JP2020048384A - 処理システム、処理方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
本実施形態の処理システムは、目標信号波形決定装置100と、駆動装置200と、モータMとを有する。このように本実施形態では、鉄心を励磁することにより動作する電気機器がモータMである場合を例に挙げて説明する。また、本実施形態では、PWM(Pulse Width Modulation)制御により得られるパルス信号(パルス電圧)をモータMに印加する場合を例に挙げて説明する。
目標信号波形決定装置100は、目標信号波形を生成する。目標信号波形は、駆動装置200から電気機器に印加される励磁信号の時間波形の目標値である。本実施形態では、モータMのステータコイルに印加する励磁電圧の時間波形の目標値として、PWM制御により得られるパルス信号の時間波形の目標値が、目標信号波形になる。目標信号波形は、電気一周期の各時刻における値が特定されればよい。例えば、目標信号波形を、電気一周期の各時刻における値とし、当該値から、各周期の各時刻における値を導出することができる。また、例えば、電気半周期の各時刻における値から、残りの半周期の各時刻における値を導出する場合、目標信号波形は、電気半周期の各時刻における値とすればよい。以下の説明では、電気一周期の各時刻における電圧値を、目標信号波形とする場合を例に挙げて説明する。
候補解設定部101は、モータMの速度指令値およびトルク指令値として想定される値を入力する。以下の説明では、モータMの速度指令値として想定される値を、必要に応じて、モータMの速度指令の想定値と称する。また、モータMのトルク指令値として想定される値を、必要に応じて、モータMのトルク指令の想定値と称する。モータMの速度指令の想定値およびトルク指令の想定値の入力の形態としては、例えば、目標信号波形決定装置100のユーザインタフェースのオペレータによる入力操作、外部装置からの受信、または、可搬型記憶媒体からの読み出しが挙げられる。
また、候補解設定部101は、2回目以降に候補解を設定する際には、例えば、複数の候補解のうち、後述する電磁場解析部102により導出される鉄心試料の鉄損が小さくなるものから順に所定数の候補解を選択する。このとき、候補解設定部101は、後述する電磁場解析部102により導出される鉄心試料の磁束密度の実効値が、トルク指令の想定値に対応する値以上になる候補解のみを選択する。即ち、候補解設定部101は、後述する電磁場解析部102により導出される鉄心試料の磁束密度の実効値が、トルク指令の想定値に対応する値以上になる候補解を、鉄心が小さくなるものから順番に並べ、並べた候補解を鉄損が小さいものから順に所定数だけ選択する。
電磁場解析部102は、候補解設定部101により設定された複数の候補解(目標信号波形)のそれぞれで鉄心試料を励磁した際の鉄損を、マクスウェル(Maxwell)の方程式に基づく電磁場解析を行うことにより導出する。
一般に、電気自動車やハイブリッド車等の駆動用モータのように、可変速、可変トルクで運転するモータは、インバータによって駆動し、モータの損失はインバータの駆動条件によって異なる。そのため、インバータの電圧パルスパターンを適切に制御することで、モータ効率を向上できる可能性がある。モータでの損失は、銅損、機械損、鉄損に大別される。これらのうち、銅損、機械損は、インバータ条件によって大きく変動しないのに対し、鉄損は、インバータ条件によって大きく変動する。鉄損は、渦電流損およびヒステリシス損に分類され、渦電流損は電磁鋼板などの磁性体内部の渦電流密度によって決定され、ヒステリシス損は磁束密度によって決定される。
このような着想の下、本実施形態では、モータMのステータコアを簡略化した形状の鉄心試料における磁束密度および渦電流密度の板厚方向の分布を導出し、当該磁束密度および渦電流密度に基づいて鉄損を導出し、当該鉄損をモータMの鉄損として推定する。このようにすることにより、大きく精度を低下させることなく短時間(実用上実現できる時間内)に、モータMの鉄損を推定することができる。
鉄心試料の一例について説明する。
本実施形態では、鉄心試料は、モータMのステータコアの鉄損解析用試料である。鉄心試料は、モータMのステータコアよりも簡略化した形状を有し、モータMのステータコアに使用される材料と同じ材質の軟質磁性材料(電磁鋼板等)で構成されるものとするのが好ましい。図3は、鉄心試料の一例を示す図である。図3(a)は、単板(1枚の矩形状の板)である鉄心試料CS1を示し、図3(b)は、リング状(1枚のリング状の板)である鉄心試料CS2を示す。図3(a)および図3(b)において、鉄心試料CS1、CS2に対して巻き回されているコイルC1、C2は、鉄心試料CS1、CS2を励磁する際に用いる励磁コイルを概念的に示す図である。目標信号波形に対応する励磁電流がコイルC1、C2に流れることにより、図3(a)および図3(b)において鉄心試料CS1、CS2の内側に両矢印線で示すように磁束が発生する。鉄心試料CS1、CS2の板厚は、モータMのステータコアに使用される軟磁性体板の板厚と同じであるのが好ましいが、異なっていてもよい。ただし、後述する電磁場解析において、板厚方向に複数の離散化領域(複数のメッシュ)を設定することができる厚みを有する必要がある。
次に、電磁場解析の手法について説明する。
本実施形態では、電磁場解析部102は、非線形非定常有限要素法を用いた電磁場解析を行うことにより、鉄心試料に対して設定した要素(メッシュ)のそれぞれにおいて、目標信号波形に従って励磁された場合の鉄心試料の磁束密度Bと渦電流密度Jeを導出する場合を例に挙げて説明する。
そして、電磁場解析部102は、鉄心試料の各要素における磁束密度Bおよび渦電流密度Jeを用いて、鉄心試料のヒステリシス損および渦電流損(古典的渦電流損)を導出する。
電磁場解析部102は、以上のヒステリシス損Whの導出を全ての要素に対して行い、全ての要素におけるヒステリシス損Whの総和を鉄心試料のヒステリシス損として導出する。尚、ヒステリシス損は、公知の方法で導出することができ、各要素の磁束密度を用いて導出する方法であれば、どのような方法で導出してもよい。
電磁場解析部102は、以上の渦電流損Weの導出を全ての要素に対して行い、全ての要素における渦電流損Weの総和を電磁鋼板の渦電流損として導出する。尚、渦電流損は、公知の方法で導出することができ、各要素の渦電流密度を用いて導出する方法であれば、どのような方法で導出してもよい。
そして、電磁場解析部102は、鉄心試料のヒステリシス損と渦電流損の和を鉄心試料の鉄損として導出する。
終了判定部103は、電磁場解析部102における鉄損の導出の終了条件を満足したか否かを判定する。終了条件としては、例えば、所定数の世代交代が行われたことや、前回と今回とでの候補解の差が所定の条件になったこと(例えば、前回と今回とでの候補解が変わらなくなったこと)等、遺伝的アルゴリズムの手法で一般的に採用されている条件を用いることができる。
尚、遺伝的アルゴリズム自体は公知の技術で実現することができるので、ここでは、その詳細な説明を省略する。
前述した候補解設定部101における候補解の設定と、電磁場解析部102における鉄心試料の鉄損の導出は、終了判定部103により終了条件を満足すると判定されるまで繰り返し実行される。
出力部104は、終了判定部103により終了条件を満足したと判定された直前に電磁場解析部102により導出された鉄損のうち、最小の鉄損に対応する候補解(目標信号波形)を最適解(最適な目標信号波形)として出力する。出力の形態としては、例えば、外部装置への送信、コンピュータディスプレイへの表示、または目標信号波形決定装置100の外部または内部の記憶媒体への記憶が挙げられる。
以上のようにして、モータMの速度指令の想定値およびトルク指令の想定値に対応する目標信号波形の最適値が1つ導出される。モータMの速度指令の想定値およびトルク指令の想定値の組として想定される組のそれぞれに対して候補解設定部101、電磁場解析部102、終了判定部103、および出力部104の処理を行う。これにより、モータMの速度指令値およびトルク指令値に対応する目標信号波形の最適値が得られる。
駆動装置200は、速度指令値およびトルク指令値に対応する目標信号波形を取得して、モータMに印加される励磁電圧が目標信号波形になるようにインバータの動作を制御する。
図4は、駆動装置200の機能的な構成の一例を示す図である。駆動装置200のハードウェアは、例えば、CPU、ROM、RAM、HDD、各種のインターフェース、およびインバータ回路、または、専用のハードウェアを用いることにより実現される。
<目標信号波形記憶部201>
目標信号波形記憶部201は、モータMの速度指令値およびトルク指令値と目標信号波形の情報とを相互に関連付けて記憶する。モータMの速度指令値およびトルク指令値に関連付けられて記憶される目標信号波形の情報は、出力部104から出力される、モータMの当該速度指令値および当該トルク指令値に対応する目標信号波形の最適値を特定する情報である。目標信号波形記憶部201は、モータMの速度指令の想定値およびトルク指令の想定値の組として想定される組のそれぞれに対する目標信号波形の情報を記憶する。このようにして、モータMの速度指令の想定値およびトルク指令の想定値の組として想定される組のそれぞれに対する目標信号波形の情報が記憶された後に、目標信号波形取得部202およびインバータ部203の動作が開始する。
目標信号波形取得部202は、モータMの速度指令値およびトルク指令値の現在値に対応する目標信号波形の情報を、目標信号波形記憶部201から取得する。モータMの速度指令値およびトルク指令値の現在値は、モータMの運転中に駆動装置200の外部で発せられるものである。モータMが三相モータである場合、目標信号波形取得部202は、例えば、モータMの速度指令値およびトルク指令値の現在値に対応する目標信号波形の位相をずらすことにより、各相の目標信号波形を導出することができる。
インバータ部203は、インバータ回路と、当該インバータ回路を制御する制御回路とを有する。本実施形態では、目標信号波形は、パルス信号の時間波形である。インバータ回路は、スイッチング素子を有する。モータMが三相モータである場合、スイッチング素子を、例えば、上アームおよび下アームを有する三相フルブリッジ型回路とすることができる。制御装置は、目標信号波形取得部202により取得された目標信号波形がインバータ回路から出力されるように各スイッチング素子の開閉動作を制御する。これにより、目標信号波形(または目標信号波形に近い時間波形)の励磁電圧がモータM(のステータコイル)に印加される。
次に、図5のフローチャートを参照しながら、目標信号波形決定装置100による目標信号波形の決定方法の一例を説明する。図5のフローチャートは、モータMの(1つの)速度指令の想定値および(1つの)トルク指令の想定値の組ごとに繰り返し実行される。ここでは、モータMの(1つの)速度指令の想定値および(1つの)トルク指令の想定値の組を運転条件と称する。
次に、ステップS502において、候補解設定部101は、初期の候補解を設定する。このとき、候補解設定部101は、ステップS501で入力した運転条件に含まれるモータMの速度指令の想定値に応じた電気周期(電気周波数)になるように、複数の候補解(目標信号波形)を初期の候補解として設定する。
次に、ステップS504において、候補解設定部101は、ステップS503で導出された鉄心試料の鉄損および磁束密度の実効値に基づいて、ステップS502で設定された複数の候補解から、所定数の候補解を選択すると共に交叉や突然変異を行い、新たな候補解を設定する(複数の候補解を更新する)。
処理がステップS602に進むと、目標信号波形取得部202は、ステップS601で取得したモータMの速度指令値およびトルク指令値に対応する目標信号波形の情報を、目標信号波形記憶部201から取得する。
次に、計算例を説明する。本計算例では、解析対象のモータを同一のモータ(集中巻のIPMSM(Interior Permanent Magnet Synchronous Motor)とし、本実施形態の手法で求めた目標信号波形(電圧パルスパターン)をIPMSMに印加した場合(発明例)の鉄損と、擬似正弦波の目標信号波形をIPMSMに印加した場合(比較例)の鉄損とを電磁場解析により求めた。このとき、何れの手法においても、トルク指令値を3[Nm]、速度指令値を10000[rpm]とした。
以上のように本実施形態では、目標信号波形決定装置100は、目標信号波形で鉄心試料を励磁した場合の、当該鉄心試料の板厚方向における磁束密度および渦電流密度の分布を導出することにより、当該鉄心試料の鉄損が最小になる目標信号波形を目標信号波形の最適値として導出する。駆動装置200は、この目標信号波形の最適値の励磁電圧がモータMのステータコイルに印加されるようにインバータ回路を動作させる。したがって、モータMの鉄損を低減することができる励磁電圧の時間波形を短時間(実用的な計算時間内)に決定することができる。
また、本実施形態では、マルチレベルインバータにおける多段階の電圧レベルを有する候補解(目標信号波形)を設定することにより、シングルレベルインバータに限らず、マルチレベルインバータに対しても本実施形態の手法を適用することができる。
<変形例1>
本実施形態では、遺伝的アルゴリズムを用いて目標信号波形の最適値を導出する場合を例に挙げて説明した。しかしながら、必ずしも遺伝的アルゴリズムを用いて目標信号波形の最適値を導出する必要はない。例えば、遺伝的アルゴリズム以外のメタヒューリスティック手法による最適化計算を実行することにより、目標信号波形の最適値を導出してもよい。
本実施形態では、有限要素法を用いて電磁場解析を行う場合を例に挙げて説明した。しかしながら、必ずしも有限要素法を用いて電磁場解析を行う必要はない。例えば、有限要素法以外の数値解析の手法(離散化手法)を用いて電磁場解析を行ってもよい。
本実施形態では、PWM制御を実行する場合を例に挙げて説明した。しかしながら、必ずしもこのようにする必要はない。例えば、PAM(Pulse Amplitude Modulation)制御を実行するようにしてもよい。
<変形例4>
本実施形態では、目標信号波形決定装置100と駆動装置200とが別の装置である場合を例に挙げて示した。しかしながら、必ずしもこのようにする必要はない。例えば、目標信号波形決定装置100の機能を駆動装置200に含めてもよい。
尚、以上説明した本発明の実施形態のうち、目標信号波形決定装置100および駆動装置200のインバータ回路を除く部分は、コンピュータがプログラムを実行することによって実現することができる。また、前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体および前記プログラム等のコンピュータプログラムプロダクトも本発明の実施形態として適用することができる。記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、以上説明した本発明の実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
Claims (10)
- 鉄心を有する電気機器を動作させるための処理を行う処理システムであって、
前記電気機器に印加される励磁信号の時間波形の目標値である目標信号波形を決定する目標信号波形決定手段を有し、
前記目標信号波形決定手段は、前記鉄心の鉄損解析用試料が励磁された際の磁束密度および渦電流密度の分布を、マクスウェルの方程式に基づいて導出し、当該磁束密度および渦電流密度の分布に基づいて、当該鉄損解析用試料の鉄損を導出し、当該鉄損解析用試料の鉄損に基づいて、前記目標信号波形を決定し、
前記磁束密度および渦電流密度の分布は、前記鉄損解析用試料の内部において磁束および渦電流が浸透する深さ方向における分布を含むことを特徴とする処理システム。 - 前記目標信号波形決定手段は、前記鉄心の鉄損解析用試料が励磁された際の磁束密度および渦電流密度の分布を、マクスウェルの方程式に基づいて導出し、当該磁束密度および渦電流密度の分布に基づいて、当該鉄損解析用試料の鉄損を導出する電磁場解析手段を有し、当該鉄損解析用試料の鉄損が最小になる前記目標信号波形を、最適化計算を実行することにより決定することを特徴とする請求項1に記載の処理システム。
- 前記目標信号波形決定手段は、前記目標信号波形の候補を前記鉄損解析用試料に印加して当該鉄損解析用試料を励磁した際の磁束密度および渦電流密度の分布を、マクスウェルの方程式に基づいて導出し、当該磁束密度および渦電流密度の分布に基づいて、当該鉄損解析用試料の鉄損を導出することを、前記目標信号波形の複数の候補のそれぞれについて行う電磁場解析手段を有し、メタヒューリスティック手法による最適化計算を実行することにより、当該鉄損解析用試料の鉄損が最小になる前記目標信号波形の候補を、前記目標信号波形として決定することを特徴とする請求項1または2に記載の処理システム。
- 前記電気機器は、モータであり、
前記目標信号波形の候補は、前記モータの速度指令値に対応する周期を有し、
前記目標信号波形決定手段は、前記モータのトルク指令値に対応する磁束密度を満足する磁束密度が得られる範囲内で前記鉄損解析用試料の鉄損が最小になる前記目標信号波形の候補を、前記目標信号波形として決定することを特徴とする請求項3に記載の処理システム。 - 前記目標信号波形決定手段により決定された前記目標信号波形を目標値として励磁信号の時間波形を生成して前記電気機器に印加する駆動手段を更に有し、
前記駆動手段は、前記モータの速度指令値およびトルク指令値と、前記目標信号波形を特定するための情報とを相互に関連付けて記憶する目標信号波形記憶手段と、
前記モータの速度指令値およびトルク指令値に対応する前記目標信号波形を、前記目標信号波形記憶手段により記憶された前記情報に基づいて取得する目標信号波形取得手段と、を有し、
前記目標信号波形取得手段により取得された前記目標信号波形を目標値として励磁信号の時間波形を生成して前記モータに印加することを特徴とする請求項4に記載の処理システム。 - 前記鉄損解析用試料は、1枚または複数枚の板を有し、
前記磁束密度および渦電流密度の分布は、前記板の板厚方向の分布であることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の処理システム。 - 前記目標信号波形は、インバータに対する目標信号波形であり、
前記励磁信号は、パルス信号であることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の処理システム。 - 前記目標信号波形決定手段により決定された前記目標信号波形を目標値として励磁信号の時間波形を生成して前記電気機器に印加する駆動手段を更に有することを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の処理システム。
- 鉄心を有する電気機器を動作させるための処理を行う処理方法であって、
前記電気機器に印加される励磁信号の時間波形の目標値である目標信号波形を決定する目標信号波形決定工程を有し、
前記目標信号波形決定工程は、前記鉄心の鉄損解析用試料が励磁された際の磁束密度および渦電流密度の分布を、マクスウェルの方程式に基づいて導出し、当該磁束密度および渦電流密度の分布に基づいて、当該鉄損解析用試料の鉄損を導出し、当該鉄損解析用試料の鉄損に基づいて、前記目標信号波形を決定し、
前記磁束密度および渦電流密度の分布は、前記鉄損解析用試料の内部において磁束および渦電流が浸透する深さ方向における分布を含むことを特徴とする処理方法。 - 請求項1〜8の何れか1項に記載の処理システムの各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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