JP6931188B2 - アイアン型ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、アイアン型ゴルフクラブヘッドに関する。
下記特許文献1には、アイアン型ゴルフクラブが記載されている。このアイアン型ゴルフクラブヘッドは、(1)ロフト角が41度以下、(2)ヘッド厚さが23mm以下、及び、(3)フェース高さが53mm以上、で構成されている。このようなアイアン型ゴルフクラブヘッドは、ゴルファーが標準的な姿勢でクラブを構えた際に、ソールのトレーリングエッジが見えないので、ゴルファーにとって構えやすいという利点をもたらす。
しかしながら、構えやすさを重視して、ソールの幅を小さくしたアイアン型ゴルフクラブヘッドは、ヘッド重心がフェース寄りに位置する傾向があり、ひいては、打球が高く上がりにくいという課題があった。
特開2016−221181号公報
本発明は、以上のような実情に鑑み案出なされたもので、構えやすい形状でありながら、打球を高く上げることができるアイアン型ゴルフクラブヘッドを提供することを主たる課題としている。
本発明は、アイアン型ゴルフクラブヘッドであって、スコアラインが形成されたフェース、前記フェースの上縁からヘッド後方に延びるトップ、前記フェースの下縁からヘッド後方に延びるソール、及び、ヒール側に設けられかつシャフト差込孔を有するホーゼルを含んでおり、前記シャフト差込孔の中心軸線を任意の垂直面内に配しかつ前記スコアラインを水平として水平面に置いた基準状態において、前記スコアラインのヒール側端の位置から、フェース高さが最大となる位置までのトウ−ヒール方向の区間での前記垂直面と直交する各ヘッド断面では、前記フェースの下縁から前記ソール側のヘッド最後端の位置までの水平距離Aが、前記フェースの下縁から前記トップのヘッド最後端の位置までの水平距離B以下であり、かつ、重心深度GLが5.5mm以上とされる。
前記フェースのロフト角は、34度以下で構成されても良い。
前記フェース高さは、32.0〜60.0mmの範囲であっても良い。
前記トップの前記フェースと直交する向きの幅であるトップ厚さは、3.0〜10.0mmの範囲であっても良い。
前記フェースからヘッド後面までの前記フェースと直交する向きの幅であるヘッド厚さは、15.0〜28.0mmの範囲であっても良い。
本実施形態のアイアン型ゴルフクラブヘッドは、前記フェースを具えたヘッド本体と、前記ヘッド本体よりも大きい比重を有する重量物と、前記重量物を覆うように前記ヘッド本体に固定された固定用部材とを含んで構成されても良い。
前記重量物は、前記ヘッド本体との溶接性が低い材料からなり、前記固定用部材は、前記ヘッド本体よりも大きくかつ前記重量物よりも小さい比重を有し、しかも、前記ヘッド本体との溶接性が高い材料からなり、前記固定用部材は、前記ヘッド本体に溶接固定されても良い。
前記フェースの少なくとも一部がチタン合金で形成されても良い。
本発明のアイアン型ゴルフクラブヘッドは、構えやすく、かつ、打球を高く上げることができる。
本発明の一実施形態のアイアン型ゴルフクラブヘッドの正面図である。 図1のアイアン型ゴルフクラブヘッドの背面図である。 図1のアイアン型ゴルフクラブヘッドの底面図である。 図1のアイアン型ゴルフクラブヘッドの上面図である。 アイアン型ゴルフクラブヘッドの基準状態を説明するためのゴルフクラブヘッドの概略斜視図である。 図4のX−X線断面図である。 図4のX−X線断面図である。 本実施形態のアイアン型ゴルフクラブヘッドの正面側から見た分解斜視図である。 本実施形態のアイアン型ゴルフクラブヘッドのソール側から見た分解斜視図である。 (A)〜(C)は、図2のゴルフクラブヘッドのA−A線、B−B線及びC−C線の各位置の断面図である。 図4のX−X線断面図である。 図9(B)の部分拡大図である。 重量物の変形例を示す図2のB−B線の位置に相当する断面図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1〜4は、本実施形態のアイアン型ゴルフクラブヘッド1の正面図、背面図、底面図及び上面図をそれぞれ示している。図1〜図4において、アイアン型ゴルフクラブヘッド1は、基準状態とされている。
[基準状態]
本明細書において、アイアン型ゴルフクラブヘッド1の「基準状態」とは、図5に概念的に示されるように、フェース2に形成されたスコアライン7と水平面HPとが平行とされた状態で、アイアン型ゴルフクラブヘッド1が水平面HP上に載置された状態である。この基準状態では、アイアン型ゴルフクラブヘッド1のシャフト差込孔8の中心軸線Zが基準垂直面VP内に配されている。基準垂直面VPは、水平面HPに対して垂直な平面である。この基準状態において、スコアライン7は、水平面HPに平行であり、かつ、基準垂直面VPに平行である。特に言及されていない場合、アイアン型ゴルフクラブヘッド1は、基準状態に置かれているものである。
[ヘッドの方向]
図5を参照し、アイアン型ゴルフクラブヘッド1の前側は、ボールを打撃するフェース2の側を意味する。アイアン型ゴルフクラブヘッド1の後側は、その反対側を意味する。アイアン型ゴルフクラブヘッド1の「上側」及び「下側」は、垂直方向の「上側」及び「下側」をそれぞれ意味する。アイアン型ゴルフクラブヘッド1のトウ−ヒール方向は、アイアン型ゴルフクラブヘッド1の前後方向と直交する水平方向を意味する。
[ヘッドの基本形状]
図1〜4に示されるように、本実施形態のアイアン型ゴルフクラブヘッド1は、典型的なアイアン型の形状を有し、フェース2、トップ3、ソール4、トウ5及びホーゼル6を含んでいる。
フェース2は、ボールを打撃するための実質的に平坦な面である。フェース2は、上縁2a及び下縁2bを有する。フェース2には、ボールとの摩擦を高めるために、トウ−ヒール方向に延びる複数本のスコアライン7が設けられている。
トップ3は、フェース2の上縁2aから後方に延びているアイアン型ゴルフクラブヘッド1の上面部分である。
ソール4は、フェース2の下縁2bから後方に延びているアイアン型ゴルフクラブヘッド1の底面部分である。トウ5は、ホーゼル6から最も離れた部分であり、トップ3とソール4との間を滑らかに接続している。
ホーゼル6は、クラブシャフト(図示省略)が連結されるためのシャフト差込孔8を有する部分であり、例えば、筒状に構成されている。シャフト差込孔8の中心軸線Zは、クラブシャフト(図示省略)がそこに固着されたときに、クラブシャフトの軸線に本質的に一致する。
図6Aには、図4のアイアン型ゴルフクラブヘッド1のX−X線の拡大断面図が示されている。図6Aに示されるように、本実施形態のアイアン型ゴルフクラブヘッド1は、フェース2の下縁2bからソール4側のヘッド最後端の位置P1までの水平距離A(mm)が、フェース2の下縁2bからトップ3のヘッド最後端の位置P2までの水平距離B(mm)以下とされている。
図6Bには、水平距離A及びBをより詳細に示す図4のアイアン型ゴルフクラブヘッド1のX−X線の拡大断面図を示す。図6Bを参照すると、アイアン型ゴルフクラブヘッド1のロフト角をθ、フェース2と直交する方向に測定されたヘッド最大厚さをTh、及び、ヘッド最大厚さとなるフェース2側の位置P3からフェース2の下縁2bまでのフェース2に沿った長さをaとすると、水平距離Aは、次の式で表すことができる。
水平距離A=Th・cosθ+a・sinθ
同様に、アイアン型ゴルフクラブヘッド1のロフト角をθ、フェース2に沿ってスコアライン7と直交する方向に測定された長さであるフェース高さをH、及び、トップ3のフェース2と直交する方向に測定された厚さをTtとすると、水平距離Bは、次の式で表すことができる。
水平距離B=H・sinθ+Tt・cosθ
図4に示されるように、上記のように構成されたアイアン型ゴルフクラブヘッド1を含むゴルフクラブを、標準的な状態(即ち、アイアン型ゴルフクラブヘッド1が基準状態とされるような状態)で構えた場合、ゴルファーには、ソール4側のヘッド最後端の位置P1が見えない。その代わりに、アイアン型ゴルフクラブヘッド1の最後端側に、トップ3のヘッド最後端の位置P2のエッジEが見える。このようなアイアン型ゴルフクラブヘッド1は、ゴルファーがフェース2の輪郭を把握しやすく、構えやすいという利点をもたらす。
ここで、水平距離A及びBに関し、A≦Bの関係は、図1に示されるように、トウ−ヒール方向において、少なくとも区間Yの全範囲で成立することが望ましい。区間Yは、スコアライン7のヒール側端7bの位置P4から、フェース高さHが最大となる位置P5までの領域として定義される。なお、スコアラインが複数形成されている場合、上記位置P4は、ヒール側の端部が最もヘッドのヒール側に位置するスコアラインを基準に定められる。このような区間Yは、ゴルファーがアイアン型ゴルフクラブを構える際に、フェース2の向きを目標方向に合わせるために最も注視する部分だからである。
本実施形態では、前記区間Yの全範囲において、前記水平距離A及びBに関して、それらの差B−Aが0以上とされるが、好ましい態様では、前記区間Yの全範囲において、B−A>0(mm)とされる。これにより、ゴルファーが構えた際に、ソール4側のヘッド最後端の位置P1がより見え難くなる。このような観点より、さらに好ましい態様では、前記区間Yの全範囲において、水平距離の差B−Aは、3mm以上、より好ましくは5mm以上とされる。
図6Aに戻ると、本実施形態のアイアン型ゴルフクラブヘッド1は、上述の構えやすさを維持しながら、重心深度GLが5.5mm以上とされる。重心深度GLは、図6Aに示されるように、ヘッド重心Gからフェース2までの最短距離である。従来の構えやすいアイアン型ゴルフクラブヘッドは、いずれも、ヘッド重心Gがフェース2側に位置していたため、重心深度GLが5.5mm未満と小さいものであった。このため、従来のアイアン型ゴルフクラブヘッドは、ヘッド重心Gを通るトウ−ヒール方向の水平軸周りの慣性モーメント(以下、「上下方向の慣性モーメント」という。)が小さく、打球が上がりにくい傾向があった。
これに対して、本実施形態のアイアン型ゴルフクラブヘッド1では、構えやすい形状を維持しつつ、重心深度GLが5.5mm以上と大きく構成されている。このようなアイアン型ゴルフクラブヘッド1は、上下方向の慣性モーメントが大きいため、フェース2の下側で打撃した場合でもフェース2が下方向に回転し難く、インパクト時のロフト角が小さくなり難い。また、重心深度GLが大きいと、シャフトの軸線に対してヘッド重心Gが大きく後方に位置する傾向がある。このようなゴルフクラブでは、ダウンスイング時、ヘッド重心がシャフトの軸線上(シャフトがしなっていない状態の軸線上)に位置しようとしてインパクト直前ではフェース2が上に向く方向に回転する。その結果、フェース2が上に向く方向にアイアン型ゴルフクラブヘッド1が回転し、インパクト時のロフト角が大きく、打出し角が大きくなる。これらの作用により、重心深度GLが大きいアイアン型ゴルフクラブヘッド1は、ヘッドスピードが低いアベレージゴルファでも打球が上がりやすいという利点を有する。好ましい態様では、重心深度GLは5.5mm以上、より好ましくは6.0mm以上とされる。
本発明は、アイアン型ゴルフクラブヘッド1であれば、特に制限なく採用可能であるが、好ましくは、フェース2のロフト角θが34度以下であるアイアン型ゴルフクラブヘッド1に適用される。このようなアイアン型ゴルフクラブヘッドは、ロフト角θが小さいため、打球が上がりにくい傾向があるが、本発明を適用することにより、打球を高く上げ、飛距離を増大させるとともに、コントロールしやすい弾道を提供することができる。ロフト角θの下限は特に定めないが、例えば、22度以上とされる。
図1に示したように、本実施形態のアイアン型ゴルフクラブヘッド1のフェース2は、フェース高さHがヒール側からトウ側に向かって大きくなるように構成されている。好ましい態様では、フェース高さHは、32.0〜60.0mmの範囲とされる。例えば、アイアン型ゴルフクラブヘッド1の前記位置P4において、フェース高さHがほぼ最小値を示し、そこでのフェース高さHは32.0〜40.0mm程度とされる。また、アイアン型ゴルフクラブヘッド1の前記位置P5では、フェース高さHは、52.0〜60.0mm程度とされる。これにより、フェース2に十分に大きな面積が提供される。
図6Bを参照すると、好ましい実施形態では、トップ3の幅であるトップ厚さTtが3.0〜10.0mmとされる。トップ厚さTtが3.0mm未満の場合、水平距離Bが小さくなる傾向があり、構えた際にソール4がゴルファーに視認されやすくなる。逆に、トップ厚さTtが10.0mmを超えると、ヘッド重心Gが高く位置する傾向があり、打球を高く上げ難いおそれがある。この意味では、重心高さGH(水平面HPからヘッド重心Gまでの垂直距離)は、例えば16〜19mmの範囲に設定されるのが望ましい。
好ましい実施形態では、フェース2からヘッド後面までのフェース2と直交する向きの幅であるヘッド厚さThが15.0〜28.0mmとされる。ヘッド厚さThが28.0mmを超えると、水平距離Aが大きくなる傾向があり、構えた際に、ソール4がゴルファーに視認されやすくなる。逆に、ヘッド厚さThが15.0mm未満では、重心深度GLが小さくなる傾向がある。とりわけ、アイアン型ゴルフクラブヘッド1の前記位置P5では、ヘッド厚さThは、19.0〜26.0mmが望ましく、前記位置P4では、ヘッド厚さThは、15.0〜20.0mmであるのが望ましい。
図7及び図8には、アイアン型ゴルフクラブヘッド1の分解斜視図が示されている。また、図9(A)〜(C)には、図2のゴルフクラブヘッドのA−A線、B−B線及びC−C線の各位置の断面図が示されている。なお、図9(A)〜(C)では、理解しやすいように、フェース2を垂直な状態となるように前傾させた状態で描かれている。
好ましい実施形態では、アイアン型ゴルフクラブヘッド1は、重量物を含んで構成されても良い。特に好ましい形態では、アイアン型ゴルフクラブヘッド1は、ヘッド本体10、重量物20及び固定用部材30を含んで構成される。
[ヘッド本体]
ヘッド本体10は、アイアン型ゴルフクラブヘッド1の主要部を構成するもので、本実施形態では、スコアライン7が形成されたフェース2、トップ3、ソール4、トウ5及びホーゼル6を含んでいる。ヘッド本体10は、例えば、金属材料で構成されている。より好ましい態様では、ヘッド本体は、図7に示されるように、フェースプレート12と、フェース受け部14とを含む。本実施形態では、フェースプレート12及びフェース受け部14とは、互いに異なる金属材料で構成されている。
フェースプレート12は、例えば、アイアン型ゴルフクラブヘッド1を構成する金属材料の中で相対的に小さい比重を有する金属材料で構成されている。フェースプレート12は、例えば、チタン合金で構成され、好ましくは、比重が4.5以下の比強度に優れたチタン合金が採用され得る。このような態様は、ヘッド重心Gをより後方に位置させるのに有効である。
フェース受け部14は、例えば、トップ3、ソール4及びトウ5で囲まれた前後に貫通する開口部Oを有している。フェース受け部14は、開口部Oの周りに、フェースプレート12の周縁部が固着されるフェース取付部16が設けられている。フェース取付部16にフェースプレート12が固着されることにより、開口部Oは閉じられる。フェースプレート12とフェース受け部14とは、例えば、溶接、ろう付け、接着剤又はカシメ等の接合手段によって一体に固着される。フェース受け部14は、さらに、ホーゼル6を一体に具えている。
好ましい態様では、フェース受け部14は、基本的な強度と良好な加工性などを具えている鉄基合金が採用され、好ましくはステンレス又は炭素鋼などが用いられる。これらの比重は、7.0を超えるもので、好ましくは、7.5以上とされる。このような態様は、ヘッド重心を、より後方に位置させるのに有効である。他の態様では、ヘッド本体10は、1種類又は3種類以上の材料で構成されても良い。
1種類の材料で構成されたヘッド本体10は、典型的には、フェースプレート12とフェース受け部14とが別部材ではなく、これらが一体的に一つの部材で作られた1ピース構造である。他の例として、ヘッド本体10は、例えば、同一の材料からなるフェースプレート12及びフェース受け部14が一体に固着された2ピース構造であっても良い。また、3種類以上の材料で構成されたヘッド本体10としては、例えば、フェース受け部14を2以上の部材で構成し、フェースプレート12と一体に固着したマルチピース構造が挙げられる。
図8に示されるように、ヘッド本体10には、例えば、ヘッド仕上がり形状の外面から凹んだ凹部18が設けられている。本実施形態では、凹部18に後述の重量物20及び固定用部材30が配置されることにより、ヘッド仕上がり形状が得られる。換言すれば、凹部18は、ヘッド仕上がり形状から、重量物20及び固定用部材30を取り除いた部分(空間ないし容積)として定義される。本実施形態において、凹部18は、ソール4側(より詳しくは、フェース受け部14のソール)に設けられており、トウ−ヒール方向に長く溝状に延びている。
[重量物]
重量物20は、ヘッド本体10よりも大きい比重を有する金属材料で構成される。ヘッド本体10が、1種類の材料から構成されている場合、ヘッド本体10の比重は当該材料の比重を意味する。一方、ヘッド本体10が比重の異なる複数の材料を組み合わせて構成されている場合、ヘッド本体10の比重は、各材料の比重を、各材料が構成している部材の体積で重み付けした加重平均値として特定される。
重量物20は、ヘッド重心の位置の決定に大きな影響を与え、ヘッド重心の位置を、重量物20の重心の位置に近づける働きをする。本実施形態において、重量物20は、ヘッド重心をヘッドの下方かつ後方に近づけるようにソール側かつバック側に配置される。図7及び図8に示されるように、重量物20は、例えば、トウ−ヒール方向に沿って長く延びている。より詳細には、図3に示されるように、そのトウ−ヒール方向の長さWLが、スコアライン7のトウ側端7aからヒール側端7bまでの長さ以上とされている。また、重量物20の、トウ−ヒール方向と直交する横断面積は、トウ−ヒール方向の両側に向かって漸減している。ヘッド重心Gの位置の調整とゴルフクラブヘッドのスイングのしやすさなどを考慮すれば、重量物20の重量は、例えばヘッド全重量の約7%〜12%の範囲に設定されるのが望ましい。
好ましい態様では、重量物20は、W、Ni及びFeを含むタングステン・ニッケル・鉄合金で構成され得る。重量物20の比重は、特に限定されるものではないが、好ましくは10.0以上、より好ましくは12.0以上とされる。また、重量物20の比重は、上記のいずれかの下限値との組み合わせにおいて、好ましくは18.5以下の範囲とされる。比重が大きいほど、重量物を小型化でき、生産性や設計自由度が向上する点で望ましい。
上記合金は、例えば、その化学成分中、Feに対するWの割合を高めることによって、より大きな比重を得ている。一方、Wの増加によって高比重化された重量物20は、相対的にFeの割合が低下するので、軟鉄やステンレス等の鉄基合金に対する溶接性が低下する。したがって、本実施形態の重量物20は、鉄基合金からなるヘッド本体10との溶接性が低いという特性を有する。ここで、「溶接性が低い」とは、対象となる相手方の金属材料との間で良好な溶接(欠陥のない健全な溶接)を行うことができないことを意味する。
本実施形態では、重量物20は、凹部18に配置される。重量物20の容積は、凹部18の容積よりも小さく構成されている。好ましい態様では、重量物20は、凹部18の表面の少なくとも一部と当接する。これについては、後述する。
[固定用部材]
固定用部材30は、重量物20を覆うようにヘッド本体10に固定されている(図2、図3及び図9参照)。固定用部材30は、例えば、ヘッド本体10に溶接固定可能な金属材料で構成される。好ましい態様では、固定用部材30は、比重に関して、ヘッド本体10よりも大きく、かつ、重量物20よりも小さい金属材料で構成される。このような態様では、重量物20のみならず、固定用部材30の重量も、ヘッド重心Gの位置の設計に利用することができる。
固定用部材30に適した金属材料としては、例えば、重量物20と類似のW、Ni及びFeを含むタングステン・ニッケル・鉄合金が挙げられる。このような合金は、Wの割合を調整する(重量物20のそれに比して減らす)ことにより、鉄基合金からなるヘッド本体10への溶接性(溶接継手の接合強度)を維持しながら、ヘッド本体10よりも高い比重を持つことができる。より好ましい態様では、固定用部材30の比重は、8.0〜10.0の範囲とされる。
本実施形態では、固定用部材30は、重量物20を完全に覆うような状態でヘッド本体10に固定されている(図2、図3及び図9参照)。一般に、より大きな比重を有する重量物20の採用を試みる場合、当該重量物20の化学成分等は、ヘッド本体10のそれとは大きく異なったものになる。このため、そのような重量物20は、ヘッド本体10への溶接性が低下し、ヘッド本体10に対する配置自由度が低く、ひいてはヘッド本体10の後方側へ寄せて配置することは困難な傾向がある。これに対し、本実施形態のアイアン型ゴルフクラブヘッド1は、ヘッド本体10に溶接固定された固定用部材30で重量物20を覆うことにより、ヘッド本体10との溶接性が低い重量物20を、ヘッド本体10に固定している。このような態様によれば、ヘッド本体10に対する重量物20の配置自由度が高くなり、水平距離Aが水平距離B以下であっても、高比重の重量物20を、ヘッドのより後方に配置して、重心深度GLを5.5mm以上確保することができる。
接合強度を高めるために、固定用部材30の全周縁が、ヘッド本体10と溶接されているのが望ましい。また、好ましい態様では、固定用部材30は、重量物20のヘッド外方側の面と少なくとも一部で接する内側面32を含む。このような固定用部材30は、重量物20を押さえ、その移動やガタツキを阻止することができる。
本実施形態では、固定用部材30は、少なくともバック面17の少なくとも一部を構成している。バック面17は、前傾状態のアイアン型ゴルフクラブヘッド1において、ヘッド後方から見たときに見える部分を指す。このような態様では、固定用部材30の重量によっても、ヘッド重心Gをより後方に位置させ、ひいては重心深度GLを大きくすることができる。好ましい態様では、固定用部材30は、ソール4の少なくとも一部を構成することができる。このような態様では、固定用部材30の重量によっても、ヘッド重心をより低く位置させることができる。
上記態様では、固定用部材30は、重量物20の全てを覆っている。他の態様として、固定用部材30は、重量物20をヘッド本体10との間で固定可能であれば、重量物20の一部のみを覆うものでも良い。
[凹部・重量物等の好ましい態様]
(態様1)
図8及び図10に示されるように、ヘッド本体10に形成された凹部18は、ヘッド外面から凹んだ底部18aと、この底部18aに向かってテーパー状に配置された一対の斜面18bを含んで構成されても良い。好ましい態様では、斜面18bの一方は、フェース2と平行であり、他方は、フェース2と直交している。したがって、斜面18b、18b間には、ほぼ直角のコーナが形成されている。このコーナの奥側に、底部18aが形成されている。本実施形態では、底部18aは、2つの斜面に互いに交差する向きの平面で形成されている。
一方、重量物20は、一対の斜面18b、18bに当接する(嵌まり込む)テーパー部分26を有する。即ち、テーパー部分26は、斜面18b、18bと本質的に面接触する部分を有している。また、テーパー部分26の先端面28は、テーパー部分26が斜面18b、18bと本質的に面接触したときに、凹部18の底部18aとの間に隙間を形成するように構成されている。このような態様によれば、重量物20の位置は、一対の斜面18bによって拘束され、重量物20のヘッド内部での移動(トウ−ヒール方向、前後方向又は上方の移動)が妨げられる。したがって、ボール打撃時、重量物20のヘッド内部でのガタツキや振動に起因した異音の発生が抑制される。また、上記の構成で重量物20のガタツキを抑制することができるため、重量物20のテーパー部分26等については、高い加工精度が不要となるため、生産性も向上する。好ましい態様では、上記隙間は、0.5mm以上とされる。
(態様2)
図9(B)及びその部分拡大図である図11に示されるように、上記態様1に加えて又は態様1に代えて、ヘッド本体10の凹部18には、ヘッド外方に向かって突出する少なくとも一つの凸部19が形成されても良い。本実施形態において、凸部19は、例えば、凹部18の底部18aに形成されている。本実施形態において、凸部19は、例えば、略円柱状に形成されているが、このような態様に限定されるものではない。また、凸部19は、凹部18に一つ設けられているが、2つ以上設けられても良い。
重量物20には、凸部19に対応して、貫通孔22が形成される。重量物20は、貫通孔22にヘッド本体10の凸部19が嵌め込まれるように凹部18に配置されている。このような態様によれば、重量物20は、凹部18の斜面18bとの接触のみならず、その貫通孔22が凸部19と係合することで、ガタツキや振動がより確実に抑制される。好ましい態様では、重量物20の貫通孔22は、図3に示されるように、重量物20の長手方向の中央部に設けられているのが望ましい。このような態様では、重量物20のガタツキ等がより効果的に抑制され得る。ここで、重量物20の長手方向とは、重量物20の最大長さWLとなる方向であり、本実施形態では、トウ−ヒール方向である。また、長手方向の中央部とは、前記最大長さWLの長手方向の中央点から、該長手方向の両側に、それぞれ重量物20の最大長さの20%の範囲内の部分とする。
(態様3)
図11に示されるように、上記態様2を前提として、貫通孔22と凸部19との間に、重量物20をヘッド本体10側に固定するための係止部50が配置されても良い。係止部50は、貫通孔22と凸部19との間の隙間を埋め、両者の相対的な移動を、摩擦の作用及び/又は機械的な係合作用によって拘束するものが望ましい。このような係止部50としては、特に限定されないが、例えば、凸部19の先端部に溶接固着された溶接ビード52を採用できる。溶接ビード52は、流動性を有する溶融金属が固化したもので、本実施形態では凸部19を構成している金属材料(即ち、ヘッド本体10を形成している金属材料)と溶融・一体化している。
溶接ビード52は、固化前の状態では流動性を有する。したがって、重量物の貫通孔22と、ヘッド本体10側の凸部19とを嵌合させた後に、両者の間の微小な隙間に供給されることにより、その内部に浸透し、該隙間を埋めた状態で凸部19に固着され得る。したがって、本実施形態の係止部50は、重量物20と直接的に一体化していなくても、貫通孔22と凸部19との隙間を減じ、両者の密着性を高める。これは、ヘッド本体10に対する重量物20の振動、即ち、凸部19の突出方向及び突出方向に対して直角な方向の振動を、より効果的に抑制する。
係止部50による重量物20の拘束効果を高めるために、本実施形態では、凸部19の先端側にテーパー部19aが形成されている。これにより、テーパー部19aと貫通孔22の内面との間には、ヘッド外面に向かって拡大する隙間(空間)が提供される。このような隙間は、溶接継手のいわゆる開先として利用できる。即ち、上記空間に、溶融金属を十分に満たすことができる。溶融金属は、例えば、凸部19とは別に溶加材として前記空間に供給されることが望ましい。溶加材は、凸部19の表面と相互に溶融し、一体化しながら固化する。溶融金属の固化により、凸部19の外周部分には、溶接ビード52からなる係止部50が形成され、貫通孔22との密着性が高められる。
貫通孔22は、ヘッド本体10側の第1開口22aと、ヘッド外方側の第2開口22bとを有するが、好ましい態様では、第2開口22bは、第1開口22aよりも大きい横断面積を有する。より具体的な態様として、本実施形態の貫通孔22は、第2開口22bからヘッド本体10側に向かって横断面積が漸減しているテーパー状部分を含んでいる。
このような態様によれば、貫通孔22と凸部19との間に、ヘッド外方に向かって徐々に拡大する係止部50を形成するための隙間(空間)を提供できる。流動性を有する溶融金属がこのような隙間に供給されると、溶融金属は、隙間の奥深く(凸部19の根元側)までより充填され易くなる利点がある。また、上記隙間に形成された溶接ビード52は、重量物20をヘッド外方側から押さえ込むことができる。したがって、この態様によれば、重量物20の凸部19の突出方向の移動が機械的に拘束され、重量物20の振動に起因する異音の発生をより確実に抑制することができる。
第2開口22bの横断面積を大きくする変形例としては、図12に示されるように、例えば、第2開口22b側に、ステップ状に内径が拡大した拡径部分25を有しても良い。拡径部分25の態様は、凸部19のテーパー部19aの構成とともに実施されると、より効果的であるが、凸部19にテーパー部19aを形成しない構成において実施されても良い。
係止部50としては、溶接ビード52に限定されるものではなく、例えば、リング状の弾性体、エラストマー又は金属製リングなどの楔部材が凸部19と貫通孔22との間に圧入されても良い。いずれにせよ、係止部50は、固定用部材30で覆われるため、ヘッド外部から視認されることはないので、ヘッド外観などを損ねるおそれはない。
以上、本発明の実施形態が、種々説明されたが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の態様に変形することができる。特に、異なる実施形態間においても、1以上の特徴部分(変更部分)を相互に利用し又は組み合わせることが可能であることは言うまでもない。
図1〜6の基本形状を有するアイアン型ゴルフクラブヘッドが表1の仕様に基づいて試作され、それらに同一のシャフトを装着してアイアン型ゴルフクラブが製造された。表1において、フェース高さ、トップ厚さ、ヘッド厚さ及び水平距離の差B−Aは、いずれも、ほぼ区間Yの中央位置であるスコアラインのヒール側端からトウ側へ27mmの位置での値が表示されている。
Figure 0006931188
表1に示された各アイアン型ゴルフクラブヘッドを用いて、構えやすさ及びスイング中のインパクト直前のロフト角が測定された。
「構えやすさ」については、テスター10名(ヘッドスピードが平均32m/s)によるアンケート方式の官能評価とした。数値が大きいほど、目標方向にフェースを合わせやすく、構えやすいことを意味する。また、インパクト直前のロフト角については、ポータブル型の弾道計測器を使用して測定された。角度が大きいほど、打球が上がりやすいことを意味する。
表1に示したように、テストの結果、実施例のアイアン型ゴルフクラブヘッドは、構えやすさを維持しながら、大きな重心深度を提供していることが確認できた。また、重心深度が大きいため、インパクト直前のロフト角も相対的に大きくなっていることが確認できた。
1 アイアン型ゴルフクラブヘッド
2 フェース
3 トップ
4 ソール
6 ホーゼル
7 スコアライン
10 ヘッド本体
20 重量物
30 固定用部材
A、B 水平距離
GL 重心深度

Claims (8)

  1. アイアン型ゴルフクラブヘッドであって、
    スコアラインが形成されたフェース、前記フェースの上縁からヘッド後方に延びるトップ、前記フェースの下縁からヘッド後方に延びるソール、及び、ヒール側に設けられかつシャフト差込孔を有するホーゼルを含んでおり、
    前記シャフト差込孔の中心軸線を任意の垂直面内に配しかつ前記スコアラインを水平として水平面に置いた基準状態において、
    前記スコアラインのヒール側端の位置から、フェース高さが最大となる位置までのトウ−ヒール方向の区間での前記垂直面と直交する各ヘッド断面では、前記フェースの下縁から前記ソール側のヘッド最後端の位置までの水平距離Aが、前記フェースの下縁から前記トップのヘッド最後端の位置までの水平距離B以下であり、かつ、
    重心深度GLが5.5mm以上であり、
    前記トップの前記フェースと直交する向きの幅であるトップ厚さが3.0〜10.0mmの範囲である
    アイアン型ゴルフクラブヘッド。
  2. 前記フェースのロフト角が34度以下である、請求項1に記載のアイアン型ゴルフクラブヘッド。
  3. 前記フェース高さは、32.0〜60.0mmの範囲にある、請求項1又は2に記載のアイアン型ゴルフクラブヘッド。
  4. 前記区間の全範囲において、前記水平距離Aは、前記水平距離Bよりも小さい、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のアイアン型ゴルフクラブヘッド。
  5. 前記フェースからヘッド後面までの前記フェースと直交する向きの幅であるヘッド厚さが15.0〜28.0mmの範囲である、請求項1ないし4のいずれかに記載のアイアン型ゴルフクラブヘッド。
  6. 前記フェースを具えたヘッド本体と、前記ヘッド本体よりも大きい比重を有する重量物と、前記重量物を覆うように前記ヘッド本体に固定された固定用部材とを含んで構成されている、請求項1ないし5のいずれかに記載のアイアン型ゴルフクラブヘッド。
  7. 前記重量物は、前記ヘッド本体との溶接性が低い材料からなり、
    前記固定用部材は、前記ヘッド本体よりも大きくかつ前記重量物よりも小さい比重を有し、しかも、前記ヘッド本体との溶接性が高い材料からなり、
    前記固定用部材は、前記ヘッド本体に溶接固定されている、
    請求項6記載のアイアン型ゴルフクラブヘッド。
  8. 前記フェースの少なくとも一部がチタン合金で形成されている、
    請求項1ないし7のいずれかに記載のアイアン型ゴルフクラブヘッド。
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