JP2020053137A - 電磁誘導加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 インバータ以外のスイッチング素子を追加することなくインバータに印加するDCリンク電圧を平滑化し、加熱コイル電流の脈動を抑えることによって鍋から発生する励振音を防止する。【解決手段】 共振負荷回路に高周波電力を供給するインバータと、整流直流電圧を平滑直流電圧に変換し、インバータに印加するチョッパ回路と、を備え、インバータは、2個のインバータ用スイッチング素子と1個のダイオードの直列回路で構成される第一の上下アームを有し、チョッパ回路は、インダクタと、インダクタの蓄積エネルギーによって流れる環流電流を平滑用コンデンサに流す環流ダイオードと、昇降圧チョッパ用スイッチング素子と、を備え、インバータ用と昇降圧チョッパ用とを兼用するスイッチング素子がオフ状態の場合、ダイオードは商用交流電源の交流電圧を整流した整流電圧から平滑用コンデンサを直接充電する経路を遮断する。【選択図】 図1

Description

本発明は、被加熱物に対し所望の電力を供給して誘導加熱を行うインバータ方式の電磁誘導加熱装置に関するものである。
近年、火を使わずに金属製鍋を誘導加熱するインバータ方式の電磁誘導加熱装置が広く用いられるようになってきている。電磁誘導加熱装置は、加熱コイルに高周波電流を流し、この加熱コイルの上方に近接配置した金属製鍋の鍋底に渦電流を発生させ、鍋底自体の電気抵抗により発熱させるものである。電磁誘導加熱装置の従来例として、特許文献1に開示されるような誘導加熱調理器がある。
この特許文献1の請求項1には、「2個の主スイッチング素子の直列体である第1,第2の上下アームを有し、直流電圧を直流/交流変換して交流電圧を負荷に供給するインバータと、前記第1の上下アームのスイッチング素子を駆動することによって、前記インバータをハーフブリッジ方式インバータとして動作させる第1のインバータ制御手段と、前記第1,第2の上下アームのスイッチング素子を駆動することによって、前記インバータをフルブリッジ方式インバータとして動作させる第2のインバータ制御手段とを備えた電力変換装置において、直流電源電圧を直流/直流変換して前記インバータに前記直流電圧として印加するチョッパ回路を備え、前記第1の上下アームを含んで構成される前記ハーフブリッジ方式インバータの出力端子間に接続した第1の負荷回路と、前記第1,第2の上下アームによって構成されるフルブリッジ方式インバータの出力端子間に接続され、前記第1の負荷回路の少なくとも一部を含む第2の負荷回路と、この第2の負荷回路を前記インバータから接離するスイッチ手段とを備え、前記第2の上下アームの一方のスイッチング素子は、前記チョッパ回路の昇圧または昇降圧用のスイッチング素子として兼用されることを特徴とする電力変換装置」が開示されている。
すなわち、特許文献1の方式は、同文献の図1等に示されるように、インバータの前段にチョッパ回路を備え、インバータがフルブリッジ方式になった場合にインバータのスイッチング素子の一部がチョッパ回路のスイッチング素子として兼用されるものである。
特開2009−136104号公報
特許文献1では、フルブリッジ方式インバータ用およびチョッパ用として兼用したスイッチング素子がオフ状態の時、平滑用コンデンサの電圧が入力電源電圧より低い場合に入力電源から平滑用コンデンサを直接充電する経路を遮断するためにスイッチング素子を別途設けて降圧動作を行っている。そのため、制御するスイッチング素子が増え、ドライブ回路や制御回路を追加する必要がある。また、スイッチング素子がオンオフされるため、導通損失に加えてスイッチング損失も増加するという問題があった。
本発明の目的は、上記の課題に対処することであり、特にインバータ以外のスイッチング素子を追加することなくインバータに印加するDCリンク電圧を平滑化し、加熱コイル電流の脈動を抑えることによって鍋から発生する励振音を防止するインバータ方式の電磁誘導加熱装置を提供することである。
上記課題を達成するために、本発明の電磁誘導加熱装置は、被加熱物を誘導加熱する加熱コイルと、平滑用コンデンサの平滑直流電圧を交流電圧に変換し、前記加熱コイルと共振コンデンサを含む共振負荷回路に高周波電力を供給するインバータと、商用交流電源の交流電圧を整流した整流電圧を前記平滑直流電圧に変換し、前記インバータに印加するチョッパ回路と、を備え、前記インバータは、2個のインバータ用スイッチング素子と1個のダイオードの直列回路と、上アームと下アームのそれぞれに設けられる逆並列ダイオードと、で構成される第一の上下アームを有し、前記チョッパ回路は、インダクタと、前記インダクタの蓄積エネルギーによって流れる環流電流を前記平滑用コンデンサに流す環流ダイオードと、昇降圧チョッパ用スイッチング素子と、を備え、前記インバータ用スイッチング素子の一方は、前記昇降圧チョッパ用スイッチング素子と兼用され、兼用されたスイッチング素子がオフ状態の場合、前記インバータの前記ダイオードは前記商用交流電源の交流電圧を整流した整流電圧から前記平滑用コンデンサを直接充電する経路を遮断することを特徴とする。
本発明のインバータ方式の電磁誘導加熱装置によれば、インバータ以外のスイッチング素子を追加することなくインバータに印加するDCリンク電圧を平滑化し、加熱コイル電流の脈動を抑えることによって鍋から発生する励振音を防止することができる。
実施例1の電磁誘導加熱装置の回路構成図。 図1の電磁誘導加熱装置の動作波形。 図1の電磁誘導加熱装置の動作波形。 図1の電磁誘導加熱装置の電力制御特性図。 実施例2の電磁誘導加熱装置の回路構成図。 実施例3の電磁誘導加熱装置の回路構成図。 実施例4の電磁誘導加熱装置の回路構成図。 実施例5の電磁誘導加熱装置の回路構成図。 図8の電磁誘導加熱装置の動作波形。 図8の電磁誘導加熱装置の動作波形。 実施例6の電磁誘導加熱装置の回路構成図。 図11の電磁誘導加熱装置の動作波形。 図11の電磁誘導加熱装置の動作波形。 図11の電磁誘導加熱装置の動作波形。
以下、本発明の電磁誘導加熱装置の実施例について、図面を用いながら説明する。なお、各図において、参照番号が同一のものは同一の構成要件あるいは類似の機能を備えた構成要件を示しており、適宜重複説明を省略している。
図1は、実施例1の電磁誘導加熱装置100の回路構成図である。ここに示すように、商用交流電源1は、ノーマルフィルタを構成するインダクタ8とコンデンサ9を介して、ダイオード2aから2dで構成される整流回路2の入力端子に接続される。この整流回路2は、商用交流電圧を整流した整流直流電圧を出力するものであり、整流回路2の出力端子には、チョッパ用インダクタ41とパワー半導体スイッチング素子(以下、単に「スイッチング素子」と称する)5bが直列に接続されている。
また、インダクタ41の両端には、環流ダイオード6hと逆並列ダイオード6aを介して、平滑用コンデンサ44が接続されている。この平滑用コンデンサ44の両端には、上アームを構成するスイッチング素子5aと、下アームを構成するスイッチング素子5bとダイオード10bの直列体と、を含む上下アームが並列に接続されている。この上下アームの上アーム(スイッチング素子5a)には逆並列ダイオード6aが逆方向に並列接続されており、下アーム(スイッチング素子5bとダイオード10b)には逆並列ダイオード6bが逆方向に並列接続されている。
上アームおよび下アームに図示しないスナバコンデンサを並列に接続することにより、スイッチング素子5a又は5bのターンオフ時の遮断電流によってスナバコンデンサが充電あるいは放電され、両スイッチング素子に印加される電圧の変化が低減されターンオフ損失を抑制することができる。
上下アームの出力端子には加熱コイル11の一端が接続されており、加熱コイル11の他端と平滑用コンデンサ44の正負電極間にはそれぞれ共振コンデンサ13a、13bが接続されハーフブリッジ方式のインバータ回路を構成している。
上記した構成の本実施例の電磁誘導加熱装置100においては、スイッチング素子5bはインバータ用スイッチング素子として利用されると共に、インダクタ41をチョッパ用のインダクタとする昇降圧チョッパ用スイッチング素子としても利用される。この場合、ダイオード10bは、スイッチング素子5bがオフ状態であり、かつ、平滑用コンデンサ44の電圧が商用交流電圧より低い場合に、商用交流電源1からインダクタ41と逆並列ダイオード6aを介して、平滑用コンデンサ44を直接充電する経路を遮断する役割を果たす。
図2は、本実施例における商用周波数一周期分の動作波形である。図中の波形は、上から、平滑用コンデンサ44の電圧v(44)、商用交流電源1の電圧v(1)、入力電流i(1)、インダクタ41の電流i(41)、加熱コイル11の電流i(11)である。
平滑用コンデンサ44の電圧v(44)は、商用周波数の二倍の周波数で脈動しているが十分に平滑されており、加熱コイル11の電流i(11)の脈動が抑えられている。インダクタ41の電流i(41)は電流が断続(オンオフを繰り返し)しているため、図中では黒く塗りつぶされた形で表される。本実施例では、インダクタ41の電流i(41)が断続する条件でインバータを動作させることにより、力率改善制御を追加することなく入力電流i(1)を正弦波状の波形にすることが可能である。すなわち、チョッパ用とインバータ用を兼用するスイッチング素子5bのオン時間dutyを商用周波数一周期の間で固定していれば、インダクタ41には商用交流電源1の電圧v(1)の瞬時電圧に応じた電流が流れるため、ノーマルフィルタを介した入力電流i(1)は自ずと正弦波状になる。平滑電圧v(44)が商用交流電圧より低くなる条件においても、入力電流i(1)が増大する現象は起きておらず、ダイオード10bによる直接充電経路の遮断機能の達成が確認できる。
図3は、商用交流電源電圧のピーク付近の動作波形である。図中の波形は、上から、平滑用コンデンサ44の電圧v(44)、スイッチング素子5a、5bのゲート信号vg(5a)、vg(5b)、インダクタ41の電流i(41)、加熱コイル11の電流i(11)、および、各素子の電流i(5a)、i(6a)、i(5b)、i(6b)、i(10b)である。
スイッチング素子5bがオン(vg(5b)がオン)すると、インダクタ41に電流が流れ始め電流i(41)は増加する。一方、加熱コイル11の電流i(11)は逆並列ダイオード6bを流れて環流した後、電流の極性が反転し、スイッチング素子5bにはインダクタ41の電流i(41)と加熱コイル11の電流i(11)の合成電流が流れる。また、ダイオード10bには加熱コイル11の電流i(11)のみが流れる。
一方、スイッチング素子5bがオフ(vg(5b)がオフ)すると、インダクタ41に蓄積されたエネルギーによって、逆並列ダイオード6aおよび環流ダイオード6hを介して平滑用コンデンサ44に環流電流が流れ、インダクタ41の電流i(41)は減少する。逆並列ダイオード6aに電流が流れている間にスイッチング素子5aをターンオンすることにより、ゼロ電圧ゼロ電流ターンオン動作となるため、スイッチング素子5aでのターンオン損失は発生しない。
また、スイッチング素子5aがオン(vg(5a)がオン)状態の間にインダクタ41の電流i(41)がゼロとなり、加熱コイル11の電流i(11)がスイッチング素子5aを流れている時にスイッチング素子5aがオフすると、加熱コイル11の電流i(11)は逆並列ダイオード6bを流れて環流する。その間にスイッチング素子5bをターンオンすることにより、ゼロ電圧ゼロ電流ターンオン動作となるため、スイッチング素子5bでのターンオン損失も発生しない。
このように、本実施例では、インダクタ41の電流i(41)が断続する条件で両スイッチング素子を動作させることにより、昇降圧チョッパ用とインバータ用で兼用したスイッチング素子5bにはターンオン損失は発生しない。また、新たに力率改善制御を付加することなく入力電流i(1)を正弦波状の波形にすることが可能である。
図4は、スイッチング素子5bのオン時間duty(図3のvg(5b)で示す、スイッチング周期に対するスイッチング素子5bの導通期間の割合)と電力の関係を表す電力制御特性図である。この図に示す関係を利用することで、本実施例の電磁誘導加熱装置100では、スイッチング素子5bのオン時間dutyを制御することにより、使用者が設定した火力に応じて、電力を制御することが可能である。上述したように、スイッチング素子5bは昇降圧チョッパ用のスイッチング素子としても機能するため、スイッチング素子5bのオン時間dutyを制御することにより、インダクタ41に蓄えるエネルギーを調整し、平滑用コンデンサ44の電圧を制御することが可能である。また、インバータ用のスイッチング素子としても機能するため、加熱コイル11に流れる電流を制御することが可能であり、これらの両作用を利用することで電力を使用者が設定した所望の火力となるように制御することができる。
以上で説明した本実施例の電磁誘導加熱装置によれば、インバータの実現に必要なスイッチング素子以外に、スイッチング素子を新たに設けることなく、入力電流の力率改善、DCリンク電圧の平滑化による励振音の発生防止およびインバータの電力制御を実現することが可能である。また、インバータの実現に必要なスイッチング素子以外に、スイッチング素子を必要としないため、スイッチング素子の制御回路の大規模化を抑制することができる。
図5は実施例2の電磁誘導加熱装置100の回路構成図である。なお、実施例1との共通点については重複説明を省略する。
本実施例では、整流回路2の出力端子に、チョッパ用インダクタ41とスイッチング素子5aが直列に接続されている。インダクタ41の両端には、環流ダイオード6gと逆並列ダイオード6bを介して、平滑用コンデンサ44が接続されている。この平滑用コンデンサ44の両端には、上アームを構成するスイッチング素子5aとダイオード10aの直列体と、下アームを構成するスイッチング素子5bと、を含む上下アームが並列に接続されている。この上下アームの上アーム(スイッチング素子5aとダイオード10a)には逆並列ダイオード6aが逆方向に並列接続されており、下アーム(スイッチング素子5b)には逆並列ダイオード6bが逆方向に並列接続されている。
実施例1ではスイッチング素子5bを、昇降圧チョッパ用とインバータ用のスイッチング素子として兼用したが、本実施例では、スイッチング素子5aがその役割を果たす。この場合、ダイオード10aは、スイッチング素子5aがオフ状態であり、かつ、平滑用コンデンサ44の電圧が商用交流電圧より低い場合に、商用交流電源1から逆並列ダイオード6bとインダクタ41を介して平滑用コンデンサ44を直接充電する経路を遮断する役割を果たす。
以上で説明した本実施例の電磁誘導加熱装置においても、実施例1と同等の効果を得ることができる。
図6は実施例3の電磁誘導加熱装置100の回路構成図である。なお、上記の実施例との共通点については重複説明を省略する。
本実施例では、平滑用コンデンサ44の両端に、上アームのスイッチング素子5cと下アームのスイッチング素子5dからなる第二の上下アームが並列に接続されている。スイッチング素子5c、5dにはそれぞれ逆並列ダイオード6c、6dが逆方向に並列接続されている。二つの上下アームの出力端子間には加熱コイル11と共振コンデンサ13が接続され、フルブリッジ方式のインバータを構成している。
本実施例のフルブリッジ方式は、実施例1や実施例2のハーフブリッジ方式に比べて、加熱コイル11の巻数を増やすことが可能であり、加熱コイル11の電流i(11)を減らしても起磁力は維持できる。これにより、スイッチング素子に流れる電流を低減し、損失を減らす効果がある。
図7は実施例4の電磁誘導加熱装置100の回路構成図である。なお、実施例3との共通点については重複説明を省略する。
実施例3と異なる点は、加熱コイル11と共振コンデンサ13からなる共振負荷回路を、スイッチング素子5a、5b、ダイオード10bからなる上下アームから切り離すリレー20が設けられており、また、加熱コイル11と共振コンデンサ13の接続点と平滑用コンデンサ44の正負電極間にそれぞれ共振コンデンサ12a,12bが接続されている点である。
本実施例では、被加熱物の材質(磁性体か非磁性体か)や設定火力の大小に応じてリレー20を切替えることにより、インバータ方式をフルブリッジ方式かハーフブリッジ方式か切替えると共に共振コンデンサの容量を切替えて共振周波数を変更することができる。
ここで、加熱コイル11と被加熱物(図示せず)は磁気的に結合するため、被加熱物を加熱コイル11側からみた等価回路に変換すると、被加熱物の等価抵抗と等価インダクタンスが直列に接続された構成になる。等価抵抗及び等価インダクタンスは、被加熱物の材質によって異なり、非磁性体で低抵抗の銅やアルミの場合は等価抵抗及び等価インダクタンスのどちらも小さくなり、磁性体で高抵抗の鉄の場合はどちらも大きくなる。
図7において、被加熱物が銅やアルミ等の非磁性体の場合は、リレー20をオフし、第二の上下アームと加熱コイル11及び共振コンデンサ12a,12bから構成されるハーフブリッジ方式のインバータで加熱を行う。前述のように、非磁性体で低抵抗の被加熱物は等価抵抗が小さいため所望の出力を得るには大きな電流を流す必要がある。被加熱物の表皮抵抗は周波数の平方根に比例する特徴があり、銅又はアルミなどの低抵抗の被加熱物を加熱する場合には、周波数を高くすることが有効である。従って、第二の上下アームを例えば約90kHzの周波数で駆動できるように共振コンデンサ12a、12bの容量を設定する。第一の上下ア−ムはリレー20がオフ状態にあるため共振負荷回路から切り離される。したがって、スイッチング素子5bはインダクタ41をチョッパ用のインダクタとする昇降圧チョッパ用スイッチング素子としてのみ動作する。
一方、被加熱物が鉄やステンレス等の磁性体の場合は、リレー20をオンし、第一及び第二の上下アームと加熱コイル11及び共振コンデンサ12a、12b、13から構成されるフルブリッジ方式のインバータで加熱を行う。前述のように、磁性体で高抵抗の被加熱物は等価抵抗が大きいため共振負荷回路には電流が流れ難い。従って、フルブリッジ方式に切替えることによりインバータの出力電圧を2倍に高め所望の出力を得る。前述の銅やアルミの場合は抵抗が小さいためインバータの周波数を約90kHzにし表皮抵抗を高くしたが、鉄の場合は元々抵抗が大きいため、約20kHzの周波数で第一、第二の上下アームを駆動する。前述のように共振コンデンサ12a、12bの容量は、約90kHzの駆動周波数に合わせて設定するが、共振コンデンサ13の容量は、約20kHzの駆動周波数に合わせて設定する。駆動周波数が大きく異なるため、共振コンデンサ13の容量は共振コンデンサ12a、12bより十分に大きい値になる。従って、フルブリッジ方式のインバータの共振周波数は、主に共振コンデンサ13により設定される。また、フルブリッジ方式のインバータ動作においても、共振コンデンサ13に流れる電流が大きいため、共振用コンデンサ12a、12bが接続された状態でもインバータ動作上、問題はない。
本実施例ではリレー20の切替えにより、共振コンデンサの容量も切替えができる。従って、インバータの駆動周波数の設定範囲を広げることができ被加熱物の材質に合わせて最適な周波数で加熱することができる。
図8は実施例5の電磁誘導加熱装置100の回路構成図である。なお、上記の実施例との共通点については重複説明を省略する。
本実施例では、例えば実施例1のインバータを複数台使用する構成を示しており、インダクタ8とコンデンサ9からなるノーマルフィルタは共通で使用している。ここでは、1台目から3台目のインバータをそれぞれ20A、20B、20Cとする。なお、インバータ20B、20Cは、インバータ20Aと同等の構成であり、各インバータの加熱コイル11は、別々の被加熱物の加熱に対応した三口コンロ状の配置であってもよいし、一つの被加熱物の加熱に対応した一口コンロの配置(例えば、各コイルを同芯状に配置)であってもよい。
図9はインバータを2台使用した場合の動作波形例である。2台のインバータを使用する場合、インバータ20Aのスイッチング素子5a、5bのゲート信号に対して、インバータ20Bのスイッチング素子5a、5bのゲート信号を180°ずらしている。これにより、インバータ20Aのインダクタ41に流れる電流とインバータ20Bのインダクタ41に流れる電流の位相が180°ずれるため、インダクタ41の合成電流のリップルは低減する。これにより、各インバータのノーマルフィルタのインダクタ8およびコンデンサ9の値を小さくすることができ、ノーマルフィルタを小型化することができる。
一方、図10はインバータを3台使用した場合の動作波形例である。3台のインバータを使用する場合、インバータ20Aのスイッチング素子5a、5bのゲート信号に対して、インバータ20Bのスイッチング素子5a、5bのゲート信号を120°ずらし、インバータ20Bのスイッチング素子5a、5bのゲート信号に対して、インバータ20Cのスイッチング素子5a、5bのゲート信号を120°ずらしている。これにより、インバータ20Aから20Cのインダクタ41に流れる電流の位相は120°ずつずれるため、インダクタ41の合成電流のリップルは低減する。
このように、本実施例では、複数台のインバータの位相をずらして動作させることによりノーマルフィルタのインダクタ及びコンデンサの小型化が可能となる。
図11は実施例6の電磁誘導加熱装置100の回路構成図である。なお、上記の実施例との共通点については重複説明を省略する。
本実施例では、商用交流電源1の電圧が正の場合には、ダイオード2aを介して、スイッチング素子5aとインダクタ41が直列接続される。インダクタ41の両端には環流ダイオード6gと逆並列ダイオード6bを介して平滑用コンデンサ44が接続されている。一方、商用交流電源1の電圧が負の場合には、ダイオード2bを介して、スイッチング素子5bとインダクタ41が直列接続される。インダクタ41の両端には環流ダイオード6hと逆並列ダイオード6aを介して平滑用コンデンサ44が接続されている。
この平滑用コンデンサ44の両端には、上アームを構成するスイッチング素子5aとダイオード10aの直列体と、下アームを構成するスイッチング素子5bとダイオード10bの直列体と、が直列に接続された上下アームが並列に接続されている。
図12は、本実施例における商用周波数一周期分の動作波形である。図中の波形は、上から、平滑用コンデンサ44の電圧v(44)、商用交流電源1の電圧v(1)、入力電流i(1)、インダクタ41の電流i(41)、加熱コイル11の電流i(11)である。
平滑用コンデンサ44の電圧v(44)は、商用周波数の二倍の周波数で脈動しているが十分に平滑されており、加熱コイル11の電流i(11)の脈動が抑えられている。インダクタ41の電流i(41)は電流が断続(オンオフを繰り返し)しているため、図中では黒く塗りつぶされた形で表される。本実施例では、インダクタ41の電流i(41)が断続する条件でインバータを動作させることにより、力率改善制御を追加することなく入力電流i(1)を正弦波状の波形にすることが可能である。すなわち、チョッパ用とインバータ用を兼用するスイッチング素子5a,5bのオン時間dutyを商用周波数一周期の間で固定していれば、インダクタ41には商用交流電源1の電圧v(1)の瞬時電圧に応じた電流が流れるため、ノーマルフィルタを介した入力電流i(1)は自ずと正弦波状になる。
図13は、商用交流電源電圧の正のピーク付近の動作波形、図14は、商用交流電源電圧の負のピーク付近の動作波形である。図中の波形は、上から、平滑用コンデンサ44の電圧v(44)、スイッチング素子5a、5bのゲート信号vg(5a)、vg(5b)、インダクタ41の電流i(41)、加熱コイル11の電流i(11)、および、各素子の電流i(5a)、i(6a)、i(5b)、i(6b)、i(10b)である。
図13より、商用交流電源1の電圧v(1)が正の場合、スイッチング素子5aがオン(vg(5a)がオン)すると、インダクタ41に電流が流れ始め電流i(41)は増加する。一方、加熱コイル11の電流i(11)は逆並列ダイオード6aを流れて環流した後、電流の極性が反転し、スイッチング素子5aにはインダクタ41の電流i(41)と加熱コイル11の電流i(11)の合成電流が流れる。また、ダイオード10aには加熱コイル11の電流i(11)のみが流れる。
一方、スイッチング素子5aがオフ(vg(5a)がオフ)すると、インダクタ41に蓄積されたエネルギーによって、逆並列ダイオード6bおよび環流ダイオード6gを介して平滑用コンデンサ44に環流電流が流れ、インダクタ41の電流i(41)は減少する。逆並列ダイオード6bに電流が流れている間にスイッチング素子5bをターンオンすることにより、ゼロ電圧ゼロ電流ターンオン動作となるため、スイッチング素子5bでのターンオン損失は発生しない。
また、スイッチング素子5bがオン(vg(5b)がオン)状態の間にインダクタ41の電流がゼロとなり、加熱コイル11の電流i(11)がスイッチング素子5bを流れている時にスイッチング素子5bがオフすると、加熱コイル11の電流i(11)は逆並列ダイオード6aを流れて環流する。その間にスイッチング素子5aをターンオンすることにより、ゼロ電圧ゼロ電流ターンオン動作となるため、スイッチング素子5aでのターンオン損失も発生しない。
図14より、商用交流電源1の電圧v(1)が負の場合、スイッチング素子5bがオン(vg(5b)がオン)すると、インダクタ41に電流が流れ始め電流i(41)は増加する。なお、ここでは、インダクタ41の電流は図11の左から右に流れる方向を正としているため、負の方向へ増加する波形となる。加熱コイル11の電流i(11)は逆並列ダイオード6bを流れて環流した後、電流の極性が反転し、スイッチング素子5bにはインダクタ41の電流i(41)と加熱コイル11の電流i(11)の合成電流が流れる。また、ダイオード10bには加熱コイル11の電流i(11)のみが流れる。
一方、スイッチング素子5bがオフ(vg(5b)がオフ)すると、インダクタ41に蓄積されたエネルギーによって、逆並列ダイオード6aおよび環流ダイオード6hを介して平滑用コンデンサ44に環流電流が流れ、インダクタ41の電流i(41)は減少する。逆並列ダイオード6aに電流が流れている間にスイッチング素子5aをターンオンすることにより、ゼロ電圧ゼロ電流ターンオン動作となるため、スイッチング素子5aでのターンオン損失は発生しない。
また、スイッチング素子5aがオン(vg(5a)がオン)状態の間にインダクタ41の電流がゼロとなり、加熱コイル11の電流i(11)がスイッチング素子5aを流れている時にスイッチング素子5aがオフすると、加熱コイル11の電流i(11)は逆並列ダイオード6bを流れて環流する。その間にスイッチング素子5bをターンオンすることにより、ゼロ電圧ゼロ電流ターンオン動作となるため、スイッチング素子5bでのターンオン損失も発生しない。
実施例1から実施例5は、商用交流電源1の電圧極性に関わらず、上アームもしくは下アームの一方のみが昇降圧チョッパ用とインバータ用のスイッチング素子として兼用する構成であった。そのため、兼用したスイッチング素子とダイオードの負担が大きくなる。本実施例では、商用交流電源電圧の正負極性に応じて、兼用するスイッチング素子が5aと5bで切り替わるため、逆並列ダイオード6a,6bを含めた半導体素子への負担が軽減する。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成について、他の構成の追加、削除、置換をすることが可能である。
100 電磁誘導加熱装置、
1 商用交流電源、
2 整流回路、
2a〜2d、10a、10b ダイオード、
6a〜6d 逆並列ダイオード、
6g、6h 環流ダイオード、
5a〜5d スイッチング素子、
8 インダクタ、
9 コンデンサ、
12a、12b、13、13a、13b 共振コンデンサ、
11 加熱コイル、
20 リレー、
41 インダクタ、
44 平滑用コンデンサ

Claims (7)

  1. 被加熱物を誘導加熱する加熱コイルと、
    平滑用コンデンサの平滑直流電圧を交流電圧に変換し、前記加熱コイルと共振コンデンサを含む共振負荷回路に高周波電力を供給するインバータと、
    商用交流電源の交流電圧を整流した整流電圧を前記平滑直流電圧に変換し、前記インバータに印加するチョッパ回路と、
    を備えた電磁誘導加熱装置であって、
    前記インバータは、2個のインバータ用スイッチング素子と1個のダイオードの直列回路と、上アームと下アームのそれぞれに設けられる逆並列ダイオードと、で構成される第一の上下アームを有し、
    前記チョッパ回路は、インダクタと、前記インダクタの蓄積エネルギーによって流れる環流電流を前記平滑用コンデンサに流す環流ダイオードと、昇降圧チョッパ用スイッチング素子と、を備え、
    前記インバータ用スイッチング素子の一方は、前記昇降圧チョッパ用スイッチング素子と兼用され、
    兼用されたスイッチング素子がオフ状態の場合、前記インバータの前記ダイオードは前記商用交流電源の交流電圧を整流した整流電圧から前記平滑用コンデンサを直接充電する経路を遮断することを特徴とする電磁誘導加熱装置。
  2. 被加熱物を誘導加熱する加熱コイルと、
    平滑用コンデンサの平滑直流電圧を交流電圧に変換し、前記加熱コイルと共振コンデンサを含む共振負荷回路に高周波電力を供給するインバータと、
    商用交流電源の交流電圧を前記平滑直流電圧に変換し、前記インバータに印加するチョッパ回路と、
    を備えた電磁誘導加熱装置であって、
    前記インバータは、インバータ用スイッチング素子とダイオードの直列回路からなる上アームと、インバータ用スイッチング素子とダイオードの直列回路からなる下アームと、該上アームと該下アームのそれぞれに設けられる逆並列ダイオードと、で構成される第一の上下アームを有し、
    前記チョッパ回路は、インダクタと、前記インダクタの蓄積エネルギーによって流れる環流電流を前記平滑用コンデンサに流す環流ダイオードと、昇降圧チョッパ用スイッチング素子と、を備え、
    前記インバータ用スイッチング素子は、前記昇降圧チョッパ用スイッチング素子と兼用され、
    兼用されたスイッチング素子がオフ状態の場合、同アームに含まれる前記ダイオードは前記商用交流電源の交流電圧から前記平滑用コンデンサを直接充電する経路を遮断することを特徴とする電磁誘導加熱装置。
  3. 請求項1または2に記載の電磁誘導加熱装置において、
    前記インバータは、さらに、2個のインバータ用スイッチング素子の直列回路で構成される第二の上下アームを有し、
    前記第一の上下アームと該第二の上下アームの出力端子間に、前記共振負荷回路を接続したことを特徴とする電磁誘導加熱装置。
  4. 請求項3に記載の電磁誘導加熱装置において、
    前記第一の上下アームの出力端子と前記共振負荷回路の間に、前記第一の上下アームの出力端子から前記共振負荷回路を切り離すスイッチを備えたことを特徴とする電磁誘導加熱装置。
  5. 請求項1から4の何れか一項に記載の電磁誘導加熱装置において、
    前記チョッパ回路のインダクタには電流が断続して流れることを特徴とする電磁誘導加熱装置。
  6. 請求項1から5の何れか一項に記載の電磁誘導加熱装置において、
    複数台の前記インバータを駆動する場合、各々に流れる電流位相をずらして駆動することを特徴とする電磁誘導加熱装置。
  7. 請求項1から5の何れか一項に記載の電磁誘導加熱装置において、
    設定された火力が大きいほど、兼用されるスイッチング素子のオン時間dutyが大きくなることを特徴とする電磁誘導加熱装置。
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