JP2020052634A - ドライブレコーダ及び画像記憶システム - Google Patents
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Abstract
【課題】画像のデータ量及び通信料を抑制できるドライブレコーダ及び画像記憶システムを提供すること。【解決手段】ドライブレコーダ3は、車両7に搭載され、管理装置5と通信可能である。ドライブレコーダは、画像生成ユニットと、撮影画像記憶ユニットと、危険パターン分類ユニットと、情報送信ユニットと、指示取得ユニットと、画像送信ユニットとを備える。画像生成ユニットは画像を生成する。撮影画像記憶ユニットは画像を記憶する。危険パターン分類ユニットは、画像と危険パターンとを対応付ける。情報送信ユニットは、危険パターンを含む車両側情報を送信する。指示取得ユニットは危険パターンを指定した送信指示を取得する。画像送信ユニットは危険パターンに対応付けられた画像を管理装置に送信する。【選択図】図1
Description
本開示はドライブレコーダ及び画像記憶システムに関する。
ドライブレコーダは、車両の周囲を撮影して画像を生成し、記憶する。特許文献1には、ドライブレコーダに関し、以下の技術が開示されている。抜き取り可能な記録媒体をドライブレコーダに取り付けておく。車両の走行中、この記録媒体に画像を記憶する。車両の走行終了後、ドライブレコーダから記録媒体を抜き取り、事務所側のコンピュータに記録媒体を差し込む。記録媒体に記憶されている画像を事務所側のコンピュータに読み込ませる。
ドライブレコーダが記憶した画像を、通信によって外部の装置に送信することが考えられる。この場合、ドライブレコーダが記憶した画像の全てを送信すると、送信する画像のデータ量が大きくなり、画像を送信する際の通信料が高くなってしまう。
本開示の一局面は、ドライブレコーダが管理装置へ送信する画像のデータ量、及び、画像を送信する際の通信料を抑制できるドライブレコーダ及び画像記憶システムを提供することを目的とする。
本開示の一局面は、車両(7)に搭載され、管理装置(5)と通信可能なドライブレコーダ(3)であって、前記車両の周囲を撮影して画像を生成するように構成された画像生成ユニット(25)と、前記画像生成ユニットが生成した前記画像を記憶するように構成された撮影画像記憶ユニット(27)と、前記画像生成ユニットが生成した前記画像を解析することで、前記画像と、予め設定された複数の危険パターンのいずれかとを対応付けるように構成された危険パターン分類ユニット(29)と、前記画像に対応付けられた前記危険パターンと、前記車両の識別情報とを含む車両側情報を、前記管理装置に送信するように構成された情報送信ユニット(33)と、前記管理装置から、前記危険パターンを指定した送信指示を取得するように構成された指示取得ユニット(35)と、前記撮影画像記憶ユニットに記憶された前記画像のうち、前記送信指示において指定された前記危険パターンに対応付けられた前記画像を、前記管理装置に送信するように構成された画像送信ユニット(37)と、を備えるドライブレコーダである。
本開示の一局面であるドライブレコーダは、送信指示において指定された危険パターンに対応付けられた画像を管理装置に送信する。そのため、本開示の一局面であるドライブレコーダは、ドライブレコーダに記憶された画像の全てを管理装置に必ずしも送信しなくてもよい。その結果、本開示の一局面であるドライブレコーダから管理装置に送信する画像のデータ量、及び、画像を送信する際の通信料を抑制できる。
本開示の例示的な実施形態を、図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
1.画像記憶システム1の構成
図1〜図3に基づき、画像記憶システム1の構成を説明する。図1に示すように、画像記憶システム1は、ドライブレコーダ3と、管理装置5とを備える。なお、画像記憶システム1は、複数のドライブレコーダ3を備えるが、図1では、便宜上、1のみのドライブレコーダ3を記載している。複数のドライブレコーダ3は、同様の構成を備え、同様の処理を実行する。管理装置5は、複数のドライブレコーダ3に対し、同様の処理を実行する。
<第1実施形態>
1.画像記憶システム1の構成
図1〜図3に基づき、画像記憶システム1の構成を説明する。図1に示すように、画像記憶システム1は、ドライブレコーダ3と、管理装置5とを備える。なお、画像記憶システム1は、複数のドライブレコーダ3を備えるが、図1では、便宜上、1のみのドライブレコーダ3を記載している。複数のドライブレコーダ3は、同様の構成を備え、同様の処理を実行する。管理装置5は、複数のドライブレコーダ3に対し、同様の処理を実行する。
(1)ドライブレコーダ3の構成
ドライブレコーダ3は車両7に搭載されている。ドライブレコーダ3は、後述する通信機19を用いて、管理装置5と通信可能である。
ドライブレコーダ3は車両7に搭載されている。ドライブレコーダ3は、後述する通信機19を用いて、管理装置5と通信可能である。
ドライブレコーダ3は、制御部9と、カメラ11と、センサ群13と、第1記憶部15と、第2記憶部17と、通信機19と、を備える。
制御部9は、CPU21と、例えば、RAM又はROM等の半導体メモリ(以下、メモリ23とする)と、を有するマイクロコンピュータを備える。制御部9の各機能は、CPU21が非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、メモリ23が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムが実行されることで、プログラムに対応する方法が実行される。なお、制御部9は、1つのマイクロコンピュータを備えてもよいし、複数のマイクロコンピュータを備えてもよい。
制御部9は、CPU21と、例えば、RAM又はROM等の半導体メモリ(以下、メモリ23とする)と、を有するマイクロコンピュータを備える。制御部9の各機能は、CPU21が非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、メモリ23が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムが実行されることで、プログラムに対応する方法が実行される。なお、制御部9は、1つのマイクロコンピュータを備えてもよいし、複数のマイクロコンピュータを備えてもよい。
制御部9は、図2に示すように、画像生成ユニット25と、撮影画像記憶ユニット27と、危険パターン分類ユニット29と、車両状態情報取得ユニット31と、情報送信ユニット33と、指示取得ユニット35と、画像送信ユニット37と、を備える。
制御部9に含まれる各部の機能を実現する手法はソフトウェアに限るものではなく、その一部又は全部の機能は、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現されてもよい。例えば、上記機能がハードウェアである電子回路によって実現される場合、その電子回路は、デジタル回路、又はアナログ回路、あるいはこれらの組合せによって実現されてもよい。
カメラ11は、車両7の周囲を撮影し、画像を生成する。車両7の周囲とは、例えば、車両7の前方、後方、又は側方である。生成する画像は、例えば、撮影時間が所定の長さである動画である。
センサ群13は、車両状態情報を取得するセンサの群である。車両状態情報は、車両7の状態を表す情報である。車両状態情報として、例えば、車両7の位置、車両7の車速、車両7のG値、車両状態情報を取得した日時等を表す情報が挙げられる。
第1記憶部15は、カメラ11が生成した画像を記憶することができる。第2記憶部17は、センサ群13が取得した車両状態情報を記憶することができる。通信機19は、管理装置5が備える後述する通信機45との間で通信を行うことができる。
(2)管理装置5の構成
管理装置5は、センター39と、端末41とを備える。センター39は、車両7の外部に固定設置されている。センター39は、制御部43と、通信機45と、第3記憶部47と、第4記憶部49と、を備える。
管理装置5は、センター39と、端末41とを備える。センター39は、車両7の外部に固定設置されている。センター39は、制御部43と、通信機45と、第3記憶部47と、第4記憶部49と、を備える。
制御部43は、CPU51と、例えば、RAM又はROM等の半導体メモリ(以下、メモリ53とする)と、を有するマイクロコンピュータを備える。制御部43の各機能は、CPU51が非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、メモリ53が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムが実行されることで、プログラムに対応する方法が実行される。なお、制御部43は、1つのマイクロコンピュータを備えてもよいし、複数のマイクロコンピュータを備えてもよい。
制御部43は、図3に示すように、車両側情報記憶ユニット55と、情報表示ユニット57と、指示取得ユニット59と、送信指示作成ユニット61と、指示送信ユニット63と、受信画像記憶ユニット65と、を備える。
制御部43に含まれる各部の機能を実現する手法はソフトウェアに限るものではなく、その一部又は全部の機能は、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現されてもよい。例えば、上記機能がハードウェアである電子回路によって実現される場合、その電子回路は、デジタル回路、又はアナログ回路、あるいはこれらの組合せによって実現されてもよい。
通信機45は、通信機19と通信可能である。第3記憶部47は、ドライブレコーダ3が送信する、後述する車両側情報を記憶可能である。第4記憶部49は、ドライブレコーダ3が送信する画像を記憶可能である。
端末41は車両7の外部に設置されている。端末41は、例えば、センター39から離れた位置に設置されている。端末41は、インターネット網67を介してセンター39と通信可能である。端末41は、制御部69と、表示部71と、入力部73と、第5記憶部75と、を備える。
制御部69はマイクロコンピュータを備える。制御部69には、運行管理アプリケーションがインストールされている。制御部69は、運行管理アプリケーションにより、後述する処理を実行する。
表示部71は、情報を表示可能なディスプレイである。オペレータ77は、表示部71に表示された情報を視認することができる。入力部73は、オペレータ77による入力操作を受け付ける。入力部73は、例えば、キーボート、タッチパネル、各種スイッチ等である。第5記憶部75は、画像等を記憶可能である。
2.ドライブレコーダ3が実行する処理
ドライブレコーダ3が所定時間ごとに繰り返し実行する処理を、図4に基づき説明する。図4のステップ1では、画像を生成する必要があるか否かを、画像生成ユニット25が判断する。画像を生成する必要があると判断する場合として、例えば、センサ群13が検出したG値が所定の閾値を超えている場合等が挙げられる。画像を生成する必要があると判断した場合、本処理はステップ2に進む。画像を生成する必要がないと判断した場合、本処理はステップ7に進む。
ドライブレコーダ3が所定時間ごとに繰り返し実行する処理を、図4に基づき説明する。図4のステップ1では、画像を生成する必要があるか否かを、画像生成ユニット25が判断する。画像を生成する必要があると判断する場合として、例えば、センサ群13が検出したG値が所定の閾値を超えている場合等が挙げられる。画像を生成する必要があると判断した場合、本処理はステップ2に進む。画像を生成する必要がないと判断した場合、本処理はステップ7に進む。
ステップ2では、画像生成ユニット25が、カメラ11を用いて画像を生成する。生成する画像は、車両7の周囲を所定時間撮影した動画である。
ステップ3では、前記ステップ2で生成した画像を撮影画像記憶ユニット27が第1記憶部15に記憶する。
ステップ3では、前記ステップ2で生成した画像を撮影画像記憶ユニット27が第1記憶部15に記憶する。
ステップ4では、危険パターン分類ユニット29が、直前の前記ステップ3で記憶した画像を解析することで、解析した画像と、予め設定された複数の危険パターンのいずれかとを対応付ける。この処理について以下で具体的に説明する。
画像の解析とは、例えば、画像において、他の車両、歩行者、信号機、交差点、交通標識等の事物を認識し、認識した事物それぞれの位置、事物の移動方向、事物の移動速度等を推測する処理である。
ドライブレコーダ3は、予め、複数の危険パターンを記憶している。危険パターンとして、例えば、車両7の前方に歩行者が飛び出す危険パターン、先行車が急ブレーキをかける危険パターン等が挙げられる。
危険パターン分類ユニット29は、画像の解析結果と、複数の危険パターンのそれぞれとを対比し、画像の解析結果と最も一致する危険パターンを選択する。そして、危険パターン分類ユニット29は、選択した危険パターンを、直前の前記ステップ3で記憶した画像に対応付ける。
ステップ5では、車両状態情報取得ユニット31が、センサ群13を用いて、車両状態情報を取得する。
ステップ6では、情報送信ユニット33が、通信機19を用いて、車両側情報をセンター39に送信する。車両側情報は、前記ステップ4において画像に対応付けた危険パターンと、前記ステップ5で取得した車両状態情報と、車両7の識別情報とを含む情報である。
ステップ6では、情報送信ユニット33が、通信機19を用いて、車両側情報をセンター39に送信する。車両側情報は、前記ステップ4において画像に対応付けた危険パターンと、前記ステップ5で取得した車両状態情報と、車両7の識別情報とを含む情報である。
ステップ7では、通信機19が送信指示を受信したか否かを、指示取得ユニット35が判断する。送信指示とは、後述するステップ16でセンター39が送信する指示である。センター39が送信指示を送信していれば、通信機19が送信指示を受信する。指示取得ユニット35は、通信機19が受信した送信指示を取得する。通信機19が送信指示を受信した場合、本処理はステップ8に進む。通信機19が送信指示を受信しなかった場合、本処理は終了する。
ステップ8では、画像送信ユニット37が第1記憶部15から画像を読み出す。読み出す画像は、前記ステップ7で受信したと判断した送信指示において指定された危険パターンに対応付けられた画像である。また、送信指示が、危険パターン以外の指定も含んでいる場合、読み出す画像は、送信指示において指定された危険パターンに対応付けられ、且つ、危険パターン以外の指定にも合致する画像である。
さらに、画像送信ユニット37は、読み出した画像と、車両7の識別情報とを、通信機19を用いてセンター39に送信する。
3.管理装置5が実行する処理
(1)第1の処理
管理装置5が所定時間ごとに繰り返し実行する処理を、図5に基づき説明する。図5のステップ11では、通信機45が車両側情報を受信したか否かを、車両側情報記憶ユニット55が判断する。車両側情報とは、前記ステップ6においてドライブレコーダ3が送信する情報である。車両側情報を受信した場合、本処理はステップ12に進む。車両側情報を受信していない場合、本処理はステップ13に進む。
3.管理装置5が実行する処理
(1)第1の処理
管理装置5が所定時間ごとに繰り返し実行する処理を、図5に基づき説明する。図5のステップ11では、通信機45が車両側情報を受信したか否かを、車両側情報記憶ユニット55が判断する。車両側情報とは、前記ステップ6においてドライブレコーダ3が送信する情報である。車両側情報を受信した場合、本処理はステップ12に進む。車両側情報を受信していない場合、本処理はステップ13に進む。
ステップ12では、車両側情報記憶ユニット55が、前記ステップ11で受信したと判断した車両側情報を第3記憶部47に記憶する。
ステップ13では、情報表示ユニット57が、第3記憶部47に記憶されている車両側情報を、端末41の表示部71に表示する。端末41の制御部69は、センター39から送られた車両側情報を表示部71に表示する処理を行う。
ステップ13では、情報表示ユニット57が、第3記憶部47に記憶されている車両側情報を、端末41の表示部71に表示する。端末41の制御部69は、センター39から送られた車両側情報を表示部71に表示する処理を行う。
このとき、オペレータ77は、表示部71に表示された車両側情報を見て、送信指示の内容を決定することができる。送信指示の内容は、危険パターンの指定等を含む。送信指示の内容は、例えば、危険パターン以外の指定を含んでいてもよい。危険パターン以外の指定として、例えば、車両の指定、車両の位置の指定、画像を生成した時間の指定等が挙げられる。オペレータは、決定した送信指示の内容を、入力部73に入力することができる。端末41の制御部69は、入力部73に入力された送信指示の内容をセンター39に送る。
ステップ14では、送信指示の内容を指示取得ユニット59が取得したか否かを、指示取得ユニット59が判断する。オペレータ77が送信指示の内容を入力部73に入力していれば、指示取得ユニット59は送信指示の内容を取得している。オペレータ77が送信指示の内容を入力部73に入力していなければ、指示取得ユニット59は送信指示の内容を取得していない。指示取得ユニット59が送信指示の内容を取得した場合、本処理はステップ15に進む。指示取得ユニット59が送信指示の内容を取得していない場合、本処理は終了する。
ステップ15では、送信指示作成ユニット61が、前記ステップ14で取得したと判断した送信指示の内容に基づき、送信指示を作成する。送信指示は、少なくとも危険パターンの指定を含む。送信指示の内容が危険パターン以外の指定も含む場合、送信指示は、危険パターン以外の指定も含む。
ステップ16では、指示送信ユニット63が、前記ステップ15で作成した送信指示を、通信機45を用いてドライブレコーダ3に送信する。
ステップ17では、通信機45が画像を受信したか否かを、受信画像記憶ユニット65が判断する。画像とは、前記ステップ8においてドライブレコーダ3が送信する画像である。通信機45が画像を受信した場合、受信画像記憶ユニット65は、その画像を取得する。通信機45が画像を受信した場合、本処理はステップ18に進む。通信機45が画像を受信しなかった場合、本処理は、ステップ17の前に戻る。
ステップ17では、通信機45が画像を受信したか否かを、受信画像記憶ユニット65が判断する。画像とは、前記ステップ8においてドライブレコーダ3が送信する画像である。通信機45が画像を受信した場合、受信画像記憶ユニット65は、その画像を取得する。通信機45が画像を受信した場合、本処理はステップ18に進む。通信機45が画像を受信しなかった場合、本処理は、ステップ17の前に戻る。
ステップ18では、前記ステップ17で受信したと判断した画像を、受信画像記憶ユニット65が第4記憶部49に記憶する。また、受信画像記憶ユニット65は、画像と対応付けて、車両7の識別情報も第4記憶部49に記憶する。
なお、センター39及び端末41は、第4記憶部49に記憶された画像を表示部71に表示することができる。オペレータ77は、表示部71に表示された画像を見ることができる。
(2)第2の処理
オペレータ77は、画像のダウンロード要求を入力部73に入力することができる。ダウンロード要求は、例えば、ダウンロードする画像の範囲の指定を含む。制御部69は、ダウンロード要求をセンター39に送る。
オペレータ77は、画像のダウンロード要求を入力部73に入力することができる。ダウンロード要求は、例えば、ダウンロードする画像の範囲の指定を含む。制御部69は、ダウンロード要求をセンター39に送る。
制御部43はダウンロード要求を受信する。制御部43は、ダウンロード要求で指定された画像を第4記憶部49から読み出し、端末41に送信する。制御部43は、画像の送信後、第4記憶部49において送信済みの画像を消去する。制御部69は、センター39から送られた画像を受信し、第5記憶部75に記憶する。
4.画像記憶システム1及びドライブレコーダ3が奏する効果
(1A)ドライブレコーダ3は、送信指示において指定された危険パターンに対応付けられた画像をセンター39に送信する。そのため、ドライブレコーダ3は、第1記憶部15に記憶された画像の全てをセンター39に必ずしも送信しなくてもよい。その結果、ドライブレコーダ3からセンター39に送信する画像のデータ量、及び、画像を送信する際の通信料を抑制できる。
(1A)ドライブレコーダ3は、送信指示において指定された危険パターンに対応付けられた画像をセンター39に送信する。そのため、ドライブレコーダ3は、第1記憶部15に記憶された画像の全てをセンター39に必ずしも送信しなくてもよい。その結果、ドライブレコーダ3からセンター39に送信する画像のデータ量、及び、画像を送信する際の通信料を抑制できる。
(1B)センター39はドライブレコーダ3に送信指示を送信する。ドライブレコーダ3は、送信指示の内容に対応した画像をセンター39に送信する。そのため、センター39は、必要性が高い画像を記憶することができる。
(1C)管理装置5は、車両側情報を表示部71に表示する。オペレータ77は、表示部71に表示された車両側情報を見て送信指示の内容を決定し、送信指示の内容を入力部73に入力することができる。センター39は、入力部73に入力された送信指示の内容を取得する。センター39は、取得した送信指示の内容に基づき、送信指示を作成する。そのため、センター39は、ドライブレコーダ3に対し、必要性が高い画像の送信を指示することができる。
(1D)ドライブレコーダ3は、車両状態情報を車両側情報に含める。管理装置5は、車両状態情報を含む車両側情報を表示部71に表示する。オペレータ77は、車両状態情報も考慮して、送信指示の内容を決定することができる。
(1E)管理装置5は、第4記憶部49に記憶された画像をダウンロードし、第5記憶部75に記憶することができる。管理装置5は、第4記憶部49においてダウンロード済みの画像を消去することができる。その結果、管理装置5は、第4記憶部49の容量を抑制することができる。
<他の実施形態>
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
<他の実施形態>
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(1)制御部43が、第3記憶部47に記憶された車両側情報に基づき、送信指示の内容を決定してもよい。
(2)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。
(2)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。
(3)上述したドライブレコーダ、画像記憶システムの他、当該ドライブレコーダを構成要素とするシステム、当該ドライブレコーダ又は管理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、画像記憶方法、画像送信方法等、種々の形態で本開示を実現することもできる。
1…画像記憶システム、3…ドライブレコーダ、5…管理装置、7…車両、25…画像生成ユニット、27…撮影画像記憶ユニット、29…危険パターン分類ユニット、31…車両状態情報取得ユニット、33…情報送信ユニット、35…指示取得ユニット、37…画像送信ユニット、39…センター、41…端末、55…車両側情報記憶ユニット、57…情報表示ユニット、59…指示取得ユニット、61…送信指示作成ユニット、63…指示送信ユニット、65…受信画像記憶ユニット
Claims (4)
- 車両(7)に搭載され、管理装置(5)と通信可能なドライブレコーダ(3)であって、
前記車両の周囲を撮影して画像を生成するように構成された画像生成ユニット(25)と、
前記画像生成ユニットが生成した前記画像を記憶するように構成された撮影画像記憶ユニット(27)と、
前記画像生成ユニットが生成した前記画像を解析することで、前記画像と、予め設定された複数の危険パターンのいずれかとを対応付けるように構成された危険パターン分類ユニット(29)と、
前記画像に対応付けられた前記危険パターンと、前記車両の識別情報とを含む車両側情報を、前記管理装置に送信するように構成された情報送信ユニット(33)と、
前記管理装置から、前記危険パターンを指定した送信指示を取得するように構成された指示取得ユニット(35)と、
前記撮影画像記憶ユニットに記憶された前記画像のうち、前記送信指示において指定された前記危険パターンに対応付けられた前記画像を、前記管理装置に送信するように構成された画像送信ユニット(37)と、
を備えるドライブレコーダ。 - 請求項1に記載のドライブレコーダであって、
前記車両の状態を表す車両状態情報を取得するように構成された車両状態情報取得ユニット(31)をさらに備え、
前記車両側情報は、前記車両状態情報をさらに含むドライブレコーダ。 - 請求項1又は2に記載のドライブレコーダと、
前記管理装置と、
を備え、
前記管理装置は、
前記情報送信ユニットが送信した前記車両側情報を記憶するように構成された車両側情報記憶ユニットと、
前記送信指示を送信するように構成された指示送信ユニットと、
前記画像送信ユニットが送信した前記画像を記憶するように構成された受信画像記憶ユニットと、
を備える画像記憶システム(1)。 - 請求項3に記載の画像記憶システムであって、
前記管理装置は、
前記車両側情報を表示するように構成された情報表示ユニット(57)と、
前記送信指示の内容を取得するように構成された指示取得ユニット(59)と、
前記指示取得ユニットが取得した前記送信指示の内容に基づき、前記送信指示を作成するように構成された送信指示作成ユニット(61)と、
をさらに備える画像記憶システム。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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