JP2020050612A - 毛髪用バーム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、毛髪がべたつかず、ヘアスタイルが作りやすい毛髪用バームを提供することを課題とする。【解決手段】本発明の毛髪用バームは、液状油(A)を20〜85質量%と、前記液状油(A)を固化する、固化剤(B)を0.1〜20質量%と、ロウ類(C)を1〜35質量%と、ペースト状の油脂および植物油脂(D)(但し、植物油脂には、液状油(A)に該当する植物油脂は含まない)から選択される少なくとも1種を1〜60質量%とを含む。【選択図】なし

Description

本発明は、毛髪用バームに関する。
近年、肌、爪、毛髪などに潤いを与える化粧料として、バームと呼ばれるものが市場に流通しており、人気が高まっている。このバームは、主成分としてミツロウやシアバターなどの半固形〜固形油を含み、剤型も半固形〜固形である。
バームを毛髪に用いると、毛髪に持続性のある潤いやまとまりを与えることが知られている。しかしながら、半固形〜固形油を多く含むため、毛髪がべたつく、質感が重くなるという欠点があった。
半固形〜固形油を含む整髪料についての先行技術としては、例えば、特許文献1において、ロウ類等の油性成分とともに被膜性高分子を配合した整髪用乳化化粧料組成物が開示されている。
特開2004−182612号公報
特許文献1に開示された発明は、ヘアスタイル形成性に優れるが、ごわつきやべたつきが依然としてあり、満足な品質ではなかった。
本発明者は、毛髪のべたつきと質感の重さを解決する手段を検討する段階で、従来のバームは、半固形〜固形油の配合量が多いために、毛髪がべたつき、質感が重くなると考えた。そこで、本発明者は、半固形〜固形油の配合量を減らしてみたが、ヘアスタイルが作りづらくなり毛髪の動きが出せなくなることから、毛髪のべたつきを軽減した軽い質感であることと、ヘアスタイルが作りやすく毛髪の動きを出せることを両立できなかった。
このようなことから、本発明は、毛髪がべたつかず、ヘアスタイルが作りやすい毛髪用バームを提供することを課題とする。
本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意検討した。その結果、以下の構成を有する毛髪用バームは上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明は、例えば以下の[1]〜[7]である。
[1]液状油(A)を20〜85質量%と、前記液状油(A)を固化する、固化剤(B)を0.1〜20質量%と、ロウ類(C)を1〜35質量%と、ペースト状の油脂および植物油脂(D)(但し、植物油脂には、液状油(A)に該当する植物油脂は含まない)から選択される少なくとも1種を1〜60質量%とを含む、毛髪用バーム。
[2]ノニオン界面活性剤(E)を0.1〜10質量%含む、請求項1に記載の毛髪用バーム。
[3]前記液状油(A)が、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル/ホホバ種子油エステルズ、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、オリーブオレイン酸エチル、パルミチン酸イソプロピル、エチルヘキサン酸セチル 、シクロメチコン、オリーブ油、イソドデカンから選択される少なくとも1種である、[1]または[2]に記載の毛髪用バーム。
[4]前記固化剤(B)が、キャンデリラロウ炭化水素、トリ脂肪酸(C10−18)グリセリル、水添(スチレン/イソプレン)コポリマーから選択される少なくとも1種である、[1]〜[3]のいずれかに記載の毛髪用バーム。
[5]前記ロウ類(C)が、キャンデリラロウ、ミツロウ、モクロウ、カルナバロウから選択される少なくとも1種である、[1]〜[4]のいずれかに記載の毛髪用バーム。
[6]前記ペースト状の油脂および植物油脂(D)(但し、植物油脂には、液状油(A)に該当する植物油脂は含まない)が、(マカデミア種子油/水添マカデミア種子油)エステルズ、ワセリン、ラノリン脂肪酸オクチルドデシル、野菜油、テオブロマグランジフロルム種子油、シア脂から選択される少なくとも1種である、[1]〜[5]のいずれかに記載の毛髪用バーム。
[7]前記ノニオン界面活性剤(E)のHLBが8〜18 である、[2]〜[6]のいずれかに記載の毛髪用バーム。
本発明は、毛髪がべたつかず、ヘアスタイルが作りやすい毛髪用バームを提供できる。
次に本発明の毛髪用バームについて具体的に説明する。
<毛髪用バーム>
一般にバームとは、剤形が常温で半固形〜固形であり、非常に粘度の高いクリームや軟膏を意味する。
本発明の毛髪用バームは、液状油(A)を20〜85質量%と、前記液状油(A)を固化する、固化剤(B)を0.1〜20質量%と、ロウ類(C)を1〜35質量%と、ペースト状の油脂および植物油脂(D)(但し、植物油脂には、液状油(A)に該当する植物油脂は含まない)から選択される少なくとも1種を1〜60質量%とを含む。
本発明の毛髪用バームは、任意で、ノニオン界面活性剤(E)を0.1〜10質量%含むことが好ましく、HLBが8〜18であるノニオン界面活性剤(E)を含むことがより好ましい。また、必要に応じて、その他の成分を含んでいてもよい。
なお、上記の各成分の含有量は、毛髪用バームを100質量%とした場合の含有量を示している。
<液状油(A)>
本発明の毛髪用バームは、液状油(A)を20〜85質量%含み、35〜75質量%含むことが好ましく、55〜70質量%含むことがより好ましい。
本発明の毛髪用バームで用いる液状油(A)は、25℃で液状の油を指す。
本発明の毛髪用バームは、液状油(A)を上記の量含むことによって、毛髪に潤いを与え、指通りを付与することができる。前記上限量より多いと、セット力が弱くなりヘアスタイルが作れなくなり、再整髪性も低下する。前記下限量より少ないと毛髪にべたつきが生じる。
液状油(A)として、具体的には、イソドデカン、ドデカン、ミネラルオイル、スクワランなどの炭化水素;ミリスチン酸イソプロピル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル/ホホバ種子油エステルズ、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、オリーブオレイン酸エチル、パルミチン酸イソプロピル、エチルヘキサン酸セチルなどのエステル油;シクロメチコン、ジメチコンなどのシリコーン;オリーブ油、マカダミアナッツ油、コメヌカ油、ツバキ油などの植物油;が挙げられる。これらの中でも、手での伸びがよく、経時安定性に優れているという観点から、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル/ホホバ種子油エステルズ、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、オリーブオレイン酸エチル、パルミチン酸イソプロピル、エチルヘキサン酸セチル、シクロメチコン、オリーブ油、イソドデカンが好ましく、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル/ホホバ種子油エステルズ、オリーブオレイン酸エチル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、パルミチン酸イソプロピル、エチルヘキサン酸セチルがより好ましく、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル/ホホバ種子油エステルズが特に好ましい。
液状油(A)は、1種単独で用いても、2種以上組み合わせて用いてもよい。
<固化剤(B)>
本発明の毛髪用バームは、前記液状油(A)を固化する、固化剤(B)を0.1〜20質量%含み、1〜15質量%含むことが好ましく、2〜10質量%含むことがより好ましい。
本発明の毛髪用バームは、固化剤(B)を上記の量含むことによって、25℃での剤型を半固形〜固形にすることができる。前記上限量より多いと剤型が固くなりすぎて非常に取りにくくなる。前記下限量より少ないと、剤型がやわらかすぎて非常に取りにくく、安定性も悪くなる。
固化剤(B)として、具体的には、パルミチン酸デキストリン、水添(スチレン/イソプレン)コポリマー、キャンデリラロウ炭化水素、トリ脂肪酸(C10−18)グリセリルが挙げられる。これらの中でも、べたつきが少なく、洗い落ちに優れることから、キャンデリラロウ炭化水素、トリ脂肪酸(C10−18)グリセリル、水添(スチレン/イソプレン)コポリマーが好ましく、キャンデリラロウ炭化水素、トリ脂肪酸(C10−18)グリセリルがより好ましく、キャンデリラロウ炭化水素が特に好ましい。なお、前記記載においてトリ脂肪酸に続く括弧書きは脂肪酸の炭素数を意味する。
固化剤(B)は、1種単独で用いても、2種以上組み合わせて用いてもよい。
<ロウ類(C)>
本発明の毛髪用バームは、ロウ類(C)を1〜35質量%含み、5〜15質量%含むことが好ましい。
本発明の毛髪用バームは、ロウ類(C)を上記の量含むことによって、ヘアスタイルの持続力を付与し、毛髪に動きを出すことができる。
本発明の毛髪用バームは、ロウ類(C)と、上述した液状油(A)と固化剤(B)とを組み合わせて配合することで、毛髪をべたつかせることなく、動きを出すことができ、ヘアスタイルの持続力を付与できる。前記上限量より多いとべたつきが生じ、剤型が固くなりすぎて非常に取りにくくなる。前記下限量より少ないとヘアスタイルの持続力、再整髪性が悪くなる。
ロウ類(C)として、具体的には、キャンデリラロウ、カルナバロウ、パームロウ、コメヌカロウ、ミツロウ、モクロウ、パラフィンワックス、マイクロワックスが挙げられる。これらの中でも、ヘアスタイルが作りやすく毛髪のべたつきが比較的少ないことから、キャンデリラロウ、ミツロウ、モクロウ、カルナバロウが好ましく、キャンデリラロウ、カルナバロウ、ミツロウがより好ましく、キャンデリラロウが特に好ましい。
ロウ類(C)は、1種単独で用いても、2種以上組み合わせて用いてもよい。
<ペースト状の油脂および植物油脂(D)>
本発明の毛髪用バームは、ペースト状の油脂および植物油脂(D)(但し、植物油脂には、液状油(A)に該当する植物油脂は含まない)を1〜60質量%含み、15〜30質量%含むことが好ましい。
本発明の毛髪用バームで用いるペースト状の油脂は、25℃でペースト状である油脂を指し、融点が35℃以上70℃未満であることが好ましい。
本発明の毛髪用バームで用いる植物油脂は、ペースト状または固体であることが好ましく、上述した液状油(A)に該当する植物油脂は含まない。
本発明の毛髪用バームは、ペースト状の油脂および植物油脂(D)を上記の量含むことによって、毛髪にまとまりを付与することができる。上記上限量より多いと、べたつきが生じ、毛髪が束っぽくなる。
ペースト状の油脂および植物油脂(D)として、具体的には、ワセリン、ラノリン脂肪酸オクチルドデシル、ビスPEG−18メチルエーテルジメチルシランがペースト状の油脂として挙げられ、野菜油、(マカデミア種子油/水添マカデミア種子油)エステルズ、テオブロマグランジフロルム種子油、シア脂、カカオ脂、マンゴー種子脂、ホホバ脂が植物油脂として挙げられる。これらの中でも、製剤の取りやすさ、および手での伸ばしやすさに優れ、剤の安定性にも優れるという観点から、ワセリン、ラノリン脂肪酸オクチルドデシル、野菜油、(マカデミア種子油/水添マカデミア種子油)エステルズ、テオブロマグランジフロルム種子油、シア脂が好ましく、野菜油、(マカデミア種子油/水添マカデミア種子油)エステルズ、テオブロマグランジフロルム種子油、シア脂がより好ましく、(マカデミア種子油/水添マカデミア種子油)エステルズが特に好ましい。
本発明の毛髪用バームで用いる野菜油は、パーム油、パーム核油、ヤシ油、菜種油、ひまわり油などの植物由来のトリグリセリドと、水素添加等の加工をしてペースト状にした植物油との混合物を意味する。具体的には、SOFTIGEN PURA(IOI OLEOCHEMICAL社製)などを用いることができる。
ペースト状の油脂および植物油脂(D)は、1種単独で用いても、2種以上組み合わせて用いてもよい。
<ノニオン界面活性剤(E)>
本発明の毛髪用バームは、ノニオン界面活性剤(E)を0.1〜10質量%含むことが好ましく、1〜5質量%含むことがより好ましい。
本発明の毛髪用バームは、HLBが8〜18のノニオン界面活性剤(E)を含むことが好ましい。
本発明の毛髪用バームは、任意で、ノニオン界面活性剤(E)を上記の量含むことによって、洗い落ちをより改善することから好ましい。
ノニオン界面活性剤(E)として、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル等が挙げられる。具体的には、セテス−20、PEG−50水添ヒマシ油、トリイソステアリンPEG−20グリセリルが挙げられる。これらの中でも、洗い落ちに優れることから、HLB8〜18のものが好ましく、セテス−20がより好ましい。
ノニオン界面活性剤(E)は、1種単独で用いても、2種以上組み合わせて用いてもよい。
<その他成分>
本発明の毛髪用バームは、本発明の効果を損なわない範囲で、上記成分以外に、増粘剤、金属封鎖剤、保湿剤、生薬類、pH調整剤、キレート剤、防腐剤、酸化防止剤、清涼剤、ビタミン類、タンパク質、香料、抗菌剤、および色素等の添加剤を含有することができる。
本発明の毛髪用バームは、水を実質的に含まないことが好ましい。水を実質的に含まないとは、各成分の不純物として存在する水や、本発明の毛髪用バームを製造する際に大気中から混入する水については、毛髪用バームに含まれていてもよいが、通常水を意図的に添加しないことを意味する。水を実質的に含まないとは、具体的には、本発明の毛髪用バーム中の水の含有量が、通常は0〜2質量%、好ましくは、0〜0.5質量%、より好ましくは、0〜0.1質量%であることを意味する。
本発明の毛髪用バームは、例えば、増粘剤として、ステアリン酸、カルボキシビニルポリマーを用いることができ、pH調整剤として、トリエタノールアミン(TEA)を用いることができ、金属封鎖剤として、エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム(EDTA−2Na)を用いることができる。
<毛髪用バームの製造等>
本発明の毛髪用バームは、上述した各成分を上述の量で使用する以外は、例えば公知の方法で、撹拌、混合、加熱、溶解、分散等することによって製造することができ、製造方法は特に限定されない。製造方法としては各成分を均一に混合するために、好ましくは加熱条件下、例えば75〜85℃ の加熱条件下で、本発明の毛髪用バームを製造することが好ましい。
<用途>
本発明の毛髪用バームは、毛髪に塗布して使用することができ、毛髪がべたつかず、ヘアスタイルが作りやすい。
次に本発明について実施例を示してさらに詳細に説明するが、本発明はこれらによって限定されるものではない。
〔実施例1〜44、比較例1〜8〕
表1〜6に示す処方で各成分を混合することにより毛髪用バームを製造し、試料として以下の方法で評価した。なお、表中の処方の数値は、毛髪用バームを100質量%とした場合の、各成分の質量%を表している。結果を表1〜6に示す。
なお、表1〜6に記載の各成分は以下の市販品を用いた。
<液状油(A)>
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル/ホホバ種子油エステルズ:製品名 テクノールLTO(横関油脂工業株式会社)
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル:製品名 クロダモルGTCC(クローダジャパン株式会社)
オリーブオレイン酸エチル:製品名 ニッコールEOO(日光ケミカルズ株式会社)
シクロメチコン:製品名 KF995(信越化学工業株式会社)
オリーブ油:製品名 オリーブ油リファインド(DSP五協フード&ケミカル株式会社)
イソドデカン:製品名 ISODODECANE(カネダ株式会社)
<固化剤(B)>
キャンデリラロウ炭化水素:製品名 キャンデリラロウ炭化水素FC−31(株式会社日本ナチュラルプロダクツ)
トリ脂肪酸(C10−18)グリセリル:製品名 Olifeel Pearls(ROELMI HPC SRL)
水添(スチレン/イソプレン)コポリマー:製品名 パイオニア ゲル 12 PAO(Hansen & Rosenthal KG)
<ロウ類(C)>
キャンデリラロウ:製品名 精製キャンデリラワックスR−2CG(ミツバ貿易)
ミツロウ:製品名 ミツロウ(小城製薬株式会社)
モクロウ:製品名 ABWAX Japan Substitute Slabs(ROELMI HPC SRL)
カルナバロウ:製品名 カルナバワックス1号(横関油脂工業株式会社)
<ペースト状の油脂および植物油脂(D)>
(マカデミア種子油/水添マカデミア種子油)エステルズ:製品名 マカダミアナッツバター(横関油脂工業株式会社)
野菜油:製品名 SOFTIGEN PURA(綿半トレーディング株式会社)
テオブロマグランジフロルム種子油:製品名 クロピュアクパス(クローダジャパン株式会社)
シア脂:製品名 Lipex Shea(株式会社マツモト交商)
ワセリン:製品名 白ワセリン(島貿易株式会社)
ラノリン脂肪酸オクチルドデシル:製品名 クロダモルODL(クローダジャパン株式会社)
<ノニオン界面活性剤(E)>
セテス−20:製品名 EMALEX 120(日本エマルション株式会社)
PEG−50水添ヒマシ油:製品名 EMALEX HC−50(日本エマルション株式会社)
トリイソステアリン酸PEG−20グリセリル:製品名 EMALEX GWIS−320(日本エマルション株式会社)
〔官能評価〕
室温(25℃)の条件下で、専門パネラー(美容師)10人が1人ずつ、試料1gを手に取った後、トップ40cm、ネープ25cmにしたPAMS社製の人毛ウィッグUNの毛髪に万遍なく塗布し、その後直ちに毛流れ(ヘアスタイル)を作った。そして、毛流れ(ヘアスタイル)について、(1)〜(8)に記載した評価項目と評価基準に従って官能評価を行った。各項目につき10名の評価点の平均を算出し、以下のとおり評価した。
(1)〜(4)の官能評価は、◎◎、◎、○、△、または×の5段階評価とした。(2)および(3)については、後述のように、同じ点数でも異なる評価[A]、[B]が存在する。[A]または[B]の、どちらの評価が多かったかを示すため、○[A]、○[B]、△[A]、△[B]、×[A]、×[B]と記した。すなわち、○[A]のように、[A]が付されているものは[B]よりも[A]と評価した専門パネラーが多いことを示している。
◎◎:10人の専門パネラー(美容師)の評価点の平均が4.5点以上である。
◎:10人の専門パネラー(美容師)の評価点の平均が3.5点以上4.5点未満である。
○、○[A]、または、○[B]:10人の専門パネラー(美容師)の評価点の平均が2.5点以上3.5点未満である。
△、△[A]、または、△[B]:10人の専門パネラー(美容師)の評価点の平均が1.5点以上2.5点未満である。
×、×[A]、または、×[B]:10人の専門パネラー(美容師)の評価点の平均が1.5点未満である。
(5)の官能評価は、◎、○、△、または×の4段階評価とした。
◎:10人の専門パネラー(美容師)の評価点の平均が3.5点以上である。
○:10人の専門パネラー(美容師)の評価点の平均が2.5点以上3.5点未満である。
△:10人の専門パネラー(美容師)の評価点の平均が1.5点以上2.5点未満である。
×:10人の専門パネラー(美容師)の評価点の平均が1.5点未満である。
(6)〜(8)の官能評価は、◎、○、または×の3段階評価とした。
(6)については、後述のように、同じ点数でも異なる評価[A]、[B]が存在する。[A]または[B]の、どちらの評価が多かったかを示すため、○[A]、○[B]、×[A]、×[B]と記した。すなわち、○[A]のように、[A]が付されているものは[B]よりも[A]と評価した専門パネラーが多いことを示している。
また、(8)については、一部の実施例について評価を行った。
◎:10人の専門パネラー(美容師)の評価点の平均が2.5点以上である。
○、○[A]、または、○[B]:10人の専門パネラー(美容師)の評価点の平均が1.5点以上2.5点未満である。
×、×[A]、または、×[B]:10人の専門パネラー(美容師)の評価点の平均が1.5点未満である。
〔物性評価〕
後述する(9)の項目に記載した評価項目および評価基準に従って物性評価を行った。物性評価は、上記(6)〜(8)の官能評価と同様に、◎、○、または×の3段階評価とした。
〔評価項目および評価基準〕
(1)ヘアスタイルの作りやすさ
毛流れ(ヘアスタイル)の作りやすさを触感で評価した。
5点:毛流れ(ヘアスタイル)が非常に作りやすい
4点:毛流れ(ヘアスタイル)が作りやすい
3点:毛流れ(ヘアスタイル)が少し作りづらいが、問題ない範囲である
2点;毛流れ(ヘアスタイル)が作りづらい
1点:毛流れ(ヘアスタイル)が非常に作りづらい
(2)まとまり
毛流れ(ヘアスタイル)が、どの程度まとまっているのかを目視で評価した。
5点:毛先まで非常にしっかりまとまっている
4点:毛先までまとまっている
3点:毛先はややまとまっていないが、ヘアスタイルは全体的にはまとまっている
2点[A]:あまりまとまっていない
2点[B]:少し不自然に束っぽくまとまっている
1点[A]:まとまっていない
1点[B]:不自然に束っぽくまとまっている
(3)べたつきのなさ
毛流れ(ヘアスタイル)に沿って、手櫛を通した風合いを触感で評価した。
5点:しっとりしているが、べたつきは全くない
4点:ほとんどべたつきはない
3点:わずかにべたつきがあるが、気にならない程度である
2点[A]:少しパサついている
2点[B]:少しべたついている
1点[A]:パサついている
1点[B]:べたついている
(4)ヘアスタイルの持続力
毛流れ(ヘアスタイル)を作ったウィッグを、室温(25℃)で6時間放置し、毛流れ(ヘアスタイル)の持続力を目視で評価した。
5点:形成されたヘアスタイルが完璧に維持されている
4点:形成されたヘアスタイルが維持されている
3点:部分的に崩れているところもあるが、全体としては形成されたヘアスタイルが維持されている
2点:形成されたヘアスタイルがあまり維持されていない
1点:形成されたヘアスタイルが全く維持されていない
(5)再整髪性
毛流れ(ヘアスタイル)を作ったウィッグを、室温(25℃)で1時間放置した。その後、くしでとかして毛流れ(ヘアスタイル)を崩した後、再び毛流れ(ヘアスタイル)を作り、再整髪出来るかを触感で評価した。
4点:毛流れ(ヘアスタイル)が非常に作りやすい
3点:毛流れ(ヘアスタイル)が作りやすい
2点;毛流れ(ヘアスタイル)が少し作りづらい
1点:毛流れ(ヘアスタイル)が作りづらい
(6)製剤の取りやすさ
室温(25℃)の条件下で、1gの試料を手に取る時の、取りやすさを触感で評価した。
3点:非常に取りやすい
2点[A]:柔らかすぎてやや取りにくいが問題はない
2点[B]:固すぎてやや取りにくいが問題はない
1点[A]:柔らかすぎて非常に取りにくい
1点[B]:固すぎて非常に取りにくい
(7)手での伸ばしやすさ
室温(25℃)の条件下で、1gの試料を手のひらで伸ばし広げた際の、伸びの良さを触感で評価した。
3点:非常に伸ばしやすい
2点:伸ばしやすい
1点:伸ばしにくい
(8)洗い落ちの良さ
毛流れ(ヘアスタイル)を作ったウィッグを、10%ラウレス硫酸ナトリウム水溶液で洗浄した際の、洗い落ちの良さを触感で評価した。
3点:非常に洗い落ちが良い
2点:わずかに残っているが洗い落ちが良い
1点:非常に洗い落ちが悪い
(9)安定性
試料を容量100mLのガラス瓶に80g充填し、25℃で6か月間保管した後、剤の外観を目視で評価した。
3点:外観に変化が無く、非常に安定な状態である
2点:やや外観が変化しており、粘度の低下、粒の発生、香りの変化が少々あるが、剤として問題はない範囲である
1点:かなり外観が変化しており、粘度の低下、粒の発生、香りの変化がある
Figure 2020050612
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実施例1〜44で製造した毛髪用バームは、いずれも(1)〜(9)の全評価項目において良好な結果となった。また、実施例36〜38、40、41、43、44は、特に良好な結果となった。
本発明の毛髪用バームは、毛髪をべたつかせることなく、毛髪がまとまり、動きを出すことができ、ヘアスタイルが作りやすい。そして、再整髪性があり、外観と物性を一定期間維持する安定性にも優れていることがわかる。
比較例1で製造した毛髪用バームは、液状油(A)の配合量が少ないため、べたつきが生じ、剤は固すぎて非常にとりにくく、手で伸ばしにくいものであった。
比較例2で製造した毛髪用バームは、液状油(A)の配合量が多いため、ヘアスタイルが作りにくく、再整髪性も悪かった。
比較例3で製造した毛髪用バームは、固化剤(B)の配合量が少ないため、剤が柔らかすぎて非常にとりにくく、安定性も悪かった。
比較例4で製造した毛髪用バームは、固化剤(B)の配合量が多いため、剤が固すぎて非常にとりにくく、伸ばしにくかった。
比較例5で製造した毛髪用バームは、ロウ類(C)の配合量が少ないため、ヘアスタイルが作りにくく、持続力も無かった。また、再整髪しにくかった。
比較例6で製造した毛髪用バームは、ロウ類(C)の配合量が多いため、剤が固すぎて取りにくく、伸ばしにくかった。また、ヘアスタイルが作りにくかった。
比較例7で製造した毛髪用バームは、ペースト状の油脂および植物油脂(D)の配合量が少ないため、まとまらず、ヘアスタイルの持続力も悪かった。
比較例8で製造した毛髪用バームは、ペースト状の油脂および植物油脂(D)の配合量が多いため、べたつきが生じ、安定性も悪かった。

Claims (7)

  1. 液状油(A)を20〜85質量%と、
    前記液状油(A)を固化する、固化剤(B)を0.1〜20質量%と、
    ロウ類(C)を1〜35質量%と、
    ペースト状の油脂および植物油脂(D)(但し、植物油脂には、液状油(A)に該当する植物油脂は含まない)から選択される少なくとも1種を1〜60質量%
    とを含む、毛髪用バーム。
  2. ノニオン界面活性剤(E)を0.1〜10質量%含む、請求項1に記載の毛髪用バーム。
  3. 前記液状油(A)が、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル/ホホバ種子油エステルズ、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、オリーブオレイン酸エチル、パルミチン酸イソプロピル、エチルヘキサン酸セチル、シクロメチコン、オリーブ油、イソドデカンから選択される少なくとも1種である、請求項1または2に記載の毛髪用バーム。
  4. 前記固化剤(B)が、キャンデリラロウ炭化水素、トリ脂肪酸(C10−18)グリセリル、水添(スチレン/イソプレン)コポリマーから選択される少なくとも1種である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の毛髪用バーム。
  5. 前記ロウ類(C)が、キャンデリラロウ、ミツロウ、モクロウ、カルナバロウから選択される少なくとも1種である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の毛髪用バーム。
  6. 前記ペースト状の油脂および植物油脂(D)(但し、植物油脂には、液状油(A)に該当する植物油脂は含まない)が、(マカデミア種子油/水添マカデミア種子油)エステルズ、ワセリン、ラノリン脂肪酸オクチルドデシル、野菜油、テオブロマグランジフロルム種子油、シア脂から選択される少なくとも1種である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の毛髪用バーム。
  7. 前記ノニオン界面活性剤(E)のHLBが8〜18である、請求項2〜6のいずれか一項に記載の毛髪用バーム。
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