JP2020051935A - ガスメータ、及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
Description
更に、特許文献1に記載の漏洩判定方法では、漏洩判定を行う場合には、現場に検査員を派遣すると共にデジタルマノメータ等の機器を用いて判定する必要があると共に、ガスメータが設置されている敷地内に進入する必要があり、判定に伴う作業工程が多くなり、且つ検査員の派遣に伴う人的コストが高くなるという問題もあった。このため、例えば、定期的な漏洩判定の実行等を行い難い状況にあり、改善の余地があった。
前記流量計測部にて計測される前記ガス通流路のガス流量が予め定められた最低流量未満のときに、前記圧力計測部にてガス供給圧が計測されている状態で、前記流量計測部と前記温度計測部と前記圧力計測部との上流側にて前記ガス通流路を遮断し、
予め決定された第1所定期間で前記圧力計測部にて計測される圧力が圧力降下判定幅未満の低下である場合に遮断された遮断部位より下流側の下流側流路でのガス漏洩がないガス非漏洩状態であると判定すると共に、前記第1所定期間で前記圧力計測部にて計測される圧力が圧力降下判定幅以上に低下した場合に前記下流側流路でガス漏洩があるガス漏洩状態であると判定する第1漏洩判定を実行すると共に、
前記第1漏洩判定において前記ガス漏洩状態であると判定した場合であっても、前記第1漏洩判定中において前記温度計測部にて計測される温度が低下したときで、前記第1漏洩判定において圧力の低下が温度の低下に伴う圧力低下であると判定したときには、前記ガス漏洩状態から前記ガス非漏洩状態へ判定を変更する第2漏洩判定を実行する点にある。
前記流量計測部にて計測される前記ガス通流路のガス流量が予め定められた最低流量未満のときに、前記圧力計測部にてガス供給圧が計測されている状態で、前記流量計測部と前記温度計測部と前記圧力計測部との上流側にて前記ガス通流路を遮断し、
予め決定された第1所定期間で前記圧力計測部にて計測される圧力が圧力降下判定幅未満の低下である場合に遮断された遮断部位より下流側の下流側流路でのガス漏洩がないガス非漏洩状態であると判定すると共に、前記第1所定期間で前記圧力計測部にて計測される圧力が圧力降下判定幅以上に低下した場合に前記下流側流路でガス漏洩があるガス漏洩状態であると判定する第1漏洩判定工程を実行すると共に、
前記第1漏洩判定工程において前記ガス漏洩状態であると判定した場合であっても、前記温度計測部にて計測される温度が低下したときで、圧力の低下が温度の低下に伴う圧力低下であると判定したときには、前記ガス漏洩状態から前記ガス非漏洩状態へ判定を変更する第2漏洩判定工程を実行する点にある。
更に、本発明にあっては、第1漏洩判定においてガス漏洩状態であると判定した場合であっても、温度計測部にて計測される温度が低下したときで、圧力の低下が温度の低下に伴う圧力低下であると判定したときには、ガス漏洩状態からガス非漏洩状態へ判定を変更する第2漏洩判定を実行するから、下流側流路でのガスの温度による圧力変化までをも考慮した状態で、ガス漏洩の有無を判定できる。結果、圧力の低下が温度の低下に伴うものであるときには、ガス漏洩と判定しないことになるので、温度の低下に伴う圧力低下を排除した状態でガス漏洩の判定を行うことができ、より確度の高いガス漏洩の判定を行うことができる。当該第2漏洩判定に関しても、その判定の後に、下流側流路にて温度計測部等を取り外す必要がないため、下流側流路での気密性を担保した状態を維持したまま、第2漏洩判定を完了できる。
更に、上記特徴構成によれば、ガスメータの制御部に対して第1漏洩判定及び第2漏洩判定を定期的に行うプログラムを組み込むことで、検査員等を現場に派遣せずとも、第1漏洩判定及び第2漏洩判定を実行できるから、経済メリットを享受できる。
以上より、経済メリットを得られつつも漏洩判定の工程を簡素化しながらも、下流側ガス流路でのガス漏洩の有無の判定の確度をより高くすることができるガスメータ、及びその制御方法を実現できる。
前記制御部は、前記第2漏洩判定において、前記第1所定期間の開始時点での前記圧力計測部にて計測される圧力に対する前記開始時点から終了時点までの間の圧力の低下量の割合が、前記開始時点での前記温度計測部にて計測される温度に対する前記開始時点から終了時点までの間の温度の低下量の割合である場合、前記圧力の低下が温度の低下に伴う圧力低下であると判定する点にある。
即ち、上記特徴構成によれば、下流側流路での圧力低下が、下流側流路でのガスの温度の低下に伴う状態変化によるものである場合にのみ、第2漏洩判定において、ガス漏洩状態からガス非漏洩状態へ移行でき、漏洩状態の判定精度の向上を図ることができる。
前記制御部は、前記流量計測部にて計測される前記ガス通流路のガス流量が零のときに、前記流量計測部と前記温度計測部と前記圧力計測部との上流側にて前記ガス通流路を遮断し、当該遮断した状態で前記圧力計測部にて計測される前記下流側流路の圧力が大気圧である第1状態から、前記ガス通流路の遮断を解除し、前記圧力計測部にて計測される圧力がガス供給圧力となる第2状態までにおいて、前記流量計測部にて計測される積算流量から前記下流側流路の流路容積を推定する流路容積推定を実行すると共に、
前記流路容積推定にて推定された前記下流側流路の前記流路容積が大きいほど、前記第1漏洩判定における前記圧力降下判定幅を小さい値に調整する圧力降下判定幅調整を行う点にある。
そして、上記特徴構成によれば、当該流路容積が大きい場合、圧力降下判定幅が小さい場合であっても、外部に漏洩しているガス流量が大きいものとなるから、推定された流路容積が大きいほど、第1漏洩判定における圧力硬化判定幅を小さい値に調整することで、外部に漏洩するガスの流量が多くなりすぎることを防止でき、現場毎の状況に対応した第1漏洩判定による安全性を向上できる。
前記制御部は、メータ設置時に前記流路容積推定を実行するものであり、
前記流路容積推定より後において、前記圧力降下判定幅調整を実行する場合には、前記設置時に推定された前記流路容積を、前記温度計測部にて計測される温度に基づいて補正した補正流路容積に基づいて前記圧力降下判定幅の調整を行う圧力降下判定幅補正調整を実行する点にある。
しかも、圧力降下判定幅の設定については、メータ取り付け時に推定した流路容積に基づいて、現状のガスの温度により補正した値を用いるから、計測時における下流側流路の周囲環境の状態をも反映して、圧力降下判定幅を調整できる。
前記ガス通流路を遮断する遮断弁を備える共に、前記流量計測部と前記温度計測部と前記圧力計測部とが前記ガス通流路において前記遮断弁の下流側に備えられ、
前記制御部は、前記遮断弁にて前記ガス通流路を遮断した状態で、前記第1漏洩判定及び前記第2漏洩判定を実行する点にある。
これにより、作業員が現場に赴くことなく、第1漏洩判定及び第2漏洩判定を実行することができ、人的コストの削減を行うことができ、経済性を向上させることができる。
外部の監視センターから前記第1漏洩判定及び前記第2漏洩判定の実行の指示を受信可能であると共に、前記第1漏洩判定及び前記第2漏洩判定の判定結果を前記監視センターへ送信可能な通信部が設けられることが好ましい。
当該ガスメータ100には、図1の一部断面図に示すように、一次側のガス配管に連通接続されるガス流入口11と、二次側のガス配管に連通接続されるガス流出口12と、当該ガス流入口11とガス流出口12とを接続する形でガス通流路Lが形成されている。
ガス通流路Lには、整流流路を形成する筒状部材20が配設されると共に、当該筒状部材20の内部には、筒軸心に沿って延びる整流板21が複数設けられている。
詳細な図示は省略するが、当該ガスメータ100には、筒状部材20の内部に形成される整流流路に超音波を伝播させる一対の送受波器SJ1、SJ2とが備えられている。
より詳細には、ガス通流路Lを通流するガスの流れ方向に対して、当該流れ方向に沿った第1方向及び当該第1方向とは逆方向の第2方向に超音波を伝搬させて、第1方向の所定伝搬距離を伝搬した超音波を受信すると共に第2方向の所定伝搬距離を伝搬した超音波を受信する一対の送受波器SJ1、SJ2を備えると共に、第1方向で所定伝搬距離を超音波が伝搬する第1伝搬時間と第2方向で所定伝搬距離を超音波が伝搬する第2伝搬時間とを計測し、計測された第1伝搬時間及び第2伝搬時間と所定伝搬距離とからガス流路を通流するガスのガス流速を導出し、当該ガス流速とガス通流路L(整流流路)の流路断面積とからガス流量を導出する制御装置Cを備え、これらが流量計測部として機能する。
制御装置Cは、ガスメータ100の内部の中央に形成される中央空間Kに制御基板として実装されており、ソフトウェア群と演算装置や記憶部等のハードウェア群とが協働する状態で設けられている。制御装置Cでは、ガスメータ100において、ガス流量の演算等を行う制御部C1や、制御部C1からの各種信号をガスメータ100の外部の監視センターCSへ無線ネットワーク回線N等を介して送信する通信部C2等の機能部位が備えられる。監視センターCSは、通信部CS1を介して複数のガスメータ100(M1〜M5)との間で各種情報を送受信可能に構成されている。
また、図示は省略するが、ガスメータ100には、制御部C1にて演算されたガス流量を外部から視認可能な状態で表示する表示部が設けられている。
制御部C1は、超音波流量計にて計測されるガス通流路Lのガス流量が予め定められた最低流量(例えば、20L/h以上40L/h以下の流量で、可変に設定可能な流量)未満のときに、圧力センサS2にてガス供給圧(例えば、供給約款に記載された供給圧力1.0〜2.5kPa)が計測されている状態で、超音波流量計の超音波の送受波器SJ1、SJ2と温度センサS1と圧力センサS2との上流側にて遮断弁30によりガス通流路Lを遮断し、超音波流量計にて計測されるガス通流路Lのガス流量が最低流量未満の状態において、予め決定された第1所定期間(例えば、2分)で圧力センサS2にて計測される圧力が圧力降下判定幅(例えば、ガス供給圧未満の圧力値で、可変に設定可能な圧力幅)未満の低下である場合に下流側流路Laでのガス漏洩がないガス非漏洩状態であると判定すると共に、第1所定期間で圧力センサS2にて計測される圧力が圧力降下判定幅以上に低下した場合に、下流側流路Laでガス漏洩があるガス漏洩状態であると判定する第1漏洩判定を実行すると共に、第1漏洩判定においてガス漏洩状態であると判定した場合であっても、温度センサS1にて計測される温度が低下したときで、圧力の低下が温度の低下に伴う圧力低下であると判定したときには、ガス漏洩状態からガス非漏洩状態へ判定を変更する第2漏洩判定を実行する。
当該制御によれば、デジタルマノメータ等の他の機器を、下流側流路Laの接続部位(図示せず)に連通接続したり取り外したりすることなく、ガス漏洩の有無の判定を行うことができ、下流側流路Laの接続部位からのガス漏洩のリスクを排除できる。
尚、第1所定期間は、後述の流路容積推定処理にて推定される流路容積に基づいて、設置箇所毎(流路容積毎)に各別に設定可能に構成されている。
制御部C1は、第1漏洩判定処理を下流側流路Laの流路容積に合わせて適切に実行するため、下流側流路Laの流路容積を推定する流路容積推定処理を実行する(#01)。
当該流路容積推定処理は、例えば、ガスメータ100の取り付け時でガスメータ100の下流側が大気圧近傍である時に行うものであり、制御部C1は、超音波流量計にて計測されるガス通流路Lのガス流量が零であるときに、遮断弁30にてガス通流路Lを遮断し、当該遮断状態において圧力センサS2にて計測される下流側流路Laの圧力が大気圧である第1状態から、ガス通流路Lの遮断弁30による遮断を解除し、圧力センサS2にて計測される圧力がガス供給圧力となる第2状態までにおいて、超音波流量計にて計測される流量の積算値から下流側流路Laの流路容積を推定する流路容積推定を実行する。
制御部C1は、流路容積推定にて推定された下流側流路Laの流路容積が大きいほど、第1漏洩判定における圧力降下判定幅を小さい値に調整する圧力降下判定幅調整を行う(#02)。これにより、下流側流路Laの容積が通常よりも大容量の場合で、漏洩がある場合に、ガス漏洩量が大きくなり過ぎることを防止し、安全性の向上を図っている。
当該推定された流路容積及び圧力降下判定幅は、制御装置Cの記憶部(図示せず)に記憶され、ガスメータ100の取り付け後に、下記の制御にて利用される。
制御部C1は、流量が最低流量未満であると判断すると、圧力センサS2にてガス供給圧が計測されている状態で、遮断弁30を遮断する(#05)。
制御部C1は、予め決定された第1所定期間で圧力センサS2にて計測される圧力が圧力降下判定幅未満の低下である場合に下流側流路Laでのガス漏洩がないガス非漏洩状態であると判定すると共に、第1所定期間で圧力センサS2にて計測される圧力が、上記#02で流路容積に対応して設定された圧力降下判定幅以上に低下した場合に、下流側流路Laでガス漏洩があるガス漏洩状態であると判定する第1漏洩判定を実行する(#06)。
ただし、当該第1漏洩判定では、第1漏洩判定中に温度の低下が発生し、当該温度の低下に伴って圧力低下が発生したときには、ガスが漏洩していないにも関わらず、ガス漏洩状態であると判定されてしまう虞がある。
第2漏洩判定について説明を追加すると、制御部C1は、第2漏洩判定において、第1所定期間の開始時点での圧力センサS2にて計測される圧力に対する開始時点から終了時点までの間の圧力の低下量の割合が、開始時点での温度センサS1にて計測される温度に対する開始時点から終了時点までの間の温度の低下量の割合である場合、圧力の低下が温度の低下に伴う圧力低下であると判定する。
上記#07の制御を実行することで、例えば、圧力の低下量の割合が、温度の低下量の割合よりも大きい場合には、温度は低下してそれに伴う圧力低下も発生しているけれども、ガス漏洩に伴う圧力低下も発生しているとして、ガス漏洩状態にあると判定される。このため、下流側流路Laでの圧力低下が、下流側流路Laでのガスの温度変化に伴う状態変化によるものである場合にのみ、第2漏洩判定において、ガス漏洩状態からガス非漏洩状態へ移行でき、漏洩状態の判定精度の向上を図ることができる。
(1)上記実施形態では、圧力降下判定幅調整、第1漏洩判定、及び第2漏洩判定は、ガスメータ100に設けられる遮断弁30にてガス通流路Lを遮断した状態で実行する例を示した。
しかしながら、圧力降下判定幅調整、第1漏洩判定、及び第2漏洩判定は、ガスメータ100の上流側のガス通流路Lを開閉する開閉弁(図示せず)にて実現するように構成しても構わない。
尚、当該相対湿度センサによる計測は、ガスメータ100の復帰後、一定流量以上の通流があった後に開始される。
そして、#02の圧力降下判定幅調整は、補正された流路容積に基づいて圧力降下判定幅の調整を行う圧力降下判定幅補正調整に置き換えられることになる。
100 :ガスメータ
C :制御装置
C1 :制御部
C2 :通信部
CS :監視センター
L :ガス通流路
La :下流側流路
S1 :温度センサ
S2 :圧力センサ
SJ1 :送受波器
SJ2 :送受波器
Claims (7)
- 内部のガス通流路を通流するガスの流量を計測する流量計測部と、前記ガス通流路を通流するガスの温度を計測する温度計測部と、前記ガス通流路での圧力を計測する圧力計測部と、前記流量計測部と前記温度計測部と前記圧力計測部との計測結果に基づいて制御を実行する制御部とを備えたガスメータであって、
前記制御部は、
前記流量計測部にて計測される前記ガス通流路のガス流量が予め定められた最低流量未満のときに、前記圧力計測部にてガス供給圧が計測されている状態で、前記流量計測部と前記温度計測部と前記圧力計測部との上流側にて前記ガス通流路を遮断し、
予め決定された第1所定期間で前記圧力計測部にて計測される圧力が圧力降下判定幅未満の低下である場合に遮断された遮断部位より下流側の下流側流路でのガス漏洩がないガス非漏洩状態であると判定すると共に、前記第1所定期間で前記圧力計測部にて計測される圧力が圧力降下判定幅以上に低下した場合に前記下流側流路でガス漏洩があるガス漏洩状態であると判定する第1漏洩判定を実行すると共に、
前記第1漏洩判定において前記ガス漏洩状態であると判定した場合であっても、前記第1漏洩判定中において前記温度計測部にて計測される温度が低下したときで、前記第1漏洩判定において圧力の低下が温度の低下に伴う圧力低下であると判定したときには、前記ガス漏洩状態から前記ガス非漏洩状態へ判定を変更する第2漏洩判定を実行するガスメータ。 - 前記制御部は、前記第2漏洩判定において、前記第1所定期間の開始時点での前記圧力計測部にて計測される圧力に対する前記開始時点から終了時点までの間の圧力の低下量の割合が、前記開始時点での前記温度計測部にて計測される温度に対する前記開始時点から終了時点までの間の温度の低下量の割合である場合、圧力の低下が温度の低下に伴う圧力低下であると判定する請求項1に記載のガスメータ。
- 前記制御部は、前記流量計測部にて計測される前記ガス通流路のガス流量が零のときに、前記流量計測部と前記温度計測部と前記圧力計測部との上流側にて前記ガス通流路を遮断し、当該遮断した状態で前記圧力計測部にて計測される前記下流側流路の圧力が大気圧である第1状態から、前記ガス通流路の遮断を解除し、前記圧力計測部にて計測される圧力がガス供給圧力となる第2状態までにおいて、前記流量計測部にて計測される積算流量から前記下流側流路の流路容積を推定する流路容積推定を実行すると共に、
前記流路容積推定にて推定された前記下流側流路の前記流路容積が大きいほど、前記第1漏洩判定における前記圧力降下判定幅を小さい値に調整する圧力降下判定幅調整を行う請求項1又は2に記載のガスメータ。 - 前記制御部は、メータ設置時に前記流路容積推定を実行するものであり、
前記流路容積推定より後において、前記圧力降下判定幅調整を実行する場合には、前記設置時に推定された前記流路容積を、前記温度計測部にて計測される温度に基づいて補正した補正流路容積に基づいて前記圧力降下判定幅の調整を行う圧力降下判定幅補正調整を実行する請求項3に記載のガスメータ。 - 前記ガス通流路を遮断する遮断弁を備える共に、前記流量計測部と前記温度計測部と前記圧力計測部とが前記ガス通流路において前記遮断弁の下流側に備えられ、
前記制御部は、前記遮断弁にて前記ガス通流路を遮断した状態で、前記第1漏洩判定及び前記第2漏洩判定を実行する請求項1〜4の何れか一項に記載のガスメータ。 - 外部の監視センターから前記第1漏洩判定及び前記第2漏洩判定の実行の指示を受信可能であると共に、前記第1漏洩判定及び前記第2漏洩判定の判定結果を前記監視センターへ送信可能な通信部が設けられている請求項1〜5の何れか一項に記載のガスメータ。
- 内部のガス通流路を通流するガスの流量を計測する流量計測部と、前記ガス通流路を通流するガスの温度を計測する温度計測部と、前記ガス通流路での圧力を計測する圧力計測部とを備えたガスメータの制御方法であって、
前記流量計測部にて計測される前記ガス通流路のガス流量が予め定められた最低流量未満のときに、前記圧力計測部にてガス供給圧が計測されている状態で、前記流量計測部と前記温度計測部と前記圧力計測部との上流側にて前記ガス通流路を遮断し、
予め決定された第1所定期間で前記圧力計測部にて計測される圧力が圧力降下判定幅未満の低下である場合に遮断された遮断部位より下流側の下流側流路でのガス漏洩がないガス非漏洩状態であると判定すると共に、前記第1所定期間で前記圧力計測部にて計測される圧力が圧力降下判定幅以上に低下した場合に前記下流側流路でガス漏洩があるガス漏洩状態であると判定する第1漏洩判定工程を実行すると共に、
前記第1漏洩判定工程において前記ガス漏洩状態であると判定した場合であっても、前記温度計測部にて計測される温度が低下したときで、圧力の低下が温度の低下に伴う圧力低下であると判定したときには、前記ガス漏洩状態から前記ガス非漏洩状態へ判定を変更する第2漏洩判定工程を実行する、ガスメータの制御方法。
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