JP2020044311A - ゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブヘッドの製造方法 - Google Patents

ゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブヘッドの製造方法 Download PDF

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昭則 笹本
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明福 蘇
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min zong Chen
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Abstract

【課題】溶接または糊付けによる接合プロセスを省けるゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブヘッドの製造方法を提供する。【解決手段】ゴルフクラブヘッド2は、板状体であり、且つ、該板状体の周縁に該周縁に沿った環状の嵌合部413が突起している打撃板4と、打撃板4の嵌合部413を受け入れるように該打撃板4にキャスト成型されたヘッド本体3とを備える。ゴルフクラブヘッドの製造方法においては、第1の金属材料を用いて、板状体であり、且つ、該板状体の周縁に該周縁を沿った環状の嵌合部413が突起している打撃板4を作成する打撃板4の作成工程と、ヘッド本体3を成型するダイに、作成した打撃板4を設置する打撃板4の設置工程と、第1の金属材料より融点が低い第2の金属材料をダイに注入し、打撃板4の嵌合部413を包むように該打撃板4にヘッド本体3をキャスト成型するヘッド本体3の成型工程とが実行される。【選択図】図2

Description

本発明は、ゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブヘッドの製造方法に関し、特に溶接または糊付けによる接合プロセスを省けるゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブヘッドの製造方法に関する。
ゴルフボールの飛距離とそれに関わるゴルフクラブの操作性は、ゴルファーにとって重要であり、ゴルフクラブの製造業界においては、ゴルフクラブヘッドの性能がゴルフクラブ全体の操作性の評価に直結するとされる。
図1を参照して、従来のゴルフクラブヘッド1を説明する。ここで、図1は特許文献1に記載された従来のゴルフクラブヘッド1が示される横断面図である。
図1に示されているように、従来のゴルフクラブヘッド1は、第1の開口113が開口されているクラウン部111と、ボールに接触する際に地面に近いソール部112と、からなっていて、該クラウン部111と該ソール部112とが共に第2の開口114が形成されているヘッド本体11と、ヘッド本体部11を連結するように構成されている周縁部121と、周縁部121を連結すると共に、ボールの打撃時においてボールに当たる板体部122と、を有している打撃板12と、ヘッド本体部11のクラウン部111に開口した第1の開口113を封止する封止板13と、を備えている。
なお、それぞれヘッド本体11と打撃板12と封止板13とを成形してから、ヘッド本体11と打撃板12と封止板13とを一体化して1つのゴルフクラブヘッドとする接合方法は、2種類あり、以下のように溶接または糊付けが採用されている。
すなわち、一般的には、2つの部材の接合部がいずれも溶接可能な材質からなる場合には、溶接を採用している。一方、2つの部材の少なくともいずれかの接合部が溶接不可能な材質の場合には、ろう付けまたは糊付けを採用している。
中国実用新案第201123990号明細書
しかしながら、特許文献1に記載した従来のゴルフクラブヘッドの組立は、溶接または糊付けにより一体化するための接合プロセスが必要である。そのため、溶接用のはんだ、糊付け用の接着剤、接合プロセスを行う装置などのコストがかかる欠点がある。
よって、本発明は上記問題点に鑑みて、上記欠点を解決できるゴルフクラブヘッドを提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明は以下のゴルフクラブヘッドを提供する。
即ち、板状体であり、且つ、該板状体の周縁に該周縁を沿った環状の嵌合部が突起している打撃板と、融点が打撃板の融点より低い金属材料を用いて、打撃板の嵌合部を受け入れるように該打撃板にキャスト成型されたヘッド本体と、備えたゴルフクラブヘッドを提供する。
更に、ゴルフクラブヘッドの製造方法として、
第1の金属材料を用いて、板状体であり、且つ、該板状体の周縁に該周縁を沿った環状の嵌合部が突起している打撃板を作成する打撃板の作成工程と、
ヘッド本体を成型するダイに、作成した打撃板を設置する打撃板の設置工程と、
第1の金属材料より融点が低い第2の金属材料をダイに注入し、打撃板の嵌合部を包むように該打撃板にヘッド本体をキャスト成型するヘッド本体の成型工程と、が実行されるゴルフクラブヘッドの製造方法を提供する。
上記構成により、本発明に係るゴルフクラブヘッドは、嵌合溝が形成されたヘッド本体と、ヘッド本体の嵌合溝への嵌入によりヘッド本体に固着される周縁部が形成された打撃板のと、を備え、且つ、打撃板は、融点がヘッド本体の融点より高い金属材料を選定していので、ヘッド本体と打撃板とを接合するために、溶接または糊付けなどの接合プロセスを行うことなく、キャストによるヘッド本体の成型工程を行いながら、ヘッド本体及び打撃板の接合を実行する。そのため、ゴルフクラブヘッドの製造プロセスを簡略化することができ、且つ、コストをも削減することができる。
特許文献1に記載された従来のゴルフクラブヘッドが示される横断面図である。 本発明に係るゴルフクラブヘッドの第1の実施形態が示される分解斜視図である。 該第1の実施形態のゴルフクラブヘッドが示される横断面図である。 該第1の実施形態のゴルフクラブヘッドの打撃板の嵌合部及び嵌合部に形成される複数の貫孔が示される斜視図である。 該第1の実施形態のゴルフクラブヘッドのヘッド本体の第1の開口部が示される斜視図である。 本発明のゴルフクラブヘッドの製造方法が示されるフローチャートである。 該第1の実施形態のゴルフクラブヘッドにおいて、打撃板及びヘッド本体が互いに接合することが示される斜視図である。 本発明に係るゴルフクラブヘッドの第2の実施形態が示される横断面図である。 本発明に係るゴルフクラブヘッドの第3の実施形態が示される横断面図である。 本発明に係るゴルフクラブヘッドの第4の実施形態が示される横断面図である。
図2及び図3を参照して本発明の第1の実施形態を説明する。ここで、図2は本発明に係るゴルフクラブヘッド2の第1の実施形態が示される分解斜視図であり、図3は該第1の実施形態のゴルフクラブヘッド2が示される横断面図である。
図2及び図3に示されるように、本発明に係るゴルフクラブヘッド2の第1の実施形態は、打撃板4と、ヘッド本体3と、を備えている。
打撃板4は、板状体であり、且つ、該板状体の周縁に該周縁を沿った環状の嵌合部413が突起している。
また、打撃板4は、ステンレス鋼、マルテンサイト、チタン合金、及びアルミニウム合金におけるいずれかの1つから作成されている。本実施形態では、打撃板4は、チタン合金から作成されている。
ヘッド本体3は、融点が打撃板4の融点より低い金属材料を用いて、打撃板4の嵌合部413を受け入れるように該打撃板4にキャスト成型されている。
本実施形態では、ヘッド本体3は、中空に形成されていると共に、打撃板4を受け入れて該打撃板4により封止される第1の開口部32と、第1の開口部32とは別個であって中空部分と連通する第2の開口部33と、第2の開口部33を封止する封止板5と、を有している。
該第2の開口部33は、例えば、ゴルフクラブの重心を調整するために、ゴルフクラブヘッド2の内におもりを配置すること、或いは、ゴルフクラブヘッド2の反発力を向上するために、打撃板4のボールの打撃時においてボールと接触する打撃面401の反対側にある反対面402に補強リブを追加することなどの要求に応じて、形成されるものである。
そして、封止板5は、溶接または糊付けにより第2の開口部33を封止することができる。
また、ヘッド本体3は、ステンレス鋼、マルテンサイト、チタン合金、及びアルミニウム合金におけるいずれか1つから作成されている。本実施形態では、ヘッド本体3は、融点がチタン合金より低いステンレス鋼からなっている。
図4〜図7を参照する。ここで、図4は該第1の実施形態のゴルフクラブヘッド2の打撃板4の嵌合部413及び嵌合部413に形成される複数の貫孔412が示される斜視図であり、図5は該第1の実施形態のゴルフクラブヘッド2のヘッド本体31の周縁にある第1の開口部32が示される斜視図である。
また、図6は本発明のゴルフクラブヘッド2の製造方法が示されるフローチャートであり、図7は該第1の実施形態のゴルフクラブヘッド2において、打撃板4及びヘッド本体3が互いに接合することが示される斜視図である。
図4に示されるように、本発明に係るの第1の実施形態のゴルフクラブヘッド2において、打撃板4の嵌合部413には、該嵌合部413の厚さ方向に沿って該嵌合部413を貫通する複数の貫孔412が形成されている。ここで、該複数の貫孔412の形状は、図4に示されるような円形に限定されず、例えば、楕円形、半楕円、半円形といった曲線形或いは三角形、菱形、五角形といった多辺形でも良い。
図5に示されるように、本実施形態のゴルフクラブヘッド2のヘッド本体3の周縁にある第1の開口部32には、嵌合溝320が凹設され、ヘッド本体3及び打撃板4が接合する際に、打撃板4の嵌合部413に当接するように取付縁部321が更に形成されている。
<ゴルフクラブヘッド2の製造方法>
本発明のゴルフクラブヘッド2の製造方法は、図6に示されているように、以下の打撃板4の作成工程601と、打撃板4の設置工程602と、ヘッド本体3の成型工程603と、を含む。
打撃板4の作成工程601において、第1の金属材料を用いて、板状体であり、且つ、該板状体の周縁に該周縁に沿った環状の嵌合部413が突起している打撃板4を作成する。
本実施形態では、打撃板4を作成する第1の金属材料は、チタン合金を採用する。勿論、ここで、打撃板4は、例えば、ボールの飛距離、落とし所、方向安定性といった要求に応じて、異なる反発係数(Coefficient of Restitution、COR)または特性時間(Characteristic Time、CT)の金属材料を選定することができる。
また、ゴルフクラブヘッド2の反発係数(COR)を向上するために、ボールの打撃時においてボールと接触する打撃面401の反対側にある反対面402に補強リブを配置することができる。
打撃板4の設置工程602において、ヘッド本体3を成型するダイに、作成した打撃板4を設置する。
ヘッド本体3の成型工程603において、第1の金属材料より融点が低い第2の金属材料をダイに注入し、打撃板4の嵌合部413を包むように該打撃板4にヘッド本体3をキャスト成型する。
図7に示されるように、ヘッド本体3をキャスト成型している際に、ヘッド本体3の第1の開口部32には、打撃板4の嵌合部413を挟むように嵌合溝320が形成され、そして嵌合溝320の内には、それぞれの両端が嵌合溝320の両側の壁面に繋ぐと共に、該ヘッド本体3の成型材料により各貫孔412が充満されて各貫孔412を貫通する複数の固定柱322が形成される。
ここで、複数の固定柱322は、図7に示されるような円柱体に限定されず、複数の貫孔412の形状に応じて、例えば、楕円柱体、半楕円柱体、半円柱体といった曲線形柱体あるいは三角柱体、菱形柱体、五角柱体といった多辺形柱体でも良い。
本実施形態では、ヘッド本体3を作成する第2の金属材料は、チタン合金より融点が低いステンレス鋼である。勿論、ここで、ヘッド本体3は、ステンレス鋼からなることに限定されず、例えば、ゴルフクラブヘッド2の重心または重量などの要求に応じて、異なる金属材料を選定することができる。
最後に、ヘッド本体3の成型工程603が終わった後に、一体化とされたゴルフクラブヘッド2をダイから取り出していて冷却し、ゴルフクラブヘッド2の製造が完了する。
図8を参照して本発明の第2の実施形態を説明する。ここで、図8は本発明に係るゴルフクラブヘッド2の第2の実施形態が示される横断面図である。
本発明に係るゴルフクラブヘッド2の第2の実施形態は、第1の実施形態と多くの構成が共通するが、第1の実施形態に係るゴルフクラブヘッド2の打撃板4の構成が異なっている。
図8に示されるように、本実施形態では、打撃板4は、ボールの打撃時においてボールと接触する中央板体部42と、環状の嵌合部413が形成された周縁板体部43と、中央板体部42と周縁板体部43との間に介在する湾曲部44と、を有し、ヘッド本体3に向かって開口する皿状に形成されている。
また、打撃板4には、周縁板体部43から延伸されている嵌合部413を備えている。打撃板4の嵌合部413には、該嵌合部413の厚さ方向に沿って該嵌合部413を貫通する複数の貫孔412が形成されている。
本実施形態では、上記のような本発明のゴルフクラブヘッド2の製造方法と同じく実行することができる。即ち、ヘッド本体3の第1の開口部32には、嵌合溝320の内に、溶融ステンレス鋼によりそれぞれの両端が嵌合溝320の両側の壁面に繋ぐと共に、該ヘッド本体3の成型材料により各貫孔412が充満されて各貫孔412を貫通する複数の固定柱322が形成され、ヘッド本体3をキャスト成型しながら、打撃板4に接合し、本発明に係る第2の実施形態のゴルフクラブヘッド2になる。
また、本実施形態では、ヘッド本体3は、中空に形成されていると共に、打撃板4を受け入れて該打撃板4により封止される第1の開口部32と、第1の開口部32とは別個であって中空部分と連通する第2の開口部33と、第2の開口部33を封止する封止板5と、を有している。
図9を参照して本発明の第3の実施形態を説明する。ここで、図9は本発明に係るゴルフクラブヘッド2の第3の実施形態が示される横断面図である。
本発明に係るゴルフクラブヘッド2の第3の実施形態は、第2の実施形態と多くの構成が共通するが、第2の実施形態に係るゴルフクラブヘッド2の打撃板4の構成が異なっている。
図9に示されるように、本実施形態では、例えば、ボールの飛距離、落とし所、方向安定性に関する反発係数(COR)または特性時間(CT)などを簡単に調節するために、打撃板4は、環状に形成された周縁板体部43及び湾曲部44に、中央板体部42を溶接により嵌め込んで作成されている。
即ち、打撃板4及びヘッド本体3の接合が完了されても、ゴルファーの要求を応えて、ボールの打撃時においてボールと接触する中央板体部42を変更することができる。
本実施形態では、上記のような本発明のゴルフクラブヘッド2の製造方法と同じく実行することができる。即ち、ヘッド本体3の第1の開口部32には、嵌合溝320の内に、溶融ステンレス鋼によりそれぞれの両端が嵌合溝320の両側の壁面に繋ぐと共に、該ヘッド本体3の成型材料により各貫孔412が充満されて各貫孔412を貫通する複数の固定柱322が形成され、ヘッド本体3をキャスト成型しながら、打撃板4に接合し、本発明に係る第3の実施形態のゴルフクラブヘッド2になる。
図10を参照して本発明の第4の実施形態を説明する。ここで、図10は本発明に係るゴルフクラブヘッド2の第4の実施形態が示される横断面図である。
本発明に係るゴルフクラブヘッド2の第4の実施形態は、第3の実施形態と多くの構成が共通するが、第3の実施形態に係るゴルフクラブヘッド2のヘッド本体3の構成が異なっている。
図10に示されるように、本実施形態では、打撃板4は、環状に形成された周縁板体部43及び湾曲部44に、中央板体部42を溶接により嵌め込んで作成されている。
また、本実施形態のヘッド本体3は、中空に形成されていると共に、打撃板4を受け入れて該打撃板4により封止される第1の開口部32と、第1の開口部32とは別個であって中空部分と連通する第2の開口部33と、第2の開口部33を溶接または糊付けにより封止する封止板5と、を有している。
本実施形態では、上記のような本発明のゴルフクラブヘッド2の製造方法と同じく実行することができる。即ち、ヘッド本体3の第1の開口部32には、嵌合溝320の内に、溶融ステンレス鋼によりそれぞれの両端が嵌合溝320の両側の壁面に繋ぐと共に、該ヘッド本体3の成型材料により各貫孔412が充満されて各貫孔412を貫通する複数の固定柱322が形成され、ヘッド本体3をキャスト成型しながら、打撃板4に接合し、本発明に係る第4の実施形態のゴルフクラブヘッド2になる。
総括すると、本発明に係るゴルフクラブヘッド2は、ヘッド本体3の嵌合溝320と、打撃板4の嵌合部413と、嵌合部413に形成されている複数の貫孔412を貫通し、ヘッド本体3及び打撃板4を貫通する固定柱322と、を用いてゴルフクラブヘッド2の構成を強化し、ゴルフクラブの耐久性を延ばすことができる。
更に、打撃板4を作成する第1の金属材料は、融点がヘッド本体3を作成する第2の金属材料の融点より高いものを選定するため、ヘッド本体3のキャスト成型をダイで実行しながら、該ダイに打撃板4を設置してヘッド本体3が打撃板4にキャスト成型していて、ヘッド本体3及び打撃板4の接合を行うことができる。
更に、具体的には、周縁に環状の嵌合部413が突起している打撃板4を作成し、そして作成された打撃板4をヘッド本体を成型するダイに入れていて設置し、キャストプロセスを実行してヘッド本体3が打撃板4の嵌合部413を包むようにキャスト成型されていて、ヘッド本体3及び打撃板4が互いに接合するようになる。このため、上記のゴルフクラブヘッド2の製造方法は、ヘッド本体3の作成と、ヘッド本体3及び打撃板4の接合と、を同時に行うことができる。
よって、特許文献1に記載された従来のゴルフクラブヘッドを一体化とするために、溶接または糊付けなどの接合プロセスを行うことなく、キャストでヘッド本体3の成型及びヘッド本体3及び打撃板4の接合を同時に実行することができる。そのため、溶接または糊付けによる接合プロセスを省略することができ、製造プロセスを簡略化し、且つ、コストをも削減することができる。
上記においては、本発明の全体的な理解を促すべく、多くの具体的な詳細が示された。しかしながら、当業者であれば、一またはそれ以上の他の実施形態が具体的な詳細を示さなくとも実施され得ることが明らかである。
以上、本発明の好ましい実施形態及び変化例を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、最も広い解釈の精神および範囲内に含まれる様々な構成として、全ての修飾および均等な構成を包含するものとする。
本発明に係るゴルフクラブヘッドは、ヘッド本体の嵌合溝と、打撃板の嵌合部と、嵌合部に形成されている複数の貫孔を貫通し、ヘッド本体及び打撃板を固着する固定柱とを利用して、従来のゴルフクラブヘッドよりも構成が強くなり、ゴルフクラブの耐久性を延ばす効果を達成することができる。
また、上記のゴルフクラブヘッドの製造方法は、打撃板を作成する第1の金属材料は、融点がヘッド本体を作成する第2の金属材料の融点より高いものを選定するため、ヘッド本体のキャスト成型を実行しながら、ヘッド本体及び打撃板を接合することが可能である。
よって、ヘッド本体の作成と、ヘッド本体及び打撃板の接合と、同時に実行することができるため、溶接または糊付けなどの接合プロセスを行う必要なく、ゴルフクラブヘッドの製造プロセスを簡略化することができ、且つ、コストをも削減することができる。そのため、産業上の利用可能性がある。
1 従来のゴルフクラブヘッド
11 ヘッド本体部
111 クラウン部
112 ソール部
113 第1の開口
114 第2の開口
12 打撃板
121 周縁部
122 板体部
13 封止板
2 ゴルフクラブヘッド
3 ヘッド本体
32 第1の開口部
320 嵌合溝
321 取付縁部
322 固定柱
33 第2の開口部
4 打撃板
401 打撃面
402 反対面
41 周縁部
412 貫孔
413 嵌合部
42 中央板体部
43 周縁板体部
44 湾曲部
5 封止板
601 打撃板の作成工程
602 打撃板の設置工程
603 ヘッド本体の成型工程

Claims (7)

  1. 板状体であり、且つ、該板状体の周縁に該周縁に沿った環状の嵌合部が突起している打撃板と、
    融点が前記打撃板の融点より低い金属材料を用いて、前記打撃板の前記嵌合部を受け入れるように該打撃板にキャスト成型されたヘッド本体と、備えた
    ことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  2. 前記打撃板の前記嵌合部には、該嵌合部の厚さ方向に沿って該嵌合部を貫通する複数の貫孔が形成されており、
    前記ヘッド本体が打撃板にキャスト成型される際、該ヘッド本体の成型材料により各前記貫孔が充満されて各前記貫孔を貫通する複数の固定柱が形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 前記打撃板は、ボールの打撃時においてボールと接触する中央板体部と、
    前記嵌合部が形成された周縁板体部と、
    前記中央板体部と前記周縁板体部との間に介在する湾曲部と、
    を有し、前記ヘッド本体に向かって開口する皿状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 前記打撃板は、環状に形成された前記周縁板体部及び前記湾曲部に、
    前記中央板体部を嵌め込んで作成された
    ことを特徴とする請求項3に記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 前記ヘッド本体は、中空に形成されていると共に、前記打撃板を受け入れて該打撃板により封止される第1の開口部と、前記第1の開口部とは別個であって前記中空部分と連通する第2の開口部と、前記第2の開口部を封止する封止板と、を有する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のゴルフクラブヘッド。
  6. 第1の金属材料を用いて、板状体であり、且つ、該板状体の周縁に該周縁に沿った環状の嵌合部が突起している打撃板を作成する打撃板の作成工程と、
    ヘッド本体を成型するダイに、作成した前記打撃板を設置する打撃板の設置工程と、
    前記第1の金属材料より融点が低い第2の金属材料を前記ダイに注入し、前記打撃板の前記嵌合部を包むように該打撃板に前記ヘッド本体をキャスト成型するヘッド本体の成型工程と、が実行される
    ことを特徴とするゴルフクラブヘッドの製造方法。
  7. 前記第1の金属材料はチタン合金であり、前記第2の金属材料はステンレス鋼である
    ことを特徴とする請求項6に記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。
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