JP2020044160A - プラズマ照射装置 - Google Patents
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Abstract
Description
プラズマ照射装置は、創傷等の患部にプラズマまたは活性ガスを照射することで、患部を治癒する。前記活性ガスは、プラズマ照射装置内でプラズマによって発生させられる。
例えば、特許文献1は、歯科治療を行うプラズマジェット照射装置を開示している。前記プラズマジェット照射装置は、プラズマジェット照射手段を有する照射器具を備えている。前記プラズマジェット照射装置は、発生したプラズマと、活性種と、を被照射物に照射する。前記活性種は、プラズマ中の気体またはプラズマ周辺の気体とプラズマとが反応して生成される。
特許文献2は、照射器具内部で活性ガス(活性種)を発生させ、その活性ガスをノズルから吐出して患部に照射するプラズマ照射装置を開示している。前記活性ガスは、例えば、活性酸素や活性窒素等である。
本発明に係るプラズマ照射装置は、プラズマ発生部を有し、前記プラズマ発生部にて発生したプラズマおよび前記プラズマによって生じる活性ガスの少なくとも一方を吐出する照射器具と、前記照射器具の表面に設けられ、前記照射器具を把持する使用者の手を定着させる定着機構と、を備える。
なお、本実施の形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
プラズマジェット照射装置は、プラズマを発生させる。プラズマジェット照射装置は、発生したプラズマと、活性種と、を被照射物に直接照射する。前記活性種は、プラズマ中の気体またはプラズマ周辺の気体とプラズマとが反応して生成される。活性種としては、活性酸素種や活性窒素種を例示できる。活性酸素種としては、ヒドロキシルラジカル、一重項酸素、オゾン、過酸化水素、スーパーオキシドアニオンラジカル等を例示できる。活性窒素種としては、一酸化窒素、二酸化窒素、ペルオキシナイトライト、過酸化亜硝酸、三酸化二窒素等を例示できる。
本実施形態のプラズマ照射装置は、活性ガス照射装置である。
図1から図5に示すように、本実施形態のプラズマ照射装置200は、照射器具10と、検出部15と、供給ユニット20と、ガス管路30と、電気配線40と、供給源70と、報知部80と、制御部90(演算部)と、定着機構100と、を備える。
照射器具10は、照射器具10内で発生した活性ガスを吐出する。供給ユニット20は、照射器具10に電力およびプラズマ発生用ガスを供給する。供給ユニット20は、供給源70を収容している。供給源70は、プラズマ発生用ガスを収容している。供給ユニット20は、例えば、100Vの家庭用電源等の電源(不図示)と接続されている。ガス管路30は、照射器具10と供給ユニット20とを接続している。電気配線40は、照射器具10と供給ユニット20とを接続している。本実施形態において、ガス管路30と電気配線40とは、各々独立しているが、ガス管路30と電気配線40とは一体でもよい。
図2に示すように、照射器具10は、長尺状のカウリング2(筐体)と、カウリング2の先端から突出するノズル11と、カウリング2内に位置するプラズマ発生部12とを備える。
カウリング2は、円筒形の胴体部2bと、胴体部2bの先端を塞ぐヘッド部2aとを備える。なお、胴体部2bは、円筒形に限らず、四角筒、六角筒、八角筒等の多角筒形でもよい。
ヘッド部2aは、先端に嵌合孔2cを有している。嵌合孔2cは、ノズル11を受け入れる孔である。ノズル11は、ヘッド部2aに着脱可能になっている。ヘッド部2aは、管軸O1方向に延びる第一の活性ガス流路7を内部に有している。管軸O1は、胴体部2bの管軸である。
胴体部2bは、外周面に操作スイッチ9(操作部)を備えている。
管状誘電体3は、管軸O1方向に延びる円筒状の部材である。管状誘電体3は、管軸O1方向に延びるガス流路6を内部に有している。第一の活性ガス流路7とガス流路6とは連通している。なお、管軸O1は、管状誘電体3の管軸と同じである。
管状誘電体3は、内部に内部電極4を備えている。内部電極4は、管軸O1方向に延びる略円柱状の部材である。内部電極4は、管状誘電体3の内面と離間している。
管状誘電体3の外周面の一部には、内部電極4に沿う外部電極5を備えている。外部電極5は、管状誘電体3の外周面に沿って周回する環状の電極である。
図3に示すように、管状誘電体3と内部電極4と外部電極5とは、管軸O1を中心として同心円状に位置している。
本実施形態において、内部電極4の外周面と外部電極5の内周面とは、管状誘電体3を挟んで互いに対向している。
プラズマ発生部12は、例えば、窒素を用いてプラズマを発生する。窒素を用いてプラズマを発生するためには、プラズマ発生部12に印加する電圧が高くなり、プラズマ発生部12から放射される電磁波を防ぐために必要なシールドが重くなる。このため、プラズマ発生部12を落としたときに、誘電体バリア放電を発生させるための誘電体が割れやすくなる。
例えば、プラズマ発生部12が破損した場合などには、カウリング2からプラズマ発生部12を離脱させた後、新たなプラズマ発生部12をカウリング2に装着することができる。このとき、新たなプラズマ発生部12は、カウリング2に対して管軸O1方向に差し込むことができる。
カバー13は、本体管1に対して着脱自在に装着されている。本実施形態では、ヘッドカバー14も、ヘッド部2aに対して着脱自在に装着されている。カバー13およびヘッドカバー14は、本体管1およびヘッド部2aに対して一体的に着脱自在に装着されている。なお、カバー13やヘッドカバー14の着脱性を向上させるため、カバー13やヘッドカバー14の内面に、凹凸部を設けてもよい。凹凸部を設けることにより、カバー13やヘッドカバー14と、本体管1やヘッド部2aと、の接触面積を低減させ、着脱時の摩擦抵抗を軽減させることができる。
金属材料としては、ステンレス、チタン、アルミニウム等が挙げられる。コストと軽さの観点からアルミニウムが好ましく、アルミニウムを用いる場合は、表面にアルマイト処理がされていることが好ましい。
胴体部2bの大きさは、特に制限はなく、手指で把持しやすい大きさとすることができる。
ヘッド部2aの大きさは、プラズマ照射装置200の用途等を勘案して決定できる。例えば、プラズマ照射装置200が口腔内用治療器具である場合、ヘッド部2aの大きさは、口腔内に挿入できる大きさが好ましい。
内部電極4は、外周面にねじ山を有することで、ねじ山先端部の電界が局所的に強くなり、放電開始電圧が低くなる。このため、低電力でプラズマを生成し、維持できる。
なお、内部電極4は、外周面にねじ山等の凹凸を有しなくてもよい。即ち、内部電極4は、外周面に凹凸を有しない円柱の部材でもよい
内部電極4のねじ山のピッチpは、内部電極4の長さや外径d等を勘案して適宜決定できる。ピッチpは、0.2mm〜3.0mmが好ましく、0.2mm〜2.5mmがより好ましく、0.2mm〜2.0mmがさらに好ましい。
照射口1aの開口径は、例えば、0.5mm〜5mmが好ましい。開口径が上記下限値以上であれば、活性ガスの圧力損失を抑制できる。開口径が上記上限値以下であれば、照射する活性ガスの流速を高めて、患部の治癒等を促進できる。
照射管1cは、管軸O1に対して屈曲している。
照射管1cの管軸O2と管軸O1とのなす角度θは、プラズマ照射装置200の用途等を勘案して決定できる。
検出部15は、照射器具10から離脱可能である。検出部15は、プラズマ発生部12をカウリング2から離脱させた後、カウリング2内から外部に取り出される。
検出部15は、照射器具10の外部から視認可能である。カウリング2には、のぞき窓17が設けられている。のぞき窓17は、検出部15(凹部16)に対して径方向の外側に配置されている。検出部15は、のぞき窓17を通して照射器具10の外部から視認される。
筐体21は、供給源70を離脱可能に収容する。これにより、筐体21に収容された供給源70内のガスがなくなったとき、供給源70を交換することができる。
配管75には、電磁弁71、圧力レギュレータ73、流量コントローラ74および圧力センサ72(残量センサ)が取り付けられている。
圧力レギュレータ73は、電磁弁71と供給源70との間に配置されている。圧力レギュレータ73は、供給源70から電磁弁71に向かうプラズマ発生用ガスの圧力を低下(プラズマ発生用ガスを減圧)させる。
圧力センサ72は、供給源70におけるプラズマ発生用ガスの残量V1を検出する。圧力センサ72は、前記残量V1として、供給源70内の圧力(残圧)を測定する。圧力センサ72は、圧力レギュレータ73と供給源70との間(圧力レギュレータ73よりも一次側)を通過するプラズマ発生用ガスの圧力を、供給源70の圧力として測定する。圧力センサ72としては、例えば、キーエンス社のAP−V80シリーズ(具体的には、例えばAP−15S)等を採用することができる。
この場合、交換前の供給源70、交換後の供給源70のいずれについても共通の電磁弁71等を使用することができる。なお電磁弁71等は、供給源70に固定され、供給源70と一体的に筐体21から離脱可能であってもよい。
電気配線40の材料としては、絶縁材料で被覆した金属導線等を例示できる。
凹部101の大きさは、特に制限はなく、例えば、平均的な成人の手の指の大きさに合せて決定される。
例えば、医師などの使用者は、照射器具10を持って移動させ、ノズル11を後述する被照射物に向ける。この際、使用者は、自身の利手(照射器具10の操作を行う手)の指を照射器具10の表面に設けられた凹部101に沿わせて、照射器具10を把持する。この状態で操作スイッチ9を押し、供給源70から照射器具10に電気およびプラズマ発生用ガスを供給する。
照射器具10に供給したプラズマ発生用ガスは、管状誘電体3の後端部から管状誘電体3の内空部に流入する。プラズマ発生用ガスは、内部電極4と外部電極5とが対向する位置において電離し、プラズマになる。
生体組織としては、内臓の各器官、体表や体腔の内面を覆う上皮組織、歯肉、歯槽骨、歯根膜およびセメント質等の歯周組織、歯、骨等を例示できる。
生物個体としては、ヒト、犬、猫、豚等の哺乳類;鳥類;魚類等のいずれでもよい。
プラズマ発生用ガスは、窒素を主成分とすることが好ましい。ここで、窒素を主成分とするとは、プラズマ発生用ガスにおける窒素の含有量が50体積%超であることをいう。
すなわち、プラズマ発生用ガスにおける窒素の含有量は、50体積%超が好ましく、70体積%以上がより好ましく、80質量%〜100質量%がさらに好ましく、90質量%〜100質量%が特に好ましい。プラズマ発生用ガス中、窒素以外のガス成分は、特に制限はなく、例えば、酸素、希ガス等を例示できる。
管状誘電体3に導入するプラズマ発生用ガスの流量が前記下限値以上であると、被照射物における被照射面の温度の上昇を抑制しやすい。プラズマ発生用ガスの流量が前記上限値以下であると、被照射物の清浄化、賦活化または治癒をさらに促進できる。
なお、内部電極4が外周面に凹凸を有しない円柱の部材である場合、内部電極4と外部電極5との間に印加する交流電圧は、10kVpp以上が好ましい。外周面に凹凸を有さない内部電極4を用いる場合、外周面に凹凸を有する内部電極4を用いる場合に比べて、内部電極4と外部電極5との間に印加する交流電圧を高める必要がある。
印加する交流電圧が前記上限値以下であれば、発生するプラズマの温度を低く抑えられる。印加する交流電圧が前記下限値以上であれば、さらに効率的にプラズマを発生できる。
交流の周波数が前記上限値未満であれば、発生するプラズマの温度を低く抑えられる。交流の周波数が前記下限値以上であれば、さらに効率的にプラズマを発生できる。
ノズル11の照射口1aから照射する活性ガスの温度が前記上限値以下であると、被照射面の温度を40℃以下にしやすい。被照射面の温度を40℃以下にすることで、被照射部分が患部である場合にも、患部への刺激を低減できる。
ノズル11の照射口1aから照射する活性ガスの温度の下限値は、特に制限はなく、例えば、10℃以上である。
活性ガスの温度は、照射口1aにおける活性ガスの温度を熱電対で測定した値である。
被照射面の温度は、内部電極4と外部電極5との間に印加する交流電圧、照射する活性ガスの吐出量、内部電極4の先端Q1から照射口1aまでの長さ等の組み合わせで調節できる。
被照射面の温度は、熱電対を用いて測定できる。
DMPO(5,5−ジメチル−1−ピロリン−N−オキシド)0.2mol/L溶液0.2mLに対して、活性ガスを30秒間照射する。この際、照射口1aから液面までの距離を5.0mmとする。活性ガスを照射した前記溶液について、電子スピン共鳴(ESR)法を利用してヒドロキシルラジカル濃度を測定し、これをラジカル密度とする。
TPC(2,2,5,5−テトラメチル−3−ピロリン−3−カルボキサミド)0.1mol/L溶液0.4mLに対して、活性ガスを30秒間照射する。この際、照射口1aから液面までの距離を5.0mmとする。活性ガスを照射した前記溶液について、電子スピン共鳴(ESR)法を利用して一重項酸素濃度を測定し、これを一重項酸素密度とする。
照射口1aから照射する活性ガスの流量が前記下限値以上であると、活性ガスが被照射面に作用する効果を充分に高められる。照射口1aから照射する活性ガスの流量が前記上限値未満であると、活性ガスの被照射面の温度が過度に高まることを防止できる。加えて、被照射面が濡れている場合には、被照射面の急速な乾燥を防止できる。さらに、被照射面が患部である場合には、患者への刺激を抑制できる。
なお、プラズマ照射装置200において、照射口1aから照射する活性ガスの流量は、管状誘電体3へのプラズマ発生用ガスの供給量で調節できる。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定するものではない。
凹部111の大きさは、特に制限はなく、例えば、平均的な成人の手の大きさに合せて決定される。
環状部121の大きさ、言い換えれば、環状部121の内側の大きさ(面積)は、特に制限はなく、例えば、平均的な成人の手の指の大きさに合せて決定される。
ローレット131を構成する凹凸の大きさは、特に制限はなく、使用者の手との間に十分な摩擦力が生じるように決定される。
ラバーグリップ141をゴムの材質は、特に制限はなく、使用者の手との間に十分な摩擦力が生じるように決定される。
これにより、照射器具10を持ちやすく、操作性に優れ、使用者が照射器具を持ち替えても、照射器具10を落下することを防止できる。また、定着機構150は、照射器具10の外周面10aから径方向に向けて窪み、照射器具10の短手方向の両側に開口する凹部151,152を備え、凹部151,152は、照射器具10の径方向の内側に向かうに従い長手方向の長さが短くなっているため、照射器具10の表面に付着した汚れが凹部151,152内に溜まり難く、照射器具10の表面に付着した汚れを落としやすい。
使用者は、環状部材162に手の指を挿通することにより、照射器具10を手で把持することを止めても、照射器具10を落下することがない。
これにより、照射器具10を持ちやすく、操作性に優れ、使用者が照射器具を持ち替えても、照射器具10を落下することを防止できる。また、定着機構170は、照射器具10の外周面10aから径方向に向けて窪む凹部171を備え、凹部171は、照射器具10の径方向の内側に向かうに従い長手方向の長さが短くなっているため、照射器具10の表面に付着した汚れが凹部171内に溜まり難く、照射器具10の表面に付着した汚れを落としやすい。
これにより、照射器具10を持ちやすく、操作性に優れ、使用者が照射器具を持ち替えても、照射器具10を落下することを防止できる。また、定着機構180は、照射器具10の外周面10aから径方向に向けて窪む凹部181を備え、凹部181は、照射器具10の径方向の内側に向かうに従い長手方向の長さが短くなっているため、照射器具10の表面に付着した汚れが凹部181内に溜まり難く、照射器具10の表面に付着した汚れを落としやすい。
環状部191の大きさ、言い換えれば、環状部191の内側の大きさ(面積)は、特に制限はなく、例えば、平均的な成人の手の指の大きさに合せて決定される。
この場合、足踏みペダルを操作部とし、例えば使用者が足踏みペダルを踏んだときに、供給源70からプラズマ発生用ガスをプラズマ発生部12に供給する構成を採用すること等ができる。
報知部80や検出部15がなくてもよい。
内部電極は、表面に凹凸を有してもよいし、表面に凹凸を有しなくてもよい。内部電極としては、外周面に凹凸を有する形状が好ましい。
例えば、内部電極の形状は、コイル状でもよいし、外周面に突起、穴、貫通孔が複数形成された棒形状または筒形状でもよい。内部電極の断面形状は、特に限定されず、例えば、真円形、楕円形等の円形、四角形、六角形等の多角形を例示できる。
本発明の治療方法は、生体組織の治癒促進に有効である。本発明の治療方法は、ヒトのみならず、ヒトを除く動物の治療にも有効である。
10 照射器具
11 ノズル
12 プラズマ発生部
13 カバー
100,110,120,130,140,150,160,170,180,190 定着機構
101,111,151,152,171,181,191 凹部
121,191 環状部
131 ローレット
141 ラバーグリップ
161 ストラップ
162 環状部材
200 プラズマ照射装置
Claims (8)
- プラズマ発生部を有し、前記プラズマ発生部にて発生したプラズマおよび前記プラズマによって生じる活性ガスの少なくとも一方を吐出する照射器具と、
前記照射器具の表面に設けられ、前記照射器具を把持する使用者の手を定着させる定着機構と、を備えるプラズマ照射装置。 - 前記照射器具は、長手方向の長さが、該長手方向に直交する短手方向の長さよりも長い長尺状に形成され、
前記定着機構は、前記照射器具の外周面から径方向に向けて窪む凹部を備え、
前記凹部は、前記照射器具の径方向の内側に向かうに従い前記長手方向の長さが短くなる請求項1に記載のプラズマ照射装置。 - 前記定着機構は、前記照射器具の使用者の手の指を挿通する環状部である請求項1に記載のプラズマ照射装置。
- 前記定着機構は、前記照射器具の表面に設けられた微細な凹凸である請求項1に記載のプラズマ照射装置。
- 前記定着機構は、前記照射器具の表面に設けられたラバーグリップである請求項1に記載のプラズマ照射装置。
- 前記定着機構は、前記照射器具の使用者の手の指を挿通する環状部材を有するストラップである請求項1に記載のプラズマ照射装置。
- 前記プラズマ発生部は、誘電体バリア放電により前記プラズマを発生する請求項1〜6のいずれか1項に記載のプラズマ照射装置。
- 前記プラズマ発生部は、窒素ガスを用いて前記プラズマを発生する請求項1〜7のいずれか1項に記載のプラズマ照射装置。
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