイプ部と、屈曲パイプ部とを含んでもよい。第1パイプ部は、燃料タンクに接続されていてもよい。第2パイプ部は、ダウンフレームの側方に配置されてもよい。屈曲パイプ部は、第1パイプ部と第2パイプ部との間に位置してもよい。屈曲パイプ部は、フートボードの前方に位置しており、車両正面視でフートボードと重なってもよい。この場合、フートボードとの干渉を避けながら、屈曲パイプ部をフートボードに近接して配置することができる。それにより、フートボードを前後方向に大きくすることができる。
車両側面視で、屈曲パイプ部は、ダウンフレームと重なってもよい。この場合、燃料パイプがより前方に配置されることで、フートボードを前後方向に大きくすることができる。
車両側面視で、燃料パイプの前縁は、ダウンフレームの前縁よりも後方に位置してもよい。この場合、車両の大型化を抑えながら、前輪と燃料パイプとの間の空間を大きく確保することができる。
本発明によれば、鞍乗型車両において、車両の大型化を抑えながら、前輪と燃料パイプとの間の空間を大きく確保すると共に、ライダーの足置きスペースを拡大することができる。
実施形態に係る鞍乗型車両の側面図である。 車体フレームの平面図である。 車体フレーム及び燃料タンクの斜視図である。 車体フレーム及び燃料タンクの側面図である。 車体フレーム及び燃料タンクの正面図である。 車体フレーム及び燃料タンクの拡大平面図である。 車体フレーム及び燃料タンクの拡大側面図である。 車体フレームの拡大側面図である。 図8におけるIX-IX断面図である。 車体フレームの拡大正面図である。
以下、実施形態に係る鞍乗型車両1について図面を参照して説明する。図1は、鞍乗型車両1の側面図である。本実施形態に係る鞍乗型車両1は、スクータ型車両である。図1に示すように、鞍乗型車両1は、車体フレーム2と、操舵装置3と、車体カバー4と、前輪5と、シート6と、後輪7と、パワーユニット8と、燃料タンク9とを含む。
なお、本明細書において、鞍乗型車両1の前後、上下、左右の各方向は、鞍乗型車両1のライダーから見た前後、左右、上下の方向である。また、前後方向は、鞍乗型車両1の前後方向と平行な方向だけを示すものでなく、鞍乗型車両1の前後方向に対して±45°の範囲で傾斜している方向を含むものとする。言い換えると、左右方向および上下方向よりも前後方向に近い方向は、前後方向に含まれる。
同様に、上下方向とは、鞍乗型車両1の上下方向に対して±45°の範囲で傾斜している方向を含むものとする。言い換えると前後方向および左右方向よりも上下方向に近い方向は、上下方向に含まれる。さらに、左右方向とは、鞍乗型車両1の左右方向に対して±45°の範囲で傾斜している方向を含むものとする。言い換えると、前後方向および上下方向よりも左右方向に近い方向は、左右方向に含まれる。
本明細書において、「接続」とは、直接的な接続に限らず、間接的な接続も含む。また、「接続」とは、別体の部材が互いに固定されていることに限らず、一体の部材において複数の部分が連続していることも含む。
図2は、車体フレーム2の平面図である。図1及び図2に示すように、車体フレーム2は、ヘッドパイプ11と、ダウンフレーム12と、第1ロアフレーム13と、第2ロアフレーム14と、第1リアフレーム15と、第2リアフレーム16とを含む。車両側面視で、ヘッドパイプ11は、後方且つ上方に向かって傾斜している。ダウンフレーム12は、ヘッドパイプ11から下方に延びている。
第1ロアフレーム13と第2ロアフレーム14とは、ダウンフレーム12の下部に接続されている。第1ロアフレーム13は、ダウンフレーム12から左方、且つ、後方に延びている。第2ロアフレーム14は、ダウンフレーム12から右方、且つ、後方に延びている。第1リアフレーム15は、第1ロアフレーム13から後方且つ上方に延びている。第2リアフレーム16は、第2ロアフレーム14から後方且つ上方に延びている。
操舵装置3は、ヘッドパイプ11に回転可能に支持されている。操舵装置3は、ステアリングシャフト21と、アンダーブラケット22と、左右のサスペンション23とを含む。なお、図1では、左サスペンション23のみが図示されている。ステアリングシャフト21は、ヘッドパイプ11に挿入されている。ステアリングシャフト21の上部は、ハンドル25に接続されている。ステアリングシャフト21は、ヘッドパイプ11に左右に回動可能に支持される。アンダーブラケット22は、ステアリングシャフト21の下部に接続されている。左右のサスペンション23の上端部は、アンダーブラケット22に接続されている。前輪5は、左右のサスペンション23に回転可能に支持されている。
車体カバー4は、ハンドルカバー31と、フロントカバー32と、リアカバー33と、ロアカバー34と、レッグシールド35と、マッドカバー39とを含む。ハンドルカバー31は、ハンドル25の前方及び後方を覆う。ハンドルカバー31の上面には、速度計などを含むメーターパネルが取り付けられる。
フロントカバー32は、ヘッドパイプ11及びダウンフレーム12の前方に配置される。フロントカバー32には、ヘッドライト37が配置されている。レッグシールド35は、フロントカバー32の後方に配置されている。レッグシールド35は、ヘッドパイプ11及びダウンフレーム12の後方に配置されている。マッドカバー39は、前輪5の後方、且つ、レッグシールド35の前方に配置されている。リアカバー33は、第1リアフレーム15と第2リアフレーム16との周囲を覆う。リアカバー33は、シート6の下方に配置されている。
シート6は、ヘッドパイプ11より後方に配置されている。シート6は、第1リアフレーム15及び第2リアフレーム16の上方に配置されている。リアカバー33内には、収納ボックス38が配置されている。収納ボックス38は、シート6の下方に配置されている。ロアカバー34は、フロントカバー32とリアカバー33との間に配置される。ロアカバー34は、第1ロアフレーム13と第2ロアフレーム14との周囲を覆う。ロアカバー34の上面は、フートボード36を含む。
フートボード36は、シート6より下方且つ前方に配置されている。フートボード36は、第1ロアフレーム13及び第2ロアフレーム14の上方に配置される。すなわち、車両平面視で、フートボード36は、第1ロアフレーム13及び第2ロアフレーム14と重なる。フートボード36は、車両前後方向においてレッグシールド35とリアカバー33との間に配置されている。燃料タンク9は、フートボード36の下方に配置されている。すなわち、車両平面視で、燃料タンク9は、フートボード36と重なる。
フートボード36は、ライダーが足を置くように設けられる。フートボード36は、車幅方向に亘って平坦な形状を有する。ただし、フートボード36は平坦な形状でなくてもよい。例えば、フートボード36の中央に、上方に突出した形状を有し前後方向に延びるセンタートンネル部が設けられてもよい。
パワーユニット8は、シート6の下方に配置されている。パワーユニット8は、車体フレーム2に揺動可能に支持される。パワーユニット8は、後輪7を回転可能に支持している。後輪7は、リアサスペンション28を介して車体フレーム2に支持されている。パワーユニット8は、エンジン26とトランスミッション27とを含む。
次に、車体フレーム2と燃料タンク9との構成について説明する。図3は、車体フレーム2及び燃料タンク9の斜視図である。図4は、車体フレーム2及び燃料タンク9の側面図である。図5は、車体フレーム2及び燃料タンク9の正面図である。図6は、車体フレーム2及び燃料タンク9の拡大平面図である。図7は、車体フレーム2及び燃料タンク9の拡大側面図である。なお、図7では、第1ロアフレーム13が省略されている。図8は、車体フレーム2の拡大側面図である。
燃料タンク9は、車両左右方向において第1ロアフレーム13と第2ロアフレーム14との間に配置されている。図6及び図7に示すように、燃料タンク9は、タンク本体41と入口管42とを含む。タンク本体41は、燃料を貯留する空間を内部に有する。タンク本体41は、上体411と下体412とを含む。上体411と下体412とは、互いに別体であり、タンク本体41は上下に分割された構造を有している。燃料タンク9は、フランジ部413を含む。フランジ部413は、タンク本体41から前後左右に突出している。上体411と下体412とは、フランジ部413において結合されている。入口管42は、タンク本体41に接続されている。詳細には、入口管42は、上体411に接続されている。入口管42は、タンク本体41から前方且つ上方に向かって突出している。入口管42は、ダウンフレーム12よりも後方に位置している。
図3から図7に示すように、鞍乗型車両1は、給油口43と燃料パイプ44とを含む。図4に示すように、給油口43は、ヘッドパイプ11の側方に配置されている。車両側面視で、給油口43は、ヘッドパイプ11と重なる。図1に示すように、給油口43は、レッグシールド35に配置されている。燃料パイプ44は、給油口43と燃料タンク9とを接続している。車両側面視で、燃料パイプ44の少なくとも一部は、前輪5の後方に配置されている。燃料パイプ44の少なくとも一部は、図1に示すマッドカバー39とレッグシールド35との間に配置されている。燃料パイプ44は、燃料タンク9から前方且つ上方に向かって延び、ダウンフレーム12に沿って上方に延びている。
図7に示すように、車両側面視で、燃料パイプ44の前縁441は、ダウンフレーム12の前縁121よりも後方に位置している。燃料パイプ44は、第1パイプ部45と、第2パイプ部46と、屈曲パイプ部47とを含む。第1パイプ部45は、燃料タンク9に接続されている。詳細には、第1パイプ部45は、入口管42に接続されている。第1パイプ部45は、前方且つ上方に向かって延びている。
第2パイプ部46は、ダウンフレーム12の側方に配置されている。車両側面視で、第2パイプ部46の少なくとも一部は、ダウンフレーム12と重なる。第2パイプ部46は、ダウンフレーム12に沿って上方に延びている。車両側面視で、第2パイプ部46は、ダウンフレーム12の前縁121よりも後方に位置する。第2パイプ部46は、給油口43に接続されている。
屈曲パイプ部47は、第1パイプ部45と第2パイプ部46との間に位置する。屈曲パイプ部47は、フートボード36の前方に位置している。屈曲パイプ部47の少なくとも一部は、フートボード36と同じ高さに位置している。すなわち、屈曲パイプ部47は、車両正面視でフートボード36と重なる。車両側面視で、屈曲パイプ部47の少なくとも一部は、ダウンフレーム12と重なる。車両側面視で、屈曲パイプ部47は、ダウンフレーム12の前縁121よりも後方に位置している。
図9は、図8におけるIX-IX断面図である。図9に示すように、第1ロアフレーム13は、第1フレーム前部51と第1フレーム後部52とを含む。第2ロアフレーム14は、第2フレーム前部53と第2フレーム後部54とを含む。第1ロアフレーム13と第2ロアフレーム14とは、左右に非対称な形状を有している。詳細には、第1フレーム前部51と第2フレーム前部53とは、左右に非対称な形状を有している。
第1フレーム前部51は、燃料タンク9の前方に位置する。第1フレーム前部51は、ダウンフレーム12に接続されている。第1フレーム前部51は、ダウンフレーム12から前方且つ側方に向かって延び、後方に向かって湾曲した形状を有している。車両平面視で、第1フレーム前部51は、前方に凸に湾曲した形状を有する。第1フレーム後部52は、第1フレーム前部51から後方に延びている。第1フレーム後部52は、第1リアフレーム15に接続されている。
第2フレーム前部53は、ダウンフレーム12に接続されている。第2フレーム前部53は、ダウンフレーム12から側方に向かって延び、後方に向かって湾曲した形状を有している。第2フレーム後部54は、第2フレーム前部53から後方に延びている。第2フレーム後部54は、第2リアフレーム16に接続されている。
図9に示すように、車両平面視で、第1フレーム前部51は、第2フレーム前部53よりも前方に凸に湾曲した形状を有する。車両平面視で、第1フレーム前部51の前縁511の少なくとも一部は、第2フレーム前部53の前縁531よりも前方に位置している。車両平面視で、第1フレーム前部51の後縁512の少なくとも一部は、第2フレーム前部53の後縁532よりも前方に位置している。
図10は、車体フレーム2の拡大正面図である。図10に示すように、第1ロアフレーム13は、ダウンフレーム12に接続された第1接続端部55を含む。第2ロアフレーム14は、ダウンフレーム12に接続された第2接続端部56を含む。車両正面視で、第1接続端部55の少なくとも一部は、第2接続端部56よりも上方に位置する。詳細には、車両正面視で、第1接続端部55の上端551は、第2接続端部56の上端561よりも上方に位置する。車両正面視で、第1接続端部55の下端552は、第2接続端部56の下端562よりも上方に位置する。車両正面視で、第1フレーム前部51は、第1接続端部55から下方且つ側方に向かって延びている。車両正面視で、第2フレーム前部53は、第2接続端部56から下方且つ側方に向かって延びている。
第1フレーム後部52と第2フレーム後部54とは概ね同じ高さに位置している。図4に示すように、車両側面視で、第1フレーム後部52は、燃料タンク9と重なる。車両側面視で、燃料タンク9の上面901の少なくとも一部は、第1フレーム後部52の上縁521よりも上方に位置する。車両側面視で、燃料タンク9の底面902の少なくとも一部は、第1フレーム後部52の下縁522よりも下方に位置する。車両側面視で、入口管42の少なくとも一部は、第1ロアフレーム13と重なる。
図8に示すように、車両側面視で、第1ロアフレーム13の中心軸線C1は、第1接続端部55においてダウンフレーム12の中心軸線C2よりも前方に位置する。車両側面視で、第1フレーム前部51の前縁511の少なくとも一部は、ダウンフレーム12の前縁121よりも前方に位置する。車両側面視で、第1フレーム前部51の後縁512の少なくとも一部は、ダウンフレーム12の中心軸線C2よりも前方に位置する。
図9に示すように、車両平面視で、第1フレーム前部51の後縁512の少なくとも一部は、第1接続端部55の後端553よりも前方に位置する。図9において、“12a”は、ダウンフレーム12の一部であり、第1接続端部55を通る水平面による断面を示している。車両平面視で、第1フレーム前部51は、ダウンフレーム12の一部12aよりも前方に凸に湾曲した形状を有する。車両平面視で、第1フレーム前部51の前縁511の少なくとも一部は、ダウンフレーム12の一部12aの前端よりも前方に位置している。車両平面視で、第1フレーム前部51の後縁512の少なくとも一部は、ダウンフレーム12の一部12aの後端よりも前方に位置している。
車体フレーム2は、第1補強メンバ61と第2補強メンバ62とを含む。第1補強メンバ61は、ダウンフレーム12から一方の側方に延び、後方に向かって湾曲した形状を有している。第2補強メンバ62は、ダウンフレーム12から他方の側方に延び、後方に向かって湾曲した形状を有している。
第1補強メンバ61は、第1ロアフレーム13の下方に配置されている。第1補強メンバ61は、ダウンフレーム12と第1ロアフレーム13とに接続されている。第1補強メンバ61は、第1接続端部55よりも下方の位置でダウンフレーム12に接続されている。第2補強メンバ62は、第2ロアフレーム14の下方に配置されている。第2補強メンバ62は、ダウンフレーム12と第2ロアフレーム14とに接続されている。第2補強メンバ62は、第2接続端部56よりも下方の位置でダウンフレーム12に接続されている。
車両平面視で、第1フレーム前部51の前縁511の少なくとも一部は、第1補強メンバ61の前縁611よりも前方に位置している。車両平面視で、第1フレーム前部51の後縁512の少なくとも一部は、第1補強メンバ61の前縁611よりも前方に位置している。車両平面視で、第2フレーム前部53の前縁531の少なくとも一部は、第2補強メンバ62の前縁621よりも前方に位置している。車両平面視で、第2フレーム前部53の後縁532の少なくとも一部は、第2補強メンバ62の前縁621よりも後方に位置している。車両平面視で、第2フレーム前部53の後縁532の少なくとも一部は、第2補強メンバ62の後縁622よりも前方に位置している。
図6に示すように、燃料タンク9は、燃料タンク9を車体フレーム2に取り付けるための複数の取付部71−74を含む。複数の取付部71−74は、フランジ部413に設けられている。複数の取付部71−74はそれぞれ孔を含み、孔にボルト等の固定部材が挿入されることで、取付部71−74が車体フレーム2に取り付けられる。
詳細には、燃料タンク9は、第1取付部71と、第2取付部72と、第3取付部73と、第4取付部74とを含む。第1取付部71は、タンク本体41の側方に配置されている。車両平面視で、第1取付部71は、ダウンフレーム12よりも左方に配置されている。第1取付部71は、タンク本体41の左方に配置されている。車両平面視で、第1取付部71は、第1フレーム前部51の後方に配置されている。図9に示すように、第1ロアフレーム13には第1ブラケット75が取り付けられている。第1取付部71は、第1ブラケット75を介して第1ロアフレーム13に取り付けられる。
車両平面視で、第2取付部72は、ダウンフレーム12よりも右方に配置されている。第2取付部72は、タンク本体41の前方に配置されている。図9に示すように、第2ロアフレーム14には第2ブラケット76が取り付けられている。第2取付部72は、第2ブラケット76を介して第2ロアフレーム14に取り付けられる。
第3取付部73と第4取付部74とは、タンク本体41の後方に配置されている。図2に示すように、車体フレーム2は、クロスメンバ19を含む。クロスメンバ19は、車幅方向に延びており、第1ロアフレーム13と第2ロアフレーム14とに接続されている。クロスメンバ19には、第3ブラケット77と第4ブラケット78とが取り付けられている。第3取付部73は、第3ブラケット77を介してクロスメンバ19に取り付けられる。第4取付部74は、第4ブラケット78を介してクロスメンバ19に取り付けられる。
燃料パイプ44は、第1フレーム前部51の後方を通って配置されている。すなわち、燃料パイプ44は、第1フレーム前部51の真後ろの位置において、第1フレーム前部51よりも後方に位置する。燃料パイプ44は、第1接続端部55よりも下方の位置で、第1フレーム前部51よりも後方に位置する。
図4に示すように、車両側面視で、燃料パイプ44の少なくとも一部は、第1フレーム前部51の真後ろの位置においてダウンフレーム12と重なる。詳細には、車両側面視で、燃料パイプ44の前縁441の少なくとも一部は、第1フレーム前部51の真後ろの位置においてダウンフレーム12と重なる。車両側面視で、燃料パイプ44の少なくとも一部は、第1接続端部55よりも下方の位置でダウンフレーム12と重なる。詳細には、車両側面視で、燃料パイプ44の前縁441の少なくとも一部は、第1接続端部55よりも下方の位置でダウンフレーム12と重なる。
以上説明した本実施形態に係る鞍乗型車両1では、燃料パイプ44は、第1フレーム前部51の後方を通って配置されている。そのため、鞍乗型車両1の大型化を抑えながら、前輪5と燃料パイプ44との間の空間を大きく確保することができる。また、車両平面視で、第1フレーム前部51は、前方に凸に湾曲した形状を有している。そのため、燃料パイプ44をより前方に配置することができる。それにより、フートボード36を前後方向に大きくすることができる。それにより、ライダーの足置きスペースを拡大することができる。
車両側面視で、第1フレーム前部51の前縁511の少なくとも一部は、ダウンフレーム12の前縁121よりも前方に位置する。そのため、燃料パイプ44をより前方に配置することができる。それにより、フートボード36を前後方向に大きくすることができる。
車両側面視で、第1フレーム前部51の後縁512の少なくとも一部は、ダウンフレーム12の中心軸線C2よりも前方に位置する。そのため、第1フレーム前部51が、前方に凸に大きく湾曲した形状であることで、燃料パイプ44をより前方に配置することができる。それにより、フートボード36を前後方向に大きくすることができる。
車両正面視で、第1接続端部55の少なくとも一部は、第2接続端部56よりも上方に位置している。このように、第1接続端部55が高い位置に配置されることで、第1ロアフレーム13の剛性を増大させることができる。それにより、第1フレーム前部51が前方に向けて湾曲した形状であっても、第1ロアフレーム13の剛性の低下を抑えることができる。
車両側面視で、第1ロアフレーム13の中心軸線C1は、第1接続端部55においてダウンフレーム12の中心軸線C2よりも前方に位置する。そのため、第1フレーム前部51が、前方に凸に大きく湾曲した形状であることで、燃料パイプ44をより前方に配置することができる。それにより、フートボード36を前後方向に大きくすることができる。
車両平面視で、第1フレーム前部51の後縁512の少なくとも一部は、第1接続端部55の後端553よりも前方に位置する。そのため、第1フレーム前部51が、前方に凸に大きく湾曲した形状であることで、燃料パイプ44をより前方に配置することができる。それにより、フートボード36を前後方向に大きくすることができる。
車両側面視で、燃料パイプ44の少なくとも一部は、第1フレーム前部51の真後ろの位置においてダウンフレーム12と重なっている。そのため、燃料パイプ44がより前方に配置されることで、フートボード36を前後方向に大きくすることができる。
燃料パイプ44の屈曲パイプ部47は、フートボード36の前方に位置しており、車両正面視でフートボード36と重なっている。そのため、フートボード36との干渉を避けながら、屈曲パイプ部47をフートボード36に近接して配置することができる。それにより、フートボード36を前後方向に大きくすることができる。
車両側面視で、屈曲パイプ部47は、ダウンフレーム12と重なっている。そのため、この場合、燃料パイプ44がより前方に配置されることで、フートボード36を前後方向に大きくすることができる。
車両側面視で、燃料パイプ44の前縁441は、ダウンフレーム12の前縁121よりも後方に位置する。そのため、車両の大型化を抑えながら、前輪と燃料パイプ44との間の空間を大きく確保することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
鞍乗型車両1は、スクータ型車両に限らず、他の種類の車両であってもよい。前輪の数は1つに限らず2つ以上であってもよい。或いは、後輪の数は1つに限らず2つ以上であってもよい。
車体フレーム2の構造は、上記の実施形態のものに限らず変更されてもよい。例えば、ヘッドパイプ11、ダウンフレーム12、第1ロアフレーム13、第2ロアフレーム14、第1リアフレーム15と、或いは第2リアフレーム16の形状、或いは配置が変更されてもよい。第1フレーム前部51、第1フレーム後部52、第2フレーム前部53、或いは第2フレーム後部54の形状、或いは配置が変更されてもよい。
第1ロアフレーム13と第2ロアフレーム14とは、上記の実施形態と左右逆に配置されてもよい。その場合、燃料パイプ44と給油口43とは、上記の実施形態と左右逆に配置されてもよい。
第1接続端部55、或いは第2接続端部56の形状、或いは配置が変更されてもよい。燃料タンク9、燃料パイプ44、或いは給油口43の形状、或いは配置が変更されてもよい。第1補強メンバ61、或いは第2補強メンバ62の形状、或いは配置が変更されてもよい。或いは、第1補強メンバ61、及び/又は第2補強メンバ62が省略されてもよい。
本発明によれば、鞍乗型車両において、車両の大型化を抑えながら、前輪と燃料パイプとの間の空間を大きく確保すると共に、ライダーの足置きスペースを拡大することができる。
6 シート
9 燃料タンク
11 ヘッドパイプ
12 ダウンフレーム
13 第1ロアフレーム
14 第2ロアフレーム
15 第1リアフレーム
16 第2リアフレーム
32 フロントカバー
33 リアカバー
35 レッグシールド
36 フートボード
43 給油口
44 燃料パイプ
45 第1パイプ部
46 第2パイプ部
47 屈曲パイプ部
51 第1フレーム前部
55 第1接続端部
56 第2接続端部

Claims (13)

  1. ヘッドパイプと、
    前記ヘッドパイプに回転可能に支持された操舵装置と、
    前記操舵装置に回転可能に支持された前輪と、
    前記ヘッドパイプから下方に延びるダウンフレームと、
    前記ダウンフレームから左右の一方、且つ、後方に延びる第1ロアフレームと、
    前記ダウンフレームから左右の他方、且つ、後方に延びる第2ロアフレームと、
    前記第1ロアフレームから後方且つ上方に延びる第1リアフレームと、
    前記第2ロアフレームから後方且つ上方に延びる第2リアフレームと、
    前記第1リアフレーム及び前記第2リアフレームの上方に配置されたシートと、
    前記ヘッドパイプ及びダウンフレームの前方に配置されたフロントカバーと、
    前記フロントカバーの後方に配置されたレッグシールドと、
    前記シートの下方に配置されたリアカバーと、
    前記第1ロアフレーム及び前記第2ロアフレームの上方、且つ、車両前後方向において前記レッグシールドと前記リアカバーとの間に配置されたフートボードと、
    前記フートボードの下方、且つ、車両左右方向において前記第1ロアフレームと前記第2ロアフレームとの間に配置された燃料タンクと、
    前記レッグシールドに配置された給油口と、
    車両側面視で少なくとも一部が前記前輪の後方に配置され、前記給油口と前記燃料タンクとを接続する燃料パイプと、
    を備え、
    前記第1ロアフレームは、前記燃料タンクの前方に位置し前記ダウンフレームに接続された第1フレーム前部を含み、
    車両平面視で、前記第1フレーム前部は、前記ダウンフレームよりも前方に凸に湾曲した形状を有し、
    前記燃料パイプは、前記第1フレーム前部の後方を通って配置される、
    鞍乗型車両。
  2. 車両側面視で、前記第1フレーム前部の前縁の少なくとも一部は、前記ダウンフレームの前縁よりも前方に位置する、
    請求項1に記載の鞍乗型車両。
  3. 車両側面視で、前記第1フレーム前部の後縁の少なくとも一部は、前記ダウンフレームの中心軸線よりも前方に位置する、
    請求項1又は2のいずれかに記載の鞍乗型車両。
  4. 前記第2ロアフレームは、前記ダウンフレームに接続された第2フレーム前部を含み、
    前記第1フレーム前部は、前記第2フレーム前部よりも前方に凸に湾曲した形状を有する、
    請求項1から3のいずれかに記載の鞍乗型車両。
  5. 前記第1ロアフレームは、前記ダウンフレームに接続された第1接続端部を含み、
    前記第2ロアフレームは、前記ダウンフレームに接続された第2接続端部を含み、
    車両正面視で、前記第1接続端部の少なくとも一部は、前記第2接続端部よりも上方に位置する、
    請求項1から4のいずれかに記載の鞍乗型車両。
  6. 車両正面視で、前記第1接続端部の上端は、前記第2接続端部の上端よりも上方に位置する、
    請求項5に記載の鞍乗型車両。
  7. 車両正面視で、前記第1接続端部の下端は、前記第2接続端部の下端よりも上方に位置する、
    請求項5又は6のいずれかに記載の鞍乗型車両。
  8. 車両側面視で、前記第1ロアフレームの中心軸線は、前記第1接続端部において前記ダウンフレームの中心軸線よりも前方に位置する、
    請求項5から7のいずれかに記載の鞍乗型車両。
  9. 車両平面視で、前記第1フレーム前部の後縁の少なくとも一部は、前記第1接続端部の後端よりも前方に位置する、
    請求項5から8のいずれかに記載の鞍乗型車両。
  10. 車両側面視で、前記燃料パイプの少なくとも一部は、前記第1フレーム前部の真後ろの位置において前記ダウンフレームと重なる、
    請求項1から9のいずれかに記載の鞍乗型車両。
  11. 前記燃料パイプは、
    前記燃料タンクに接続された第1パイプ部と、
    前記ダウンフレームの側方に配置された第2パイプ部と、
    前記第1パイプ部と前記第2パイプ部との間に位置する屈曲パイプ部と、
    を含み、
    前記屈曲パイプ部は、前記フートボードの前方に位置しており、車両平面視で前記フートボードと重なる、
    請求項1から10のいずれかに記載の鞍乗型車両。
  12. 車両正面視で、前記屈曲パイプ部の少なくとも一部は、前記ダウンフレームと重なる、
    請求項11に記載の鞍乗型車両。
  13. 車両側面視で、前記燃料パイプの前縁は、前記ダウンフレームの前縁よりも後方に位置する、
    請求項1から12のいずれかに記載の鞍乗型車両。
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